歳末逆行メトロ (2022/05/12 - 2022/05/27)

SCENARIO INFO

Writer/ハッカあめ(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/梟
PC1/乙川 昴(有月マナ)
PC2/巻 慎之介(ミナカミ)

INDEX

1日目2日目3日目アフタープレイ



導入





冬の夕暮れ、師走も佳境。
貴方たちは電車に乗り込み帰路へ着く。
うとうとと地下鉄に揺られ、幾つかの駅を通り過ぎていった。
“ご乗車のお客様にご案内申し上げます”
“───今年やり残してること、ない?”

°˖✧ CoC《 歳末逆行メトロ 》 ✧˖°

KP(梟)
もう幾つ寝ると翌年。そんな歳末のとある午後。
KP(梟)
冷たい風の吹く曇天の下、街はどこも忙しそうに浮き足立っている。
KP(梟)
貴方たちは本日、仕事や買い物等めいめいに出かけ、その帰路だ。
KP(梟)
乗り込んだ地下鉄は幸い空いており、なんとか席を確保することができた。
KP(梟)
座席の足元からは暖房の熱気が絶えず吐き出され、凍えた身体をほぐしてくれる。
KP(梟)
乙川さんも巻さんも、たまたま同じ車両に乗っています。既知ならお互い気づいてもいいですが、初対面でも特に問題はありません。
KP(梟)
所持品はCS記載のものがそのまま持ち込めていますが、今ちょうど買い物してきたよ~とかで何か買い足していてもいい。
KP(梟)
今日はどのようなご用事でしたか?
乙川 昴(有月マナ)
撮影した写真を現像して引き伸ばしたものをもらってきたとか、そんなのをイメージしてました!
乙川 昴(有月マナ)
なので気持ちニコニコしている。
巻 慎之介(ミナカミ)
結構な社畜なので、たぶん仕事帰りですね。奇跡的に早く帰れて人の多さに「おお……」ってなってます
KP(梟)
じゃあ乙川さんは写真を大切に抱えて、気持ちニコニコだ。巻さんは珍しく早い…座れた…とちょっと息をつけたかもしれない。
KP(梟)
そうして各々揺られていると、ふと車内広告が目に入る。
KP(梟)
<1d100>どうぞ
乙川 昴(有月マナ)
1d100 (1D100) > 30
巻 慎之介(ミナカミ)
1d100 (1D100) > 54
KP(梟)
では二人とも
KP(梟)
歳末ムード一色の車内広告の中、若い女優が「今年やり残してること、ない?」と問いかける中吊り広告が目に入った。何の変哲も無い宝くじの広告だ。
KP(梟)
やり残していること。何かあっただろうか。貴方はふと今年の出来事に思いを馳せることだろう。
巻 慎之介(ミナカミ)
「(仕事納め……とかそういう話とはちゃうよなあ……なんかあったか?)」 ふわふわと考えを巡らせています
乙川 昴(有月マナ)
(今年はあの博物館にいけたし、流星群もとれたなぁ…。あ、でも海外で写真があまり撮れなかったなぁ…)とかふわふわ。
KP(梟)
それぞれふわふわと思考を巡らせる。
KP(梟)
そんな貴方たちを乗せた車両は、心地よい走行音と揺れを伴いながらトンネルの中を進んでいく。
KP(梟)
貴方たちはつい、うとうとと浅い眠りに捉われ…やがて、地下鉄の停車する感覚で再び瞼を開いた。
KP(梟)
「お忘れ物のないようご確認ください。」と車内放送が流れている。
KP(梟)
気がつけば、大半の乗客が下車していた。大きな乗り換え駅だったようだ。
KP(梟)
車両に残っているのは、貴方たちだけになった。音を立てて扉が閉まり、幾分身軽になった車両が再び動き出す。
KP(梟)
そろそろ降りる駅だろうか。もう少しだろうか。
KP(梟)
ガタンゴトンと列車に揺られ、貴方たちは目的地に到着するのを待っている。
KP(梟)
列車はどこまでも暗い地下のトンネルを進んでいく。どこまでも……
KP(梟)
… … …。…?
KP(梟)
そうしているうち、きっと違和感に気が付くだろう。妙なのだ。
KP(梟)
いつまで経っても次の駅に着かないどころか、車内アナウンスもない。
KP(梟)
いったいどうしたことだろうか。たまたま残っている貴方たちは、顔を見合せるかもしれない。
巻 慎之介(ミナカミ)
じゃあ席を立って乙川さんに近づこうかな 「……あの、次の駅ってまだですか?」
乙川 昴(有月マナ)
「…どうでしょ?ちょっとウトウトしてて、乗り過ごしちゃったのかなぁ…。ここ、こんなに長いトンネルありましたっけ?」とか窓の外に目をやりつつ。
KP(梟)
では窓の外は真っ暗だ。次の駅の明かりは見えてこない。
KP(梟)
いや、こんなに長い筈はなかったが…。二人ともなんとなくそんな気がしてきたところで。
KP(梟)
がらっと車両間の扉が開いた。進行方向の隣の車両から移動してきたものがある。
KP(梟)
それは、なんだか妙ちきりんな姿をしていた。
KP(梟)
やってきたのは、人間くらいのサイズの、肌色の、しっぽのない二足歩行のトカゲのようなものだった。しかもその輪郭は、もやのようにぼんやりとぼやけて見える。
KP(梟)
突然現れた異形の存在に<SANチェック 0/1d3>
乙川 昴(有月マナ)
CCB<=80 (1D100<=80) > 46 > 成功
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=78 正気度 (1D100<=78) > 50 > 成功
KP(梟)
元気。では減少なし
乙川 昴(有月マナ)
「………?夢?俺、いま寝てる?」 
巻 慎之介(ミナカミ)
「夢……なんですかねえ……」 自分の頬をつねった。痛い。
乙川 昴(有月マナ)
「夢、じゃなさそうですかねぇ…?」と巻さんを見つめ。
KP(梟)
そんな二人に気づいたらしく、肌色巨大もやトカゲはトコトコと二人のところへやってくる。
KP(梟)
そうして、その見た目にはそぐわない、男性とも女性とも取れる美しい声で話しかけてきた。
KP(梟)
「あら!あらあら!まだ誰か乗っていたなんて!」
KP(梟)
「初めまして、私はスグロと申します。」 そう友好的に挨拶をしてくる。
巻 慎之介(ミナカミ)
「(顔と声のギャップ!!!!!!!)」 心の中で元気いっぱいにツッコんだ
乙川 昴(有月マナ)
「え、えーとはじめまして…?乙川昴です?」素直にあいさつした。
巻 慎之介(ミナカミ)
「はあ……ええと……初めまして。巻と申します」
KP(梟)
「乙川さん、巻さんですね!よろしくどうぞ!」 
KP(梟)
言いつつなにか…手のようなものが二人の手を掴んでシェイクハンド。感触があるのが不思議だ。
KP(梟)
「実はですね、この列車はこれよりタイムマシンの検証実験路線に入るのです!」
KP(梟)
「今更引き返せませんから、止むを得ません。どうぞ私を手伝ってくださいませんか?」
KP(梟)
「偉大なタイムマシンの実験に手を貸せることを、誇りに思ってくださいね!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「いや、いやいやいや。言葉の洪水を一気に浴びせるのは止めてください。なんですかタイムマシンって」
乙川 昴(有月マナ)
「???」「よくわからないんですけど…俺ができることならやりますよ。でもタイムマシンとか…難しいのはちょっと」
巻 慎之介(ミナカミ)
「乙川さん何でそんなあっさり手伝うつもりなんですか」
KP(梟)
「まさか……タイムマシンをご存じない…?!」 そんなバカな…みたいな雰囲気を出してくる
KP(梟)
「ああ!手伝いと言っても、そう難しいことではないのですよ!運んでもらったりとか…そういうことです!」 乙川さんにはパア🌸みたいな気配を出している
乙川 昴(有月マナ)
「え、ただ座ってもヒマだし…。巻さんやらないんですか?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「ご存じではありますけど、現物があって実験までやるとか、今の技術的にあり得ないでしょう」
KP(梟)
「いえいえ!我々のテクノロジーでは可能なのです!」 胸を張っている
KP(梟)
「どうですか?一度くらい時を冒険してみたいなんて思ったことはありませんか?戻ってみたい日などはありませんか?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「はあ。スグロさんのようなトカゲ……トカゲ……? の方々にとっては可能だと」 ちょっと返事が投げやり
乙川 昴(有月マナ)
「えー?すごいですね。本物だ。戻りたい日…はすぐには思い浮かばないなぁ。家にもちゃんと帰りたいし」とちょっと考え込んでいる。
乙川 昴(有月マナ)
「手伝ってってことは、家にはちゃんと帰れるんですよね?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「戻ってみたい日と言われても、私もすぐに思いつくのはないですね。過去をやり直したいとか思ったことがあまりないので」
KP(梟)
「そういうものですか?一年くらい前ならさくっとお戻りになれますが…まあそれは置いておいて」
乙川 昴(有月マナ)
「あ、俺も俺も!次はどんな写真を撮ろうかな~とかどこに行こうかな~とか考えますね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「写真撮られるんですね。風景写真とかですか?」 などと聞きつつ スグロさんが何かしゃべるなら聞くわよ
乙川 昴(有月マナ)
「俺は天体写真家です。夜空を撮るんですよ」とちょっと嬉しそうに巻さんに返した。
KP(梟)
「まあ実験が上手く行けばいついかなる時でもご利用になれるでしょう。というわけですので、ぜひ協力をお願いします」 二人とも手伝ってくれますか?くれますね?と顔を見詰められる。
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 「……ちなみに、断ったらどうなります?」
KP(梟)
エエン?!という顔をしている。顔が見えていれば。そんな雰囲気をさせてから
KP(梟)
「そんなこと仰らないでください!この実験はとても大事なものなんです!」
KP(梟)
「研究の成果を今ここに!という大詰めなのですよ。ですのでどうか、手伝ってはくださいませんか?」
乙川 昴(有月マナ)
「……断ったらスグロさん泣いちゃうかもですよ」と巻さんにひそっとしておこう。
巻 慎之介(ミナカミ)
「別に泣かれてもええんですけど、泣かれたらめんどくさくはありますね……」
乙川 昴(有月マナ)
「俺でよければ手伝いますよ。わからないことが多そうなので、よろしくお願いします。スグロさん」にこにこした。
巻 慎之介(ミナカミ)
「しゃあない。手伝いますので、早く終わらせて早く帰してください」 大きめのため息をつきました
KP(梟)
「ありがとうございます!」 - ̗` パア ´ ̖-
KP(梟)
「さて、それでは準備を始めましょう。まずは隣の車両に燃料がありますから、それを最後尾の車両まで運びます。途中、幾つか作業もしますから、その手伝いもお願いしたいです。」
KP(梟)
ではどうぞこちらへ!と、スグロがトコトコと前方の車両へ移動していく。
KP(梟)
ちなみに現在地は【2号車】だ。全部で5両編成であることを、貴方たちは知っている。
巻 慎之介(ミナカミ)
「(タイムマシーンを作る技術はあるのに燃料を瞬間移動させるみたいな技術はないんか……)」 トコトコついていこう 5両編成!
乙川 昴(有月マナ)
「力仕事かぁ。俺あんまり自信ないなぁ」(しかも5両分…)って感じで不安を感じつつついていこう。
KP(梟)
では全員で1号車へと移動する。

1号車

KP(梟)
先頭車両である。乗客の姿はなく、通路中央に一斗缶のような金属の容器が二つと、ダンボール箱が一つ置いてある。
KP(梟)
そのほか車両の内装については、ごく普通の電車と違いはない。
座席、網棚、吊り革や手摺り、車内広告、路線案内図、非常ボタン、照明。乗降扉に窓…そして今通ってきた2号車への扉、運転席への扉がある。
KP(梟)
「ではお二人にはさっそくこちらを…」
KP(梟)
そう言って段ボール箱の傍に行ったスグロのほうを見ると、なんだか様子がおかしい。
KP(梟)
先程までと姿が変わったように見えるのだ。
KP(梟)
輪郭は相変わらずぼやけているが、人間でいう四肢の先に細長い触手のような器官が数本ずつ現れている。
KP(梟)
長さはバラバラで、奇妙ににょろにょろ蠢いている。また、頭と思しき部分に、ぼんやりと目や口のようなものが見え、たまに動いている。
KP(梟)
なんだこれは…?<SANチェック 0/1>
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=78 正気度 (1D100<=78) > 14 > スペシャル
乙川 昴(有月マナ)
CCB<=80 (1D100<=80) > 98 > 致命的失敗
乙川 昴(有月マナ)
どうして???
巻 慎之介(ミナカミ)
乙川くん!!
KP(梟)
巻さん減少なし、乙川さん減少値に+1して-2
KP(梟)
ちょっと気持ち悪かったのかもしれない。
system
[ 乙川 昴 ] SAN:80 → 78
巻 慎之介(ミナカミ)
「は?」 スグロさんを二度見しました
乙川 昴(有月マナ)
「……!?うわぁ!!?スグロさん……!!!?」気持ち悪かったのかもしれない。 
KP(梟)
「? 一体どうなさったんです?」 顔にある口っぽいのが動いてる
乙川 昴(有月マナ)
「え、いや、さっきと姿が…変わって…?ぼんやりとはしてますけど…?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「なんか……いきなり触手とか生えたので……」
KP(梟)
「触手?一体どこにそんなものが…?」 自分の体を見下ろしている
KP(梟)
「多くの人間はこのような肌の色で、胴体から頭と四肢が出ていますよね。それで先っぽにはこう…指が。どこもおかしくないと思うのですが。」 と、きょとんとした声で答える
乙川 昴(有月マナ)
「……映像を投影したりしてる…?え、全然わかんない…」 
巻 慎之介(ミナカミ)
「いや再現にしても雑!!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「……ていうか人間のつもりやったんですね、それ……」
KP(梟)
「? ええ、同じですよね?」
KP(梟)
「ちょっとスタイルが……もう少しスマートなほうがよろしいですかね?」
KP(梟)
「まあ、私のことはお気になさらず!こちら運ぶのをお願いできますか?」 と荷物を示している
巻 慎之介(ミナカミ)
「(スマートになったら針金みたいになるんちゃうか……)」
巻 慎之介(ミナカミ)
とりあえず荷物を持とう 一斗缶を持てばいいですか? 重そう?
乙川 昴(有月マナ)
「めちゃくちゃ気になるんですけど……。え、俺ってあんな感じに見えてる?」もしかして同じかもしれないって巻さんとスグロさんを見比べる(違う)
巻 慎之介(ミナカミ)
「見えてない、見えてないです。おかしいのはあっちですから」
乙川 昴(有月マナ)
「運べばいいんですね。重そう」とか言いつつ、運ぶのお手伝いするよ~。
乙川 昴(有月マナ)
「ちょっとほっとしました」と巻さんに返した。
KP(梟)
では巻さんが持った金属の容器から。
KP(梟)
見た目は四角く、小さな蓋がついていて一斗缶に似ている。二つとも同じものである。
KP(梟)
重さは一つ5kg程度で、持ち上げると中でタプタプと液体が揺れる音がする。
KP(梟)
<機械修理/地質学>が振れます
巻 慎之介(ミナカミ)
機械修理振ります~
KP(梟)
どうぞ!
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=80 機械修理 (1D100<=80) > 21 > 成功
KP(梟)
安定!
KP(梟)
ではそれは一斗缶に似ているが、もっとずっと頑丈な合金でできている容器だな…と思う。
KP(梟)
「そちらが燃料です。重たいですから、運ぶ時は気を付けて」
KP(梟)
「飛び散ると危ないですから、蓋は開けないでくださいね!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「これ、一斗缶に似てますけど素材は全然違いますね。だいぶ頑丈そうです」 コンコンと軽く叩いたりして乙川さんにも共有しましょう
乙川 昴(有月マナ)
「素材が違う…?へぇ~。運ぶときは二人がかりですかね?」と言いつつ段ボールも見てみようかな。
KP(梟)
では乙川さんが段ボールを見る。
KP(梟)
ポスターのような数枚の紙類と、工具(モンキーレンチ、大型のペンチ、プラスドライバー)が入っている。こちらは軽い。
KP(梟)
紙類をさらに見ることができます。
乙川 昴(有月マナ)
「こっちはポスターのようなものと工具がありました。軽いので一人で持てそうです」と共有しつつ、紙類も見てみようかな!
KP(梟)
ポスターらしき紙類を広げてみればすべて同じもので、この地下鉄の路線案内図のようだ。
KP(梟)
だが妙だ。始発駅と終点駅を繋げるように、ぐるりと線路が書き足されている。
この路線図では、線路が環状に繋がっているように見える。本来ならば環状線ではない筈だが…?
KP(梟)
書き足された部分の路線図を詳しく見ることもできるし、<オカルト>を振ることも出来る。両方やってもいい。
乙川 昴(有月マナ)
「うーん?これってここの路線図ですよね。でも繋がってましたっけ…?」と巻さんにも見せよう。
巻 慎之介(ミナカミ)
「工具」 職業柄ソワッとした。共有受けて路線図も見ます~
乙川 昴(有月マナ)
オカルト初期値だから、まずは書き足された部分を詳しく見てみよう。
KP(梟)
では二人で路線図を見てみましょう。
KP(梟)
今画面に出ているのが、二人が見ている路線図になります。
KP(梟)
始発駅から終点駅までは普通にこの路線の駅名が連なっている。そこから環状線になるように、見慣れぬ部分が書き足されている。
KP(梟)
二人がそうして眺めていると、スグロがああ!とこちらにやってくる。
KP(梟)
「お二人にはこの路線図の貼り換えもお願いしたいのです!今ちょうどこのようになっていまして…」
KP(梟)
「”S受信”は、簡単に言うと時空のひずみの先の移動先をうまくキャッチすることですね。目的地を定めるというか。」
KP(梟)
「”S翻訳”は時空のひずみを利用するので、それに巻き込まれて我々までゆがんでしまわないようにする処理です。我々はそれを翻訳と呼んでいます。」
KP(梟)
「”XとY”は、”宇宙ひも"の2つのひずみを通過することで、過去へ移動することができるのですが、その2つの入り口地点ですね。」
KP(梟)
「”S”は我々の所属する研究機関の頭文字です。」
巻 慎之介(ミナカミ)
「待て待て待て待て」 いっぺんにすごい言われている
KP(梟)
聞いてもいないことをつらつらと喋っている。聞き流して良い。
乙川 昴(有月マナ)
「????」宇宙猫顔みたいになってる。 
KP(梟)
「要するに…ここをギュンと通ればタイムマシンになるということです!」 ものすごく縮めた
乙川 昴(有月マナ)
「ぎゅん」オウム返しした。
巻 慎之介(ミナカミ)
「急に雑になったな……まあ細かい理屈を説明されても困りますけど」
乙川 昴(有月マナ)
「路線図を貼りかえる…って電車の中ですか?駅に止まったりするんです?」
KP(梟)
「車内に貼ってあるものを取り換えていただければ大丈夫ですよ。この車両だとここですね!」 言いつつ車内にある路線図を示している。イメージとしては乗降扉の上にあるようなやつだ。
乙川 昴(有月マナ)
「なるほど」手は届くのかな。届くなら貼り換えたいけど。
巻 慎之介(ミナカミ)
「はあ。後で怒られたりしませんか」 乙川さんが張ろうとするのを見守ろう
乙川 昴(有月マナ)
「……ここはもう俺たちが乗ってた電車じゃないってことですよね。無事に帰れるのかなぁ…」とかぼやきつつ。
KP(梟)
じゃあちょっと高い位置にあるが、何かを足場にするとか、二人がかりでやればなんとかなるだろう。貼り換えはできます。
KP(梟)
「怒られ…はしないでしょう!大丈夫です!」 巻さんにはそんなことを言っている
巻 慎之介(ミナカミ)
ほんまか? という目をしましたが張替えはやりましょう
乙川 昴(有月マナ)
足場になるもの……とキョロキョロしつつ、良い感じものを見つけてきて張り替えよう。
KP(梟)
では無事に貼り換えは完了する。この後の貼り換え作業は特に宣言しなくてもできたことにして良い。
KP(梟)
ほかにこの車両で気になるものがなければ、荷物を持って移動してしまっても構いません。
巻 慎之介(ミナカミ)
他は~路線図にオカルトチャレンジして良いですか?
KP(梟)
もちろんいいですよ!初期値は5だ
KP(梟)
巻さんは12あるな どうぞ!
巻 慎之介(ミナカミ)
なんと別卓でちょい伸びして12もある いくぞ!
乙川 昴(有月マナ)
あ、一応オカルトに挑戦だけしようー!次はクリティカルするので…
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=12 オカルト (1D100<=12) > 38 > 失敗
KP(梟)
おしい!
乙川 昴(有月マナ)
CCB<=5 オカルト (1D100<=5) > 84 > 失敗
巻 慎之介(ミナカミ)
おしいな~
KP(梟)
おしいな~!
乙川 昴(有月マナ)
なにもわからなかった……
乙川 昴(有月マナ)
たいへんおしい!!!
乙川 昴(有月マナ)
「んーーーーーー。こう、なんか、おかしいような気もしますが、なにもわかりませんね」路線図みて首を90度くらいに傾けている。
巻 慎之介(ミナカミ)
「胡散臭いのが好きな人やったら何か分かるんでしょうね」 なんもわからん……荷物を運ぼう……
KP(梟)
ではちょっとピンとこなかった。そのまま巻き直して段ボールへ戻して持っていこう。
乙川 昴(有月マナ)
あと車掌席?運転席?がどうなっているのか気になるので覗けます?
KP(梟)
見られますよ!では運転席のほうをチェック
KP(梟)
運転席への扉は鍵が掛かっていた。ガラス窓越しに覗いてみると無人であることがわかる。自動運転なのかもしれない。
乙川 昴(有月マナ)
「ふむ、やはり人はいませんねぇ」と覗き込みつつ。
乙川 昴(有月マナ)
あとなんだろう!思いつかないので荷物を運びつつ移動かな?
KP(梟)
はーい、では荷物を持って2号車のほうへ戻りましょう。荷物のうち1つはスグロが持っていきます。

2号車

KP(梟)
スグロを先頭に、貴方たちは重い荷物を抱えつつ、元いた2号車へと戻る。
KP(梟)
最後に通った者が扉を閉めるとき、力の入れ具合が悪かったのか、不意に金属の擦れる盛大な音がする。
KP(梟)
それと同時、「ぎゃあっ?!」とスグロから悲鳴が上がった。彼は飛びのいて、しばらく呆然と身体を震わせている。
KP(梟)
「い、い、今の音はなんですか?!」
KP(梟)
「扉でしょうか?ああ、なんて嫌な音!」 そう呻いている
巻 慎之介(ミナカミ)
「そ、そんなに」 あまりのリアクションにちょっとびっくりしました
乙川 昴(有月マナ)
「スグロさん、大丈夫です…?金属音って確かにちょっと嫌な音ですよね」と言いつつ、そんなに?とは思っている。
KP(梟)
「私、とっても音に敏感でして。こういう擦れる音って、精神が削られるように思いませんか?ああ、恐ろしい!」 ぷるぷる
KP(梟)
「…はあ、失礼いたしました。それではこの車内の路線図も貼り換えて、先へ進みましょう」
巻 慎之介(ミナカミ)
「まあ……苦手なものは人それぞれですから……」 それっぽいことを言いつつ、張替え作業して次の車両かな
乙川 昴(有月マナ)
「(そういう種族…種族?なんですかね?)」と巻さんにひそりとしつつ、張り替えしよう~。
KP(梟)
では二人とも貼り換え作業を行う。
KP(梟)
路線案内図の貼り替え中、ガタン!という大きな走行音とともに列車が大きく揺れた。
KP(梟)
二人とも思わずよろめくかもしれない。さらに<アイデア>どうぞ
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=(11*5) アイデア (1D100<=55) > 5 > 決定的成功/スペシャル
乙川 昴(有月マナ)
CCB<=60 アイデア (1D100<=60) > 97 > 致命的失敗
乙川 昴(有月マナ)
なんで???????
巻 慎之介(ミナカミ)
KP(梟)
なにが…
KP(梟)
ではそうだな CTは一旦取っておいてもらって 
KP(梟)
FBした乙川さんは、列車の揺れに吹っ飛ばされてどこかに身体をぶつけてしまった。HP-1
system
[ 乙川 昴 ] HP:12 → 11
KP(梟)
アイデアに成功した巻さんは、地下鉄が異常な速度を出し始めており、明らかに、いつもの運転速度ではないと気が付いた。
乙川 昴(有月マナ)
「え、ちょっと急に揺れ………、…!!!」どっか鋭利なところに吹っ飛ばされてうずくまる。
巻 慎之介(ミナカミ)
「これ……明らかに普段より速いですね。タイムマシンの実験が……乙川さん!?」 ふと横を見たら乙川さんが吹っ飛ばされてうずくまっていた
乙川 昴(有月マナ)
「ーーー…っ」声も出ないね!
乙川 昴(有月マナ)
「…え、速度が…?まだ2号車でしたよね…?」 
KP(梟)
「おや、大丈夫ですか?」 スグロはまったく微動だにしていない。走行音に多少不快そうな雰囲気を出しているくらいだった
KP(梟)
「タイムマシンには超高速が必要です。そのための準備に入っているだけですから、安心してください。」
巻 慎之介(ミナカミ)
「……お察しします……」 痛みを察した 恐ろしい事件だ……
乙川 昴(有月マナ)
「油断できないですね……。気を付けましょう……」お前がな……
KP(梟)
「大丈夫ですか?動けそうなら、続けて移動しましょう」 大丈夫?と乙川さんの顔を覗き込んでいる ヌルン
乙川 昴(有月マナ)
「わ、大丈夫なので!あんまり近づかないで!…ください」ストレートにびっくりした。 
乙川 昴(有月マナ)
「移動しましょう!足元に気を付けて!」次の車両に行こう~。
KP(梟)
では移動していきましょう。次は3号車です。

3号車

KP(梟)
この車両にも乗客はおらず、変わり映えしない車内だ。だが座席には幾つか、平たく長いベルト状のものや金具が纏めて置かれている。
KP(梟)
さらに、スグロの姿がまた変化している。
KP(梟)
輪郭がだんだんとくっきりし、体格もトカゲよりは人間らしく見えるようになっている。
KP(梟)
四肢の先のにょろにょろは指だったようで、長さと本数が整いつつある。胴体の部分には服だろうか、肌色以外の色が浮き出てきていた。
KP(梟)
SANチェックはない。ただなんか…また変わったな…くらいには思うだろう
乙川 昴(有月マナ)
「………?」スグロさんをまじまじと見ている 
巻 慎之介(ミナカミ)
「さっきより……だいぶ上手になりましたね」
乙川 昴(有月マナ)
「(これなら怖くないかも)」とか思っている。「ベルト…シートベルト?ですかね?」
KP(梟)
「そうですか?元々このような感じでしょう?」
KP(梟)
「さて、ここでは案内図の貼り替えに加え、座席への安全ベルト設置をお願いします。」
KP(梟)
「ここを座席として使用しますので、みなさんの人数分、安全ベルトを取り付けましょう。」
KP(梟)
「タイムトラベル中はすごい速度になりますから。」
乙川 昴(有月マナ)
「それは、しっかり取り付けないといけませんね」もう角にぶつけたくないので。
巻 慎之介(ミナカミ)
「今の時点でかなり速いのにもっとですか」
巻 慎之介(ミナカミ)
「実感がこもりまくっている……」
乙川 昴(有月マナ)
安全ベルトを取り付けるのはなにか技能が必要ですか?
乙川 昴(有月マナ)
やる気しかない!!
KP(梟)
取付自体には技能は必要ありません。段ボール箱にあったドライバーを使えば簡単にできます。
KP(梟)
ベルトは身体の中央でしっかりとロックができる、頑丈なものだ。幸い、二人分きちんと揃っている。
KP(梟)
取付作業とは別に、<機械修理または運転・操縦系技能><アイデア>がそれぞれ振れます。
乙川 昴(有月マナ)
機械修理とアイデア!両方ふってよいですか?
KP(梟)
はい、別ものなので両方OKです!
巻 慎之介(ミナカミ)
「これならまあいけるか……?」 普段から機械いじりをやっている人間だ。乙川君と一緒にガチガチにベルトを取り付けよう
巻 慎之介(ミナカミ)
こっちも両方振ります!
KP(梟)
どうぞ!
乙川 昴(有月マナ)
CCB<=60 機械修理 (1D100<=60) > 42 > 成功
乙川 昴(有月マナ)
CCB<=60 アイデア (1D100<=60) > 72 > 失敗
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=80 機械修理 (1D100<=80) > 68 > 成功
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=(11*5) アイデア (1D100<=55) > 57 > 失敗
乙川 昴(有月マナ)
ファンブルしなかったのでエライ!!!!!
KP(梟)
おしい!だが機械修理は成功だ!
KP(梟)
では二人とも、ベルトを取り付けながら随分頑丈なつくりだなあと感じる。
KP(梟)
ベルトは両肩からと腰の両脇からへそのあたりに来る金具に向かって伸び、がっちりと身体を固定する。とてもじゃないがこんな普通の座席に設置するものではなく、まるで戦闘機やレーシングカーのような物々しさだ。
乙川 昴(有月マナ)
「ここをこうしてー、家具の組み立てみたいですねぇ。なんか…こう……これから戦うのか…?みたいな物々しさですけど」ベルトを取り付けつつ。
巻 慎之介(ミナカミ)
「このベルトが必要って、どんだけスピード出すつもりなんでしょうか」 とんでもないことに巻き込まれたなあ……と改めて実感した
KP(梟)
「みなさんに万が一のことがあってはいけませんからね。しっかりとしたものをつけなければなりません!」
乙川 昴(有月マナ)
「映画とかでみたことあるかも…あのギュンってワープするやつ…」おしゃべりしつつ、しっかり取り付けますよ!
巻 慎之介(ミナカミ)
「懐かしいですね。今も金ローとかでやってるんでしょうか」 取りつけと、あとは路線図張替えかな。そっちもやっちゃう
乙川 昴(有月マナ)
ベルトがしっかり取り付けられたのを確認したら案内図も貼り換えないとですね。
KP(梟)
二人がしっかりと取り付けたのを見て、スグロは満足そうにうんうんと頷いている。
KP(梟)
気がつけば、スグロは随分と”人間らしい”容姿に見えるようになっていた。
KP(梟)
細部の造形は甘いものの、人間としてあるべき器官や服装がきちんと揃いつつある。頭頂部にはこんもりと色のついた盛り上がりが見え、頭髪だろうと認識できた。
KP(梟)
「お二人とも作業が素早くてありがたいです!さあ、貼り換えが済んだら次の車両へ移動しましょう!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「ついに髪まで……」 おお……
乙川 昴(有月マナ)
「…俺、逆に怖くなってきたんですけど」じとっとした顔してスグロさんを見ている。
巻 慎之介(ミナカミ)
「とはいえ今になってやっぱ無理ですってのもダメでしょうし……気を付けつつこのまま行きますか……」
KP(梟)
スグロは貴方たちの反応も気にせず、さあ行きましょう!と気持ちツヤツヤしている。このまま次の4号車へ移動になるだろう。
KP(梟)
と、いうところで本日はここまで!お疲れさまでした!