母なる海の鯨の部屋 (2020/05/23)

SCENARIO INFO

Writer/ハッカあめ(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/梟
PC1/白瀬 亜紀(梟)
PC2/南條 優斗(ミナカミ)

INDEX

1日目1日目-21日目-3アフタープレイ

自宅

KP(梟)
ひゅうひゅうと風が吹きすさぶ音がする。時刻は就寝前。
KP(梟)
寝室の窓ガラスを打つ雨の音はまさしく春の嵐で、貴方たちの住む小さな海辺の家にも等しく雨風が降り注ぐ。
白瀬 亜紀(梟)
「嵐は夜中には通過してくれるみたいだね」
KP(梟)
ベッドに寝転がりながら、ラジオで天気予報を確認していた亜紀がそう言った。
南條 優斗(ミナカミ)
「そりゃよかった。いつまでも居座られたら暇でしょうがねえ」 同じくベッドに転がりながらスマホをいじっていた
KP(梟)
昨日から、この辺り一帯は激しい雨と風に見舞われている。
KP(梟)
せっかくの週末だが、貴方と亜紀、そしてあの白猫・ハクはこの小さな家で缶詰状態になっていた。
KP(梟)
もっとも、それは亜紀にとっては大した苦痛ではなく、積んでいた本を読んだり、猫と戯れたり、ここぞとばかりに手間のかかる料理を作ったりして過ごしていた。
KP(梟)
そんな嵐に見舞われながらの夜。解いた髪を肩へ流した亜紀は、少しそわそわした様子で大荒れの窓の外を眺めている。
白瀬 亜紀(梟)
「予報通りなら朝には止んでくれるだろうし、明日は少し早起きしようかな」
白瀬 亜紀(梟)
「嵐の後はね、海日和なんだよ」 そう言って笑う
KP(梟)
<知識/博物学>どうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
「? 海日和?」
南條 優斗(ミナカミ)
知識いきます!
KP(梟)
どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=65 知識
Cthulhu : (1D100<=65) → 73 → 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
知らねえ!!!!!!!!!!
KP(梟)
おっしい
KP(梟)
では亜紀が続ける。→
白瀬 亜紀(梟)
「嵐の後はね、海流で巻き上げられたいろんなものが海岸に流れ着くんだ」 指でくるくると海流を表現しながら話す
白瀬 亜紀(梟)
「海底から運ばれたりとか…そうやって打ち上げられるものが多いから、絶好のビーチコーミング日和なんだよ」
南條 優斗(ミナカミ)
「ああ……なるほど。だから早起き」
白瀬 亜紀(梟)
「そう。いいものあるかなと思って」 ふふふ
南條 優斗(ミナカミ)
「また人間が流れ着いてくるかもな」
白瀬 亜紀(梟)
「この嵐で流れついたらすごいな…人魚姫みたいになるね」 打ち上がったの王子だけど
南條 優斗(ミナカミ)
「明日は何時くらいに起きるつもりだ」 スマホのアラームを設定しようとしてる
白瀬 亜紀(梟)
「えーとね、そうしたら…」 7時か8時くらいの仕事の日の朝、みたいな時間指定した
南條 優斗(ミナカミ)
「分かった。夜明け前レベルかと思ったけどそうじゃねえのか」
白瀬 亜紀(梟)
「風が収まるのがそのくらいになるかなと思うんだ。最後まで残るから」
白瀬 亜紀(梟)
「前に嵐が明けた後に海岸歩いてたことがあるんだけど、結構風で煽られちゃってね…」
南條 優斗(ミナカミ)
「風か……」 なるほど 「起きるのがそれくらいとしても、そろそろ寝た方が良いか」
南條 優斗(ミナカミ)
亜紀ちゃんの眼鏡をはずしてサイドテーブルに置きます。 「おやすみ」
白瀬 亜紀(梟)
「そうだね。明日が楽しみだな」 眼鏡外された!
白瀬 亜紀(梟)
「おやすみ、南條くん」
KP(梟)
小声でおやすみを交わして、二人でベッドに潜り込む。
KP(梟)
寝床に潜って瞼を閉じると、表の風雨や荒れた波の音が強く感じられた。
KP(梟)
風の音に混じって、遠く、何かが聞こえる気がする。<聞き耳>どうぞ。
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=75 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=75) → 45 → 成功
KP(梟)
ではそれは、大きなあぶくの弾けるような音だとわかる。
KP(梟)
その音を聞いて、貴方はなぜか、親を呼ぶ迷子の子供のことを連想した。
KP(梟)
やがてそれも遠のく。
KP(梟)
すぐ傍の体温に微睡みながら、ゆっくりと眠りに落ちていくだろう。
KP(梟)
KP(梟)
KP(梟)
翌朝。予報通りに嵐は過ぎ去って、よく晴れた清々しい朝になりました。おはようございます
南條 優斗(ミナカミ)
おはようございます。これは絶好のビーチコーミング日和
白瀬 亜紀(梟)
「よかった、晴れたね」 起きて早々にカーテンを開ける シャッ
南條 優斗(ミナカミ)
シャッと開けられて差し込む陽光の眩しさに険しい顔をした 「……イヤって言うほど晴れてんな」
白瀬 亜紀(梟)
「台風一過の青空って言い方するけど、本当に明るく晴れるね。おはよう、南條くん」
南條 優斗(ミナカミ)
「おはよう、亜紀」 ぐっと大きく伸びをした
白瀬 亜紀(梟)
「朝ご飯食べたらさっそく行こう。何があるかな」 声色がもうわくわくしてる
KP(梟)
南條さん朝ご飯食べるようになったかな。今日は亜紀もソワソワしてて軽くなりそうだけど
南條 優斗(ミナカミ)
「朝っぱらからその熱量はなんなんだよ」 知ってるけど……
南條 優斗(ミナカミ)
まだ日は浅いから……コーヒー飲むくらい……?
白瀬 亜紀(梟)
「楽しみだったからね」 にこにこ 「昼間には止んでくれるなんて、遊びにいけって言われてるようなものだよ」
KP(梟)
言いつつ、トットコ階下に降りて朝食の準備などする。南條さんにはブラックのコーヒーご用意しましょ
南條 優斗(ミナカミ)
やったぜありがとう。用意している間はハクさんのご機嫌取りとかしてよう
KP(梟)
ハクさんは定位置でフスフス寝てましたが、朝ごはんの支度を始めると起きてくる。南條さんの足にじゃれついた
南條 優斗(ミナカミ)
そのまま適当に足じゃらししましょう(足じゃらしとは?)
KP(梟)
構ってもらうと俊敏に避けたり前足で真剣白刃取りみたいなポーズになったりしてる。朝から良い運動だ
白瀬 亜紀(梟)
「ハクさんも元気だねえ」 自分のトーストと南條さんのコーヒー持って食卓に来る
白瀬 亜紀(梟)
「急いで食べちゃうからちょっと待っててね」 フンス
南條 優斗(ミナカミ)
「体力が有り余ってるって感じだ」 暴れ毛玉みたいになってるハクさんをむんずと捕らえて撫でたりした コーヒーも頂きます
南條 優斗(ミナカミ)
「別に急がなくてもいいけど」 コーヒーをゆっくり飲んだ
白瀬 亜紀(梟)
「外に出られなかったから、ハクさん運動不足なのかもしれないね。今日は散歩に行けるよ」 話しかけつつ
白瀬 亜紀(梟)
「ありがとう。じゃあお言葉に甘えるよ」 いいつつソワソワ 
南條 優斗(ミナカミ)
「(遠足前のガキだ……)」
KP(梟)
ではそんな感じで軽めの朝食タイムを終える。
KP(梟)
片付けもそこそこに、亜紀は早く海岸へ行こう、と貴方を誘い出すでしょう。
南條 優斗(ミナカミ)
ビーチコーミング用の軽装に着替えたりしてるんだろうなあ……ホイホイと誘い出されます
KP(梟)
動きやすそうな格好に着替えつつ、では二人で海岸へ降りていきましょう。ハクさんも家を飛び出してふらっと出かけた。

海岸

KP(梟)
家の前の海は、昨夜の荒れ模様が嘘のように穏やかな波を打ち寄せている。風こそやや強いものの、それも心地良い。
KP(梟)
見渡せば、亜紀の言ったとおりに、海岸には様々なものが打ち寄せられている。
KP(梟)
植物の枝葉、貝殻や海藻、様々なガラクタやゴミまで。亜紀は宝の山を前にしたかのようで、今にも駆け出しそうだ。
南條 優斗(ミナカミ)
「転ぶぞ」 駆け出しそうなら手を掴んでストップしますね
白瀬 亜紀(梟)
「やっぱり色々来てるね。ちょっと掃除しつつ行こ… わっ」 掴まれた
白瀬 亜紀(梟)
「そ、そうだね。ゆっくり行こうか」 軽装なので転ぶと痛そう。思い直した
南條 優斗(ミナカミ)
「ほんとテンション上がると視界が狭くなるよな」 いいつつ海岸まで行きましょうか
白瀬 亜紀(梟)
「あはは、ついね」 ちょっと照れくさそう
白瀬 亜紀(梟)
掴まれた手をそのまま引いて貴方を引っ張った。二人で波打ち際まで降りていく
KP(梟)
歩き回って浜辺の掃除をしつつ、ビーチコーミング表を振ることができます。やりますか?
南條 優斗(ミナカミ)
えっすごいそんな表が 振ります!
KP(梟)
では1d6どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
1d6
Cthulhu : (1D6) → 2
KP(梟)
では歩いてみると色々転がっていたが、南條さんは石のようなものを見つける。
2:模様のある石:陽に透かせば濃い蜜色に白い縞がある。普通の石ころとは違う雰囲気だ。
KP(梟)
石には<地質学/博物学>が振れます
南條 優斗(ミナカミ)
なんとどっちも初期値だ 博物学チャレンジします
KP(梟)
どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=10 博物学
Cthulhu : (1D100<=10) → 89 → 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
これは……宝石!(大暴投)
KP(梟)
なんかの石だった!(判定)
KP(梟)
綺麗な色をしてるなとは思ったものの、細かいことについてはわからなかった。
南條 優斗(ミナカミ)
「……宝石? じゃねえよな……」 透かしてみて難しい顔をした
白瀬 亜紀(梟)
「何かあったかい?」 様子見てトットコ近づいてくる
南條 優斗(ミナカミ)
「よく分かんねえ石があった」
南條 優斗(ミナカミ)
亜紀先生!! 鑑定お願いします!!
白瀬 亜紀(梟)
「石?」 じゃあ鑑定トライ
白瀬 亜紀(梟)
CCB<=70 博物学
Cthulhu : (1D100<=70) → 89 → 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
出目がなかよし!!
KP(梟)
出目仲良しか!!
白瀬 亜紀(梟)
「うーん?見たことある気がするんだけどな」 石を光に透かしたりしつつ 首こてん
南條 優斗(ミナカミ)
「亜紀にも分かんねえのか。あとで図鑑で調べてみるか?」
白瀬 亜紀(梟)
「ここまで出かかってる気がするんだけど」 むむん
白瀬 亜紀(梟)
「そうだね、戻ったら図鑑で見てみよう。載ってるといいな」
南條 優斗(ミナカミ)
「載ってなかったらそれはそれでおおごとだな」
白瀬 亜紀(梟)
「そうだったら世紀の大発見だったりして?」 ふふふ
南條 優斗(ミナカミ)
「図鑑に亜紀の名前が載るのか……」 しみじみ
白瀬 亜紀(梟)
「今でも新規記載種って出てくるみたいだし……そこはきみの名前じゃないのかい?」 
南條 優斗(ミナカミ)
「いや、オレはそういう柄じゃねえし。亜紀に譲る」
白瀬 亜紀(梟)
「そう?じゃあ譲られようか」 笑ってる
KP(梟)
石は持ち帰ることができます。あとで図鑑使って調べても良い。
南條 優斗(ミナカミ)
「亜紀は何か見つけたのか?」
南條 優斗(ミナカミ)
ヤッター持ち帰ります!
KP(梟)
どうぞどうぞ じゃあ亜紀も表振ろうかな
白瀬 亜紀(梟)
1d6
Cthulhu : (1D6) → 4
白瀬 亜紀(梟)
「私はこれかな」 言いつつ小さな瓶を見せた
4:小さなガラス瓶:深い茶色の小さなガラス瓶だ。側面に凹凸で文字が書かれている。
KP(梟)
この文字について、<知識/薬学/歴史>が振れます
南條 優斗(ミナカミ)
では知識振りたいです٩('ω')و
KP(梟)
どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=65 知識
Cthulhu : (1D100<=65) → 71 → 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
喉元まではきてる……
KP(梟)
惜しかった!
KP(梟)
なんかどっかで見たような…?くらいは来てる
KP(梟)
亜紀も振ってみるか
白瀬 亜紀(梟)
CCB<=80 知識
Cthulhu : (1D100<=80) → 86 → 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
揃って首をかしげている かわいい
KP(梟)
出目が高い高い
KP(梟)
(こてん…)(こてん…)
白瀬 亜紀(梟)
「何かで見たことがある気がするんだけど…思い出せないんだよね」 
南條 優斗(ミナカミ)
「外国の瓶がここまで流れ着いたのか……?」
白瀬 亜紀(梟)
「海は繋がってるなあって思うよね」 ふふふ
白瀬 亜紀(梟)
「何の瓶かどころか、いつの瓶かもわからないし…これも持って帰って調べてみようかな。」
南條 優斗(ミナカミ)
「そうだな。今時ならネットで調べたら何語で何が書いてるかもわかるだろ」
白瀬 亜紀(梟)
「そうだね。よーし、帰ったらやろう」 お持ち帰りだ
KP(梟)
では1回目の収穫物そんな感じ。表を変えてもう1回振れます(σ ◔ω◔)σ
南條 優斗(ミナカミ)
表が……変わる……! 振ります!
KP(梟)
では1d6どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
1d6
Cthulhu : (1D6) → 6
白瀬 亜紀(梟)
1d6
Cthulhu : (1D6) → 4
KP(梟)
亜紀は4が好きなのか?
KP(梟)
では再び歩き回ってみると、それぞれ下記のサムシングを見つける。
6:金属片:非常に薄い、手の平大の金属のような板。不思議なことに、その板を海水につけると硝子のように透明に変化する。
4:蝋状の塊:灰褐色で大理石のような模様がついた、蝋状の塊だ。ほんのりと芳香がある。
KP(梟)
南條さんの見つけた金属片については<博物学/地質学/機械修理>が振れます
南條 優斗(ミナカミ)
これは……オーパーツ……!? アッハイ機械修理でチャレンジします
KP(梟)
どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=20 機械修理
Cthulhu : (1D100<=20) → 31 → 失敗
KP(梟)
出目はいい!
南條 優斗(ミナカミ)
分からない……半分だけ海水につけてその様子を難しい顔で見てます
KP(梟)
出目が良かったので、(こんな材質ある…?聞いたことない…)くらいは思う
白瀬 亜紀(梟)
「…随分難しい顔してるね」 近づいてきて手元覗き込んだ
南條 優斗(ミナカミ)
「妙な板を見つけた。海水につけたら透明になる」
白瀬 亜紀(梟)
「えっなんだいそれ。半分だけアクリル板なのかなと思ったら…」
白瀬 亜紀(梟)
「どういう材質なんだろう。持って帰ってわかるかな」 浸けたり引き上げて金属っぽい見た目に戻るの眺めてる
南條 優斗(ミナカミ)
「オレはこんなの聞いたことねえけど、調べたら載ってたりするもんなのか」 ムム……
白瀬 亜紀(梟)
「わたしもわからないな…。今日はいろいろと不思議なの拾うね」
南條 優斗(ミナカミ)
「豊作?」 亜紀ちゃんが拾った蝋状の塊をジッと見ます
KP(梟)
では亜紀が拾ったほうについては<生物学/博物学>が振れる。わかるかな~
白瀬 亜紀(梟)
CCB<=70 博物学
Cthulhu : (1D100<=70) → 55 → 成功
KP(梟)
よしこれはわかった。
南條 優斗(ミナカミ)
先生ーッ!!(胴上げ)
白瀬 亜紀(梟)
では豊作?の言葉ににっと笑ってみせる。
白瀬 亜紀(梟)
「これ多分龍涎香だと思うんだ。結構高い香料なんだよ」 と続けた
南條 優斗(ミナカミ)
「龍……?????」 なんて? ってリアクション
白瀬 亜紀(梟)
「りゅうぜんこう。アンバーグリスとも言うけど。鯨の体内に出来るんだよ」
南條 優斗(ミナカミ)
「りゅうぜんこう」 復唱 「つまり、鯨が吐き出すなりしたやつがここまで流れ着いた……?」
白瀬 亜紀(梟)
「そんな感じかな。普通はあんまりお目にかからないと思う…珍しいやつだよ」
白瀬 亜紀(梟)
「龍涎香だって、フレグランスショップとかで調香してもらうような素材だしね。いいもの見つけちゃったな」
南條 優斗(ミナカミ)
「へえ。そりゃよかったな」 よく分からないけど嬉しそうだからいいものなんだろう
白瀬 亜紀(梟)
えへへ(嬉しい)
KP(梟)
各々そんな感じでビーチコーミングを楽しみつつ、海辺を散策して午前中を過ごす。
KP(梟)
嵐の名残の速い風は心地よく、だがそれも昼頃には収まり、いつも通りの静かな海辺になってしまうらしかった。
KP(梟)
そんなところで、
白瀬 亜紀(梟)
「ねえ、南條くん!見て!」 と亜紀が興奮した声で貴方を呼んだ。
南條 優斗(ミナカミ)
「なんだよ。何かいいものでもあったか」 なんだなんだ
KP(梟)
そちらを向けば、ぴょんぴょんと跳ねて手招きしている。
南條 優斗(ミナカミ)
亜紀ちゃんのいる方に向かいます~
KP(梟)
見に行ってみると、亜紀がにこにこと示したのは砂浜に半分乗り上げた一艘の手漕ぎボートだった。
KP(梟)
白い塗装がところどころ剥げた木製の手漕ぎボートで、2本の櫂もそのまま船の中にある。
KP(梟)
昨夜の嵐で流れてきたのだろうか。打ち寄せる波にちゃぷちゃぷと揺られている。
白瀬 亜紀(梟)
「すごい大物だよ!まだ乗れそうなんだ」 目がきらきらしてる
南條 優斗(ミナカミ)
「危ねえから乗るなよ」 ステイステイ
KP(梟)
とりあえず言うことを聞いた。まだ乗ってない。
南條 優斗(ミナカミ)
なんだろう……櫂以外に何か目につくものはあったりします?
白瀬 亜紀(梟)
「ちゃんと調べてからにするけど…少なくとも穴が開いてたりはしなそうなんだよね」
KP(梟)
では<目星>どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=81 目星
Cthulhu : (1D100<=81) → 10 → スペシャル
KP(梟)
いいぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
良い出目!
KP(梟)
では、ボートの縁に細く文字が書かれていることに気づきます。
『探して、見つけて、教えて』
南條 優斗(ミナカミ)
「だいたい、ボートに乗ってどこまで行くんだ」 オッ
KP(梟)
他に目につく道具なんかはありませんでした。
南條 優斗(ミナカミ)
「……探して、見つけて、教えて……?」 ボートの縁に顔を近づけて読み上げた
白瀬 亜紀(梟)
「波がおさまってきたら、ちょっとだけ沖のほうに行ってみたいなと思って…」答えつつ
白瀬 亜紀(梟)
「? 何かあった?」 隣にしゃがみこんで一緒に覗く
白瀬 亜紀(梟)
「…なんだろう。誰かのメッセージなのかな」 首を傾げる
南條 優斗(ミナカミ)
「沖の方ねえ……」 渋い顔
南條 優斗(ミナカミ)
「ボートに乗ってたやつ、何かを探してたのか?」
白瀬 亜紀(梟)
「な、波が落ち着いたらきっと大丈夫だよ」 渋い顔見てむむむ
白瀬 亜紀(梟)
「何を探してたんだろうね。ボトルメールでもあればわかったかもしれないけど」 なさそうだったね
南條 優斗(ミナカミ)
「……波が落ち着いたら、少しだけだぞ」
白瀬 亜紀(梟)
やった!って顔してる。
白瀬 亜紀(梟)
「じゃあそれまでに直したりしておこうかな…午後には乗れるといいな」 わくわく
南條 優斗(ミナカミ)
ボートが流されてしまわないようにもう少しだけ砂浜の方に押し上げたりしておこう
KP(梟)
ではずりずりと押し上げて、3分の2くらいを浜に乗せた。多分大丈夫だろうと思う。
KP(梟)
では、他にやりたいことがなければ、亜紀はボート修繕タイムに入ります。時間飛ばしますが大丈夫ですか?( 'ω' و)و "
南條 優斗(ミナカミ)
うーん他は大丈夫かな……レッツ修繕!
KP(梟)
レッツ修繕!では一旦時間を飛ばしましょう。
KP(梟)
午前中に見つけたボートに穴が開いてないか調べたり、細かな修繕をしたり。
KP(梟)
一旦家に戻って戦利品を置いたり、お昼を食べたりしつつ。
KP(梟)
昼過ぎ、二人でもう一度海岸に降りることになるでしょう。
KP(梟)
午後になれば、風も波も穏やかになりつつある。そう遠くまで出なければ、遊覧には問題なさそうな天気になりました。
白瀬 亜紀(梟)
「波も大丈夫そうでよかった!直した甲斐があったね」 ご機嫌
南條 優斗(ミナカミ)
「流されそうになったらすぐ戻るからな」 釘を刺しつつ日傘とか用意してそう
KP(梟)
優しい。亜紀は水筒しか所持品に増やしてない。
白瀬 亜紀(梟)
「はーい」 と良いお返事しつつ、
白瀬 亜紀(梟)
「南條くんボート漕いだことあるのかい?」 
南條 優斗(ミナカミ)
choice[ある,ない]
Cthulhu : (CHOICE[ある,ない]) → ある
南條 優斗(ミナカミ)
あるんだ……
KP(梟)
あるんだ……!
南條 優斗(ミナカミ)
「大昔に一度だけ。波も荒れてないなら大丈夫だろ」
白瀬 亜紀(梟)
「そっか。じゃあお願いしようかな。疲れたら交代しようね」 
南條 優斗(ミナカミ)
「あんまり遠くに行ってもしょうがねえし、疲れたら帰るくらいでいいだろ」
白瀬 亜紀(梟)
「それもそうだけど。じゃあ行こうか」 早く早く
南條 優斗(ミナカミ)
「落ち着け落ち着け。ガキかよ」 ボートに乗って漕ぎ出していきましょうか
白瀬 亜紀(梟)
子供じゃないよと言いつつ顔が完全に子供だった。
KP(梟)
では砂浜からボートを押し出して二人で乗り込んだ。いざ遊覧。

KP(梟)
直したボートで海へと漕ぎ出す。
KP(梟)
小さなボートですが、意外にも揺れはさほど大きくない。穏やかに遊覧を楽しむことができそうだった。
KP(梟)
だんだんと遠くなっていく海岸や亜紀の家は一枚の絵のような佇まいだ。風や波は心地よく二人を揺らした。
KP(梟)
ボート漕ぎつつ<聞き耳>どうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=75 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=75) → 95 → 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
……FBじゃない!
KP(梟)
セーフ!
南條 優斗(ミナカミ)
「いい天気だな」 ギーコギーコと漕ぎながらのんびり辺りを見ていた
KP(梟)
では久しぶりの舵取りに集中していた。ボートはちゃんと操られている
白瀬 亜紀(梟)
「ほんとだね。こんなに晴れてると気持ちいいや」
白瀬 亜紀(梟)
「漕ぐの上手だね。あんまり揺れてない」 ちゃんとしたカメラ持ってきてもよかったな、とぼやいている
南條 優斗(ミナカミ)
「案外覚えてるもんだな。酔ってねえか」
白瀬 亜紀(梟)
CCB<=(14*5) CON*5
Cthulhu : (1D100<=70) → 100 → 致命的失敗
白瀬 亜紀(梟)
はしゃぎすぎ
南條 優斗(ミナカミ)
白瀬 亜紀(梟)
「だいじょ………」 はしゃいでいたので忘れていたレベル
南條 優斗(ミナカミ)
「……亜紀?」
白瀬 亜紀(梟)
「………ぶ!」 帰りたくないので粘る
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=50 アイデア
Cthulhu : (1D100<=50) → 8 → スペシャル
南條 優斗(ミナカミ)
保護者ガチ勢すな
白瀬 亜紀(梟)
「海面見てたらちょっとぐるぐるしてきたけど大丈夫」 アアッアイデア
KP(梟)
では本人も忘れていたようだが、船酔いしてるのがバレる
南條 優斗(ミナカミ)
「全然大丈夫じゃねえだろ。続きはまた別の日にして帰るぞ」
白瀬 亜紀(梟)
「…やだ。もうちょっとしたら慣れるもん」
南條 優斗(ミナカミ)
「子供の駄々こねかよ」 帰る方向で容赦なく舵を切ります
白瀬 亜紀(梟)
ぷうって膨れた 名残惜しそうに水平線見てる
KP(梟)
では南條さんが舵を切った。そこそこ沖へ出ていたボートが陸のほうに向かう。
KP(梟)
そうしてボートを進めかけたところで、不意に、沖合で巨大な飛沫があがった。
KP(梟)
そちらを見れば、海面から跳ね上がった大きな黒い尾びれが見える。
南條 優斗(ミナカミ)
「……鯨?」
白瀬 亜紀(梟)
「鯨…に見えたね。昨日の嵐のせいで迷い込んじゃったのかな」 顔上げて食い入るように見つめてる
KP(梟)
目を凝らせば、一つの黒い影が悠然と泳いでいることがわかる。体長は10m以上ありそうだ。
KP(梟)
そうして遠目に眺めていると、不意にその影が近付いてくる。
KP(梟)
そしてボートの下をくぐると、派手に潮を吹き上げながら海面に黒い頭を出した。
KP(梟)
それは一頭のハクジラだった。黒い瞳が二人を見つめている。
南條 優斗(ミナカミ)
「うわっ」 吹き上げた潮でずぶぬれになったりしてそう……
白瀬 亜紀(梟)
「なんだろう、急にこっちに来たけど…うわっ」 水被った
南條 優斗(ミナカミ)
「なんだこいつ。人に慣れてんのか?」
KP(梟)
まるで二人の様子を眺めているかのような鯨でしたが、不意に“声がした”。
KP(梟)
「ああ、よかった!陸の生き物ですね!私だけで、どうにも困っていたんです!」
KP(梟)
驚いたことに、その鯨は巨きな口をパクパクと動かし、人間の言葉を話した。
KP(梟)
それはまるで、女性の声のように聞こえる。<SANチェック 0/1>
南條 優斗(ミナカミ)
「…………」
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=61 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=61) → 48 → 成功
白瀬 亜紀(梟)
CCB<=48 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=48) → 82 → 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
「……日射病からくる幻聴か」
KP(梟)
41だったのだわ 41→40
南條 優斗(ミナカミ)
亜紀チャン!!
白瀬 亜紀(梟)
「?! しゃ、喋ったよね今…?!」
KP(梟)
貴方たちが驚いている間にも、鯨はお構いなしに話を続ける。
KP(梟)
「昨日はひどい嵐でしたね。私、頭を打ってしまったみたいで、それ以前のことをよく憶えていないんです。」
KP(梟)
「あの、どうか私を助けてくれませんか。困っているんですが、どうも海の生き物ではだめみたいで…。」
南條 優斗(ミナカミ)
「早く帰ってコーヒーでも飲むか」
白瀬 亜紀(梟)
「あ、でも…」 困ってるって…と気にしている。 「ええと…どうしたのかな…?」訊いちゃう
KP(梟)
亜紀が尋ねると、鯨はまたぺらぺらと話し始める
KP(梟)
「実は、私の赤ちゃんを探して欲しいんです。」
KP(梟)
「一昨日までは一緒にいた筈なんです。私、ちゃんと抱っこしていた筈なのに、いつの間にかいなくなってしまって…。お願いします。」
白瀬 亜紀(梟)
「子供の鯨のことかな…居なくなるような大きさなのかな」 
南條 優斗(ミナカミ)
「あのなあ、陸の生き物に海の生き物の子供を探せって言うのは無理難題でしょうが」
KP(梟)
「もっと浅いところに居るかもしれないんです。私だと入れなくて…」 そういって巨体をゆさゆさしてる
KP(梟)
「ですから、どうか、手伝ってはもらえないでしょうか。ヒントを探そうにも、この身体ではどうにも…」
南條 優斗(ミナカミ)
「……報酬は?」
KP(梟)
「報酬ですか。ううーん…」少し悩んでから
KP(梟)
「では潜って、深い海から、珍しい石でも綺麗なサンゴでもお持ちしましょう。いかがでしょうか」 と返事がある
南條 優斗(ミナカミ)
「まあそういう感じになるか……」 うーん、と難しい顔をして亜紀ちゃんの様子を見た
KP(梟)
では亜紀を見ると、心配そうな顔をして話を聞いている。
白瀬 亜紀(梟)
「わたしもハクさん探してたときは心細かったからなあ…子供となるともっと心配なんじゃないかな」
南條 優斗(ミナカミ)
「…………」
白瀬 亜紀(梟)
「手伝ってあげたいなと思うけど…きみが良ければ」 南條さんの顔を見た
南條 優斗(ミナカミ)
「……見つからなくても怒んなよ」
KP(梟)
「!! ありがとうございます!本当に心細くて、不安だったんです!」
KP(梟)
二人が鯨を手伝う意思を見せると、鯨は嬉しそうに巨体を揺らして礼を言う。海面が揺れ、ボートも揺れる。
南條 優斗(ミナカミ)
「動くな動くな。こっちが沈む」
KP(梟)
鯨はお構いなしに、わーいと喜んだように口を開けている。<聞き耳/目星>好きなほうどうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
目星で!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=81 目星
Cthulhu : (1D100<=81) → 56 → 成功
KP(梟)
安定!
KP(梟)
では鯨がパクパクと口を動かしていると、その声の出所に気がついてしまう。声はやはりその巨きな口の中から発せられている。
KP(梟)
が、しかし。その口の中、鯨の舌の上に、もう一つの唇があった。
KP(梟)
それは人間の唇に酷似しており、パクパクと動いて言葉を発していた。<SANチェック 1/1d3>
南條 優斗(ミナカミ)
ヒェッ……
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=61 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=61) → 24 → 成功
南條 優斗(ミナカミ)
61→60
KP(梟)
強いぞ
KP(梟)
亜紀に教えておくかはお任せします
南條 優斗(ミナカミ)
「(……普通、鯨の舌にあんなのねえよな?)」 伝えないです!!!!!!!!!!(モンペ)
KP(梟)
伝えないOK!!!!!!!
KP(梟)
ではそんな二人を海面から見上げつつ、鯨が声を上げる。
KP(梟)
「どうか、どうか!私の赤ちゃんを見つけてください!よろしくお願いします!」
KP(梟)
鯨はそう言うと身を翻し、尾鰭を大きく海面に打ち付けた。
KP(梟)
高い波が立ち、ボートが揺れる……いや、これは……ボートが転覆する!
南條 優斗(ミナカミ)
アァーッ!!
KP(梟)
気がついたときには、貴方たちの身体は、ぽんっと容易く海面に投げ出されていた。
KP(梟)
盛大な水音。二人の体は海に沈み……
KP(梟)
そして現状を正しく理解するよりも早く、再び『空気の中に』投げ出された。
KP(梟)
二人は海面から“落下”する。<跳躍/DEX*5>どうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=(11*5) DEX*5
Cthulhu : (1D100<=55) → 30 → 成功
白瀬 亜紀(梟)
CCB<=(8*5)
Cthulhu : (1D100<=40) → 65 → 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
亜紀チャン!!
KP(梟)
では南條さんは咄嗟に受け身を取ることができた。ノーダメージ
KP(梟)
隣で亜紀が元気に尻もちをついている。HP-1
白瀬 亜紀(梟)
「いたた…なんだい急に…」 HP13→12
南條 優斗(ミナカミ)
「? な、なんだ……?」
KP(梟)
言いつつ二人で顔を上げると、不思議な部屋に飛び込んできたのだと気づく。