最果てのレイル (2019/04/14)

SCENARIO INFO

Writer/ホリ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/二階堂 虎郎(みちを)
PC2/拝島 くらら(モニカ)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-4アフタープレイ

三号車

二階堂 虎郎(みちを)
ところで少女さんの方は寝てるんですかね
KP(ミナカミ)
少女はスヤァ(˘ω˘)していますね。
KP(ミナカミ)
《アイデア》が振れますよ。
二階堂 虎郎(みちを)
やるやる!
KP(ミナカミ)
どぞどぞ!
二階堂 虎郎(みちを)
ccb<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 32 → 成功
拝島 くらら(モニカ)
いまそこはかとないFの気配を感じたので静かにしてます
二階堂 虎郎(みちを)
気配を読んでいる…!!
KP(ミナカミ)
ではコロちゃんが少女を観察してみると、髪が少し乱れていて、癖が付いている事に気が付くでしょう。
二階堂 虎郎(みちを)
「(……?)」 どうしたのだろう。長いこと眠っているのだろうか
KP(ミナカミ)
寝癖というよりかは、もともとあった何かがなくなったような、そんな感じですね。
拝島 くらら(モニカ)
👓!
二階堂 虎郎(みちを)
👓!
KP(ミナカミ)
落ち着いて考えてほしい。眼鏡が髪に癖がつくような影響を与えるだろうか。
拝島 くらら(モニカ)
お嬢さんの本体…!
拝島 くらら(モニカ)
おじさまに会釈したらころちゃんを追いかけて少女の方へ行こう
拝島 くらら(モニカ)
エッ!?
星売り(ミナカミ)
軽く手を振って見送った。
天野 航(ミナカミ)
「寝てるみたいだね……」 声を潜めた
二階堂 虎郎(みちを)
場所によるかと思った。違うのか……
二階堂 虎郎(みちを)
「寝てますね……眼鏡の痕とも……違うかな……」 遠近法的なあれで遠距離から少女に眼鏡をあわせてみつつ
拝島 くらら(モニカ)
「そうみたい」
拝島 くらら(モニカ)
「お嬢さん、お嬢さん」 もし、と 軽く揺する
KP(ミナカミ)
くららさんに軽くゆすられて、少女は目を覚まします。
少女(ミナカミ)
「…………?」
少女(ミナカミ)
「お姉さん……だれ……?」
拝島 くらら(モニカ)
「僕は拝島くらら」「と、これは猫」 だっこしてる
拝島 くらら(モニカ)
「聞きたいことがあったんだ。眼鏡を落としたりしてないかい」
少女(ミナカミ)
「くららさん……と、猫ちゃん……こんにちは」 ぺこり
二階堂 虎郎(みちを)
「まだ名はない……」
少女(ミナカミ)
「眼鏡?」 知らない、と首を横に振りますね。
拝島 くらら(モニカ)
「そう…」「君はどこまで行くの?」
少女(ミナカミ)
「どこまで……? お母さんと一緒に川遊びをしてて、それで……それで……」 首傾げ
少女(ミナカミ)
「分かんない……」
拝島 くらら(モニカ)
こて…
二階堂 虎郎(みちを)
「もしかして……僕らと同じようにこう……よくわからないうちに」
二階堂 虎郎(みちを)
「的な……」 ろくろ
拝島 くらら(モニカ)
「そうかもしれないね」 うん
天野 航(ミナカミ)
「かもしれないね……」
拝島 くらら(モニカ)
車窓に身を寄せて また窓に名前を書いた
拝島 くらら(モニカ)
猫のマークも描いた にゃーん
拝島 くらら(モニカ)
「お嬢さん、君の名前は?」 書いて というふうに
少女(ミナカミ)
「名前?」
二階堂 虎郎(みちを)
虎郎も名前をきゅきゅっと隣に書いた
少女(ミナカミ)
くららさんに倣って窓に「夢見 紅葉(ゆめみ もみじ)」と書きました。
二階堂 虎郎(みちを)
「夢見紅葉さん…………」
拝島 くらら(モニカ)
「綺麗な名前」「もみちゃんは一人か」
夢見 紅葉(ミナカミ)
「お母さん……」 辺りをきょろきょろと見渡した 「いない……」
拝島 くらら(モニカ)
「…」 撫でた よしよし 「切符は持ってる…?」
夢見 紅葉(ミナカミ)
「切符?」
拝島 くらら(モニカ)
こんなの と 自分の見せよう
KP(ミナカミ)
紅葉がポケットをごそごそして取り出した切符は灰色で、行き先が指定されていないようです。
天野 航(ミナカミ)
「僕のと同じだ」 と天野も自身の切符を取り出します。こっちも灰色で行き先が指定されていませんね。
拝島 くらら(モニカ)
ほう・・・
二階堂 虎郎(みちを)
「指定のある切符とない切符がある……? なんの差なんだろう……」
拝島 くらら(モニカ)
「指定がなかったら、もう少しゆっくり窓の外の景色を楽しめたのに」
天野 航(ミナカミ)
「僕と同じ切符なら、どこかで無理やり降ろされたりすることはない。ひとまずは安心だと思うよ」
拝島 くらら(モニカ)
「そう。なら安心だ」
拝島 くらら(モニカ)
もみちゃんが寂しくないように猫ちゃんを置いて行こうかな…嫌がらないなら…
天野 航(ミナカミ)
「急ぐべきは君達の方だよ。火を灯すとか魔女の血とか、分からないことはまだあるんだ」
KP(ミナカミ)
ネコチャンは大人しく紅葉に預けられますよ。
拝島 くらら(モニカ)
イイコ!
二階堂 虎郎(みちを)
「確かにそうか……」 名残惜しそうにネコチャン見つつ
二階堂 虎郎(みちを)
「もっと先を見に行きましょうか……」
拝島 くらら(モニカ)
「うん」
黒猫(ミナカミ)
紅葉の膝の上に遠慮なく乗ってうつらうつらし始めた。
夢見 紅葉(ミナカミ)
「重たいけどあったかい……」 ちょっとだけ笑って猫の背を撫でて、皆さんを見送りましょう。
KP(ミナカミ)
では二号車に行きましょうか
拝島 くらら(モニカ)
はい! てくてく あるいた
二階堂 虎郎(みちを)
歩いていく!多分くららさんについていく時は歩幅の関係で時々若干つんのめる

二号車

KP(ミナカミ)
二号車は、三号車と同様の作りとなっています。
KP(ミナカミ)
車両の前方(探索者側)には「フードを被った巨大な人物」が、奥の方には「神経質そうな男性」が座っています。
KP(ミナカミ)
またそれはそれとして《目星》を振ることもできますね。
拝島 くらら(モニカ)
ではまず目星をば
KP(ミナカミ)
目星どぞどぞ
二階堂 虎郎(みちを)
目星ー!
拝島 くらら(モニカ)
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) → 45 → 成功
二階堂 虎郎(みちを)
ccb<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 32 → 成功
二階堂 虎郎(みちを)
ふたりで!
拝島 くらら(モニカ)
やった~~~!
KP(ミナカミ)
イイゾー!
二階堂 虎郎(みちを)
「(なんかすごい人いるー!!)」 巨大な人物に気を取られつつも!
KP(ミナカミ)
では辺りをよく観察してみると、誰も座っていない座席の上に、藍色の髪留めが落ちている事に気が付くでしょう。
二階堂 虎郎(みちを)
「あっ 拝島さんそれは」 髪留めー!
拝島 くらら(モニカ)
か か 髪留め!
天野 航(ミナカミ)
「かわいらしい髪留めだね」
拝島 くらら(モニカ)
「? ん」 拾い上げました 「うん」
拝島 くらら(モニカ)
「落とし物、また増えたね」 なんとさっきアイデアを振っていないのである
拝島 くらら(モニカ)
「これも一緒に持ち主を捜してみよう」
二階堂 虎郎(みちを)
「あ、……いや」
二階堂 虎郎(みちを)
「紅葉ちゃんのでは……?」
天野 航(ミナカミ)
「確かに、紅葉ちゃんがつけていてもおかしくないデザインだね」
拝島 くらら(モニカ)
「あら」「……確かに、似合いそう」
拝島 くらら(モニカ)
「一度戻ってもいい?」
二階堂 虎郎(みちを)
「届けてあげると……OKですよ」 了承
KP(ミナカミ)
では、いったん三号車に戻ろうとする……その前に。
<再び、大きな警笛が鳴りました。
 車窓の外には、滔々と流れる大河が見えました。
 それは列車の下の空を、大きく弧を描くように流れていました。
 星光にキラキラと輝く水流は、川の中に散在する透き通ったオレンジ色の石くれを、ころころと下流へと転がしていました。>
KP(ミナカミ)
そんな光景が、探索者達の前に広がります。
天野 航(ミナカミ)
「ここは……エリダヌスの川だ。ああ、もうこんな所まで来てしまった。急がないとマズいね」
天野 航(ミナカミ)
外を見ながら小さくため息をつきました。
拝島 くらら(モニカ)
「綺麗……でも、急がなくちゃならないね」
二階堂 虎郎(みちを)
「わりと早い……!?」びくびく
拝島 くらら(モニカ)
「強制的に下ろされるって、どういうことなんだろう。着いた途端に放り出されたりしたら、さすがに堪らない」
拝島 くらら(モニカ)
「…急ぎましょう」 もみちゃんに髪飾りを渡してみたい
二階堂 虎郎(みちを)
「いそごういそごう」 わたわた
KP(ミナカミ)
ではでは3号車へ。

三号車

KP(ミナカミ)
戻ってきました三号車。紅葉はさっきと同じ席で大人しく窓の外の景色を眺めていますね。
拝島 くらら(モニカ)
触ってたら湿ってるのに気付くんだな もみちゃんのところへ行って
拝島 くらら(モニカ)
「向こうに、これが落ちていたよ。…君の?」 と 差し出してみます!
夢見 紅葉(ミナカミ)
「あっ……!」 自分の髪を触ってハッと気付いた 「うん、そう! 私の!」
拝島 くらら(モニカ)
「良かった。はい、どうぞ」
夢見 紅葉(ミナカミ)
「ありがとう」 髪留めを自分の前髪にパチンと留めて、ちょっとだけはにかみます。差分は心の目で見てくれ。
二階堂 虎郎(みちを)
心の目で見た。ありがとう。
拝島 くらら(モニカ)
心の目で…見えた…!!!もみちゃん!もみちゃんかわいい!髪留め似合うね!笑顔すてき!ぷりちー!!!!!
夢見 紅葉(ミナカミ)
「この髪留め、お母さんからもらったの」 ポケットをごそごそ
夢見 紅葉(ミナカミ)
「お礼にこれ、あげるね」
KP(ミナカミ)
……と、くららさんに「虹色の花」を渡します。
二階堂 虎郎(みちを)
「花……?」
拝島 くらら(モニカ)
「? 綺麗な花だね。いいのかい」 両手で受け取って 匂いを嗅いでみる
夢見 紅葉(ミナカミ)
「気が付いたら持っていたの。綺麗だからお姉さんにあげる」
KP(ミナカミ)
虹色の花は何とも言えずいい香りをしています。《生物学》も触れる。
拝島 くらら(モニカ)
なんとですね 初期値が1もあります
KP(ミナカミ)
初期値チャレンジしてもいいぞ。
拝島 くらら(モニカ)
「良い匂い ほら」 って ころちゃんとわたるちゃんにも花を差しだしたりしてた 初期値します!!!
拝島 くらら(モニカ)
CCB<=1 【生物学】
Cthulhu : (1D100<=1) → 20 → 失敗
天野 航(ミナカミ)
「ほんとだ。いい匂いだね」
KP(ミナカミ)
出目は良い……!
二階堂 虎郎(みちを)
「ふわ……」 反射的にくしゃみ出そうになりつつ
拝島 くらら(モニカ)
「素敵なものをありがとう」「……ところでこれは、何の花なんだい」 ってもみちゃんに聞いて見ちゃお
夢見 紅葉(ミナカミ)
「…………? 目が覚めたら持ってたから、よく分からない……」 首傾げ
拝島 くらら(モニカ)
「そう……まあ、折角だから、頂いていくね」
二階堂 虎郎(みちを)
「虹色の花は、なんかこう作れるんだよな確か……薔薇とか……」
拝島 くらら(モニカ)
「そうなんだ。それは知らなかった」
天野 航(ミナカミ)
「へえ、こういうのって作れるんだ」
二階堂 虎郎(みちを)
「色付きの水を吸わせるとかなんとか……だったような。うろ覚えですけども……も……そ、それはともかく」
二階堂 虎郎(みちを)
「お急ぎ……?」 現場猫のように2号車の方向を指さしていこう
天野 航(ミナカミ)
「だね」 2人をそそっと急かしていこう
拝島 くらら(モニカ)
そそっされて 再度二号車へ

二号車

KP(ミナカミ)
改めて二号車へ。乗客の様子に変わりはありません。
拝島 くらら(モニカ)
順番的には巨大な人物に声をかけてしまうだろうハイジ
KP(ミナカミ)
では巨大な人物に近づいてみると……
<遠目では、座席に座った大きな人影のように見えたそれは、良く見れば人間の物ではなく、まるで怪物でした。
 その怪物は、関節の多い手足を器用に曲げて、2mを優に超える巨体を椅子に押し込めていました。
 高く張り出した耳に、細長くひしゃげた鼻の穴をしていて、目の部分は深く深く奥に落ち込んでいました。
 その洞窟のような窪みには、点のように小さく、切っ先のように鋭い眼光が、赤く輝いていました。
 その怪物は、鼻息を荒くして、あなた達の事を見つめ返しました。
 意識を吸い込まれるようなその瞳に、あなた達はとても恐ろしくなりました。>
KP(ミナカミ)
……怪物を目撃したお2人は【0/1d8】のSANチェックどうぞ。
二階堂 虎郎(みちを)
「ま、まずはあっちの人に……って拝島さ~ん!? 拝島くららさ~ん!?」 めっちゃ後回しにしようとしてた虎郎が追ってきてぎゃあ
拝島 くらら(モニカ)
「もし、大きなお方、眼鏡を… ────」 はわ
二階堂 虎郎(みちを)
ccb<=60 SAN
Cthulhu : (1D100<=60) → 29 → 成功
拝島 くらら(モニカ)
CCB<=76 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=76) → 34 → 成功
KP(ミナカミ)
強い。
拝島 くらら(モニカ)
「 …眼鏡…は… 不要な方でしたか…?」
異形の巨人(ミナカミ)
「…………」 巨人は首をかしげてくららさんの方を見ます。
二階堂 虎郎(みちを)
「…………!!!」 ヒィ……体が硬くなる……一応くららさんのすぐそばで待機……なんかあってもすぐ引っ張っていけるように……
異形の巨人(ミナカミ)
そしてのっそりと座席から立ち上がり、くららさんに顔を寄せてその匂いをしきりに嗅ぎ始めました。
二階堂 虎郎(みちを)
「あっ かっ こっ……にっ、日本語は……ああっ」 くららさんに……!!
天野 航(ミナカミ)
「大きい……」 ちょっと後ずさりしてしまう。
拝島 くらら(モニカ)
「 …? ………? 」 ちょこっとだけ困ってた
拝島 くらら(モニカ)
「気になる匂いがあるなら、これ、でしょうか」 お花…
異形の巨人(ミナカミ)
コロちゃんや天野には興味がないのか、くららさんの匂いをひたすら嗅いでいますね。
異形の巨人(ミナカミ)
「!」 花を差し出されるとその匂いを静かに嗅ぎ始めます。
二階堂 虎郎(みちを)
「(すごいくんくんしていらっしゃるお客様~~~!!!)」 ひい……くららさんの肩つかんでいる……ブルブル
拝島 くらら(モニカ)
「綺麗ですよね」
拝島 くらら(モニカ)
「あと、良い匂いです。そんなに気に入ったのなら、差し上げますよ」
異形の巨人(ミナカミ)
花を指さして、それから自分の方を指さして、首を傾げます。
拝島 くらら(モニカ)
まってくれ…
拝島 くらら(モニカ)
かわいいぞ…
拝島 くらら(モニカ)
「ふふ」 両手で花を差し出しました 「どうぞ」
二階堂 虎郎(みちを)
「ほ、ほ、欲しいんですってよ……!?」
拝島 くらら(モニカ)
「うん。そうみたい」
異形の巨人(ミナカミ)
くららさんが差し出した花を静かに受け取ります。
異形の巨人(ミナカミ)
そしてフードの中をごそごそと探り、小ぶりな瓶を取り出してくららさんに渡します。
KP(ミナカミ)
小ぶりな瓶には小さな炎が詰め込まれており、陽炎のように揺らめきながら、燃え尽きる事なく萌黄色の光を放っています。
拝島 くらら(モニカ)
瓶を ちょん と触った 熱くないなら両手で受け取って
拝島 くらら(モニカ)
「交換?ありがとう」 ぺこ
KP(ミナカミ)
瓶に触れてみると、ほのかに温かさを感じます。
異形の巨人(ミナカミ)
わずかにぺこりと頭を下げて、それからのそのそと自分の座席に戻って窮屈そうに座りました。
拝島 くらら(モニカ)
ほら…
拝島 くらら(モニカ)
かわいいじゃん…
天野 航(ミナカミ)
「……意外と怖くない人(?)だったね……?」
二階堂 虎郎(みちを)
「はぁ…………ふぅ…………」 ホッ…………かわいいやつだ…… 「何かもらいました? 拝島さ」
二階堂 虎郎(みちを)
そ………っと肩から手を離した……
拝島 くらら(モニカ)
「良い旅を」 と 怪物さんから離れよう 「失礼ながらお顔にびっくりしてしまったけれど、穏やかな人(?)で良かった」
拝島 くらら(モニカ)
ころちゃんを見上げた 「これを。王たる星に灯す火って、もしかしたらこれかしら」
二階堂 虎郎(みちを)
「火種……みたいなものかな。火をつければ灯りになるって言ってたっけ……」 ポケットからアンタレス取り出して見ながら
拝島 くらら(モニカ)
「僕が怖くないように、隣にいてくれたんだね。ありがとう、ころちゃん」
拝島 くらら(モニカ)
「そうかもしれないね」
二階堂 虎郎(みちを)
「…………まぁ、でも……不要、だったようで。失礼……」 恥ずかしくなりながら。無我夢中の一環だったので……
二階堂 虎郎(みちを)
あ、あとは神経質そうな人がいったけ
KP(ミナカミ)
神経質そうな人がいますね。
KP(ミナカミ)
何やら床にはいつくばって眉間にしわを寄せて険しい顔をしています。
拝島 くらら(モニカ)
これは………
二階堂 虎郎(みちを)
あれこそ眼鏡探してる人じゃないか? 眼鏡のねこのよだれで濡れてるとこ一応ふいてスタンバイして…
二階堂 虎郎(みちを)
どう話しかけるかちょっと迷ってから……
二階堂 虎郎(みちを)
「あの……眼鏡……お探しで……?」 って
男(ミナカミ)
「何? ちょっと待ってストップストップ! 何も踏んでないな!? 何か話があるならすり足で近づいて!」
二階堂 虎郎(みちを)
「あ……スミマセ……」 ズリ…ズリ……すり足で行きます
二階堂 虎郎(みちを)
「あの、眼鏡を……」 ぼしょぼしょ
KP(ミナカミ)
神経質そうな男は何かを探すようにわさわさとせわしなく手を動かしている。
男(ミナカミ)
「眼鏡? ああそうだよ、探してるの。うたたねしている間にどこかに行っちゃったみたいでさ」
男(ミナカミ)
「全く、悪ガキでも乗り込んでたのか……これだから最近の子供は……」 ぶつぶつ
拝島 くらら(モニカ)
あらあらって感じで 近寄った すり すり
二階堂 虎郎(みちを)
「これ……向こうにありましたけど、どうですか……?」 スッ……っと目の前に持っていってあげよう
男(ミナカミ)
「!!」
男(ミナカミ)
「そ、それだーーーーーーー!!」 バッと眼鏡を奪い取った。
男(ミナカミ)
「ああ……視界がクリアだ……全てが鮮明に見えるって素晴らしい……」
二階堂 虎郎(みちを)
「合ってたみたいで……よかったです」
男(ミナカミ)
「君が奪っていったわけじゃないよな?」 じろ
拝島 くらら(モニカ)
「見つかって、良かったですね」「黒猫が持っていましたよ」 後ろからフォローした
二階堂 虎郎(みちを)
「ち、ちがっ……違います」 ヒィン……
男(ミナカミ)
「猫か……だから動物は嫌いなんだ……。この間も観測記録にインクをこぼされて……」
二階堂 虎郎(みちを)
くららさんのフォローに心底安堵しながら…
男(ミナカミ)
「疑って悪かったな。お礼と謝罪にこれを」
二階堂 虎郎(みちを)
「観測記録」
拝島 くらら(モニカ)
「何かを研究なさってるんですか?」 前職が研究のお手伝いだったマン
KP(ミナカミ)
……と、男は自分の手荷物から大きめの缶を取り出し、その中から銀色のチョコレートを1つ取り出してコロちゃんに渡します。
二階堂 虎郎(みちを)
「Twitter……?」 の、ようなフォルムを感じた。銀紙に包まれてる感じかな
男(ミナカミ)
「ああ、灯台守だよ、灯台守。銀河を見てその変化を記録してるんだ」
男(ミナカミ)
「Twitter……?」
KP(ミナカミ)
チョコレートは銀紙に包まれてる感じですね。
KP(ミナカミ)
大きめの缶の中には同じチョコレートがたくさん入ってるのが見えますよ。
拝島 くらら(モニカ)
「灯台守。銀河の観測」 わあ わあ 心が躍る響きだ
二階堂 虎郎(みちを)
「あ、いやこっちの……ともかく、ございます」 もらっておいたのであった
男(ミナカミ)
「けっこう有名なチョコレートなのにその反応。さては田舎者だな」 フンと小馬鹿にするように笑います。
拝島 くらら(モニカ)
「なんていうチョコレートなんです?」
二階堂 虎郎(みちを)
「ごめんなさい……」 しょぼ……
男(ミナカミ)
「アルタイルで一番のお菓子屋で売られているものさ。何日もかけて移動して、長い間行列に並んで、それでやっと買えたものだ。ありがたく食べろよ」
二階堂 虎郎(みちを)
「アルタイル一番のお菓子屋」
二階堂 虎郎(みちを)
「すごいんですね……ありがとうございます……」
拝島 くらら(モニカ)
「まあ。そんなに有名なものなんですね」
拝島 くらら(モニカ)
「もうひとつ頂けないかしら」 すごいさらっと要求した
男(ミナカミ)
「ふふん、すごいものだと分かればいいのさ」 気前よくくららさんにもチョコレートをあげましょう。
拝島 くらら(モニカ)
エッ やさしい…あたたかい人間しかいない…優しい世界…
拝島 くらら(モニカ)
「! ありがとうございます」 ぺこ ぴょこ
二階堂 虎郎(みちを)
「よかったですね」 嬉しそうでほほえましい
拝島 くらら(モニカ)
かさかさ 包みを開けて
拝島 くらら(モニカ)
羽根の部分をちょっと割った
拝島 くらら(モニカ)
食べてみる もぐ…
KP(ミナカミ)
チョコレートを口に入れると、ほろほろとほどけるように溶けて、ほどよい甘さとカカオの香りが口の中いっぱいに広がります。
KP(ミナカミ)
もう何枚でも食べられる。デパートで売ってるお高いチョコレートなんて目じゃない。それくらい美味しい。
拝島 くらら(モニカ)
「…!」「…!!!!!」
拝島 くらら(モニカ)
「!!!」 もぐもぐしながらころちゃんをみた
拝島 くらら(モニカ)
「!!!」 もぐもぐしながらわたるちゃんをみた
二階堂 虎郎(みちを)
虎郎は、そっとポケットにしまっておこう。 「(なんか……わらしべに使えるかも……)」
二階堂 虎郎(みちを)
「あ……おいしいんだ……」
天野 航(ミナカミ)
「……? そ、そんなに美味しいんですか……?」
拝島 くらら(モニカ)
ほっぺがあかい しあわせそう
男(ミナカミ)
フフンとドヤ顔をしている。
拝島 くらら(モニカ)
「ごっくん …すごい…!すごくおいしいです…!」
拝島 くらら(モニカ)
残ったチョコを半分に割って ころちゃんとわたるちゃんにもあげた
二階堂 虎郎(みちを)
「よかったですね」 ほほえまし…
天野 航(ミナカミ)
「ありがとうございます……あ、確かにこれは……」
天野 航(ミナカミ)
チョコレートを口に含んで、顔をほころばせました。
二階堂 虎郎(みちを)
「えっ あ、僕は……僕ももらったから……拝島さんが自分で食べたらいいよ」 受け取らないかな、こう言って
拝島 くらら(モニカ)
「そう?」 ひっこめて 迷って かさかさ…またつつんだ…
拝島 くらら(モニカ)
「灯台守さん、素敵なものをくださってありがとう」
男(ミナカミ)
「なあに、気に入ったならアルタイルまで行って買ってくるといい」
二階堂 虎郎(みちを)
「アルタイルかぁ…………」 遠そう
拝島 くらら(モニカ)
「そうしたいところだけれど、僕らの切符はハリ湖までなんです」
男(ミナカミ)
「ハリ湖? なんでまたそんなところに。自殺願望でもあるの?」
二階堂 虎郎(みちを)
「やむにやまれずといいますか……気が付いたら……」
拝島 くらら(モニカ)
「そんなことは。けれど、今のままだとそういうことになってしまいそう。だから、ハリ湖で降りない方法を探している途中なんです」
拝島 くらら(モニカ)
「チョコを食べたら、そのための力が俄然、沸いてきた気がします」 むん
男(ミナカミ)
「ふうん……? ま、よくわかんないけど応援しとくよ」
拝島 くらら(モニカ)
「はい、ありがとうございます」 ぺこっとしたら 次の号車かな
二階堂 虎郎(みちを)
ですかね!
二階堂 虎郎(みちを)
くららさんにならってぺこっとして
KP(ミナカミ)
では、ぺこっと挨拶をして一号車に向かうと……
<警笛が鳴りました。
 車窓の外には、相も変わらず美しい満天の星空を背景にして、黒くて背の高い建物が4つ立っていました。
 その平屋根の上にはそれぞれ、いくつかの小さい星が輝いていて、星同士が身を寄せ合って、青白くてぼんやりとした光を放っていました。>
天野 航(ミナカミ)
「プレアデスの観測所だ。ここまで来てしまえば、ハリ湖はもう直ぐそこなんだ。どうにかしないと……」
二階堂 虎郎(みちを)
「すごいなぁ……」 綺麗なのでつい見たりしながら
天野 航(ミナカミ)
窓の外を見て、顔をこわばらせます。
二階堂 虎郎(みちを)
「はっ やばいそれはやばい……」 はぁ……はぁ……
拝島 くらら(モニカ)
「ん」 綺麗なので同じく見ちゃうなあ…でもわたるちゃんの反応を見て表情を引き締めます
拝島 くらら(モニカ)
車内を見渡した
KP(ミナカミ)
そんな景色を横目に見つつ、一号車へ。

一号車

KP(ミナカミ)
一号車は二号車、三号車に比べて等級が上がるようで、高級感のある作りとなっています。
KP(ミナカミ)
車両の左側が通路となっていて、個室が3個並んでいます。
KP(ミナカミ)
個室の内、奥の2つは扉から明かりが漏れていませんが、手前の部屋は内側から明かりが漏れています。
拝島 くらら(モニカ)
ドアに小窓等はない感じでしょうか
KP(ミナカミ)
小窓はありますが、すりガラスになっていて中の様子を見ることはできませんね。
拝島 くらら(モニカ)
ふんふん!なるほど!
二階堂 虎郎(みちを)
「個室のような…………ですね…………尋ねづらい…………」
拝島 くらら(モニカ)
「え?」 明かりのついてる部屋をノックしようとしていた
二階堂 虎郎(みちを)
「え? あ、いや。続けてくだされば……!! 気質が内向的でヘボなのでこう……!!」
二階堂 虎郎(みちを)
「拝島さんがいてくれてほんと助かりますどうも…………」
拝島 くらら(モニカ)
「? そう…?」 こて ノックしよう
天野 航(ミナカミ)
「大人しそうな見た目なのに意外とガンガン行くよね、拝島さん」
KP(ミナカミ)
こんこんと扉をノックすると、
謎の女性(ミナカミ)
「何か御用?」 とゆったりとした黒いローブに身を包んだ、若い女性が扉を開けて姿を現します。
KP(ミナカミ)
……というところで、休憩時間に入りましたしいったん中断としましょう。