1日目

[ハンドアウト]気が付くと、君は屋根の上でぼんやりとしている。側にいた猫は、君と目が合うとどこかへ行ってしまった。《開始地点[町]》

[町]住宅地に足を踏み入れた途端、通りの向こうから乗用車が君を目がけ勢いよく走ってきた。《所持異形1つ以下なら保護される【魂+1】、異形2つ以上で轢死【魂-2/異形『半透明(探索+3、力-3)』を入手】》
(→保護)

その人は僕をまともな人間だと認めて保護してくれた。なんでもこの町には異形の怪物が多いから車で轢き殺しまくっているらしい。そんなことしてるその人も、見た目が人間なだけで、中身は十分怪物だと思うけどなあ。

魂11/力0/探索0

2日目

[町]「美味いぜ?お前も食えよ」親しげに笑みかける青年が食べているのは、さっきまで君を戮そうとしていた住人だ。《食べるなら【魂+2】その際『牙』を持っているなら【魂+3】》

カニバリズムに抵抗はない。勧められるままに食べてみると、なるほど普通の人間とは少し味が違って美味しい。キツネ顔のその人は「でもオレの恋人を食ったんだから許せねーよな、こいつ」と、食べ終わった残骸を踏み潰した。

魂13/力0/探索0

3日目

[町]「橋を渡ると元の場所に帰れるんだって」異形の怪物が首を傾ける「けどこの格好で、お母さん、僕のこと分かるかなあ」《君が欲しければ、死と引き換えに【魂-1/異形『獣耳(探索+2)』を入手】》
(→死亡、獣耳入手)

橋を渡ると帰れる。なるほど「普通であれば」橋を探して右往左往すべきなのだろう。少年は自身の異形を気にしていた為、話を持ちかけてみると少年は感謝の言葉と共に僕の頭に手を伸ばした。視界はそこでブラックアウトする。

魂12/力0/探索2/獣耳(探2)

4日目

[ハンドアウト]気が付くと、ブロック塀の上に座っている。塀を伝って来た猫が、君を跨いで通り過ぎてゆく。《開始地点[町]》

[町]「橋を渡ると元の場所に帰れるんだって」異形の怪物が首を傾ける「けどこの格好で、お母さん、僕のこと分かるかなあ」《君が欲しければ、死と引き換えに【魂-1/異形『獣耳(探索+2)』を入手】》
(→何もしない)

確か最初に気が付いた時も猫がいた。容赦なく僕の身体を踏んで行く遠慮のなさは流石猫様といったところだ。近くをぶらつくと死ぬ前に会った少年がまだいた。猫耳は僕に移したのに、また新たな耳が生えている。獣耳供給の永久機関かな?

魂12/力0/探索2/獣耳(探2)

5日目

[町]住人たちに追われ、逃げた先は行き止まり。君が背にした壁の上で傾いたのは2tトラックだ。《所持異形1つ以下なら許される【魂+1】、異形2つ以上で圧死【魂-2/異形『石肌(火耐性、力+1)』を入手】》
(→許される)

ロードローラーだッ! じゃない2トントラックだって冗談じゃないやめて下さい僕はただの通りすがりの猫耳ボーイであってペラッペラにされるほどの謂れはない! とか騒いでたら許された。この世は実にゴネ得である。

魂13/力0/探索2/獣耳(探2)

6日目

[町]身の丈ほどの岩がずるずると君に近付いてくる。「寂しいんだ…一晩でいい、一緒にいておくれよ…」《岩の願いを聞くなら君は安全な寝床を得る【魂+2】》
(→願いを聞く)

アンジェロ岩だ! まさか実物を見ることになろうとは……って違う? ホント? うん確かにこんな寂しがり屋じゃないねあの人。まあ僕も暇だし色々思い出話をしてあげようアンジェロ君。……え? 名前違う? まあまあ細かい事は気にしない。

魂15/力0/探索2/獣耳(探2)

7日目

[町]息を荒げ、行く手を阻んだ怪物が、大きな耳を君へと向ける。君を探っているようだ。《力3以上で勝利【魂+1】、力2以下で死亡【魂-1/異形『獣耳(探索+2)』を入手】》
(→死亡、異形は重複するので取得なし)

でっかい怪物に追いかけられてるわけだけど、あの子の耳、僕のと結構似てるんだよね。僕もいつかああなるのかなと思うとゾクゾクする! あっこっちに気付いた。いやー粘ってみたけどこれは勝てないねー。熱烈なハグいたきもちい

魂14/力0/探索2/獣耳(探2)

8日目

[ハンドアウト]気が付くと、君は川の浅瀬に立っている。いつから眺めていたのだろう、瞼の裏にまで黄昏が焼きついている。《開始地点[町]》

[町]「異形の種類は死因に準じるみたいなんだよね」白衣の少年は、錆びた包丁と君を見比べた。「実験しよ?」《君が頷くなら刺されて死亡【魂-1/異形『棘(力+2)』を入手】、力1以上で少年を戮せる【魂+1】》
(→死亡、棘入手)

浅瀬に沿って歩いていると、包丁を持った男の子に会った。彼の考えは僕も納得する所があった。刺されたらどんな風になるのか気になるし、これは実験するっきゃない! 猫耳に合う可愛いのだといいなあ!

魂13/力2/探索2/獣耳(探2)棘(力2)

9日目

[ハンドアウト]血の味がして、君は目を覚ます。自分の指を噛んでいたようだ。《開始地点[町]》

[町]車掌鞄を引き摺った毛玉が君の足元へ来る。「発車時刻です、お急ぎください」《【異形強化の診断[電車]へ移動できる。しなくても良い。】》
(→移動)

[電車]君の隣に座っているのは、君だ。「強くなりたい?」《【異形『火玉(火耐性、探索+1)』所持の場合、魂を3消費して『炎玉(火耐性、探索+2)』に強化できる】》そして、暗転。《どの場合でも死亡【魂-1】》
(→死亡、強化なし)

電車に乗ったらこの町から脱出できるのかな? と思って乗ってみたら、なんとまあ、ドッペルゲンガーに会うとはねー。残念ながらパワーアップできないみたいだけど、電車がどこまで行くか気になるなあとか思ってたら暗転。このやろう。

魂12/力2/探索2/獣耳(探2)棘(力2)

10日目

[ハンドアウト]気が付くと、君は暗い病室の中で、檻に入れられている。《力5以上で【拘束解除】、力4以下で【拘束状態/死亡時解除】》《開始地点[病院]》
(→拘束状態)

[病院]唐突に視力検査が始まった。難ありと診断されると髑髏印の目薬をされるようだ。《探索3以下なら【魂-1/翌日の診断のみ探索+2】、探索4以上or拘束されていない場合は目薬を回避できる》
(→目薬投与)

拘束で目薬プレイとかすごいマニアック!! しかも僕、裸眼でバッチリ見えるのに難ありってどういうことだよ! しかも髑髏印とかベタベタにも程があるじゃないですかやだー! あっ凄いよく見える目薬すごい。

魂11/力2/探索2+2/獣耳(探2)棘(力2)

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