宇宙船
KP(ミナカミ)
それでは2日目、始めていきましょう。
黒金 乙夜(大樹)
はあい、よろしくおねがいします!
KP(ミナカミ)
前回はデートをしていたと思ったら最後は怪物に殺されて終わるループ世界に入っていて、情報を集めるうちに廃教会に何かありそうだと気付き、UFOを見つけてそこに入ってみようぜ! って感じでしたね。
KP(ミナカミ)
宇宙船の中に入っていくと……
<宇宙船は酷く破損しており、内部は暗いが、明滅するなんらかの照明に照らされている。
大まかには円状の内装となっており、外周はスクリーンのようだが、電源が落ちているのか何も映っていない。
中央には大きな水晶のようなものが設置されており、こちらは小さく淡い光を発している。
どうやら、光源はこの水晶のようだ。>
KP(ミナカミ)
大まかにはこういった感じですね。
KP(ミナカミ)
壁際に添うように、4つの座席が等間隔で並んでいます。
春日 花(ミナカミ)
「うわー……すっごい、ハイテクの極み……」 きょろきょろ
黒金 乙夜(大樹)
「四人乗り……といえども実際四人乗ってたかまでは分からねえか。」
KP(ミナカミ)
座席に誰かが座っているかどうかは、回り込んでみないと分かりませんね。
黒金 乙夜(大樹)
ふむふむ。「元々機械には疎いとはいえ、それを差し引いても全く仕組みが理解できねえな。この水晶は何だ?」と中央の水晶を四方から観察するようにぐるっと回り込みつつ、辺りを見渡す。
KP(ミナカミ)
では、花と一緒に回り込んでみると……座席に座っているものが、黒金さんと花の視界に入ります。
<座席には灰色の肌をした体毛のない、異様に大きな目を持った人型の生物が計器やパネルに向かい合うようにして座っている。
大きさは人間大。生物はぴくりとも動かず、その体には緑色の体液と思しきものがべっとりと付着している……。>
KP(ミナカミ)
【1/1d6】のSANチェック、どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=27 SANチェック う、宇宙人だー!
Cthulhu : (1D100<=27) → 81 → 失敗
黒金 乙夜(大樹)
1D6
Cthulhu : (1D6) → 4
春日 花(ミナカミ)
ccb<=60 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=60) → 9 → スペシャル
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)の正気度-4(正気度:27->23)
KP(ミナカミ)
春日 花(ミナカミ)の正気度-1(正気度:60->59)
春日 花(ミナカミ)
「う、う、う、宇宙人……!!!!!!!」
KP(ミナカミ)
宇宙人に対しては《知識》が振れますね。
黒金 乙夜(大樹)
おいおいおい「露骨に地球外の生物じゃねえか……!!??」
黒金 乙夜(大樹)
知識振ります!
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=75 知識
Cthulhu : (1D100<=75) → 10 → スペシャル
KP(ミナカミ)
いい出目!
KP(ミナカミ)
それでは黒金さんは、これらが宇宙人のステレオタイプ『グレイ』として分類されている姿そのものであるとわかります。
KP(ミナカミ)
第三種~第四種接近遭遇として地球での目撃・接触証言も多く、実在を信じている人間も多い存在ですね。
春日 花(ミナカミ)
「アニメとか漫画で見るやつだ……」 恐る恐る触っている。
黒金 乙夜(大樹)
「目撃礼や接触証言なんかの多い、写真なんかでもよく偽造される典型的な宇宙人だな……。」グレイの適切な漢字名が思いつかなかったのでその名称はそっと控えた。
KP(ミナカミ)
こだわりが強い。
春日 花(ミナカミ)
「うーん……駄目、死んでるっぽい」 手首や首筋の辺りを触って確認していたみたいです。
春日 花(ミナカミ)
「……他の席はどうだろ……」 ちらっと残り3つの座席に目をやります。
黒金 乙夜(大樹)
「というかよく触れるな。警戒とか躊躇とかいうもんを知らねえのかよ。」
黒金 乙夜(大樹)
「…他にも乗組員がいるのかね?」ほかの席を見て回ろう。
春日 花(ミナカミ)
「天下のブラックジャック先生は宇宙人の手術をしたことがあるんだよ。私もせめて確認くらいはしなきゃ」
KP(ミナカミ)
残りの座席を調べると、同様に負傷したグレイが血を流していました。ぐったりとしていて、いずれも死んでいるようです。
KP(ミナカミ)
……と思いきや、黒金さんが観察していた最後の1人の手が動きます。
黒金 乙夜(大樹)
「あれはまだ生きてる上に会話も成立していただろうが、意志伝達も出来ねえ未知の対象をむやみやたらに触るのは無用心が過ぎるだろ、毒でもあったらどうす…」る、などと言っていたらぴくりと動いた。
KP(ミナカミ)
生存者は黒金さんの顔を見ると、辛そうに震えながら少し身を起こし……指をかざすような動きで、正面の制御パネルを手を触れることなく操作します。
KP(ミナカミ)
そして再び黒金さんを見て、目を細めました。
KP(ミナカミ)
そうした瞬間、黒金さんの頭の中に直接、宇宙人のものと思しき声が響いてきます。
黒金 乙夜(大樹)
がばっと咄嗟に花ちゃんを庇い立てするように立つ。「おい待てこいつは生きてる」と吃驚した。「……」とりあえず敵対する意思がないか警戒していたが…
KP(ミナカミ)
異星の言語のはずですが、黒金さんは宇宙人の語りかける内容を不思議と理解することができました。
黒金 乙夜(大樹)
「なんだ……?」こいつ、脳内に直接!
宇宙人(ミナカミ)
『間もなく死ぬ 知っている 繰り返した 幾度となく』
宇宙人(ミナカミ)
『終わらせなければ 破壊しなければ 隠蔽しなければならない』
宇宙人(ミナカミ)
『全てを託す』
KP(ミナカミ)
伝え終わると、生存者はがくりと脱力し、うなだれた姿勢で息絶えました。
KP(ミナカミ)
それと同時に、船内中央の水晶体が強く光り輝きます。
KP(ミナカミ)
そして宇宙人の声と同様に、脳内に直接響くような形で多数のアナウンスが流れてきます。
水晶体(ミナカミ)
『3位情報権限移譲を確認』
水晶体(ミナカミ)
『セキュリティ解除、システム再起動。被害状況確認』
水晶体(ミナカミ)
『……完了。リアクター損傷、恒星間・大気圏内航行ともに不可』
水晶体(ミナカミ)
『救難通信……不可。周辺環境を解析中。未知の事象を確認』
黒金 乙夜(大樹)
死にかけだったようだ。「…くたばったのか。……破壊?隠蔽?何の事だ?」いいながら、アナウンスを聞いている。花ちゃんにも聞こえているのかな
KP(ミナカミ)
ひとまずアナウンスはここまで。水晶体に近づくとより詳しいことが分かるでしょう。
春日 花(ミナカミ)
「……破壊? 隠蔽? 何のこと?」
黒金 乙夜(大樹)
「御前さんには聞こえてねえのか。…この宇宙人が死に際に何やら伝えてきやがったんだが……」
春日 花(ミナカミ)
「ええっ、乙夜君にだけ聞こえるテレパシー? ずるい……!!」
黒金 乙夜(大樹)
「宇宙人と精神感応出来ても嬉しくも何ともねえんだが…。救難通信やら何やら言ってやがるのも聞こえてねえのか…。」水晶に近づきましょう。
KP(ミナカミ)
水晶に近づいてよく見てみると、黒金さんはこれがこの宇宙船の制御系の中心のようなものだと推測することができます。
KP(ミナカミ)
水晶体の周りにはスイッチやモニターなど操作系と思しきものが見当たりませんが、黒金さんは不思議と操作方法について理解できるでしょう。
KP(ミナカミ)
この水晶体は、操作者の思考に反応して機能するようです。
KP(ミナカミ)
具体的に言えば、MPを1支払い《POW*5》に成功する度に、順番に情報が開示されていきます。
KP(ミナカミ)
水晶はAI的なもののため、多少なら会話が成立するかもしれません。
春日 花(ミナカミ)
「救難通信……? あ、やっぱりこれ墜落なんだ……?」 黒金さんの言葉を聞きながら水晶体を見ています。ただし詳しいことは花には分からない。
黒金 乙夜(大樹)
ふむふむ。「…思考するだけでそのまま操作が出来るみてえだな……。過剰技術も過ぎると機械音痴に優しいのか。」
黒金 乙夜(大樹)
とりあえず何を聞くかにしても情報が欲しい…!MPを消費してちょっとでも情報をいただきたいぞ!
KP(ミナカミ)
ではMP-1。POW*5の判定もどうぞどうぞ
黒金 乙夜(大樹)
MP7→6 でPOW*5!
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=55 (pow*5)
Cthulhu : (1D100<=55) → 92 → 失敗
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)のMP-1(MP:7->6)
黒金 乙夜(大樹)
FBじゃないから。
KP(ミナカミ)
ピンとこない。
KP(ミナカミ)
MPの続く限りチャレンジできるよ。
黒金 乙夜(大樹)
ゴリゴリいこうか…。機械音痴なので考えるだけといっても操作がうまいことできない。「こう……いや、こうか…?違うな…?」
黒金 乙夜(大樹)
MP6→5でもう一回トライしますね…
KP(ミナカミ)
どうぞ……!
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)のMP-1(MP:6->5)
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=55 (pow*5)
Cthulhu : (1D100<=55) → 60 → 失敗
KP(ミナカミ)
近いな……。MPをもう1ポイント消費することで成功扱いとしますが、どうします?
黒金 乙夜(大樹)
ンンーー!お願いします!!
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)のMP-1(MP:5->4)
黒金 乙夜(大樹)
滅茶苦茶エネルギーを食った。「……これで、如何だ!?」
KP(ミナカミ)
操作に慣れないのか、少し余分にエネルギーを吸われましたが……どうにか、水晶体は反応を返します。
<●情報1:
『解析完了。試験生物【ДΔ@ι-ГБй】の空間能力により創造された限定的閉鎖空間と推測』
『時空間上の断裂・歪曲を確認。特定の時間内で事象が再定義・再配置され、反復』
『反復回数:165983652986回まで確認。以降、観測範囲外のため計測不可』
『同一遺伝子個体を多数確認。反復過程のバグと推測。試験生物【ДΔ@ι-ГБй】寄生も確認』>
KP(ミナカミ)
情報1は以上。同様の操作を行うことで、さらなる解析情報が出て来そうですね。
黒金 乙夜(大樹)
「……日本語で喋れ……っつうのは地球外生物には酷な話か…!!」 ДΔ@ι-ГБйってなんだよ!!!
春日 花(ミナカミ)
「先生、つまりこれはどういうことでしょう」 水晶体に字が投影されてるのかな……ともかく、出てきた情報は花には把握できません。
黒金 乙夜(大樹)
「いや、突っ込み所は其処じゃねえな。時空間上の断裂やら歪曲やらって事は、どうやらその何とかかんとかっつう生物が無限回廊に関係してやがるんだろう。寄生…なんて言葉も出たが……」寄生されてるんだろうか…
春日 花(ミナカミ)
「何とかかんとかが無限回廊に関係……なるほど……」 ふむふむ 「……なるほど?」 首傾げ
黒金 乙夜(大樹)
「反復回数165983652986回とか言ってやがったな。それだけ、観測できる限りでその回数っつう事は、それ以上繰り返してるっつう事か…?同一遺伝子固体とやらはよくわからねえが…」
黒金 乙夜(大樹)
MPは1残ってれば気絶はしないかな…!?1で気絶だっけ!?
春日 花(ミナカミ)
「そこまで数えてたのすごいね? それだけ沢山ループしてるってこと……?」
KP(ミナカミ)
MPは0で気絶ですね。
黒金 乙夜(大樹)
おっけおっけ、じゃああと三回トライできるな…!更に情報を求めてギリギリまでせめこもう
KP(ミナカミ)
ではMP消費して判定どうぞ~
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)のMP-1(MP:4->3)
黒金 乙夜(大樹)
「まだ他にも情報があるみてえだな……」
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=55 (pow*5)
Cthulhu : (1D100<=55) → 6 → スペシャル
黒金 乙夜(大樹)
よしよしよし
KP(ミナカミ)
よしよし
KP(ミナカミ)
水晶体による解析はさらに進みます。
<●情報2:
『時空間断裂破砕の可能性。最大で惑星規模。速やかな本反復空間の破壊および、本船痕跡の抹消を推奨』
『非常措置の実行……承認。破砕重力ユニット使用可能』
『本地点での実行、非推奨。本空間内での力点での起動を推奨』
『力点、高高度地点にて観測。建造物頂上での起動を推奨』>
KP(ミナカミ)
この情報の開示と共に、黒金さんの脳内にこの付近で一番高い建造物……折角だしデパートとしましょう。その屋上の映像が浮かび上がります。
KP(ミナカミ)
そこが水晶の言う【破砕重力ユニット】の使用に適しており、使うならばこの地点だと確信が持てるでしょう。
KP(ミナカミ)
情報2は以上。質問等可能ですし、情報3を求めることも可能です。
黒金 乙夜(大樹)
「なるだけ高い所で破砕重力操作とやらを駆使してこの船を壊せ……っつう事か?」ふむふむ。じゃあちょっと水晶に質問しようか。
黒金 乙夜(大樹)
「おい、その……」口ごもったが…言いました。「【破砕重力ユニット】とやらを起動するには如何したらいいんだ?」
水晶体(ミナカミ)
『破砕重力ユニットの使用法……実行権限者の起動意志に反応。現在、実行権限の委譲処理中……』
KP(ミナカミ)
水晶体の返答は以上ですね。他に質問がなければMP消費して判定しての情報3チャレンジいけるよ。
黒金 乙夜(大樹)
「起動しろって念じるだけでいいっつう事か。…委譲先は俺になってる…のか? 花には聞こえなくて、俺にだけこの声が聞こえるっつうのは、そういう事なのかね…」
黒金 乙夜(大樹)
じゃああと二回チャレンジしましょう。駄目だったら屋上言って起動すれば何とかなるやろ…!!
春日 花(ミナカミ)
「高いところで破砕なんたらで船を壊す……?」 首を傾げていますね。
KP(ミナカミ)
MP消費して判定どうぞ!
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)のMP-1(MP:3->2)
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=55 (POW*5)
Cthulhu : (1D100<=55) → 38 → 成功
黒金 乙夜(大樹)
ヨシヨシヨシ
KP(ミナカミ)
いいぞいいぞ!
<●情報3:
『破砕重力ユニット起動後、本船も予備出力により自爆を実行。相乗出力により空間の完全破壊を実施』
『状況解析……完了。現段階に限り、破砕重力ユニットの二次機能により脱出が可能。空間空白へ誘導可能』
『……以上、措置提案を終了。実行権限を乗員へ移譲』>
KP(ミナカミ)
水晶体の中からほぼ同形状の掌大の水晶が出現し、黒金さんの手に収まります。
KP(ミナカミ)
これが『非常措置』であり、『破砕重力ユニット』であるとわかるでしょう。
春日 花(ミナカミ)
「なにそれ」 黒金さんの手に収まったものをしげしげと眺めています。
黒金 乙夜(大樹)
「内臓されてる機能の権限譲渡的なものかと思ったら存外と物理的な形で譲渡してきやがった……奪われねぇように気をつけねえといけねえな…」
KP(ミナカミ)
それから……黒金さんが破砕重力ユニットを眺めていると。
<●情報4:
『要望を確認。記録映像を復旧中……完了。投影』>
KP(ミナカミ)
黒金さんの脳に、航行記録映像と思しきものが投射されます。
黒金 乙夜(大樹)
「細けぇ事は良くわからねえが、こいつをなるだけ高い場所…百貨店の屋上辺りが無難かね。…で、起動すれば、この無限回廊から脱出して元の場所に帰れる…っつう事だと思うんだが…」と、花ちゃんに返していたら…!
<航行している宇宙船。非常事態発生。アラート。制御スタビライザー破損。
リアクター破損。制御不能。不時着──否、墜落……
続いて流れる映像の中に、教会裏手の道を歩いていたあなたと花が映っている。
2人の驚愕に見開かれた目が、はっきりと確認できる、
2人の姿はその後、はっきりとは記録されていない。
ただ、墜落に巻き込まれたことだけは確信できる。
『現住生物2体……観測前に感知機器破損。観測不可。生死不明』>
KP(ミナカミ)
この映像から、黒金さんは「自分たちはこの宇宙船の墜落に巻き込まれた」「安否は不明」であることが察せられるでしょう。
KP(ミナカミ)
現実世界に戻ったところで、無事かどうかは不明。このサイズの物が落ちてきた真下にいたのなら、むしろ無事である方が考えにくい。
KP(ミナカミ)
もし無事でないのなら、現実世界に戻れば、どうなってしまうのだろうか……? 答えのない問いが、思い浮かぶかもしれません。
KP(ミナカミ)
この場所で手に入る情報は以上です。
黒金 乙夜(大樹)
「………」ふむ、とちょっと考えた。「…………花」
春日 花(ミナカミ)
「フムフムなるほど。屋上に行ってどうにかしたら帰れる……何?」
黒金 乙夜(大樹)
「あくまで…可能性としての話で、憶測でしかねえんだが。戻れるかもしれねぇが、生きては帰れねえかもしれねえ。もしかすると、俺等はこの未確認飛行物体の墜落に巻き込まれて、くたばっちまってる可能性がある」
春日 花(ミナカミ)
「……生きて帰れないかもしれない? もう、死んじゃってるかもしれないってこと?」
黒金 乙夜(大樹)
「まあ、ただ…いずれにせよこのまま此処にいても延々とくたばり続けるしかねえんだ。だったら、一回死んでそれで楽になっちまったほうがいいのかもしれねえし、俺としては御前さんが死に続けるのを見守るだけよか、心中決め込むほうがいっそ浪漫じゃねえかって気はするんだが。」
黒金 乙夜(大樹)
「そういう事だな」と花ちゃんの問いには返しますね。
春日 花(ミナカミ)
「ここで毎日死に続けるか、次の一回で終わりにするか、ってこと……?」
春日 花(ミナカミ)
「それで、乙夜君としては心中の方がいいんじゃないか、と……?」
黒金 乙夜(大樹)
「まあ、運がよければ生きてるかもしれねぇけどな。俺としてはこんな馬鹿みてぇな動機でくたばるつもりは毛頭ねえし、死ぬ心算はねえんだが、まあ万が一そうであった場合の話としてだ。」
春日 花(ミナカミ)
「…………」 少し考えて、
春日 花(ミナカミ)
「それ以前に、同じ1日をひたすら繰り返すの、飽きない? それに帰ったら死ぬって決まってるわけじゃないし、ここに留まるメリットが皆無だと思うのですが、どうでしょうか黒金先生」
春日 花(ミナカミ)
「ノーリターンの繰り返しよりハイリスクハイリターンだよ」
黒金 乙夜(大樹)
「まあ、明日がねえ事には、御前さんと式も挙げられねえしな。俺としては手前が何と言おうと、この装置を起動する心算ではあるんだが、まあ念の為にな。」
黒金 乙夜(大樹)
「最悪俺と心中する事になる覚悟くらいは決めておいて貰いたかったんだが、まあ、その返事は『是非もない』と受け取っていいのかね。」
春日 花(ミナカミ)
「じゃあ意見の一致ということで、行こっか」
春日 花(ミナカミ)
「え。分の悪い勝負ではあるけど、私は生き残る方に全賭けだから、心中するっていう心づもりはないよ。生きて帰る気100%」
黒金 乙夜(大樹)
ちっと不機嫌そうに舌打ちした。「人が結婚申し込んでるっつうのに何だかんだと渋られてる身としては、生き死にくらい喜んで共にするぐらいの返事が欲しかったんだが」
黒金 乙夜(大樹)
「まあ、御前さんには無理な相談だな」
春日 花(ミナカミ)
「少なくとも生きる方は共にするから、それで手打ちとしましょう」
黒金 乙夜(大樹)
「そっちの覚悟は出来てるんだな?…つう事なら良としようじゃねえの」 ということで、生きて帰るのだ。屋上に向かいましょうか……!
KP(ミナカミ)
分かりました。それでは、宇宙船を出てデパートの屋上へ向かっていきましょう。
街中
<空が明滅する。雲がねじれ、星が巡る。
辺りは薄暗くなり、朝とも夜ともつかない、不自然な状態へ変貌していく。
そして──影という影の中から、あの怪物が這い出てくる。
1匹、また1匹。見ている背後でも、5匹、10匹。
世界の終わりを示すかのように昼夜は崩壊し、
グレイの宇宙船のシステムによって「バグ」や「残骸」と表現されたものたちが町に溢れ出す。>
KP(ミナカミ)
町は既に、膨大な数の残骸に埋め尽くされています。
KP(ミナカミ)
住民はもはやどこかへ消え、残るものは黒い影ばかり。黒金さんと花はその中を縫い、デパートに向けて走って行きます。
KP(ミナカミ)
2人はそれぞれ、自身の値と同値のDEX対抗を行います。resb(自分のDEX値-自分のDEX値) で判定どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
「こいつは…、思ってた以上に拙いな!?」
春日 花(ミナカミ)
「一気にヤバいことになってってるね!?」
黒金 乙夜(大樹)
resb(13-13)
Cthulhu : (1d100<=50) → 27 → 成功
春日 花(ミナカミ)
resb(16-16)
Cthulhu : (1d100<=50) → 79 → 失敗
KP(ミナカミ)
では、花は何かに躓いたのか、少しだけ走るペースが遅くなります。
KP(ミナカミ)
そこに怪物の1体が近づき……鉤爪を振るいます。
NPC(ミナカミ)
1d6
Cthulhu : (1D6) → 4
KP(ミナカミ)
春日 花(ミナカミ)の耐久-4(耐久:12->8)
春日 花(ミナカミ)
「った……!!」 鉤爪が二の腕の辺りを深く切り裂き、辺りに軽く血飛沫が飛びました。
黒金 乙夜(大樹)
「…っ、おい、花!……もたもたしてんじゃねえ…ッ!」といいつつ、無事なほうの手を咄嗟に引いて走りたいアワワ
春日 花(ミナカミ)
「もたもたしてるつもり、ないんだけど……っ!」
KP(ミナカミ)
黒金さんは花の手を引いて走り、近づいてきた怪物から無事に距離を取ることができました。
黒金 乙夜(大樹)
「生きて帰る心算しかねぇだなんだ大口叩いてた癖に何だその怪我は、ざまあねえな!」と口ではののしっているが内心ハラハラである
春日 花(ミナカミ)
「元気に走れてるから怪我なんてノーカンですー!」
KP(ミナカミ)
デパートに辿り着き、エレベーターで上層に上がり、途中で止まれば階段で駆け上がり……そして、屋上に辿り着きます。
屋上
KP(ミナカミ)
屋上には誰の姿もありませんが、階下からは無数の怪物が屋上に登ってくる足音が聞こえます。
黒金 乙夜(大樹)
「そんな傷が残るようじゃあ洋装は着れねえな!安心しろ、白無垢なら隠れるぜ、良かったな」と揶揄しながら、屋上にたどり着いた。
春日 花(ミナカミ)
「最近の傷跡隠しメイクの凄さを知らないとは。ドレスも余裕余裕」 元気に言い返してたら着いたぞ。
黒金 乙夜(大樹)
よかった。わりと元気そうな花ちゃんにほっとしつつ、追ってくるそいつらが押し寄せてくる前に、ユニットを起動します……!
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
黒金さんが水晶を取り出すと、それはすぐに手を離れてひとりで浮かび上がって小さく輝き……空に向かって半透明の階段を形成していきます。
KP(ミナカミ)
階段は天に輝く満月に向かって伸びています。
KP(ミナカミ)
その先が出口。黒金さんはそう理解できるでしょう。
春日 花(ミナカミ)
「ファ、ファンタジー……!!」
黒金 乙夜(大樹)
「おい、透けてるじゃねえか、ちゃんと実態在るんだろうな!」といいながら躊躇している暇はない。花ちゃんを引いて階段を駆け上がろう「あと少しだ、さっさとこんな無限回廊からはおさらばして、無事に戻った暁には、何が何でも今生を共にして貰うからな、覚悟しやがれ」
春日 花(ミナカミ)
「出来るだけ共にするけど、何かしら重大な案件が起きた場合は離婚も一考したく」
春日 花(ミナカミ)
「……まあ、今のところはそう言ってもらえて嬉しいから、ご心配なく」
黒金 乙夜(大樹)
「離縁したい時ゃあ何枚でも届出を用意してきやがれ、判を押してやるとは言わねえがな」
KP(ミナカミ)
階段を上がっていくと、眼下は明かりが覆い尽くされるほど町全体が無数の怪物で埋まっているのが見える。
怪物(ミナカミ)
「 オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ 」
怪物(ミナカミ)
「オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ」
怪物(ミナカミ)
「オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ」
怪物(ミナカミ)
「オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ」
<怨嗟の声が絶え間なく響く。届く。
彼らは今現在「生きている」者を羨み、妬み、自分たちと同じような存在に堕とそうとしている。
ただそれだけのために生き、生者を殺す。それだけを愉しむことができる負の澱みなのだ。>
KP(ミナカミ)
頭に直接響くかのような、途方もない数の妄執。【0/1d3】のSANチェックです。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=23 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=23) → 81 → 失敗
黒金 乙夜(大樹)
1d3
Cthulhu : (1D3) → 3
春日 花(ミナカミ)
ccb<=59 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=59) → 29 → 成功
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)の正気度-3(正気度:23->20)
KP(ミナカミ)
黒金さんは不定ライン入りましたね。
KP(ミナカミ)
いつもなら一時発狂となるのですが……今回はこの後のイベント的に省略。神話技能+1のおみやげだけどうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
わあい不定だ……そして神話技能だ。ありがとうございます!
<階段は登っても登っても、どこまでも続いているように思える。
登っている間に、教会裏手の宇宙船から黄金の光の柱が上がる。
光の柱は拡大しながら空間を飲み込んでいく。
逃げるように走り続けたあなたと花の意識は、その光景を最後に途絶える。>
???
KP(ミナカミ)
choice[黒金,花]
Cthulhu : (CHOICE[黒金,花]) → 黒金
KP(ミナカミ)
なるほど。
<頭上から照らされる照明の光に、意識を取り戻したあなたは目を細めずにはいられない。
あなたは手術台のようなものに横たえられ、身体を拘束され身動きが取れない状態にされている。
衣服は全て脱がされ、全裸の状態。身体には痛みがあり、どうやら酷い怪我を負っているようだと感じる。
傍らには、墜落した宇宙船で見たような宇宙人──ラムが1人立っていて、目覚めたあなたの顔を見つめている。>
KP(ミナカミ)
見渡せる範囲で辺りを見れば、隣の手術台にはもう一人、黒金さん同様に裸の人間が寝かされています。
KP(ミナカミ)
分かるのはその程度。全身が焼け爛れ、抉れたような傷、傷、傷。面影を読み取ることはできないほどの姿です。
KP(ミナカミ)
状況的にあれは花だと感じますが……どうしても生きているようには見えず、また常識的に考えて助かるとも思えないでしょう。
KP(ミナカミ)
【1/1d3】のSANチェック。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=20 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=20) → 50 → 失敗
黒金 乙夜(大樹)
1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
KP(ミナカミ)
黒金 乙夜(大樹)の正気度-2(正気度:20->18)
KP(ミナカミ)
遂に花の10代だ……
黒金 乙夜(大樹)
「…ッ痛ェ………何ッ……」と呻きつつ、隣に横たわってるその花ちゃんとおぼしき人の惨状に顔を顰めた。
KP(ミナカミ)
花の周りには複数人のラムがおり、花に対して何らかの処置――おそらく治療――を施しているのが見えました。
KP(ミナカミ)
見守っていれば、治療している箇所は綺麗に元通りになっていくのがわかるでしょう。
KP(ミナカミ)
(ラム=宇宙人でよろしくどうぞ)(うっかりしてた)
黒金 乙夜(大樹)
「……おいっ……そいつは……助かるんだろうな…ッ、……助からなかったら、承知しねえぞ、手前ら………ッ」
KP(ミナカミ)
黒金さんの傍らに立っている宇宙人が、顔を覗き込み、脳内に直接語りかけてきます。
宇宙人(ミナカミ)
『身体は元に戻る』
宇宙人(ミナカミ)
『しかし、駄目だ』
宇宙人(ミナカミ)
『その間に命が失われる』
宇宙人(ミナカミ)
『君の命のいくばくかを使っていいだろうか』
宇宙人(ミナカミ)
『君が望めば、救えるかもしれない』
宇宙人(ミナカミ)
『望まなくても実行はするが 失敗するかもしれない』
KP(ミナカミ)
宇宙人は黒金さんの返答を待つように、じっと顔を見つめます。
黒金 乙夜(大樹)
ちょっと考えた。自分が早死にしたら、両親が悲しむと思ったので。けど、「……好きなだけ持ってきやがれ」
黒金 乙夜(大樹)
「アレを死なせたら、他に惚れる相手なんざいねえよ。」
KP(ミナカミ)
了承の意志を確認すると、宇宙人はペンのようななんらかの機器を取り出して、黒金さんの額に当てました。
KP(ミナカミ)
すると黒金さんは何かが抜けていくような感覚と共に、再び意識を失います。
教会
KP(ミナカミ)
黒金さんは気付くと、立っていました。 いつも通りの恰好で、いつも通りの体調で……教会裏手の庭に。
KP(ミナカミ)
宇宙船の墜落を示すような痕跡はどこにもなく、黒金さん自身の身体もなんともありません。
黒金 乙夜(大樹)
どれだけ寿命を持ってかれたのだろうか…。人の命を持っていっておきながら助からなかったなんて抜かそうもんならブン殴ってやりたい所だったんだけれど、跡形もない。辺りを見回します。花ちゃんはいるかな…!?
春日 花(ミナカミ)
花は黒金さんのすぐ隣に立っています。
春日 花(ミナカミ)
黒金さんと同じく体には傷ひとつありません。ぼんやりとした様子で空を見上げています。
黒金 乙夜(大樹)
隣にいた。咄嗟に腕を引いて抱きしめる。
春日 花(ミナカミ)
「…………」 ぼやっとしてたら抱きしめられお前ーッ
春日 花(ミナカミ)
「は!? え、え!? なにごと!?!????」
黒金 乙夜(大樹)
「死なないだ何だ抜かしておきながらくたばりかけてるんじゃねえよ。手前、俺がいなかったら死んでたぜ。感謝しろよ。」
春日 花(ミナカミ)
「し、死にかけてたとか記憶にございません……でもありがとう……?」
黒金 乙夜(大樹)
「そりゃあ、あんな状態じゃあな。とはいえ、俺は確り見たし御前さんが認めなくとも確固たる事実として手前の命は俺が救ってやったんだ。せいぜい、長生きして貰わねえとな」
春日 花(ミナカミ)
「まあ早死にするつもりはないね……。むしろ乙夜君の方が早死にしそう。運動不足に喫煙だし」
黒金 乙夜(大樹)
「そうだな」と短く賛同した。その短そうな寿命を呉れてやったんだぞ、と言おうかと思ったけど黙っておいた。
黒金 乙夜(大樹)
「三人くらい子供作って、両親を無事に見取って、子供が無事に独立するぐらいまで生きられれば、まあ十分だろ。」
春日 花(ミナカミ)
「思った以上にガチの人生設計が来た。その辺については診療所の切り盛りとか収支バランスとか見ながら要相談で」
黒金 乙夜(大樹)
どの程度余命を取られたのかはわからないけれど、そのぐらいは生きられるだろう、という無難な計算。「御前さんの使うような言葉であえて言うなら、俺が早々にくたばっても問題ねえよう『成る早』で頼むぜ」
黒金 乙夜(大樹)
「ただでさえ結婚ひとつするだけでもたついてるんだからな。それまで、一切合財手出ししねえで待ってる俺の身にもなれってもんだ」
春日 花(ミナカミ)
「あ、うん、一応手出ししないで我慢してるんだよね……顔には出てないけど……」
春日 花(ミナカミ)
「俺の身にもなれって言うけど、私的にはオッケーで乙夜君の主義の問題であって、これは責任転嫁なのでは……」
黒金 乙夜(大樹)
「言って置くが避妊する気はねえからな。その上で婚前交渉がしてぇっつうなら、別に俺も構わねぇが?結婚する気は、あるみてぇだしな。離婚もしづらくなって御前さんを引き止めるいい既成事実も出来るってもんだ。」
春日 花(ミナカミ)
「は!? え、嘘、本気で言ってんのそれ。う、うわー……」 ドン引きします。
黒金 乙夜(大樹)
「っつう、それは冗談にしろ……」と1つ言って、抱きしめつつ、花ちゃんの口にちゅってする。煙草くさい。 「之位なら子供も出来ねえし、良いか」
春日 花(ミナカミ)
「…………」
春日 花(ミナカミ)
「……煙草臭いから、今度からなんか対策して……」
黒金 乙夜(大樹)
「残念ながら御前の惚れた相手はそういう男だ、避妊については大人しく諦めろ。煙草臭いのも、まあ」
黒金 乙夜(大樹)
「そのうち慣れるだろ」
黒金 乙夜(大樹)
「心配すんな、その気になるまでは、ちゃんと待ってやるからよ」
春日 花(ミナカミ)
「それはありがたいけど……なるはや、かあ」
KP(ミナカミ)
……そんな会話を交わしたのち、黒金さんと花は廃教会を後にします。
<あなたと花は見慣れた道を並んで歩く。
いずれも、体には傷一つなく、元通りの状態。
記憶は明瞭で、墜落のことも、繰り返す1日のことも、全て覚えている。
それを示す痕跡は何もないが、あれは実際にあったことなのだと確信できる。
あとは日常へ戻るだけ。あなたと花は進んでいく時間に身を任せ、明日へ歩を進めていく。
夜まで時間には余裕がある。この後、2人でどうしようか?
なんにせよ時間は明日に向かって続き、紡がれていく。>
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Call of Cthulhu「澱み紡ぎ夜」
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KP(ミナカミ)
……というわけで、CoC「澱み紡ぎ夜」無事生還です。お疲れ様でした!
黒金 乙夜(大樹)
お疲れ様でしたーーー!!!!!花ちゃん長生きしてくれ……!!!
KP(ミナカミ)
長生きするする(某シナリオの結果を見ながら)
黒金 乙夜(大樹)
約束されし大往生。
KP(ミナカミ)
黒金さんも健康に気を付けて長生きしろよ!!
黒金 乙夜(大樹)
憎まれっ子は世になんとやらだし、意外と自分で思ってた以上に長生きして吃驚してほしいですね。
KP(ミナカミ)
報酬はどうする? 今やるか別日にやるかになるけど
黒金 乙夜(大樹)
成長とかないし、さくさくっと終わるならさくっとやってしまえるけど…!(わたしは)
KP(ミナカミ)
そんじゃさくさくっとやっちゃいましょか٩('ω')و
黒金 乙夜(大樹)
ワアイ!はあい!!