公園
指定された待ち合わせ場所───公園に到着する。
昼間であれば子供たちの元気な声が聞こえそうなものだが、現在時刻は夜だ。
すっかり日が落ち、街灯以外の明かりがない公園は、しんと静まり返っていた。
街灯に照らされたベンチに人影がある。誰かが座っているようだ。
こちらに気付くと、静かに手招きをしてくる。昼間に会った女で間違いない。
彼女は昼間と違い、顔が隠れるほどにしっかりと着込んでいる。
女性(ササニシキ)
「……思ったよりは、早かったわね。こっちよ」 手招き手招き
巻 慎之介(ミナカミ)
無言で警戒心丸出しで手招きされますね
鞍馬 今子(ササニシキ)
ちなみに移動は今子の腕の中である 慎之介さんが手招きを受ける姿勢であればそちらに向かいます 向かった
KP(ササニシキ)
ここで慎之介さんは〈嗅覚〉どうぞ。目星と同値のアレです。
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=94 嗅覚
Cthulhu : (1D100<=94) → 47 → 成功
KP(ササニシキ)
安定感!
巻 慎之介(ミナカミ)
よしよし
KP(ササニシキ)
では、<女から昼間に感じた甘ったるい臭いはせず、むしろ腐臭に近い臭いがする>と気付けます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「(……くさったみたいなにおいがする。きをつけてくだしゃい)」 小声で共有しましょう
鞍馬 今子(ササニシキ)
腐った…!?と面食らいますが、頷いてよう 逃げる用の準備運動は出発前にしてきた
女性(ササニシキ)
「まず、最初に言っておくわ。あなたをそんな姿にしたのは私じゃない。私はあくまで、あなたを奴らのところに連れて行っただけ」
女性(ササニシキ)
「……あの、忌々しい呪術師たちのところにね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「じゅじゅちゅし……」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「(今の慎之介さんに……そんな言いづらい言葉を……)」 ぷるぷる
巻 慎之介(ミナカミ)
なんてひどい……
女性(ササニシキ)
「その姿は奴らのかけた呪いによるもの。……それだけなら他人事だったけれど、あの後に私も呪いをかけられた。散々だわ」
女性(ササニシキ)
「奴らの呪いは本物よ。まあ、身をもって知っているだろうけどね」 そう言いながら、しっかり着込んでいた服を少し外して見せる
KP(ササニシキ)
曝け出された肌は、腐ったように醜悪な有様になっていました。昼間とは全く違うと分かります。
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 静かにそれを見ていました。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……それをなんとかするために、わたしになにをさせるつもりですか」
女性(ササニシキ)
「呪いを解く手段は存在する。あなたには、それを入手してきてほしいのよ」
女性(ササニシキ)
「【月のしずく】という薬が存在するの。ある場所も知っている。でも、私は取りに行けない。……だから、あなたが取ってきなさい」
巻 慎之介(ミナカミ)
「……それは、どこに?」
女性(ササニシキ)
「なんとなく想像できない? あなたが連れ込まれた場所の近くに、今のあなたみたいな姿のスタッフが沢山いるお店があったじゃない」
女性(ササニシキ)
「……あのハムスターカフェよ」
巻 慎之介(ミナカミ)
「カフェにくすりおくなや!!」 思わずツッコミ入れちゃう
女性(ササニシキ)
「そんなちっちゃくなっても元気ねえ……」 あらあら……と溢す女性の方は、だいぶ具合がよろしくなさそう。
女性(ササニシキ)
呪いの出ている箇所は痛みもあるらしく、終始脂汗が出ているようなレベル。
女性(ササニシキ)
「……あのカフェのどこかに、ガラス瓶に入れて保管されているそうよ。見た目は、黄色い楕円形の錠剤ね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「きいろいだえんけい……」「わたしもあなたも、それをのめば、もどりますか?」
女性(ササニシキ)
「そのはずよ」 ここはしっかり頷いた 「でもね、」
女性(ササニシキ)
「薬は、ただ普通に飲むだけじゃ効果が出ない。ちゃんと薬を持ってきてくれたら、その飲み方も教えてあげる」
巻 慎之介(ミナカミ)
「わたしはくすりをもってくる、あなたはくすりののみかたをおしえる、そういうことですか」
女性(ササニシキ)
「そう。分かりやすい交換条件でしょう」
巻 慎之介(ミナカミ)
「……わかりました。やりましょう」
女性(ササニシキ)
「話が分かるハムスターで助かるわ」 ハムスターじゃないけどね
巻 慎之介(ミナカミ)
思わずヂャッてなっちゃうな
巻 慎之介(ミナカミ)
「ところで、あなたがとりにいけないのは……あのとき、あらそったからですか?」
女性(ササニシキ)
「……そう、そうよ!あの連中、協力すれば特殊な力を譲ってやるとか言ってた癖に、急に用済みとか言いやがって……!」 苛立たしげに言っている
巻 慎之介(ミナカミ)
「きょうりょく……そのひとたち、なにがたのしくてひとをハムスターに……」 どうどう
女性(ササニシキ)
「挙句、アレは取られてしまったわ……せっかく、人を簡単に魅了できる力を得たと思ったのに……」 ぶつぶつぶつ
KP(ササニシキ)
アレってもしかして……あの甘ったるい香水のことか……? となるかもしれない。
女性(ササニシキ)
「本当、何が楽しいのかしらね。『何かの準備』とか言ってたけれど、詳しくは知らないわ」 >何が楽しくて人をハムスターに
巻 慎之介(ミナカミ)
「……あの、しゅみのわるいこうすい……?」 思わず口に出ちゃうな
女性(ササニシキ)
一瞬だけ、ンギッ!💢 みたいな顔になった
巻 慎之介(ミナカミ)
どうどう……
女性(ササニシキ)
「誰でも簡単に言いなりに出来る力……欲しくない筈がないでしょう! あなただって体験している癖に!」 昼間のアレです
巻 慎之介(ミナカミ)
「あれはさいあくでしたね」
女性(ササニシキ)
「最高に便利なのよ。使う側としてはね」
女性(ササニシキ)
「……」 ちょっとクールダウン 「ああ、あのカフェに忍び込む時間だけれどね……おススメは昼間よ。あの呪術師連中、主に夜間に行動するようだからね。日光が嫌とか言ってたわ」
巻 慎之介(ミナカミ)
「ひるま……てんいんにまちがわれそうですね……」
女性(ササニシキ)
「逆に言えば、店員に紛れて行動できるのよ」
巻 慎之介(ミナカミ)
この上なく嫌そうな顔をしました 「はあ……でも、しかたないですね……」
女性(ササニシキ)
「私はあなたが【月のしずく】を手に入れてくるまで、身を隠していることにするわ。奴らに見つかったら困るからね」
女性(ササニシキ)
そう言いながらしきりに周囲を確認する様子から、見つかることを極度に恐れていることが察せられます。きょろ…きょろ…
巻 慎之介(ミナカミ)
「わかりました。こっちはあなたにでんわできないので、タイミングをみてでんわしてきてください」
女性(ササニシキ)
「ああ、それなら」 電話番号が書かれた紙が地面に投げられました。べちーん!!
鞍馬 今子(ササニシキ)
「あわわ」 ひろった
巻 慎之介(ミナカミ)
決闘か!? そして今子ちゃんサンキュー
女性(ササニシキ)
「また落ち合う場所は指示するわ。目的が達成されたら、連絡をよこしなさい」
女性(ササニシキ)
そう言ってからフードを目深にかぶり、足早に公園を去ってしまいます。
女性(ササニシキ)
すたすたすたすた
巻 慎之介(ミナカミ)
まるで風のようだ 難しい顔をして見送りました
鞍馬 今子(ササニシキ)
「危なくないといいんですが」 心配。電話番号が書かれた紙は仕舞った
巻 慎之介(ミナカミ)
「すみませんが、あしたはカフェまで送ってもらえますか」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「はい。明日もちょうどお休みですから、一日ずっと付き合えますよ」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「明日は早起きですね」 フンス…整理券戦争だ…
巻 慎之介(ミナカミ)
整理券戦争……ウッ 誰かに見つかったらアレですし今子ちゃんハウスに戻っておやすみかな
KP(ササニシキ)
はい、そうなりますね。お家に帰ってグッナイ……になります。
KP(ササニシキ)
特にやりたいことが無ければそのまま明日の朝になりますね。
鞍馬 今子(ササニシキ)
寝る前に「あの……ちょっとだけ撫でても良いでしょうか……」という粛々とした今子のお願いがあるかもしれない 抱えてたじゃんさっき
巻 慎之介(ミナカミ)
特にないかな……? 簡単な意思疎通のためにあいうえおを書き連ねたこっくりさん表的なアレを作っておくくらいかと(使えるかどうかは分からない)
巻 慎之介(ミナカミ)
「いやです」 即答
鞍馬 今子(ササニシキ)
「わーーーーーん」 ><
鞍馬 今子(ササニシキ)
でも強要はしないのであった……フコフコの寝床にそっと慎之介さんを寝かせてオヤスミ……
KP(ササニシキ)
プチこっくりさん表かわいい 作っておこうねぇ…
巻 慎之介(ミナカミ)
夜行性だし今子ちゃんの寝顔を見たりボンヤリしたりして夜を過ごしましょう
KP(ササニシキ)
夜の間は視界がハッキリしているので寝顔見放題です やったぜ
鞍馬 今子(ササニシキ)
「んへへぇ……慎之介さんもふもふですねぇ……」 と明らかに願望がかなっている夢を見てそうな寝言も聞こえるんじゃないかな
巻 慎之介(ミナカミ)
「(そんな無防備に寝たらあかんやろ……いやええんか。俺いまハムスターやし)」
KP(ササニシキ)
では寝顔見放題の夜を経て朝へ……
今子の家
明け方頃になると、あなたの姿は完全なハムスターに戻っている。
白黒でぼやけきった視界が広がり、必要以上に臭いや音を拾ってしまうだろう。
人語も話せなくなっており、獣としての鳴き声が口から漏れ出るだけだ。
巻 慎之介(ミナカミ)
キュー……
KP(ササニシキ)
明け方なので今子はまだ寝ている スヨヨ……
KP(ササニシキ)
起こしても良いし二度寝しちゃってもいい(?)
巻 慎之介(ミナカミ)
頃合いになったら遠慮なくベシベシ叩いて起こしますね
KP(ササニシキ)
☆元々早起き予定だったのでいい目覚まし───!
KP(ササニシキ)
べしんべしん!
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ふあ」 べしべしべし
巻 慎之介(ミナカミ)
【そろそろ起きて準備せなあかんやろ】 べしべしべしべし
鞍馬 今子(ササニシキ)
「あう……いたぁ……なに……な……」
鞍馬 今子(ササニシキ)
ンハッ…… 「……慎之介さん……!! またハムちゃんサイズになったんですね……!」
巻 慎之介(ミナカミ)
キュー……と鳴き声は悲しげだ
鞍馬 今子(ササニシキ)
悲しそうな鳴き声…… 「いけない……このまま慎之介さんが戻れなかったら大変なのに、つい可愛くて……かわ……」
鞍馬 今子(ササニシキ)
かわ……と言いながら昨日切ったお野菜の残りを持ってきますね 朝ごはん
巻 慎之介(ミナカミ)
めちゃくちゃ不服そうな顔をしながらも、お野菜を両手で持ってモモモモと食べていきます
鞍馬 今子(ササニシキ)
「(かわいい…………………………)」 慣れることができない 可愛すぎる
鞍馬 今子(ササニシキ)
言いながらこちらも軽い朝ごはん パン1枚とコーンスープとかそういうの もぐもぐ
巻 慎之介(ミナカミ)
ごはんを食べ終えるとちょっとうとうとしてしまう 頑張って起きてる
鞍馬 今子(ササニシキ)
ウトウトしているのを見守りつつササッと身支度しようね
鞍馬 今子(ササニシキ)
「移動中は寝ていても大丈夫ですからね」 慎之介さんを ポケットに イン
巻 慎之介(ミナカミ)
【そういうわけには……】 と言いつつもポケットの暗さとぬくもりには抗えない
KP(ササニシキ)
うとうと……
KP(ササニシキ)
暗さとぬくもりに包まれて微睡んでいる中、玄関の扉を開いた音が聞こえた気がする……(ハムスターカフェの前あたりまで飛びます)
ハムスターカフェ
朝早くから並べば、ハムスターカフェへ入店することは可能だ。
店内は広い座敷になっており、ハムスターの通路となる背の低い仕切りが設けられている。
部屋の一角へ座れば、人懐っこいハムスターが寄ってきて戯れることができる……
という触れ込みなのだが、今子とあなたの周囲にハムスターは寄ってこなかった。
ハムスターであるあなたには分かる。寧ろ、警戒されている気がする。
KP(ササニシキ)
入店した頃合いでパッチリ起きる慎之介さんなのである。なんだ?警戒されているぞ?
巻 慎之介(ミナカミ)
【……何か、嫌われるようなことしました?】 キューキュー
鞍馬 今子(ササニシキ)
「明らかに他のお客さんと違う感じの……対応……!」 ちょっと寂しい
巻 慎之介(ミナカミ)
【ハムスター目当てじゃないって思ってるんですかね】
鞍馬 今子(ササニシキ)
「慎之介さんの言葉がキューキュー言っているようにしか聞こえないし……」 寂しいね
巻 慎之介(ミナカミ)
探すにしても視界がアレだしな……今子ちゃんにそれらしいものがないか見てもらう……?
鞍馬 今子(ササニシキ)
「けっこう静か……というか、ハムちゃんの鳴き声よりも人の声の方が多いくらいなんですね」 きょろきょろした
巻 慎之介(ミナカミ)
猫なで声ならぬハムなで声が……
KP(ササニシキ)
その今子のコメントを聞いた上で、周囲の音を聞いた慎之介さんは、そうか?となるでしょう。
KP(ササニシキ)
慎之介さんにはメチャクチャ聞こえるのだ。従業ハムたちの声が。
従業ハム(ササニシキ)
『俺、いつまで媚を売れば良いんだよ……』
従業ハム(ササニシキ)
『今月の布教ノルマまであと3人かぁ……面倒だなあ』
従業ハム(ササニシキ)
『早く戻らないと時間がなくなっちゃう』
従業ハム(ササニシキ)
『早く人間に戻してよ……』
巻 慎之介(ミナカミ)
社会の闇……!
KP(ササニシキ)
それらはハムスターの姿にされてしまった、元人間たちの嘆き……!
KP(ササニシキ)
全てではないようですが、あなたと同じような出自のハムスターが多数いるようです。なんてことだ。
KP(ササニシキ)
★正気度喪失【1/1D4】
巻 慎之介(ミナカミ)
【時間がなくなる……早く人間に戻して……?】
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=69 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=69) → 70 → 失敗
巻 慎之介(ミナカミ)
1d4
Cthulhu : (1D4) → 1 → 1
KP(ササニシキ)
えらい。
巻 慎之介(ミナカミ)
闇に耐えた。
KP(ササニシキ)
嘆きの中で、何か有用な情報を呟いている従業ハムはいないのか……? 〈聞き耳〉が可能です。
巻 慎之介(ミナカミ)
うなれハム聴覚!
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=99 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=99) → 7 → スペシャル
KP(ササニシキ)
うなった!!
KP(ササニシキ)
ではこんなことを話している従業ハムたちの声が聞き取れる
従業ハム(ササニシキ)
『治療室には人間に戻る薬があるらしいぞ』
従業ハム(ササニシキ)
『私は実験室って聞いたけど……』
従業ハム(ササニシキ)
『あまりその事は話すなよ。店主に逆らうなんて無理なんだ、地道にノルマを達成するしか……』
KP(ササニシキ)
どうやら<【実験室】らしき場所がある>ようだと分かります。
鞍馬 今子(ササニシキ)
ピタッ……と静かに聞き耳を立てている慎之介さんを、ドキドキしながら見守っている……
巻 慎之介(ミナカミ)
【治療室に実験室……そして店主……】 耳をピクピクさせて、それから今子ちゃんにギーギー言ってます
鞍馬 今子(ササニシキ)
「はっ。慎之介さん、何か分かりましたか」 小声コミュニケーション
巻 慎之介(ミナカミ)
プチこっくりさん表と身振り手振りでハムニケーションを試みたいです
KP(ササニシキ)
その意気や良し。ハムニケーションwithぷちこっくりさん表とあれば、幸運に+10くらいオマケしちゃう
巻 慎之介(ミナカミ)
KPのやさしみ。
KP(ササニシキ)
レッツハムニケーション!
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=(15*5+10) 幸運
Cthulhu : (1D100<=85) → 3 → 決定的成功/スペシャル
KP(ササニシキ)
すごない?
巻 慎之介(ミナカミ)
やはり才能がある
KP(ササニシキ)
ハムスターランゲージの才能がある
鞍馬 今子(ササニシキ)
「じ、つ、け、ん、し、つ……このカフェのどこかにあるという噂が……ふむふむ……!」
KP(ササニシキ)
作って良かったこっくりさん表
巻 慎之介(ミナカミ)
サンキューこっくりさん表 今子ちゃんの言葉に頷きます
KP(ササニシキ)
ここで今子にアイデアを振らせようかと思ったのですが クリティカルだったので自動成功にしちゃう
巻 慎之介(ミナカミ)
やったぜ
鞍馬 今子(ササニシキ)
「今の慎之介さんだったら、天井裏の……通気管の移動も、楽々できますよね。誰にもバレないように部屋を探すとしたら、それが一番いいかなって思うんですけど……」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「けど…………」 本人の潔癖をちょっと心配している
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 ものすごく嫌そうな顔をしますが、渋々といった様子で頷きます。 【背に腹は代えられません】
鞍馬 今子(ササニシキ)
「帰ったらしっかり洗いましょう」 ぐっ……!(こぶしを握ってファイト!のポーズ)
巻 慎之介(ミナカミ)
【ではその間、他のハムスターには出来るだけ優しくいたわってあげてください】
鞍馬 今子(ササニシキ)
「? 分かりました」 頷いた
巻 慎之介(ミナカミ)
【多分伝わってへんな……】
鞍馬 今子(ササニシキ)
何か指示をされたことだけは伝わったのであった……
巻 慎之介(ミナカミ)
天井裏スニーキングミッションは……なんだろう、登攀……?
KP(ササニシキ)
では 客が入れる通気口がある場所と言えば……トイレ……!と、トイレに移動し、ソッと通気口に入れられる慎之介さん
KP(ササニシキ)
今子の身長がそこそこ高いので登攀の必要もなく侵入できます。やったぜ。
巻 慎之介(ミナカミ)
やったぜ。通気口から顔を出して今子ちゃんに小さく手を振って、それから出発していきましょう
鞍馬 今子(ササニシキ)
「(やっぱり可愛い……)」「気を付けて、無理しないでくださいね…!」 見送った
通気管
通気管の中は閉塞的で暗く、獣臭に満ちていた。
奥に向かって進んでいくと、幾つかの光が見える。
それらは全てぼやけており、詳しく様子を見るためには近くまで行くしかなさそうだ。
巻 慎之介(ミナカミ)
うーん不穏。気持ち抜き足差し足で近くまで行ってみますね
KP(ササニシキ)
抜き足……差し足……忍び足……トテトテと進んで行けば、<薬品臭が強い場所がある>と分かります。
巻 慎之介(ミナカミ)
これは……あやしい……誰かの気配はありますか?
KP(ササニシキ)
今の時点で確認できるのは、「ジジッ」「ギュッ」という鳴き声が聞こえてくることですね。同胞が居る気がする。
KP(ササニシキ)
慎之介さんには「おなかすいた」「ねむたい」と言った、他愛のない言葉に訳されます。
KP(ササニシキ)
もうチョト近付いてみたら更に色々わかりそう
巻 慎之介(ミナカミ)
軽率にもうチョト近づいてみましょう
KP(ササニシキ)
ソソソッ
研究室?
薄明りが灯る部屋を見下ろせば、木の匂いと薬品臭がする。
薬品臭と言っても刺激臭ではなく、病院の消毒液のような趣のものだった。
物音はほとんどが木を擦るように移動する音だ。恐らくは、ハムスターたちが動いている音だろう。
鳴き声は少ない。眠っているハムスターが多いのだろうか。
部屋の中には、微かではあるが人間のにおいも存在している。
ガラスと金属の擦れ合う音がすることから、実験器具を動かしている様子が想像できる。
KP(ササニシキ)
〈アイデア〉に成功すると、フワッと人間ヴィジョンを想像することが出来ます。
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=(11*5) アイデア
Cthulhu : (1D100<=55) → 38 → 成功
KP(ササニシキ)
よきよき!
巻 慎之介(ミナカミ)
よしよし
KP(ササニシキ)
では人間ヴィジョンだとこんな感じなんだろうな…と ほわんほわんほわんまきまき~
KP(ササニシキ)
『積み重なった木の箱がある。その中にハムスターたちが居る』
KP(ササニシキ)
『箱の傍らにはランプ明かりに照らされた人影が動いている』
KP(ササニシキ)
ここから何かしてみますか? それとも様子を見る?
巻 慎之介(ミナカミ)
もう少し様子を見るかな……? ハム達に何をしてるのか、目的の薬がありそうかどうか検討が付かない
KP(ササニシキ)
うんうん それでは様子を見ていると、ハム達は先ほどまでと変化なく各々過ごしている様子です。ねむい~とかハラヘリ~とか聞こえる
KP(ササニシキ)
そんなハム語の呟きを拾っている中で、一言だけはっきりと、慎之介さんに向けた言葉が放たれます。
男性の声(ササニシキ)
「……おや。よそハムスターが紛れ込んだようだね」
男性の声(ササニシキ)
「敵対の意志は無い。安心して出てきなさい」
KP(ササニシキ)
椅子を動かし、立ち上がるような音がします。それ以上に音はせず、声だけが掛けられている状態です。
巻 慎之介(ミナカミ)
し……信用できねえ……一歩引いて様子を見ます
男性の声(ササニシキ)
「おや、警戒されてしまっているようだね……人間ならばまだしも、神に誓って神の使徒であるハムスターを傷つけるなどしない」
男性の声(ササニシキ)
「……私は、大いなるハムテト神を信奉する者。新しき神の使徒よ、歓迎しよう」
巻 慎之介(ミナカミ)
【神の使徒とか何言ってんやコイツ】
男性の声(ササニシキ)
「何を言っているのか……か。確かに、無理に理解してもらおうとは思わない。ハムテト神は崇高なる存在だからな」
KP(ササニシキ)
どうやらこの男性、慎之介さんの話すハム語が理解できるようです。
巻 慎之介(ミナカミ)
【俺の言葉分かんのかコイツ】
男性の声(ササニシキ)
「ああ、分かるとも。そのような場所を通って、探し物でもあるのかな。何か力になれるかもしれない。降りてきてはくれないか」
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 めちゃくちゃ警戒しながら降りますね……
信者(ササニシキ)
「ありがとう、神の使徒よ。名を名乗っていなかったね。私は偉大なるハムテト神に仕える者、ミックと言う」
巻 慎之介(ミナカミ)
【はあ、そうですか……】
ミック(ササニシキ)
「さて、迷える神の使徒よ。YOUは何しにこの研究室へ?」
巻 慎之介(ミナカミ)
【ええと……ミックさんはここで何を?】
KP(ササニシキ)
同時に質問を投げ合ってるのじわじわくる
巻 慎之介(ミナカミ)
ふふふ 【探し物があって】 とだけ答えましょう
ミック(ササニシキ)
「私はここで、何者かにハムスターにされた人間たちを保護している。カフェは見たかな?」
ミック(ササニシキ)
「あれは言わば、居場所の提供なのだよ」
ミック(ササニシキ)
「探し物……一体このような場所に、何を探しに来たのかな」
巻 慎之介(ミナカミ)
【保護の割にはわりと過酷な労働環境みたいですけど】
巻 慎之介(ミナカミ)
【月のしずくという薬はご存じですか】
ミック(ササニシキ)
「過酷な労働環境か。それは、『人間に戻りたい』と要求した使途に課せられたノルマから、そう見えるのかもしれないな」
ミック(ササニシキ)
「月のしずく……ハムテトの加護を込めた、霊薬のことだ。別名がそのような名前だった筈だ」
ミック(ササニシキ)
「何を隠そう、その月のしずくを与える条件が、ハムスターカフェでノルマ以上の常連を作ることなのだ」
巻 慎之介(ミナカミ)
【それがここにあると聞いて来ました。もしお持ちでしたら、いくつかゆずってほし……】 とか言った矢先にノルマ出されちゃったな
KP(ササニシキ)
具体的な常連の人数も教えてくれますが、かなり途方もないです。慎之介さんが通るルートではないでしょう(ぶっちゃけKP)
巻 慎之介(ミナカミ)
【……それ、あげる気ないでしょう】
ミック(ササニシキ)
「せっかく神の使徒となった姿を混沌の膿に戻すなど、ハムテト信者としては許しがたいものなのだよ」
ミック(ササニシキ)
「戻ることが出来る選択肢を与えているだけ、ハムテト神の慈悲に感謝して頂きたいものだ」
巻 慎之介(ミナカミ)
【つかぬことをお伺いしますが、あなたが人間を神の使徒の姿に……?】
ミック(ササニシキ)
「それは断じて違う、神の使徒よ。私は人間のような混沌の膿を、神聖なるハムスターの姿に変えるなど考えたこともない」
ミック(ササニシキ)
「我々が行っているのはあくまでも、何者かに姿を変えさせられたハムスターを保護しているだけなのだ」
巻 慎之介(ミナカミ)
【はあ、なるほど……もしかして、私のことも保護するつもりですか】
ミック(ササニシキ)
「出来れはそうさせてもらいたいが……その前に」 ここで言葉を止めて、指をパチンと鳴らす。
KP(ササニシキ)
パチィン……(セルフSE)
巻 慎之介(ミナカミ)
なんて見事な指パッチンだ……
KP(ササニシキ)
すると、木箱の中からハムスターたちがわらわらと出てくる。通気口への通り道をみちみちに塞いでしまいました。
ミック(ササニシキ)
「次は私に話をお聞かせ願いたい、お坊ハムさん」
巻 慎之介(ミナカミ)
【……断りたくても断れない雰囲気ですね】
ミック(ササニシキ)
「君はハムスター歴が非常に浅いね。多くても数日と言ったところか。そんな君が、ここへ侵入することをすぐに思いつくのは不自然だ」
ミック(ササニシキ)
「どこから聞いたのかね? 月のしずくの話を」
巻 慎之介(ミナカミ)
【それを聞いてどうするつもりですか?】
ミック(ササニシキ)
「なに、君の害になることはしない。なにせ君は神の使徒の姿を持っているからね」
ミック(ササニシキ)
「参考までに、先日信者の中で裏切りを行った不届き者が出たという報を受けている。隠すとしても時間の無駄だとお知らせしておこう」
巻 慎之介(ミナカミ)
【あなたは私がハムスターの姿だから尊重してくれていますが、もし私が人間に戻ったら、その時に何かするつもりですかね】
ミック(ササニシキ)
「そういう話ではないかな、お坊ハムさん」
ミック(ササニシキ)
「裏切り者は、この場所についての情報漏洩を行っているようなのだ。そのような輩を野放しにしていれば、いずれ神の使徒たちに被害が及ぶかもしれない」
ミック(ササニシキ)
「ここの情報が漏れることを避けたいだけなのだ。神の使徒を守るのが我々の役割なのだから」
巻 慎之介(ミナカミ)
【…………】 はあ、とため息をついた 【私をこの姿にした連中の仲間……だった人、ですよ】 とだけ答えます
ミック(ササニシキ)
「ありがとう。恐らく我々の言う裏切り者と、君の言う人間は合致しているだろう」
ミック(ササニシキ)
「君に頼みがある。よろしいかな。聞いてくれるのならば、霊薬を君に差し上げよう」
巻 慎之介(ミナカミ)
【内容次第です】
ミック(ササニシキ)
「ふむ」
ミック(ササニシキ)
「件の裏切り者を始末してくれると言うのなら……霊薬を渡し、君を見逃そう」
ミック(ササニシキ)
「我々が危険視しているのは、情報漏洩に加え、“裏切り者がこちらへ害を及ぼす可能性”だ」
ミック(ササニシキ)
「そうさな……始末とまでいかずとも、最低ラインとしては今後はこちらへ関わらないように言い伏せてもらいたい」
巻 慎之介(ミナカミ)
【犯罪はしたくないので、平和的に解決する方向でよければ】
ミック(ササニシキ)
「うむ、分かった。君の要望は飲もう」
KP(ササニシキ)
話を受けてくれるということで……と、ミックは仕舞われていたガラス瓶を取り出してきます。
ミック(ササニシキ)
「これがハムテト神の霊薬だ」
巻 慎之介(ミナカミ)
【これが……】 だがよく見えない
ミック(ササニシキ)
近眼なのを分かっているので、ちゃんと近くに寄せて見せてくれる 優しい
KP(ササニシキ)
ガラス瓶に入った、薄黄色いカシューナッツのような形の錠剤でした。聞いていた見た目と大体合ってる。
巻 慎之介(ミナカミ)
やさしい ピスピス匂いを嗅いだ
KP(ササニシキ)
ぴすぴす……特ににおいはしない……不思議だ……
ミック(ササニシキ)
「この場で飲んでしまうことをおススメする。霊薬を使っても、効果が出るのには時間がかかるからな」
巻 慎之介(ミナカミ)
【……そのまま飲めばいいんですか?】 ジト……と思いっきり怪しんでいる
ミック(ササニシキ)
「ああ、水無しでも問題ない。……何か不安でもあるのかね?」 不思議そうな声が降ってきた
巻 慎之介(ミナカミ)
【ただ普通に飲むだけでは効果がない、と聞いたものですから】
ミック(ササニシキ)
「ふむ? ……霊薬に、そのような要素は無いはずだ」
ミック(ササニシキ)
「向こうも、ブラフを混ぜながら君を利用しようとしたのかもしれないな」
巻 慎之介(ミナカミ)
【かもしれません。必死な様子でしたから】
ミック(ササニシキ)
「とにかく、普通に飲んでも何も問題はない。安心して飲んでしまいなさい」
巻 慎之介(ミナカミ)
【ひとまずこの場で一錠頂きますが、効かなかった時のために予備を何錠かいただけますか】
ミック(ササニシキ)
「ムム、それは聞けない相談だ。あまり沢山の霊薬を渡すのは、非常に頂けない」
ミック(ササニシキ)
「君にその意思がなかったとしても、他の使徒に行きわたってしまう可能性がゼロとは言えないからね。効果のほどは、私が保証する」
巻 慎之介(ミナカミ)
【そうですか。ではあと一錠だけ、余分に下さい。有効な交渉材料になります】
ミック(ササニシキ)
「なるほど、交渉材料か。それならば仕方がない。ただ、約束して欲しい……他の使徒へは、絶対に渡さないように」
巻 慎之介(ミナカミ)
【分かりました。不当にハムスターにされたのなら元の姿に戻してやった方が自然だとは思いますが……そちらがそういう主義なら、仕方ないですね】
ミック(ササニシキ)
「ああ、こちらにはこちらのルールがあるのだ。君は特例なのだよ」
KP(ササニシキ)
ということで、慎之介さんが今飲むためのものと、交渉材料としてもう一粒もらったもの。合計で二粒の月のしずくが手に入りました。
巻 慎之介(ミナカミ)
ヤッタァ めちゃくちゃ警戒してスンスン匂いを嗅いでちょっとなめたりしますが、覚悟を決めて一粒飲みましょう。
KP(ササニシキ)
ぱくっ……
KP(ササニシキ)
慎之介さんが月のしずくを服用してみると、なんとなくひまわりの種のような味がしました。
KP(ササニシキ)
ひまわりの種だなあ……と思った直後、摩訶不思議な光景が目に浮かぶ。
───目の前に、火で象られた文字のようなものが浮かんで見える。
頭へ焼き付くような爛々とした火の文字は、直ぐに霧散してしまった。
KP(ササニシキ)
思わず目をギュッと瞑ったりしてしまうかもしれない。その後、目を開くと……人間らしい、ハッキリとした視界を取り戻していました。
巻 慎之介(ミナカミ)
【…………】 ぱちくり
ミック(ササニシキ)
ミックの姿も初めてハッキリみえる 普通のおじさん
ミック(ササニシキ)
「どうかね、人間に戻る兆しが出ていないかな。言葉も少しは話せるかもしれない」
巻 慎之介(ミナカミ)
【……意外と普通のオッサンですね】
ミック(ササニシキ)
「ハハハ、神の信者がみんな特徴的な人間だったら、たまったものじゃあないからな」
KP(ササニシキ)
ちなみにミックの言葉通りに、舌ったらずのひらがな語を話せるようになってます。やったぜ。
巻 慎之介(ミナカミ)
【もっとこう、いかにも教祖! って感じなのかと】
巻 慎之介(ミナカミ)
やったぜ。でもまだあざといぜ。
ミック(ササニシキ)
「あくまでも一介の信者だからな」 はっはっは
ミック(ササニシキ)
「さて服用さえしてしまえば、明日の朝には完全に元通りの筈だ。少々残念ではあるが……」 しょもしょも
巻 慎之介(ミナカミ)
「またあたらしいハムスターをみつけてくだしゃい」
ミック(ササニシキ)
「そうさせてもらおう。他にも保護すべき使徒が沢山いるかもしれないからな」
KP(ササニシキ)
人間に戻れる。そう確信できて安心してしまったのか、慎之介さんは抗いがたい眠気に誘われてしまいます。
KP(ササニシキ)
うとうと……うとうと……
巻 慎之介(ミナカミ)
「では、ありがとうございました」 って言おうと思ったらこれだよ うとうと……
KP(ササニシキ)
うとうとした意識の中で、ミックの言葉が聞こえてきます。
ミック(ササニシキ)
「約束通り、裏切り者の始末は任せた」
ミック(ササニシキ)
「裏切った女の名は、岡鹿 鈴都(おかろく れいと)という。頼んだぞ」
KP(ササニシキ)
その言葉を聞き終えるか聞き終えないか……そんな頃合いで、慎之介さんの意識は眠りの中へ。
KP(ササニシキ)
ちょっぴり耳障りな、虫の羽音のような音が聞こえた気がしながら。
ハムスターカフェ
スタッフ(ササニシキ)
「……、…………」
スタッフ(ササニシキ)
「お客様の中に、お連れハムスターさんをお探しの方はいらっしゃいますか?」
KP(ササニシキ)
ハムスターカフェのスタッフの呼びかけで、慎之介さんは目を覚まします。まだちょっと眠い。ぽやぽや
巻 慎之介(ミナカミ)
【…………】 ぱちぱちとまばたきをして、それからぐっと伸びをします
鞍馬 今子(ササニシキ)
「は~い」 慌てて立ち上がってくる今子の様子も見える
スタッフ(ササニシキ)
「店長が見つけてくださったんです。次はお気をつけくださいね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「はい……すみません……」
KP(ササニシキ)
そんなやりとりを経て、慎之介さんは今子の元に戻ってきます。再び今子のポケットにインして、ハムスターカフェを後にすることになるでしょう。
巻 慎之介(ミナカミ)
「(今は……喋ったら周りが大変なことになりそうですね……)」 大人しくインされた
鞍馬 今子(ササニシキ)
「それじゃあ帰りましょうか」 小声で慎之介さんに言う感じであった
巻 慎之介(ミナカミ)
ヂャッと短く返事をした
KP(ササニシキ)
くそっ可愛い
今子の家
KP(ササニシキ)
その後うとうとしたりしながら帰路につき、無事に今子の家に辿り着く一人と一匹。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「研究室?でしたっけ。見つかりました?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「みつかりましたし、のみました」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「そうなんですね!それはよかっ」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「もう喋れるんですか!?」 まだ明るいのに!?
巻 慎之介(ミナカミ)
「くすりをのんだら、すぐにしゃべれるしみえるようになりました。あしたのあさにはもどれるみたいでしゅ」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「(かわいい……)」
巻 慎之介(ミナカミ)
ヂャッ💢
鞍馬 今子(ササニシキ)
きゃーーー!!
鞍馬 今子(ササニシキ)
「でも良かった……ほっとしました」
巻 慎之介(ミナカミ)
「で、くすりをもらうかわりに、あのひとをせっとくしろと」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「せっとく」 説得
巻 慎之介(ミナカミ)
「こんご、あのみせにかかわらないように、と」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「確かに、ちょっと危ない感じの人でしたからね……」 なるほどな
巻 慎之介(ミナカミ)
「でんわで、よんでもらえますか」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「はい、分かりました」 では電話する!
鞍馬 今子(ササニシキ)
一応スピーカーモードにしながら電話をかけてみることにする ぽちぽち
KP(ササニシキ)
1コール鳴り終えるか終わらないか、という早さで電話が取られます。
女性(ササニシキ)
『……ッ、ちょうどよかった、今ちょうど電話しようとしてたのよ』
女性(ササニシキ)
『……呪いの悪化が、思ったよりも早いの。薬、手に入ったのね? 急いで私が今から言うところに来なさい』
女性(ササニシキ)
非常に焦った早口で、場所と時間を指定されます。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「えっ、あ、あの……」
女性(ササニシキ)
ぶつん!!!!!(電話を切るSE)
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 黙って場所と時間を聞いていた
鞍馬 今子(ササニシキ)
「すごく……焦ってるみたいでしたね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「……ですね。いきましょう」
KP(ササニシキ)
待ち合わせは近くの工事現場、時刻は真夜中でした。焦っているけど、人目が全くない時間を求めているのかも。
KP(ササニシキ)
特にやることが無ければ真夜中まで時間を進めようと思います!
巻 慎之介(ミナカミ)
特にやることは……ないかな……?
KP(ササニシキ)
はいよっ ご飯をちゃんと食べたりして供えよう……
巻 慎之介(ミナカミ)
モモモモ……
鞍馬 今子(ササニシキ)
この食事風景も今回が見納めかあ……とまじまじ眺める今子がいたんだよ
巻 慎之介(ミナカミ)
1モフさせてと言われたら威嚇を返すのだなあ
鞍馬 今子(ササニシキ)
ひーーーん><
KP(ササニシキ)
ちなみに月のしずく2粒目ですが、スタッフさんから今子に引き渡される際に、今子が一緒に貰ってます。ちっちゃいガラスの瓶に入ってる。
KP(ササニシキ)
それではシーンを飛ばして、時刻は真夜中へ。慎之介さんと今子は、指定された場所に向かいます。