ハムデミック (2022/01/08)

SCENARIO INFO

Writer/蟹(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/白瀬 亜紀(梟)
PC2/南條 優斗(ミナカミ)

INDEX

1日目1日目-2アフタープレイ



導入

KP(ミナカミ)
それではCoC「ハムデミック」始めていきましょう。よろしくお願いします。
白瀬 亜紀(梟)
よろしくお願いします!
KP(ミナカミ)
まずは導入として、亜紀と南條が連れ立って街中を歩いている場面から。
KP(ミナカミ)
見慣れた街を歩き回り、足りない食材や細かな雑貨の買い出しを済ませたところだ。
南條 優斗(ミナカミ)
「他、別に買うもんはねえよな」 などと確認している。(あるかどうかは好きに決めていいよ)
白瀬 亜紀(梟)
「必要なものは買えたと思うよ」 あれとそれと…と思い出しつつ
白瀬 亜紀(梟)
「歩いてるうちに欲しいもの見つけたり思い出すかもしれないけど」 いつものこと
南條 優斗(ミナカミ)
「……変な衝動買いはするなよ」
白瀬 亜紀(梟)
「急じゃないけどあるといいな、みたいなのもあるんだもん」
白瀬 亜紀(梟)
「でも大体揃ったし、多分大丈夫」 たぶん
南條 優斗(ミナカミ)
「多分って言われたら大丈夫じゃなさそう感がすげえな」 などと言いつつ、南條も特に足りないものは思い当たらないようで、それ以上は何も言わない。
KP(ミナカミ)
買い出しを済ませて家に続く道を行く。南條は何も言わずに液体類や缶詰といった重いものを持っているが、亜紀が持とうとするとほんのり機嫌が悪くなるのは知っているため、そのまま任せているだろう。
KP(ミナカミ)
さて、その途中。何やらたくさんの人がゾロゾロと行列を成している光景が目に入った。
KP(ミナカミ)
その行列の先に目をやると、「HAM-de-MIC(ハムデミック)」と書かれたカラフルな看板が目に入るだろう。
南條 優斗(ミナカミ)
「……ハムスターカフェ?」
白瀬 亜紀(梟)
「新しく出来たのかな?人気だね」
南條 優斗(ミナカミ)
「何か、雑誌で見たことあるな。すげえ人懐っこいハムスターがいて人気なんだとよ」
KP(ミナカミ)
ここで〈自然〉または〈知識〉どうぞ。出てくる情報は同じです。
白瀬 亜紀(梟)
cc<=76 自然 (1D100<=76) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 90 > 90 > 失敗
白瀬 亜紀(梟)
自然ーッ
KP(ミナカミ)
おしいな~
南條 優斗(ミナカミ)
cc<=65 知識 (1D100<=65) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 8 > 8 > イクストリーム成功
KP(ミナカミ)
知ってた
白瀬 亜紀(梟)
やったー!
KP(ミナカミ)
では、南條は雑誌に書かれていた内容を思い出す。
南條 優斗(ミナカミ)
「確か、ハムスターは犬猫より野生寄りで懐きにくいから、なおさら珍しいって書いてたな」
白瀬 亜紀(梟)
「そうなんだ。じゃあふれあいコーナーとかでちょっと触らせてくれた子は大人しいか懐っこいほうだったのかな」 ふむふむしてた
南條 優斗(ミナカミ)
「だろうな」 ふむふむする様子を眺めた 「……飼うなよ」
白瀬 亜紀(梟)
「大丈夫だよ、うちにはハクさんが居るし」 きっと追っかけちゃう、と言いつつ
白瀬 亜紀(梟)
「でもちょっと見るくらいは……出来ないかな」 混んでるな…って眺めてる
KP(ミナカミ)
行列はズラリと並んでおり、店の入り口の方を見ると「本日の整理券は終了しました」と書かれている。凄まじい人気ぶりだ。
白瀬 亜紀(梟)
「あ、整理券制なんだ。本当に人気なんだね」 おや
白瀬 亜紀(梟)
「またそのうち来ようかな」
南條 優斗(ミナカミ)
「朝一で並ばないと入れねえレベルっぽいな」 暇人が多いな……とこぼした
白瀬 亜紀(梟)
「可愛いものは可愛いもんね」 
白瀬 亜紀(梟)
「もうしばらくしたら空く…ようになるかな。またにしよう」 
KP(ミナカミ)
そうしてハムスターカフェを横目に見つつ歩くあなた達の背後から、聞きなれた声がかかる。
NPC(ミナカミ)
「あ! 亜紀ちゃん!! と南條!!」
KP(ミナカミ)
振り向くと、もはやダチと言っても過言ではない自警団の男が手をブンブン振りながら小走りでやってくる。
NPC(ミナカミ)
「何? 2人もここ気になる系? 俺もなんだよね~」
白瀬 亜紀(梟)
「あ、おはよう」 最近寒いねって挨拶してる
白瀬 亜紀(梟)
「最近出来たのかな。気になるけど、すごい人気だね」 お前も気になるか?わたしもだよ…
NPC(ミナカミ)
「いつかは可愛い彼女と一緒にハムをはべらせてえよ……と、そうじゃなくて。南條にちょっと話があってさ。ちょっと借りていい?」
南條 優斗(ミナカミ)
「は?」 ジロ……と睨みつつ、特に抵抗はしない。
白瀬 亜紀(梟)
「南條くんに用事?」 なんか出てるな…本音が…と思いつつ 南條くんが良いなら待ってるよ、って見上げた
南條 優斗(ミナカミ)
「どうせ下らねえ用事だ。先に帰っててくれ」
白瀬 亜紀(梟)
「そう?じゃあ先歩いてようかな」 
白瀬 亜紀(梟)
「また家でね」 
NPC(ミナカミ)
「見せつけてくれるねえ~~~」 ヒューヒューと言いつつ、南條を連れて行くだろう。
白瀬 亜紀(梟)
「そんなんじゃないよ」 云いつつ
白瀬 亜紀(梟)
あとでねって見送って自分は帰路についた ぽてぽて
KP(ミナカミ)
では、亜紀がぽてぽてと帰路を歩いていると。
NPC(ミナカミ)
「あのう、すみません」 と女性が声をかけてくる。
白瀬 亜紀(梟)
「? はい」 なんだろう…と立ち止まって返事をします
NPC(ミナカミ)
「よろしければ、アンケートに答えて頂けませんか?」 と、手記ボードを亜紀に差し出している。
NPC(ミナカミ)
「街中の皆さんに、年齢とご職業、休日の過ごし方などを伺っています」 アンケート内容を見ると、当たり障りない内容が並んでいる。
白瀬 亜紀(梟)
「アンケート?」 いいですよと受け取って書こう。さらさら…
KP(ミナカミ)
回答が難しいものや個人情報に踏み込んだ内容はない。サラサラッと記入を終えることができるだろう。
KP(ミナカミ)
回答を受け取った女性はその内容をフムフムと読みこんで頷いた。
NPC(ミナカミ)
「なるほど、とても充実された日々をお過ごしのようですね」
NPC(ミナカミ)
「一点だけ、気になることがありますね。少し詳しい話をしたいので、一度事務所までお越しいただけますか?」
KP(ミナカミ)
そう言いながら、女性は亜紀の腕を掴んで引っ張ってくるだろう。
白瀬 亜紀(梟)
「えっ わっ あっ」 そのまま引っ張られそうだな…
白瀬 亜紀(梟)
一応抵抗はしてみますがそのままグイグイ行っちゃいますか?!
NPC(ミナカミ)
「ああ、大丈夫ですよ、心配はいりません」 女性からはむせ返るような甘ったるい臭いがする。
KP(ミナカミ)
その臭いを嗅いでいると、頭がボンヤリとする。ふと気づけば、「分かりました、少しだけですよ」とひとりでに口走っている。
KP(ミナカミ)
思考がまとまらないまま、来た道を戻り……先程見かけたハムスターカフェの近くにあるテナントビルに連れて行かれるだろう。
KP(ミナカミ)
照明も日光も入り込まない、暗い屋内へ入っていく。
KP(ミナカミ)
くらくらとした意識のまま、閉鎖的な部屋に通され、ソファへ体を任せる。
KP(ミナカミ)
薄暗がりに照らされていると、虫の羽音がわんわんと耳へ響いてきた。
KP(ミナカミ)
チラつく視界に複数人の人影と、聞き取れない言葉が降りかかる。
KP(ミナカミ)
何をされているのか分からない。
KP(ミナカミ)
反抗しようにも、力の抜けた手足が思う通りに動かない。
NPC(ミナカミ)
「話が違うっ!!」
KP(ミナカミ)
キンと響く女の怒号が聞こえた。
KP(ミナカミ)
羽音と奇妙な言葉が止まり、思考が少し戻ってくる。
KP(ミナカミ)
複数の人間が揉めている声がする。ガラスが割れる音や金切り声と、慌ただしい足音……。
KP(ミナカミ)
幸いにも、亜紀への注意はすっかり失せているようだ。手足の感覚も戻ってきた。拘束されている様子もない。
KP(ミナカミ)
まだおぼろげな意識のままだが、亜紀は無理矢理足を動かしてその場を逃げ出すだろう。
KP(ミナカミ)
暗いビルを抜け出し、路上へと向かう。
KP(ミナカミ)
やけに心臓が早く鼓動し、異常を訴える胸を抑えることだろう。
KP(ミナカミ)
亜紀は路地裏へ転がり込むと同時に、意識を失った。

路地裏

──西日の眩しさで目を覚ます。時刻は夕方のようだ。
自身の心臓の鼓動が、妙に早く感じる。
視界はぼやけ、なんだか白黒に見えた。それでも、意識は明瞭だ。
目覚めた場所は随分と広いようだ。加えて、大きな布に包まれているような感触がある。

そんな周囲を確認した所感が、全て吹き飛ぶほどに“臭い”。
様々な臭いが混ざり、まるでヘドロを間近で嗅いでいるかのようだった。
そして、煩い。甲高い鳴き声、地鳴りが混ざった足音、他にも様々な音。音。全てが耳障りだ。

とにかく移動を……と歩を進めたところで、自分が普段と違う歩き方をしていると気付く。
四足歩行をしているのだ。まるで犬や猫のように。
見下ろせば、己の手足が人間のモノから変化していることも確認できる。
身体はふわふわの毛で覆われ───確かめれば確かめるほどに、この体は。

――“ハムスター”そのものだった。
KP(ミナカミ)
★正気度喪失【1D4/1D10】
白瀬 亜紀(梟)
cc<=61 正気度 (1D100<=61) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 24 > 24 > ハード成功
白瀬 亜紀(梟)
1d4 (1D4) > 4
白瀬 亜紀(梟)
びっくりしました
KP(ミナカミ)
かなり動揺している。
system
[ 白瀬 亜紀(梟) ] 正気度:61 → 57
白瀬 亜紀(梟)
「(あれっ???!!!)」
白瀬 亜紀(梟)
「(ち…小さく…なったどころじゃ…ない…!)」 オロ…
KP(ミナカミ)
では、ハムスター化に当たっての説明を入れて、いったん休憩にしましょう。
白瀬 亜紀(梟)
はーい!
KP(ミナカミ)
情報タブの方に出しておきますね
▼ハムスター化による変化
(1)言葉と視界への制限
人語は話せず「ギッ、ジジッ、キュッ、キュー」といった鳴き声のみ。探索ハム同士ならば会話可能。
視界は白黒でかなりの近眼となっている。
視覚情報は光の感知程度で、状況は嗅覚と聴覚で判断しなければならない。

(2)知識への影響
知識は元のまま所有しており、意識もハッキリしている。知識関連の能力や技能の判定へは影響なし。

(3)能力値の変化
以下の能力値へと変動している。
STR:10 CON:35 SIZ:5 DEX:元の値+15
耐久力:4 db:-2 ビルド:-2 MOV:9

(4)技能値の変動
攻撃系・操作系の技能は全て不可。一部を除いた身体的な技能の使用には-50%補正で判定する。
極度の視力の低下により〈目星〉はできない。〈目星〉の数値は〈嗅覚〉へと代用される。

〈嗅覚〉 ⇒ 75%
〈聞き耳:初期値20〉+30% ⇒ 95%
〈登攀:初期値20〉+40% ⇒ 60%
〈隠密:初期値20〉+70% ⇒ 90%
〈回避:初期値27〉+10% ⇒ 37%

(5)フレーバーハムスター要素
・夜行性なので、明るい場所が苦手
・沢山は食べられないため、短時間で空腹になる
・長く眠れないので、うとうとしやすい
・安全な場所にいると、好奇心が刺激されやすい
白瀬 亜紀(梟)
「(目が…白黒でよく見えない…匂いと音がすごい…ううう…)」 呻いてるけどキュワ…みたいな音しか出ない
KP(ミナカミ)
キュワ……というささやかな鳴き声は誰にも届かない。ちいさないのちだから……
KP(ミナカミ)
……というところで、いったん休憩にしましょう。お疲れ様でした!
KP(ミナカミ)
それでは再開。
KP(ミナカミ)
突然の事態にキュワ……となっている亜紀の近くでライン!!!!!!!!!!!と爆音が鳴る。
KP(ミナカミ)
そちらを見ると、自分の身の丈ほどの大きさの何かがピカピカと光っている……ように見える。
白瀬 亜紀(梟)
スマホでは?!てちてちそっちに行って何かを確認します!
KP(ミナカミ)
音のした方にてちてちと向かう。
KP(ミナカミ)
大きさの感じからして自分のスマホ……に思えなくもないが、白黒のボンヤリした視覚では確信が持てない。
KP(ミナカミ)
顔を近づけたところでライン!!!!!!!!!!!と爆音をお見舞いされるが、やはり画面はボンヤリしている。
白瀬 亜紀(梟)
なんとなーく記憶で操作してLINEの送り主とか確認したいんですが触れますか…?ハムのおてて…
KP(ミナカミ)
では、ハムのおててで画面を触ろうとしたところで、コツコツという靴音が響く。
KP(ミナカミ)
靴音がした方を見ると、ものすごく巨大な白と黒の影がこちらに近づいてきているようだ。
白瀬 亜紀(梟)
「(どうにかして南條くんに連絡しなきゃ…ハッ)」
白瀬 亜紀(梟)
すごくでっかい白と黒!南條くんかな!と思って顔上げてキュッキュッ!!!って鳴いてみます ここだよ!
KP(ミナカミ)
影は亜紀の近くで立ち止まり、しゃがんだ……ように見える。
南條 優斗(ミナカミ)
「……亜紀の服か? なんでこんなとこに……」
KP(ミナカミ)
その独り言から、この人影は南條だと断定出来るだろう。
南條 優斗(ミナカミ)
「服と荷物だけ……強盗にでも巻き込まれたか……?」
白瀬 亜紀(梟)
「キュッ!キュ!(ここだよ南條くん!)」
白瀬 亜紀(梟)
両手上げてこっち!見て~!ってアピールする
南條 優斗(ミナカミ)
「…………?」 気づいた 「やたら元気なハムスターだな……」
KP(ミナカミ)
自分が亜紀だと伝えたい場合は〈交渉技能〉どうぞ。成功で見事なハムスターランゲージを披露できる。
白瀬 亜紀(梟)
cc<=70 説得 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 79 > 79 > 失敗
白瀬 亜紀(梟)
おしい!
KP(ミナカミ)
おしいな~
南條 優斗(ミナカミ)
cc<=50 INT/アイデア (1D100<=50) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 25 > 25 > ハード成功
白瀬 亜紀(梟)
南條さん!!!!
KP(ミナカミ)
ヨシ!
白瀬 亜紀(梟)
「キュッ キュ~(ダメだ難しい…伝わらない…)」
白瀬 亜紀(梟)
「ヂ…………」 へこんでいる
南條 優斗(ミナカミ)
「……いや、待て……」
南條 優斗(ミナカミ)
「……口に出すのも恥ずいけど、あんた、まさか……」
南條 優斗(ミナカミ)
「亜紀か?」
白瀬 亜紀(梟)
「キュー!!!!(南條くん…!!)」
白瀬 亜紀(梟)
嬉しかったので万歳してる 
KP(ミナカミ)
なんということだ。恋人がハムスターになってしまった。南條に【1/1D8】の正気度喪失が発生する。
南條 優斗(ミナカミ)
cc<=87 正気度 (1D100<=87) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 15 > 15 > イクストリーム成功
system
[ 南條 優斗(ミナカミ) ] 正気度:87 → 86
白瀬 亜紀(梟)
えらい!
南條 優斗(ミナカミ)
「…………」
南條 優斗(ミナカミ)
「……いやいやいや」
南條 優斗(ミナカミ)
「なんでだよ」
南條 優斗(ミナカミ)
「多少は何か変なことやってても仕方ねえなとは思ってるけどよ、これはねえだろ」
白瀬 亜紀(梟)
「ヂ………(ごめん…)」
白瀬 亜紀(梟)
「キュウ…キュ…(見つけてくれてほっとしたけど…)」
白瀬 亜紀(梟)
きもちシュン…ってまるまった
南條 優斗(ミナカミ)
「キューキュー言われても何言ってんのか分かんねえし……」 亜紀の身体をつついてコロコロと転がした
白瀬 亜紀(梟)
「キー!(うわまって今簡単に転がっ…あー!)」
白瀬 亜紀(梟)
転がったらぺたんこ大福になる もそ…と起き上がって顔見るけどボディランゲージができねえからな…(失敗)
南條 優斗(ミナカミ)
「…………」 ぺたんこ大福をもちもちしてまた転がしたりした
白瀬 亜紀(梟)
「キュ…キュッ(うわわ)」
白瀬 亜紀(梟)
されるがままころんころんしている
南條 優斗(ミナカミ)
「……いやいや遊んでる場合じゃねえだろ」 ハッと我に返った
KP(ミナカミ)
南條は周りに散らかっていた服や荷物をまとめ、そして亜紀に向かって手を差し出す。
南條 優斗(ミナカミ)
「ここにいてもしょうがねえし、とりあえずは帰るぞ」
白瀬 亜紀(梟)
わかりやすく パッ🌸 って顔をした
白瀬 亜紀(梟)
おとなしく手のひらによじよじ…と乗っかって大人しくちょこん…とします
KP(ミナカミ)
冷たい路地裏とは打って変わって、南條の手の上は暖かい。様々に音と匂いが移り変わり、うとうとしているうちに家に辿り着くだろう。

自宅

KP(ミナカミ)
ふと気が付くと、見慣れた……いや、嗅ぎなれた匂いに満ちた空間にいた。
KP(ミナカミ)
南條は適当に見繕ったお菓子の空き缶に布類をしきつめて簡易ベッドを作り、そこに亜紀を置いた。
南條 優斗(ミナカミ)
「ハムスターとか飼ったことねえけどこれでいいのか……?」
白瀬 亜紀(梟)
「キュ!(わたしも飼ったことはないけど大丈夫!)」
白瀬 亜紀(梟)
布類を手足でふみふみのすのすしてから座った ちょこん
KP(ミナカミ)
その様子を、南條以外の新たな影……白く、ぴょこんと2つの耳が立つ何かがじっと見ている。
KP(ミナカミ)
獣の匂いが近づき、フンフンとあなたの身体に鼻を押し当て、チョイチョイと撫でるようなソフトタッチを繰り返す。
南條 優斗(ミナカミ)
「ハク、食うなよ」
白瀬 亜紀(梟)
「キュワ!(ハクさん!!)」
KP(ミナカミ)
その声とともに、獣は強制退去された。下の方からナーーーーオ!!!!!!と抗議の声が聞こえる。
白瀬 亜紀(梟)
「キュイ…(そうか…食べられちゃうかもしれないのか…)」
白瀬 亜紀(梟)
「(背中に乗ったりは出来なそうだな…)」って強制退去された方向見てた
南條 優斗(ミナカミ)
「……とりあえず、ハクは後で病院用のキャリーバッグにでも入れておくか……」
KP(ミナカミ)
と言いながら、亜紀の前に小さく切ったキャベツやニンジンを置く。これが晩御飯と言うことなのだろう。
白瀬 亜紀(梟)
「キュ!(ありがとう!)」
白瀬 亜紀(梟)
とりあえずキャベツ食べた ぱりぱりしてる
白瀬 亜紀(梟)
ハムスター可愛いとか思ってたら自分がなるとは…って時々神妙な顔してるけど食べる
南條 優斗(ミナカミ)
「(こういうASMRありそうだな……)」 ぱりぱり音をなんとなく聞いていた
白瀬 亜紀(梟)
ぱりぱり…ぱり… モッモッ… ぱり…(二枚目)
白瀬 亜紀(梟)
「(この身体だと食べて寝るくらいしかできないなあ…訳も話せないし…)」
KP(ミナカミ)
不味くはないのを確認して、南條はハクの捕獲にかかる。
KP(ミナカミ)
夜行性になったからか、ご飯を食べ終えても一向に眠くなる気配がない。
KP(ミナカミ)
南條らしき影がウロウロしているのを眺め、どうすれば事情を伝えられるかどうか思考を巡らせる。
KP(ミナカミ)
ふと、窓の外に目が向いた。雲一つない夜空には、綺麗な月が浮かんでいる。
KP(ミナカミ)
月明かりに照らされた夜空を見上げていると、いつの間にか、月がはっきりと見えるようになっていると気付く。色も判断できる。
KP(ミナカミ)
加えて、床に映る自身の影や、窓に写り込む姿など……自分の姿を何らかの形で確認すれば、ハムスターの状態から変化している。
KP(ミナカミ)
小さいながら人間に近い手足となり、二足歩行もできるようになっているのだ。
KP(ミナカミ)
大きさは子猫ほどしか無い上に非力なままだが、先ほどまでの状態よりは幾分かマシだ。
KP(ミナカミ)
驚いて声を上げるのであれば、人間としての言語も話せることに気付く。大変たどたどしい物だが。
KP(ミナカミ)
舌ったらずで喋る子猫サイズのハム太郎になった感じですね(ざっくり)。
白瀬 亜紀(梟)
「あれっ…?!あ…!しゃべれる!」
KP(ミナカミ)
ともあれ、どうやら夜の間だけ、少し人間に戻れるようだ。まだ完全には動物にならずに済むのではないだろうか、と思うだろう。
白瀬 亜紀(梟)
なるほどな…まだ…
白瀬 亜紀(梟)
「なんじょうくーん!」 ちょっと変化あったよ!って呼ぶ
南條 優斗(ミナカミ)
「あ?」 のしのしとやってくる。どうやらハクとの激闘は終えたようで、手には小さな傷がついていた。
南條 優斗(ミナカミ)
「……いや、待て。喋れんのかよ」
白瀬 亜紀(梟)
「いまきづいたんだよ。ちょっとしゃべりにくいけど、なきごえよりはつたわってるね!」
白瀬 亜紀(梟)
「つれてかえってきてくれてありがとう」 手は大丈夫?って心配してる
南條 優斗(ミナカミ)
「まあ……あのままほっといたらその辺の野良猫に食われてそうだったしな……」
南條 優斗(ミナカミ)
「で、何があってそんなことになってんだ」
白瀬 亜紀(梟)
どうしようかな!ひらがなで喋るとえらいことになりそうなので、箇条書きで「これ話しました!」でもいいですか?(メモ引っ張りながら)
KP(ミナカミ)
箇条書き良いですよ!
白瀬 亜紀(梟)
では思い出しつつ
白瀬 亜紀(梟)
・先に帰ってる時に街頭アンケートの女の人に会った
・その人からは妙に甘ったるい匂いがした
・回答した後で、話があるってハムスターカフェ近くのテナントビルの事務所に連れ込まれた
・光が入らないように事務所が暗くされてて変だなと思ったし、なんだかずっと虫の羽音がしてた
・複数人居たし、聞きなれない言葉にも囲まれたけど、何をされたのかはよくわからない
・途中で「話が違う!」ってその女の人が怒った
・その後揉め始めて、その隙をついて出てきたけど気絶した
白瀬 亜紀(梟)
「…おぼえてるのはこのくらい。なにをされたのかは、よくわからなかったな」
白瀬 亜紀(梟)
「ついていくの断ろうとしたんだけど、変な匂い嗅いだらそのままふらふらしちゃったんだよね」
白瀬 亜紀(梟)
そんな感じで共有しました!
南條 優斗(ミナカミ)
「……その女を探してシメるしかねえか」 共有ありがとうございます。事の顛末に渋い顔をした。
南條 優斗(ミナカミ)
「あとはそのテナントビルか。ハムスターカフェの近くってことは……」 と言った辺りで、亜紀のスマホが着信音を鳴らす。
白瀬 亜紀(梟)
「あれ、なんだろう。出られるかな」 自分で試すけど、出るの難しそうだったら南條さんに代理で出てもらうようにお願いします!
KP(ミナカミ)
スマホを片手で持つとかは流石に難しいですが、電話に出ることは可能です。
NPC(ミナカミ)
「こんばんは。愛玩動物になった気分はどう?」
KP(ミナカミ)
電話口からは、あの女の声がする。
白瀬 亜紀(梟)
「あ…!このひと…」 スピーカーに切り替えて南條さんにも声聞こえるようにできたらいいが…
KP(ミナカミ)
スピーカーに切り替える。南條は自分が話すと話がややこしくなりそうだからと、眉間にしわを寄せながら静かに聞いています。
白瀬 亜紀(梟)
「どうしてこんな…あのひとたちのなかまなの?」 仲間ではないだろうなと中の人は思いつつよ
NPC(ミナカミ)
「さて、それはどうでしょうね?」
NPC(ミナカミ)
「夜になれば話せるのは本当のようね。それじゃあ、これから指定する場所に来てもらえる?」
白瀬 亜紀(梟)
「……うん、わかった。いくよ」 怖いけど行かないと…と思って了承します
NPC(ミナカミ)
「あら」 少し間が空いた 「アンケートの時もそうだけど、素直ね。そういう子、好きよ」
KP(ミナカミ)
女が指定する場所はあの街にある公園だ。探索ハムの足ではあまりにも遠い道のりだが、南條の力を借りれば行くことは可能だ。
白瀬 亜紀(梟)
「あそこのこうえんだね。わかった」
白瀬 亜紀(梟)
「…よるのこうえんはあぶないよ。あなたになにかあってもいけないから、すぐいくよ」
NPC(ミナカミ)
「お気遣いありがとう。待ってるわ」
KP(ミナカミ)
そういうなり、亜紀の返事を待たずに通話は切れる。
南條 優斗(ミナカミ)
「感じの悪い女だな」
白瀬 亜紀(梟)
「……なにかこまってるのかな、このひと」 ヌ…しつつ
白瀬 亜紀(梟)
「いくっていったけど、わたしのあしだと、ずいぶんじかんがかかっちゃう。いっしょにきてくれないかな、なんじょうくん」
南條 優斗(ミナカミ)
「亜紀一人で行かせるわけねえだろ」 と言いながらコートを着て亜紀をひょいと持ち上げてふわふわのハンカチでくるんだ 「……いや一人じゃなくて一匹か……?」
白瀬 亜紀(梟)
「ありがとう。なんじょうくんもあったかくしてね」 包まれると寝そう
白瀬 亜紀(梟)
「このままいっぴきだと困っちゃうからなあ…元に戻らないと」 フンス!してハンカチに収まった
KP(ミナカミ)
フンス! した亜紀ハムを手に載せて、南條は指定された場所……公園に向かう。

公園

KP(ミナカミ)
昼間であれば子供たちの元気な声が聞こえそうなものだが、現在時刻は夜だ。
KP(ミナカミ)
すっかり日が落ち、街灯以外の明かりがない公園は、しんと静まり返っていた。
KP(ミナカミ)
街灯に照らされたベンチに人影がある。誰かが座っているようだ。
KP(ミナカミ)
こちらに気付くと、静かに手招きをしてくる。昼間に会った女で間違いない。
KP(ミナカミ)
彼女は昼間と違い、顔が隠れるほどにしっかりと着込んでいる。
NPC(ミナカミ)
「……思ったよりは、早かったわね。こっちよ」
白瀬 亜紀(梟)
「なんじょうくん、あのひとだよ」 ベンチのひと!って言いつつ近づいていただいて
白瀬 亜紀(梟)
「こんばんは。ひるまとかっこうがちがうんだね」 寒い?って声かけた
KP(ミナカミ)
では、ここで〈嗅覚〉どうぞ。目星と同じ値のアレです。
白瀬 亜紀(梟)
cc<=75 嗅覚 (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 10 > 10 > イクストリーム成功
白瀬 亜紀(梟)
やっと成功した!
KP(ミナカミ)
ナイス出目。
KP(ミナカミ)
亜紀が鼻をピスピス動かすと、あの甘ったるい臭いはせず、むしろ腐臭に近い臭いがすることに気付けるだろう。
白瀬 亜紀(梟)
「………」 本人の前では流石に言えないのであとにしよう でもキュ…って顔に皺が寄った
白瀬 亜紀(梟)
「……ひるまとかんじがちがうね。甘い臭いがしなくなった」 とは言ってみます
NPC(ミナカミ)
「……あいつらのせいよ。あの、呪術師の連中」 亜紀の言葉に対して、忌々しげに舌打ちをする。
NPC(ミナカミ)
「話をする前に、まず最初に言っておくわ。あなたをそんな姿にしたのは私じゃなくて呪術師の連中よ」
NPC(ミナカミ)
「私はあくまで、協力者としてあなたを奴らのところに連れて行っただけ」
白瀬 亜紀(梟)
「はなしがちがうっていってたね。あなたがしたわけじゃなさそうだった」
白瀬 亜紀(梟)
「その、じゅじゅつしのひとたちは、ここでなにをしてるの?」
NPC(ミナカミ)
「さあ? 何かの準備だとか言ってたけど、それ以上は何も聞いてないわ」
NPC(ミナカミ)
「深入りせずに有益なものだけ得るつもりだったのに、騙されて自分も呪われるなんてとんだ災難だわ……」
南條 優斗(ミナカミ)
「亜紀のこれも呪いってわけか」 亜紀のほっぺたをムニッとした
白瀬 亜紀(梟)
「のろいといえばのろいか…」 黒猫は呪われた魔女って話があるよ、とか言いかけてムニられた
白瀬 亜紀(梟)
「でも、なんだろう…わたしのと、あなたの呪いはなんだかちがいそうだね」 ハムスターにはなってないねって言ってみます
NPC(ミナカミ)
「あなたにかけた呪いは『準備』の一環で、私にかけた呪いはそれとは違う。私はそう思ってるわ」
NPC(ミナカミ)
「でも、呪いであることは同じ。あなたも、いつまでもその姿でいるつもりはないでしょう?」
白瀬 亜紀(梟)
「そうだね。このままにしてるわけにはいかないから、なんとかしたいな」 なんとかしたいです
NPC(ミナカミ)
「じゃあ、取引しましょう」
NPC(ミナカミ)
「私は呪いを解く薬の場所を教える。あなたはそこに行って薬を取ってくる。簡単でしょ?」
白瀬 亜紀(梟)
「…かんたんかはわからないけど…こっそりはいるなら、わたしのほうがかんたんかもしれないな…」
白瀬 亜紀(梟)
「ばしょはどこ?」
NPC(ミナカミ)
「なんとなく想像できない? あなたが連れ込まれた場所の近くに、今のあなたみたいな姿のスタッフが沢山いるお店があったじゃない」
南條 優斗(ミナカミ)
「……あのハムスターカフェか」
白瀬 亜紀(梟)
「あそこに…」 思い出しつつ
白瀬 亜紀(梟)
「くすりってどんなみためをしてるとか、わかるかな」
NPC(ミナカミ)
「薬は【月のしずく】って名前の黄色の楕円形の錠剤で、ガラス瓶に保管されていると聞いたわ」
白瀬 亜紀(梟)
「がらすびんに入った、きいろのじょうざいだね。わかった」
白瀬 亜紀(梟)
「とってきたら、わたしと、あなたでのめばいい。ここにもどればいい?」
NPC(ミナカミ)
「いえ、頃合いを見てこちらから連絡するわ」
KP(ミナカミ)
女はそう言いながらキョロキョロと辺りを見渡している。何かに見つかることを極度に恐れているようだ。
白瀬 亜紀(梟)
「おいかけられてるの?」 おや…と思ったので
白瀬 亜紀(梟)
「さっきのひとたち?べつ?」 別だったらあなたは随分大変そうだね
NPC(ミナカミ)
「あの連中に決まってるじゃない! あれだけ協力してやったのに用済みだなんて、意味分かんない」 女はヒステリックな声を上げ、爪を噛む。
NPC(ミナカミ)
「連中、そのうちどこかに行くとは思うんだけどね。それまでは見つかるわけには行かないのよ」
KP(ミナカミ)
女はそう言いながら手帳の1ページを破り、そこにサラサラと電話番号を書いて南條に渡す。
NPC(ミナカミ)
「こっちから連絡するつもりだけど、早めに手に入ったらそっちから電話して頂戴」
南條 優斗(ミナカミ)
「……胡散臭さしかねえけど、乗るしかねえか……」 はあ……と大き目のため息をついた
白瀬 亜紀(梟)
「そうだね。このひとのほうがわかってるだろうから…」 
白瀬 亜紀(梟)
「じゃあ、はやめにみつかったられんらくする。またあとで」
NPC(ミナカミ)
「ええ」 女は短く答え、フードを深くかぶり直してそそくさとその場を後にする。
南條 優斗(ミナカミ)
「……薬の確保はどうするにしろ明日か。オレも出来るだけ気を付けるけど、亜紀も気をつけろよ」
白瀬 亜紀(梟)
「うん」 
白瀬 亜紀(梟)
「また明日になったらただのハムスターみたいになっちゃうかな…」
白瀬 亜紀(梟)
「またキュッキュしか言えなくなったらごめんね」
南條 優斗(ミナカミ)
「まあ、事情とやることが分かっただけだいぶマシだ」
KP(ミナカミ)
南條はそう言いながら帰路に就く。
KP(ミナカミ)
他にやりたいことがなければ朝まで時間を飛ばしますが、どうしますか?
白瀬 亜紀(梟)
とりあえず大丈夫かなと思います!明日もよろしくねしつつ、今晩は帰って寝ましょう
KP(ミナカミ)
はい。それでは帰宅して南條はねんね。亜紀は夜行性ゆえに菓子箱の中をガサガサしながら朝まで過ごす。
白瀬 亜紀(梟)
ガサガサ!

自宅

KP(ミナカミ)
カーテン越しに差し込む朝の陽ざしが部屋を照らす。
KP(ミナカミ)
ふと気づくと、亜紀は元のハムスターへ戻ってしまっている。
KP(ミナカミ)
再び白黒でぼやけきった視界が広がり、必要以上に音を拾ってしまう。
KP(ミナカミ)
人語は全く話せず、獣の鳴き声だけが口から漏れ出るだけだ。
南條 優斗(ミナカミ)
「…………」 ノソ……と大きな影が2階から降りてくる。
南條 優斗(ミナカミ)
「……戻ったな」
白瀬 亜紀(梟)
「キュワー…(そうみたい…)」「キュッキュ(おはよう、南條くん)」
南條 優斗(ミナカミ)
「いや、キューキュー言われても分かんねえし……」
KP(ミナカミ)
そう言いながらコップ一杯の水を飲んで外出用の服に着替える。
南條 優斗(ミナカミ)
「ハムスターカフェに行くんだよな。それでいいか?」 小さく切った野菜を置きながら
白瀬 亜紀(梟)
「キュ!……ハッ(朝ごはんありが…ハッ)」
白瀬 亜紀(梟)
「キュッキュ!(うん、大丈夫!)」 いいつつモシャ…モシャ…
南條 優斗(ミナカミ)
「(OKってことだよな……?)」
KP(ミナカミ)
モシャモシャするのを見守り、長く封印してきたハクを開放して部屋中を駆け回るのを眺めていた
白瀬 亜紀(梟)
「ヂ…(ハクさんごめんね…早く戻らないと)」
白瀬 亜紀(梟)
食べ終わったらごちそうさまでしたのキュ!して出発しましょう いざハムスターカフェへ
KP(ミナカミ)
いざハムスターカフェへ。日が上り温かいハンカチに包まれるとウトウトしてしまうかもしれないが、ハムスターカフェに到着すると南條が起こしてくれるだろう。

ハムスターカフェ

KP(ミナカミ)
流石に朝早くから並べばカフェに入るのは余裕だ。店員の目を盗んだり従業ハムに成りすませば店内を探すことも可能だろう。
KP(ミナカミ)
さて、店内は広い座敷の部屋で、ハムスターの通路となる背の低い仕切りが設けられている。
KP(ミナカミ)
部屋の一角へ座れば、本来ならば人懐っこいハムスターが寄ってきて戯れることができる。
KP(ミナカミ)
……しかしどういうことだろう。南條と亜紀たちの周囲にハムスターは寄ってこず、むしろ警戒している気すらする。
南條 優斗(ミナカミ)
「……まあ、その方が都合は良いけどよ」
白瀬 亜紀(梟)
「キュ…?(なんでだろう…怖がられてるような気がする…)」
白瀬 亜紀(梟)
「キュッ キュワー(とりあえず探し物しようか…しょうがない)」
南條 優斗(ミナカミ)
「もっとキューキュー言ってんのかと思ったけど、意外と静かだな。人間の声の方がする」 猫なで声ならぬハムなで声
KP(ミナカミ)
しかし、南條の印象とは裏腹に、亜紀の耳には従業ハムたちの囁く鳴き声が聞こえてくる。
KP(ミナカミ)
『いつまで媚を売れば良いんだ』
KP(ミナカミ)
『布教ノルマまであと……先が長い……』
KP(ミナカミ)
『早く戻らないと時間がなくなってしまう』
KP(ミナカミ)
『早く人間に戻してくれ……』
KP(ミナカミ)
それらはハムスターの姿となった、元人間たちの嘆きであった。
KP(ミナカミ)
全てではないが、多数の元人間ハムスターが存在することを知るだろう。
KP(ミナカミ)
★正気度喪失【1/1D4】 ※亜紀のみ
白瀬 亜紀(梟)
cc<=57 正気度 (1D100<=57) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 89 > 89 > 失敗
白瀬 亜紀(梟)
1d4 (1D4) > 4
白瀬 亜紀(梟)
減り方!
KP(ミナカミ)
とてもショックを受けている
system
[ 白瀬 亜紀(梟) ] 正気度:57 → 53
白瀬 亜紀(梟)
「キュワーーーーーーーーーーーーーーーーー(悲鳴)」
白瀬 亜紀(梟)
「(大変だ…わたしだけじゃなかったんだ…!)」
南條 優斗(ミナカミ)
「は? おい、どうした」
白瀬 亜紀(梟)
「キュワ…キュワ…ワワ…💦(ここの子たち、みんなわたしと同じみたい)」
KP(ミナカミ)
言いたいことが伝わるかどうか、〈交渉技能〉どうぞ。
白瀬 亜紀(梟)
cc<=70 説得 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 11 > 11 > イクストリーム成功
白瀬 亜紀(梟)
やったー!!!
KP(ミナカミ)
見事なハムランゲージだ。
白瀬 亜紀(梟)
わたし!あの子たち!みんな大変!ってボディランゲージをしてたら通った
南條 優斗(ミナカミ)
「…………」 伝わった 「……マジか……」
白瀬 亜紀(梟)
「!!(南條くんわかってくれた!!」
白瀬 亜紀(梟)
「キュワ…(早くなんとかしないと…)」
白瀬 亜紀(梟)
従業ハムに話を聞いたりはできるのかな…おくすりしらんか
南條 優斗(ミナカミ)
「……まあ、どうするにしろ、もう少し探ってからだろ」
KP(ミナカミ)
従業ハムはあなた達が近づくとササ……と避けて行く。ただの客とハムスターではないと感じて警戒しているのだろう。
KP(ミナカミ)
彼らが何か有益な情報を持っているかどうかは〈聞き耳〉で盗み聞きするしかない。
白瀬 亜紀(梟)
cc<=95 聞き耳 (1D100<=95) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 34 > 34 > ハード成功
白瀬 亜紀(梟)
よし…
KP(ミナカミ)
成功。では人間たちのかわいがりから逃れた従業ハム達の雑談を耳にする。
KP(ミナカミ)
『治療室には人間に戻る薬があるらしいぞ』
KP(ミナカミ)
『私は実験室って聞いたけど……』
KP(ミナカミ)
『あまりその事は話すな、店主に逆らうなんて無理なんだ、地道にノルマを達成するしか……』
KP(ミナカミ)
どうやら治療室、あるいは実験室と呼ばれる場所があるようだ、と分かるだろう。
白瀬 亜紀(梟)
「キュ…キュッキュ…(治療室とか実験室とか…そういう呼ばれ方してるところがあるみたい)」 なんかこうメディカルな雰囲気のやつね
南條 優斗(ミナカミ)
「こことは別の……場所……?」 ハムスターランゲージを読み取って行く
白瀬 亜紀(梟)
待てよ実験室とか難しい言葉伝わるかな?スマホでたぷたぷとかできそうですか?と思ったら南條さーん!!!!
白瀬 亜紀(梟)
流石… そう!ってコクコク頷きました
南條 優斗(ミナカミ)
「流石に客がバックヤードには入れねえからな……」 ウーンと考えて、天井を見た
白瀬 亜紀(梟)
「キュワ?(わたしならあちこち入れそうだけど…天井?)」
南條 優斗(ミナカミ)
「……今の亜紀なら、通気口とか通ろうと思えば通れるか……」
KP(ミナカミ)
カフェには店員や他の客の姿もある。もし通気口があるにしても使おうとすればバレバレだ。
KP(ミナカミ)
南條は亜紀を連れてトイレへと向かい、個室内にて通気口を見つけてこじ開ける。
南條 優斗(ミナカミ)
「……オレはついて行けねえけど、どうする?」
白瀬 亜紀(梟)
「キュ!(とりあえず見てくるよ)」
白瀬 亜紀(梟)
「キュキュ~(なにかわかったら戻ってくる)」
白瀬 亜紀(梟)
行く!フンス!って顔しました
南條 優斗(ミナカミ)
「何かあったらすぐ戻って来いよ」 グッと背伸びして亜紀を通風孔の向こうへ送り出します。
白瀬 亜紀(梟)
「キュ!(はーい!)」
白瀬 亜紀(梟)
では行ってきましょう いざ通気口から先へ!
KP(ミナカミ)
はい。ではいざ通気口の先へ。