浴室
<遠くで緊急車両のサイレンが鳴り響いた、いつもと少しだけ違う日常を経た翌日の夜。街はいつもの平静を取り戻し、変わらぬ夜が戻ってきていた。
探索者はそれぞれ仕事を終えて帰宅し、思い思いの方法で休息を取っているだろう。>
<食事、睡眠、はたまた入浴――そんな時。ふと足を掴まれた感覚があったかと思うと、次の瞬間「引きずり込まれる」。
空間も、原理も、何もかもを無視した理不尽に、探索者は訳のわからぬまま意識を失う。>
<やがて探索者は、まるで火事の後のような痕跡を残した不気味な部屋で目を覚ますのだった。>
KP(みちを)
そんなわけで、いつものクローズドのパターンで始まっていきます。
目覚めたのは、ただならない雰囲気の浴室のような部屋です。壁や天井は黒く焼け焦げており、ボロボロで崩れかけています。床はタイル張りですが、いたるところで焦げたり割れたりしている感じです。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ふむふむ。普段着で手荷物はなしですか?
KP(みちを)
普段着ですね。手荷物は、特に制限もないのであってもいいです。ちなみに夕季は手ブラです。
KP(みちを)
そういう意味じゃなくて、服はちゃんと着てるよ夕季もね!?(?)
稲荷 邦彦(ミナカミ)
裸族……!? とか思ってごめん
KP(みちを)
いつも通りの格好ですね!!! 稲荷くんの前でいきなり裸は恥ずかしいよ……
稲荷 邦彦(ミナカミ)
じゃあ身を起こして辺りの状況を把握したらボールペン型のと普通のICレコーダー、両方とも起動しておきます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
すぐ傍に夕季ちゃんもいるのかな? 浴室だし狭そうだし?
KP(みちを)
SAWに出てきたような感じで、2人くらい寝てても余裕あるくらいあります。わりと広めですね。でも夕季はすぐそばにいるんではないでしょうか。
KP(みちを)
あと、部屋はぼんやりと明るく、温度は30℃程度あります。蒸し暑いですね。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
SAW未視聴なんだ。すまない。でも広いのは分かった。
夕季ちゃんに気付いたら軽く揺り起こしましょうか。 「……日比野サン、生きてる?」
日比野 夕季(みちを)
「ン、ん……ん……」 ゆさゆさされると、夕季も意識を取り戻しましょうか。堅い床の感触の顔をしかめて、寝ボケ状態でむくり。ぼーっとします。寝起きはそんなに良くなさそうなんだ
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「おはよ」 にっこり愛想よく笑いかけます。 「これ、日比野サンの仕業?」
日比野 夕季(みちを)
「ヒャアッ!?」 稲荷さんの顔を認識して飛び上がって驚きます。「いいぃぃいなっ、稲荷くんッ!? なんでっ ちょっ、待っ、あたし、だめっ、はだ……ッ …あ、あれ……?!」 なんて真っ赤になりながら体隠すような所作を一瞬。入浴中だった感じですね。
+ |
一方雑談窓では |
稲荷 邦彦(ミナカミ) 入浴中に足掴まれて引きずり込まれるってこわい。
KP(みちを) 本当はもう入浴中で固定だぜこのシナリオ笑
稲荷 邦彦(ミナカミ) まじかよ笑
稲荷 邦彦(ミナカミ) 入浴中だから浴室スタートとかそういう……。
|
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……あー。日比野サンも被害者ね。はいはい。落ち着きましょうねー」 夕季ちゃんに興味をなくしたかのように浴室の方へ目を向けます。浴室全体とか、浴槽とかに目星かなあ。
日比野 夕季(みちを)
「へっ?! ちょっと、稲荷くんっ? えっ? どこ、ココ……!?」 キョロキョロアタフタ。かなり困惑してるので、落ち着くにはちょっと時間かかるかな。初体験クローズドだし、部屋の雰囲気もかなり異常なので
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「悪趣味な誘拐もしくは夢。リアル脱出ゲームのノリでやりゃいーよ。だいたいグロ演出入るけど」 精神分析したらちょっとは落ち着くかな……と思ったけど稲荷はこの余裕ある状況でそこまでしないんだ。すまん。
KP(みちを)
部屋には、閉じられたカーテンとか【小さな机】とかがあります。浴槽はカーテンの向こうですね。窓はなく、出口らしき扉が一つだけあります。
KP(みちを)
部屋全体目星も可能ですよ!
稲荷 邦彦(ミナカミ)
浴室なのに小さな机……。とりあえず部屋全体目星いきまっす
KP(みちを)
目星どうぞどうぞ
† 稲荷 邦彦(ミナカミ)
目星(80) (コロコロ…) 1D100 :58 [ 計:58 ]
KP(みちを)
順当。成功なので稲荷さんは、この部屋の照明は全て消えていることがわかりますね。蛍光灯の類は全部割れています。普通なら真っ暗のはずですが、どうやら光が扉の隙間から漏れてきているようです。
KP(みちを)
また、この光からはどことなく異常な気配と熱が感じられます。
KP(みちを)
つまりSANチェック【0/1】です。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
アッハイ
† 稲荷 邦彦(ミナカミ)
SANチェック(45) (コロコロ…) 1D100 :43 [ 計:43 ]
KP(みちを)
踏み止まった…!?
稲荷 邦彦(ミナカミ)
SAN回復にあててよかった。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「んー? 蛍光灯は割れてるし……光源は……なんかヤな感じ。熱いし」 ちょっと顔をしかめて、シャツの上に来てたニットを脱ごう。
日比野 夕季(みちを)
「ゆっ、誘拐!? 稲荷くんもっ!? えっ!? グロ演出……!?」 夕季は混乱しながら稲荷さんについてくる感じ……ってウワーーーーー脱衣ありがとうございます!!!!
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「まーとりあえず落ち着けって。オレばっか働くのもフェアじゃねーし、日比野サンも怪しいところいっぱい調べてねー」 扉の隙間をじいっと目を細めて見ています。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……まーたでかい怪物とかいなきゃいーけど」
日比野 夕季(みちを)
「あ、う、うん? ご、ごめん。ちょっとまって、落ち着くから……」 平坦な胸に手を当ててちょっとスーハー深呼吸します。
(しっかりしろあたし。稲荷くんがいるんだよ。大丈夫、大丈夫……)
日比野 夕季(みちを)
「……うん、よし、大丈夫」 呟いて仕切り直し。 「よくわかんないけど……慣れてるの? 稲荷くんは、こういうの……誘拐、なんだよね?」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「運悪く? こういうわけわかんねーのは一回ね。上手くやりゃ帰れるだけ良心的かねー」 小さな机の方に目を向けます。
KP(みちを)
机の上には、なんらかの文言が書かれた紙と水の入ったコップが2つ置かれていますね。
日比野 夕季(みちを)
「なんか異常な感じだけど……とにかく何か調べればいいの、稲荷くん?」
夕季の方は暑くて襟元ぱたぱたしつつおそるおそる移動して、とりあえず目に付いたカーテンをシャッと引いてみます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「そーそー。何か妙だなって思えるトコを重点的にね」 と言いつつ机の上の紙を見ます。何が書かれているか、触れずに確認することはできますか?
KP(みちを)
可能です。紙には『この水は汝らの存在そのもの。救いの水。命の水。手放してはならない。』と書かれています。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……ふーん?」 コップの方を見よう。水はそれぞれどれくらい入ってますか?
KP(みちを)
そして夕季の方。カーテンの向こうには、空のバスタブに真っ黒に焦げた焼死体が横たわっています。苦悶の表情を浮かべて死んでいるおぞましい姿を目撃した夕季には、SANチェック【0/1d3】となります。
† 日比野 夕季(みちを)
SANチェック(65) (コロコロ…) 1D100 :81 [ 計:81 ]
† 日比野 夕季(みちを)
減少 (コロコロ…) 1D3 :2 [ 計:2 ]
日比野 夕季(みちを)
では2減少で63。「…………!!!?」って、夕季は口を手で押さえて絶句しますかね! 死体は見たことありませんしね!
KP(みちを)
そしてコップですが、水は7~8割くらい入っていて、どちらも同じくらいです。一見綺麗そうな透明な水です。
日比野 夕季(みちを)
「い、い、いいい稲荷くん……っ」 夕季は震えながら助けを求めたりとか
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「なに? どしたの」 夕季ちゃんの方を振り向いて、カーテンを開けたことから何かを察します。バスタブの中は見てません。 「グロ演出にブチ当たった?」
KP(みちを)
見ないのかよ笑
日比野 夕季(みちを)
「ひ、人がッ……真っ黒焦げの、人っ、死んでる」 後ずさって尻餅ついとこう。怖いです。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「あらら。そりゃご愁傷様。死体なら動いて襲い掛かってこないだけマシ。そいつ、何か持ってたりしない? もう見たくないっつーならオレが見るけど……なるべくなら、頑張ってほしいとこかな」 見ませんよ! SANチェック入るし!
日比野 夕季(みちを)
稲荷さんにそう言われると弱いな… 四つん這いで近寄ってもう一度覗くよ。吐きそうになってまた口元押さえよう。 「何も、持ってないみたいだけどぉ……」
KP(みちを)
なお、この死体から情報を得るには医学的見地から見る必要があります。医学振るほどでもないですが……そんで大した情報でもないです。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
>>>医学的見地から<<<
稲荷 邦彦(ミナカミ)
くっそじゃあ見て振るよ笑 どんな死体があるって事前に聞いたしSANチェック軽減されませんかね
KP(みちを)
あ、見る?笑 じゃあ【0/1】でいいよ
稲荷 邦彦(ミナカミ)
わーい!
† 稲荷 邦彦(ミナカミ)
SAN(45) (コロコロ…) 1D100 :73 [ 計:73 ]
KP(みちを)
じゃあ-1ですね
稲荷 邦彦(ミナカミ)
夕季ちゃんの様子を見て(これじゃロクに調べらんねーな)と察して死体を見に行った感じかな。 「……なるほど。こりゃグロい」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
そんで医学的見地から見たいです。
KP(みちを)
では稲荷さんは、焼死体を医学的な視点からざっと観察してみました。夕季は稲荷さんの後ろでビクビクしとこう。
KP(みちを)
この死体に関しては、「煙を吸って死亡したのち、強い炎で焼けたのだろう」という推測がつきます。火事の渦中にいたんではないかと想像できるでしょうね。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
アッ医学ロールはいらないのか。わーい。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「火事に巻き込まれて死んだヒトか」 焼け焦げてるしなあ……特に何の感慨も無く死体を見下ろそう。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「日比野サンも初めての死体なのによく頑張りました」 頭をぽふぽふしよう。
日比野 夕季(みちを)
なんだと…!!??
日比野 夕季(みちを)
恐怖で心臓がドクドク言ってたところ、ぽふぽふされてボッと顔赤くなったら違う意味で心臓ドクドク言いますよね!!?
稲荷 邦彦(ミナカミ)
違う事で恐怖を吹き飛ばす稲荷式精神分析ですよハハハ
日比野 夕季(みちを)
「っ!?!?!?」 目をしろくろさせながら。恐怖が吹き飛んで恋心が募る……
日比野 夕季(みちを)
「あたしっ、でも、ごめんっ、役に立てなくて…ッ……」 アタフタしたり、 「そっか、医者……医者志望だったよね稲荷くんっ!」 って納得したり
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「別にいーよ。今回のはたまたま日比野サンの苦手分野かつオレの得意分野だっただけだし、日比野サンが出来ることをやってくれりゃそれで」 浴槽はこれ以上何もないのならカーテンを閉めます。
KP(みちを)
では、死体は見えなくなりました。
日比野 夕季(みちを)
「あればいいけど、そういうの……誘拐の時に役に立つことなんて、何も……」 ほんのり自虐しつつ、稲荷くんかっこいいな、頼りになるなって思ってます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「オレが前に似たよーな経験した時に一緒だったの、ただの大学生二人だぜ? それでも脱出できたんだから、日比野サンも何もできねーってこたぁねーだろ」 言いつつ小さな机の方に戻りましょうか。紙やコップの他に引き出しとかありますか?
KP(みちを)
引き出しはないですね。机に関しては、出るものはもう出てます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ふむ。メモとか水ももう調べる余地はない?
KP(みちを)
水が少し。じゃあ、そこは夕季がやろうか
稲荷 邦彦(ミナカミ)
はぁい。夕季ちゃんがんばれ♥
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「で、こっちの机だけど……」 と自分が見たことはサクッと共有しておこう。
日比野 夕季(みちを)
「何か本当に、ゲームみたい……映画でこういうの沢山あるよ」とか反応しつつ、そして徐にコップを手に取ります。
日比野 夕季(みちを)
「ヒャッ」 と小さく驚き。「稲荷くん、この水……冷たいみたい。温くない」
日比野 夕季(みちを)
それから、「部屋も、なんか涼しくなった?エアコンとかついたかな……」なんてキョロキョロしだします。
KP(みちを)
なお、部屋は別に涼しくなっていません。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「エアコン……? んなもん見当たんねーけど……」 見るからに怪しい。稲荷もコップを手に取ります。
KP(みちを)
コップを手に取ると、まず水の冷たさが伝わってきます。そして、体感が一気に涼しくなるのを感じます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……不思議現象」 じいっと目を細めてコップを観察します。といっても透明な水だってことくらいしかわからないんだろうなあ
KP(みちを)
そうですね。水も水にしか見えませんが、この状況だし機材もないので、毒か無毒かも判別は難しいでしょう。
日比野 夕季(みちを)
夕季は横でコップを置いたり取ったりしながら実験してます。 「…このコップを持ってる限りは、涼しい? みたい」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「みてーだな。それにそのメモの内容からして、大事に持ち歩いた方が良さそー」 持ってる間涼しいならとニットを再び着てコップを持ちます。
KP(みちを)
ニット着用OKです。
KP(みちを)
あとは調べられるところは、扉くらいですね
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ふむふむ。ではこれ以上ここにいても仕方ないなと扉の方に行ってみます。聞き耳かな
KP(みちを)
聞き耳どうぞ。夕季もやろう
† 稲荷 邦彦(ミナカミ)
聞き耳(27) (コロコロ…) 1D100 :11 [ 計:11 ]
† 日比野 夕季(みちを)
聞き耳(85) (コロコロ…) 1D100 :61 [ 計:61 ]
稲荷 邦彦(ミナカミ)
この目標値で何で成功してんの
KP(みちを)
微妙に初期値じゃないからお得感ないな笑
稲荷 邦彦(ミナカミ)
前回初期値成功して2伸びたからね……笑
KP(みちを)
成功したので、2人は扉の向こう側に人の気配……というか、女性の嗚咽のようなものを聞き取れるのではないでしょうか。
日比野 夕季(みちを)
「誰かいるみたい」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……泣いてる?」 扉の隙間から向こうの様子を覗き見れますか?
KP(みちを)
見れるほど隙間がある訳ではないので、確認したければ開けてみるしかないですね……
あと扉に関しては「mendax」と書かれた看板が付いています。
† KP(みちを)
ラテン語(66) (コロコロ…) 1D100 :17 [ 計:17 ]
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ラテン語かなと思ったらGJ
日比野 夕季(みちを)
うむ、成功。 「ラテン語だね、これ。mendax……『うそつき』かな」と稲荷さんに伝えますよ
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「うそつき?」 腕を組んで首を傾げます。 「誰が?」
日比野 夕季(みちを)
「さぁ……単語しか書いてないから、なんとも?」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「日比野サン、オレに隠し事とかしてない?」
日比野 夕季(みちを)
「あたし? 稲荷くんに隠してること? あたしは……別に、そういうのは……別に……」 一瞬何もないって答えようとしたけど、好意伝えてないのでこういう回答になり、目をそらしたりしてしまうのでした。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「そう?」 じーっと目を細めて夕季ちゃんを見つめていましたが、ふいと扉の方に視線を戻します。 「開ける?」
日比野 夕季(みちを)
見つめられるとちょっと赤くなったりしつつ。 「そう、しよっか……」
KP(みちを)
そんなわけで、次の部屋の情報をね。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
はい!
mendax
<生活の面影を感じさせる、リビングのような部屋。
しかし、この部屋も焼け焦げて凄惨な出来事があったことを感じさせる雰囲気が漂う。
傾いたテレビが、ゴールデンタイムのバラエティー番組らしきものを極彩色の砂嵐と調子外れの壊れた音声で流している。
焦げたランドセルやカバン、文房具などあらゆる生活用品のほか、瓦礫が無造作に散乱し、足の踏み場にも苦労するだろう。
先ほどの部屋よりも明るく、気温は更に高くなっている。>
KP(みちを)
気温に関しては、コップの水を持っている限りは、少し暑くなったけどまだまだ涼しい程度です。
KP(みちを)
そして更に部屋には、手錠と鎖で壁に両腕を繋がれ、座り込んで俯いている女性がいます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……浴室と言いこれといい、フツーの民家?」 と言いつつ女性の方に目を向けます。さっきの嗚咽もこの人かな
日比野 夕季(みちを)
「間取りがなんか変な感じだけど……」
KP(みちを)
嗚咽を今現在発しているので、同一で間違いないでしょう
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「間取りってーと、洗面所とか脱衣室がねーとか?」 と軽く応えて女性をこの場からじっと観察します。目星とか大丈夫?
KP(みちを)
目星で特に出るような情報はないですね。見てれば、30代半ばくらいだとわかる程度です。
KP(みちを)
そして女性は2人に気付くと、必死の形相で「助けて!お願いです、助けてください!」と懇願し始めます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……は? 何、命乞い? どーいう状況でそーなってるワケ?」 警戒してます
KP(みちを)
「わからないんですっ……わからないんですけど、気付いたらここに、こうしてッ……! いつからここにいるのか、自分でも……ッ」
日比野 夕季(みちを)
「あたしと稲荷くんと同じみたい……?」 と夕季。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
室内に2人以外のコップはありますか?
KP(みちを)
ありませんね。コップどころか、水気はどこにも。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ふむ。ではこの部屋の光源はどこに?
KP(みちを)
照明は損壊しています。灯りは相変わらず、扉の向こうからのようです。
KP(みちを)
そう、先に進めそうな扉が、この部屋にも一箇所ありますね。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
なるほど。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
部屋全体に目星振れますか? コップもないしなって事で稲荷は女性スルー気味なんだ……。
KP(みちを)
いいですよ、どうぞ。
† 稲荷 邦彦(ミナカミ)
目星(80) (コロコロ…) 1D100 :16 [ 計:16 ]
KP(みちを)
出目いい…!
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ドヤッ
KP(みちを)
では稲荷さんは、散乱する瓦礫に紛れて怪しげな紙と本が落ちていることに気が付きます。
KP(みちを)
紙には『心の中には怪物が住む。誰の中にも魔物が潜む。』とだけ書かれています。本はラテン語のタイトルで、稲荷さんにはちょっとわからなそうですね。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「怪物ねー」 そらそーだろと納得しつつ、本と紙を拾い上げて夕季ちゃんに見せましょうか。 「日比野サン、これ読める?」
† 日比野 夕季(みちを)
ラテン語(66) (コロコロ…) 1D100 :61 [ 計:61 ]
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ナイスゥ!
日比野 夕季(みちを)
こっちもいいね!夕季は泣きじゃくる女性のほうを気にしてましたが、本を受け取ったら 「ラテン語? ええっと……エイボン……でいいのかな。エイボン……『エイボンの書』かな」 と答えますよ。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……エイボンの書……?」 眉間に皺を寄せています。
KP(みちを)
「これ、あなたのですか?」 夕季は女性に尋ねたりしますが、 「し、知りません……知りません、そんな本なんて……お願いです、ここから出して……助けてください……暑い、暑いんです……喉がからから……せめて水、水を、ください。水を」 なんて女性は言っています。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「水を?」 自分のコップをチラッと見ますが、首を横に振ります。 「これはオレ用だから。悪ぃね」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「ちなみにアンタ、名前は」
KP(みちを)
女性は 「私の、名前……わかりません、わからないんです、何も……知らないんです。助けてください……水……」 と、答えます。
日比野 夕季(みちを)
「名前も……わからないんですか?」 夕季はそうだな、心理学やってみよう
KP(みちを)
【心理学ダイス振ったよ】
KP(みちを)
ふむ。
KP(みちを)
夕季はちょっと考えてから、ちょっと躊躇いつつ稲荷さんに服をくい、と引きます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……何?」 くいと引かれてちょっと顔を寄せましょうか。
日比野 夕季(みちを)
「稲荷くん……あの人、言ってることが変な感じしない? あんまり疑いたくないんだけど……『うそつき』ってさ……少なくとも名前がわからないなんてこと、ないと思う」 ひそひそ
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……それに関してはオレも同意。この水をむざむざ誰かにやってもいい事はなさそーだし」 こそこそ
日比野 夕季(みちを)
夕季は試しに、安定しそうな所にコップを置いて、少しだけ手を離してみてます。そして、すぐ持ちます。「水なしじゃ、やっぱり進めなさそう」 ひそこそ
KP(みちを)
「あのっ……聞いてください! お願い、助けて……本当に私、何も……」 女性は変わらぬ文言を繰り返し繰り返し。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「助けたいのは山々だけどね」 と女性の方に目をやります。手錠と鎖は相当頑丈なものですか?
KP(みちを)
焦げた感じはありますが、強度は損なわれていないでしょう。太いですし、人力で破壊することはできないとすぐにわかります。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「それ、オレらにもどうすることもできねーよ。鎖を素手で引き千切るような怪力ゴリラじゃねーし」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
鍵とか鎖を壊せるくらいの武器がどこかにあるのかなーと思いつつ女性超警戒してるから開放する気はないんだなあ……。
日比野 夕季(みちを)
「鍵も……なさそう。あ、ホラ、先の部屋とかにあるかもしれないですから……」 夕季も微妙に警戒しつつ、なんか哀れなので気持ち優しく
KP(みちを)
「お願いです! 見捨てないでください、助けて、水を……!」 女性は同じことしか言わないです。哀れではあります。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「だからさー。この水はダメなの。他の部屋で余分な水があったらアンタにやるからさー」 それだけ言うと、女性に興味を失い部屋を調べ始めます。他に何か調べられる箇所あるかな……。
KP(みちを)
ほかには特にないですね。本の中身くらいかな…
KP(みちを)
あとはそうだな……女性の名前を聞き出せば、大したことではないですが情報がありますね
稲荷 邦彦(ミナカミ)
本の中身ってSANチェックありそうよなあ……
KP(みちを)
どっちみちラテン語だからSAN値タンクの夕季が読む分には問題ないかなって
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「アンタさ、同じことしか喋れねーの? そりゃそんな状況だと必死にもなるんだろーけどさ、もーちょい落ち着いてみろよ。自分の名前言える?」
日比野 夕季(みちを)
「あたしは、日比野 夕季です。あなたの名前は? 名前、わかりますよね?」
KP(みちを)
「私……私、は……」 2人に口々に言われて怯えたような顔をしながら。
KP(みちを)
「あ……あ……浅生、です……浅生、香奈枝……」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……浅生サン、ね。さっきは名前分からないって言ってたのに覚えてんじゃん。へー。なるほどねー」 不信感がヤバい
KP(みちを)
「思い出した、んです……お願いです、助けて……」
KP(みちを)
なお、この浅生香奈枝の名前に対してアイデアが振れます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ん、じゃあ振ります振ります
日比野 夕季(みちを)
夕季もー
† 稲荷 邦彦(ミナカミ)
アイデア(75) (コロコロ…) 1D100 :36 [ 計:36 ]
† 日比野 夕季(みちを)
アイデア(70) (コロコロ…) 1D100 :93 [ 計:93 ]
稲荷 邦彦(ミナカミ)
よかったファンブルじゃない
KP(みちを)
稲荷さんだけ成功かな!では稲荷さんはこの名前に対して、「今朝ふと目に入ったアパート火災のニュースで、そこの入居者であり行方不明と発表された女性の名前と同じである」ということを思い出せます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ほほう!
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……ん? 浅生、香奈枝……?」 何か引っかかるものがあって記憶をたどって思い出したのかな。夕季ちゃんの耳元に顔を寄せてそっとその事を共有します。
日比野 夕季(みちを)
耳元で囁く稲荷さんにドキッとしつつ……ドキドキしつつ……
日比野 夕季(みちを)
(近い、稲荷くんが凄く近い……)意識してしまうけど、つとめて冷静に「行方不明の人……?」と返します。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「その行方不明の人が、ここに。この場所も火災現場なのかもな」 浅生さんをじっと見ます。 「浅生サンさ、ここってアンタの家? 火事になった原因とか心当たりある? 思い出せる範囲でいーから」
KP(みちを)
「わ……わからないですっ……知らないッ……本当です……」 首を横に振ります。
KP(みちを)
夕季・心理学を
稲荷 邦彦(ミナカミ)
がんばれ♥ がんばれ♥
KP(みちを)
【心理学ダイス振ったよ】
KP(みちを)
ふむ。
日比野 夕季(みちを)
「うーん……」 ちょっと判断に悩みつつ。 「全部が全部嘘、でもない、かも……勘だけど……」
日比野 夕季(みちを)
稲荷さんにひそりつつ。肩かなんか触れて、ドキッとしたり。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
恋する乙女かわいい。 「……マジで忘れてるかも、ってコト?」
日比野 夕季(みちを)
「う、うんっ……名前のあたりは、結構確信持って言えたけど。そういう、ふんわりした事実関係とかは……どうかなって」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「ふーん……どーする? もっと聞き出してみる? オレは先の部屋に他に手がかりないか探してみたいんだけど」 浅生さんの様子を見つつひそひそと。
日比野 夕季(みちを)
「信用できるかっていわれると、正直そうでもないし……いいと思う。探るなら証言より、物証とかの方が」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
次の扉に対して聞き耳したいです。
KP(みちを)
聞き耳いいですよ。その間夕季は……うん、本を開いたりしてよう。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
おお……夕季ちゃんがんばって……!
† 稲荷 邦彦(ミナカミ)
聞き耳(27) (コロコロ…) 1D100 :78 [ 計:78 ]
KP(みちを)
失敗ですね。特に何も聞き取れませんでした。この間にも浅生は繰り返し助けてだのお願いだの言ってるので、うるさかったんでしょう。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ちょっと眉間に皺を寄せてイラッとしていよう。
日比野 夕季(みちを)
「この本とか、もしかして何か……」 と夕季は手がかりを得るべく床に置いて開いてみました。なお、ラテン語は表紙を読む時点で成功しているので必要ありません。
KP(みちを)
しかし、夕季が最初の数行を読んで理解するよりも前に、急に本が熱くなって燃え上がり火柱を立てます。
KP(みちを)
そして夕季はその最初の数行にすら異常な、おぞましい感覚を覚えSANチェック【1d3/1d6】、および耐久-1です。
KP(みちを)
ちなみに、本から上がる火柱を目にした浅生は 「ヒイイイイアアアアァァァアアアァァァ!!!!!」 等と凄い金切り声で悲鳴を上げます。かなりうるさいですが、その怯え方はどこか異常なものです。 「お願いですっ、許してください、やめて、私はっ、ただ、違うんですっ」 などと必死に何かに対して許しを請うています。
KP(みちを)
改めて夕季チェック。
† 日比野 夕季(みちを)
SAN(63) (コロコロ…) 1D100 :66 [ 計:66 ]
† 日比野 夕季(みちを)
減少 (コロコロ…) 1D6 :2 [ 計:2 ]
稲荷 邦彦(ミナカミ)
セーフ。
日比野 夕季(みちを)
ではSAN61、HP11です。軽く火傷をして尻餅かな。 「な……何……」ってなってます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……日比野サン!? それに、浅生サンも……」 言いつつとりあえず夕季ちゃんの傍に行きましょう。 「大丈夫?」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
火傷に対して医学いいですか?
KP(みちを)
お願いします!!!
† 稲荷 邦彦(ミナカミ)
医学(89) (コロコロ…) 1D100 :52 [ 計:52 ]
KP(みちを)
成功!鮮やか過ぎる手当てのワザマエ!すぐさま減少分回復です。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
声をかけつつね。こうね。手際よく。手と手が触れ合うのだな……。
日比野 夕季(みちを)
「うん、大丈夫、平気。こんなの、大したことないよ。ほっとけば――」 って言ってたら問答無用で手当てしてくれるんだね…… 「あっ 稲荷くんっ あたし別に」 とかあせあせしたり、 「あっ……ありがと……」 なんて言いつつ(稲荷くん……スゴイ。お医者さんだ……)ってカァッと顔赤くしたり。手当てされたとこ見たり。右手の指先とかだろうな。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「応急処置だから。もしこれが夢じゃなくて、帰ってからも火傷が残ってたらちゃんとした病院行けよ」 と処置を終えると浅生さんの方に向き直るかな……。
「アンタ、この本について何か知ってんの? エイボンの書、つったか」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
本ってもう燃えてなくなっちゃいました?
KP(みちを)
本は完全に消失しましたね。不思議なことに跡形も残さず。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ほほう……。
KP(みちを)
「し、知らないですっ……知らない、知らないですッ……本当に……」首をプルプルして、体を震えさせながら。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「本当に? 『許して』とか『私はただ』とか『違う』とか、どーいう意味で言ったワケ? ……や、別にさ、アンタが何をしでかそうがこれ以上アンタを痛めつけるつもりはねーよ。そこんとこビビンなくていーから」
KP(みちを)
「私は……わかりません、何もしてません……」 俯いてぶつぶつと。
日比野 夕季(みちを)
「……稲荷くん、行こうよ」 浅生の雰囲気を見ながら夕季。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……だな」 扉の方へ行こう。夕季ちゃんに聞き耳お願いできます?
KP(みちを)
では夕季が聞き耳をば
† 日比野 夕季(みちを)
聞き耳(85) (コロコロ…) 1D100 :29 [ 計:29 ]
日比野 夕季(みちを)
うむ、成功。夕季は先の部屋にミュージシャンとしての鋭敏な耳を澄まし、「……誰もいなさそう」と稲荷さんに伝えます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「……そっか」 じゃあ扉を開けて進みましょう。
日比野 夕季(みちを)
「『真実』」 扉にあった看板の『vera』というラテン語を指して読み上げつつ。