Nocturne in the dream/メメント・モリをささぐ (2022/12/17)

SCENARIO INFO

Writer/黒須夜雨子(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/椛田 奏也(ゆっけ)
PC2/豊森 ラム(ミナカミ)

INDEX

1日目アフタープレイ



自室

                Call of Cthulhu
               Nocture in the dream
           第五夜「メメント・モリをささぐ」
KP(ミナカミ)
それでは第五夜「メメント・モリをささぐ」始めていきましょう。よろしくお願いします。
KP(ミナカミ)
祖父との再会と別れの後、椛田の指先には青い電子の残滓が残り、祖父から譲り受けた首飾りはヒビが入っていた。
KP(ミナカミ)
しかし、その後指先や首飾りを調べても何も起こることはなく、あなた達は謎を残したまま日常に戻っていた。
KP(ミナカミ)
そんなある日の朝のことだ。
KP(ミナカミ)
朝の日差しが差し込み、少し冷えた部屋の中で、椛田は軽く身支度を整え、朝食の準備に取り掛かるだろう。
KP(ミナカミ)
今日は和食・洋食どちらの気分ですか?
+  一方雑談窓では
椛田 奏也(ゆっけ)
1d2 和 洋 (1D2) > 2
椛田 奏也(ゆっけ)
ふふふww丁度
KP(ミナカミ)
ふふふww
椛田 奏也(ゆっけ)
気まぐれが重なったwww
椛田 奏也(ゆっけ)
洋食です!オムレツとかかな~~…
KP(ミナカミ)
了解しました。
KP(ミナカミ)
和か洋かは気分で変わるものの、基本的にはいつも通りのルーティンワーク。
KP(ミナカミ)
オムレツを作ろうと卵を割り、
KP(ミナカミ)
硫黄臭が鼻についた。次いで黒ずんだ黄身が視界に入る。
KP(ミナカミ)
買って間もない卵が腐っていたのだ。
椛田 奏也(ゆっけ)
「ん…!!?」
KP(ミナカミ)
試しに他の卵も割ってみるが、全て腐っている。
椛田 奏也(ゆっけ)
「うわっ…なんやこれ…」卵だけ…?冷蔵庫をば 見ます
KP(ミナカミ)
冷蔵庫を開く。
KP(ミナカミ)
そこには作り置きの料理や調味料が並んでいる。いつも通りの光景だ。
KP(ミナカミ)
野菜室も新鮮な野菜が詰まっている……が、
KP(ミナカミ)
青々とした野菜は触れた途端に色を失い、張りを無くして腐ってしまう。
KP(ミナカミ)
その様子を見て、あなたは理解するだろう。
KP(ミナカミ)
卵は前から腐っていたのではない。あなたが触れた瞬間に腐ったのだ。
KP(ミナカミ)
★正気度喪失【1D3/1D5】
椛田 奏也(ゆっけ)
「…!!」自分の手を見…
椛田 奏也(ゆっけ)
CCB<=73 SANチェック (1D100<=73) > 41 > 成功
椛田 奏也(ゆっけ)
1d3 (1D3) > 2
system
[ 椛田 奏也(ゆっけ) ] SAN:73 → 71
椛田 奏也(ゆっけ)
「これのせいか…?」コスコス…指先をこすり合わせる
KP(ミナカミ)
指先は相変わらず青い光を宿したままだ。
KP(ミナカミ)
家具や家電、作り置きの料理、そして言うまでもなくあなた自身は触れてみても何も起こらない。
KP(ミナカミ)
卵や野菜、部屋に花を飾っているのなら、それも触れると枯れたり腐ったりしてしまうようだ。
椛田 奏也(ゆっけ)
「うわ…どないしよ」影響の出る仕事はしていないものの普通に不便だ
KP(ミナカミ)
どうしたものか……と考えていると、インターホンが鳴り、それと同時に玄関のドアが開く。
豊森 ラム(ミナカミ)
「おはよー。卵あったらちょうだい。あと玄関鍵忘れてんで」 などと言いながらのこのことやって来るのは部屋着の豊森だ。
椛田 奏也(ゆっけ)
は…そちらを見…「あ、ら、ラムちゃん…。」
豊森 ラム(ミナカミ)
「? なにこの臭い。お腹の調子でも悪いん?」 腐った卵の匂いがね……
椛田 奏也(ゆっけ)
「誰がヘコキマンや、ちゃうちゃう 聞いてえ~」💦
椛田 奏也(ゆっけ)
「おれが触ったら腐ってもうてん、ほら 見て」手をずい
豊森 ラム(ミナカミ)
「なになに?」 スススと近づいてくる
椛田 奏也(ゆっけ)
「これのせいかも・・・・・・ どないしょ~・・・・・」青い指先を見せて 困る
豊森 ラム(ミナカミ)
「えー。今まで普通……っていうか、暗い時に手元見えて便利やったのになあ」
KP(ミナカミ)
指先を見て2人で首を傾げる。まるで原因が分からない。
KP(ミナカミ)
そこに、唐突に部屋の中に声が響く。
NPC(ミナカミ)
「椛田奏也、23歳男性。豊森ラム、23歳女性」
NPC(ミナカミ)
「相違ないな?」
KP(ミナカミ)
その声は椛田の祖父のように思えた。
椛田 奏也(ゆっけ)
「な…」声が同じだ でも…
「だ、誰や…!?」
豊森 ラム(ミナカミ)
「……んん? なんか……」 首を傾げた
KP(ミナカミ)
声は確かに祖父のものである。しかし、話し方が違う。
KP(ミナカミ)
祖父の声にはあたたかな温度があった。今の声には、それがない。これは、本当に同じ人物なのか?
KP(ミナカミ)
2人は〈聞き耳〉を振る。
椛田 奏也(ゆっけ)
聞き分けたる…
椛田 奏也(ゆっけ)
CCB<=80 聞き耳 (1D100<=80) > 5 > 決定的成功/スペシャル
豊森 ラム(ミナカミ)
ccb<=80 聞き耳 (1D100<=80) > 78 > 成功
KP(ミナカミ)
おじいちゃんっ子!!
椛田 奏也(ゆっけ)
スッゲ!じいちゃんはそんな喋り方せんのや!!
KP(ミナカミ)
2人は気付く。この声は直接近くにいて聞こえているものではない。電話などの通信端末による通話に似ている気がする。
KP(ミナカミ)
しかし、携帯などの身近な通信端末はどことも繋がっていない。
KP(ミナカミ)
どこから声がするのか……〈目星〉が必要だが、聞き耳CTのため自動成功。
椛田 奏也(ゆっけ)
ウオオッ…
椛田 奏也(ゆっけ)
「…!?」携帯を確認するけど通話中じゃない 「どっかにおるのか…?」きょろ…
KP(ミナカミ)
椛田は、祖父の遺品……首飾りが目に入った。
KP(ミナカミ)
ヒビが入った部分に青いラインが鮮やかに走っている。
KP(ミナカミ)
あなたは直感的に、ここから声が聞こえるのだと気づくだろう。
椛田 奏也(ゆっけ)
「まさか…」「…うわ…!」首飾りを持って軽くショックをうける
豊森 ラム(ミナカミ)
どこから声がするのだろうとベッドの下を覗き込んだりしていた
豊森 ラム(ミナカミ)
「? そこから声するん?」
椛田 奏也(ゆっけ)
コクリ… 「なんなんやろ…」
NPC(ミナカミ)
「誰だ、か……。椛田 賢生と言えばお前にも理解できるだろうか」 首飾りからそんな声が響く。
椛田 奏也(ゆっけ)
「う、嘘つくなや!似とるけど…全然ちゃうわ…!」ウオ 喋った…!
椛田 奏也(ゆっけ)
といいつつ祖父の声なのだ ウウ
椛田 賢生(ミナカミ)
「全然違う、か。私と彼は似ていると思ったが、その実全く異なるものだったのだな」
椛田 賢生(ミナカミ)
「私は、お前の祖父の肉体の持ち主だった。そう言えば理解できるか?」
椛田 奏也(ゆっけ)
「ウ……」
豊森 ラム(ミナカミ)
「そっちの方のおじいちゃん……」
椛田 奏也(ゆっけ)
「何の用やねん…。」
椛田 賢生(ミナカミ)
「実験だよ」
椛田 奏也(ゆっけ)
「は……?」
椛田 賢生(ミナカミ)
「私は、『人間は愛情というものの為にどこまでできるのか』を調べていてね」
椛田 賢生(ミナカミ)
「今、お前の手は、触れるもの全ての命を奪う」
椛田 賢生(ミナカミ)
「あることを実行してくれれば、それを解除してあげよう」
椛田 奏也(ゆっけ)
命を そう聞いて咄嗟に手をポケットに突っ込みつつ
椛田 奏也(ゆっけ)
「あることって何?」
椛田 賢生(ミナカミ)
「お前の大事なモノをひとつ、犠牲にしろ」
椛田 賢生(ミナカミ)
「お前は、今のままの状態では普通に生きていくこともままならない」
椛田 賢生(ミナカミ)
「そんな状態で、人間としてどういった選択を選ぶのか」
椛田 賢生(ミナカミ)
「そばにいる豊森ラムを殺害するのか、それとも己の日常を捨てるのか」
椛田 賢生(ミナカミ)
「いっそ自身の命を止めてしまうのかもしれない」
椛田 賢生(ミナカミ)
「愛はどこまで許されるのか。愛は自己犠牲なのか。愛は自己満足なものなのか」
KP(ミナカミ)
つらつらと言葉を重ねる祖父の声からは、愛情など一切無いことが伝わってくる。
KP(ミナカミ)
彼は喜々として告げてくるのだ。
椛田 賢生(ミナカミ)
「さぁ、理想の終わりを迎えてくれ」
豊森 ラム(ミナカミ)
「……椛田、くん……」 不安げに椛田を見上げる
椛田 奏也(ゆっけ)
「はあ……?」
椛田 奏也(ゆっけ)
「そんなん…。そんなんできるわけないやろ…」
「… ラムちゃん安心し、おれは君になんもせんから」
豊森 ラム(ミナカミ)
「でも……それやったら、椛田くんがあかんやろ」
椛田 奏也(ゆっけ)
「…」「ちょっと……… 不便なるだけや…」
椛田 奏也(ゆっけ)
「仕事は…できるし………。」
椛田 奏也(ゆっけ)
「……」ふるふる首を振って 「…うん、やっぱ無理 無理無理無理…」
「こんなことで人は傷つけられへん」
豊森 ラム(ミナカミ)
「ちょっとどころちゃうやろ。一生ヘコキマンやし、仕事中に誰かにうっかり触ったらアウトやで」
豊森 ラム(ミナカミ)
「かといってうちも死にたないしなあ……」 うーん
椛田 奏也(ゆっけ)
こくり……頷く。
椛田 奏也(ゆっけ)
「どないしたら…」
KP(ミナカミ)
豊森を殺すことはできない。かといって、このままではまともな生活を送ることなどできない。
KP(ミナカミ)
……不意に、小指の爪に張り付いたままの電子データがノイズを発生させる。
KP(ミナカミ)
途端、部屋に響いていた祖父を名乗る人物の声が、まるでボリュームを下げたかのように小さくなっていく。
椛田 奏也(ゆっけ)
「…… ん…?」
KP(ミナカミ)
少しすると、祖父の声が再び聞こえてくる。
椛田 賢生(ミナカミ)
「……どうだろう。こちらの声は、聞こえているかな?」
NPC(ミナカミ)
それは、椛田にとって聞き覚えのある、穏やかな口調だった。
椛田 奏也(ゆっけ)
「…!!」
椛田 賢生(ミナカミ)
「話は聞こえていたよ。彼は、とんでもないことをしてくれたね」
豊森 ラム(ミナカミ)
「あ」 「ほんまもんのおじいちゃんや」
椛田 奏也(ゆっけ)
「じいちゃん………!」
椛田 奏也(ゆっけ)
「じいちゃんどないしよう、おれ… 何もでけへん」
椛田 賢生(ミナカミ)
「優しい奏也のことだから、お友達のお嬢さんを犠牲にすることなんて出来ないだろう。それを見越してあの提案だから、彼は意地悪だね」
椛田 賢生(ミナカミ)
「一つ、選択肢を増やそう」
椛田 賢生(ミナカミ)
「この首飾りを破壊するんだ」
椛田 奏也(ゆっけ)
「…!」
椛田 賢生(ミナカミ)
「彼は時間も場所も大きく離れた場所にいる」
椛田 賢生(ミナカミ)
「彼がお前に干渉できているのは、この首飾りを利用しているからだ」
豊森 ラム(ミナカミ)
「でも、それって」 首飾りと椛田くんを交互に見た
椛田 奏也(ゆっけ)
「………」「こ、これを……  …壊す……」
椛田 奏也(ゆっけ)
首飾りをぎゅうと握りしめた
これは… きれいだからほしいと幼いころにワガママで祖父にねだって、
椛田 奏也(ゆっけ)
”そうだなあ じゃあ、こんどのコンクールで一位をとれたら”
”ほんま?約束やで!”
”一位はとっても大変だよ?”
”おれがんばるもん!”
椛田 奏也(ゆっけ)
…なんて…… 思い出していた
きらきらのトロフィーをもって、手を繋ぎながら帰る道に 嬉しそうに遠くを見ていた祖父の顔を今でも覚えている。
椛田 奏也(ゆっけ)
(あれ結局1位は取れんかったんよな…)
(でも”がんばったね”いうて…)
椛田 奏也(ゆっけ)
「……」はあ ため息「しんど…」ちょっと小さく漏らして でも
椛田 奏也(ゆっけ)
「分かった…………」
「じいちゃんが言うなら それでラムちゃんもおれも助かるなら」
椛田 奏也(ゆっけ)
「─そうするわ。」
壊す… 机に置いてある 飾りのメトロノームを手に取った。これは重いから、これで叩けば壊せる。
椛田 賢生(ミナカミ)
「……うん、それでいい。こうして話をできているのがおかしなことで、あるべき状態に戻るだけのことだ」
椛田 賢生(ミナカミ)
「多分、もうお前と話をすることはできない。これで本当にお別れだ」
椛田 賢生(ミナカミ)
「彼がお前達に干渉する術はなくなるし……それに」
椛田 賢生(ミナカミ)
「私の自惚れでなければ、これも『大事なモノをひとつ犠牲にする』という条件に当てはまっているはずだ。彼も文句は言えまい」
椛田 奏也(ゆっけ)
「…うん。」「認めてまうのは…やっぱさみしいけど」苦笑い
豊森 ラム(ミナカミ)
「…………」 それでええの? と口にすることは出来なかった。だからと言って自分の命を犠牲に出来るような人間ではない。ただ椛田を見守っている。
椛田 奏也(ゆっけ)
「おれもう大人やもん、ええ加減じいちゃん離れせななって事なんかも」
─────とは、いえ。
「…… そう おれはもう大人で。こないな事があるまで…こんなにじいちゃんの事を考えたのんて正直 久々やったから…」
椛田 奏也(ゆっけ)
へにゃ笑う。
「バチ当たったんかも」毎日忙しくて 
「けどこないな事故みたいな出来事ででも…」「もういっぺん話せて嬉しかったで、じいちゃん。」
椛田 奏也(ゆっけ)
「じいちゃんの宝物、くれてありがとな」
「ほんで…壊してごめんな。」
椛田 賢生(ミナカミ)
「ああ、私もお前と久しぶりに話せて嬉しかったよ」 ふふ、と小さな笑い声をこぼす。
椛田 賢生(ミナカミ)
「今まで、大事にしてくれてありがとう」
椛田 賢生(ミナカミ)
「……さようなら」
KP(ミナカミ)
それきり、首飾りから声が聞こえなくなる。椛田の決心が鈍らないように、だろう。
椛田 奏也(ゆっけ)
「うん」と頷いて
「… ばいばい、じいちゃん」
椛田 奏也(ゆっけ)
いつも、祖父の家を出るときにそう言っていた。
さよならを告げて 置物を振り上げる
椛田 奏也(ゆっけ)
そのまま力を込めて、叩きつけるみたいに振り下ろした。
KP(ミナカミ)
置物を振り下ろせば、十年以上大事にしてきた首飾りは思ったよりも呆気なく形を失う。
KP(ミナカミ)
ザザ、とノイズが走る音がして、
椛田 賢生(ミナカミ)
「くそっ、余計な真似を……」
椛田 賢生(ミナカミ)
「だが、これも条件に当てはま――」
KP(ミナカミ)
温度のない声はぶつりと途切れる。
KP(ミナカミ)
それと同時に、椛田の指先に宿っていた青い光も消え失せるだろう。
椛田 奏也(ゆっけ)
「…!」
豊森 ラム(ミナカミ)
「……これで、ええんかな?」
椛田 奏也(ゆっけ)
試しに…冷蔵庫を開けて、まだ触ってなかった食材を触る
KP(ミナカミ)
まだ無事だった野菜に触る。
KP(ミナカミ)
すると、色を失い腐る……ということもなく、みずみずしさを保ったままだ。
KP(ミナカミ)
戻ったのだという安心感。
KP(ミナカミ)
肩の力が抜けると同時に、2人の腹がぐうと鳴る。そういえば、朝食をまだ食べていなかった。
椛田 奏也(ゆっけ)
「はあ……。」「…良かった、なんとか。」ぱたん…と冷蔵庫を閉じれば ぐうと鳴る。
豊森 ラム(ミナカミ)
「セーフ?」 椛田くんの顔を覗き込んだ
椛田 奏也(ゆっけ)
「おん、ほら。この通り」肩をぽんっ
豊森 ラム(ミナカミ)
「おおー」
豊森 ラム(ミナカミ)
ぽんした手を取って、手のひらや指をサワサワした
椛田 奏也(ゆっけ)
「大丈夫やろ?」くすぐったい
豊森 ラム(ミナカミ)
「ん。椛田くんの手かっこええから、また触れてよかった」
椛田 奏也(ゆっけ)
キョト…
椛田 奏也(ゆっけ)
「あはは せやろせやろ。」
豊森 ラム(ミナカミ)
「あと、チーズオムレツ食べられへんなるのも嫌やったし」 うむうむ
椛田 奏也(ゆっけ)
「すっかりお抱えシェフやからな~おれ」
椛田 奏也(ゆっけ)
ふふ「まぁけど、おれも安心したわ。どーなるかと思ったけど。」
椛田 奏也(ゆっけ)
「あ タマゴ借りに来たんやったっけ。全滅してもうたんよねえ」うーむ
豊森 ラム(ミナカミ)
「そうなんよなあ。しゃーないから卵抜きで済ませよかな」
豊森 ラム(ミナカミ)
「ていうか野菜もだいぶ死んでるし、椛田くんの朝ごはんの方がヤバない?」
椛田 奏也(ゆっけ)
「そぉなんよねえ」言って ススス と揉み手の構えをし
椛田 奏也(ゆっけ)
「……今日はラムちゃんちでゴチんなってもええ?」
豊森 ラム(ミナカミ)
「んー」 腕を組んでわざとらしく長考して
豊森 ラム(ミナカミ)
「しゃーないなあ。食パン5枚切りのでええよな?」 ヘイカモン! と玄関に向かっていった
椛田 奏也(ゆっけ)
「お~感謝します、カミよ~!」🌸 追おうとし…
椛田 奏也(ゆっけ)
ふと 机の上の、粉々になった首飾りに目をやって
破片をひとところに集める
椛田 奏也(ゆっけ)
(あーあ…めちゃめちゃや) 「…」
「助けてくれてありがとな、じいちゃん」
椛田 奏也(ゆっけ)
「おれ今日も、楽しんでくるよ。」そう言って ラムちゃんを追いかけるのでしょう…!
KP(ミナカミ)
いってらっしゃい、と祖父の声が聞こえた気がした。
KP(ミナカミ)
それは、首飾りが起こした最後の奇跡なのか、あなたの心の中の祖父がそう言ったのか。
KP(ミナカミ)
粉々になった首飾りを見る度に、一抹の寂しさを抱くかもしれない。
KP(ミナカミ)
それでも生きていれば、祖父と過ごした日々は形が無くてもあなたの胸に残り続けるだろう。
                Call of Cthulhu
               Nocturne in the dream
           第五夜「メメント・モリをささぐ」
KP(ミナカミ)
これにて、第五夜「メメント・モリをささぐ」終了となります。お疲れ様でした!
椛田 奏也(ゆっけ)
お疲れ様でした…!!!!!!!!!!!!!!!!
椛田 奏也(ゆっけ)
じいちゃ……。
KP(ミナカミ)
じいちゃんはお前のことを見守っているからね……
椛田 奏也(ゆっけ)
ジイチャ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
椛田 奏也(ゆっけ)
祖父との2度の別れ エン…