導入
このさかずきをうけてくれ
どうぞなみなみつがせておくれ
はなにあらしのたとえもある
さよならだけがじんせいだ
君の前には盃がある
君の前には鬼がいる
さあ
君はその盃をいかにする
KP(マテ)
あなたが自宅に帰ると、玄関の前に届け物と思われる荷物が置かれていました。
KP(マテ)
大きさは両手で持てるくらいで、ダンボールに入っているようです。
KP(マテ)
差出人の名前を見てみると、小学校の頃から中学生に上がるくらいまで遊んでいた古い友人からのようです
KP(マテ)
見覚えのある懐かしい名前なのですが、これといって最近は関わりもなく、少し前の同窓会で挨拶をした程度で、何か品物を送られるような心当たりもありません。
KP(マテ)
伝票や箱に不審な点はなく、ちょっと揺らすと何かコトコトと音がするようです。
KP(マテ)
という感じに何かダンボール箱が朝生さんのもとに届いてますね。
朝生 直純(ミナカミ)
「ものを貰ういわれはないのだけどね……?」
朝生 直純(ミナカミ)
とりあえず居間まで持って行こう。重さはどんなもんですか?
KP(マテ)
ちょっと重いくらいですね。普通に持ち上げられます。ここで開けずに家の中に持っていきますか?
朝生 直純(ミナカミ)
そうですね、家の中まで持っていきます。
KP(マテ)
では家の中まで持ってきました。ダンボール箱を振るとコトコト音がします。
KP(マテ)
開けますか~!
朝生 直純(ミナカミ)
伝票や箱に怪しいところがないなら警戒はしないだろうな……ってことで開けます! バリバリとな!
KP(マテ)
はい!バリバリ!
KP(マテ)
中には古びた桐箱が入っています。
KP(マテ)
紫色の紐を十字に掛けられた蓋の上には小さな和紙の紙片が載っており、「勧君金屈巵」と、一文だけ書かれています。
KP(マテ)
【歴史】または【知識】が和紙に対して振れますよ!
朝生 直純(ミナカミ)
知識振りますー!
KP(マテ)
どうぞ!
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 63 → 成功
KP(マテ)
成功ですね!
朝生 直純(ミナカミ)
ワァイ!
KP(マテ)
中国・唐の詩人、于武陵(うぶりょう)の記した勧酒(さけをすすむ)という五言絶句の漢詩の冒頭の一節であることがわかります。
KP(マテ)
別れをうたった詩です。全文、および書き下し文は下記の通りになります。
「勧酒」
勸君金屈卮
滿酌不須辭
花發多風雨
人生足別離
「酒を勧む」
君に勧む金屈卮(きんくつし)
満酌(ばんしゃく) 辞するを須(もち)いず
花発(ひら)けば風雨多し
人生 別離足る
KP(マテ)
もう一回知識をどうぞ!
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 35 → 成功
KP(マテ)
出目が……いいですね~!
朝生 直純(ミナカミ)
この調子でいきたい。
KP(マテ)
明治~平成時代に生きた小説家、井伏鱒二の独自の意訳文が有名であり、そのことをあなたは思い出します。
「コノサカズキヲ 受ケテクレ」
「ドウゾナミナミ ツガシテオクレ」
「ハナニアラシノ タトエモアルゾ」
「サヨナラダケガ 人生ダ」
KP(マテ)
博識ですな
朝生 直純(ミナカミ)
伊達に本の虫やってないぜ。
KP(マテ)
本の虫してこ…(?) さて、手元にはダンボールと古びた桐箱があります。
KP(マテ)
桐箱も…開けちゃいますか?(σ ˘ω˘ )σ
朝生 直純(ミナカミ)
「勧酒の一節か……。いやしかし、送ってきた理由がますます分からないな」
朝生 直純(ミナカミ)
桐箱は特にこれ以上気になるところもなさげですか?
KP(マテ)
開けないで持ち上げたりしてぐるぐる見る感じですかね?
朝生 直純(ミナカミ)
そんな感じですね。
KP(マテ)
ふむ、では何も気になるところはありません。
朝生 直純(ミナカミ)
調べ方でなんか情報出そうな雰囲気がするけど考えだしたら深読み沼に早くも入りそうなやつだ。
KP(マテ)
ウフフ…( ˘ω˘ )
KP(マテ)
まあでも桐箱はただの桐箱って感じです。
朝生 直純(ミナカミ)
KPの意味深な微笑……まあ送り主に確認するにしても中身をチェックしてからだ。桐箱開けましょう。
KP(マテ)
朝生さんは桐箱を開ける。
KP(マテ)
そこには中には布に包まれた、陶器のかけらが入っております。
KP(マテ)
素朴な茶色の地肌に緑色の釉薬がかかった陶器できれいに真っ二つにされています。
KP(マテ)
断面は鋭利でなめらかであり、欠けたというよりは"斬った"という表現が近いように感じるでしょう。
KP(マテ)
酒宴で使用する盃じゃないかな、と想像ができるでしょう。
KP(マテ)
陶器の欠片に関しては【値切り】が振れますよ!
朝生 直純(ミナカミ)
ワ~~~初期値!! 振ります!!
KP(マテ)
初期値チャレンジの時間だ!どうぞ!
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=5 値切り
Cthulhu : (1D100<=5) → 13 → 失敗
KP(マテ)
惜しい~~~!!
朝生 直純(ミナカミ)
頑張った感はある
KP(マテ)
わからぬ!古そうな盃の破片だな、というくらいの印象ですね
朝生 直純(ミナカミ)
「普通の盃ならまだしも、欠けた盃……?」
朝生 直純(ミナカミ)
杯の破片を手に取って切り口に触れてみます。
KP(マテ)
すごくきれいな断面ですね。職人技か?ってくらい綺麗です。
朝生 直純(ミナカミ)
「……いやしかし、これは見事な切れっぷり。さぞかし良い業物で切ったのだろうね」
朝生 直純(ミナカミ)
惚れ惚れしますね。いい仕事をしている。
KP(マテ)
えっとですね、朝生さんが盃を持ち上げた際にわかることなのですが
KP(マテ)
(笑顔かわいい)
KP(マテ)
桐箱の底に墨で「艮」の字が書かれているのに気が付きます。
KP(マテ)
判定【歴史】【知識】が振れますぞ
朝生 直純(ミナカミ)
リアル知識は死んでいる。《知識》いきます!
KP(マテ)
どうぞ!インテリジェンスっぷりを見せてくれ!
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 12 → スペシャル
朝生 直純(ミナカミ)
インテリジェンス!!
KP(マテ)
これは…インテリジェンス…!
KP(マテ)
スペは技能成長には影響しませんが、次のダイスに+5%で振ってください!
朝生 直純(ミナカミ)
わーいありがとうございます!
KP(マテ)
艮の読み方は「ごん」あるいは「うしとら」。
KP(マテ)
北東の方角であり、陰陽道では鬼の出入りする方角である「鬼門(きもん)」をさす。
KP(マテ)
ちなみに八卦の意味では「停止・再出発・つなぎめ」という意味もあります。
KP(マテ)
ということがわかりました!
朝生 直純(ミナカミ)
「……ますます意味が分からないな」 うーん。首を傾げます。
KP(マテ)
荷物をひととおり確認しおわって頭をひねる朝生さんですが、
KP(マテ)
ふと、ダンボールの伝票に目が行きますね。
KP(マテ)
何気なく伝票に目をやると違和感を覚えます。
KP(マテ)
先ほどまでは古い知人の名前があった伝票ですが
KP(マテ)
伝票の差出人の名前が、「日置良一(ヒキ リョウイチ)」という名前に変わっている。
KP(マテ)
確かに伝票は古き友人からのものだった。間違いないはない。
KP(マテ)
間違いなく確認したその宛先が急に変更されたことに、朝生さんは言いようのない不安感を覚え、背筋があわ立つのを感じます。
KP(マテ)
SANC(0/1)
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=60 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=60) → 10 → スペシャル
朝生 直純(ミナカミ)
ええ……なにそのメンタル……
KP(マテ)
あれぇ…
KP(マテ)
減少なしで……
朝生 直純(ミナカミ)
「……不思議なこともあるものだ」
朝生 直純(ミナカミ)
日置良一という名前に覚えはありますか?
KP(マテ)
ないですね~
KP(マテ)
ではここでですね
KP(マテ)
そして朝生さんが伝票に気づき、ふと顔を上げた瞬間、見慣れた日常は一変していました。
板の間の部屋
先ほどまで自宅にいたはずのあなたは、古びた日本家屋の中にいつのまにか立っていました。
足元にひろがるのはひんやりとした板敷きの床。四辺を囲むのは襖。
天井は黒々と高く、 無造作に複数おかれた灯明(とうみょう)がそれらをぼんやりと照らしている。
けれど、その灯明では広い部屋の闇には圧倒的に光量不足で、逆に影を深くしているようにしか思えなかった。
そしてあなたは一人ではない。
あなたを中心とした円状に、人々が取り囲んでいた。
ずらりと居並ぶ人々は鬼の面で顔を覆い、着物に身を包んでいる。
表情はわからないが、背格好はまちまちで、老若男女がそろっていると思われた。
ぐるりとあなたを囲う無数の鬼の面。
作り物であるはずのそれらは、人の顔のようにけらけらと笑みを作っている。
KP(マテ)
あまりに日常からかけ離れた世界に突然送りこまれたと自覚したあなたは、SANチェック(1/1d6)
朝生 直純(ミナカミ)
わ~いおっき~~~い!
KP(マテ)
さっきのスペを足してもいいですよ
朝生 直純(ミナカミ)
オッ了解です! さっき勢いでそのまま振っちゃってましたね
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=(60+5) SANチェック
Cthulhu : (1D100<=65) → 98 → 致命的失敗
朝生 直純(ミナカミ)
ここでか~~~
KP(マテ)
?
朝生 直純(ミナカミ)
えっと1d6ですか? それとも最大値持ってく感じの?
KP(マテ)
今回はCTFBないので1d6で
朝生 直純(ミナカミ)
はーい!
朝生 直純(ミナカミ)
1d6
Cthulhu : (1D6) → 3
朝生 直純(ミナカミ)
60→57
KP(マテ)
詳しくはハウスルールを読んでくださいねっ♪( 'ω' و(و "
朝生 直純(ミナカミ)
あっ開いたら中身見れる系だ(タブ付きメモに未だ慣れてないマン)
KP(マテ)
朝生さんは今の状況を理解し背筋が凍る。冷や汗が出る。
KP(マテ)
面をかぶった人々は、あなたの困惑などは無視し、めいめいが好き勝手にわめき始める。
KP(マテ)
ひどく芝居がかった言いまわしで声を張り上げる。
KP(マテ)
「さあさ、おいでませ」
KP(マテ)
「このようなよき日に、仲間を迎えられるとは」「我らの仲間に」
KP(マテ)
「さあさ、ぜひ我らの仲間になりましょうぞ!」「歓迎いたしまする。歓迎いたしまする」
KP(マテ)
「さぁ!まずは一献!かための盃をかわし、宴へと参ろうではないか!」
KP(マテ)
「さぁさぁさぁさぁ!」
KP(マテ)
朝生さんを取り囲んでザワザワしてます。全員朝生さんのほうを見ています。
朝生 直純(ミナカミ)
(いきなり知らないところに飛ばされるのは1年ぶりか……とはいえ、この、鬼のような面々は物騒だね……)
KP(マテ)
(これは…経験者の発言…!)
KP(マテ)
表情を硬くする貴方の前に、面を被った幼い少女が進み出て、すっと盆を差し出してくる。
KP(マテ)
盆の上にはなみなみと酒がそそがれた盃がおかれています。
KP(マテ)
その酒は例えようもないほど甘い甘い香りを漂い、否応なく盃に意識が向いてしまいます。
KP(マテ)
…どうしますか?
朝生 直純(ミナカミ)
「……私が君達の仲間になるということかな。あまりにもいきなりのことで、事情が呑み込めていないのだけれど」
朝生 直純(ミナカミ)
盃に視線を落としつつ、そう問いかけてみます。
KP(マテ)
面の者たちはあなたの問いには答えず、芝居のかかった声で喚き続けています。少女もただ何も言わずあなたに盃を差し出しています。
KP(マテ)
盃を見てるのか!えっとじゃあ
KP(マテ)
盃に歴史が振れます
朝生 直純(ミナカミ)
「参ったね。ヨモツヘグイは避けたいのだけど」 CoCの飲み物食べ物は怖い……
朝生 直純(ミナカミ)
歴史振ります!
KP(マテ)
どうぞ!ヨモツヘグイはこわいな~
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=80 歴史
Cthulhu : (1D100<=80) → 15 → スペシャル
朝生 直純(ミナカミ)
ティーン!
KP(マテ)
なんか さっきから スペをよくみるのだ
朝生 直純(ミナカミ)
盛り塩が効いてますね
KP(マテ)
先ほどの桐箱の盃とはまったく違う、この盃が素焼きの器、土器(からわけ)と呼ばれるタイプのものであることに気が付きます。
KP(マテ)
盃をくみかわす、すなわち酒をくみかわすということは古来より、血縁関係のない人間関係をより強固にすることを意味することであり
KP(マテ)
たとえば神道式の結婚式で行われる三々九度、兄弟の契り。別れ、約束、そういったものでも使われる。
KP(マテ)
そうしたことを考えてみると、ここでこの状態で盃を飲むことはよろしくないことにように思うでしょう。
KP(マテ)
……さて、少女はあなたに無言で盃を差し出しています。飲みますか?飲みませんか?
KP(マテ)
(あ、スペシャルなので次の技能に+5%でふっていいですよ!)
朝生 直純(ミナカミ)
「……私は人の身であることが気に入っていてね。君達の仲間になるという提案はおいそれと受け入れられない」
朝生 直純(ミナカミ)
「だから、君達のことをよく知ってから進退を決めたいのだけれど、それでいいかな?」
KP(マテ)
(なんて温厚な人なんだ)
朝生 直純(ミナカミ)
と、盃を飲まないことを示します。
KP(マテ)
わかりました。
KP(マテ)
では、
KP(マテ)
それでも少女は貴方にお酒の盃を差し出し続ける。お酒の誘惑に負けないか、POW*5で判定をしてください。
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=(12*5) POW*5
Cthulhu : (1D100<=60) → 70 → 失敗
朝生 直純(ミナカミ)
ヌウッ……
KP(マテ)
断った手前なのになあ!
朝生 直純(ミナカミ)
あ、+5し忘れたけどどっちみち失敗か……クッ
KP(マテ)
じゃあ盃を差し出し続ける少女がかわいそうになって思わず受け取ってしまう。
朝生 直純(ミナカミ)
「……頑固な子だ」
KP(マテ)
断った手前だが、体が言うことを利かず意に反してそのまま盃をあおってしまう。
KP(マテ)
身体が勝手に…!
朝生 直純(ミナカミ)
くっ……なんたる香り……なんたる誘惑……ッ!
KP(マテ)
それはあまりに甘い香りと味で、途中で飲むのをやめることも出来ず、一息に飲みこんでしまう。
KP(マテ)
飲み干した後は、妙な満足感と高揚感があなたの体を包み込んだ。
KP(マテ)
面の人々は相変わらず騒ぎ続けており、少女はあなたから空になった盃を受け取る。
朝生 直純(ミナカミ)
(つい飲んでしまったか……人のまま帰れると良いのだけど) ふう、と小さくため息をつきました。
KP(マテ)
(頑張って帰ろうね…)
ふと、足音が聞こえてくる。
広間の奥のほうから、ひと際立派な着物をまとった男がゆったりとやってきた。
男の顔にも面がついているが、他の者がつけている鬼の面とは少々種類が違う。
KP(マテ)
面に【歴史】が振れますよ!
朝生 直純(ミナカミ)
わーい振ります!
KP(マテ)
どうぞ~!
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=80 歴史
Cthulhu : (1D100<=80) → 49 → 成功
KP(マテ)
男のつけている面は"獅子口(ししぐち)"と呼ばれる能面で、悪霊をはらう牙をむいた形相の獅子を模した鬼神の面のひとつであり、悪い役割を果たす面ではないということがわかります。
KP(マテ)
男はそのまま朝生さんのもとへ歩み寄ってくる。
KP(マテ)
ちなみに男は腰に刀を差していますね。
KP(マテ)
そしてそのまま、あなたと盃を受け取った少女の前に立った。
???(マテ)
「…………。」
KP(マテ)
そして空になった盃に目をやると悔し気に舌打ちをする。
???(マテ)
「……飲んだのか。」
朝生 直純(ミナカミ)
「……どうも」 とりあえず軽く会釈しよう。
朝生 直純(ミナカミ)
「相手のことをよく知ってからにしようと思っていたのだけれど、気がついたら飲んでいたね」
???(マテ)
「…そうか」
KP(マテ)
男はそうつぶやいた後、あなたに見向きもせずに少女のほうを向き直る。
KP(マテ)
そして――
KP(マテ)
盆を持っていた少女を切り捨てた。
朝生 直純(ミナカミ)
ヒュウ……
あなたの前に鮮血が飛び散り、肉の斬られる嫌な音と共に臓物がぶちまけられる。
それは陰惨なまでに、それは人を殺すという行為だった。
あなたは今までに、映画など以外でこのような光景を見たことがない。突然の出来事に背筋が凍りつく。
KP(マテ)
SANC(1/1d4+1)
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=57 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=57) → 86 → 失敗
朝生 直純(ミナカミ)
1d4+1
Cthulhu : (1D4+1) → 2[2]+1 → 3
KP(マテ)
ダイジョウブダッタ!
朝生 直純(ミナカミ)
57→54
朝生 直純(ミナカミ)
発狂したらどうしようかと思った。よかった。
KP(マテ)
それを見た周りの人々は「御曹司!」と非難の声をあげて一斉に立ち上がる。
KP(マテ)
――そして突然吹いた風に灯明の明かりが、吹き消され、あなたの視界は暗転する。
朝生 直純(ミナカミ)
「…………」 ただ声もなく、少女を切り捨てた刀身を見ていたら暗転ー!
畳の部屋
KP(マテ)
気が付くと、あなたはまた別の場所に立っています。
目の前に広がるのは古い日本家屋の一室。誰もいない、薄暗い静かな部屋だ。
足元には相変わらず畳があり、縁側に面している雪見障子向こう側からまぶしい日の光が差し込んでいる。
部屋はかなり広い。20畳ほどはあるだろうか。
縁側の向こうには枯山水がひろがり、残りの三辺は絵が描かれたふすまで閉ざされている。い草の香りがこれが現実だと告げていた。
現実のあなたの家から、先ほどの板の間の部屋、そしてこの畳の部屋と、不可思議な部屋の移動を行ったあなたは変わらず混乱の渦中にいた。
KP(マテ)
SANCです!(1/1d4)
朝生 直純(ミナカミ)
畳みかけてくる!
KP(マテ)
ラッシュだよ!
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=54 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=54) → 53 → 成功
朝生 直純(ミナカミ)
54→53
KP(マテ)
ここから探索になるのでマップを出しますね
KP(マテ)
MAPのような部屋にあなたは現在おります。
KP(マテ)
背面の襖の前には、お膳がひとつぽつんと置かれていることがわかります。それ以外に目立って見えるものはパッと見てとくにはありません。
KP(マテ)
探索ができるぞ!( σ˘ω˘ )σ
朝生 直純(ミナカミ)
お膳……怪しい……
KP(マテ)
好きに動いていただいて構いませんよ~!お膳を見ますか?
朝生 直純(ミナカミ)
お膳見ます見ます~! お酒とか食事とか何かしら乗ってますか?
KP(マテ)
足つきのお膳はかなり古めかしいもののようですが、なにも乗ってはいないようです。側面には桜の絵が描かれています。
KP(マテ)
判定【値切り】が振れますよ!
朝生 直純(ミナカミ)
初期値チャレンジ再び! やります!
KP(マテ)
どうぞ~!
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=5 値切り
Cthulhu : (1D100<=5) → 10 → 失敗
朝生 直純(ミナカミ)
さっきより頑張ってる
KP(マテ)
(スペシャル分を足していたら………)
朝生 直純(ミナカミ)
(ハッ……)
KP(マテ)
特に価値はわかりませんね。
朝生 直純(ミナカミ)
分かりそうで分からなかった。とりあえず怪しいお酒が乗ってなくてよかった。
KP(マテ)
そうですね~ではお膳に目星をどうぞ
朝生 直純(ミナカミ)
目星は……SPなしのそのままでいいか……
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 41 → 成功
KP(マテ)
よきよき!
KP(マテ)
朝生さんはお膳を持ち上げてくるっとひっくり返してみます。
KP(マテ)
するとそこには「約定(やくじょう)の日 此れを使用す」と書いてあります。アイデアをどうぞ
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=70 アイデア
Cthulhu : (1D100<=70) → 90 → 失敗
朝生 直純(ミナカミ)
ティンとこない。
KP(マテ)
なにもわからないにゃあ…
KP(マテ)
お膳台はこんなかんじですね
朝生 直純(ミナカミ)
「約定の日、此れを使用す……約定……ううん……」 暫く考えてもよく分からなかったのでお膳を元に戻します。
KP(マテ)
はい、元に戻しました。
KP(マテ)
ちなみにですが、所持品は全部あります。(言い忘れてた)
朝生 直純(ミナカミ)
あとは甲乙丙の襖と雪見障子か。丙が一番やさしそうですね。(提督並感)
朝生 直純(ミナカミ)
所持品了解ですー!
KP(マテ)
そうですね!丙が優しそうだなあ!丙の襖にいきますか?
朝生 直純(ミナカミ)
丙の襖いってみます!
KP(マテ)
はーい!では描写を入れます。
■襖・丙
墨で描かれた龍の絵の襖だ。荒々しい豪快な筆致で描かれ今にも踊りだしそうに見える。
龍の目はこちらの動きを追っているようにも見える。
KP(マテ)
聞き耳を振ってください
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 52 → 成功
KP(マテ)
成功ですじゃ!それでは丙の襖の向こうから「吹き荒れる風の音」が聞こえます。
朝生 直純(ミナカミ)
ヒェッ優しくなさそう……
KP(マテ)
どうします?
朝生 直純(ミナカミ)
うーんちょっと他の襖も見てみます。てことで乙の襖を偵察したいです。
KP(マテ)
ハーイ、次は乙に行きます
■襖・乙
襖には老若男女が敷物を敷き、酒を飲み、踊りを踊っている。桜の木の下の花見のようで、どの人物も楽しそうに見えた。
中央にいる、この宴の中心人物だと思われる青年はオレンジ色の着物を着ている。鬼の面はつけていない。
KP(マテ)
判定【歴史】が振れます
朝生 直純(ミナカミ)
歴史振りますー
KP(マテ)
どぞー!
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=80 歴史
Cthulhu : (1D100<=80) → 48 → 成功
KP(マテ)
イイネ!☝
KP(マテ)
オレンジ色の着物の色は正式には黄丹(おうだん、あるいはおうにと読む)と言われる色であり貴色のひとつである。
KP(マテ)
日本では皇太子・東宮といった立場の人間が身に着けるものである。
KP(マテ)
簡単に言うと偉い人が着る着物って感じです。 続けて知識を振ってくださいな
朝生 直純(ミナカミ)
ccb<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 92 → 失敗
朝生 直純(ミナカミ)
惜しい……!
KP(マテ)
なに…90が失敗しただと…!?
KP(マテ)
うむ…では着物だけわかりましたね。それ以上のことはわかりませんでした。
KP(マテ)
さてさて、襖乙はどうされますか?
朝生 直純(ミナカミ)
乙に描いてる絵って、オレンジ色の着物を着た人以外は全員鬼の面をつけてますか?
KP(マテ)
つけている…と思います(描写がシナリオにない)
朝生 直純(ミナカミ)
おお……そうなんですね、了解です。
朝生 直純(ミナカミ)
迷ってても仕方ないな。乙の襖をちょっとだけ開けて中を伺います。
KP(マテ)
はーい!では開けますね