帰路-カエリミチ- (2017/12/30 - 2017/12/31)

SCENARIO INFO

Writer/狸原ムジナ(シナリオ非公開)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/亀岸 時湖(みちを)

INDEX

1日目1日目-21日目-32日目アフタープレイ

電車

<君の目の前には闇が広がっていた。
 困惑し、立ちつくす君の前には一人の少女が立っている。年齢は小学校低学年くらいだろうか。少し、気が強そうで、けれど悲しそうにうつむいている。
 気づけば、彼女の周囲には意地の悪い顔をした子供たちが立っている。君には彼らに見覚えがある。小学校中学校時代の同級生たちだ。
 いつの間にか、目の前は闇ではなくなっていた。
 黒板、彼女を囲むように移動された机、ロッカー。
 周囲を見るに、ここはかつて君が通っていた小学校の教室のようである。
 少女に向かって口々に何か言葉を投げかける子どもたちの口元は、一様に悪辣な笑いに歪んでいる。
 うつむき、何かをこらえる少女に一歩踏み出し――>

<ごとんという大きな音に君は目を覚ました。どうやら転寝をしていたらしい。
 君は霧生市という京都府内の市に住んでおり、隣の市にある高校に通っている。地元の駅までは自転車、地元の駅から高校の最寄り駅までは電車を利用している。
 今は、ちょうど帰宅時にあたる。
 主要な路線であり、本来なら乗客が山ほどいるはずの車内だ。しかし、今日に限っては帰宅時間である夕方であるというのに珍しく閑散としている。乗客はいるものの、席はがらがらだ。
 ふと君は視線を巡らす。赤く夕日が差し込む中、いくらでも席が空いている中、1人だけドアのそばに少女が立っていた。
 同じ高校の制服の少女は、見覚えのあるどころの話ではない。君の隣人であり幼馴染である、柊いおりだ。小柄でひどく見栄えのする彼女は鞄のほか、細長い袋を持っている。
 どこか疲れた表情の彼女は遠く夕日を見ていた。>
KP(ミナカミ)
……というわけで、時湖さんは電車の中で目を覚ましました。ドアの傍にはいおりが立っていますね。
亀岸 時湖(みちを)
はいなはいな。もうお喋りとかしてっていい感じですか?
KP(ミナカミ)
そうですね、話しかけても大丈夫ですよ。
亀岸 時湖(みちを)
(んん、なんか変な夢見た気ぃする……)ねむねむした目を瞬いてから、いおりちゃんの方を見た感じかな。「…がらがらやで。なんで立ってるん?」
柊 いおり(ミナカミ)
「……あ、時湖君……」 夕日から目を離して時湖君の方を見ます。
柊 いおり(ミナカミ)
「ええと……夕日、きれいやなあって思って」 
亀岸 時湖(みちを)
「夕日ぃ?」 言われてみて、時湖も上半身捻って窓から夕陽を見やります。「ほんまやな。眩しいなー思ったら、こんなにギラギラしてたんやな今日」
亀岸 時湖(みちを)
「それにしたって、座って見たらええ思うけどな。疲れてへんのか、いおり。部活とか」
柊 いおり(ミナカミ)
「弓道部はまあ……そんなに……?」 苦笑しつつ、お言葉に甘えて時湖君の隣に座りますね。鞄と細長い袋もいい感じに持ち直して。
KP(ミナカミ)
いおりが持っている細長い袋は弓道の道具一式ですね。幼馴染ですし、それが弓道の道具であることやある程度の情報は知っています。
KP(ミナカミ)
というわけで弓道の道具一式の概要はこんな感じ。
<この時点では弓は弦を外した状態なので使用できない。
 使用するには十分な時間と落ち着いた場所を用意し、彼女に張ってもらう必要がある。
 戦闘中の準備は少なくとも30ラウンド以上は必要となるため実質不可能である。>
KP(ミナカミ)
以上です。
亀岸 時湖(みちを)
(アッ なんかありそう) 了解です!
亀岸 時湖(みちを)
「テンション低いな、いおり。腹減ったんか? それとも眠い?」
亀岸 時湖(みちを)
「俺は両方や」 くあ、と欠伸しながらこう
柊 いおり(ミナカミ)
「両方かあ」 時湖君の様子にくすくすと小さく笑います。
KP(ミナカミ)
時湖君、《目星》どうぞ。
亀岸 時湖(みちを)
オッ!了解目星目星!
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 14 → スペシャル
亀岸 時湖(みちを)
成功ダ—!
KP(ミナカミ)
いいぞ!
KP(ミナカミ)
では時湖君は、彼女の目の下に深いクマがあることに気付きます。
KP(ミナカミ)
そのクマが一日二日でできたものではなく、ずっと眠っていない、休んでいない、そんな雰囲気のするクマであることが分かるでしょう。
亀岸 時湖(みちを)
眠いんやんけ!
亀岸 時湖(みちを)
ふといおりちゃんの顔見て、なんか違和感あってじーっと観察したかな。
柊 いおり(ミナカミ)
「…………? な、なに?」 ちょっとドギマギします。
亀岸 時湖(みちを)
「いや、ひどい顔やなーって思って」
柊 いおり(ミナカミ)
「えー、別に普通のつもりやけど……」
亀岸 時湖(みちを)
「朝、鏡見ぃひんかったんか? 目元ひどいで」 自分の目元んとこなぞりつつ。
柊 いおり(ミナカミ)
「…………」 自分の目元をなぞって、ふう、とため息をつきます。
柊 いおり(ミナカミ)
「時湖君には言うてへんかったっけ。うち、最近ストーカーに付きまとわれてるんよ」
柊 いおり(ミナカミ)
「だんだんアピールが激しなってきて、それでちょっと寝れてへんかな……」
亀岸 時湖(みちを)
「はぁ、ストーカー!? 何それ初めて聞いたわ。いおりにか?! 物好きやな…! なんでなん。というか誰なんそいつ。知らん奴か?」 これは流石に驚くね!
柊 いおり(ミナカミ)
「全然知らん人。ていうか物好きってなに」 時湖君の言い方にちょっと笑みを浮かべますね。
KP(ミナカミ)
ここらで《アイデア》どうぞ。
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=60 アイデア
Cthulhu : (1D100<=60) → 27 → 成功
亀岸 時湖(みちを)
いおりちゃんってそういやAPPどのくらいなんやって思いつつアイデアは成功だ!
KP(ミナカミ)
いいね。では「ストーカーとかそんな話あったか?」と自分の記憶を探ってみると、ここしばらくというかここ1年であり、いおりが時湖君の母親と相談していたりしたような……? そんな気が……? とぼんやり思い出します。
KP(ミナカミ)
直接相談を受けていないとはいえ、そんな話をふわふわとしか思い出せないことに違和感も抱くでしょう。
亀岸 時湖(みちを)
亀岸ママンとも…!? というか全然興味持って聞いてなかったな時湖ィ!そしてそれが不自然だということか!
KP(ミナカミ)
あといおりのAPPは16です。
亀岸 時湖(みちを)
高ぇ!並んでたら美男美女なんやんけ!
KP(ミナカミ)
APPおそろいの美男美女やで。
亀岸 時湖(みちを)
「物好きは物好きやろ。というか、なんでそういうことはよぅ言わへんの俺に。どんな奴そいつ? 俺が殴……話したるわ」
亀岸 時湖(みちを)
「話してわからへんかったら、その時はじめて殴る」 ちょっと訂正した
柊 いおり(ミナカミ)
「だって、時湖君に迷惑かけたなかったし……」
柊 いおり(ミナカミ)
「そうやって殴ったりするから剣道部で問題起こしたりするんやで」
亀岸 時湖(みちを)
「剣道部は! 俺が勝手に辞めたんや。別に問題とかないし」 問題などなかった。いいね?って感じでちょっと強く言いまして
亀岸 時湖(みちを)
「あとな、話してもわからへん奴はほんまにわからへんぞ、いおり。話し合いだけでなんでも解決したら苦労せぇへん。特にストーカーとかそういう頭おかしい輩はな、穏便に済ませようとすればするほど付け上がりよるぞ」
亀岸 時湖(みちを)
「あかん何かめっちゃ腹立ってきたわ。もう許されへん。いおり、そいつどこにおる?」自分で話してて自分でモヤモヤしだして
柊 いおり(ミナカミ)
「わ、分かったからそんな怒らんとってよ……」 亀岸君の剣幕にはちょっとビクビクしますね。
KP(ミナカミ)
……と、そんなところで電車は霧生駅に到着します。

霧生駅

<霧生駅は地元で一番大きな駅だ。ホームも6はある駅であり、駅ビルとも隣接している。
 そんな駅へ、いつも通り電車は入っていった。
 いつも通りホームへ降り立ち、いくつか話をした後、あなたは気づく。

 ――妙に駅が静かだ。>
KP(ミナカミ)
……というわけで、霧生駅に到着します。
KP(ミナカミ)
不思議なことに駅員も乗客の姿もありません。アナウンスすら聞こえてきませんね。
亀岸 時湖(みちを)
「俺のことはええから。問題はいおりのことやから。いっぺんわからせたらな。家来るんかそいつ? せやったら俺の部屋からでも見張れるな?」 とかって少し話題引っ張りつつ
亀岸 時湖(みちを)
「…? 静かやな。駅休みか?」 きょろきょろとあたりを見回して違和感を覚えるんでしょう
柊 いおり(ミナカミ)
「…………」 いおりは時湖君の後ろでこわばった表情で突っ立っていますね。
亀岸 時湖(みちを)
「駅が休みってなによ。スピーカー壊れとるんか?」 軽いノリツッコミしてから、いおりちゃんの様子に気付くかな。
亀岸 時湖(みちを)
「いおり? どしたん」
柊 いおり(ミナカミ)
「……なんか、変な感じやなって……」
KP(ミナカミ)
辺りを見回してみると、駅名を記した看板の行き先はマジックで雑に消されたようになっており、電車はずっと止まったままで出発する気配がありません。
KP(ミナカミ)
また、電車の中には何人かの乗客がいたはずで、誰もおりていないはずなのに、車内からは人がいなくなっています。
亀岸 時湖(みちを)
「せやな。何やここ…? 回送に乗ってたんかな、俺ら」 もう明らかな異界だ…看板を怪訝そうに見ながら
亀岸 時湖(みちを)
「すみませーん! おーい!」 駅員さんに聞こうと思って声を出してみる。声量はある方だけど、反応ないんでしょうねえ
KP(ミナカミ)
そうですね、がらんとしたホームに時湖君の声が響くだけです。
KP(ミナカミ)
もう少しここを探ってみていいですし、改札に向かってもいいですよ。
亀岸 時湖(みちを)
「なんなん」 どうしたものかな。電車の中とか、ホームとか、もう何もなさそうな感じですか? 目星とか技能で調べたりは
亀岸 時湖(みちを)
というか、駅の外とか見えるんでしょうか
KP(ミナカミ)
駅の外は見慣れた霧生市の風景が広がっていますね。
亀岸 時湖(みちを)
見慣れた光景が広がっているのか…
KP(ミナカミ)
《目星》は振れますよ。
亀岸 時湖(みちを)
わぁい。ではめぼっし
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 17 → 成功
亀岸 時湖(みちを)
出目が全体的に良い
KP(ミナカミ)
イイネイイネ
KP(ミナカミ)
では、時湖君は反対側のホームに人影を見つけます。
亀岸 時湖(みちを)
おお、人が!どんな奴でしょうか
KP(ミナカミ)
反対側のホーム、それもここからは少し遠いところにいるので、どんな奴かはよく分かりませんね。
KP(ミナカミ)
近づいてみますか?
亀岸 時湖(みちを)
可能なところまで近付きましょう。さくさく行動する時湖。「誰かおるやんか」
KP(ミナカミ)
はい。ではずんずん近づいていくと、人影ははっきりとする……こともなく、近づいてみても、「それ」はよく分からない影のままでした。
KP(ミナカミ)
……そこには人の形をした、大きな丸目に半月の口をもつもやもやとした何かがうごめいていました。
KP(ミナカミ)
【0/1d2】のSANチェックどうぞ。
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=65 SAN
Cthulhu : (1D100<=65) → 96 → 致命的失敗
KP(ミナカミ)
出目!!
亀岸 時湖(みちを)
何今の音!?
亀岸 時湖(みちを)
1d2 減少
Cthulhu : (1D2) → 1
KP(ミナカミ)
SEを設定してみました(テヘペロ)
亀岸 時湖(みちを)
ドゥーンしてしまった。-1で64!
KP(ミナカミ)
はいドゥーン。\デデーン/にしようと思ったけど自重したよ。
亀岸 時湖(みちを)
時湖、アウト—
柊 いおり(ミナカミ)
「? 時湖君、どうしたの?」 いおりは人影の異常性に気付いていませんね。
亀岸 時湖(みちを)
「何なんあれ……」 わけわかんないもん見てちょっと混乱しました。 「いおり、あそこにおるの何かわかるか?!」 色々試したいので共有してみよう
KP(ミナカミ)
お、分かりました。
柊 いおり(ミナカミ)
「あそこにおるの……?」
柊 いおり(ミナカミ)
シークレットダイス
柊 いおり(ミナカミ)
シークレットダイス
亀岸 時湖(みちを)
しーくれっと…!?
柊 いおり(ミナカミ)
では、いおりはアレを見て目に見えて動揺しますね。 「…………!? な、なに、なにあれ……!?」
柊 いおり(ミナカミ)
「……帰ろ。はよ帰ろ」 時湖君の服の袖をつまんで、改札に向かう階段に視線をやります。
+  一方雑談窓では
亀岸 時湖(みちを)
袖つまむいおりちゃんかわいいが?
亀岸 時湖(みちを)
小柄なんだっけ。何cmだ!!
KP(ミナカミ)
あざといムーブをしていきたい。
KP(ミナカミ)
SIZは8だよ。
亀岸 時湖(みちを)
ちいさい!!!!!!
亀岸 時湖(みちを)
愛でていこう。
亀岸 時湖(みちを)
時湖の半分ってなんだ。けしからん
KP(ミナカミ)
だいぶ身長差ある。いいぞ。
亀岸 時湖(みちを)
時湖は体格も良いので、かなりの…… 良い
亀岸 時湖(みちを)
「ちゃうな、ああいうのはどっちかいうと俺が詳しないとあかんのか。妖の類やもんな多分…?!」 時湖の方もまだなんやかんや混乱しつつ。
亀岸 時湖(みちを)
「お、おう」 袖つままれたし、そういう流れだろう。階段の方に行くことにしますよ。
KP(ミナカミ)
ホームで他に調べられるところは特にありませんね。あとはゾーキングめいた感じになってくる……と、階段了解です。
亀岸 時湖(みちを)
ついでに、(お兄さんは見た事あるかな、あれ)ってちょっと思ってスマートフォン取り出して連絡を試したいですがきっと繋がらないですね…?
KP(ミナカミ)
うーん……そうですね、電波は無事ですが、お兄さんに連絡してみても一向に繋がる気配がありません。
KP(ミナカミ)
さて、連絡を試しつつ階段を上ると改札に到着します。
KP(ミナカミ)
改札には駅員の姿も乗客の姿もありません。電光掲示板にも何も映っていませんね。
亀岸 時湖(みちを)
長男・和泉と次男・流留にかけてみたりしていた。次男が出ないのはいつものことですが、長男が時湖からの電話に出ないのは珍しい。 「忙しいんかな……」
亀岸 時湖(みちを)
そして改札ね。 「……誰もおらんな」 見回したりしてみて
柊 いおり(ミナカミ)
いおりも辺りを見回していますね。
柊 いおり(ミナカミ)
「駅員もおらへんってやっぱおかしいよな……」
KP(ミナカミ)
改札自体は普段通りで、普通に通れそうですね。
亀岸 時湖(みちを)
「なんなんやろな」 異常な雰囲気をそろそろ肌で感じてきます。 駅員さんがつめてる改札横のあの空間(なんていうかわからん)とか覗いてみつつ、何もなければ改札を通ろうとしてみます。ICOCA定期券タッチ
KP(ミナカミ)
改札横のあの空間には誰の姿もない以外は特に気になるところはありません。定期券タッチするといつものピッて音がします。
KP(ミナカミ)
《幸運》どうぞ。
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=65 幸運
Cthulhu : (1D100<=65) → 20 → 成功
亀岸 時湖(みちを)
オッ 抜けられるかな?
KP(ミナカミ)
お、いいですね。
KP(ミナカミ)
では時湖君は、改札を出たところで床に大きな赤い染みがあることに気付きます。
KP(ミナカミ)
鉄臭い香り、ぬらぬらとした感触。どうあがいても、これは大量の血だまりだと分かってしまうでしょう。
亀岸 時湖(みちを)
なにぃ!?
KP(ミナカミ)
バケツをぶちまけたようなその量は、もしこれが一人のものであるなら致命傷であるとしか思えません。
亀岸 時湖(みちを)
今まさにあるんですか!?痕跡とかではなく?
KP(ミナカミ)
今まさにですね。
KP(ミナカミ)
【0/1d2】のSANチェックどうぞ。
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=64 SAN
Cthulhu : (1D100<=64) → 47 → 成功
KP(ミナカミ)
減少なしと。ついでに《アイデア》もどうぞ。
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=60 アイデア
Cthulhu : (1D100<=60) → 56 → 成功
亀岸 時湖(みちを)
成功ダー!
KP(ミナカミ)
いいぞー! 時湖君はその血だまりを見た瞬間、白昼夢のように「それ」を思い出します。
亀岸 時湖(みちを)
思い出す…!?
<どくどくと、自分の身体から熱いものが流れていくのが分かる。
 足に力が入らず、そのまま崩れ落ちていく。
 聞き覚えのある少女の悲鳴、すぐ近くで聞こえる下卑た男の笑い声……
 それらの音に何も反応することが出来ないまま、君の意識はそこで途切れた。>
KP(ミナカミ)
以上です。追い打ちSANチェックはないよ。
柊 いおり(ミナカミ)
「時湖君? どしたん、大丈夫?」
亀岸 時湖(みちを)
なんだ……体験済み……!? 下卑た男の笑い声……!? これは……
亀岸 時湖(みちを)
ピタッと立ち止まって血だまりを見ていた。 「何や……これ。いや……」 最初ぞわってきて、次に来たのはなにか別の違和感だったと。
KP(ミナカミ)
いおりの声で意識を戻せば、時湖君は改札を出てすぐの場所に立っていて、いおりはまだ改札の内側に立っていました。
亀岸 時湖(みちを)
うーむ。血だまりのまわりには、特に危なそうなものがあるわけではなさそうですね?
KP(ミナカミ)
そうですね、目立った危険物はありません。
KP(ミナカミ)
血だまりは人が暴れたように血が飛び散っていますが、どこかに血痕が続いているということもありません。
KP(ミナカミ)
また、いおりは血だまりの存在にはまだ気づいていませんね。
亀岸 時湖(みちを)
(……今のは。誰や……いおり……?) 内心ひどく混乱しつつ。 「いおり、ちょっとそのままそこいときや」 携帯で110番を試そう。とりあえず良い子として
KP(ミナカミ)
110番を試してみると……なんということでしょう、通話中の音が返って来るばかりで繋がる気配がありません。
柊 いおり(ミナカミ)
「? うん……」 いおりは不安そうにしながらも、大人しくそこに立って待っています。
亀岸 時湖(みちを)
119番とかも試して、どこにもつながらないことを確認しとこう。 「……あかんな」 溜息ついて。
亀岸 時湖(みちを)
「いおり。俺、嘘ヘタやから気ぃとか利かせられへんし正直に言うけど。ここめっちゃ気持ち悪いもんあるわ。誰のか…わからへんけど血だらけや」
柊 いおり(ミナカミ)
「血……!?」
KP(ミナカミ)
いおりは胸の前で手をぎゅっとして緊張した様子を見せています。このまま血だまりを見せますか? それとも隠しますか?
亀岸 時湖(みちを)
「何か知らんけど警察も救急も家にも繋がらへんし、とりあえずここ出なあかん。でもこれは正直見ぃひん方がええ。改札抜けたら、俺の後ろくっつけ。そしたら外連れてったるから。めっちゃ見たい言うんやったら別に止めへんけどな」 スタンスとしては隠す方向で
柊 いおり(ミナカミ)
「う、うん……」 見たがる様子はありませんね。
柊 いおり(ミナカミ)
改札をピッと抜けたらそそくさと時湖君の背中にくっつきます。服を掴む手は少し震えているかもしれません。
亀岸 時湖(みちを)
「目ぇつぶっとくか、俺の背中だけ見とけ」 って、いおりちゃんくっつけて通り過ぎましょう。
KP(ミナカミ)
はい、では改札を抜けていきましょう。時湖君の背中おっきい……
KP(ミナカミ)
改札を出ると左右に通路が広がり、北口、南口、どちらの出口にも行けるようになっています。
KP(ミナカミ)
ですが、北口の出入り口はシャッターが閉まっているようです。
KP(ミナカミ)
帰宅するために通るのは南口であり、南口には交番・駐輪場・コンビニ・バスターミナルなどがあります。
亀岸 時湖(みちを)
閉まっている方を調べに行きたくなる習性があるので北口を先に。違和感がいろいろあるので気になったんだろう。
亀岸 時湖(みちを)
「…? 向こう閉まっとるな」とでも
柊 いおり(ミナカミ)
「うん。なんでだろ……工事中とか?」
KP(ミナカミ)
北口に向かってみても、無情にもシャッターが閉まっているだけでそれ以外に気になるところはありませんね。
亀岸 時湖(みちを)
「やとしても完全に塞ぐんは変やな」 単に通れないだけか。じゃあ反対側かな。南へGO。 「ええか…寄り道やめよ。ウロウロしてスマンな、いおり。おぶったろか? 寝れるで」 とか本人の方を見もせずなんのけなしに言いつつ。
柊 いおり(ミナカミ)
「え……お、おぶるとか別にええよ。子供ちゃうんやし」 時湖君の提案には慌てて首を振りますね。心なしか耳が赤い。
KP(ミナカミ)
南口の方に向かうと、そこから他の施設へ行く前に階段があり、ひとまずはそちらに向かうことになります。
KP(ミナカミ)
通路には飾りのためか柱が等間隔に並んでいますね。
KP(ミナカミ)
《目星》どうぞ。
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 25 → 成功
KP(ミナカミ)
出目が良い。時湖君は柱の陰に小太りな男が立っており、こちらの様子をうかがっていることに気付きます。
亀岸 時湖(みちを)
「子供とそんな変わらへんやろ」 なんていおりちゃんの頭にこう、身長測る手でぽんしつつ。
亀岸 時湖(みちを)
男に気付いてピタッと足を止めまして
亀岸 時湖(みちを)
「そこの人、なんですか。俺らがどうかしましたか」 って声かけるかな
亀岸 時湖(みちを)
(京都弁イントネーション)
KP(ミナカミ)
声をかけると、柱の影から男が姿を現します。(京都弁イントネーションありがとう)
亀岸 時湖(みちを)
曲が不穏!
男(ミナカミ)
「やっと見つけたよぉ、いおりちゃん。もう遊ぶのはやめよ? おじさんと一緒にしあわせになろう?」
KP(ミナカミ)
男はげへげへと笑いながらいおりに話しかけた後、時湖君の姿を認めると狂ったように叫びだします。
男(ミナカミ)
「またお前か! またか! いいぞ、今度はちゃーんと殺して、いおりちゃんと幸せになるからなぁ!」
KP(ミナカミ)
そして鞄から包丁を取り出して構え、2人に襲い掛かってきます。
KP(ミナカミ)
《DEX*5》で逃げることが可能です。逃げない場合は戦闘に。
亀岸 時湖(みちを)
あからさまな敵!
柊 いおり(ミナカミ)
「…………!」 いおりはあからさまに怯えていますね。
亀岸 時湖(みちを)
武器がないな…!包丁は普通にアブナイ。逃げるって、いおりちゃんもセットでいけますか?
KP(ミナカミ)
はい、セットで行けますよ。時湖君が失敗したらいおりが《DEX*5》振ります。
亀岸 時湖(みちを)
じゃあ素直に逃げます。こういう時、立ち向かってはいけないんだ…!
KP(ミナカミ)
判定どうぞー
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=60 DEX*5
Cthulhu : (1D100<=60) → 40 → 成功
KP(ミナカミ)
ほんと出目いいな
KP(ミナカミ)
時湖君はいおりの手を引いてその場を逃げ出せます。どこに向かいますか?
亀岸 時湖(みちを)
(こいつ…!)この男がストーカーだと直感しつつ、相手は刃物を持っている!分が悪いので「いおり、行くぞ!」と手を引いた。
柊 いおり(ミナカミ)
「! う、うん……!」
亀岸 時湖(みちを)
しかし場所か……そういっても行ける所かなり限られてるような。南口から先には行けるんでしょうか。位置関係的に厳しいかな?
KP(ミナカミ)
男を振り切って南口から先に行けますよ。交番・駐輪場・コンビニ・バスターミナルなどがありますね。
亀岸 時湖(みちを)
お、じゃあ振り切って南口から出ましょう。まぁ…順当に交番に行きましょう。市民の義務です
男(ミナカミ)
「ッチ……どこまでも邪魔しやがって! いおりちゃん、待っててね、おじさんが必ず迎えに行くからねぇ!」
KP(ミナカミ)
そんな声を聞きながら、2人は交番へ。

交番

KP(ミナカミ)
さて、どうにか男を振り切って交番に到着しました。
KP(ミナカミ)
いつもなら3人ほどの警官が勤務しているはずが、中に入っても誰の姿も見当たりません。
亀岸 時湖(みちを)
「きっっっっっもいなクソ! 何が迎えに行くや!渡さへんぞいおりは」 プンスコしながら口にしつつ。「なんで誰もおらんねや!」
亀岸 時湖(みちを)
武器とか、なんか身を守れそうな物とか置いてないですかね。
柊 いおり(ミナカミ)
「……時湖君、あ、ありがと……」 荒れた息を整えて、時湖君にお礼を言います。
KP(ミナカミ)
《目星》どうぞ。
亀岸 時湖(みちを)
「なにがよ」 って何に感謝されたのかマジでわかってない反応しつつ、「それよりいおり、さっきのが言ってたストーカーやな?アイツ相当頭やばいで。今のことといい、ほんまに仕事せぇへんな警察」
亀岸 時湖(みちを)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 28 → 成功
亀岸 時湖(みちを)
こんなに出目使って福袋大丈夫かしら
柊 いおり(ミナカミ)
「私だけやったら、怖くて逃げられへんかったから」 さっきのが言ってたストーカーやな、という問いには頷きで返します。
柊 いおり(ミナカミ)
「……絶対、帰ろな……」
KP(ミナカミ)
福袋でまた犬が?
亀岸 時湖(みちを)
動物虐待はしたくないのじゃが
KP(ミナカミ)
と、成功ですね。時湖君は交番のロッカーから竹刀を見つけました。やったね。
KP(ミナカミ)
あとは机の上に無造作にいくつかの書類が置いてますよ。
亀岸 時湖(みちを)
「そんなん当たり前やろ。変なこと言うなぁいおり」 帰ろう発言に対して。
亀岸 時湖(みちを)
竹刀もらいます。 「おっ…ええやんか。ま…後でちゃんと話せばわかってもらえるやろ」とひとまずお借りしてから、書類を確認します。
KP(ミナカミ)
竹刀って言った後でるるぶ確認したらスタン+dbとかだったけど、まあ今回は1d6+dbあたりでいきましょう。耐久は2なので受け流しはあまりおすすめできない。
亀岸 時湖(みちを)
はーい了解。流さず潰しに行こう
KP(ミナカミ)
書類を確認してみると、被害届や相談報告書のようです。内容は以下の通り。
<相談報告書>
相談者 :柊明(ひいらぎあきら)
相談内容:ストーカー被害。
     一年ほど前から娘がストーカーにあっている。
     被害内容、付きまとい・郵便物盗難・無言電話・盗撮、盗聴。
     相手の思い当たる節等なし。
     被害届受理。
被害者名:柊いおり
KP(ミナカミ)
柊 明がいおりの父親であり、他の履歴からも彼がいおりのストーカー行為にひどく腐心していたことは伺えます。
亀岸 時湖(みちを)
「ン……これって」 書類に目を通して覚えのある名前を目にしたりしたんですね。 「おじさんが出した……いおりのことやんか。ええ加減やな…なんでこんなとこに出しっぱなしなん」 不自然に思いつつ
柊 いおり(ミナカミ)
「……そうみたいやな」 いおりも書類に目を通しましょう。
KP(ミナカミ)
さて、そうして書類に目を通していると
亀岸 時湖(みちを)
(……こんだけされてるいおりのこと、一年もわからんかったんか? どうかしてんのか俺)
NPC(ミナカミ)
「うん? 何かあったんか?」 と、奥の部屋から1人の警官が姿を現します。
亀岸 時湖(みちを)
うお居た
亀岸 時湖(みちを)
「人おったんかい」 なんというかちょっと呆れながら。 「ありまくりやで、お巡りさん。話しますけど、いいですか」
NPC(ミナカミ)
「ええよ。どしたん」 時湖君の話を聞く姿勢。
亀岸 時湖(みちを)
では、すぐそこで刃物を持った男に襲われた話と、改札のとこにあった血だまりの話と、あと駅誰もおらへんけど何って話をかくかくしかじかしたいです、
NPC(ミナカミ)
かくかくしかじかされました。 「駅が無人、改札に血だまり……? いやそれより刃物を持った男って、まさか……!?」 とストーカー被害の報告書を見ますね。
柊 いおり(ミナカミ)
「……間違いなくあのストーカーでした」 といおりからも説明しておこう。
亀岸 時湖(みちを)
「なんとかしてくださいよ。あいつまだその辺おるで多分」
KP(ミナカミ)
警官、駅が無人と血だまりについての反応は薄いですね。その辺りはあまり信じてなさそう。
亀岸 時湖(みちを)
まぁそっちはこの際そんなに重要ではないから強く言わんでもいいやってことで
NPC(ミナカミ)
「いおりちゃん、怖かったやろなあ……君も、いおりちゃんを守ってくれてありがとな」
NPC(ミナカミ)
「はよ捕まえなあかんな」 警官は自分が身に付けている警棒などの所在を改めて確認します。
亀岸 時湖(みちを)
「一緒に逃げただけなんで、別に」 戦って守ったわけじゃない、ということが気持ちよくないような感じで
柊 いおり(ミナカミ)
「時湖君が手を引いてくれたから逃げれたんやし、守ってくれたも同然やって」
亀岸 時湖(みちを)
「言うなぁそれ。甘やかさんでええんやからな俺のこと」
柊 いおり(ミナカミ)
「甘やかしてるつもりはないんやけどなあ」
KP(ミナカミ)
交番はこれ以上は特に情報がありませんね。警官は2人が出たらすぐにストーカーを探しに行くつもりのようです。
亀岸 時湖(みちを)
とりあえず情報ないなら出ましょうかひとまず。竹刀はそのまましれっと借りていきますね
KP(ミナカミ)
警官、竹刀は時湖君の私物だと思ってますね。しれっと借りられます。
KP(ミナカミ)
さて交番を出て次はどこに向かいましょうか。
亀岸 時湖(みちを)
やったね。この先はええと、コンビニ、駐輪場、バスターミナルに行けるのか…
KP(ミナカミ)
その3択ですね。普段なら駐輪場で自転車に乗っておうちに帰ってる感じです。コンビニに寄って買い物しても良いしバスで帰れるか試してもいいよ。
亀岸 時湖(みちを)
じゃあまずコンビニ行きます。「コンビニ寄るわ」とナチュラルに。というか人はいるのか
KP(ミナカミ)
コンビニ了解です。ちなみに要請すれば警官が同行してくれますが、その辺はどうしましょうか。
亀岸 時湖(みちを)
くっつかれても落ち着かないし、そっちはそっちで動いててもらおう
亀岸 時湖(みちを)
というわけで、特に要請はしませぬ
KP(ミナカミ)
分かりました。では警官はこのまま駅周辺をうろうろしてストーカー探しに精を出しましょう。
亀岸 時湖(みちを)
がんばって新鮮な変質者を見つけてください!