銀河鉄道の夜のような夜 (2020/07/04)

SCENARIO INFO

Writer/shalom@狐塚堂(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ゆっけ
PC1/乙部 リネ(ミナカミ)
PC2/竜胆 空護(ゆっけ)

INDEX

1日目1日目-21日目-3アフタープレイ

白鳥の停車場

KP(ゆっけ)
では、もう少し周囲を見てみようと川べりまで戻ってきました。
KP(ゆっけ)
川の水は、あたりに散らばる鉱石よりも透き通っています。
KP(ゆっけ)
触れてみるならば、水のような冷たさを感じるものの、濡れることはありません
KP(ゆっけ)
…が
KP(ゆっけ)
<アイデア>をどうぞ(ΦωΦ)
乙部 リネ(ミナカミ)
オヤッ
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=(13*5) アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 43 → 成功
KP(ゆっけ)
すばらしい
KP(ゆっけ)
では、川の水に手を触れたリネちゃん…あなたの背筋に、悪寒が一瞬走り抜けます。
KP(ゆっけ)
SANチェックです。
KP(ゆっけ)
減少値は(0/1)
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=83 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=83) → 89 → 失敗
乙部 リネ(ミナカミ)
83→82
KP(ゆっけ)
おやおや…
乙部 リネ(ミナカミ)
あらあら……
KP(ゆっけ)
では、少し身震いしたかもしれない。
KP(ゆっけ)
しかし、すぐにその感覚は消えてしまうでしょう。
乙部 リネ(ミナカミ)
「帰る前に軽く水遊びでも……」 と水に触れてみてバババッと後ずさりした
竜胆 空護(ゆっけ)
「…どうした?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ウワーッ! なんか! なんかヤな感じした!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ヤな感じ…そうか」「…いや、怪我でもしたのかと思ったが」
乙部 リネ(ミナカミ)
「満腹度がゼロで食料もないまま出口をスルーしてウッカリ次の階層に行っちゃったみたいな……」
乙部 リネ(ミナカミ)
「お、心配してくれてる? やさしー」
竜胆 空護(ゆっけ)
「それでは詰みではないか…」言いつつ「まあな…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「一人にされても困るんでな…」
乙部 リネ(ミナカミ)
「よっぽどのことがない限り空護さんから離れることはないから安心したまえよ。美少女の加護!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうか。であれば良い。」美少女スルーしながら
乙部 リネ(ミナカミ)
川は恐怖スポットだったし……これは戻りましょうかね……
KP(ゆっけ)
へへ…(まさか調べてくれるとは思わなかった…)
KP(ゆっけ)
さて、では、そのように会話をしていると。
KP(ゆっけ)
遠くの方から、列車の汽笛でしょうか。大きな音が聞こえてきました。
KP(ゆっけ)
どうやら、そろそろ出発のようです。
竜胆 空護(ゆっけ)
「む…時間か。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「アーーーーーッ! ヤバい! ダッシュしないと置いてかれちゃう!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「急ごう。乗り遅れてはことだ。」
KP(ゆっけ)
目を合わせ、頷き合ったのでしょうか。
KP(ゆっけ)
あなた達は白い岩の上を、列車に遅れないように一生懸命走っていきます。
KP(ゆっけ)
不思議なことに、息はまったく切れませんでした。
KP(ゆっけ)
膝があつくなることも、脇腹が痛むこともなかったのです。
KP(ゆっけ)
あなた達はまるで風のように、軽やかに改札口を通り過ぎ 一つだけ開いていた扉から、列車に飛び乗りました。
KP(ゆっけ)
『 駆け込み乗車は大変危険ですので、お気を付けください 』
KP(ゆっけ)
どこかからまた、そんな声が聞こえてきたかと思うと、列車はすぐに走り出しました。

第三車両・休憩車

KP(ゆっけ)
さて、あなた達が乗り込んだのは、食堂車の一つ前の車両のようです。
KP(ゆっけ)
それほど広くないこの場所を見ると、まず、次の車両に繋がる扉が目につくでしょう。
KP(ゆっけ)
そこには、【一枚の絵画】が飾ってあるようでした。
竜胆 空護(ゆっけ)
「どうにか間に合ったが…」息切れ「…ここは前の車両だな。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「駆け込み乗車釘刺し放送がここでもあるとは」
竜胆 空護(ゆっけ)
「まあどこにでもいるのだろうな…」今は自分達…
乙部 リネ(ミナカミ)
「ショb……もとい、ささやかな感じだねえ。絵が飾ってるくらい?」 絵を見に行きましょうか
KP(ゆっけ)
また、通路を挟んだ反対側の座席には【両腕がない老人】が1人、眠っていることもわかるでしょう。
KP(ゆっけ)
絵を見に行く、オッケーです!
KP(ゆっけ)
"女性の絵"です。
KP(ゆっけ)
繊細なタッチで描かれたそれは、とても美しい容貌をしており、思わず見惚れてしまうほど…ですが
KP(ゆっけ)
よく近づいてみると、彼女の瞳には色が塗られていません。
KP(ゆっけ)
そこだけ、ぽっかりと、キャンバスの色が見えています。
KP(ゆっけ)
また、近くの座席には、【絵筆と絵の具パレット】そして【メモ】が置いてあることにも気付けます。
乙部 リネ(ミナカミ)
「美人だけど最後の一押しが足りない……」 ムム……と絵を見た
乙部 リネ(ミナカミ)
とりあえずメモを見ましょう
竜胆 空護(ゆっけ)
「画竜点睛を欠くといったところか。」
KP(ゆっけ)
メモはーい!
KP(ゆっけ)
ではメモには以下の事が書いてありました。
『コロナ村の女性の瞳と髪の色には法則がある。
 ・髪も目も、赤・金・緑・黒の四種類の色しかない。
 ・髪と目の色が同じであることはない。
 ・赤い髪の女性は緑色の瞳か、金色の瞳である。
 ・黒い瞳の女性は金色の髪か、緑色の髪である。
 ・金色の髪の女性は赤色の瞳ではない。
 ・それぞれの髪の色と、瞳の色の組み合わせは一通りしかない。
 ・髪の色が異なるのに、同じ色の瞳をもつ、という場合はありえない。その逆も、同様である。
 さて、美しき絵画の瞳は何色か。』
KP(ゆっけ)
メモの情報は以上です。/
乙部 リネ(ミナカミ)
「た、たまによく見るやつ~~~!」
乙部 リネ(ミナカミ)
絵筆と絵の具パレットの方も見ましょうか……
竜胆 空護(ゆっけ)
「……成程…そうきたか」メモと絵画を見比べ
KP(ゆっけ)
では、絵筆とパレットを見ると、
KP(ゆっけ)
絵の具は乾いておらず、すぐに使うことが出来るようです。
乙部 リネ(ミナカミ)
「やれやれ……名探偵リネと名検事空護の出番というわけだ……」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…」「このメモだけでは分からんな。情報が足りん」考えている
乙部 リネ(ミナカミ)
「追加調査が必要ということですかな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「うむ。ともかく正解の色を塗り足してやればいい ということではあろうが」
乙部 リネ(ミナカミ)
「あっちに人がいるけど、聞いてみる?」 両腕がない老人を指さした
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「眠ってらっしゃるようだが…」
乙部 リネ(ミナカミ)
ではズカズカとおじいさんの方に近づいて寝起きドッキリさながらの小声で声をかけましょう 「おはようございまーす……」
KP(ゆっけ)
では老人に話しかける。バズーカ…はないので手は空ですが
KP(ゆっけ)
すると、彼はゆるりと瞼を開けます。それからあなた達を見て、挨拶をしてきました。
老人(ゆっけ)
「…ああ、やあ、どうも 起こしてくだすったのですか…ありがとうございます」
老人(ゆっけ)
「あなた方は…?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「いやいや、お礼を言われるようなことは。ただの……えーと、旅人? です」
竜胆 空護(ゆっけ)
うんうんと横で頷く
老人(ゆっけ)
「旅人さん…それは、それは。若いのに結構なことで…」
老人(ゆっけ)
「私は絵描きをしとります 何かのご縁でしょう…どうぞよろしく。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「絵描き」 「あの絵を描いたのもおじいちゃん?」
老人(ゆっけ)
「ん…?」「たしかに、その絵画は私が描いたものですが…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ずい分眠そうですね」
老人(ゆっけ)
「ああ、いえね。私…とても大切な"なにか"を忘れているような気がしているのですが」
老人(ゆっけ)
「それを思い出そうとすると…どうしても眠くなってしまいまして。」ふわわ
乙部 リネ(ミナカミ)
「あの絵の最後の仕上げとか? 目が塗られてないみたいだけど……」
老人(ゆっけ)
「あぁ…そうですね。あれは未完成だ 仕上げは大事です」
老人(ゆっけ)
「しかし、完成させてやろうにも私には、この通り腕がないし…」
老人(ゆっけ)
「モデルが誰だったのか…目の色が、何色だったのか どうにも思い出せなくて…」「完成は…とても」
老人(ゆっけ)
「………。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ふっふっふ。そういうことならこのリネちゃんと空護さんにお任せなさい」
乙部 リネ(ミナカミ)
「あ、起きてる? おーい」 ぺしぺし
竜胆 空護(ゆっけ)
「うむ、…む。」「また寝てしまわれたな。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「見得を切るのが間に合わなかったなリネくん。」
KP(ゆっけ)
老人は、ぺしぺし叩いても、揺すってみても起きる気配がありません。
KP(ゆっけ)
といったところで、この老人に<目星>を振ることができます。
乙部 リネ(ミナカミ)
「くそー。かっこよさポイントを稼げるところだったのに」
乙部 リネ(ミナカミ)
目星いきましょう!
KP(ゆっけ)
どーぞ!
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 83 → 成功
乙部 リネ(ミナカミ)
……セーフ!
KP(ゆっけ)
ナイスゥ!!
KP(ゆっけ)
KP(ゆっけ)
では、ぺしぺししていたリネちゃんは、老人の胸ポケットに、
KP(ゆっけ)
一枚の【手紙】と【写真】が挟まっているのを発見します。
乙部 リネ(ミナカミ)
おや……ではススッと抜き出して拝見したいですね
KP(ゆっけ)
ススッ…はーい!
KP(ゆっけ)
では手紙からいきましょうか。
KP(ゆっけ)
手紙を読んでみると、色の褪せたその紙に綴られた内容は、
KP(ゆっけ)
コロナ村に移住したとある男性が村の女性と結婚し、
KP(ゆっけ)
村人達総出で出席してくれた結婚式の写真を、男性の故郷の友人に送るというものでした。
KP(ゆっけ)
続いて、写真に目を落とす…と。その中の人々は、穏やかな日の光の下、みな満面の笑みを浮かべています。
KP(ゆっけ)
先ほどの手紙に書かれていた写真はこれで間違いないでしょう。
KP(ゆっけ)
その中心に映る花嫁と花婿も、幸せそうな表情で微笑んでおり、とても印象的な写真です。
乙部 リネ(ミナカミ)
「思い出の手紙と写真かなあ」
乙部 リネ(ミナカミ)
写真に写る女性と絵画の女性は同一人物ですか?
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな…手紙は色褪せているが、大切されている。写真も」
竜胆 空護(ゆっけ)
大切に~~~~~
KP(ゆっけ)
はい!では、写真と絵画を見比べれば、同一人物だと分かっていいです。
KP(ゆっけ)
写真の中の女性は穏やかな笑みを浮かべている。
乙部 リネ(ミナカミ)
写真や絵画から髪色は分かりますか?
乙部 リネ(ミナカミ)
「幸せな家庭って感じだねえ」 どこか他人事のように呟いた
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな…」
KP(ゆっけ)
写真に写る女性は金色の髪をしており、絵画の女性もまた、同じ金色の髪をしています。
乙部 リネ(ミナカミ)
写真では……瞳の色は分かりますか……?
KP(ゆっけ)
ではね…
KP(ゆっけ)
<目星>半分、もしくは<アイデア>に成功で分かるかもしれません(ΦωΦ)
乙部 リネ(ミナカミ)
ウーン……ではアイデアチャレンジで。
KP(ゆっけ)
どうぞ!
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=(13*5) アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 16 → 成功
乙部 リネ(ミナカミ)
ヨシッ!
KP(ゆっけ)
素晴らしいな?
KP(ゆっけ)
エライッ!では、写真の女性をよく観察してみる。
KP(ゆっけ)
満面の笑みを浮かべているため、目は細められている…が、
KP(ゆっけ)
あなた自身が写真を撮り続けてきたこともあったからか、気付くことができるでしょう。
KP(ゆっけ)
うっすらと開けられている瞳、その色は【緑】でした。
乙部 リネ(ミナカミ)
「んん? んんんんん……これは……緑? かな?」 目を細めて写真をじっと見た
竜胆 空護(ゆっけ)
「……………そうか?」じっ
竜胆 空護(ゆっけ)
「ふむ…確かに…言われてみれば よくわかるな…。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「そう見えるんだけどなあ」 空護さんの顔にぐいぐいと写真を押し付けましょう
竜胆 空護(ゆっけ)
「分かった、分かったから」ぐいぐい
竜胆 空護(ゆっけ)
「…では、その色を絵画に塗り足してやればよいのだろうか。リネくん、頼めるかね?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「んー……たぶんそうだね。髪が金で瞳が緑だとしたら、他のも決まってきて矛盾がない」
乙部 リネ(ミナカミ)
「リネちゃんの天才的な芸術センスを見たまえよ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「うむ…そのようだ。」写真を改めてまじまじ見つつ
乙部 リネ(ミナカミ)
では……絵画の女性の瞳を緑色に塗りましょう……!
竜胆 空護(ゆっけ)
「ほう?なら見せていただこう。乙部先生の芸術センスとやらを」腕組で見守る構え
KP(ゆっけ)
瞳を緑、了解です!
KP(ゆっけ)
では、あなたは絵筆をとり、緑色の絵具を撫でつけ、女性の瞳を彩る。
KP(ゆっけ)
やがて瞳が塗り終えると…
KP(ゆっけ)
なんと、絵の中の女性はまばたきをし、その美しい唇を開きました。
婦人(ゆっけ)
「まぁ…どなたかしら。」
婦人(ゆっけ)
「失礼いたしますわ。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「シャベッタアアアアアアア!?」
KP(ゆっけ)
彼女は上品にほほ笑みそう言うと、ドレスの裾をつまみ、額縁をまたいで車内におり立ったのです。
竜胆 空護(ゆっけ)
「…!」
乙部 リネ(ミナカミ)
「し、しかも出てきた!!」
KP(ゆっけ)
驚く二人を見て、少し悪戯っぽく肩をすくめて、美しい婦人は笑う。
KP(ゆっけ)
それから老人のもとへ歩んでいって、彼の肩を優しくゆすりました。
婦人(ゆっけ)
「あなた、起きてくださいな。」「お迎えにまいりましたよ。」
老人(ゆっけ)
「…」「えっ!?」
KP(ゆっけ)
女性が話しかけると老人は目を覚まし、彼女の存在に対して驚きの声をあげました。
KP(ゆっけ)
二人が交わす会話を聞いてみると、
KP(ゆっけ)
どうやら絵画の女性は、早世してしまった絵描きの妻であり、
KP(ゆっけ)
事故で両腕を失ってしまい絵を描くことも出来ず、失意のまま老衰を迎えた夫を迎えに来たのだ…
KP(ゆっけ)
ということがわかるでしょう。
KP(ゆっけ)
彼女と言葉を交わしていくうち、老人の両腕はいつの間にか元通りになっており。
KP(ゆっけ)
そればかりか、彼はまるで時間が巻き戻っていくかのように、みるみるとその姿を若返らせていきます。
KP(ゆっけ)
やがて彼は、先ほどあなたが見た写真の新郎と、まったく同じ姿になりました。
絵描きの夫人(ゆっけ)
「ありがとう、親切なお方。」
絵描きの青年(ゆっけ)
「ええ、本当に。おかげで大切なものを、思い出すことができました。」
絵描きの青年(ゆっけ)
「私たちは列車を降ります」「お二人の旅もどうか、良き終わりを迎えますように。」
KP(ゆっけ)
夫婦はあなたにそうお礼を告げると、穏やかな笑みを浮かべながら、連れだって汽車を降りていきました。
乙部 リネ(ミナカミ)
「まさかの超展開だけど、ハッピーエンドっぽくなってるなら良いか。お幸せに~」 手を振って見送りましょう
竜胆 空護(ゆっけ)
「…銀河鉄道 か…」同じく手を振りつつ
竜胆 空護(ゆっけ)
「正解だったようだな。リネくん お手柄だぞ。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「フフン。もっと褒めてもいいよ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「お見事、天晴。」
乙部 リネ(ミナカミ)
フフーーーーン!! とさらに得意げになった
KP(ゆっけ)
では、そうしていると。
KP(ゆっけ)
女性がいなくなった絵画が扉から外れ、床に落ちます。
KP(ゆっけ)
そしてあなた達の足元に、女性の瞳と同じ、緑色の宝石が二つ転がってきました。
乙部 リネ(ミナカミ)
「お、グリーンオーブだ」 拾って空護さんに1つ渡しましょう
竜胆 空護(ゆっけ)
「そのようだ」受け取り受け取り
KP(ゆっけ)
二人がそれぞれその宝玉を手に取ると、また不思議な声が聞こえてきます。
KP(ゆっけ)
『 天の川の砂浜。二十分停車いたします。 』
KP(ゆっけ)
どうやら、また停車するようです。
KP(ゆっけ)
列車は速度を徐々に落とし、やがて静止しました。
KP(ゆっけ)
『天の川の砂浜』に、到着したようです。

天の川の砂浜

KP(ゆっけ)
さて、列車は停車しています。外へ出てみますか?
乙部 リネ(ミナカミ)
出てみます~!
KP(ゆっけ)
OK!
KP(ゆっけ)
では、列車を降りる。そこは、見渡す限りの砂浜でした。
KP(ゆっけ)
天を仰げば、透き通ったような桔梗色をした空がどこまでも広がっています。
KP(ゆっけ)
この場所に灯りなどは見当たりませんでしたが、どういう訳か真っ暗というわけでもないようで、
KP(ゆっけ)
周囲を見渡すと、あなた達以外にも【男性】が1人、ぽつんと立っているのが見えました。
竜胆 空護(ゆっけ)
空護は、空を見上げて少し満足げにしています。機嫌がよさそう
乙部 リネ(ミナカミ)
「砂浜だ~! なんかいいもの見つかるかな~」
竜胆 空護(ゆっけ)
「つくづくこういった場所に縁があるな、俺達は」
乙部 リネ(ミナカミ)
「縁があるねえ。そろそろ夏だしちゃんと海に遊びに行っちゃう? 空護さんの水着姿見てみたいし」
竜胆 空護(ゆっけ)
「水着か…まあ無いこともないが…。」言いつつ「だが、きっと気持ちがいいだろうな。暑いし」
乙部 リネ(ミナカミ)
「海遊びの暁にはリネちゃんの完璧に磨き上げたパーフェクト100点満点ボディも見せてあげましょう」 言いつつ男性の方にも目を向けましょうね
竜胆 空護(ゆっけ)
「ほう、体型維持の方も努力を欠かさないとは恐れ入る。」感心した
乙部 リネ(ミナカミ)
「あの人はボクらと同じお客さんか、それとも地元民か、どっちだろ」
KP(ゆっけ)
では、そうして男性の方に目を向ける。
乙部 リネ(ミナカミ)
「いやあ、空護さんが相手ならパーフェクトにしたいでしょ」
KP(ゆっけ)
男性は40代後半か…50代手前といった様相の、それでいて背筋のピンとしたような風貌をしている。
KP(ゆっけ)
ハンチング帽の唾を押さえながら空を見上げ、何かを待っている様子でした。
竜胆 空護(ゆっけ)
「別にひとの体に大してどうこう指図はせんが?」そういうこっちゃねえんだ
乙部 リネ(ミナカミ)
ズカズカと話しかけにいきましょう 「こんばんは~!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「む。本当だ…」ついていきますねλ~3
乙部 リネ(ミナカミ)
空護さんの反応には 「出た! ギャルゲ主人公!」 と指さしておきましょうね
男性(ゆっけ)
「おっと、やぁこんばんわ。」
男性(ゆっけ)
「あなた方も、捕まえにきたんでございますか?」
男性(ゆっけ)
クイ、と空を親指で指しながら、男性はそんなことを言ってきます。
乙部 リネ(ミナカミ)
「捕まえに……? 何かいるの、ここ?」
男性(ゆっけ)
「えぇえぇ。なにを隠そう、わっしは"火の鳥"を捕まえる商売をやっとるんですがね」
男性(ゆっけ)
「いままさに、待っておるんですわ。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「火の鳥というと、人を軽率に不老不死にしたりいろいろとアレな行動で話題のあの火の鳥?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「違うと思うが………」クソ鳥…
鳥捕り(ゆっけ)
「ハッハッハ、いやぁもっと可愛いやつらですよ。」
KP(ゆっけ)
そう言って、男性は背負っていた包みを地面に降ろします。
KP(ゆっけ)
それから、それを手早くくるくると解くと…
鳥捕り(ゆっけ)
「そら」
KP(ゆっけ)
そこには、橙や黄色に淡く光る、鷺のようにも見える鳥のからだが…10個ばかりでしょうか。
KP(ゆっけ)
少しひらべったくなって、黒い脚を縮めるようにして、浮彫のようにずらりと並んでいました。/
乙部 リネ(ミナカミ)
「……小さい鳥? 触ってみてもいい?」
鳥捕り(ゆっけ)
「おやお嬢さん興味がおありで?」「構いやせん。さぁさどうぞ、好きなやつを」
竜胆 空護(ゆっけ)
「これは…どういうモノなのでしょうか?」
乙部 リネ(ミナカミ)
ではそっと手を伸ばして一羽(?)を手に取ってみましょう
鳥捕り(ゆっけ)
「こいつらは、とても"うまい"のです。毎日注文がありましてね。」
KP(ゆっけ)
リネちゃんが一羽を手に取ろうとするのを見ながら、鳥捕りは空護にそんな説明をしました。
乙部 リネ(ミナカミ)
「まさかの食用」
KP(ゆっけ)
触ってみると、つるつるとしているような、あまり鳥らしい感触はありません。
鳥捕り(ゆっけ)
「羽根をむしってごらんなさい。お嬢さん」
乙部 リネ(ミナカミ)
「羽根をむしるなんてそんなむごいこと……せいっ」 言われた通りにむしってみますね
竜胆 空護(ゆっけ)
「躊躇いがないな…」
乙部 リネ(ミナカミ)
「こういうのは勢いが大事かなって」
KP(ゆっけ)
ではリネちゃんが火の鳥の羽根を一枚引っ張ってみると、
KP(ゆっけ)
するとそれは、チョコレートででもできているように、すうっと綺麗に離れました。
鳥捕り(ゆっけ)
「食べてごらんなさい。きっと驚きますよ」ニカ、と笑った。
乙部 リネ(ミナカミ)
「羽根を食べるなんてそんなこと……もぐ」 一口だけ食べてみましょう
KP(ゆっけ)
では、あなたが羽根を口にすると、舌に触れたところからふわりと溶けて、
KP(ゆっけ)
穏やかな甘味が口いっぱいに広がります。
KP(ゆっけ)
なんとも言えない、けれど、いつか味わったような…例えるなら綿あめのような。そんな懐かしい美味しさです。
KP(ゆっけ)
ここでもなんとSANが回復できてしまう。1d4どうぞ。
乙部 リネ(ミナカミ)
すごいぞ!
乙部 リネ(ミナカミ)
1d4
Cthulhu : (1D4) → 3
KP(ゆっけ)
味気に入った?
乙部 リネ(ミナカミ)
+1の83でテッペン!
KP(ゆっけ)
いいぞっいいぞっ
竜胆 空護(ゆっけ)
「…どうだ?」やや緊張
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………!」 空護さんを見上げてこくこく頷いて残りの分をあげますね
KP(ゆっけ)
あらやさしい!
竜胆 空護(ゆっけ)
「ありがとう」では素直に貰って食べて・・
竜胆 空護(ゆっけ)
「これは美味いな…」
鳥捕り(ゆっけ)
「ははは、そうそうその顔。いつ見てもいいもんですねえ」
鳥捕り(ゆっけ)
「美味いモンを食べた時ってのは幸せなもんですよ。お気に召しましたかね?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「でしょー! いやあこれは確かに毎日注文しちゃう。わかる」
鳥捕り(ゆっけ)
「うんうん。」「でしたらあなた方も、ちょいと捕っていかれるといい。」
KP(ゆっけ)
男がそう言った途端…
KP(ゆっけ)
がらんとした桔梗色の空から、先ほど見た火の鳥の群れが飛んできます。
KP(ゆっけ)
鳥達は、眩く煌めく羽根をはためかせ、まるで雪のように砂浜まで舞い降りてくるでしょう。
KP(ゆっけ)
鳥捕りは、火の鳥めがけて大きくジャンプすると、あっという間に鳥を捕まえてしまいます。
鳥捕り(ゆっけ)
「わっしと同じようにやりゃあ、とっ捕まえられますんでね!」
KP(ゆっけ)
さてここでミニゲームをしましょう✧٩( 'ω' )و✧
KP(ゆっけ)
具体的には、<STR*4、CON*4、DEX*4、組み付き、跳躍>などで火の鳥を捕まえることができます。
乙部 リネ(ミナカミ)
ミニゲームヤッター! 負けねえぞ(謎の対抗意識)
KP(ゆっけ)
チャンスは空護とリネちゃんで3回ずつです。負けねえぞ!!
KP(ゆっけ)
使用する技能は3回全て同じでも、違うものを使っても構いません。
竜胆 空護(ゆっけ)
「簡単に言ってくれるが、これは…!」羽ばたきに気圧されている…!
乙部 リネ(ミナカミ)
「なあに、ノリと勢いでいけばなんとかなるって」
KP(ゆっけ)
ではさっそく1回目、どうぞ!
乙部 リネ(ミナカミ)
CONが……なんと17もあるんですよね……ということでCONで。
KP(ゆっけ)
おたかいっ!
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=(14*5) DEX
Cthulhu : (1D100<=70) → 90 → 失敗
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=(17*4) CON*4
Cthulhu : (1D100<=68) → 41 → 成功
乙部 リネ(ミナカミ)
ドヤ……
KP(ゆっけ)
おっ2回目は成功ですね
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=(13*5)DEX①
Cthulhu : (1D100<=65) → 47 → 成功
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=(13*5)DEX②
Cthulhu : (1D100<=65) → 21 → 成功
竜胆 空護(ゆっけ)
「成程。コツがつかめた気がする。」
乙部 リネ(ミナカミ)
あと2回振ればいいのかな
KP(ゆっけ)
アッ説明が悪かった!3回チャレンジで、一度ずつ技能を振れるってことですね!
KP(ゆっけ)
だからあと1回!
乙部 リネ(ミナカミ)
あと1回振ればいいのか……!(理解がふわふわでごめんね)
KP(ゆっけ)
(ええんやで)
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=(17*4) CON*4
Cthulhu : (1D100<=68) → 1 → 決定的成功/スペシャル
KP(ゆっけ)
!!!?!
乙部 リネ(ミナカミ)
こんなところで才能を発揮しないで
KP(ゆっけ)
デン!!!
KP(ゆっけ)
ではリネちゃんは鳥の軌道を完全に把握した。その上で羽ばたきに全く気圧されず
乙部 リネ(ミナカミ)
「ふ……真の狩人は"こう"よ……」
KP(ゆっけ)
そうドヤ顔と共に、なんかもうめちゃめちゃ華麗に捕まえた___
鳥捕り(ゆっけ)
「すげェ…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「凄か…」
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=(13*5)DEX③ 負けないぞっ
Cthulhu : (1D100<=65) → 78 → 失敗
KP(ゆっけ)
その神々しいまでの身体捌きに圧倒された眼鏡、鳥を普通に逃すの段__
KP(ゆっけ)
ん?いや私がバグってたな!!
乙部 リネ(ミナカミ)
お? KP?
KP(ゆっけ)
自分のロールをリネちゃんのロールに見間違えてたから、4回振っちゃった!!
KP(ゆっけ)
だからあと2回であってました!!!!!ごめん・・・・・・
乙部 リネ(ミナカミ)
ええやで(1CTの余裕)
KP(ゆっけ)
神よ_____ リネちゃんダメ押しでもう一回どうぞ!
乙部 リネ(ミナカミ)
はーい!
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=(17*4) CON*4
Cthulhu : (1D100<=68) → 90 → 失敗
乙部 リネ(ミナカミ)
調子乗るからこうなる
KP(ゆっけ)
☆オチ_____!
乙部 リネ(ミナカミ)
かっこいいアクションを決めようとしてずっこけましたね
KP(ゆっけ)
CTに恐れを成した鳥が警戒レベルをあげたのかもしれない…
竜胆 空護(ゆっけ)
「やれやれうまくいかんものだ」とか言ってたら「…大丈夫かね?」
竜胆 空護(ゆっけ)
助け起こそうね
乙部 リネ(ミナカミ)
やさしい…… 「捕獲マスターには一歩及ばず……無念……」
KP(ゆっけ)
では、あなたがどうにかこうにか火の鳥を捕まえると、
KP(ゆっけ)
火の鳥は、鳥捕りの包みに入っていたものと同じように動かなくなりました。
KP(ゆっけ)
かと思えば、ひらりと二枚の羽根を落とし、それらは砂に着くか着かないかというところで、
KP(ゆっけ)
羽根の色そのままの明るい黄の宝石に姿を変えるでしょう。
乙部 リネ(ミナカミ)
イエローオーブだ!
KP(ゆっけ)
ラーミアが近づいてきている。
乙部 リネ(ミナカミ)
「お。イエローオーブ」 黄の宝石を回収して空護さんにも渡しましょう
鳥捕り(ゆっけ)
「お上手ですねぇ、特にそっちのお嬢さん。向いてるんじゃありゃせんか?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「む…こんな所にも?」受け取りつつ
乙部 リネ(ミナカミ)
「いや~~~~~それほどでも~~~~~~~?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな…見事だった。着地は失敗していたが」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ちゃ、着地は別腹でしょ!」
鳥捕り(ゆっけ)
「アッハハ、賑やかなお二人だ。だからかな、今日はやけに沢山鳥が集まった。」
鳥捕り(ゆっけ)
「こんなにいいことは、ありませんな。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「そう? じゃあ羽根もう2本もらってもいい?」
鳥捕り(ゆっけ)
「えぇもちろん。好きなだけお持ちなさい。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「気に入ったのか?まあ、美味かったからな。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「やったー!」 羽根をぷちぷちと頂いて、うち1本を空護さんに渡しましょう 「はい!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「俺に?」受け取りつつ
乙部 リネ(ミナカミ)
「リネ1人で食べたら10点だけど、空護さんと食べたら10000点くらいになるからね」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうか」ありがたく懐にしまった
鳥捕り(ゆっけ)
「わっしはもうちょっと鳥を獲っていきますが、お二人は…もう出発ですかね。」遠くの列車を見て
乙部 リネ(ミナカミ)
「そうだねえ。置いてかれたら大変だから、そろそろかな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「はい お邪魔しました。」
鳥捕り(ゆっけ)
「そうですか。じゃあ、お達者で。」
鳥捕り(ゆっけ)
「空の孔には、気を付けて。」
KP(ゆっけ)
そうして、あたりが静かに戻った頃。不意にまた、以前も聞いた列車の汽笛が聞こえてきました。
KP(ゆっけ)
もう出発の時間のようです。
乙部 リネ(ミナカミ)
「オッホンおじさんも言ってたやつだ」 と言いつつ列車に戻りましょうか
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな…覚えておこうか。」相槌をうちつつ
KP(ゆっけ)
では、あなた達は、砂浜を列車に向かって再び駆けてゆく。
KP(ゆっけ)
やはり息が切れる事は、ないのでした。