夢中夢酩酊 (2017/08/06 - 2017/08/07)

SCENARIO INFO

Writer/大樹(シナリオ非公開)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/大樹
PC1/黒金 乙夜(大樹)
PC2/春日 花(ミナカミ)

INDEX

1日目1日目-22日目アフタープレイ

BAR「FACTUM」

KP(大樹)
次に注文するものが大体決まったかな~、という感じですね。ウェイターさんは相変わらず戻っていいよって言われてないのでどうしていいかわからず近くでうろうろしてたりするので呼び鈴を呼べばピャッと来ます。
KP(大樹)
呼び鈴でよべば!
春日 花(ミナカミ)
相変わらず萌えキャラしてますね! 呼び鈴鳴らしました!
KP(大樹)
ではピャッとウェイターさんがやってきます。
NPC(大樹)
「ご注文は…おきまりになられましたか…?」
春日 花(ミナカミ)
「えーっと 冷たい、尊敬、家族、不幸でも幸せでもない、無駄でも両者が生きる道を探す でお願いしまーす」
黒金 乙夜(大樹)
「楽観的・興味・仕事・今も昔も幸せ・無駄でも両者生きる道を探す、で頼む。さて…この辺りで終いに出来ると良いんだが。如何かねぇ」
黒金 乙夜(大樹)
「これ以上飲ませて酔い潰すのも、これ以上飲まされて酔い潰されるのも御免蒙りたいんだがな。」
NPC(大樹)
「かしこまり…ました」
春日 花(ミナカミ)
「えー、私は乙夜君がもっと酔っぱらってるとこ見たいな~~~」
黒金 乙夜(大樹)
「嫌だね、嗚呼嫌だとも。そもそも人様の前で酔い潰れるのが趣味じゃねえんだ、もう十分に醜態晒してるだろうが」
KP(大樹)
ウェイターさんはせっせとご注文をメモをとって、覚え忘れが無いか指折り数えて、ちょっと頼りないながらも、よしって感じにして、カウンターの奥へと消えていきました。
春日 花(ミナカミ)
「わりといつも通りじゃない? あ、さっきの手首掴んでぐいってしたやつ?」
春日 花(ミナカミ)
かわいいかよ
黒金 乙夜(大樹)
「其れ位なら相手は選ぶがしねぇ事もねえよ。どちらかというと…兄貴の話だとかしたろう、嗚呼言うのは、余り、ねえな。」
黒金 乙夜(大樹)
「聞いて気持ちの良い話でもねえし、話して愉快な話でも無い。だから、まあ。何時もより口が滑っちゃいるな。」とかぽつぽついいながら、おつまみの胡瓜をつついています。おいしい
春日 花(ミナカミ)
「そっちか~! まあうん、ちょっと冷たいかなって思うけど、人類皆兄妹仲良しこよしってわけでもなし。その辺でやいやい言うつもりはないから安心したまえよ」 頭をぽふぽふします
春日 花(ミナカミ)
「ていうか手首のやつ、選ばれてるんだ」
黒金 乙夜(大樹)
頭はぽふぽふされるがままにしている。「特別仲が悪かったって訳でもねぇんだがな。両親を放って好き勝手する奔放でいい加減な愚兄だったがよ、俺にはまあ、そこそこ余計な世話を焼いたり、何かと面倒を持ち込む兄貴だったしな。」
黒金 乙夜(大樹)
「御前さん、俺が誰其れ構わずあんな真似をすると思ってやがるのか?だとしたら酷いもんだ」
春日 花(ミナカミ)
「乙夜君、喧嘩ばっかしてるのに私のこと気にかけてくれてるんだなーって。相手を殺して生き残る派だって思ってたのに、実のところ2人とも生きる道を探す派みたいだし」
黒金 乙夜(大樹)
「其れは……まあ、な。別に御前さんの為に如何こうとか言うんじゃねえよ、ただ御前さんが死んだら、御前さんの両親だとかが悲しむんだろうと思うと、そういう面は、好きじゃねえんだよ」
黒金 乙夜(大樹)
「うちの両親も御前の事は気に入ってるしな。多分、…死んだら悲しむだろうと思うしよ」
春日 花(ミナカミ)
「なんか私の両親とか乙夜君の両親のことばっかり気にかけてるけど、乙夜君自身はどうなの?」
黒金 乙夜(大樹)
「……さあ、如何だろうな。考えた事も無かった。死に方にもよるんだろうと思うけどな。」
春日 花(ミナカミ)
「なんで死に方とかそっちの話になるかなー」 ちょっとムッとします
黒金 乙夜(大樹)
「最悪死ぬか、そうでなくとも悲惨な目にあう、とかそういう話じゃねえのか?まあ御人好しが転じての事なら、ざまあねぇな、だからあれ程言ってやったのに、とは思うだろうよ」
春日 花(ミナカミ)
「んー、もっと単純にさ。人として好きか嫌いかどうでもいいかとかそういう話であって」 ろくろ
春日 花(ミナカミ)
「両親のどうこうを抜きにしても、手首グイをやるくらいには気に入ってくれてんのかなって」
黒金 乙夜(大樹)
「そうだな……人間性としては悪かねぇんじゃねぇか。ぎゃあぎゃあ泣くような女よりは芯の通った女のほうが好きだし、そういう女が呆然とする面を拝むのは、中々に愉快なのは確かだな」
春日 花(ミナカミ)
「んーむむむ……」 黒金さんの回答にしばし唸って、
春日 花(ミナカミ)
「なんか煮え切らない!!」 ちょっと怒りました。
黒金 乙夜(大樹)
「気に入ってる、気に入ってないで言ったらわりと気に入ってる部類だな。まあ外見は全く好みじゃねぇんだけどな。」
黒金 乙夜(大樹)
「とか、そういう答えなら納得か?」
春日 花(ミナカミ)
「うーん……」 少し考えてから席を立って黒金さんに近づいて体を密着させます。 「こういう状態になったらどうしたいって思う? あ、実行に移してくれても可」
黒金 乙夜(大樹)
「……別に?………何もしねえよ、今はな。」
春日 花(ミナカミ)
「今は?」 じーっと黒金さんの顔を見ます。
黒金 乙夜(大樹)
「酒が入ってる状態でそれに着け込んで何かするような真似は粋じゃねぇな。だからあんまり見るな」ぐいーっと花ちゃんの頭掴んでよそを向かせます。
春日 花(ミナカミ)
「じゃあ酔いがさめたら改めて追求しに行くけどいい? すっごい消化不良でイライラするし」 よそを向かされながら
黒金 乙夜(大樹)
「その時に何されても構わねえなら、どうぞご自由に」
春日 花(ミナカミ)
「りょうかーい」 黒金さんから離れて自分の席に戻りましょう。
黒金 乙夜(大樹)
「…その答えは遠まわしに何してもいいって言ってるようなもんだが。本当に何してもいいんだな?何でも。はー。へー。ほう」いい事を聞いた
春日 花(ミナカミ)
「暴力とか犯罪絡みなことはしないでしょ。ならへーきへーき」 ひらひら手を振ってますね。
黒金 乙夜(大樹)
「さあて、如何かな。何をするか今の内から考えておくか。こいつは楽しみだ」
春日 花(ミナカミ)
「ちゃんと答えてくれなかったらその時は殴るからね」
春日 花(ミナカミ)
スゴイ茶番しまくった感があるけどぼちぼちお酒タイムかな……?
黒金 乙夜(大樹)
「そいつは怖いな」ってでも楽しそうに笑っているよ!
KP(大樹)
そうですね、では此処から出た後の、そんな事を話していると、ウェイターさんがお酒を運んで持ってきてくれます。
NPC(大樹)
「どうぞ、おまたせしました…ごちゅうもんの、おさけです。」
春日 花(ミナカミ)
「ありがとうございます~」
KP(大樹)
花ちゃんの前には「楽観的・興味・仕事・今も昔も幸せ・無駄でも両者生きる道を探す」お酒
黒金の前には「冷たい、尊敬、家族、不幸でも幸せでもない、無駄でも両者が生きる道を探す」お酒が丁寧にとんとんと置かれます。
黒金 乙夜(大樹)
「さて、そろそろ酒よりも煙草が吸いてぇしな。これで終いになると良いんだが」
春日 花(ミナカミ)
「私はもっと飲めるよ~~~」 ぐいっといただきましょう。
黒金 乙夜(大樹)
「今にも酔い潰れそうな奴が何をぬかしやがるんだか」とかいいながら、でもどこか上機嫌ですね。お酒を飲みます。
KP(大樹)
両者共にCON*5いきましょうか!
春日 花(ミナカミ)
ccb<=(11*5) CON*5
Cthulhu : (1D100<=55) → 68 → 失敗
春日 花(ミナカミ)
ま、まだ飲めるし……(目を逸らす)
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=50 CON*5
Cthulhu : (1D100<=50) → 48 → 成功
KP(大樹)
花ちゃん酒弱すぎ案件。
KP(大樹)
では、黒金のほうは、まだ平気そうな感じです。ただし、花ちゃんは猛烈な睡魔に苛まれてしまいますね……!
KP(大樹)
眠気に抗えるかどうか、POW*5でどうぞ。
春日 花(ミナカミ)
ccb<=(14*5) POW*5
Cthulhu : (1D100<=70) → 11 → スペシャル
春日 花(ミナカミ)
耐えてる。
KP(大樹)
滅茶苦茶眠い所を踏みとどまりました!
春日 花(ミナカミ)
「んん……やっぱりおいしい……」 さっきより分かりやすく船を漕ぎますが、なんとか起きてます。
黒金 乙夜(大樹)
では、黒金は、酒を飲み干すと、暫く黙り込んだ後、目を数度瞬かせて「………嗚呼、思い出した」と呟きます。
黒金 乙夜(大樹)
「何でこんな所に来ちまったのか、それは相変わらず理解らねぇが、……記憶に掛かってた靄みてえなものは、…もう感じねぇ気がする。」
春日 花(ミナカミ)
「……あー……私も、そんな感じ……色々思い出した系の……ぐう……」
黒金 乙夜(大樹)
「……つまり、この状態が、欠けた真実を取り戻したって事でいいのかね?あとはこれと同じものを頼んで、乾杯をして、酒を飲み干せば良い…筈だが」
黒金 乙夜(大樹)
「御前さんもう一杯いけんのか、そんな状態で」
春日 花(ミナカミ)
「あと5杯はいけると思う」
黒金 乙夜(大樹)
「そうかい頼もしい。じゃあ注文するぞ」といって、呼び鈴をちりんちりーん!とならしますよ!
NPC(大樹)
「あの……その、えっと、……だいじょうぶですか………?」
春日 花(ミナカミ)
「だいじょうぶでーす」 手をひらひら振って、さっきと同じ内容で注文しますね!
KP(大樹)
物陰に隠れていたウェイターさんが、ひょこっと出てきて、うつらうつらしてる花ちゃんを心配そうに見て?ますね!
NPC(大樹)
「そう…ですか……?えっと、じゃあ…ご注文を……」
黒金 乙夜(大樹)
「先ほど頼んだ物と同じ酒を頼む」
春日 花(ミナカミ)
「たのもう!」
NPC(大樹)
「え…えと、そちらの…女の人も、さっきと同じもの…で?」
春日 花(ミナカミ)
「そうでーす。同じやつで!」
KP(大樹)
ウェイター君は道場破りのような花ちゃんの注文に自信がなさそうにしどろもどろしていますが、花ちゃんがそういうとほっとした感じに肩をおろして
NPC(大樹)
「かしこまりました……」
KP(大樹)
そう言って、カウンターの奥へと消えていきます。
春日 花(ミナカミ)
「いやあ、美味しいお酒におつまみで最高だったけどそれももう終わるんだねえ……」
黒金 乙夜(大樹)
「俺としてはありがたい限りだがね、ただ酒はうれしいが、やっぱこんな洒落た酒は肌にあわねえな」
黒金 乙夜(大樹)
「とっとと家に帰って煙草も吸いたいし、原稿の続きも書きたい。」
春日 花(ミナカミ)
「あー、続きねー。色々きついこと言っちゃったけど、乙夜君らしさが一番よく出てるとは思うよ~」
黒金 乙夜(大樹)
「……そうかい。まあ、つまる所そいつは、どうせ売れねえ三文小説の折り紙つきって意味と同義なんだがよ」
春日 花(ミナカミ)
「好きな人は好きだと思うし、編集さんに見せたらいいんじゃないかな」
黒金 乙夜(大樹)
「俺みたいな三流につく編集の助言なんぞたかが知れてるがね。まあ……だから、御前さんみたいのに読ませる訳だが」
春日 花(ミナカミ)
「まあ私だってごく普通の一般人だし、ためになるかと言うとどうなんだろねー」
春日 花(ミナカミ)
「ま、今日のはちょっと言いすぎたかも。ごめんね」
黒金 乙夜(大樹)
「…何だろうな。確かに御雅さんもただの一般読者の1人に過ぎねぇんだが、…何つうかな。何て言やあ良いんだ?…一言で言うなら、…癪なんだよ」
黒金 乙夜(大樹)
「俺は少数の俺を支持する物好きな読者の為に文章を書いてるっつった、その言葉と矛盾しちまうんだが………」
黒金 乙夜(大樹)
「御前さんが『悔しいが面白い』って言えるような物を、仕上げてみたい気持ちは、ある。」
黒金 乙夜(大樹)
「ただ…こう、駄目だな。人の、万人受けするような事なんて、考えた事もねえから」
春日 花(ミナカミ)
「となると、乙夜君の作品の特徴を残したまま万人受けする要素を上手く混ぜ合わせていく感じになるのかな……」
春日 花(ミナカミ)
「なかなか難しそうだけど頑張りたまえよ。いくらでも読んであげるから」 何故か偉そうにしてます。
黒金 乙夜(大樹)
「……おう」と。一言だけ返しますよ。 「然し、注文は未だかね…」
春日 花(ミナカミ)
「美味しいからねえ。作るのにも時間がかかるのかも」 とウェイターが行った方をチラ見します。
KP(大樹)
ぼちぼち頃合かな…。では、そんなこんなで話していると、丁度、花ちゃんが目をやった方向からウェイターさんが戻ってくるのが見えますね。手には御盆、その上にはグラスがふたつのっています。
NPC(大樹)
「……おまたせいたしました」
春日 花(ミナカミ)
「はーい、ありがと~」
KP(大樹)
そういって、テーブルの上に、とん、とんとお酒が並べられます。黒金の下には花ちゃんが黒金乙夜という人物を想像して注文したお酒が。花ちゃんの下には黒金が、春日花という人物を想像して注文したお酒が。
黒金 乙夜(大樹)
「さて、それじゃあ……」と、グラスを持って、花ちゃんのほうに 「ん」と突き出しますよ。
春日 花(ミナカミ)
「君の瞳に……ってキャラじゃあないもんね。かんぱ~い」 グラスを突き出して乾杯しましょう。
黒金 乙夜(大樹)
「言って欲しいなら別に構わねぇがな」と笑いますよ。「其れじゃあ、春日花と言う女に。」乾杯、と、グラスを軽くかちんとぶつけますよ。
春日 花(ミナカミ)
「お、それじゃ黒金乙夜と言うひとに」 同じように返してかちんとぶつけます。
黒金 乙夜(大樹)
「自分で言って置いて何だが捻りも何もねえな。酒が回ってるから駄目だ。駄目。」そんなふうにいいつつも、笑いながら。ぐーっと、お酒を飲み干しますよ。飲んでから「仕切りなおしは酒の回ってねぇ所でな」
春日 花(ミナカミ)
「そだね。素面でタイマン勝負と参りましょう」 花もぐいっとお酒を飲み干します。
KP(大樹)
それでは、二人がお酒をぐっと飲み干しますと。
KP(大樹)
ぐらり、と視界が闇に包まれる。
KP(大樹)
しかしそれは夢に落ちる感覚よりも、はたと気がつく感覚に近い。
ふっと目が覚める。
そこは、最初にいた場所、自分達以外に客もいる店内だ。
すると、時計はまるで時間が進んでおらず、目の前には二つのカクテルが置かれている。
春日 花(ミナカミ)
「……あれ?」 きょろきょろと辺りを見回します。
KP(大樹)
花の前に置かれたグラスには、無色透明な日本酒を思わせる酒が注がれており、その底に藍いリキュールが沈んでいる。グラスの淵には小さな金柑が切って添えてあり、マドラーの形は、煙管を模した形になっている。
KP(大樹)
黒金の前に置かれた、鮮やかな暖色系の酒が注がれており、表面には大輪の華が浮かんでいた。マドラーには、緑色のリボンが巻かれ、真っ赤な薔薇の花が添えてある。
KP(大樹)
傍らには一枚のメモが置いてあり、そこにはこう記されていた
「相手の気持ちはわかりましたか?
 それではどうぞ、その舌で改めておめしあがり下さい」
春日 花(ミナカミ)
「……さっきの、夢オチ?」 黒金さんの様子を伺いましょう。
黒金 乙夜(大樹)
「……如何だろうな?」酒は相変わらず回っているようですね!
春日 花(ミナカミ)
「相変わらずちょっと意地悪な物言いするよね~」 と言いながら自分の前に置かれたカクテルを飲みましょう。
黒金 乙夜(大樹)
「御前さんみたいな酒だよな、これ」と、いいながら「こう言うのは、目で見て楽しむんじゃねえのか?」と、何時だったか言われた言葉をそのまま返そう。
黒金 乙夜(大樹)
そんなことをいいながら、黒金も少し眺めてから、酒を飲みますよ。「馬鹿みてぇに甘い」
KP(大樹)
出されたカクテルを飲み干せば、相手の性格や生い立ちを表したかのような味わいだ。
KP(大樹)
それをおいしいと思うか、おいしくないと思うかはそれぞれだろう。
KP(大樹)
相手の事を好ましく思うか、思わないかがそれぞれであるように。
KP(大樹)
ただ、それはけして自分にはない味わいである筈だ。
KP(大樹)
その未知の味わいを一口。二口と飲み干すごとに、意識はふわふわと心地のよい気持ちにかられる。
KP(大樹)
酩酊した意識の中で、酉無の声だけが聞こえてくる。彼が何処にいるのか、すぐそこにいる気もするが、酒のせいだろうか。それすらもおぼろげだ。
KP(大樹)
声は淡々と、貴方達に告げる。
酉無 丁名(大樹)
「すばらしい対価を、ありがとう御座います。」
酉無 丁名(大樹)
自分の本当の気持ちはわかりましたか?相手の本当の気持ちはわかりましたか?
酉無 丁名(大樹)
残酷であっても、美しいものであってもその嘘偽りのない真実からどうか、眼をそらさずに 受け入れてください。」
酉無 丁名(大樹)
「お帰りはあちらになります。『今の貴方達』ならば、あの扉を通れる筈でしょう」
酉無 丁名(大樹)
「どうぞ、もう、このような場所に迷い込まれる事がありませんように」
KP(大樹)
何時からかそこにいたマスターが現れ、心地よく、酩酊した探索者を誘導するかのように出口となる扉を開いてくれる。
KP(大樹)
2人は、誘われるがまま、その扉を潜る。
KP(大樹)
店から出ると、まばゆい光が貴方を包み込む。それは何かにとても似ていた。あたたかく、そして心地のよい、陽光だ。

自宅

KP(大樹)
ふと気がつけば、朝だった。目が覚めて、花ちゃんははっきりと思い出します。黒金と言い合い、別れた後。胸に蟠る思いをそのままに、家に帰り、その日を終えたことを。
KP(大樹)
貴方は、昨日寝た時そのままの姿で布団の中、目をさまします。
KP(大樹)
今までの事はすべて夢だったのか。と思うかもしれません。もしかすれば、帰ってきたのか、と安堵するかもしれません。
いずれにせよただ一つ確かなのは、あの酒場であった事は現実でなかったとしても、昨日黒金と言い合ってしまったその事は確かな現実であるという事。
そんな貴女の枕元で、目が覚めたばかりだというのに、携帯が音をたてます。
KP(大樹)
出ますか?
春日 花(ミナカミ)
寝起きで目をこすりながらも出ます!
KP(大樹)
電話に出ると、電話向こうから、黒金の声がしますね
黒金 乙夜(大樹)
「……花か?…おう、悪ぃな。……もし俺が見たものが、ただの夢だったなら、俺の言ってる意味がわかんねぇなら、杞憂で終わるだけの話だ、笑って済ませてくれてもいい。ただ、無事かどうか確認したくて掛けたんだが、…起こしたか?」
春日 花(ミナカミ)
「おはよう~。なんかすごい予防線張ってるね」
春日 花(ミナカミ)
「改めて追求しに行くってのは忘れてないから」
黒金 乙夜(大樹)
「……おお、そうかい。」
黒金 乙夜(大樹)
「…そのな。あの場では言いそびれたんだが、一応…言っておきてぇ事があってな。今更かもしれねぇし、こんな事を言う意味はねえのかもしれねぇが、自分の言葉に真摯たれっつう作家としての意地っつうか、…何つぅか。…つい思ってもねぇ事を言っちまった。」
黒金 乙夜(大樹)
「その、昨日は悪かったな」
黒金 乙夜(大樹)
「あれから、もうちょっと、昨日一日かけて、御前さんがまともだと思えるような展開に、……書き直した。」
黒金 乙夜(大樹)
「だから、つまり何だ」
黒金 乙夜(大樹)
「もう一回、読みに来い。空いてる時で良いから」
黒金 乙夜(大樹)
「……改めて、は。その時だ。……じゃあな」
KP(大樹)
黒金は、まくしたてるように言うだけ言って、返事も待たずに、通話を切りました。
春日 花(ミナカミ)
「書き直した結果乙夜君らしさが消えてたらぶん殴……あ、切れた」
KP(大樹)
掛けなおして、花ちゃんの言いたい事を言ってやる事も出来るでしょう。もしくは、いっそ、そのまま着替えて黒金の家に向かう事も出来るでしょう。
KP(大樹)
貴女は無事に、平穏な日常に戻れたのだから。
KP(大樹)
あとはもう少し、自分の気持ちに、素直になって
……もう二度と、罪悪感に溺れて、あのような奇妙な夢に、迷い込むことのないように。
――――――――――――――――――――――――――――――――
【COCシナリオ】夢中夢酩酊
――――――――――――――――――――――――――――――――

ED1.生存エンド
KP(大樹)
と、いうことで。
KP(大樹)
お疲れ様!でし!た!(何度回してもぐだぐだ)
春日 花(ミナカミ)
お疲れ様でしたーーー!!!!!
KP(大樹)
おめでとうございます、無事生還です。
春日 花(ミナカミ)
フラグも生還しましたね……
KP(大樹)
(フラグの)生存おめでとうございます!
春日 花(ミナカミ)
なんかキレてから自覚したっぽいのであとは……大丈夫だ……