澱み紡ぎ夜 (2018/08/11 - 2018/08/14)

SCENARIO INFO

Writer/みちを(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/黒金 乙夜(大樹)
PC2/春日 花(ミナカミ)

INDEX

1日目1日目-22日目アフタープレイ

導入

<ふと気づけば、あなたは誰もいない通りに佇んでいる。
 時間は夜で辺りは暗く、道は月の光と街灯に照らされている。
 そこは自宅の程近く。最寄り駅からの帰り道。
 何の変哲もない、馴染み深い帰路だ。>
KP(ミナカミ)
……というわけで、黒金さんは人気のない、けれども見慣れた道にひとり佇んでいます。
KP(ミナカミ)
町は静まり返っており、車の音も生き物の声もありません。
黒金 乙夜(大樹)
「……嗚呼?何だこの歳で耄碌しちまったってのか」覚えのない行動に頭をがしがしかいて、あたりを見回す。
KP(ミナカミ)
自分がどうしてここにいるのか、どうにも頭がぼんやりとして思い出せませんね。
KP(ミナカミ)
見回しても辺りに人の姿はなく、ただ暗闇があるばかり……ですが、《目星》どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
「辺りの様子も真っ当じゃねえな。…誰もいねえのか?」目星振ります!
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=71 目星
Cthulhu : (1D100<=71) → 6 → スペシャル
KP(ミナカミ)
調子いいね!
黒金 乙夜(大樹)
出目がイイ…!!この調子で頼む……
KP(ミナカミ)
では、黒金さんは電柱の影……特に深い暗闇の中に、影のようなものが蠢いていることに気付きます。
KP(ミナカミ)
真っ黒い影。そうとしか表現できない何かが、そこにいます。
黒金 乙夜(大樹)
「……眼鏡の汚れ、じゃねえみたいだな。」
黒金 乙夜(大樹)
「何だ、手前は」影に向かって声をかけつつ、近づく勇気はあまりない。
KP(ミナカミ)
影は声をかけられても何の反応も返しません。
KP(ミナカミ)
また、背後から人の気配に似たものを感じますが……振り向いても、そこには何の姿もありません。
黒金 乙夜(大樹)
背後に感じた気配に振り向くが誰もいない。「…は、はは。……」怯えてる自分に自嘲気味に笑いつつ「……気味が悪ぃな。」と吐き捨てる。なるだけ早足で、家路につきたい所だが…!
KP(ミナカミ)
黒金さんが歩き始めると、それに重なるように誰かの足音が響きます。
KP(ミナカミ)
足音は次第に増え、やがて全方位から聞こえてくるようになります。どのぐらいの数がいるのか見当もつきません。
KP(ミナカミ)
《聞き耳》どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=52 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=52) → 96 → 致命的失敗
黒金 乙夜(大樹)
めっちゃ動揺してますね。
KP(ミナカミ)
動揺かわいい
黒金 乙夜(大樹)
包囲するような足音から逃げたくて早足で歩を進める、それしか考えられなかった。
KP(ミナカミ)
では……見慣れた道で起こる明らかな異常事態に、黒金さんは非常に動揺しています。正気度-1で。
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)の正気度-1(正気度:34->33)
黒金 乙夜(大樹)
「……くそっ、くそっ…此処の所とんと縁がなかったっつうのに、何だってんだまたこの怪異の類か!?畜生が!」
KP(ミナカミ)
黒金さんが歩調を速めても、無数の足音が鳴りやむことはありません。
KP(ミナカミ)
足音はどんどん増えて行き、やがて……堰を切ったように足音は大きくなり、
KP(ミナカミ)
無数の影が黒金さんに一斉に迫り来る───

自宅

KP(ミナカミ)
……そこで、黒金さんは自室の布団の上で目を覚まします。
KP(ミナカミ)
生々しく恐ろし気な……夢を見た。そんな感覚があるでしょう。寝巻は汗でじっとりと湿っています。
黒金 乙夜(大樹)
「……っは………」汗びっしょりで浴衣が崩れている。「……はあっ、……」
黒金 乙夜(大樹)
「くそ……餓鬼じゃねえんだぞ、悪夢くらいで取り乱すなんて……」といいつつ心臓はバクバクいっている。はーーー、と深くため息1つ。「……不気味なくらいに生々しい夢だったな……」
KP(ミナカミ)
嫌な夢を見た以外は、何の変哲もない朝ですね。その辺の物陰に黒い影がいたりすることもありません。
KP(ミナカミ)
時刻は8時5分。障子の隙間からは朗らかな陽光が差し込んでいます。
黒金 乙夜(大樹)
思わず周囲に黒い影などを探してしまったが、見当たらなくてほっとした。「……全く、最低の目覚めだ」 眠気覚ましに一風呂浴びて、服を着替えて朝食を取ろう。
KP(ミナカミ)
貴重なお風呂シーンありがとう。服を着替えて朝食を取った辺りで《アイデア》どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=70 アイデア
Cthulhu : (1D100<=70) → 25 → 成功
黒金 乙夜(大樹)
お風呂で頭がすっきりしたみたいですね。
KP(ミナカミ)
頭が冴えてきたぞ。
KP(ミナカミ)
黒金さんは、どうにも頭がぼんやりするものの「今日は花と午前中から都心部に出かける約束だったな……?」と思い出します。
KP(ミナカミ)
待ち合わせ場所は都心部の駅前。今から準備をして出かければ丁度間に合うくらいでしょう。
黒金 乙夜(大樹)
指輪の下見!!!こう見えて時間には細かい男であるので、さっと用意しよう。
KP(ミナカミ)
それでは、さっと用意してさっと家を出ちゃいましょう。
黒金 乙夜(大樹)
「そういえば、今日はあいつと会うんだったな。」若しかして、それに浮かれてよく眠れなかったとか…いやあ、ねえわ。餓鬼か?とよぎった思考をはらいつつ、食事を終えたら片付けを済まし、何時もの書生スタイルで家を後にします
<玄関から外に出ると、近くの電線には雀が2羽。
 互いに羽繕いをしていた雀たちは、あなたが見ていることに気付くと、慌てた様子で同時に飛び立ち逃げていく。
 家の前の通りからは小型犬が憎々しげに吠える声がする。
 その威嚇の対象は向かいの屋根の上の数羽のカラスのようだが、彼らはこれといって反応も示さず互いに鳴き交わしている。>
KP(ミナカミ)
そんな平和な街中を歩き、電車に乗り……やがて、待ち合わせ場所に到着します。

街中

<駅前は人で賑わっていた。
 カップル、友人、親子、傍目からは関係性を読み取れない取り合わせ、
 様々な人々が、誰かを待っていたり雑談に興じたりしていた。
 少し辺りを見渡すと、噴水の前のベンチに花の姿があった。
 退屈そうにスマートフォンを見ている彼女の足元では、三羽の鳩が地面に落ちている餌をつつきまわっている。>
春日 花(ミナカミ)
「…………」 花はスマホの方を見ていて黒金さんには気づいていませんね。
黒金 乙夜(大樹)
気付かれていない事にイラッとして、近づいていってベンチを軽く蹴り上げる。「おい、花。」
春日 花(ミナカミ)
「うわっ!?」 思わずスマホを取り落としそうになってわたわたする。
春日 花(ミナカミ)
「い、乙夜君か……びっくりした。脅かさないでよ」
KP(ミナカミ)
ベンチを蹴り上げる乱暴さに三羽の鳩はあっというまに逃げた。
黒金 乙夜(大樹)
「待ち合わせに早い事は御立派だが、将来の旦那よりその薄っぺらい電話画面に御執心とは頂けねえな」
春日 花(ミナカミ)
「だって丁度流れてきた子猫画像まとめの破壊力がすごかったから仕方ないでしょ」
春日 花(ミナカミ)
ほら見て見て、と子猫画像まみれのスマホ画面を見せますね。
黒金 乙夜(大樹)
子猫画面を一瞥した後興味なさそうに「畜生に興味はねえもんでな。猫よりも御前さんの方がよっほどマシだ」
春日 花(ミナカミ)
「それは褒めてるのだろうか……」 難しい顔をしてから、ふわーあと大きくあくびをします。
黒金 乙夜(大樹)
「さあて、どうだろうな」と濁しつつ「何だ、眠れてねえのか?」とあくびには気遣う。
春日 花(ミナカミ)
「んー……なんか、目覚めがすっごい悪くて。変な夢見たんだよねえ」
黒金 乙夜(大樹)
「……変な夢、っつうと…電信柱の隅から影が覗き込んできたり、無数の足音が追ってくるような類の?」
春日 花(ミナカミ)
「あーうんうんそんな感じ! 黒い影みたいな何かにめちゃくちゃ追っかけられる夢!」
春日 花(ミナカミ)
「……って何で知ってるの。こわっ……」 大げさに一歩二歩と後ずさりします。
黒金 乙夜(大樹)
同じ夢か……「知ってた訳じゃねえよ。ただ、それと似た様な夢を、俺も見たってだけの話だ。然し、妙な話だな。」
春日 花(ミナカミ)
「それはそれでこわっ……」
黒金 乙夜(大樹)
「まあ、たんなる偶然かもしれねえよ。そんなにおっかながるな」
春日 花(ミナカミ)
「意地っ張りな乙夜君の代わりにおっかながってあげてるんだよ」
春日 花(ミナカミ)
「それはそうと、本日は買い物と指輪の下見、その合間にお昼ご飯のセットとなっておりますが、何からにいたしましょうか」
黒金 乙夜(大樹)
「そういう余計な気遣いはいらねえ。」ざっくり 「勿論俺としては一番楽しみにしていたのは指輪の下見なんだが、まあ……。」
黒金 乙夜(大樹)
「御前さんの行きたい所からでいい。どうせ順序がどうであれ、最終的には行き着く事になるんだからな」
春日 花(ミナカミ)
「何だかんだで楽しみにしてるんだねえ」 しみじみ。
春日 花(ミナカミ)
choice[買い物,指輪の下見,ちょっと早めのお昼ごはん]
Cthulhu : (CHOICE[買い物,指輪の下見,ちょっと早めのお昼ごはん]) → ちょっと早めのお昼ごはん
春日 花(ミナカミ)
きみほんと食べるの好きだな
黒金 乙夜(大樹)
ごはんだいすき花ちゃん。
春日 花(ミナカミ)
「じゃあ……」 少し考えて、 「お昼時になったら混んじゃうし、ちょっと早めにお昼にしよっか。あっちにいい感じにリーズナブルなお寿司屋さんがあるよ」
黒金 乙夜(大樹)
「当たり前だろうが。手前が中々その気にならねぇからこっちとしては焦れてんだよ。結婚指輪とかいう西洋被れのものであるのは遺憾ともしがたい所だが、それでもとうとう腹括ってその気になったのかと思うと、悪かねえ」
春日 花(ミナカミ)
「人生の一大イベントだし相手が乙夜君だし、そりゃ慎重になるよ」
黒金 乙夜(大樹)
「相変わらず良く喰うな。まあ、良いぜ。寿司か。値段は兎も角、味は如何なんだ?」
春日 花(ミナカミ)
「流石に北海道のお店には負けるけど、お寿司が回らないし味と値段のバランスが絶妙」
黒金 乙夜(大樹)
「相手が俺だと慎重になるっつうのは如何いう了見だ」といいつつ回らない寿司については「成る程な。まあ、手前の舌については全面的に信頼している心算だから、さぞや旨いんだろうよ。じゃあ其処に行くか。」という事で、花ちゃんに手を差し出すね。
春日 花(ミナカミ)
「出た! 紳士ムーブ!」 差し出された手を取りますよ。
黒金 乙夜(大樹)
「旦那様らしい装いとでも言え」横文字撲滅キャンペーン。
春日 花(ミナカミ)
「素で旦那様とか様付けで呼ぶのはちょっと……」
KP(ミナカミ)
そんなことを言いつつ、花の案内で件の寿司屋に向かいます。
KP(ミナカミ)
お昼時より少し早く、開店したばかりの寿司屋は客の姿もまばらでスムーズにカウンター席に案内されました。
春日 花(ミナカミ)
「並ばないで入れる。なんと素晴らしい」
黒金 乙夜(大樹)
カウンター席に腰掛けつつ外套を椅子にひっかけつつ「混雑してねえっつうのは確かにいいもんだ」と賛同。
KP(ミナカミ)
メニューを見ると、松竹梅やらそれっぽいグレード分けでお寿司のセットが書かれていますね。値段も高くなくて丁度いい。
黒金 乙夜(大樹)
家でる前に朝食をしっかりとってしまったので、控えめに松でいいかな……「御前さんはどれにする?」
春日 花(ミナカミ)
「んー……じゃあ、竹で」 メニューを隅々まで見て真剣に検討した。
黒金 乙夜(大樹)
じゃあ店員さんに注文しよう。「松と竹、それぞれ一人前で」
KP(ミナカミ)
では、注文をして暫く待つと……ほどなくしてお寿司が黒金さんと花の元にやってきます。
KP(ミナカミ)
店の照明を受けてきらきらと輝くネタは見るからに新鮮。大きさも丁度良く、メジャーなネタと旬のネタがバランスよく混ざった一皿です。
春日 花(ミナカミ)
「おいしそう~~~」 スマホで写真を撮った。
黒金 乙夜(大樹)
手を合わせて頂きますをしたあと、お寿司を箸でつまんで口に運ぶ。見るからに新鮮な魚は見た目とおりにとろけるような美味しさ。 「悪くない」といいつつもぐもぐ
春日 花(ミナカミ)
「いや―今回も当たりだったね」 おいしい。
黒金 乙夜(大樹)
「非常に不本意だが、御前さんに連れて行かれる店で外れは見かけねえな。」ただし洋食店は論外
春日 花(ミナカミ)
「不本意は余計です~~~」
春日 花(ミナカミ)
「今後も新しい店を開拓したいなと思った時は遠慮なく頼ってくれたまえよ」
黒金 乙夜(大樹)
「俺の趣味を完全に知ってますみてぇな態度が癪なんだよ。」悔しいんだね。「まあ、悪かねえし、次があればその時は勿論、頼りにさせて貰うがな。」
春日 花(ミナカミ)
「えっ……だって乙夜君、食に関しては分かりやすいし……」
黒金 乙夜(大樹)
「和食好きだからっつって、蕎麦が食えない事だってある。アレルギーだとかでな。今回の寿司だって光物やら甲殻類アレルギーには喰えないだろ。そういうのがねえだろうなっつう事を当たり前みてえに知られてるのが、腹ただしいね」
春日 花(ミナカミ)
「そこでムカつかれてもなあ……快適な食生活を送れているのだから良しとしましょう乙夜さん。ご馳走様でした」 食べ終わった。
黒金 乙夜(大樹)
「俺は御前さんの事を知ってるっつっても、病院の事だとか、昔居た男の事だとか、まあ、そのくらいだ。深くは知らねぇ。なのに俺だけ一方的に知られてるみてぇな面されんのは、何かな。」
黒金 乙夜(大樹)
「夫婦になるんだったらもっと互いの事を知っておくべきなんじゃねえの。だから、もっと御前さん、自分の事も話し聞かせろよ。今度で構わねえからよ。聞いてやらねえ事もない。」そんな事をいいつつ、こちらもごちそうさまでした
春日 花(ミナカミ)
「えー。食の好みとか舌がガバガバだから美味しかったらなんでもオッケーだし、アレルギーもないし……」 むむ
黒金 乙夜(大樹)
「そういうのに限らず、例えば指輪はどんなのが御所望だとか、式をあげるならどうしたいかだとか。手前がどうしてもっていうなら、多少の融通はきかせてやるよ。」
春日 花(ミナカミ)
「別にいろいろ話すのは良いけど、それを貶すのはナシね」
春日 花(ミナカミ)
「式自体は和風で譲ってあげるから、二次会は洋風でよろしくとかそういうの?」
黒金 乙夜(大樹)
「それについては、内容にもよるわな。まあ、なるだけ尊重してやる」貶すについて。
春日 花(ミナカミ)
「そういう言い方が人を委縮させるんだよ」 ビシッと指差す。
黒金 乙夜(大樹)
「そうだな。ドレスが着てぇっつうなら、それぐらいは構わねえよ。……」といいつつ、ぴしっと指差された。ちょっとむっとした顔をした後、少し考えるようにして「この程度の言い方で萎縮するようなタマか?御前さんが?」
春日 花(ミナカミ)
「私は委縮しないけどムカってするし、そういうコミュニケーションを取ってるといつかしっぺ返し食らいそうだから言ってるの」
黒金 乙夜(大樹)
「腹が立つくらいなら別にいいんじゃねえの。それで言い返してくる勝気な所は、わりと気に入ってるもんでね。竹箆返しについては、まあ帰ってくるだろうさ、そのうち。それを承知の上で俺は俺を楽しんでんだ、今更怯えるもんでもねえよ。」
春日 花(ミナカミ)
「……しっぺ返しで出版社から干されても養ってあげたりしないからね」
春日 花(ミナカミ)
「この辺あんまり言い合いしてもしょうがないか。どんな指輪が良いか、下見にいこっか」
黒金 乙夜(大樹)
「干されたら所詮、その程度の作家だったってくらいだ。」
黒金 乙夜(大樹)
「嗚呼、そうだな。腹ごしらえもすんだ所だし。とっととしねえと御前さんの気が変わる事もありえるからな」
春日 花(ミナカミ)
「捕まえたらもう逃げないってこともないけどね~」 言いつつお店を出ましょうか。
黒金 乙夜(大樹)
「逃げられたらその時は、俺が女に逃げられるような其の程度の男だったってだけの話だ。まあ、逃がす心算はねえがな」お勘定すませてお店をでます。
春日 花(ミナカミ)
「乙夜君、わりと自分に厳しいよね」
KP(ミナカミ)
黒金さんと花はお店を出て街中を歩き、デパートの一角……指輪売り場にやってきました。
KP(ミナカミ)
ショーウィンドウに飾られた指輪は控えめなものからごてごてしたものまで、色々な種類が並んでいます。値段も色々。
黒金 乙夜(大樹)
「相場は給料の三か月分、なんて話を聞くもんだがね、まあこれぐらいは、欲しいもんくれてやるのが礼儀ってもんだろ。一生物であるなら尚更な」
春日 花(ミナカミ)
「おおー……色々あるねえ……」 目移りする。
黒金 乙夜(大樹)
「値段は目ェ瞑って、どんなのが欲しいんだ?」
春日 花(ミナカミ)
「給料三か月分ってのは古い情報だよ」
春日 花(ミナカミ)
「うーん……宝石ゴテゴテしたやつはいらないけど、ちょっとは欲しいからワンポイントで、あとは……」
春日 花(ミナカミ)
choice[イエローゴールド,ピンクゴールド,プラチナ,ホワイトゴールド]
Cthulhu : (CHOICE[イエローゴールド,ピンクゴールド,プラチナ,ホワイトゴールド]) → ホワイトゴールド
春日 花(ミナカミ)
「ホワイトゴールドのやつかなあ」 うーん、と悩みながらショーウィンドウを見てる。
黒金 乙夜(大樹)
「そういうもんなのか?こういう類にはとんと縁がなかったもんでね」と給料三ヶ月分についてはコメントしつつ、ショーウインドウ花ちゃんの後ろから覗き込みつつ「細かく要望をあげられてもわかんねえよ、「これがいい」とかねえのか。」
春日 花(ミナカミ)
「ふっ……これだから和100%は……」
春日 花(ミナカミ)
ccb<=74 目星
Cthulhu : (1D100<=74) → 6 → スペシャル
春日 花(ミナカミ)
「例えばこういうのだよ」 と、一点だけダイヤモンドがあしらわれたホワイトゴールドの指輪を指差します。シンプルで合わせやすそうなやつ。
黒金 乙夜(大樹)
「和100%の男が手前の為に西洋かぶれた行事に乗っかってやろうっつってんだ、感謝して欲しいくらいだな」 出目がヨイ。
黒金 乙夜(大樹)
「成る程な。じゃあ、あれにするか?」
春日 花(ミナカミ)
「け、決断が速い」
春日 花(ミナカミ)
「今日は下見だし、他の店も回ってから後日決めない?」
黒金 乙夜(大樹)
「悩んで選んでやった方が良かったか?」と答えつつ「嗚呼、まあ他の店にもっとお望みに適ったものがあるかもしれねぇなら、俺は構いやしねえよ」
春日 花(ミナカミ)
「じゃあ他の店も回ろっか~」 すいませーん、と店員に声をかけてカタログを貰いました。
KP(ミナカミ)
花はデパートの中の指輪売り場だけでなく、貴金属を扱うゾーンも練り歩いていきます。
黒金 乙夜(大樹)
「手前の薬指に一生嵌るもんだ、気に入る物があると良いな?」とかいいつつ。花ちゃんの手をつなぎつつ練り歩く。
KP(ミナカミ)
それはもう徹底的にしらみつぶしに物色していますね。いつの間にやらカタログがどっさりで見かねた店員から貰った紙袋にたっぷり詰まっています。
黒金 乙夜(大樹)
紙袋たっぷりのカタログを「寄越せ」といって変わりに持ちますね。
春日 花(ミナカミ)
「えー。これくらい職場の重労働に比べたら楽勝なのに」 でも渋ったらそれはそれでめんどくさそうなので大人しく渡した。
黒金 乙夜(大樹)
「職場で重労働して買い物で更に労働重ねる事ぁねぇだろうが」
KP(ミナカミ)
一通り見て回ると、そのまま洋服売り場に入っていきます。お高い礼服ではなく、黒金さんや花の年代でも気軽に買えるデザインと値段のおしゃれ着エリアですね。
春日 花(ミナカミ)
「……よし! 乙夜君、これ着てみよっか」 とカジュアル目のシャツを見つけたりする。完全に面白全部だ。
黒金 乙夜(大樹)
和服しかとんと縁がないので花の服を買い込むのだろうと思ってたら違った。「……は?」ってすっとぼけた声がでる。
春日 花(ミナカミ)
「予行演習だよ、予行演習。私がドレスなのに乙夜君が和服ってのもおかしいでしょ」
黒金 乙夜(大樹)
「唐突な予行練習だな!?おい待て幾らなんでもこの眼鏡にこの服は合わねえんじゃねえのか……」とかいいながら「……試着だけで良いのか?」と聞く。買いはしないぞ、という固い意志だ。
春日 花(ミナカミ)
「今日のところは?」 ぐいぐいと押し付ける。
春日 花(ミナカミ)
「個人的には洋装デートとかして慣れといた方がいいって思うけど、それはまた別の日だねえ」
黒金 乙夜(大樹)
「礼服くらいなら着てやる心算はあったが、眼鏡と髪型を何とかすりゃあ、そら着れない事はないにしろ……」
黒金 乙夜(大樹)
「まあ、御前さんが和装デートに付き合ってくれるっつうなら、此方も譲歩はすべきだな」やれやれ、とため息1つ、頭をがしがしかいた。「…分かったよ、まあ、試着だけで良いんだな?今回は。」
黒金 乙夜(大樹)
ぐいくい押し付けられた服をやれやれと手に取り、試着室を探すのだ。
春日 花(ミナカミ)
「そうだねえ、今回は試着だけでいいよ」
KP(ミナカミ)
目ざとい店員のお陰でつつがなく試着室に案内されますよ。黒金さんの格好に思わず二度見はするけど。
黒金 乙夜(大樹)
何時もの事なので二度見されるのにも慣れている。ガンスルーを決め込みながら試着室へと入りますよ。中でごそごそやりながら、「洋服なんて何年ぶりだ。高校生以来か……?」とかいいつつ、着替えてでてきますよ。
KP(ミナカミ)
ではここで《APP*5》どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=(13*5)
Cthulhu : (1D100<=65) → 60 → 成功
KP(ミナカミ)
素晴らしい。よく似合っている。
春日 花(ミナカミ)
「乙夜君、どう……」 その姿を見て一瞬言葉が止まります。
黒金 乙夜(大樹)
お着替え差分はないものの、そこは脳内保管なのだ。「どう見ても眼鏡が合わねえな」と思ったので眼鏡を外しながらウーンってしてる。
春日 花(ミナカミ)
「……いいね~~~~~! 洋風もバッチリじゃん! 似合う似合う!」 スマホで写真撮りまくろう。
黒金 乙夜(大樹)
「止めろおい撮るな」といいつつ、嬉しそうな花ちゃんの態度はやぶさかではない。
春日 花(ミナカミ)
「あ、棒立ちばっかりもアレなのでポーズお願いします。かっこいいポーズ」
黒金 乙夜(大樹)
「そんなポーズはねえよ!だから撮るなっつってんだろうが、こういうのは目に焼き付けておくだけにしておけ!」
春日 花(ミナカミ)
「光魔法かっこいいポーズを修得していないとは……」
春日 花(ミナカミ)
ある程度撮って満足したのか、スマホをバッグに収めます。 「あとで印刷してあげよっか?」
黒金 乙夜(大樹)
「どちらかといえば闇属性だろうか無茶振りすんな。」などと返しつつ「いらねえよ、っつうか御前さんは手前の和装を写真で撮られた挙句それを印刷して取って置きたいと思うのか?」
春日 花(ミナカミ)
「成人式とか晴れの日のやつなら写真あるよ。こういうパターンは……念のためにノリで聞いてみた」
黒金 乙夜(大樹)
「そもそもどうせ式で散々撮られるんだ、こんな中途半端な洋装なんて撮っておく事ぁねえだろうと思うがね!」
春日 花(ミナカミ)
「似合ってるんだから写真の1枚や2枚や3枚くらいいいじゃん」
黒金 乙夜(大樹)
「あのなあ、出来る限り洋服なんぞそも着たかねえんだ、それを着た写真なんて、残しておきたかねえんだよ。御前さんだけが覚えてるぐらいなら構わねえが、他の輩の目に触れようもんなら屈辱だ」といいつつ。
まあそのへんは既に撮られてしまったのでまあいいか、と思いつつ「これで満足したか?」と聞く。まだ他にも着せる気なんじゃろうか。
春日 花(ミナカミ)
「うーん……まあ、今日はこのぐらいにしてあげましょう」 満足した。
黒金 乙夜(大樹)
その言葉を聞き届けるとやれやれといった具合にため息1つ、試着室に戻って何時もの書生服で出てくる。しっくりする。
黒金 乙夜(大樹)
「やっぱりこれが落ち着く」
春日 花(ミナカミ)
「いつもの」 うむ。
KP(ミナカミ)
試着した服は店員さんに返して、花は他の洋服を見て回ります。
KP(ミナカミ)
たまに男物の服を見て黒金さんをチラ見したりしますが、試着を勧めたりはしない。
黒金 乙夜(大樹)
黒金は花ちゃんから離れないようにサイドにくっつきつつ、こちらも男物の服をちょっと見るも、目をそらす。これなら着てもいいかな、と思えるようなものがないか自分で値踏みしてみているわけなのですが、それを口に出す事はなく。
KP(ミナカミ)
口に出していいんですよ!!
KP(ミナカミ)
……ともあれ、方々の店を練り歩き、それに付き合わされ、喫茶店で休憩を取り……そうこうしているうちに、日は傾いてきます。
春日 花(ミナカミ)
「……っと。もうこんな時間かあ。そろそろ帰ろっか」
黒金 乙夜(大樹)
花ちゃんの知らないところでまあこれなら…という洋服を買って、洋服デートの御要望にこたえようという気持ちはあるみたいです。とりあえずまあ、今回は見るだけ。
黒金 乙夜(大樹)
「嗚呼、早ぇもんだな、もうこんな時間か」と懐中時計を開いて時刻を確認した。
春日 花(ミナカミ)
「いやあ、指輪の下見から乙夜君のお着替えショー、お手頃価格のワンピースと盛りだくさんだったねえ」 満足げ。
黒金 乙夜(大樹)
「まあ、悪かなかった。寿司も旨かったしな。御前さんが馬鹿みたいに終始ヘラヘラ笑ってんのは、悪ィ気はしねえ」
春日 花(ミナカミ)
「馬鹿みたいにってのは余計です~~~~~」
KP(ミナカミ)
そんなことを言いあいながら、2人は駅に向かって歩いて行きます。
<美しい夕焼けだった。
 空がオレンジ色に染まり、カラスが寝床に帰っていくシルエットが小さく見える。
 手をつないだ親子が夕飯についての話をして、その横を散歩中の犬が通り過ぎていく。
 駐車場では時間など関係ないとばかり猫が寝転んでおり、女子高生がそれを恐る恐る撫でている。
 取り立てて変わったこともない、いつも通りの夕方の景色だった。>
KP(ミナカミ)
日が暮れて、どんどん辺りが暗くなっていきます。
KP(ミナカミ)
ここで《目星》どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=71 目星
Cthulhu : (1D100<=71) → 12 → スペシャル
春日 花(ミナカミ)
ccb<=74 目星
Cthulhu : (1D100<=74) → 95 → 失敗
黒金 乙夜(大樹)
FBじゃないのでセーーフ
KP(ミナカミ)
セーフ。それでは、黒金さんは物陰で一瞬だけ影のようなものが動いたような気がしました。
KP(ミナカミ)
まさしく今朝の夢で見たものに似ていたような……そんな影です。
黒金 乙夜(大樹)
「夕暮れから日が落ちんのも早くなってきたな」と季節を感じていたら、ふっと何かが視界の隅をよぎった。
春日 花(ミナカミ)
「…………?」 花はぼんやりしていて何も気づかなかった。
黒金 乙夜(大樹)
「……?」 警戒して、花ちゃんの手を強めにぎゅっと握る。
春日 花(ミナカミ)
「おっ、なんだなんだ。積極的」
黒金 乙夜(大樹)
「違ぇよ。…今、そこで何か動いた気がしたんだが……」物陰のほうを凝視しますが、特に何も見当たりませんか?
KP(ミナカミ)
物陰で動いた影は、それ以上増えることも、あなた達を襲うこともありません。暗闇に覆われて、そこにいるのかどうかもよく分かりませんね。
黒金 乙夜(大樹)
見えない。
春日 花(ミナカミ)
「乙夜先生のストーカー的な?」
黒金 乙夜(大樹)
「其処まで熱狂的読者がいるとは思えんね。御前さんこそ思い当たる節はねえのか」
春日 花(ミナカミ)
「えー。ないない。セクハラ患者に遭うことはあってもストーカーレベルに熱心なのはない」
黒金 乙夜(大樹)
「…いずれにせよ、確認くらいはしておいたほうがいいな。…見間違いかもしれねえし」物陰に近づいていって、覗き込みたい…かな。
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
黒金さんが物陰を覗き込んでみると……そこには何の姿もありませんが、乱雑に散らばった段ボールの上に足跡のような痕跡が残されていました。
KP(ミナカミ)
足跡の形は動物のようですが、サイズは人間ほど。足跡ははっきりと残ったものではないため、これ以上の推測は難しいでしょう。
黒金 乙夜(大樹)
「……足跡?誰か…いや、何かがいたことは確か…みてぇだな。」 昨日みたいに追いかけてくるんだろうか。
春日 花(ミナカミ)
「物騒だね……早く帰ろ。電車に乗っちゃえば引き離せるでしょ」 ぐいぐい引っ張っていきましょう。
黒金 乙夜(大樹)
「もう此処にはいねえみてぇだが…出来ればささっと撒いちまいたい所だな……」花ちゃんにぐいぐい引っ張られた。
KP(ミナカミ)
では、ぐいぐい引っ張られて電車に乗りましょう。
KP(ミナカミ)
電車の中は平穏そのもの。不穏な影などありません。同じように休日を楽しんだ人たちが和やかな雑談を交わしているだけです。
黒金 乙夜(大樹)
「何なら、泊まって行くか。」みたいに提案を出したりもした。「御前さんを1人にしておくのは如何かと思うし、俺が狙われていたとしても、1人になるのは危険だろう。」
春日 花(ミナカミ)
「ほあ」
春日 花(ミナカミ)
「びびびびっくりした……えっ……マジで……?」
KP(ミナカミ)
泊まるかどうかは……そうだな、《説得》で。
黒金 乙夜(大樹)
「何だその間の抜けた声は。別に如何わしい算段があっての事じゃねえぞ。」といいつつ、説得…!
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=48 説得
Cthulhu : (1D100<=48) → 100 → 致命的失敗
黒金 乙夜(大樹)
すっごい駄目
KP(ミナカミ)
これは誤解されますね
春日 花(ミナカミ)
「えーーー……いやいやいや、流石にそれは。嫌と言うわけではないけど、いきなりすぎるしこういう状況だし今日はちょっと……」
黒金 乙夜(大樹)
「? こういう状況だからこそ言ってんだろうが」といえど相手には滅茶苦茶な誤解をさせているのだった。
春日 花(ミナカミ)
「ちょ、ちょっと遠慮するかな……ほら、家でお母さんが私の分も晩御飯作ってくれてるし」
黒金 乙夜(大樹)
「嗚呼、そいつは確かに無碍には出来ねえやな」それに、御家族と一緒ならまあ大丈夫か。と思った。
KP(ミナカミ)
そうこう言っているうちに、花が降りる駅に到着します。一緒だと偶然の一致過ぎるし黒金さんが降りる駅とは違うだろうというKPの独断だ。
春日 花(ミナカミ)
「じゃあ、また!」 そそくさと電車を降りて黒金さんにばいばいします。耳までほんのり赤い。
黒金 乙夜(大樹)
なんであいつあんなに真っ赤になってたんだろうかと思いながら手は振り返してやった。
KP(ミナカミ)
さて、黒金さんは一人電車に揺られ……やがて、慣れ親しんだ駅に到着します。
KP(ミナカミ)
見慣れた道を辿って帰るその道中、またも影のようなものを黒金さんは目にします。
KP(ミナカミ)
さっきよりいくらか数が多かったように思えますが……こちらを襲う前にどこかに行ってしまい、足跡や倒れた植木鉢など、何かがいた痕跡が残るだけ。
黒金 乙夜(大樹)
「……まだついて来やがるのか」また影がいる…!
黒金 乙夜(大樹)
影達を引き剥がすように歩調を速めて、とっとと家に帰ろうといった具合に歩き出します。
KP(ミナカミ)
不穏な気配はあるものの、夢の時とは違って無事に家に辿り着けますよ。
KP(ミナカミ)
家の中は影の気配はなく、夕食を用意したり家事を片付けたり、日常を送ることができるでしょう。

自室

<今日は眩しいばかりの満月のようで、月の光が障子の隙間から差し込んでくる。
 外からは猫が喧嘩をする鳴き声が聞こえるが、それ以外は車の音も風もない、静かな夜だ。
 やがて猫の喧嘩は終息し、よく眠れそうな夜の静寂が訪れる。>
KP(ミナカミ)
夕食を取り、後片付けをし、風呂に入り、その日の予定が全て片付いた頃には、黒金さんの体は程よく疲労していました。
KP(ミナカミ)
なにしろ花に付き添う形でかなりの距離を歩き回りました。布団に入れば、すんなりと眠りに入れることでしょう。
KP(ミナカミ)
時計を見るとバッチリ就寝時間に差し掛かっていますね。ということで、おやすみしますか?
黒金 乙夜(大樹)
作家としてのモチベーションを維持していくためには、ネタを出すだけでは駄目だ。良く寝て、良く食べる。集中力の低下は誤字や物語の矛盾を招く。締め切りまじかの仕事が残っていたとしても、休息は大切なのである。
黒金 乙夜(大樹)
というわけで、白い原稿用紙から目をそらしつつ、眠ります!
KP(ミナカミ)
三┌[〆切]┘
KP(ミナカミ)
若干の後ろめたさもあるでしょうが、布団に入って目を閉じると、すとんと眠りの世界へ落ちて行くでしょう。
KP(ミナカミ)
……さて、ここで《聞き耳》どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
明日出来る事は明日の自分に任せばよいのだ。聞き耳振ります!
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=52 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=52) → 79 → 失敗
KP(ミナカミ)
よく眠れていますね。
黒金 乙夜(大樹)
現実逃避などという言葉は知らぬ存ぜぬのスタイルですやすや。
KP(ミナカミ)
では……そうして、すやすやと眠っていた黒金さん。
KP(ミナカミ)
ですが。
KP(ミナカミ)
唐突に、腹部に電撃が走るような痛みを感じます。それから少し遅れて、じわじわと熱のようなものも感じられます。
KP(ミナカミ)
目を、開けますか?
黒金 乙夜(大樹)
「…!?いっ、……」痛い。咄嗟に目を開けます。
KP(ミナカミ)
黒金さんが目を開けると、まず暗い部屋の中に輝く赤い目が視界に入ります。
KP(ミナカミ)
そして視線を落とすと、
KP(ミナカミ)
赤い目の持ち主――影の持つ鉤爪が、あなたの腹部に、深々と突き刺さっていました。
KP(ミナカミ)
【1d3/1d6】のSANチェックどうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
「なッ、んだ!?手前は!!…ッア゛…!?」
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=33 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=33) → 19 → 成功
黒金 乙夜(大樹)
1d3
Cthulhu : (1D3) → 1
KP(ミナカミ)
意外と強いな……?
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)の正気度-1(正気度:33->32)
黒金 乙夜(大樹)
何で平気なんだ???
影(ミナカミ)
「オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ」
KP(ミナカミ)
影は低い声でそう呟きながら、鉤爪であなたの体内をより深くえぐり取って行きます。
KP(ミナカミ)
段々と、視界は暗くなり、意識は遠ざかってゆくでしょう。何かRPありましたらどうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
「俺が何だってんだ、クソが……ッ……グ」鉤爪が食い込んでくる。「……畜生」と吐き捨てるも、だんだんと薄れゆく視界に身体を任せた。ぱったり
KP(ミナカミ)
オマエダケ、オマエダケ、オマエダケ……そんな怨嗟の声が、最後まであなたにまとわりついていることでしょう。