導入
KP(ミナカミ)
それでは「逆行時計」始まります。
笹木 美緒(さりこ)
よろしくお願いしますー(*´ω`*)
KP(ミナカミ)
舞台はとある喫茶店から。
KP(ミナカミ)
猫カフェのバイトもない休みの日、美緒ちゃんは宝条と一緒にお茶をしていました。
宝条 豊(ミナカミ)
「美緒ちゃんと会うの久しぶりやなあ。今って就活真っ最中やったっけ?」
笹木 美緒(さりこ)
前日に美容院に行くなんかしちゃったりして、ストッキングも新しいのを履くなどして今日を迎えています
KP(ミナカミ)
そ……そこまで気合を入れているとは……!!
笹木 美緒(さりこ)
大丈夫。ほら、人と会う時はね、身だしなみが大切ですからね。
笹木 美緒(さりこ)
「そうなんですよ。もう全然決まんなくて~」ちょっとむくれる
笹木 美緒(さりこ)
「このまま猫カフェで猫と戯れる毎日でもいいかなあなんて思ったりしてるんですけど、そうもいかないのがもう…」
宝条 豊(ミナカミ)
「美緒ちゃんええ子やのになあ。人事のおっさん見る目ないわー」
宝条 豊(ミナカミ)
「猫カフェに就職とかは無理なん?」
笹木 美緒(さりこ)
「そ、そうですかねっ。いやーもうちょっと明るい雰囲気とか演出してみようかな」ストローで氷をぐるぐるしたりなどする
笹木 美緒(さりこ)
「Mi-nyaはお給料的になあーって。趣味で始めたアルバイトなんで、今までは良かったんですけど」
宝条 豊(ミナカミ)
「僕みたいに会社員にならんでもどうにかなるし、気楽に行ったらええと思うよー」
笹木 美緒(さりこ)
「一人暮らしとかしたいじゃないですか。そうなると手取り12万はやっぱりきつい……」うぐぐぐ
宝条 豊(ミナカミ)
「あー、女の子の一人暮らしで手取り12万はなあ……」
笹木 美緒(さりこ)
「宝条さん、全国飛び回ってますもんね。旅行みたいで良いなー」
笹木 美緒(さりこ)
「手取り12万となるとね、色々捨てなきゃいけないものが…すてちゃいけないものが…」
笹木 美緒(さりこ)
宝条さんって個展とか開いたりするんですかね。いきたい。めっちゃ行きたい
宝条 豊(ミナカミ)
「夜行バスとかヒッチハイクとかの安上がりなもんやし、旅行っていうにはちょっとアレやなあ」
宝条 豊(ミナカミ)
複製画を業者に卸してるようなやつなので、個展開くような芸術性はないですね……!
笹木 美緒(さりこ)
ちぇっちぇー(・3・)
笹木 美緒(さりこ)
「わ、身体ばっきばきになりそう。タフだなあ」
笹木 美緒(さりこ)
「ねえ、今までいったところで面白かったなーとか楽しかったなーって場所ありますか?私も行ってみたい」
宝条 豊(ミナカミ)
「んー、海が綺麗な孤島とか、東北地方の山間にある風がきもちいい町とか……あーでも楽しいかって言うとうーん……」 複雑な表情。
笹木 美緒(さりこ)
孤島っ…
笹木 美緒(さりこ)
かぜのふくまち…
笹木 美緒(さりこ)
「えー!孤島とかリゾートじゃないですか!いいないいなーっ。私も孤島でのんびりしたーい」机に突っ伏して足ぱたぱた
笹木 美緒(さりこ)
「そうだ」がばっ
宝条 豊(ミナカミ)
「?」
笹木 美緒(さりこ)
「宝条さん画家じゃないですか、孤島の絵とか描いてくださいよー……あ、それじゃ仕事になっちゃうか」わたわた
笹木 美緒(さりこ)
画家に無償で絵を描けというのは万死に値しますからね。駄目だからね。
宝条 豊(ミナカミ)
「あー、絵の具とかキャンバスってタダちゃうし、ちゃんとした絵なら仕事になるなあ」
宝条 豊(ミナカミ)
「でも美緒ちゃんやったら割引すんで」
笹木 美緒(さりこ)
「ら、ラフだったらおいくら万円…!」割引嬉しい優しい
宝条 豊(ミナカミ)
「ラフかあ……紙に鉛筆でざーっと書くくらいやったら別にお金とかええよ」
笹木 美緒(さりこ)
「えっえっ、でも…あ、じゃあここのお金私が払いますっ。見たいみたい…!」
笹木 美緒(さりこ)
人が絵を描いているところ見るの大好きなんです。楽しい…
宝条 豊(ミナカミ)
「おっ。じゃあ奢られようかな」 遠慮なく奢られるマン
笹木 美緒(さりこ)
やったー!宝条さんに奢れるーーーーー
宝条 豊(ミナカミ)
宝条は鞄からスケッチブックと鉛筆を取り出してさらさらと孤島の景色を描いていきますよ。
笹木 美緒(さりこ)
そわそわしながら宝条さんの手元などを見つめていたい
笹木 美緒(さりこ)
「わー………おお……!」
KP(ミナカミ)
ラフはあっという間にそれらしいものに変わっていきます……が、それを見ている美緒ちゃんの視界の片隅に、見覚えのある男の姿が映るでしょう。
笹木 美緒(さりこ)
絵を描いている宝条さんも格好いいなあなんて思っていると…おっ
KP(ミナカミ)
それは猫カフェの常連である小畑 涼(おばた りょう)。向こうも美緒ちゃんの存在に気付いたのか、軽く手を挙げて近づいてきます。
小畑 涼(ミナカミ)
「笹木さんじゃないすか! 奇遇ですね!」
笹木 美緒(さりこ)
「やっぱりプロって凄いなあ……あれ」小畑さんに手を振る
笹木 美緒(さりこ)
かわいいかよ
KP(ミナカミ)
かわ……いい……?
笹木 美緒(さりこ)
わんちゃんみたい!
笹木 美緒(さりこ)
「小畑さん先週ぶりですー」
小畑 涼(ミナカミ)
「先週ぶりですー。あ、もしかしてお邪魔でした?」
笹木 美緒(さりこ)
「チコも菊丸も小畑さんの事待ってますよー。えっ、いえそんな!全然!」
笹木 美緒(さりこ)
そういうのじゃないんで!って手を振りますが内心ではわーーーーーーーーっとなっている
宝条 豊(ミナカミ)
「あはは、そういうのちゃうよ~」
笹木 美緒(さりこ)
「そうそう、就職の相談などにねっ」
小畑 涼(ミナカミ)
「笹木さんも就職して猫カフェやめちゃうのかあ……あ、そうそう。俺この間旅行行ってきたんすよ。で、これお土産」
小畑 涼(ミナカミ)
「今日猫カフェ行って店長さんに笹木さんに渡すよう伝えて預けようと思ったんすけど、丁度よかった」
笹木 美緒(さりこ)
「やめてもMi-nyaにはお客としていきますけどね。え、いいんですか!」ありがとうございますと言いながら受け取ろう!小畑さんやさしい
NPC(ミナカミ)
と言いつつ小畑は手の平に収まるほどの大きさの懐中時計を出して、美緒ちゃんに渡します。
笹木 美緒(さりこ)
たかそう
笹木 美緒(さりこ)
「ええ、懐中時計?なんだか高そう」
小畑 涼(ミナカミ)
「いやそんなに高くないすよ。動かし方がわかんないからアクセサリー代わりにしかなんないですし」
笹木 美緒(さりこ)
ひっくり返して見てみたりします。装飾なんかはついていますか?
笹木 美緒(さりこ)
「? 時計だから電池とか手巻きとかじゃないんですか?」
KP(ミナカミ)
懐中時計を見てみると、0時0分で針が止まっており、竜頭がなければ電池を入れるカバーもなく、動かし方は全く見当がつきませんね。
KP(ミナカミ)
オシャレな模様が彫り込まれてますがオシャレなだけで特に意味はなさそうです。
笹木 美緒(さりこ)
「……あれー?」時計を耳に当てながら軽く振ってみたりする
笹木 美緒(さりこ)
特に歯車が取れて…みたいな音って聞こえないですよね?
宝条 豊(ミナカミ)
「へー。変わった時計やねぇ」 美緒ちゃんがあれこれ弄ってる懐中時計を見て首を傾げる。
KP(ミナカミ)
そういった音も特に聞こえませんね。
笹木 美緒(さりこ)
「確かに時計というよりアクセサリーかも。お店で買った時からこんなのだったんですか?」
小畑 涼(ミナカミ)
「あーうんそうそう。だからそんなに高くなかったんすよ」
KP(ミナカミ)
……と話をしていると、小畑の携帯がふいに鳴り響きます。
小畑 涼(ミナカミ)
「……っと、すんません」 発信者欄を見ることもなく、手癖で電話を取りました。
KP(ミナカミ)
直後、美緒ちゃんや宝条にも漏れ聞こえるほどの怒鳴り声が電話から響きます。
笹木 美緒(さりこ)
「なるほど。でも可愛いし、アクセにしようっと」るんるん眺めています
笹木 美緒(さりこ)
ほえっ
小畑 涼(ミナカミ)
「…………!」
KP(ミナカミ)
小畑は即座に電話を切りました。どことなく顔色が悪いですね。
KP(ミナカミ)
《聞き耳》どうぞ。
笹木 美緒(さりこ)
「えっ」思わずのけぞる
笹木 美緒(さりこ)
CCB<=75 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=75) → 91 → 失敗
宝条 豊(ミナカミ)
ccb<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 3 → 決定的成功/スペシャル
笹木 美緒(さりこ)
動揺し過ぎている
KP(ミナカミ)
?
笹木 美緒(さりこ)
きゃーーーーー宝条さーーーーん(ペンライトを振る)
笹木 美緒(さりこ)
流石数多のシナリオを潜り抜けてきた探索者は違うぜ
宝条 豊(ミナカミ)
「……時計……?」 怒鳴り声には慣れている。冷静に一部分だけ聞き取った。
小畑 涼(ミナカミ)
「……あーっと、これ以上お邪魔するのもアレですし、俺はここらでおさらばしますね!」
小畑 涼(ミナカミ)
2人にぺこりと頭を下げて、すたこらさっさと喫茶店を後にしてしまいました。
笹木 美緒(さりこ)
「あ、はいお大事に…?」
笹木 美緒(さりこ)
のけぞった体制のまま、ポカーンと見送りました
宝条 豊(ミナカミ)
「……なんか曰くつきかもしれへんなあ、それ。あ、あとラフできたで」
宝条 豊(ミナカミ)
スケッチブックからぺりぺりと破いてラフを美緒ちゃんに渡しましょう。
笹木 美緒(さりこ)
「曰く? えっ見たい見たい!!」曰くどころじゃねえ
笹木 美緒(さりこ)
「わー……っ!すごーい!」
KP(ミナカミ)
ラフに話題をさらわれる時計よ……
笹木 美緒(さりこ)
「宝条さんすっごい上手い…ええ…あの短時間でこんなに描けるの…」眺めまわしています
笹木 美緒(さりこ)
時計はテーブルの上に置いています
宝条 豊(ミナカミ)
「ラフやったらこんな感じやね。ちゃんと描く場合、ちっちゃいキャンバスやったらだいたい5万円になりまーす」 冗談めかして言うよ。
笹木 美緒(さりこ)
「個展とか開いたらいいのに。絶対行く……ごまんえん」ごまんえん。
笹木 美緒(さりこ)
「いや、五万円ならまだ…!就職しなきゃ…」
宝条 豊(ミナカミ)
「個展開くほどの芸術性はなあ……」
KP(ミナカミ)
では、このあたりで
KP(ミナカミ)
イベントです。
笹木 美緒(さりこ)
「芸術性って言うのは人によっていろいろ変わるんじゃないかなー」なんて言っていると
<かち、かち、かち。
テーブルの上で時を刻む音がする。
懐中時計の秒針が回る。
反時計回りに。時に逆らうように。
かち、かちかち、かちかち、かちかちかちかち。
時の刻みが加速する。秒針だけでなく、短針と長針までもが回りだす。
その針の動きを見ているうちに、時を刻む音を聞いているうちに、
2人の視界は揺れ、世界は歪み――やがて、暗転した。>
<――がやがやとした喫茶店の喧騒が聞こえる。頬には硬いテーブルの天板の感触。
目を開けると、2人はその場で突っ伏して気絶していたようだと理解するだろう。
そして、自身が着ている服が変わってしまっていることにも。
服はよく見るまでもなく2人が子供の頃着用していたものであり、サイズは丁度良いものだった。
……それは、つまり。
2人は鏡を見る。
そこには、12歳前後の2人の姿があった。>
KP(ミナカミ)
若返りを体験した2人は【1/1d6】のSANチェックです。
笹木 美緒(さりこ)
CCB<=58 SAN
Cthulhu : (1D100<=58) → 16 → 成功
KP(ミナカミ)
ccb<=57 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=57) → 93 → 失敗
宝条 豊(ミナカミ)
1d6
Cthulhu : (1D6) → 2
笹木 美緒(さりこ)
SAN58→57
KP(ミナカミ)
回避か……
KP(ミナカミ)
SAN57→55
笹木 美緒(さりこ)
私のSANはむしろ回復しましたね宝条さん可愛いです
宝条 豊(ミナカミ)
「えっええ、えええーーーーー!?」
宝条 豊(ミナカミ)
自分の服とか顔をぺたぺた触ろう。
笹木 美緒(さりこ)
「???」
笹木 美緒(さりこ)
「??????」
笹木 美緒(さりこ)
「……なるほど。夢ね」机に突っ伏してみる
笹木 美緒(さりこ)
「…夢じゃないんですか」
宝条 豊(ミナカミ)
「……も、もしかして、美緒ちゃん?」
笹木 美緒(さりこ)
「さ、最近の夢はよく出来ているなあ」震え声
笹木 美緒(さりこ)
そろーっと顔を上げます
笹木 美緒(さりこ)
「あっちっちゃい宝条さん可愛い…」もう現実逃避しか出来ません
宝条 豊(ミナカミ)
「えー美緒ちゃんめっちゃかわいい」
宝条 豊(ミナカミ)
「とかそんなん言うてる場合ちゃうわ!!」
笹木 美緒(さりこ)
「えっ」褒められて頬が赤くなりますね
笹木 美緒(さりこ)
「いっ…いやあ宝条さんそんなもうこんな子供に、ってそう子供…子供……」
笹木 美緒(さりこ)
「なんで子供っ!?」
笹木 美緒(さりこ)
持ち物を確認したいんですが今までと変わりありませんか
宝条 豊(ミナカミ)
「子供かあー……流石に未知の体験すぎるわあー……」
KP(ミナカミ)
持ち物は今までと変わりありませんよ。
笹木 美緒(さりこ)
「そんな今までに色々体験してきたみたいな事言って」持ち物ごそごそ
笹木 美緒(さりこ)
「持ってるものは変わってない…あっ時計!」テーブルの上を見ます
笹木 美緒(さりこ)
時計さんごめんね!
KP(ミナカミ)
えーっとそうだ、あとはロリショタ化にあたって少し説明を。
笹木 美緒(さりこ)
はあい!
KP(ミナカミ)
すまん時計さんはそのあとで!
・SIZが8に変化
・1d3のSTR・CON・DEX減少(3を下限とする)
・技能値および探索者の記憶に変化はない(当時の記憶・性格に戻るわけではない)
KP(ミナカミ)
……の3点でございます。
KP(ミナカミ)
ステータス減少の1d3は1回振ったらその値でSTR・CON・DEX全部一律減少でお願いします!
笹木 美緒(さりこ)
DEXも減っちゃうんだ…!わかりました!
笹木 美緒(さりこ)
1d3 どれだけ減るかなー
Cthulhu : (1D3) → 3
笹木 美緒(さりこ)
はい。
KP(ミナカミ)
1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
KP(ミナカミ)
ガッツリいったなあ美緒ちゃん……
笹木 美緒(さりこ)
STR8、CON12、DEX9になりましたあ…
KP(ミナカミ)
ステータスこんな感じで(共有メモぽいぽい)
笹木 美緒(さりこ)
ありがとうございます!
笹木 美緒(さりこ)
宝条さんそれでもやっぱり素早い
KP(ミナカミ)
なんだろうこのすばしっこさは……
KP(ミナカミ)
ロリショタ化についての処理は以上。
笹木 美緒(さりこ)
お外で元気に走り回るショタ宝条さん余裕で推せます
KP(ミナカミ)
そんで時計さんですね。
笹木 美緒(さりこ)
時計さん!
KP(ミナカミ)
懐中時計の針は「0時0分」を指し示しています。
KP(ミナカミ)
かち、かち、と秒針が規則的に回っていますが、秒針が一回りしても分針が動く気配はありません。
笹木 美緒(さりこ)
秒針は時計回りに回っていますか?
KP(ミナカミ)
反時計回りですね。
笹木 美緒(さりこ)
逆らっている…
笹木 美緒(さりこ)
時の流れに身をまかせられない
笹木 美緒(さりこ)
「この時計おかしくないですか?」時計さんを指さす
笹木 美緒(さりこ)
「というより動いてるし。さっきまでうんともすんともいわなかったのに」
笹木 美緒(さりこ)
「原因絶対これですよね。ええ、どうしようー…」
宝条 豊(ミナカミ)
「うーん確かに……逆に回ってるしなあ……ガチの曰くつきやんかこれ……」
KP(ミナカミ)
どうしようと悩んでいると、美緒ちゃんの携帯が着信音を鳴らします。
笹木 美緒(さりこ)
とりますとります
笹木 美緒(さりこ)
あっ画面を確認します
笹木 美緒(さりこ)
さっきの小畑さんの事が一瞬頭を過ぎる
KP(ミナカミ)
画面には見覚えのない電話番号が表示されていますね。個人の携帯番号っぽいです。
笹木 美緒(さりこ)
「あ、ねえねえ。さっき小畑さんにかかってきた電話なんですけど。宝条さん聞きとれたんですか?」
笹木 美緒(さりこ)
知らない番号にええー…って顔をしています
宝条 豊(ミナカミ)
「うん? なんか時計とか言ってたくらいしか。けどあの怒りっぷり、ガチ案件やと思うなあ」
笹木 美緒(さりこ)
「取った方が…いいですかね…?」尋ねてはいるけどまあ取りますよね…
宝条 豊(ミナカミ)
「とりあえず取ってみたら? 怒鳴られたら即切ったらええし」
笹木 美緒(さりこ)
「はい。ひええ…」通話アイコンをタップ
笹木 美緒(さりこ)
ちょっとだけ電話を耳から離している
KP(ミナカミ)
では通話を始めてみると、
笹木 美緒(さりこ)
あああー><って顔をしながら
小畑 涼(ミナカミ)
「あ、笹木さん。ちょっとヤバいことになったんで、店長さんから電話番号聞いてかけちゃいました……!」
KP(ミナカミ)
小畑の声がしますね。
笹木 美緒(さりこ)
「あ、小畑さん(よかったー!)どうしたんですか?」
笹木 美緒(さりこ)
あっ声とか幼くなってるですよね…大丈夫かな…!
小畑 涼(ミナカミ)
「えーっと、さっき渡した時計の件で急ぎで話をしたいんですけど、待ち合わせってできます?」
KP(ミナカミ)
と、小畑は近くのコンビニ前での待ち合わせを提案してきます。
笹木 美緒(さりこ)
「えっ待ち合わせ」思わず宝条さんを見る
宝条 豊(ミナカミ)
「待ち合わせかあ……」
笹木 美緒(さりこ)
「待ちあわ……えーっとちょっと待ってくださいね」
小畑 涼(ミナカミ)
「たぶんですけど、笹木さんも一緒にいた人も、今大変なことになってますよね」
小畑 涼(ミナカミ)
「その件での話なんです……」
笹木 美緒(さりこ)
「信じてもらえますかね…?」なんて宝条さんに言ってたら
笹木 美緒(さりこ)
「あっ!?行きます行きますっ!!」
小畑 涼(ミナカミ)
「よかった。じゃあなるはやでお願いします……!」
KP(ミナカミ)
どこか弱弱しい声を最後に、通話は途切れました。
笹木 美緒(さりこ)
「はいい…!」電話を切った後
笹木 美緒(さりこ)
「宝条さん、小畑さんが、あっさっきこれをくれた男の人なんですけど、何か知ってるっぽいです」
笹木 美緒(さりこ)
「行きましょう。私達と同じでちっちゃくなっちゃってるかも!」
宝条 豊(ミナカミ)
「お、そうなん? じゃあ行こか。もたもたしてもええことなさそうやし」
宝条 豊(ミナカミ)
ひょいと席を立って喫茶店を後にします。会計は任せた(この態度)
笹木 美緒(さりこ)
勿論だぜ。
笹木 美緒(さりこ)
あ、店員さんとか不審な顔してたりしますか?
笹木 美緒(さりこ)
だって入ってないはずのちっちゃい子達が突然会計しだした可能性も…
KP(ミナカミ)
喫茶店は繁盛していて客を1人1人気にかける余裕もなかったんでしょう。小さい子が背伸びしてきたんだなあ程度です。
笹木 美緒(さりこ)
よかった…
笹木 美緒(さりこ)
ラフを宝条さんに描いてもらったのでここでの支払いは実質無料ですね
笹木 美緒(さりこ)
そうだ、ちっちゃくなったってことは、背丈の差も縮まったんでしょうか
KP(ミナカミ)
実質無料 #とは
KP(ミナカミ)
成長期前だろうし背丈もそんなに差がないかと
笹木 美緒(さりこ)
確定SSRありがとうございます
笹木 美緒(さりこ)
それじゃあ宝条さんを見ながらちょっと嬉しげにします
KP(ミナカミ)
かわいいかよ……
笹木 美緒(さりこ)
目線が合う…ありがとう世界
笹木 美緒(さりこ)
ありがたくはないけど。ないんだけど。
KP(ミナカミ)
ではではそんなこんなで近くのコンビニへ。
コンビニ前
KP(ミナカミ)
待ち合わせ場所に指定されたコンビニは立地が良いのか人の出入りがそこそこあり、車も何台か停まっています。
KP(ミナカミ)
ですが、辺りを見渡してみても小畑の姿はありません。
笹木 美緒(さりこ)
目星! #早漏
笹木 美緒(さりこ)
「あっれー?」きょろきょろ
KP(ミナカミ)
目星を振っても小畑の姿はない! ショタっぽい小畑もいない!
宝条 豊(ミナカミ)
「まだ来てへんのかなあ」
笹木 美緒(さりこ)
なんで!豆しばみたいな小畑さんみたかったのに!
KP(ミナカミ)
そうして2人がきょろきょろしていると、
KP(ミナカミ)
五十代ほどの男性が2人のところに歩み寄ってきます。
NPC(ミナカミ)
「君達が笹木さんとお連れさん、かな?」
KP(ミナカミ)
おじさんはにこりと微笑んで「こんにちは」と挨拶をしてきます。
笹木 美緒(さりこ)
めをぱちくり
笹木 美緒(さりこ)
「そうですけど…あれ?小畑さんは…」
宝条 豊(ミナカミ)
「こんにちはー」 とりあえず愛想よく挨拶はする。
笹木 美緒(さりこ)
まだ通報案件じゃない
NPC(ミナカミ)
「私は小畑君の代理の者でね。小畑君が急用で来れなくなったから、代わりに私が」
NPC(ミナカミ)
「今回の件で迷惑をかけた、詳しい話は別所でしたい……とのことだ」
NPC(ミナカミ)
「車はそこに停めているから、連れて行ってあげよう」 と、コンビニに停めている車を指し示します。
笹木 美緒(さりこ)
「ええー……?」事案のかほりが
宝条 豊(ミナカミ)
「はあそうですか……」
笹木 美緒(さりこ)
知らない人に着いていったらいけないってお母さんが…
笹木 美緒(さりこ)
って言ってるわけにもいかないんで…
笹木 美緒(さりこ)
「乗り…ます…?」
宝条 豊(ミナカミ)
「えー……美緒ちゃん乗る気なん? うーん……」 宝条は悩んでますね。
笹木 美緒(さりこ)
「いや、乗りたくはないですよ…?でもほら、これ以外に方法が…」
笹木 美緒(さりこ)
「でもこれって事案ってやつに近いですよね」
宝条 豊(ミナカミ)
「これ以外……さっきの電話折り返して小畑君に電話しまくるとか……」 うーん
笹木 美緒(さりこ)
そそそーっと後ずさりする
NPC(ミナカミ)
「? どうしたんだい?」
笹木 美緒(さりこ)
「あっ、それだ!」
笹木 美緒(さりこ)
ちょっと小畑さんにここで電話かけてみてもいいですか?
KP(ミナカミ)
いいですよ。
笹木 美緒(さりこ)
車の中から着信音とか聞こえたらどうしよ…などと思いながら、おじさんに断って小畑さんに電話をしてみます
笹木 美緒(さりこ)
「えーっと、ちょっと待ってくださいね」なんて言いながら電話する
KP(ミナカミ)
小畑に電話をしてみると、一向に繋がる気配はありません。
笹木 美緒(さりこ)
ああん…
笹木 美緒(さりこ)
「出ないっぽいです…」
笹木 美緒(さりこ)
「逃げます?」ひそひそ
宝条 豊(ミナカミ)
「ええー……」
宝条 豊(ミナカミ)
「……まあ、怪しいおっさんやしなあ……」
KP(ミナカミ)
逃げますか?
笹木 美緒(さりこ)
「ここで捕まって身代金要求されるわけには…」
笹木 美緒(さりこ)
逃げます!ぴゃーっと!
KP(ミナカミ)
分かりました。
NPC(ミナカミ)
「……乗ってくれないのかな」
KP(ミナカミ)
おじさんは2人が車に乗りたがらないことを察し、2人を無理やり乗せるべく手を伸ばしてきます。
KP(ミナカミ)
逃げる場合は《DEX5との抵抗表ロール》……ですが、異常を察した客や店員がおじさんを抑えるため、今回は技能ロールなしで逃走できます。
笹木 美緒(さりこ)
「ひっ…」
笹木 美緒(さりこ)
ありがとう店員さんお客さん
宝条 豊(ミナカミ)
「うわーーーーー怪しいおっさんが誘拐しようとしてくるーーーー!! いたいけな子供を誘拐ーーーーー!!!!」
宝条 豊(ミナカミ)
とか騒いで店員さんお客さんを煽りながら逃げます。
笹木 美緒(さりこ)
かわいいかよ…
KP(ミナカミ)
子供の立場をフル活用していきたい。
KP(ミナカミ)
おじさんが待ってくれやら何やら言っていますが、無事逃走に成功……したところで、休憩入れましょうか。
笹木 美緒(さりこ)
「んきゃーーー!!!?」必死
笹木 美緒(さりこ)
はあい!お昼はうどんよ。
KP(ミナカミ)
再開は13時くらいでお願いします!
笹木 美緒(さりこ)
分かりましたー!
路地裏
KP(ミナカミ)
怪しいおじさんから逃げ出した2人。
KP(ミナカミ)
2人はあちこち走り回り、やがて……巡り巡ってコンビニの裏手まで戻ってきました。
KP(ミナカミ)
人気がなくどことなく薄暗い雰囲気の路地裏です……が、
KP(ミナカミ)
エアコンの室外機にもたれかかるようにして、小畑が地面に座っていました。
笹木 美緒(さりこ)
「しんどい…っ……」ぜーはー
笹木 美緒(さりこ)
そこかよう!!
宝条 豊(ミナカミ)
「……あれ、小畑君ちゃう?」
笹木 美緒(さりこ)
「おばたさーんー……」うらめしげ
笹木 美緒(さりこ)
小畑さんはちっちゃいですか
KP(ミナカミ)
小畑はふつうのサイズですね。
笹木 美緒(さりこ)
なんでや
笹木 美緒(さりこ)
ちょっとの間ぜーはーしてましたが、小畑さんの方に近づいていきます
KP(ミナカミ)
美緒ちゃんが近づいても小畑は何の反応も返しません。
笹木 美緒(さりこ)
「来ました!」腰に手を当てて仁王立ち…あれえ
宝条 豊(ミナカミ)
宝条も美緒ちゃんの後に続こう。
笹木 美緒(さりこ)
「小畑さーん?」顔を覗き込んでみます
KP(ミナカミ)
はい、では顔を覗き込んでみると。
NPC(ミナカミ)
どさり、と。
KP(ミナカミ)
小畑はそのまま、人形のように倒れます。
笹木 美緒(さりこ)
えっ?
笹木 美緒(さりこ)
「えっ」
笹木 美緒(さりこ)
「えっえっ…!?」
KP(ミナカミ)
彼の体からは温度が失われており、彼はもう生きていない、ということが分かるでしょう。
KP(ミナカミ)
【1/1d4】のSANチェックどうぞ。
宝条 豊(ミナカミ)
「は……!?」
笹木 美緒(さりこ)
CCB<=57 SAN
Cthulhu : (1D100<=57) → 42 → 成功
宝条 豊(ミナカミ)
ccb<=55 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=55) → 42 → 成功
KP(ミナカミ)
おそろいだ
笹木 美緒(さりこ)
SAN57→56
笹木 美緒(さりこ)
おそろい…///
KP(ミナカミ)
SAN55→54
笹木 美緒(さりこ)
「え、なん、なんで……」あとずさり
宝条 豊(ミナカミ)
「……ここまでヤバいとか聞いてへんって……」
KP(ミナカミ)
とりあえず遺体周辺の情報を出しましょう。
笹木 美緒(さりこ)
「さっきまで、だって…!」
笹木 美緒(さりこ)
刺された跡とか殴打の後とかあったりしますか…
笹木 美緒(さりこ)
はあい!
KP(ミナカミ)
遺体の傍には手帳と名刺が落ちています。
KP(ミナカミ)
名刺には「伊高(いたか)出版 増田 久美子(ますだ くみこ)」とあり、電話番号や住所も小さく書かれています。どうやら住所はここからそう遠くないようですね。
KP(ミナカミ)
手帳には、今日の日付のところに「16:00 伊高出版」と書かれています。
KP(ミナカミ)
遺体をよく調べる場合は《目星》、手帳をさらに詳しく見る場合は《図書館》が必要です。
笹木 美緒(さりこ)
いたか…
笹木 美緒(さりこ)
えーっと、それじゃあ手帳を見てみようかなあ
笹木 美緒(さりこ)
「16時…伊高出版…」自分のスマホを見てみる
KP(ミナカミ)
では《図書館》どうぞー。宝条は《目星》いこう。
笹木 美緒(さりこ)
CCB<=75 図書館
Cthulhu : (1D100<=75) → 49 → 成功
笹木 美緒(さりこ)
よしよし
宝条 豊(ミナカミ)
ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 80 → 成功
KP(ミナカミ)
あっぶね
笹木 美緒(さりこ)
成功しているんだ!
KP(ミナカミ)
ではまず図書館情報から。
KP(ミナカミ)
美緒ちゃんが手帳をよく調べてみると、手帳に書かれているのは仕事に関するメモが大半ですが、毎週日曜日にリンゴと女性をモチーフにした小さなスタンプが押されて、その横に「礼拝」と書かれています。
KP(ミナカミ)
……ですが、次の日曜日のスタンプには×印がつけられており、今日の日付のところには◎の印と「16:00 伊高出版」とメモがついています。
笹木 美緒(さりこ)
ほうほう
KP(ミナカミ)
続いて目星情報。
KP(ミナカミ)
小畑の遺体をよく調べてみると、手にはリンゴと女性をモチーフにしたブローチが握られていました。
KP(ミナカミ)
また、小畑はシャツの下に隠すようにしてネックレスをしており、そこにも同じ意匠の飾りがついています。
KP(ミナカミ)
体中に酷い暴行を受けた跡があり、ブローチはその最中に小畑がもぎ取ったものであると推測できるでしょう。
笹木 美緒(さりこ)
痛そう…
宝条 豊(ミナカミ)
「うえー……こういう最期は嫌やなあ……」 ごそごそ探ってブローチとネックレスを回収します。
笹木 美緒(さりこ)
「礼拝…信心深かったんだ小畑さん」手帳を宝条さんに見せよう
笹木 美緒(さりこ)
「これ、キリスト教のモチーフですかね。林檎と女の人…知恵の実とイヴかな」
宝条 豊(ミナカミ)
「宗教にハマりそうな兄ちゃんやったんやなあ」 手帳を見つつ、目星情報を共有しますね。
笹木 美緒(さりこ)
情報を聞いて一度ぎゅっと目をつむる
宝条 豊(ミナカミ)
「……いける?」 そんな美緒ちゃんの顔を覗き込もう。
笹木 美緒(さりこ)
「……大丈夫です」ちょっと涙目ですが頷きます。宝条さん優しいよう…
笹木 美緒(さりこ)
「こうしてても何にもならないですもんね。どうしよう…伊高出版に行ってみます?でもなあ…」手帳をパラパラとめくってみる
宝条 豊(ミナカミ)
「ならよし」 微笑を返しましょう。
笹木 美緒(さりこ)
んんんんんんんん
宝条 豊(ミナカミ)
「小畑君、伊高出版で何しようと思ってたんやろなあ……」 うーん
笹木 美緒(さりこ)
「えっと、このモチーフが何なのか探して…あと小畑さんのご遺体は警察に連絡でいいのかな…」
笹木 美緒(さりこ)
そういえば、小畑さんの職業とか分かってよかったんでしたっけ
KP(ミナカミ)
小畑はなんか……普通の会社員じゃないかな……(ふわふわ)
笹木 美緒(さりこ)
ふわふわん。
笹木 美緒(さりこ)
店員とお客さんだしなあ、そんなに突っ込んだことも聞かないか…
宝条 豊(ミナカミ)
「警察にあれこれ聞かれたら時間かかってまうし、通報して逃げた方がええんちゃうかなあ」
笹木 美緒(さりこ)
「そっか。人が倒れてますって言えばいいかな」
笹木 美緒(さりこ)
警察に通報します…かなしい
KP(ミナカミ)
はい、ではつつがなく通報し終わりました。
KP(ミナカミ)
暫くするとここに警察がやってきますね。
笹木 美緒(さりこ)
そしてその場から立ち去ります。小畑さんに手を合わせておこう…
宝条 豊(ミナカミ)
「なむなむ」 宝条も美緒ちゃんと一緒に立ち去りましょう。
笹木 美緒(さりこ)
「伊高出版行ってみますか。ここしか当てはないし…」
笹木 美緒(さりこ)
今何時でしょう。16時前には出版社に着けるかな…
宝条 豊(ミナカミ)
「せやな。小畑君の知り合い言うたらいけるかな……」
KP(ミナカミ)
だいたい15時くらいですかね。16時前には井高出版に行けますよ。
笹木 美緒(さりこ)
「賭けるしかない…」
笹木 美緒(さりこ)
あと、この林檎と女性のモチーフのスタンプなんですが、何か連想できるものはありますか?
笹木 美緒(さりこ)
知識とかアイデアとか振れたりするのかな…
KP(ミナカミ)
ううーん……この場でとなると《オカルト》くらいですかねえ
笹木 美緒(さりこ)
オカルト振ってみたいですー!
KP(ミナカミ)
どうぞどうぞ!
笹木 美緒(さりこ)
CCB<=11 オカルト
Cthulhu : (1D100<=11) → 33 → 失敗
笹木 美緒(さりこ)
ああん。
KP(ミナカミ)
せやな……
笹木 美緒(さりこ)
大人しく伊高出版に行きます…
笹木 美緒(さりこ)
そういえば、巻き戻ったのは二人の時間だけなのかな。
笹木 美緒(さりこ)
今が何年かとか分かりますか?
KP(ミナカミ)
探索者の認識通りの年代ですよ。巻き戻ったのは2人の時間だけです。
笹木 美緒(さりこ)
はあい…