自殺回路 (2018/02/03 - 2018/02/10)

SCENARIO INFO

Writer/コトナ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ササニシキ
PC1/巻 慎之介(ミナカミ)

INDEX

1日目1日目-22日目アフタープレイ

導入

KP(ササニシキ)
それでは、導入を始めてまいります。
KP(ササニシキ)
慎之介さんは年末年始の社畜フィーバーを越え、いつ来るか分からない新年号に対してどうしたもんかと頭を抱える同僚さんを眺めたりする頃合いでしょうか。というか慎之介さん自身も頭抱えてるんでしょうか。新年号どうなるんだろうね。
巻 慎之介(ミナカミ)
元気モリモリご飯パワーはやめてほしいですね。
KP(ササニシキ)
アレは国民の腹筋が持ちませんね。
KP(ササニシキ)
そんなある日のまだまだ寒い昼下がり。慎之介さんが街中にいると、知っている声が慎之介さんの名前を呼びました。
巻 慎之介(ミナカミ)
おっと誰でしょう。何となく予想は付くけども。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「あ、巻さん! こんにちは」 今子ですね。買い物帰りなのか、スーパーのビニール袋を持ってます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「ああどうも。買い物帰りですか」 軽く一礼しましょう。相変わらず可愛い。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「そうなんです。お鍋でも作ろうかなあって。 ……寒いですけど、巻さんはお変わりないですか?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「鍋ですか。いいですね。同僚がインフルエンザにかかったりしてますが、私自身はこの通り」
巻 慎之介(ミナカミ)
「鞍馬さんも風邪とか引いてないですか」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「しょ、職場の方……!ゆっくり休んで欲しいですね……」 おろろ。 「私は元気です。寒いので、朝起きるのが大変だなあってくらいです」 はーって白い息吐きながら
巻 慎之介(ミナカミ)
「今年は冷え込みがきついですし、先日の雪とか大変でしたね。帰る時は死ぬかと思いました」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「電車もバスも止まっててすごかったですね……路面もびちゃびちゃでしたし……」 転んだとは言わないけどきっと転んだ。
巻 慎之介(ミナカミ)
「そうならない頃合いを見計らって、木ノ下さんも誘って、また久しぶりに鍋とか食べに行きましょうか」 タイツは無事だったんだろうか……
鞍馬 今子(ササニシキ)
「わっ、いいですね!もう少し暖かくなったら……うふふ」 嬉しそうな感じでパッと笑います
巻 慎之介(ミナカミ)
ハァかわいい
巻 慎之介(ミナカミ)
つい中の人が出てしまう。 「暫くは修羅めいた残業にはならないと思いますし……大丈夫でしょう、たぶん」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「むっ、無理はしないでくださいねぇ……!!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「常日頃無理はしたくないと考えてますが、こればかりはどうにも。鞍馬さんも仕事で無理はなさらずに」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「エンジニアさんは本当にお忙しいんですね……」 恐らく時々大変なことになってる幼馴染を連想したりもする
鞍馬 今子(ササニシキ)
「……あっ。そういえば私、近々北の方に出かけることになって」 思い出したように話しますね。 「せっかくなので何かお土産を……食べ物とご当地グッズだったら、どっちがいいでしょうか!」 ふんす。
巻 慎之介(ミナカミ)
「北ですか。この寒い時にまた寒いとこに行くような真似を……」
巻 慎之介(ミナカミ)
「どちらかと言えば食べ物で」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ちょっと商品の買い付けにですね……防寒対策はしっかりします!」 ふんす(2回目) 「わかりました!美味しいもの、探してきますね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「買い付けとはそっちの仕事もなかなか大変そうですね。体調にはお気を付けを」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ありがとうございます、気を付けます。 これでもあんまり風邪とかひかない方なんです!」
巻 慎之介(ミナカミ)
(鍋の席で買ったものについて熱く語られたらどうしよか……) などと少し考えなくもない。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「……あっ。寒いのに結構話しこんじゃいました。 三日くらいの予定なので、帰ってきたらご連絡しますね!それじゃあ」 ぺこりと礼をしてから、手をパタパタ振ってフェードアウトやで。
巻 慎之介(ミナカミ)
「では」 手を振り返してさよならですね。
KP(ササニシキ)
他愛もないのんびりとした雑談を済ませ、今子と慎之介さんは分かれました。
KP(ササニシキ)
では、時間を飛ばしますね。
KP(ササニシキ)
さて、三日後のことです。
KP(ササニシキ)
慎之介さんがいつも通りに一日を過ごしていると、スマホの着信音が鳴り響きます。
KP(ササニシキ)
番号は電話帳に登録されていないものですが、変な番号ではありません。普通の携帯の電話番号って感じです。
KP(ササニシキ)
出ますか?('ω')
巻 慎之介(ミナカミ)
なんかもうBGMからしてソレじゃん。出ますよ。
KP(ササニシキ)
電話に出ると、女性の声が聞こえてきます。
女性(ササニシキ)
『えー、もしもし。どうも。巻慎之介さんの携帯電話で間違いないでしょうか?』
巻 慎之介(ミナカミ)
「はい、そうですが。どちら様でしょうか」
KP(ササニシキ)
返事をすると、一気に語調を緩ませながら電話主が続けます。
佐直 翠子(ササニシキ)
『よかった。私は佐直 翠子(さなお すいこ)って言います。骨董品店「翠緑堂」の店主だよ。ああ、別に覚えなくてもいい』
巻 慎之介(ミナカミ)
「骨董品店……? もしかして、鞍馬さんの職場の?」
佐直 翠子(ササニシキ)
『ご名答。うちの店員と交流があったと聞いてね。誠に勝手ながら、訃報をお届けに来た次第さ』
巻 慎之介(ミナカミ)
「は? 訃報?」
佐直 翠子(ササニシキ)
『そう、訃報。 ……あの子ね、自殺したよ』
巻 慎之介(ミナカミ)
「……自殺? 鞍馬さんが?」
佐直 翠子(ササニシキ)
『そう』 対面してたらゆっくり頷いてそうな雰囲気を感じます。 『だから、葬儀のご案内さね。実家でご家族が行うんだと。よかったら参列してやって』
巻 慎之介(ミナカミ)
「待ってください。自殺って何でですか。仕入れに行くとか元気に仕事してたじゃないですか。何か悩んでる様子もありませんでしたし」
佐直 翠子(ササニシキ)
『私だって、何も心当たりがないから参ってる』 ちょっと強めな語調になりましたね。
佐直 翠子(ササニシキ)
『あの子、自殺なんてする子じゃないからね。遺書も何も無かったそうだよ?はあ……』
巻 慎之介(ミナカミ)
「……すみません、あなたも私と同じ立場なのに踏み込みすぎました。鞍馬さんの実家はどちらに」
佐直 翠子(ササニシキ)
『いいや。驚くよねぇ普通は』 もう一回溜め息が聞こえてきました。 『そんじゃ、これから言うから。メモよろしく』と住所を教えてくれますね。
巻 慎之介(ミナカミ)
住所メモして、それではと通話を切る感じかな……。
佐直 翠子(ササニシキ)
こちらも『他にも連絡入れるところがあるからさ』って感じに通話を終えます。ツーツー(電話が切れた音)
KP(ササニシキ)
特にやることなく時間進めて大丈夫そうです?('ω')
巻 慎之介(ミナカミ)
そうですね、喪服の準備とかして葬儀に参列します。
KP(ササニシキ)
はい、了解です。進めます。
KP(ササニシキ)
それでは葬儀の日。教えてもらった住所に、慎之介さんはやってきました。
KP(ササニシキ)
大きめな平屋建ての一軒家といった感じですね。玄関先には、『御霊前』と提灯がかけられています。
KP(ササニシキ)
すでに、喪服に身を包んでいる、今子の知り合いと思わしき人たちが来ていますね。
巻 慎之介(ミナカミ)
PC的には初対面でもPL的には見たことのある人がいるんだ。わかる。
KP(ササニシキ)
もうメッッッチャいるでしょうね。褐色の兄弟とか明らかに手伝いに来てますもん。お隣さんだから。
女性(ササニシキ)
んで、玄関から少しだけ離れたあたりで、煙草を吸っている女性がいます。
女性(ササニシキ)
慎之介さんに気付くと、灰皿に煙草をぐりっとしてから歩み寄ってきます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「この度はご愁傷様です」 頭を下げて記帳したり香典渡したりします。
巻 慎之介(ミナカミ)
歩み寄ってきた人にも一礼するぞ。
女性(ササニシキ)
「あんた、巻さんかな?私だよ、電話した佐直」 記帳やら香典渡し終えたあたりで、一礼しつつ話しかけてきますね。
巻 慎之介(ミナカミ)
「ああ、あの時の。ご連絡いただきありがとうございました」
佐直 翠子(ササニシキ)
「いえいえ。来てくれてどうも。 ……ご両親、忙しそうだからね。まず顔を見に行ってあげて」
佐直 翠子(ササニシキ)
「ちょいと広い家だし、お座敷までは案内するよ」 とか言いながら先導してくれます
巻 慎之介(ミナカミ)
「お願いします」 豪邸だ……
KP(ササニシキ)
ちょっと横に広い古民家ってだけだから!!
KP(ササニシキ)
お座敷に向かうまでの途中、廊下で<聞き耳>をどうぞ。
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=78 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=78) → 75 → 成功
KP(ササニシキ)
んではこんな会話が聞こえてきましたね。
女性(ササニシキ)
「飛び降りたらしいよ、ビルの屋上から」
男性(ササニシキ)
「なんでそんなことを……?」
巻 慎之介(ミナカミ)
(飛び降り……ほんま、何で自殺なんかしたんや……?) 不思議ですね。
佐直 翠子(ササニシキ)
会話を聞いて、ハァ……と溜め息吐きます。 「飛び降りなんて、全然想像できないもんだけどねぇ」 ぼそりとぼやいてる。
巻 慎之介(ミナカミ)
「こうして会場に来てる今も、悪い冗談なんじゃないかって思いますよ」
佐直 翠子(ササニシキ)
「本当にねぇ。それだったらどれだけいいか。 ……と、ここだよ」
KP(ササニシキ)
お座敷に着きましたね。奥の方に、祭壇と棺が見えます。
巻 慎之介(ミナカミ)
笑顔の遺影つらい……
KP(ササニシキ)
笑顔だろうなあ……
巻 慎之介(ミナカミ)
静かに歩いて棺の方に向かいます。
KP(ササニシキ)
はい。慎之介さんが棺の方に向かうと……血は拭き取られ、綺麗な状態になっている今子の遺体が横たわっているのが見えますね。
KP(ササニシキ)
穏やかに目を閉じている姿は、眠っているようにしか見えないでしょう。
巻 慎之介(ミナカミ)
でも目を覚ますことはないつらみ
KP(ササニシキ)
そうなんですよねえ。その目が再び開くことは無く、慎之介さんの名前を呼ぶことも二度とありません。
KP(ササニシキ)
……横たわる今子の身体は、悲しいほどに静かです。『これは死んでいる』と、嫌でも確信してしまうほど。
KP(ササニシキ)
今子が亡くなったことを完全に理解した慎之介さんは、【1d4/1d6】の正気度ポイントを喪失します。
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=61 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=61) → 38 → 成功
巻 慎之介(ミナカミ)
1d4
Cthulhu : (1D4) → 2
巻 慎之介(ミナカミ)
61→59
KP(ササニシキ)
つよいこ。でも胸がほんのりギュッとしたかもしれない。
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 棺の淵にそっと指をかけて何かをこらえていましたね。
KP(ササニシキ)
そうしていると……周りの話し声、他の参列者の気配が、スッと。全て消え失せます。
KP(ササニシキ)
こつん、こつん、と。畳敷きの部屋にも関わらず、まるで固い床を革靴で歩いているような足音が聞こえてきました。
KP(ササニシキ)
足音は、慎之介さんの隣にやってきたあたりで、ぴたりと止まります。
KP(ササニシキ)
その方向を見ますか?
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………?」 見ますね。
???(ササニシキ)
見ると……スーツを着た、白髪で褐色肌の男が立っていますね。
???(ササニシキ)
彼は楽しそうな顔で口元を手で覆い笑いながら、
???(ササニシキ)
「御愁傷様です」と、慎之介さんに話しかけてきます。
巻 慎之介(ミナカミ)
イイ表情しやがるぜ。 「そうですね、この度は本当に……」 ちょっと困惑しながらも棺の方をチラ見したりする。
???(ササニシキ)
「ええ、ええ。そうですね。そうでしょうとも」 ニッコニコ
???(ササニシキ)
「……アナタ、彼女が死んだことについて、納得がいかないような顔をしていますね?」
巻 慎之介(ミナカミ)
(葬儀の場でそんな笑うとかこいつアホちゃうか?) とか思わなくもない。
巻 慎之介(ミナカミ)
「え。まあ……確かに、納得はしていませんが……」
???(ササニシキ)
「妙に引っかかる。彼女の死は、本当に周りが言う通りのものなのか?と……違和を感じる顔です」
???(ササニシキ)
「そんなアナタに、ご提案があるのです」
???(ササニシキ)
「もしも彼女が死なない未来が、あるのなら……やり直してみたくは、ありませんか?」
KP(ササニシキ)
男は、慎之介さんの目を覗き込みます。その瞳は、なんだか不思議な光を湛えています。
巻 慎之介(ミナカミ)
「は?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「何をアホみたいなこと言うてるんですか」
???(ササニシキ)
「アホみたいなこと。ええ、そうですね。そう考えるのが普通だ。しかしワタシでしたら、可能にできるのですよ」 ニコニコ
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 こいつ頭おかしいんちゃうかとか言いたげな顔をしていますね。
???(ササニシキ)
「……ふむ。やり直さないのですか?」
巻 慎之介(ミナカミ)
辺りを軽く見渡してみます。自分たち以外には誰もいないのかな。
KP(ササニシキ)
参列者やら関係者やら、いた人間はみんないなくなってますね。静かです。
巻 慎之介(ミナカミ)
ペロッ……これはオカルト沙汰……!!
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 辺りを見渡してから、少し考えてから頭をがしがしと掻きます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「こういう妙なことは逃げるより話に乗ってやり過ごした方が良い。やり直せばいいんでしょうやり直せば」 と彼の提案に仕方なく頷きます。
???(ササニシキ)
「おや、初めてではないようなお返事ですね。 まあ良いでしょう。実に結構」
ロクロ(ササニシキ)
「……申し遅れました。ワタシの名前はロクロ。どうぞよろしく」
巻 慎之介(ミナカミ)
「オカルトは大ッ嫌いなんですがね。仕方ないでしょう」
ロクロ(ササニシキ)
「お嫌いなところで恐縮ですが、お付き合い頂ければ?」 全然申し訳なく思ってない感じでニヤニヤしてますね。
ロクロ(ササニシキ)
「では、早速。お手を拝借いたしますよ」 そう言いながら、慎之介さんに向かって手を差し出します。握手をしたい感じ。
巻 慎之介(ミナカミ)
「はいはい」 超しぶしぶながら握手をしましょう。
KP(ササニシキ)
慎之介さんがロクロの手を掴むと……周囲の景色が、一瞬で変貌します。

不思議な空間

目を開けるとそこは、
数々の色彩が、ごちゃごちゃに混ざったような空間だった。
流れるように色は消え、そして、生まれてゆく。
……水の中に沈んでいくような感覚。
落ちていくような、それでいて、浮かんでいるかのような。
だが、不思議と不快感はない。
ロクロ(ササニシキ)
「大丈夫ですか?手を離しますよ」
ロクロ(ササニシキ)
ふわふわとした感覚に包まれていると、慎之介さんに対してロクロが再び話しかけてきます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……は?」 突然の変化に戸惑い気味ですが、ロクロさんの問いには頷きます。
KP(ササニシキ)
手を離すと空間内にふわふわと揺蕩う感じになりますね。ふわふわ~
ロクロ(ササニシキ)
「フフ……アナタにはこれから、それぞれの場所にある宝石を、1つずつ。合計【3つ】集めてもらいます」 ニコニコしながら、指を三つ立てます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「何ですかここ。鞍馬さんの家は……宝石? 3つ?」
ロクロ(ササニシキ)
「……そうそう、それまでに、【大切な相手が自殺した理由】を推理しておいてくださいね」  なんて言いながら、立てている指をクルッと回します。
ロクロ(ササニシキ)
「それが全てですから」 やたらニコニコして、手を口で覆いながら言っています。
巻 慎之介(ミナカミ)
「宝石を3つ集めて、自殺した理由を推理する?」
ロクロ(ササニシキ)
「はい、その通りですとも」 ニコニコ。
巻 慎之介(ミナカミ)
「それぞれの場所とは?」
ロクロ(ササニシキ)
笑っていましたが、スンッと落ち着き払った様子になります。 「その辺りの詳細は、向こうにいる【ロシロ】に聞いてください。 細かい差異はあれど、ワタシから言うことはこのくらいです」
ロクロ(ササニシキ)
そう言うと、慎之介さんの手に向かってヒョイッと、【小さな袋】を投げてきます。ひょーい。
巻 慎之介(ミナカミ)
「ロシロ……?」 キャッチします。
ロクロ(ササニシキ)
「あの子はこれが好物でね。どうぞ上手く使ってください」
巻 慎之介(ミナカミ)
「はあ」 小さな袋をちょっと開けて中を覗いてみます。
KP(ササニシキ)
袋の中には……黒い飴玉が入っていますね。
KP(ササニシキ)
【1d3+5】どうぞ。
巻 慎之介(ミナカミ)
1d3+5
Cthulhu : (1D3+5) → 2[2]+5 → 7
KP(ササニシキ)
中々良い数。
巻 慎之介(ミナカミ)
「飴……ですか」
ロクロ(ササニシキ)
「……では、また後程。あの子には優しくしてやってくださいね」
KP(ササニシキ)
慎之介さんの返答など最初っから聞く気が無いと言わんばかりに、ロクロはそのままスウッと消えてしまいます。
KP(ササニシキ)
ロクロが消えていくと共に、この空間も少しずつ照明が切れていくかのように、暗闇にフェードアウトしていきます。
巻 慎之介(ミナカミ)
流石ロクロさんだぜ。
気が付くとそこは真っ黒な空間だった。
遥か遠く、手が届くほど近く。
あちらこちらがキラキラと輝いているが、
よく見るとひとつひとつが空中に浮かぶ扉だと分かる。
まるで星空のようだ。
KP(ササニシキ)
ここで慎之介さん、<聞き耳>をどうぞ。
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=78 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=78) → 24 → 成功
KP(ササニシキ)
出目が良いヾ('ω')ノ゛
巻 慎之介(ミナカミ)
イイゾー!
KP(ササニシキ)
では、歌声が聞こえてきます。小さい女の子が歌っているような声です。
KP(ササニシキ)
「……の子が死んだのさ。でも それは……、……。」
KP(ササニシキ)
歌声の方に行ってみますか?
巻 慎之介(ミナカミ)
小さい女の子……これは……もしや……!!
巻 慎之介(ミナカミ)
行ってみます!
KP(ササニシキ)
近付いていくと、まだ歌い続けているようです。
女の子(ササニシキ)
♪「あのこが死んだのさ それは本当のこと
女の子(ササニシキ)
  あのこが死んだのさ それは悪い夢
女の子(ササニシキ)
  あのこが死んだなんて そんなことは信じられない
女の子(ササニシキ)
  今のキミにはわからない……」
巻 慎之介(ミナカミ)
「……その歌は?」
女の子(ササニシキ)
慎之介さんに気付くと、女の子がくるりと振り返ります。
女の子(ササニシキ)
「やあ!また来たんだね、迷える魂さん!」
KP(ササニシキ)
黒髪で色白の女の子です。白いワンピースを着ていますね。
女の子(ササニシキ)
慎之介さんにパッと笑いかけ、スカートの端をちょんっとつまんで一礼します。しかし拙い。
巻 慎之介(ミナカミ)
「は? 迷える魂?」
巻 慎之介(ミナカミ)
疑問符を浮かべつつ一礼しましょう。
女の子(ササニシキ)
慎之介さんの「その歌は?」「迷える魂?」などの疑問は元気に無視して、元気に続けます。
ロシロ(ササニシキ)
「正直者のロシロだよ!これからキミをロクロの言う通り、扉の向こうに案内するよー!」
ロシロ(ササニシキ)
嬉しそうにぴょーんぴょーん
巻 慎之介(ミナカミ)
「ロクロの言う通り、と言われても大した説明は受けていないんですが」
ロシロ(ササニシキ)
ぴょんぴょんしてたら指摘を受けて「はっ!そっか!」って感じにぴたっ!と止まります。
ロシロ(ササニシキ)
「んーと、んーとね」 懐ごそごそ。 「まず、これ!これはとっても大事だから、付けてください!」 とととーっと駆け寄ってきて【指輪】を慎之介さんの手に握らせます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「指輪?」 握らされた指輪を眺めてみます。まだ付けない。
KP(ササニシキ)
指輪を詳しく見たいときは<目星>ですね!
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=81 目星
Cthulhu : (1D100<=81) → 65 → 成功
KP(ササニシキ)
慎之介さん安定~
KP(ササニシキ)
こちらの指輪。金を基調とした、やや大きめの指輪ですね。
KP(ササニシキ)
【4つの円】が美しい文様のように彫られています。
巻 慎之介(ミナカミ)
「この指輪は何ですか」
ロシロ(ササニシキ)
「うーんと、うーんと……これから行く扉の向こうで、絶対に付けてないといけないものなの」
ロシロ(ササニシキ)
「だから……つけてー、つけてーっ」 心配そうな顔でぴょんこぴょんこ
巻 慎之介(ミナカミ)
「詳しい説明……は難しそうですね……」 うんうん唸るさまを見てため息をつきます。
巻 慎之介(ミナカミ)
(ロクロさんも聞いたところで大した答えは返ってこなさそうですし、地雷案件やな……)
巻 慎之介(ミナカミ)
とはいえ付けないままというのも不安だ。てことで指輪つけます。
ロシロ(ササニシキ)
慎之介さんが指輪を付けたのを確認すると、「うんうん!」と頷いてます。満足げ。
ロシロ(ササニシキ)
「それでは、それではー!扉の向こうに案内するよぉ!」ふんす!
ロシロ(ササニシキ)
「あっ、でもね、守ってもらわないといけない、『るぅる』があります!ロシロがそれを教えちゃいます!」胸に手を当てて
巻 慎之介(ミナカミ)
「……扉の向こうで宝石を3つ集めれば良いのですか?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「るぅる」 聞くぞ。
ロシロ(ササニシキ)
「んーーーーーとねぇ……」 宝石三つ集めればいいの?という話に対してはメチャクチャ分かりやすく口ごもってますが、まずルールから言います。
ロシロ(ササニシキ)
「はい!『るぅる』です!ひとつ。扉の向こうでは指輪を外しちゃだめ。全部忘れて、帰ってこれなくなっちゃうよ。さっき言ってたのは、そういうことなの」
ロシロ(ササニシキ)
「ふたつ。扉の向こうでは悪いことをしちゃだめ。悪い事ってなんなのか、それは大人なんだから、自分で考えてね!」
ロシロ(ササニシキ)
「みっつ。扉の向こうにいられるのは、その世界から数えて【24時間】だけ。なんでかっていうとね、それ以上いると、指輪が砕けちゃうの」
ロシロ(ササニシキ)
「あと、扉の向こうから戻ってくる方法!帰りたくなった時に、ロクロを呼んでね。どこにいても来てくれるからね!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「指輪を付けたまま、悪いことをせず、24時間以内に宝石を見つけて戻って来いと」
巻 慎之介(ミナカミ)
「どこにいても来てくれるというのはストーカーじみていて気持ち悪いですね」
ロシロ(ササニシキ)
「うんうん!そうです!そのとおり!」 ぴょん
巻 慎之介(ミナカミ)
「宝石はどのような見た目ですか?」
ロシロ(ササニシキ)
「うーんと、うーんとねえ」 またなんか口ごもり気味になってます。
KP(ササニシキ)
ここで何となく、「あの子はこれが好物で」と渡された飴の存在を思い出しますね。
巻 慎之介(ミナカミ)
「何ですか、言いたくない事情でもあるんですか」
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 そっと小さな袋を取り出してみます。
ロシロ(ササニシキ)
「えーとね、えーとね、あんまりたくさん教えちゃうと、ロクロにふり?(※不利)になっちゃうかもで……でも魂さんのことも心配だからウーン」
ロシロ(ササニシキ)
って言ってますが袋見た瞬間に「あーーー!!飴さんだー!ロクロからもらったのー?いいなーっいいなーっ」って超笑顔になります。
巻 慎之介(ミナカミ)
「飴1個で質問1つ。交換条件でどうでしょう」
ロシロ(ササニシキ)
「うーっ、飴さんほしい……! わかりました、答えますっ!」 チョロい。
巻 慎之介(ミナカミ)
チョロい子は好きだよ。
巻 慎之介(ミナカミ)
では飴を1つ渡して、 「繰り返しになりますが、宝石はどのような見た目ですか?」 と尋ねましょう。
ロシロ(ササニシキ)
「わはーっ、やったー!」と受け取って早速口に入れました。ころころ。
ロシロ(ササニシキ)
「宝石はね、このくらいのサイズでー」 慎之介さんの手のひらくらいのサイズを手で示してます。 「まん丸なの!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「宝石にしてはかなり大きいですね」 めちゃくちゃ高値つきそうだなあとか思ってる。
ロシロ(ササニシキ)
「うんうん。魂さんにとっては、ちょっとふしぎな感じがするかもね」 うんうん言いながらうんうん頷きます
巻 慎之介(ミナカミ)
「不思議な感じ、ですか(また曖昧な物言いを……)」
ロシロ(ササニシキ)
「ロクロはロシロと正反対で、意地悪だけど……ロシロは正直者だよ!だから、ウソは絶対言わないよ。安心してね、魂さん」 にこにこ。
ロシロ(ササニシキ)
微妙な顔してるのを「ほんとか?」って疑われたと思ったらしいアレです。
巻 慎之介(ミナカミ)
「いや、嘘は言わないとしても内容が……いえ、別にいいです」
ロシロ(ササニシキ)
ぼやきは聞こえてないかのようにして、「……はっ。お話ばっかりしてちゃダメ、魂さんを案内しなくちゃ!」 ぴこん!ってします。
ロシロ(ササニシキ)
ロシロがそう言ってから宙に向かってスッと指をさすと、
KP(ササニシキ)
慎之介さんが付けた指輪から一筋の光が走り、無数に浮かんでいる扉のうちの一つに向かって伸びていきます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「うわっ」
ロシロ(ササニシキ)
「うん!まずはあそこ!この光が差している扉に入れば、魂さんの探し物が見つかるよっ!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「色々と聞きたいことはありますが、仕方ないですね……」 はあ、とため息をつきつつ扉に向かっていきましょう。
ロシロ(ササニシキ)
「魂さん、いってらっしゃーい!」 手をぱったぱったと振りながら慎之介さんを見送りますね。
KP(ササニシキ)
扉を開いて進みますか?
巻 慎之介(ミナカミ)
開いて進みましょう。何があるのかな~こわいな~~~~~
KP(ササニシキ)
こわいね~~~~~
KP(ササニシキ)
慎之介さんが扉を開けると、扉の内側から光が溢れ出し……だんだんと、意識を失います。

1つ目の世界/自宅

KP(ササニシキ)
慎之介さんが目を覚ますと、そこはお布団の中です。ふかふかです。
KP(ササニシキ)
窓からは柔らかく朝日が差し込んでおり、爽やかで気持ちいい朝ですね。
KP(ササニシキ)
周りを見てみると、見覚えのない寝室です。至って普通の、生活感のあるお部屋といった感じ。
KP(ササニシキ)
ですが、置いてある小物、ハンガーにかけてある衣服などは、間違えようもなく自分のものでした。
KP(ササニシキ)
あと、服装。服装がですね、喪服から寝間着になってますね。
KP(ササニシキ)
ということでオフトゥングッドモーニングです。おはようございます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……は? 俺の部屋……ちゃうし……でも服とか腕時計とか……」 おはようございます。起き上がって疑問符浮かべてます。
KP(ササニシキ)
起き上がったところでさっそく<目星>どうぞなんだな。
巻 慎之介(ミナカミ)
ベッドから起き上がって部屋の中をうろうろして検分しています。こないだのボーナスで買ったお高い腕時計とかもあるはずだ。
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=81 目星
Cthulhu : (1D100<=81) → 68 → 成功
KP(ササニシキ)
お高い腕時計もありますね。買ったばかりな筈なのに、なんでかだいぶ使い込まれたような雰囲気があります。慎之介さんのことだから手入れはバッチリだろうけど。
KP(ササニシキ)
そして目星結果。お部屋の検分中に、ベッドの足下あたりにゴロンと転がっている【宝石】を見つけることができました。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……あ」 あまりにもあっさり見つかってちょっと拍子抜け。
巻 慎之介(ミナカミ)
宝石を手に取りましょう。
KP(ササニシキ)
では宝石を手に取ると、
KP(ササニシキ)
一瞬だけめまいがして、脇腹が熱くなりました。
KP(ササニシキ)
これだけですね。他には特に何も起こりません。
巻 慎之介(ミナカミ)
わあふしぎ。脇腹を押さえて首を傾げます。
KP(ササニシキ)
ふしぎだね。
KP(ササニシキ)
そして宝石。ロシロが言っていた通り、手のひらサイズの丸い宝石ですね。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……昨日変なもんは食ってへんはずやけどな……?」
KP(ササニシキ)
中を覗くと、まるで小さな宇宙のような感じ。中央には、輝く光のようなものが見えます。綺麗。
KP(ササニシキ)
他に何かします?('ω')
巻 慎之介(ミナカミ)
光に透かしたりしてしげしげ眺めてから、宝石を手に持ったまま改めて部屋の中を物色しよう。まだ宝石あるかもとか考えてる。
KP(ササニシキ)
ふむふむふむ。では部屋の中を物色しているうち、ふとカレンダーが目に入りました。
KP(ササニシキ)
日付を確認してみると、書いてある西暦はなんと2021年。【三年後】のカレンダーですね、これ。
巻 慎之介(ミナカミ)
ウワーーーーッ
巻 慎之介(ミナカミ)
「……は? 2021年?」
巻 慎之介(ミナカミ)
あ、これで新元号もバッチリ分かるわ。やった。
KP(ササニシキ)
やったね慎之介さん。
KP(ササニシキ)
そんな風にして慎之介さんが部屋を調べたりしていると、
KP(ササニシキ)
コンコン、と、部屋の扉をノックする音が聞こえてきます。あと、女性の声も。
巻 慎之介(ミナカミ)
ええ~~~~誰の声だよ……一人暮らしじゃないのかよ……
KP(ササニシキ)
「おはよう。9時だよ。もう起きてる?」 ほわわっとした、ちょっと聞いたことある声が。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……はい?」 誰かいるのかよ!! とびっくりですね。
KP(ササニシキ)
「あ、起きてる」 という声が続き、ゆっくり扉が開きます。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「おはよう。 今日は珍しくお寝坊さんだね」
KP(ササニシキ)
立っているのは……慎之介さんが知っているよりも、少しばかり年を取った様子の今子ですね。髪もちょっと伸びてるんじゃないかな。
KP(ササニシキ)
さっきまで棺に横たわって死んでた人間が元気に立ってます。ビックリしますね。
KP(ササニシキ)
【1/1d3】の正気度ポイントを失います。
巻 慎之介(ミナカミ)
「はぁ!?!?!??」 いや確かに休日はいつも8時起きだけど!!!!!!
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=59 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=59) → 2 → 決定的成功/スペシャル
KP(ササニシキ)
嬉しかった?
巻 慎之介(ミナカミ)
強いな?
KP(ササニシキ)
減少無しでいいですよ
巻 慎之介(ミナカミ)
あ、実はもうすでにそういう……? 減少なしヤッター
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ひゃっ! ……どうしたの?」 びっくりした慎之介さんにびっくりした。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……鞍馬さん、ですよね? どうしてここに」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「どうして、って……うーんと、ここが私のお家だから?」 きょとん
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 額に手を当てて少し考えて、
巻 慎之介(ミナカミ)
自分と今子ちゃんを順に指さして 「……同棲?」 と問いかけます。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「そうだねえ、そうなるねえ。 ふふ、どうしたの?こんなにねぼすけさんが抜けきってない慎くん、珍しいね」
KP(ササニシキ)
ちなみにこのあたりで、また<目星>どうぞ。
巻 慎之介(ミナカミ)
慎くん(死)
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=81 目星
Cthulhu : (1D100<=81) → 12 → スペシャル
KP(ササニシキ)
やっぱりあの……テンションがお高い?
巻 慎之介(ミナカミ)
内心嬉しいのかこいつは……?
KP(ササニシキ)
それでは、今子の左手の薬指に、指輪があることに気付けます。
KP(ササニシキ)
なん…だと…?と、自分の机の上を見ると、そっちにも、あるんだな。同じデザインの指輪が。
KP(ササニシキ)
(さっきロシロからもらった指輪とは完全に別モノの話としてお考えください!)
巻 慎之介(ミナカミ)
なん……だと……
巻 慎之介(ミナカミ)
「……あの、ちょっと、頭冷やすので、もう少し後で改めて話を」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「……? いいよ。少ししたら下りてきてね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「安心して、朝のお掃除とご飯作りは済ませておいたから…!」 きりりっ……
KP(ササニシキ)
今子はきりりっ!としてから部屋を出ていきますね。ドアが閉まります。ばたん。
巻 慎之介(ミナカミ)
「あ、ありがとうございます……?」 ドヤ顔可愛い
KP(ササニシキ)
再び部屋が静かになりましたね。頭ゆっくり冷やしてね。
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 ベッドの縁に腰かけて頭を抱えます。 「なんっやアレ……!!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「……三年後で、新居、多分一戸建て、婚約あるいは結婚、済……」
巻 慎之介(ミナカミ)
「全然趣味ちゃうのにようそこまでこぎつけたな俺!?」
巻 慎之介(ミナカミ)
とりあえず落ち着こう、と何回か深呼吸します。タメ口で今まで見たこともない笑顔を浮かべる今子ちゃんが可愛かったとかそういう邪念は意識の彼方へシュートだ。
KP(ササニシキ)
ついでに今までにない「慎くん」呼びとかも脳内でエコーかかってたんだろうな。意識の彼方へシュート。
+  一方雑談窓では
巻 慎之介(ミナカミ)
そういや「全然趣味ちゃう」は好みのタイプ云々じゃなくてオカルト趣味で自分の趣味とはまるで違うところを指してるよ
巻 慎之介(ミナカミ)
(誤解受けてそうなので補足していくスタイル)
KP(ササニシキ)
あっそうだったのか!また別の女性の好みがあるんだな~ってふむふむしてた
KP(ササニシキ)
そりゃエンジニアと古物研究家だったら趣味がとんでもないくらい真逆にもなる
巻 慎之介(ミナカミ)
「……誤魔化しは効かへんやろうし、早めに白状して、それからこの世界に他に宝石がないか探しにいくか……? つーか今日なんか予定あったらそれこなしながらになるか……?」
巻 慎之介(ミナカミ)
部屋をうろうろしてたらそのうち落ち着いてくるだろう。 「よし!!」 と頬を叩いて気合を入れて、部屋を出ていきましょう。
KP(ササニシキ)
うろうろしてたのカワイイ。では部屋を出ていくと、家の二階に位置する部屋のようでした。階段見えるよ。
巻 慎之介(ミナカミ)
(……奮発したなぁ……) きょろきょろしながらも階段を降りて行こう。
KP(ササニシキ)
リビングに降りると、テーブルに朝食を並べている今子の姿があります。
KP(ササニシキ)
えー、スタンダードな和食って感じですね。白ご飯にお味噌汁、お漬物、卵焼き。そして焼き鮭。
巻 慎之介(ミナカミ)
おいしそう。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「あ、降りてきた。 まだ冷めてないよ、食べよう」 のんびり
巻 慎之介(ミナカミ)
「……あ、はい。ありがとうございます」 言われるがまま座りますね。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「まだ眠いのかな?敬語の慎くんなんて久しぶり。 ……じゃあ、いただきます」 お隣に座って手を合わせます。
巻 慎之介(ミナカミ)
(普段タメ口かい!!!!!!!!!!) 脳内でツッコミが忙しい。いただきます。
KP(ササニシキ)
ご飯は普通に美味しいですね。家庭の味って感じです。
巻 慎之介(ミナカミ)
一流の味ではないけど食べてるとほっとするやつじゃん。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「お魚ね、魚屋のおじさんが6割引で売ってくれたの!まだまだ新鮮だったけど見た目があまり良くないからって……でも味は全然、おい、しい?」 最後はソソッ……と確認するみたいな感じですね。
鞍馬 今子(ササニシキ)
もぐ…… 「私は美味しい!」 自分でも確認した。
KP(ササニシキ)
そうそう。ホッとする感じです。塩加減もちょうどよい。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……あ、はい。美味しいです。料理上手だったんですね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「よかった。 で、でも改めて言われると照れちゃうね……」 照れ照れ
巻 慎之介(ミナカミ)
「……鞍馬さん。食べながらでいいんですけど、ちょっと大事な話が」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「今は巻だよ?」 不思議そうに首を傾げてます。 「でも、うん。なあに?」
巻 慎之介(ミナカミ)
(あ、結婚してた……)
巻 慎之介(ミナカミ)
「オカルトじみた話なんですが……端的に言うと、私は三年前の世界から来た巻です。鞍馬さ……い、今子さん? が知ってる私とは別人です」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「うんうん………………うん?」 さっきより首を傾げる角度が増えました。
巻 慎之介(ミナカミ)
「ですから、その、こういうことになってるとは思わず。私の知る今子さんは私とは付き合っていなかったので」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「三年前だと……ええと、どのくらいだろ。あ、でも、確かに今の慎くんすごく昔っぽい……」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「…………つまり、時をかける少女、みたいな……?」 ごめんなオカルト85の女で
巻 慎之介(ミナカミ)
「……そんな感じで……?」 時をかける少女みたいな、があまり分かってなさそう。
巻 慎之介(ミナカミ)
「私の知る今子さんは、つい先日飛び降り自殺をしました」
巻 慎之介(ミナカミ)
「その葬儀の席でロクロと名乗る怪しい男に『やり直したければ、これから訪れる世界で宝石を3つ集めて彼女が自殺した理由を推理しろ』と言われまして」
巻 慎之介(ミナカミ)
「その話を受けたらこのザマです」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「つまりタイムスリップとかタイムトラベル、みたいに言うやつで……ド●えもんみたいな……って、えええっ?」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「私が?」 自分指差しながら 「自殺?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「あなたが」 今子ちゃんを指差して 「自殺」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「自殺」 えええっ……って顔が抜けない。 「無い無い無い、無いよ……三年前ってどのくらい?でも私、本気で死にたいなんて思ったことないもん……私が死んだらお部屋のアンティークはどうなるの?その私は何してたの?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「私もあなたが自殺するとは思えなくて、だからその胡散臭い話を受けたんですよ」
巻 慎之介(ミナカミ)
この家のどこかにアンティーク空間があるんだろうなあ……と思いを馳せた。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「うーん、そうなんだ……」 旦那の言うことだし嘘ついてるようには見えないしで真面目にふむふむしてます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……というかあっさり信じてくれるんですね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「だって慎くん、嘘ついてるように見えないし?」 自然な感じで言いますね。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……そ、そうですか……」
KP(ササニシキ)
ばか!!!!!!!(照れ顔可愛い)
鞍馬 今子(ササニシキ)
「……私が死んじゃったって話はびっくりだけど、やり直すために慎くんが動いてくれたのはちょっと嬉しいなーなんて……」
巻 慎之介(ミナカミ)
「寝覚めが悪いし下手に断ったらマズいことになりそうだったから仕方なくですよ!!!!!」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「うんうん、そうだね。でもありがとうね」
巻 慎之介(ミナカミ)
はあ、とため息をつきます。 「……とにかく、自殺しそうな理由に心当たりはない、と」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「うん、全然だね。私がその場にいたら『事件性を疑ってください!』とか言っちゃいそうだね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「自殺ではなく他殺の可能性、だから『自殺した理由』は答えられない……?」 うーんうーんと考えてますね
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ほんとに『自殺した理由を答えろ』って言ってたの?その人。どうしてだろうね」 うーむ
巻 慎之介(ミナカミ)
「意地悪そうな人でしたからね。裏仕様とか嘘が入ってるかもしれません」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「確かにこういう変な出来事で関わる人、そういう人多いかもね……」
KP(ササニシキ)
話しながらもぼちぼち食べ終わり、食器片づけつつ会話してる感じかな。
巻 慎之介(ミナカミ)
「この件を最後に二度と関わらないでいて欲しいものです」
巻 慎之介(ミナカミ)
そんな感じかな。片づけ手伝うよ。
KP(ササニシキ)
かちゃかちゃ。のんびり洗ったりもしてます。
巻 慎之介(ミナカミ)
「この後、何か予定はありましたか」
巻 慎之介(ミナカミ)
「代役を果たしきれるか分かりませんが、用事があったらこなしますよ」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「お休み一緒になったから、どこかに行こうかって話はしてたけど……どこに行くかは、決めてなかったかな」
巻 慎之介(ミナカミ)
(それは実質デートなのでは?) 微妙に意識してしまう。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「慎くんが良いならお願いするけど……いいの? 慎くんからしたら私、突然馴れ馴れしくなった人じゃない?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「別にいいですよ。鞍馬さ、今子さんの態度に不思議な感覚はありますが割り切ります。割り切りますよ」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「やっぱり変だと思ってるううう……」 はわはわしました。 「というか慎くん、えーと、そのくらいの頃ってなんて呼んでたっけ?慎之介さんだった?巻さんだった?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「呼び方を忘れるくらい昔のことならお気になさらず、今のままでどうぞ」
巻 慎之介(ミナカミ)
むしろそのままでいてとか思ってないよ。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「じゃあ慎くんで……」 微妙にはにかみながら言います。
巻 慎之介(ミナカミ)
はにかまれると思わずちょっと顔を逸らしてしまう。
KP(ササニシキ)
KAWAII。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……ど、どこに行くか決めてないんですよね。何か欲しいものとか、見たいものはないんですか」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「んん……と」 ふむ、と考える動作。 「なんだろう、この間慎くんに『もっと身なりに気をつかえ』ってお説教されたから……服屋さんとか?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「ああ……」 めちゃくちゃ納得したふうに頷いてますね。
巻 慎之介(ミナカミ)
洗い終わった食器を水切りかごにキチッと整列させたりしてる。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ユニ●ロとかし●むらに頼りすぎだって……うん……」 楽に着れれば良いマン。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「すっごい綺麗に並べてくれるところはいつもの慎くんと同じだ……」 整列を眺めている。
巻 慎之介(ミナカミ)
「●ニクロは使い所を間違えなければ便利なんですけどね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「食器も服も靴もリモコンの位置とかもこだわりすぎて面倒でしょう」 自分のことは自分が一番よく分かっている。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ふふ、そうだねえ。ちょくちょくお説教されちゃう。でも、そういうところもちゃんと好きだからね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「あっ、いつもの慎くんじゃないって分かってるのに何言ってるんだろ……忘れて、忘れて」 ぱたぱた
巻 慎之介(ミナカミ)
「そういう顔ずるいからやめーや」 くそっかわいい
鞍馬 今子(ササニシキ)
「わあ、わああ……ごめんねごめんね」 ぱたぱた
巻 慎之介(ミナカミ)
「それやそれ!! はよ落ち着け!!」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「お、落ち着けって言われてもすぐ落ち着けないよう……」 とりあえず顔を必死にパタパタ仰いでいます
巻 慎之介(ミナカミ)
「洗いもんもうないな!? じゃあ解散!! 準備終わったらリビング集合!!」 キチッ!! と最後の食器を置いてクールダウンしよう。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「は、はいっ!」 びしっと姿勢正しました。 「お皿は優しく置いてください!!」(?)
巻 慎之介(ミナカミ)
「置きました!!」
巻 慎之介(ミナカミ)
で、こう……クールダウンして出かける準備をする感じで……(何だろうこの空間)
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ありがとうございます!!」 言ったあとパタパタと自分の部屋に駆けて行きましたね。
KP(ササニシキ)
じゃあなんやかんや準備してリビングに再集合かな?
巻 慎之介(ミナカミ)
なんやかんや準備しましたね。見慣れない服も色々あったけどどれも自分の趣味とピッタリ一致するんだ。
巻 慎之介(ミナカミ)
「お待たせしました」 巻の方が準備に時間かかってそう。
鞍馬 今子(ササニシキ)
わかる。「いえいえ」 準備があっさりしてそうな今子。そしてなんか一つは忘れ物してそうな今子。
巻 慎之介(ミナカミ)
大丈夫? 予備タイツ持った?
KP(ササニシキ)
>>予備タイツ<<
KP(ササニシキ)
持ってる持ってる。多分今回はSuicaとか忘れてる。
巻 慎之介(ミナカミ)
「服となると、そうですね……」 都心の駅ビルとかオシャレな店がひしめくスポットをいくつか挙げましょう。 「……この辺りですかね」
巻 慎之介(ミナカミ)
改札の直前でそれに気づいてハワワするんだ。かわいい。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「わ、すごいお洒落なところじゃない……?」 オヨヨ…とするしま●らの民。
巻 慎之介(ミナカミ)
「いい年してユニク●とし●むらだけというのはどうかと思いますし、良い服をもっと持ちなさい」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「はぁい……」 しゅんしゅん(´・ω・`)
巻 慎之介(ミナカミ)
そんなこんなでお出かけ!! します!!
KP(ササニシキ)
うっす!! そういう感じのゆるゆるな会話をしつつ、都心のお店に向かいますよ!!