遊園地
KP(ゆっけ)
OKです!では、ルーメンを探すならば<目星>をどうぞ(ง˘ω˘)ว
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 34 → 成功
KP(ゆっけ)
ヒューッ!
乙部 リネ(ミナカミ)
安定!
KP(ゆっけ)
では、ぐるっと周囲を見回したあなたは、あるものが目に留まります。
KP(ゆっけ)
遊園地のシンボルである、巨大な観覧車ですね。
KP(ゆっけ)
観覧車のてっぺんには、大きな星のモニュメントが取り付けられているのですが…
KP(ゆっけ)
それはキラキラと虹色の光を放っており、真下を通るゴンドラを照らしている。
KP(ゆっけ)
好きそうだなぁ…あれ…。そんな感じに目を凝らせば、
KP(ゆっけ)
モニュメントの周囲を飛び回っているルーメンをみることが出来るでしょう。
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………」 じっと目を凝らした 「……いた! あそこ!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「またずい分と高い場所に…?いるのか…?」
竜胆 空護(ゆっけ)
俺には見えんとばかりに目を細めてさされた方を見る
乙部 リネ(ミナカミ)
「観覧車に乗って、てっぺんに付いたら捕獲! かな?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「なるほど、カラオケのときの要領だな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「では向かうか…捕獲は任せた。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「あれ? 良かったら交代でって思ったけど、もういい?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…正直かなり手元が危うくてな。うっかり取り落としかねん。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「おお……そこまで深刻な眠気とは……駅に着いたら起こしてあげるから、帰りの電車はゆっくりおやすみ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「本気で寝てしまうと、起こされても起きんからな、俺は…起きているように努力はするとも」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…だがもしもの時は頼んだ。」自信がねえ
乙部 リネ(ミナカミ)
「仕方ないな、どうしても起きなかったらその時はリネの家まで引きずり込んでベッドに突っ込んであげよう」
竜胆 空護(ゆっけ)
「その辺のネットカフェにでも放り込んでくれ…」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ネットカフェはお金かかっちゃうでしょ」 言いつつ観覧車に向かいましょうか
竜胆 空護(ゆっけ)
「カードを使ってくれて構わん」言いつつ
KP(ゆっけ)
はーい!では観覧車。
KP(ゆっけ)
夜もいよいよ更けてきましたが、観覧車は人気が高いらしく、
KP(ゆっけ)
乗り込むまでには少し時間がかかりました。
KP(ゆっけ)
一歩一歩、歩みを進めていく。周りを見回すと、家族で、友達で、恋人で、と
KP(ゆっけ)
さまざまな人たちが、目の前の観覧車を見ながら楽し気にソワソワとしている様子が分かるでしょう。
乙部 リネ(ミナカミ)
「うーむ、思った以上に大人気スポット。立ったまま寝ちゃダメだよ」
KP(ゆっけ)
隣の空護を見てみれば、眠気を堪えている様子とは別に、少し待ち遠しそうに前を向いている風に見えるのは気のせいではないようで。
竜胆 空護(ゆっけ)
「…ああ 分かってる」
KP(ゆっけ)
そんな風に返事をするのでした。
KP(ゆっけ)
さて、あなた達の番がやってきました。
KP(ゆっけ)
二人を乗せた観覧車は、ゴウン、と音を立てて徐々に高度をあげていきます。
KP(ゆっけ)
やがて元居た地上は遠ざかっていき、まるでよくできた模型のような街の風景が、あなた達の眼下へ広がるでしょう。
KP(ゆっけ)
遠くを見れば、展望公園。キラキラ輝く海岸沿いの道があり、更に煌めく繁華街…。
KP(ゆっけ)
ここまでの道中が、一望できる、そんな光景でした。
乙部 リネ(ミナカミ)
「おー、なかなかいい景色だよ」 ほらほらと夜景を指さしたりした
竜胆 空護(ゆっけ)
「ああ…全て小さく見えるな。」 微笑まし気
乙部 リネ(ミナカミ)
「観覧車好き?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな…。…」「…というより、高い場所がな。空に近いから」
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………? というと、鳥人間願望というか、イカロスめいて空に近づきたい的な……?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「いや。空が好きってだけだ 昔からな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「理由なんてない。」笑いながら
乙部 リネ(ミナカミ)
「へえ。そういうのいいね」 ちょっとだけ寂しそうに微笑んだ
竜胆 空護(ゆっけ)
「そういう意味では、まあ…今の状況には感謝せねばな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「こうしてのんびりと、好きな物を楽しむ時間はそうとれない」
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………」 少しの間だけその笑顔をじっと見て
乙部 リネ(ミナカミ)
「空護さんなら取ろうと思ったら取れるでしょ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「いや。」「そういう訳にはいかんのだ。大事な仕事がある。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「前々から思ってたんだけどさ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「仕事を大切にするのはいいと思うけど、大切にしすぎて他のものを取りこぼさないでね」
竜胆 空護(ゆっけ)
「取りこぼす…俺がか」
乙部 リネ(ミナカミ)
「こうやって、のんびりと好きな物を楽しむ時間とか」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…まあ。そうだな…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「覚えておこう。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「好きだなって思えるものは、ほったらかしにしないでちゃんと接してあげないとだめだよ」
乙部 リネ(ミナカミ)
「うん」
竜胆 空護(ゆっけ)
「心がへそを曲げてしまいかねないというやつか それも覚えておく。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「遊園地とかゲームセンターとか流行りのスポットとか、そういうのは詳しいから。どこか出かけたいなってなったら言ってね」
乙部 リネ(ミナカミ)
「私なんかで良ければ、って話になるけど……」
竜胆 空護(ゆっけ)
「それはお互い様だな」笑って「あぁ、その時はまた、連絡する。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……わ、私は、空護さんと出かけるのが嫌とか面倒って思ったことは一度もないし、むしろ逆というか……」 ごにょごにょと語尾が濁っていった
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうか」「俺も同じだ、君と出かけると知らないことを知ることができる。今日もそうだったし…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「楽しいよ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「まあ、なので今後ともご教示願いたく思う。覚えが悪いのは容赦してほしいが…」
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………」
乙部 リネ(ミナカミ)
「そういうのをストレートに言うの、ずるいってば……」 顔を真っ赤にしてうつむいた 「(……つらいなあ)」
竜胆 空護(ゆっけ)
「回りくどい言い方は好まん。黒崎の弁護士共じゃあるまいし…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「……ああ、これか。これがいかんのだな…」仕事…
乙部 リネ(ミナカミ)
「それ自体が悪いんじゃなくて、なんていうか……差を感じちゃうって言うか……いや、この話はやめよ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「?分かった。」
KP(ゆっけ)
…さて、そうしていると、やがてゴンドラが最高高度に達したのでしょうか、
KP(ゆっけ)
ピカピカと明滅する光が、上方に見えてきました。
竜胆 空護(ゆっけ)
「おお…」「…あれか?」
乙部 リネ(ミナカミ)
自分の頬をぺちぺちと叩いた 「……ん、あれだね」
乙部 リネ(ミナカミ)
ふう、と一度深く息を吸って、それから光を捕獲しましょう
竜胆 空護(ゆっけ)
「まったくこんな所にまで…俺だけだったら見つけられなかったぞ。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「あの女性はもっと君に感謝すべきだな…」ぶつぶつ
KP(ゆっけ)
OKです!
KP(ゆっけ)
では、カチッ!とペンライトのスイッチを押し込めば
KP(ゆっけ)
ふよふよと漂っていたルーメンは、緩やかな軌道を描き。
KP(ゆっけ)
あなたの手元へ、吸い込まれていくでしょう。
KP(ゆっけ)
無事、4つ目のルーメンを確保することができました✧٩( 'ω' )و✧
乙部 リネ(ミナカミ)
「捕獲完了!」 イェーイとハイタッチを求めましょう
竜胆 空護(ゆっけ)
パン、とタッチを返して「ああ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「これで4つか……、…と。あっという間だったな」
乙部 リネ(ミナカミ)
「分かる範囲のところは取り終わったし、お姉さんのとこに戻ろっか」
乙部 リネ(ミナカミ)
「そだねえ。あちこち行ったけどなかなかのRTAぶりだった」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…」ふわわ「ああ。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「まさか、町中走り回らされるとはな。」改めて
乙部 リネ(ミナカミ)
「あと一息だからもうちょっと頑張って起きてー!」 はわわ
竜胆 空護(ゆっけ)
「この振動が、心地よくてな…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「残業帰りの電車内のようだ…。分かるかね」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ライブ帰りの電車内現象だね。わかる。何度乗り過ごしたことか」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ああ、目が覚めた時に血の気が引くんだよな…」
乙部 リネ(ミナカミ)
「そのままノリで果てまで行って駅のベンチで夜を明かしたりするよね」
竜胆 空護(ゆっけ)
「それは……経験が無い。そして感心もしないな?若い身空で何をしているんだ…」
竜胆 空護(ゆっけ)
ヤブをつついた感でじと…となりつつ
乙部 リネ(ミナカミ)
「う、うそ!? ここでお叱りモード!?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「だいたい君はいささか自衛に関する観念が甘い、前から思っていたことだが………」
乙部 リネ(ミナカミ)
「リネくらい別に何があっても大丈夫っていうか……そういうものっていうか……」
KP(ゆっけ)
…
KP(ゆっけ)
さて、最高部を通過したゴンドラは、ゆっくりゆっくりと、高度を下げていきます。
KP(ゆっけ)
もっと危機意識を持てだの、いつでも助けに行ける訳じゃないんだぞ だの
KP(ゆっけ)
無限にも思えるお説教の時間も、やがてゴンドラが地面に到達することで終わりを迎えるでしょう。
竜胆 空護(ゆっけ)
「だからだな、」「…む。もう終点か。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「今日はこのくらいにしておくか…」
乙部 リネ(ミナカミ)
「だからそういうのはリネは持つ必要がないっていうか……」 とごにょごにょ抗議してたら終点だ
乙部 リネ(ミナカミ)
「やった! 終わった!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「周りの事を考えろという話だ、馬鹿者」
竜胆 空護(ゆっけ)
チョップをひとつくれた ポカッ
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………? 周りのことを考えたらそうなるんじゃな痛ぁっ!?」
KP(ゆっけ)
さて、ではあなた達がゴンドラから降り、観覧車から数歩遠ざかったところで。
KP(ゆっけ)
再び着信があります。
乙部 リネ(ミナカミ)
お、電話取りましょう
KP(ゆっけ)
ではピッ!
イ…女性(ゆっけ)
「リネさん?4つ目のルーメン確保、ご苦労様でした」
乙部 リネ(ミナカミ)
「お、モニタリングバッチリだねー。今からそっちに向かおうと思ってたとこ」
イ…女性(ゆっけ)
「正しい判断です」
イ…女性(ゆっけ)
「こちらも、5つ目につき調査が完了したところですので」
イ…女性(ゆっけ)
「リアルタイムアタックの出発地点でお待ちしています。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「オッケー。寝ちゃわないうちにさっさと向かっちゃうね」
イ…女性(ゆっけ)
「ハイ。お待ちしていますよ。」
イ…女性(ゆっけ)
「では」
KP(ゆっけ)
通話はそこで途切れるでしょう。
乙部 リネ(ミナカミ)
「5つ目の調査が終わったから帰ってきて、だって」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ん…!?あ、あぁすまん。なんだって?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ていっ……とまだセーフか」 チョップしかけた手を止めた
竜胆 空護(ゆっけ)
「さっきの仕返しか?」といいつつちょっとフラフラ
乙部 リネ(ミナカミ)
「歩くのもつらそうだし、肩を貸してあげようか」
竜胆 空護(ゆっけ)
「いや…それには及ばん 大丈夫だ」頬をぺちぺち
竜胆 空護(ゆっけ)
「…よし。行くか」むん…
乙部 リネ(ミナカミ)
「今度うたた寝したら眼鏡取るからね」
竜胆 空護(ゆっけ)
「勘弁してくれ…」
KP(ゆっけ)
では、展望公園まで戻る でいいですね?(ง˘ω˘)ว
乙部 リネ(ミナカミ)
はい、戻ります~! λλ三
KP(ゆっけ)
OK!
KP(ゆっけ)
では、あなた達は事の発端である展望台公園まで戻ることになるでしょう。
KP(ゆっけ)
飛び散った4つのルーメンたちは、ペンライトの中。
KP(ゆっけ)
5つ目のルーメンは、さて、いったい?
KP(ゆっけ)
思うところはあるかもしれない。けれど、
KP(ゆっけ)
…0時が、近付いていた。
展望台公園
KP(ゆっけ)
さて、それでは無事に街へ飛び出していった4つのルーメンを集めたあなた達ですが
KP(ゆっけ)
スタート地点である此処まで帰ってきました。色々な場所で色々なことをしましたが、まだ3時間も経っていない。
KP(ゆっけ)
しかし、時刻は23時を大きく過ぎ いよいよ0時になろうとしています。
竜胆 空護(ゆっけ)
「……時間が近い…な。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「なんやかんやであっという間だったねえ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ああ…本当にな 信じられん。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「さて偉大お姉さんはどこに……」 辺りを見渡します
KP(ゆっけ)
では、女性を探して歩いていると、二人はやがてあの大時計の前に辿り着くでしょう。
KP(ゆっけ)
彼女はそこに居ました。
イ…女性(ゆっけ)
「おかえりなさい」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ただいま~! そろそろ時間だけど間に合いそう?」
イ…女性(ゆっけ)
「ええ。もちろん 迅速に動いていただいて助かりました」
イ…女性(ゆっけ)
「こちらもどうにか形にはできまして。」
KP(ゆっけ)
言って、彼女は時計を仰ぎ見ます。女性が壊した大時計は、すっかり元通りに修復されていました。
乙部 リネ(ミナカミ)
「おおー。あの盛大な壊しっぷりからよくぞここまで」
イ…女性(ゆっけ)
「ハイ…まあ…偉大なので…私…」シュン…
イ…女性(ゆっけ)
「では、ルーメンたちを」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ほい」 ペンライトをこれは……女性に渡したらいいのかな
KP(ゆっけ)
ですね!
KP(ゆっけ)
では、女性はあなたからペンライトを受け取ると、パカリとその先を開きます。
KP(ゆっけ)
すると、4つの美しい光が飛び出したかと思うと、
KP(ゆっけ)
大時計の文字盤…そこに嵌め込まれた、光る石の元へと戻っていきました。
イ…女性(ゆっけ)
「よし…さて」
イ…女性(ゆっけ)
「最後のルーメン…5つめのそれがどこにいるのか。ずっと探知していましたが…」
イ…女性(ゆっけ)
「やはりリネさんの見立て通りでしたね」
KP(ゆっけ)
と言って、彼女は舟を漕いでいる空護を指さす。
乙部 リネ(ミナカミ)
「というと……やはり?」 空護さんの方を見た
乙部 リネ(ミナカミ)
「! チャンス!」 眼鏡を取った
イ…女性(ゆっけ)
「不活性化状態ではありますが。」「確かに、クウゴからルーメンの気配を感じます。」
KP(ゆっけ)
眼鏡を取られても無反応。当の空護はすっかりスヨ…しています
乙部 リネ(ミナカミ)
「不活性化……っていうと、寝てる状態みたいな?」
イ…女性(ゆっけ)
「まさしくその通りです。明瞭な例えですね、人間よ」
乙部 リネ(ミナカミ)
リアクションがなかったので眼鏡をソ……と戻した
KP(ゆっけ)
戻されてもやはり無反応だ…。
乙部 リネ(ミナカミ)
「回収は出来るの?」
イ…女性(ゆっけ)
「…」
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………」 ジト……と女性の方を見た
イ…女性(ゆっけ)
「ふむ」
KP(ゆっけ)
では女性はあなた達二人をジッと見ていましたが、ウンと頷き、口を開きます。
イ…女性(ゆっけ)
「解決方法は分かっています。」「体内で眠っているルーメンを目覚めさせ、自力で出てもらうことです。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「どうやって目覚めさせるの? 王子様のやさしいキス?」
KP(ゆっけ)
では女性はオヤ、という顔をしてこう続けます。
イ…女性(ゆっけ)
「あぁなんだ。分かっているではないですか。人間の中でも賢いお嬢さん。あなたはやはり偉大なるものの素質がありますね」
乙部 リネ(ミナカミ)
「はい?????」
イ…女性(ゆっけ)
「外から別種の生気を注ぎめばよいのです。まあ、水を浴びせるような感じと思っていただければいいですが…。」
イ…女性(ゆっけ)
「スリーピングビューティ…でしたか?人間は面白いことを考えるものです。」
イ…女性(ゆっけ)
「まぁあなたがたの場合は立場が逆でしょうが」
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………」 「……えーと。ちょっと待って?」
イ…女性(ゆっけ)
「ともかく深い眠りから目覚めさせるには、愛する者でもなんでも、口づけが一番…」「ハイ?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「僕が」
乙部 リネ(ミナカミ)
「空護さんに」 空護さんを指さし
乙部 リネ(ミナカミ)
「キスを?」 自分と空護さんを交互に指差した
イ…女性(ゆっけ)
「それが一番効率が良い方法です。」
イ…女性(ゆっけ)
真顔で頷いた
乙部 リネ(ミナカミ)
「……ど、どうしても? マウストゥーマウスで?」
イ…女性(ゆっけ)
「早急に済ませたいのであればそれが一番。」
イ…女性(ゆっけ)
「アァ」手をポンと打ち「キッッッッッッッツ!ということであればご心配なく。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「いやキツくはないんだけどね!?!?!???」
イ…女性(ゆっけ)
「あなた方は異界帰りです。その過程…何があったかは知りませんが、一度しっかりとした接触を行いましたね。」
イ…女性(ゆっけ)
「その要領で、身体的接触でも…まあ時間はかかると思いますが、代用は可能かと。」
KP(ゆっけ)
※要するにハグでもOKという感じです。
乙部 リネ(ミナカミ)
「手をつなぐとかハグとかかな……いやでも時間がかかっちゃうんだよね……」
イ…女性(ゆっけ)
「こうして提案をしているくらいですから、0時には間に合いますのでご心配なく。」
イ…女性(ゆっけ)
「でなければ隠しますので。」真顔でウィンク
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………」 空護さんのほっぺたを強めにつねった
KP(ゆっけ)
空護は無反応だ…頬はあまり伸びない(33歳…)
乙部 リネ(ミナカミ)
「……途中で起きたりしない?」
イ…女性(ゆっけ)
「ご心配なく。グッスリです。寝つきがいいですね、この人間」
イ…女性(ゆっけ)
「ともかく最後のルーメンを解き放てば再封印が完了して……世界の帳も、元通りになるはず。」
イ…女性(ゆっけ)
「私は説明義務を果たしました。人間風に言えばベストを尽くしたので。」「後はよろしくおねがいします。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……じゃ、じゃあ……ちょっと向こう向いてて」
イ…女性(ゆっけ)
「アァ、ご心配なく。偉大なる我々は配慮も欠かしませんのでこのまま立ち去らせていただきますよ。」
イ…女性(ゆっけ)
「とその前に…」リネちゃんをちょいちょいと招き寄せます。
乙部 リネ(ミナカミ)
「?」 招かれた
イ…女性(ゆっけ)
「お礼です。私の誠意としてお受け取り下さい。」
KP(ゆっけ)
そういって女性は、あなたの掌に小さな…SDカード?それよりも小さな、
KP(ゆっけ)
何かの基盤…のようなものを一つ載せました。
乙部 リネ(ミナカミ)
「あ、クエスト報酬。なにこれ」
イ…女性(ゆっけ)
「治療マイクロチップです。我々の偉大なるテクノロジーで作られています。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「治療マイクロチップ?」
イ…女性(ゆっけ)
「流石に死に体の人間の命までは救えませんが…」「大抵の怪我ならこれで直すことができますよ。」
イ…女性(ゆっけ)
「それを患部に張ると、チップが治癒力を高め、自動的に損傷個所を修復するのです。」
KP(ゆっけ)
すごいでしょ と女性は満足げに頷いている…
乙部 リネ(ミナカミ)
「すごい。医者泣かせでは?」
イ…女性(ゆっけ)
「まあ、偉大なる我々の技術は人間の医者からすれば。涙が出るような代物でしょうね」
KP(ゆっけ)
女性はとてもご満悦だ…
イ…女性(ゆっけ)
「それから、これもどうぞ。目が覚めた彼と2人で召し上がって下さい」
乙部 リネ(ミナカミ)
「召し上がる?」
KP(ゆっけ)
そういって女性は、冷たい缶ジュースを手渡しました。
イ…女性(ゆっけ)
「めしあがる。敬意を抱く相手には、そう言いませんか?難しいですね、人間の言葉は」
乙部 リネ(ミナカミ)
「いや、合ってるけど。何だろうと思って」
乙部 リネ(ミナカミ)
「普通の缶ジュース? ありがと」
イ…女性(ゆっけ)
「この時代の夜はとても行動に適しているとは言い難いですからね。」
イ…女性(ゆっけ)
「では、くれぐれもよろしくお願いします。私は身体も返さないといけないので…これで。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「身体を返す?????」
乙部 リネ(ミナカミ)
首をかしげながらも見送りましょう
KP(ゆっけ)
あなたの質問には答えず、シュビと手を挙げた女性は去っていくでしょう。
KP(ゆっけ)
さて、この公園に残されたのはあなたたち二人だけ。
KP(ゆっけ)
時計の秒針はぐるぐると巡り、刻一刻と、0時が近づいていますが…
KP(ゆっけ)
さて、どうしましょうか。
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………」 時計を見て、それから空護さんを見た
乙部 リネ(ミナカミ)
今の空護さんって、立ったままスヤスヤしてる感じでしょうか?
KP(ゆっけ)
立ってますね…器用に…。
KP(ゆっけ)
ただ風が吹けば転がるかもしれません。それほどぐっすりだと思ってもらえれば(˘ω˘)
乙部 リネ(ミナカミ)
(すごいバランス感覚……) 見上げて、背伸びをして、ムム……と難しい顔をした
竜胆 空護(ゆっけ)
寝こけている。
乙部 リネ(ミナカミ)
近くにベンチとかあります? 座らせたい
KP(ゆっけ)
ベンチ、あってOKです!座らせることもできるでしょう。
乙部 リネ(ミナカミ)
よし。じゃあ引きずって座らせましょう
KP(ゆっけ)
ズルズル…ストン。
乙部 リネ(ミナカミ)
隣に座って、眼鏡を取って、空護さんの顔をまじまじと見た
乙部 リネ(ミナカミ)
(こんなに近くで、顔を見るのは初めてだな)
乙部 リネ(ミナカミ)
(まつ毛が長くて、眉はキリッとしてて、口はしっかり閉じてて、髪の毛はふわっとしていて、背が高くて)
乙部 リネ(ミナカミ)
(……ずっと見ていたいな)
乙部 リネ(ミナカミ)
髪の毛をさらりと撫でて、顔を近づける
乙部 リネ(ミナカミ)
(あなたには私よりもっとふさわしい人がいて、本当は、こんなことは望んじゃいけない)
乙部 リネ(ミナカミ)
(あなたは私といると楽しいと言ってくれるけれど、それは友達としての楽しさで、それより先に進んじゃいけない)
乙部 リネ(ミナカミ)
(だから……)
乙部 リネ(ミナカミ)
(……これは、私だけの思い出。あなたにも、誰にも言えない。けれども、かけがえのない思い出)
乙部 リネ(ミナカミ)
「……好きだよ。空護さん。他の誰よりも、あなたが一番」
乙部 リネ(ミナカミ)
空護さんの頬に手を添えて、それから少しためらいましたが……やがて、触れる程度に唇を重ねます。
KP(ゆっけ)
では、あなたは目の前で眠る、大切な人。
KP(ゆっけ)
その人を前に、胸の内をつまびらかにして
KP(ゆっけ)
そっと触れるように。
KP(ゆっけ)
…
KP(ゆっけ)
…すると、不思議なことに。あなたが触れた部分から、湧き上がるように空護は淡い光に一瞬包まれたと思うと、
KP(ゆっけ)
胸のあたりから、小さな美しい光の玉が、スウ と出ていきました。
KP(ゆっけ)
それは大時計の穴の最後の1つに自ら嵌りにいき、カチ、と音がしたかと思うと…
KP(ゆっけ)
0時の鐘が鳴り響くでしょう。
KP(ゆっけ)
----その瞬間。
KP(ゆっけ)
地面から立ち上る白い光の玉で、街が包まれていきます。
KP(ゆっけ)
よく見てみればそれは、たくさんのルーメンでした。
KP(ゆっけ)
雪が逆さまに降ったような、幻想的な光景が眼下に広がる。
KP(ゆっけ)
そうして、展望台公園も。立ち上る光の玉で美しく煌めきだします。
KP(ゆっけ)
…そして。
竜胆 空護(ゆっけ)
「ん…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…しまった、寝ていたか…。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「あ、起きた。おはよう」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ああ…おはよう…?」周囲を見回し
竜胆 空護(ゆっけ)
「…!やったのか…?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「5つ目も回収して、ミッションコンプリート」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうか…それでか、あの景色は…。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「偉大な人からの報酬はこちらです」 マイクロチップと缶ジュースを渡しましょう
竜胆 空護(ゆっけ)
「彼女は行ってしまったか…」言いつつ、ありがとうといって受け取り
竜胆 空護(ゆっけ)
「…君が運んでくれたのか?俺を。察するに…」「すまなかったな 重かっただろう」
乙部 リネ(ミナカミ)
「平気。それよりここに着いてからのことは覚えてる?」 自分の分の缶ジュースの蓋を開けて飲み始めた
竜胆 空護(ゆっけ)
「ううむ」マイクロチップを眺めながら
竜胆 空護(ゆっけ)
「………いや、何も。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「そっか。よかった」
竜胆 空護(ゆっけ)
「5つ目のルーメンは結局此処にいたということなのだな…。やれやれ」
KP(ゆっけ)
あなたの気も知らず、肩を竦めて。缶ジュースのプルに手をかける…と。
竜胆 空護(ゆっけ)
「ん…リネくん。」
KP(ゆっけ)
と、あなたのパーカーのポケットを指さします。/
乙部 リネ(ミナカミ)
「?」 ポケットを見てみましょう
KP(ゆっけ)
ふとあなたが見れば、指さされたポケットが。淡く光っているようでした。
乙部 リネ(ミナカミ)
ポケットまさぐってみますね
KP(ゆっけ)
ではあなたがポケットの中を検めん、と手を突っ込んでみると、
KP(ゆっけ)
…不活性化状態で眠りこけていたのでしょうか?ルーメンが、もうひとつ。ポケットから飛び出してきたかと思うと、
KP(ゆっけ)
慌てるようにして、上へ上へと昇っていきます。
KP(ゆっけ)
……夜空にぽっかりと浮かぶ、「ウルトラスーパームーン」を目指して。
乙部 リネ(ミナカミ)
「……おまけの一体?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「まるで、どこかの誰かさんのようだな。」見上げて言った。
乙部 リネ(ミナカミ)
「ふふふ」 缶ジュースをちびちびと飲みながら、空護さんを見て、空を見て、にこにこと笑います
竜胆 空護(ゆっけ)
「機嫌がいいんだな」同じく笑いながらジュースをぐい、とあおる
乙部 リネ(ミナカミ)
「私には勿体ないくらい、とってもいいことがあったから」 それ以上詳しく語ることはせず、空護さんの隣で幻想的な光景を眺めているでしょう。
竜胆 空護(ゆっけ)
「?」「…そうか、よかったな。」
KP(ゆっけ)
さて。そうしていると、やがて、街の上空で1つの塊になったルーメンは、黄金の光を放ちながら、花火のように弾けます。
KP(ゆっけ)
金色の光の粉が街に降り注ぎ…満月に空いていた黒い穴を塞いでいくでしょう。
KP(ゆっけ)
うねるように広がっていた黒い点は、やがて。
KP(ゆっけ)
すっかりと、覆いつくされました。
………さて。
あなたを巻き込んだ奇妙な出来事は、ようやくこれで終わりのようだ。
銀河を走る不思議な列車で、大切な人と旅をして。
おっちょこちょいな未来人のために、帰ってきたその足で街中を走り回った。
おとぎ話ともちょっと違う。
いびつでツギハギだらけの、チープな映画のようなストーリーだ。
それでも、あなたは「あなたの世界を守る」という冒険を無事に終えた。
ひとつ、小さな報酬を手に入れて。
だから今はゆっくりと。
ゆっくりと…朝を待とう。
終わらない夜などないのだから。
CoCシナリオ「シンデレラは今夜も帰れない」
製作:竜原様
PC :乙部 リネ
PL :ミナカミ
KPC :竜胆 空護
KP :ゆっけ
ED「 正夢 」
- Thank you for playing!-
KP(ゆっけ)
…というわけで、シナリオ終了&真夜中ツアー終了です!お疲れ様でしたーー!!!
乙部 リネ(ミナカミ)
終わってしまった………………………………
乙部 リネ(ミナカミ)
お疲れ様でしたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
KP(ゆっけ)
終わってしまった~~~~~~
KP(ゆっけ)
いやいや2日間お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!
乙部 リネ(ミナカミ)
こんなことある……????????????(持ち帰ってしまった思い出をじっと見る)
KP(ゆっけ)
あっちゃったなぁ…………………………
乙部 リネ(ミナカミ)
ヒィ……ありがとうKP……ありがとう空護さん……
KP(ゆっけ)
こちらこそありがとうミナカミさん…ありがとうリネちゃん……………
KP(ゆっけ)
かわいかったなあ…(顔覆い)
乙部 リネ(ミナカミ)
本気で心配して気にかけてくれるのほんと……そういう……しっかり説教もしてくれる……
KP(ゆっけ)
放っておけないのでねもうね…
KP(ゆっけ)
ここまでお節介するのリネちゃんにくらいなので!!
乙部 リネ(ミナカミ)
気にかけてくれる嬉しさ……友情……ベクトルの違い……
乙部 リネ(ミナカミ)
ウウーーーーッ(あばれる)
KP(ゆっけ)
(隣で踊る)
KP(ゆっけ)
クリア報酬をね 出しておきます(ダンシングチノフ)