セント・クレメンツの鐘を鳴らせ (2020/08/08)

SCENARIO INFO

Writer/ハッカあめ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
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PLAYER

KP/梟
PC1/樒宮 彩加(梟)
PC2/筧 北都(ミナカミ)

INDEX

1日目アフタープレイ

導入

黒く黒く、蠢くもの。
それは貴方のすぐ近くで。
けれど決して触れることのできない、貴方の、すぐ近くで。

CoC《セント・クレメンツの鐘を鳴らせ》
KP(梟)
夏も盛り、街並みがアスファルトの陽炎にゆらゆらと揺れていそうな八月。
KP(梟)
繁華街の一画に診療所を構える貴方は、日暮れとともに本日の営業をのんびりと開始している頃合いです。
KP(梟)
日が暮れても熱気の消えない日が続き、最近は「なんだか漠然と体調が悪い」と言って来院する患者もどんどん増えている。
KP(梟)
めまいか何か、ふとした瞬間に意識を失ってバタン!と倒れてしまうケースも多いと、貴方も知っている。
KP(梟)
そんな折、次の患者が来院します。そっとドアを開けて、ぬっ…と黒っぽい人影が診察室に入ってくる。
樒宮 彩加(梟)
「…こんにちは。もうこんばんはですが」 どうも…(ぺこ
筧 北都(ミナカミ)
KP、一応確認なんですが、筧と樒宮さんって前々からの知り合いで大丈夫でしたっけ?
KP(梟)
それで大丈夫です!キャラシに載ってる情報も知っててOKです
筧 北都(ミナカミ)
了解しました! 「こんばんは、樒宮君。今日はどうしましたか」 同じテンションでぺこ……と返します
樒宮 彩加(梟)
「最近寝つけなくて。食欲もあまりなく」 いつも溌剌とはしてないが
KP(梟)
フレーバーですが<医学>どうぞ 診療タイム
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=75 医学
Cthulhu : (1D100<=75) → 97 → 致命的失敗
筧 北都(ミナカミ)
飛ばしてますね
KP(梟)
飛ばしてる!!!!
KP(梟)
FBも伸びるからチェックどうぞ…!
筧 北都(ミナカミ)
やったぜ
KP(梟)
FBなので次振る技能は-10でお願いします 急に椅子から転げ落ちたりはしなかった。
筧 北都(ミナカミ)
やさしい。よく分からないので「夏バテですかねえ。黒い服を着てるから余計に熱を吸収するんですよ」とか適当に言ってます
樒宮 彩加(梟)
「この服にそこまで効果が…」 自分の服見下ろした 「真昼間に外には出ないようにしてるんですけどね。」
KP(梟)
とりあえず夏バテと見てざっくり生活指導とか ビタミン剤処方してちゃんと栄養摂るんですよとかそんな感じで診察を進める。
筧 北都(ミナカミ)
「夜間に熱中症になることもよくありますから」 ざっくり診察診察
樒宮 彩加(梟)
「寝てる間に煮えてしまうのは嫌ですねえ。」 あんまり綺麗じゃないし…とつぶやきつつ
樒宮 彩加(梟)
「最近増えてるみたいですしね。急に倒れて意識不明で救急車呼ばれて…っていう方が。」
樒宮 彩加(梟)
「ここに来る途中でも救急車を見かけましたけど、そうならないようにしたいものです。」
筧 北都(ミナカミ)
「物騒な世の中になりましたね。さっき言った通りにして、気を付けてくださいね。救急搬送代もシャレになりませんから」
樒宮 彩加(梟)
「はい。気を付けます。」
KP(梟)
ではそんなところで、<聞き耳>どうぞ
筧 北都(ミナカミ)
親からもらった聴力しかないんだよなあ! 振ります!
KP(梟)
GO!
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=25 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=25) → 27 → 失敗
筧 北都(ミナカミ)
親ーーーーーーーーーーー!!!!!!
KP(梟)
おっしい
KP(梟)
では、ふと嗅ぎ慣れない香りを感じる。柑橘系のような爽やかな香りだったが、心当たりがない。
筧 北都(ミナカミ)
「…………?」 鼻をスンスンした 「樒宮君、香水付けてます?」
樒宮 彩加(梟)
「いいえ、私はなにも…強いて云うならお線香だと思いますけど」 言われて一緒にスンスンした 首を傾げている
KP(梟)
樒宮が不思議そうな顔をした、それと同時に。
KP(梟)
ふっ、と貴方の視界が暗くなる。
KP(梟)
目の前でゆらゆらと陽炎のように樒宮の姿が揺れ、明滅を繰り返す。
KP(梟)
筧さん?と樒宮が覗き込んだのを最後に、貴方の意識はコトリと闇に落ちた。
KP(梟)
KP(梟)
KP(梟)

見知らぬ部屋

KP(梟)
……貴方はハッと目を覚ます。そこは見知らぬ寝台の上だった。
KP(梟)
辺りを見回せば、蝋燭の灯りの中に見たこともない部屋がぼんやりと浮かび上がっていた。
KP(梟)
いったい自分はどうしたのだったか…覚醒しきらない頭で考える。
KP(梟)
しかし貴方が状況を理解するよりも早く、部屋に声が響く。
KP(梟)
それは、貴方の存在そのものを震わせるような、ひどく魅力的な声だった。
KP(梟)
『目が覚めた?気分はどう?レモンちゃん』
KP(梟)
『さあ、あなたに仕事をあげます。蝋燭を持って、さっさと食事の準備をなさい!完璧に!』
KP(梟)
甘く響くその声に、妙な胸騒ぎがする。奇妙で不可解な状況に<SANチェック 1/1d3>
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=80 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=80) → 35 → 成功
筧 北都(ミナカミ)
80→79
KP(梟)
では-1 エッと思ったがそこまで動揺は表に出ない。
筧 北都(ミナカミ)
「悪くない目覚めですが、レモンちゃんと呼ばれるのは流石に初めてですよ」
筧 北都(ミナカミ)
ノソ……と寝台から降りて部屋を見回してみたいです
KP(梟)
では、ざっくりわかる範囲を描写します。
見回した部屋は薄暗く、黒々とした影が床を覆っている。
貴方が目覚めたのは、二つの寝台が並んだ薄暗い部屋。
扉や窓はなく、床も天井も、不気味な暗がりに沈んでいるように見える。
部屋の中央には大きなテーブルがあり、持ち手のある燭台の蝋燭が煌々と明かりを放っている。
これがこの部屋唯一の光源だ。
その向こう側の壁には、幾つかの紙が乱雑に貼られているのが見えた。
部屋の中は暗く、燭台を持ち歩かなければろくに見回すことも難しいとわかる。
KP(梟)
ざっと見回せば、弱々しい光源で照らされた隣のベッドにも、誰か眠っていることに気が付くでしょう。
筧 北都(ミナカミ)
ホホン 早速隣のベッドを覗き込みましょう。服装が暗闇に同化してない? 大丈夫?
KP(梟)
してるしてる。黒髪と服装でわかりにくいが、白い肌がほんのりと光を返した。
KP(梟)
おや…と見ていると、んん…と呻くような声がして彼女が目を覚ます。
樒宮 彩加(梟)
「…………。」
筧 北都(ミナカミ)
「気分はどうですか? レモンちゃん」
樒宮 彩加(梟)
「………?…」 ハッ… 「筧さん…?…なんですかレモンちゃんって。」
樒宮 彩加(梟)
言いながらのそ…と起き上がる
筧 北都(ミナカミ)
「目が覚めた時に誰かからそう言われたものですから、樒宮君にも同じように言う方が良いかと思いまして」
筧 北都(ミナカミ)
「仕事をあげるから蝋燭を持って完璧に食事の準備をしろ、とも言ってました」
樒宮 彩加(梟)
「気分は…普通です。とりあえず」 答えてから 「誰かから。ほかにどなたかいらっしゃるんですか。」 きょろ…
樒宮 彩加(梟)
「食事の準備。こんなところで。」 まあ…。
筧 北都(ミナカミ)
「仕事をあげるからというか、食事の準備自体が仕事ですかねえ」 うーんと自分の発言を顧みたりした
筧 北都(ミナカミ)
「なかなかに良い声をお持ちの方でしたよ。姿までは見てませんが」
樒宮 彩加(梟)
「良い声…ですか。私は全然気づきませんでしたねえ。起きて最初に聞いたのは貴方の声でしたし。」
樒宮 彩加(梟)
「ともかくあれを持って、さっさと準備をしなさい、ということなんですね。」 テーブルの燭台を眺めながら
筧 北都(ミナカミ)
「それはまた、悪い目覚めでしたね」
筧 北都(ミナカミ)
とりあえず燭台を観察してみて、特に変わったところがなければ持ちたいです
KP(梟)
では燭台を取りに、テーブルまで近づいてみる。
KP(梟)
食卓机のような木製の広いテーブルに近づくと、貴方の耳にまた声が聞こえてきた。
KP(梟)
『そう、いい子だねレモンちゃん』
KP(梟)
『食事の支度をして、あなたとお友達、コップ1杯ずつ飲み干しなさい』
KP(梟)
『いくら不出来なレモンちゃんでも、それくらいできるでしょう!』
筧 北都(ミナカミ)
「……ですって」 と適当な空間を指さした
樒宮 彩加(梟)
「…? 何か聞こえましたか。」
筧 北都(ミナカミ)
「食事の支度をして、友達と一緒にコップ一杯ずつ飲み干せと」 「まさか樒宮君には聞こえていないんですか」
樒宮 彩加(梟)
「ええ、何にも。静かだなあと思っていました。」 頷く
筧 北都(ミナカミ)
「つまりレモンちゃんは私だった……? まあともかく、さっき言ったことが聞こえまして」
筧 北都(ミナカミ)
「オレンジちゃん宛の言葉とか聞こえてないんですか」
樒宮 彩加(梟)
「筧さんがレモンちゃんなら私がオレンジちゃんですかね。何も聞こえていませんよ。」
樒宮 彩加(梟)
「食事の支度というのは自分たちの…なんですかね。よくわからない指示をされたものです。」
筧 北都(ミナカミ)
「注文の多い料理店のような雰囲気もありますね」 言いつつ燭台を取りましょうか
KP(梟)
では、テーブルの上の手持ち燭台に乗った蝋燭を取る。隣には籐製のバスケットが置かれていた。
KP(梟)
では手に取りつつ<目星>どうぞ
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 26 → 成功
KP(梟)
安定
筧 北都(ミナカミ)
老眼にはまだ早い
KP(梟)
ではその燭台の台座には、英語の文章が彫られていることに気づきます。
KP(梟)
「Here comes a candle to light you to bed.」(貴方を寝台へ案内する蝋燭が来たよ)と彫られている。
KP(梟)
この文章について、さらに<英語/人類学/知識の半分>が振れます
筧 北都(ミナカミ)
英語より知識の半分の方がギリ高いな……知識半分で
KP(梟)
どうぞ!
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=(75/2) 知識
Cthulhu : (1D100<=37) → 34 → 成功
KP(梟)
素晴らしい
筧 北都(ミナカミ)
英語なら失敗してた……
KP(梟)
では、これがマザーグースの『Oranges and Lemons(オレンジとレモン)』の一節だと気づきました。
KP(梟)
「”オレンジとレモン”と、セント・クレメンツの鐘が鳴るよ」から始まる遊び歌があったな、とぼんやり思い出す。
筧 北都(ミナカミ)
「Here comes a candle to light you to bed.」 無駄にそれっぽくいい発音で読んでみた
樒宮 彩加(梟)
「なにかありましたか。」 イイ発音でちょっとびっくりした
筧 北都(ミナカミ)
「燭台の台座にそう彫られていたものですから。マザーグースの『オレンジとレモン』の一節ですね」
樒宮 彩加(梟)
「…………まさか本当にオレンジちゃんなんですかね。」 先生の顔と燭台眺めてる
筧 北都(ミナカミ)
「『"オレンジとレモン"と、セント・クレメンツの鐘が鳴るよ』から始まる遊び歌だとかそうじゃないとか」
筧 北都(ミナカミ)
「私がレモンちゃんなんですから、消去法でそうなる可能性はありますよ」
樒宮 彩加(梟)
「………ああ、たしかいろんなところの鐘が鳴る詩ですね。」 雑な覚え方してる
樒宮 彩加(梟)
「私たちがオレンジとレモンだったとして、一体なんなんでしょうね…不思議なとこに来てしまいましたね。」
筧 北都(ミナカミ)
「その鐘が鳴る前に帰らないと友人が処刑されるんでしたっけ」 とりあえず燭台……持ちましょうか……
筧 北都(ミナカミ)
「悪趣味な誘拐なんですかねえ。心当たりはあります? 私は山のように」
KP(梟)
ではそんなところで、燭台は以上です。持って移動するなら目星にマイナスはかかりません。
樒宮 彩加(梟)
「山のように」 復唱
樒宮 彩加(梟)
「私は…どうでしょうね。そもそもお客様は既にご遺体なもので。」 うーん…と首を傾げている
筧 北都(ミナカミ)
「なら幽霊の仕業もあり得ますね」
筧 北都(ミナカミ)
じゃあテーブルの上の籐製のバスケットを調べてみるかな……
樒宮 彩加(梟)
「あら意外。そういうの信じる方ですか。」 そうは見えないと言外に言っている 
KP(梟)
はーい、ではバスケットいきましょう
KP(梟)
バスケットを覗いてみると、中には小さめの硝子コップが2つ、鋭い果物ナイフ、冷たい水で満たされた硝子瓶。それから
KP(梟)
皿の上にギザギザのドームがついたスクイーザー(レモン絞り器)、マドラー、そしてオレンジとレモンの果実が1つずつ入っている。
KP(梟)
いずれも埃を被ったりはしておらず、果実は瑞々しい。
KP(梟)
さらに<目星>どうぞ
筧 北都(ミナカミ)
「いた方が面白いとは思いますよ」 目星はい!
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 85 → 失敗
KP(梟)
おしい!
筧 北都(ミナカミ)
おしいな~!
KP(梟)
ではとりあえず、バスケットに色々と入っていることはわかりました。
樒宮 彩加(梟)
「コップ一杯飲んで…というのはこれのことですかね。」 一緒に眺めつつ
筧 北都(ミナカミ)
「果物に、ナイフに、グシャッとするやつに、コップに、水……」
筧 北都(ミナカミ)
「果物を潰して水と混ぜるんですかね」
樒宮 彩加(梟)
「非常に簡易版のジュースでも出来るんでしょうかね。」 
筧 北都(ミナカミ)
「分量を間違えたら貧乏な家庭のカルピスみたいになりそうですね」
樒宮 彩加(梟)
「ええ。寂しい味わいになりそうです。」
筧 北都(ミナカミ)
「不出来なレモンちゃんに何も見ずにジュースを作れと言うのは酷な話です。レシピでも探しましょうか」
筧 北都(ミナカミ)
紙が貼られてる壁の方を見に行けますか?
樒宮 彩加(梟)
「レシピがあれば飲めるものができそうですね。」 言いつつ
KP(梟)
はーい、じゃあテーブルから移動して壁のほうへ行きましょう。
KP(梟)
燭台を持って近づくと、様々な本から剥がされたであろうページが、画鋲で壁に留められていることがわかる。
KP(梟)
それを眺めていると、貴方の耳にまた声が聞こえる。
KP(梟)
『食事の準備は順調?レモンちゃん』
KP(梟)
『我々は完璧なものが好きです。これだけ言えばわかりますね?』
筧 北都(ミナカミ)
「食事とかカロリーメイトとビタミン剤あたりでいいでしょうに」
樒宮 彩加(梟)
「………。」 独り言かしら 「青汁も飲んでおくとバランス自体はいいですね。」うんうん
筧 北都(ミナカミ)
「声だけの人、完璧な食事を用意しないと我々をミキサーにかけて青汁みたいに飲むつもりみたいですよ」
樒宮 彩加(梟)
「ええ………。」 嫌そうな顔した 「それは困ります。ちゃんと用意しないといけませんね…。」
筧 北都(ミナカミ)
「これが注文の多い料理店パターンなら、完璧なものを用意したらそれはそれで我々が青汁になるんですがね」
筧 北都(ミナカミ)
適当なことを言いながら壁に留められたページの数々を見ています。レシピなど何か目につくものはありますか?
樒宮 彩加(梟)
「困りましたね。私たちには猟犬なんていないというのに…」 逃げ場無し…ってぼやいてる
KP(梟)
では先に、とりあえず目についたものから描写します。
KP(梟)
なんとなし眺めていると、レシピ本、語学本のページが貼られていることに気が付く。
KP(梟)
レシピ本『栄養たっぷり毎日おやつ』と、語学本『よくわかる英語スラング集』の頁のようでした。それぞれ読めます
筧 北都(ミナカミ)
オッでは無遠慮にジロジロ眺めてそれぞれ読んでいきましょう
KP(梟)
では順番でいいかな レシピ本から出しましょう
・レシピ本『栄養たっぷり毎日おやつ』
柑橘ジュースのページが貼られている。
ただオレンジやレモンを二つに切って絞り、水や炭酸水で割るだけ。レシピと呼んで良いのかすら怪しいものだ。
コップ1杯のジュースを作るのに、果実1つ分が必要となる。
スクイーザーを使う際、果実は横切りよりも縦切りにすること、少し揉んでから絞ることがうまく絞るコツだと書かれている。
KP(梟)
さらに<目星>どうぞ
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 29 → 成功
KP(梟)
下げてきた!
筧 北都(ミナカミ)
٩('ω')و
KP(梟)
ではさらに「レモンなどの酸っぱくて飲みにくいものは、溶かしたグラニュー糖や蜂蜜を適量混ぜると良い」と書かれているのも見つけた。
KP(梟)
レシピ本は以上です。
筧 北都(ミナカミ)
「ドンピシャでそれっぽいレシピがありますね」 とレシピが貼られているところを指さして共有します
樒宮 彩加(梟)
「上手に作りなさいという圧を感じますね…。」 ふむふむと眺めつつ
樒宮 彩加(梟)
「まあ…とりあえず、作るだけなら作れそうですね。」 薄いカルピスにならないといいな
筧 北都(ミナカミ)
「酸っぱいものにはグラニュー糖やはちみつを適量……適量ってよく分かりませんよね」
筧 北都(ミナカミ)
語学本のページも読みとうございます
樒宮 彩加(梟)
「グラムとかミリリットル単位で書いてくれないと加減しかねますね。」 
KP(梟)
はーい、では続けて語学本
KP(梟)
・語学本『よくわかる英語スラング集』
KP(梟)
単語ごとにスラングを解説している本のようだ。“L”のページが貼られている。
KP(梟)
<図書館/アイデア>が振れます
筧 北都(ミナカミ)
アイデアの方が高いんだよなあ アイデアいきます!
KP(梟)
どうぞ!
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 42 → 成功
KP(梟)
成功
KP(梟)
ではLのページが貼られているのを見て、ふとLemonを思い浮かべる。探してみれば、やはり意味が載っていた。
“英語の”Lemon”には果物のレモン以外に、欠陥品、不良品、役立たず、馬鹿者などという意味がある。”
“レモンは他の果実と違い、レモンひとつだけでは酸っぱすぎて食べられないから”
“その見た目だけでは酸っぱさがわからないからなど、理由には諸説ある。”
KP(梟)
語学本は以上です。
筧 北都(ミナカミ)
「レモンちゃん……」 ショモ……
樒宮 彩加(梟)
「まあ……。」 スラング…… 「随分な呼び方をなさるんですね…その声の方は。」
筧 北都(ミナカミ)
「事実ですが他人から言われると繊細な心が砕け散ります」
樒宮 彩加(梟)
「他人にそう呼びかけるんですから、どれだけ大層な方なんでしょうね。」 元気出して先生…
筧 北都(ミナカミ)
「ともかく、完璧なものがお好みならレモンのジュースは作らない方がいいんですかね」
筧 北都(ミナカミ)
燭台を上に掲げたり下に持っていったりして壁の貼り紙をウロウロと眺めてます
樒宮 彩加(梟)
「何をもってして完璧なのかわかりかねますね…。他人にやり方を指示するときはマニュアルを整備すべきです」
KP(梟)
ではうろうろしつつ<目星/図書館>好きなほうどうぞ
筧 北都(ミナカミ)
同値! 図書館いこう!
KP(梟)
DO!
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) → 9 → スペシャル
筧 北都(ミナカミ)
DO!!
KP(梟)
素晴らしい!!
KP(梟)
では新たに二枚のページが目に留まる。どうやら小説と自己啓発本のようだった。
KP(梟)
それぞれ読んでみますか?( 'ω' و)و "
筧 北都(ミナカミ)
読んでみます~!
KP(梟)
ではまた順番に出そう 小説のほうから
・小説『隣人の恐怖』
吸血鬼もののサスペンスかホラー小説のようだ。次の一節が目に留まる。

「だが奴は、吸血鬼のしもべなのだ。
 何も知らない無垢な春風のように微笑んで私の隣を歩いたかと思えば、次の夜には私を吸血鬼の贄として差し出す!
 私の道を照らすものは残っているだろうか。
 なにしろ、もうあの吸血鬼の影は私の爪先まで迫っているのだ。」
KP(梟)
小説は以上です。続けて自己啓発本
・自己啓発本『あの人と話す秘訣』
ページの頭の文章が黄色の蛍光ペンでマークされている。

「まずはあなたが謙虚になることです。周囲からの評価を、一度そのまま素直に受け入れること。」

マークされてはいないが、文章は「その上で、あなたの傍にいてくれる人と気持ちを分け合うことです。」と続いている。
KP(梟)
さらに<目星>どうぞ
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 98 → 致命的失敗
筧 北都(ミナカミ)
目ーーーーーーーー!!
KP(梟)
ろうが………
筧 北都(ミナカミ)
シッ!!
KP(梟)
シッ!FBチェック忘れずに!
筧 北都(ミナカミ)
ハイ!
KP(梟)
ではとりあえず 新しく出た二枚については以上!
筧 北都(ミナカミ)
「雑多に色々ありますね。私の部屋みたいです」 小説と自己啓発本について共有します
樒宮 彩加(梟)
「多趣味なんですかね。」 教えてもらってふんふんしてる 共有受けました!
筧 北都(ミナカミ)
「レモンちゃん呼ばわりを謙虚にそのまま受け入れろと言うことなんですかね。そんなものは重々承知の上なんですが」
樒宮 彩加(梟)
「先生がご納得されてるならいいんですけど…。」 よくない 
樒宮 彩加(梟)
「私は知らない方に言われたことをそのまま聞き入れるのは…腑に落ちませんね…。」 きもち眉間にしわ
筧 北都(ミナカミ)
「人間誰しも不良品でしょうに」
筧 北都(ミナカミ)
特に意味もなく適当に選んだ紙を軽くめくったりしていた 壁はこれ以上調べられなさそうかな……
樒宮 彩加(梟)
「……それはそうだと思いますけど。」 言いつつ
KP(梟)
お、じゃあそうだな…<幸運><目星>それぞれどうぞ
筧 北都(ミナカミ)
おっ(警戒音)
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 83 → 失敗
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 26 → 成功
KP(梟)
幸運ーー!!!!
KP(梟)
目星安定してる
筧 北都(ミナカミ)
老眼とは呼ばせない強い意志
KP(梟)
老眼とは呼ばせねえ…
KP(梟)
じゃあ貴方がそうしてる横で、樒宮が何か気づいたように一枚の紙を手に取った。
KP(梟)
蝋燭をそちらに差し向けると、床の暗がりにぺらっと1枚なにかのページが落ちていることに気が付く。
KP(梟)
拾いますか?
筧 北都(ミナカミ)
拾いましょう。
KP(梟)
ではしゃがんでそれを手に取った。蝋燭の光で、二人の影が黒く伸びる。
KP(梟)
その時、ふと。
床に落ちた貴方の黒い影が、から、幾本かの黒く細長い触腕のようなものが伸びていた。
まるで生き物のように、貴方の足元でざわざわと蠢いている。
それは床を這い回り、伸びて、すぐ傍の樒宮の影を撫でるように蠢いた。
それからしゅるしゅると貴方の影に引っ込み、とぷんと沈むように戻っていく。
思わず目を瞬かせると、それはただの自分の影に戻っていた。
KP(梟)
<SANチェック 0/1d4>
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=79 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=79) → 62 → 成功
KP(梟)
では減少無し。
筧 北都(ミナカミ)
「…………」 まじまじと自分の影を見た
樒宮 彩加(梟)
「? どうかしました?」 
KP(梟)
ことは一瞬で、手元の紙を眺めていた樒宮は気づいていないようでした。
筧 北都(ミナカミ)
「私の影から触手のようなものが伸びて、樒宮君の影を撫でてセクハラをしていました」
樒宮 彩加(梟)
「非常に簡潔で助かりますが…どういうことですか。」 
樒宮 彩加(梟)
「影から触手…?」 不思議そうな顔してる
筧 北都(ミナカミ)
「こう……私の影から細長いものが伸びて、樒宮君の影をひと撫でして、それから私の影の中に引っ込んでいきました」
樒宮 彩加(梟)
「筧さんなにか…飼ってらっしゃる?」 言われて足元を見下ろした わからない…。
筧 北都(ミナカミ)
「生き物を飼って面倒を見るなんてとてもとても。面倒見られたいくらいですよ」
樒宮 彩加(梟)
「まあ生き物の世話は大変ですしね…。」 そういう問題じゃない
樒宮 彩加(梟)
「私のほうはなんともなかったんですかね。影。」 足元見たり影ふみふみしたりした
筧 北都(ミナカミ)
「樒宮君の方はおそらく無生物かと」 樒宮さんの影をジロジロ見た
樒宮 彩加(梟)
「そうですか。」 ふむ… 「私には声が聞こえなかったり、何も飼っていなかったり。なんの違いなんでしょうねえ。」
筧 北都(ミナカミ)
「オレンジちゃんは優秀だからそういうのは要らないってことなんですかね」
筧 北都(ミナカミ)
「ところでさっきから何の紙を見ているんですか?」
樒宮 彩加(梟)
「放任主義なんですかね。」 ちょっと笑った
樒宮 彩加(梟)
「ああ…これだけ、なんだかミカンみたいな匂いがするなと思って。」 言いながら紙を差し出します
筧 北都(ミナカミ)
受け取って紙を見ましょう
KP(梟)
ではその紙を受け取ると、確かになにか柑橘系の香りがするような気がする。
KP(梟)
手書きのメモのようで、「オレンジとレモン、どちらを飲む?」と妙に小さく書かれていた。メモ紙は妙に余白がある。
筧 北都(ミナカミ)
これは……あぶり出しでは……!? 燭台の火で温めてみていいですか?
KP(梟)
ではメモを蝋燭の火であぶる。ジュッ
KP(梟)
温めてみると、続きの文章が浮かび上がった。「いっしょに飲む?」と書かれている。
KP(梟)
樒宮が見つけた紙は以上です。
筧 北都(ミナカミ)
「なぜここだけあぶり出しに……」
樒宮 彩加(梟)
「懐かしい手段ですねえ。」 一緒に手元を眺めていた
筧 北都(ミナカミ)
「一緒にというのは、オレンジとレモンを混ぜてしまえってことですかね」
樒宮 彩加(梟)
「オレンジとレモン別々か、あるいは混ぜてしまうか。そういうことになりますかね。」
樒宮 彩加(梟)
「そのほうがいくらか酸味も軽減されそうです。」 
筧 北都(ミナカミ)
「詳しいですね。その道のプロでは?」
樒宮 彩加(梟)
「まさか。酸っぱいのが苦手なだけですよ。」
筧 北都(ミナカミ)
「薄味好きそうですからね、樒宮君」
樒宮 彩加(梟)
「素材の味を生かしているんです。」 
筧 北都(ミナカミ)
「しかしこうやって隠しているということは、混ぜるのが正解に思えてきますね」
樒宮 彩加(梟)
「なら、混ぜる方向で作りましょうか。隠されていると大事なことのように思えますしね。」
筧 北都(ミナカミ)
「評価を受け入れて、傍にいる人と気持ちを分け合うことが大事だと自己啓発本で言ってましたし。オレンジちゃんとレモンちゃんで分け合いましょう」
樒宮 彩加(梟)
「そうですね。じゃあ、そうしましょう。」
筧 北都(ミナカミ)
一応蝋燭を持ってぐるっと部屋を回ってみたいですが、今まで調べたところ以外に目につくものがあったりしますか?
KP(梟)
では壁から離れて、蝋燭と一緒にぐるっと見て回る。
KP(梟)
すると不意に、部屋の暗がりの中に光を反射するものがあることに気づきます。
KP(梟)
よくよく見てみれば、鏡が壁にかけられているようでした。近づくと詳しく見られます。
筧 北都(ミナカミ)
おっ……(警戒) 近づいて詳しく見てみます
KP(梟)
では鏡に近づいて、まじまじと眺めてみる。
KP(梟)
貴方が鏡を覗き込むと、蝋燭の光が揺れるのに合わせて鏡面がゆらゆらと波打ち始めた。
覗き込んだそこには、まるで魔法の鏡のように、貴方の見知った景色が映し出される。
それは貴方の日常生活だ。普段通りに、繁華街にある自分の診療所で仕事をする貴方。街中を歩く貴方。
ここ数ヶ月から数日程度の、記憶に新しい様子が映っている。
ふと、鏡の中の自分の足元に目が行く。
そこには、影が落ちている。それは妙なくらい黒々とした影だった。
そのまま眺めていると、そこからざわざわと幾本もの触腕のようなものが伸び、近くにいた人間の影へと食らいついた。
…そうして、同じような場面が幾つか切り替わっていく。
別の日、別の相手…彼らは皆同じように、貴方の影から這い出た黒く細長いものに噛み付かれ、絡みつかれる。
その表情は急速に虚ろなものになり、みるみる顔色は青ざめて行った。しかし貴方は、それに気付いていなかった。
KP(梟)
そんなおぞましい光景を、貴方はたった今知った。<SANチェック 1/1d3>
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=79 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=79) → 30 → 成功
筧 北都(ミナカミ)
79→78
KP(梟)
では-1 さらに<アイデア>どうぞ
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 81 → 失敗
筧 北都(ミナカミ)
おしさ
KP(梟)
イチタリナイは幸運成功で引き戻せる GO
筧 北都(ミナカミ)
ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 99 → 致命的失敗
筧 北都(ミナカミ)
うーん
KP(梟)
女神が許さない
筧 北都(ミナカミ)
かなり強気の許さなさ
KP(梟)
では特に思い至ることはなかった。それよりも、幾度となく繰り返された身に覚えのない光景にぞっとしたかもしれない。
KP(梟)
さらにSAN-1
筧 北都(ミナカミ)
78→77
KP(梟)
ハッと我に返れば、鏡はただの鏡に戻っていた。蝋燭を持った自分の顔を映している。
筧 北都(ミナカミ)
「……うーん……これはなんとも……」 微妙に角度を変えて自分の顔を見たりした
樒宮 彩加(梟)
「……何か見えました?」
KP(梟)
やはり樒宮には見えていなかったようで、不思議そうな顔をしている。
筧 北都(ミナカミ)
「今見えたものをそのまま信じるなら、近頃の救急車騒動は私が諸悪の根源だったかもしれませんね」
樒宮 彩加(梟)
「まあ……。」「そんなこと、出来るものなんでしょうか…。」
筧 北都(ミナカミ)
「さっき言った樒宮君にセクハラした影が道行く人々をひっそりと襲ってました」
筧 北都(ミナカミ)
「それで死ぬわけじゃないのなら別にいいんですけど、もしその先で死んでいたのなら勿体ないことをしたものです」
樒宮 彩加(梟)
「じゃあ…襲われるとそうなるんでしょうか。今のところなんともないですが。」
樒宮 彩加(梟)
「搬送されて以降どうなったのかは私もわかりませんが…どうなんでしょうね。」
筧 北都(ミナカミ)
「今回の件もその関係なんでしょうかね。無事に帰れたら陰に住み着いてる子も別のところに行くといいんですけど」
樒宮 彩加(梟)
「どこかに行ってくれればまあ平和でしょうか。他の誰かのところに住むのかもしれませんが。」
筧 北都(ミナカミ)
「外国に行ってもらえると安心ではありますね」
KP(梟)
よしではそんなところで、鏡は以上です。これで一応部屋は一周できました。
筧 北都(ミナカミ)
オッ了解です。とりあえずテーブルのところまで戻りますね
KP(梟)
では、二人で最初のテーブルまで戻る。
KP(梟)
戻ってくると、また声がした。
KP(梟)
『ぐずぐずしないで、レモンちゃん!』
KP(梟)
『どちらがどちらを飲み干すべきか、もうわかったでしょう』
KP(梟)
『我々はこれ以上食事を待てないからね』
KP(梟)
それだけ言うと、また静かになった。
筧 北都(ミナカミ)
「ああ、ずいぶんと待ちくたびれているみたいです」
樒宮 彩加(梟)
「おやまあ、随分とせっかちな方ですねえ。」
筧 北都(ミナカミ)
「青汁にされてはたまりませんし、ミックスジュース作りましょうか」
樒宮 彩加(梟)
「ええ、そうしましょう。」 きもち腕捲り
KP(梟)
ではレシピを読んでいるので、作成は技能なしでできます。
KP(梟)
果実を二つに切り、スクイーザーで絞ってコップへ移す。水で割って、マドラーで混ぜればジュースが出来ます。
筧 北都(ミナカミ)
やさしい。少し揉んだり縦切りにしたりして絞って作った。
KP(梟)
では「ミックスジュースを作って、分けて二人で飲む」で良いですか
筧 北都(ミナカミ)
はい……!!
KP(梟)
では二人分のミックスジュースが出来上がった。それぞれグラスを手に取る。
KP(梟)
飲もうとする間際、ああ、と樒宮が思い出したように呟く。
樒宮 彩加(梟)
「そういえば、レモンジュースとオレンジジュースを混ぜた飲み物を“セント・クレメンツ”と呼ぶんだそうですね。」
樒宮 彩加(梟)
「これを飲んでどうなるのかわかりませんが。まあいただきましょう。」
筧 北都(ミナカミ)
「おや、そうなんですか。博識ですね」
筧 北都(ミナカミ)
「まあ、駄目だったらその時はその時で青汁で人生を終えましょう」
樒宮 彩加(梟)
「青汁か生存って、とんでもない二択ですね。」 笑って
KP(梟)
では、それぞれ自分のグラスを傾けた。
KP(梟)
口にしてみると、二つの果実の甘さと酸味が爽やかに混ざり合う、とても美味しいジュースだった。
KP(梟)
そうして二人がコップ一杯を飲み干すと、声が語りかけてくる。
KP(梟)
『我々は完璧なものが好きだと言ったでしょう!』
KP(梟)
『あなたは何をしているのです、レモンちゃん!』
KP(梟)
『いいえ、これではもうレモンでもオレンジでもない…!なんて中途半端なのでしょう!』
KP(梟)
『こんなに仕事のできないしもべはあなたが初めてです!』
KP(梟)
『もうあなたに煩わされるのは真っ平です……!どこへなりと行ってしまいなさい!』
KP(梟)
もううんざり、という声色を最後に、貴方にしか聞こえない声はぴたりと止んだ。
KP(梟)
また、視界が揺れる。
KP(梟)
目の前で明滅していた蝋燭は、その言葉とともにフッと掻き消された。
KP(梟)
KP(梟)
KP(梟)

診察室

KP(梟)
次に瞬きした時、貴方の視界は先ほどまでの診察室に戻っていた。
KP(梟)
椅子に腰かけたまま眠ってしまっていたのか、項垂れたように下を向いていた。
KP(梟)
口にはまだ甘酸っぱい果実の香りが残っており、あれは夢ではなかったのだろうと思う。
KP(梟)
顔を上げれば、患者用の椅子に座る樒宮が目に入った。
樒宮 彩加(梟)
「………あら。」 目を開けた 「………無事、ですかね。」
筧 北都(ミナカミ)
「そうみたいですね」 「おはようございます、オレンジちゃん」
樒宮 彩加(梟)
「おはようございます。レモンちゃんと返すのは、流石に気が引けますね」 苦笑して
筧 北都(ミナカミ)
「まあ私も樒宮君と呼ぶ方がしっくりきます」
樒宮 彩加(梟)
「そうでしょう。そのほうが私も聞き慣れてますね。」
筧 北都(ミナカミ)
「……最後、あのジュースを飲んだ時」
筧 北都(ミナカミ)
「こんなに仕事が出来ないのはあなたが初めてだ、どこへなりとも行ってしまえ、と怒られてしまいました」
樒宮 彩加(梟)
「まあ…。それじゃ、お役御免ということでしょうか。」
樒宮 彩加(梟)
「言われようはひどいですが…そのほうがいいんじゃありませんか。相手をするのも、なんだか疲れそうですし。」
筧 北都(ミナカミ)
「おそらくは。救急車騒動がこれからもまだ続くのなら、私以外の誰かが新しく仕事を始めたのだと思いますよ」
筧 北都(ミナカミ)
「? そんなにひどい言われようですかね、これ」
樒宮 彩加(梟)
「貴方が気にならなければ、それで。」 
筧 北都(ミナカミ)
「世の中には想像を絶する罵詈雑言ボキャブラリーを持つ人もいますから」
樒宮 彩加(梟)
「…ふふ、そうですね。こちらが思いつきもしないことを仰る方もいますし、ある意味口達者です。」
樒宮 彩加(梟)
「……さて、ではそろそろお暇しましょうか。どれくらい居座っていたのかわかりませんが…。」
筧 北都(ミナカミ)
「樒宮君も、なにかひどいことを言われて気分が落ち込んだ時はいつでも来てくださいね。話くらいはいくらでも聞きますから」
筧 北都(ミナカミ)
「はい、では熱中症と影からのセクハラにはお気をつけて」
樒宮 彩加(梟)
「おや、カウンセラーも始めたんですか。」 笑って
樒宮 彩加(梟)
「ええ、ではまたそのうちお邪魔します。今度は手土産も持ってきましょう。」
KP(梟)
ありがとうございました、とまたぺこ……と頭を下げて。樒宮は椅子から立ち上がる。
筧 北都(ミナカミ)
「日持ちする食べ物でお願いします」 同じように頭を下げて、樒宮さんを見送りましょう
KP(梟)
彼女を見送れば、いつもの診察室に貴方は一人残される。
KP(梟)
次の患者の診察に移り、そのままいつもの日常へ戻っていく。
今回のことを貴方がどう受け止めるにせよ、今後もこれまで通りの生活を送っていくだろう。
貴方はもう得体の知れない何者かではなく、誰かを無意識に手に掛けることもない。
しばらく経つと、周りでは倒れていた人々が徐々に回復を見せていると風のうわさで聞いた。
説明し難い一連の状況は、まあ夏バテだろうと片付けられたそうだ。
茹だるような盛夏、抜けるほど青い空に湧き立つ入道雲。それは“いつもの”夏だった。

そうそう、最近周りでは夏風邪が流行っているらしい。
オレンジとレモンはそんな病魔を追い払うのにも、きっと役に立つだろう。

CoC《セント・クレメンツの鐘を鳴らせ》トゥルーエンド
KP(梟)
二人とも生還で終了です、お疲れさまでした~~!!!
筧 北都(ミナカミ)
トゥルーだ!!!!!! やったーお疲れ様でした~~~!!!!!!!!!
筧 北都(ミナカミ)
すごい 3時間くらいで終わった さっくりたのしい
KP(梟)
ボイセだと二時間 サックリシナリオです おかえり!
筧 北都(ミナカミ)
2人とも事態を重く捉えてない節があってその辺もサクサク進行に拍車をかけてた気がする
KP(梟)
とりあえず曲止めてしまったのでBGM一覧出しつつ(サッサッ
KP(梟)
全然ショック受けてなくて笑ったチーム闇医者!
KP(梟)
まあ~~~どうにかしましょう。みたいな感じで良かった サクサク行った
筧 北都(ミナカミ)
筧「もし死んだらその人が感情大爆発する機会なくなるじゃん……勿体ない……」
KP(梟)
そういうとこよ!!!👉👉👉
筧 北都(ミナカミ)
殺すこと自体は全然気にかけてないのほんとお前……と思いながら言動を見ていた
筧 北都(ミナカミ)
樒宮さんも悩み事があったら包み隠さず相談してね
KP(梟)
おや…おや…?と思いながら聞いててでも突っ込み入れない樒宮
KP(梟)
ニコ…(*´︶`*)
筧 北都(ミナカミ)
(*´︶`*)