最果てのレイル (2019/04/14)

SCENARIO INFO

Writer/ホリ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/二階堂 虎郎(みちを)
PC2/拝島 くらら(モニカ)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-4アフタープレイ

一号車

KP(ミナカミ)
探索者達は一号車の扉をノックして、中から出てきた若い女性と相対しました。
KP(ミナカミ)
扉から覗く部屋の中は、列車の客室とは思えない程、様々な物で溢れていました。
KP(ミナカミ)
机の上には理科の実験器具のような物がズラリと並んでいて、床には分厚い本の山が積まれています。
二階堂 虎郎(みちを)
美人さんっぽい!
謎の女性(ミナカミ)
「迷子さんかな。悪いけど、今は相手をしている暇はないよ」
拝島 くらら(モニカ)
「こんにちわ。お取込み中だったかしら」 こて
KP(ミナカミ)
部屋の中のものに対しては《アイデア》《化学または物理学》《オカルト》を振ることができますね。
二階堂 虎郎(みちを)
オカルトは半減してるよなぁ。アイデアかな
KP(ミナカミ)
オカルトは半減ですねえ
拝島 くらら(モニカ)
全部情報は違いますか? 初期値チャレンジしてもいいなら 物理学とオカルトしたい
KP(ミナカミ)
《》で囲まれた技能ごとに情報は違いますね。
二階堂 虎郎(みちを)
違うのか…!
拝島 くらら(モニカ)
ではオカルトと物理学をチャレンジさせて頂きたく~~~!
KP(ミナカミ)
チャレンジどうぞ~
拝島 くらら(モニカ)
CCB<=80 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=80) → 79 → 成功
二階堂 虎郎(みちを)
ccb<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 5 → 決定的成功/スペシャル
二階堂 虎郎(みちを)
KP(ミナカミ)
拝島 くらら(モニカ)
ころちゃん!!!!!
拝島 くらら(モニカ)
CCB<=1 【物理学】 乗りたいこのビッグウェーブ
Cthulhu : (1D100<=1) → 70 → 失敗
二階堂 虎郎(みちを)
惜しい!
拝島 くらら(モニカ)
座ります
拝島 くらら(モニカ)
くそ 惜しかった あと69出目が低ければ
KP(ミナカミ)
惜しいな~
KP(ミナカミ)
オカルト成功、アイデアCT、物理学惜しくも失敗ですね。
拝島 くらら(モニカ)
ですね!ころちゃんすごい!
KP(ミナカミ)
まずはオカルト結果から。
二階堂 虎郎(みちを)
わーい!
二階堂 虎郎(みちを)
「(キャスターの工房だ……)」
KP(ミナカミ)
部屋の中を観察してみたくららさんは、女性の部屋の中に見える実験器具のような物が、魔術的な研究を行う為に用いられる物であると分かります。
KP(ミナカミ)
続いてアイデア結果。
KP(ミナカミ)
コロちゃんは机の上に置かれた実験器具の中に、湯気の立ったティーカップを見つけます。恐らく紅茶を飲んでいるのだと推測出来るでしょう。
KP(ミナカミ)
CTですし、研究で頭を使って、丁度その休憩に紅茶を飲んでいたところなのだろうとも察しがつきます。
二階堂 虎郎(みちを)
「紅茶……休憩中……だったんですね。失礼を……」 ぺこ…
天野 航(ミナカミ)
(魔法使いみたいなひとだな……)興味深げに部屋の中をチラチラ見たりしていた。
拝島 くらら(モニカ)
「…」 こて… 「魔術を研究なさっているんです?」
謎の女性(ミナカミ)
「そう、休憩中。これも貴重な時間なんだ。……とはいえ、最近の休憩の共は紅茶ばかりで少し飽きてしまってね」
謎の女性(ミナカミ)
「そりゃ研究するさ。私は魔女だからね」
拝島 くらら(モニカ)
「あら、あら…」 まあまあ…
天野 航(ミナカミ)
「魔女」2人を見た
二階堂 虎郎(みちを)
「飲み物は持ってないなぁ…… ……持ってるチョコレートは飲み物じゃないしな……」
謎の女性(ミナカミ)
「チョコレート?」
二階堂 虎郎(みちを)
「拝島さんは、魔女というよりはプリーストとかそのあたりに…… あ、ああハイチョコレート」 さっきもらったのを取り出してみる 
拝島 くらら(モニカ)
「魔女さん。お会い出来てうれしいです」「ぷりーすと」 こて
謎の女性(ミナカミ)
「アルタイルのチョコレートじゃないか!」 コロちゃんが取り出したチョコレートを見てぱっと顔を輝かせます。
二階堂 虎郎(みちを)
「そう……みたいです。もらいものなんで、詳しくないんですけど……」
二階堂 虎郎(みちを)
「どうぞ……」 欲しそうだからあげちゃう
謎の女性(ミナカミ)
「なかなか買えないんだよ。遠方から星をまたいでやってくる田舎者がここぞとばかりに買っていっちゃうからね」
謎の女性(ミナカミ)
「ふふ、ありがとう」 チョコレートを受け取ると、目を細めて妖艶な笑みを浮かべます。
二階堂 虎郎(みちを)
「(あの灯台守さんみたいな人たちが買っていくのかな……)」
拝島 くらら(モニカ)
「あら∵」 灯台守さん…!
拝島 くらら(モニカ)
きょとん顔しちゃった
二階堂 虎郎(みちを)
「……」 ドキ……ちょっと視線をそらしてしまった。
謎の女性(ミナカミ)
「それで? 私に何か用でもあるのかな? チョコレートの分くらいは応えてあげるよ」
拝島 くらら(モニカ)
「…実は、少し、申し上げにくいのだけれど」
拝島 くらら(モニカ)
「魔女の血、というものを探しているんです」
拝島 くらら(モニカ)
「それが言葉通り、貴方のような人の血をさしているのか、他のものを指しているのかは、わからないけれど…」
二階堂 虎郎(みちを)
「……あ。そっか」 今思い出した顔
謎の女性(ミナカミ)
「何故そんなものを探しているんだい?」
拝島 くらら(モニカ)
「門を通って、帰るために」 切符を見せた 「このままだと、僕たち、ハリ湖で降りなくてはならないみたい」
謎の女性(ミナカミ)
「私の血が欲しいというのなら、相応の理由がないとあげられないよ。私の体は、ものを食べて活動できる君達とは違うんだ」
二階堂 虎郎(みちを)
「い、家に帰りたくて……どこでも門のなぞなぞっ……解いて迷いなく進めば家っ……」
謎の女性(ミナカミ)
「ハリ湖。門」 ふむ
謎の女性(ミナカミ)
「もしかして、貨車にある門のことかな。私が作ったものじゃないから詳しくはないけど、スマートではない作りだね、あれは」
謎の女性(ミナカミ)
「でも君達みたいな魂が肉体に戻る分には、あの程度で十分だろう」
拝島 くらら(モニカ)
「…」
拝島 くらら(モニカ)
「魂」
二階堂 虎郎(みちを)
「矮小な人間だから、データ量も少なくて貧弱な回線でも大丈夫みたいな……」
拝島 くらら(モニカ)
「だとしても、一度きり、一方向にしかデータを送れないなんて、困った回線だね」
拝島 くらら(モニカ)
「でも、今はそれに頼るほかない。血は、どうしたらわけてくださる?」
謎の女性(ミナカミ)
「魂の容量とそれを繋ぐパスということかな。出自が分からない魂はよくわからない例えを使うね」
謎の女性(ミナカミ)
「幸い今は研究に目途がついて、アルタイルのチョコレートもついてきた。少しなら分けてあげるよ」
二階堂 虎郎(みちを)
「ほ、ほんとに……!? あっ、ありがとうございますーっ」 ペコーッ
KP(ミナカミ)
女性は部屋に入ってチョコレートを机の上に置き、その代わりに金色の試験官を持って戻ってきます。
謎の女性(ミナカミ)
「ちょっと待ってて」
KP(ミナカミ)
女性はそう言うと、試験管の先を親指と人差し指で摘み、左右に軽く振り始めました。
KP(ミナカミ)
最初は何も音がしませんでしたが、しばらくすると、試験管の中から、液体が混ざり合うような音が聞こえてきます。
謎の女性(ミナカミ)
「はいどうぞ。『出来立てほやほや』の、私の血だ」 試験官が立てる音に満足げに頷き、コロちゃんに試験管を渡します。
KP(ミナカミ)
試験管の中を覗けば、そこに真っ赤な液体が入っている事が分かるでしょう。
二階堂 虎郎(みちを)
「エッ 今何……はいっ!? わ、わー!!」 あわわわ落とさないように
拝島 くらら(モニカ)
「不思議」 不思議そうに試験管を見てた
謎の女性(ミナカミ)
「落として割っても、もう新しい血はあげないから。これでも結構な重労働なんだ」
天野 航(ミナカミ)
「……気を付けてくださいね」
二階堂 虎郎(みちを)
「は、はいっ……はいっ……!」 見るのがもうしわけない気がして、なんか赤くなりながらパーカーのポッケにしまった。ファスナー付きだからこぼれおちる心配もないように
拝島 くらら(モニカ)
「休憩中だったのに、ありがとう。助かりました」 ぺこ
二階堂 虎郎(みちを)
「あ、ありがとうございましたっ……!」 抑揚が上がったり下がったり
謎の女性(ミナカミ)
「まあ、何十年かに一度くらいは、こういう交流も悪くないね」
二階堂 虎郎(みちを)
「じ、人外視点ってやつ……!!」
謎の女性(ミナカミ)
「ハリ湖はもうすぐなんじゃないかな。のんびりしていて大丈夫?」
二階堂 虎郎(みちを)
「だ、だめ!」
KP(ミナカミ)
車窓から外を見てみると、青かった星空がじわじわと赤黒く染まってきています。
拝島 くらら(モニカ)
「大丈夫ではないかも」 こて 「すみません。本当にありがとうございました」
拝島 くらら(モニカ)
アアッ 不穏ですよこれは
天野 航(ミナカミ)
「ありがとうございました。助かりました」 ぺこり
二階堂 虎郎(みちを)
まずそう。ちなみに1号車から先はもうない?
二階堂 虎郎(みちを)
(調べたりできるところは)
KP(ミナカミ)
一号車の先には炭水車がありますが、扉や道で繋がっておらず、窓から飛び出してアクロバティックなアクションをしないと移動できそうにないですね。
拝島 くらら(モニカ)
「……必要なものは、全て揃ったように、思えるけれど……」 明らかに体育会系ではない二人には難題である
二階堂 虎郎(みちを)
危なそうだな普通に……ころころ外に追い出されてしまう
天野 航(ミナカミ)
「……うん。寄り道はしない方が良いと思う」
拝島 くらら(モニカ)
敢えて言うならこの号車のまだ見ていない個室は気になるなどした 明かりはついてないんですよね確か
KP(ミナカミ)
明かりはついていませんし、取っ手を引いてみても開きそうにありません。
二階堂 虎郎(みちを)
「も、戻ってみようか……?」
拝島 くらら(モニカ)
開かない! なるほど 了解しました
拝島 くらら(モニカ)
「うん。そうしよう」
KP(ミナカミ)
ではどこまで戻りましょうか
二階堂 虎郎(みちを)
貨車かな…!
拝島 くらら(モニカ)
貨車まで!門へ行きましょう!
KP(ミナカミ)
分かりました。では貨車まで。

貨車

KP(ミナカミ)
たったかたーと貨車まで戻ってきました。
二階堂 虎郎(みちを)
「門がうまく動いて、無事に戻れるとして……戻るって、どこになんだろ……地球上ランダムとかじゃないといいな……」 歩きながらそんなことを
KP(ミナカミ)
貨車の小さな車窓から外を見てみると
<気がつくと、車窓から見える先に、真っ黒な湖が広がっていました。
 墨汁を溜めたように黒いそれは、水面に波が一つもなく、まるでそこだけ空が抜け落ちたかのように見えました。>
天野 航(ミナカミ)
「…………! もうすぐハリ湖についてしまうよ! 急いで!」
拝島 くらら(モニカ)
「…!」 ぱたぱた DEX6も頑張って走る
二階堂 虎郎(みちを)
DEX9もがんばって走る!
KP(ミナカミ)
ぱたぱたと門の前までやってきました。
拝島 くらら(モニカ)
「ええと、光る刻印に、魔女の血」「それから、王たる星に、火を灯す……」
二階堂 虎郎(みちを)
「アンタレスに、火をつければいいのかな……? 灯りになるって言ってたし」 はぁはぁ。ちょっと息が上がっている(運動不足)
天野 航(ミナカミ)
「王たる星に火を灯し、だからね」 頷く
拝島 くらら(モニカ)
「それじゃあ、これだね」 萌黄色の炎~~~
二階堂 虎郎(みちを)
火のほうをアンタレス瓶に入れてあげればいいかな
拝島 くらら(モニカ)
じゃあ 瓶を傾けて 炎をアンタレスに落とそう
二階堂 虎郎(みちを)
「その灯りで刻印が光ったり、わかりすくなったりするのかも……」
KP(ミナカミ)
萌黄色の炎をアンタレスの星屑が入った瓶に映すと、萌黄色の炎はぱちっと小さな音を立てて鮮やかな赤い炎に変わります。
二階堂 虎郎(みちを)
「お、おおおお……!!」
KP(ミナカミ)
真っ赤にゆらめく星の火に照らされて、貨車の中は明るくなりました。
拝島 くらら(モニカ)
「! 赤く…」
KP(ミナカミ)
門を見ると、扉に描かれた刻印がさっきよりも鮮明に見えるようになったと感じて、しばらくしてそれが本当にそうなのだと気が付きました。
KP(ミナカミ)
門の刻印は、周囲の光を寄せ集めて自分の物にするように、今では赤く光を放っていました。
二階堂 虎郎(みちを)
「本当にそうなってる!!!」
天野 航(ミナカミ)
「……すごいね……」
二階堂 虎郎(みちを)
ギャーン!  「そ、そそそこにええっと、魔女の血を……注ぐ……!?」 ポッケから魔女の血を取り出しだし
二階堂 虎郎(みちを)
「ぜ、全体的に門光ってるけど! どのへんに!? どのへんにしよう!?」
二階堂 虎郎(みちを)
門に近寄って
拝島 くらら(モニカ)
「上から垂らせば、下のほうまで広がるかしら…」 こて…
二階堂 虎郎(みちを)
「う、うえの方……?!」 ではなるべく上の方に手を伸ばして
二階堂 虎郎(みちを)
「や、やっていい!? くららさんやっていい!?」
拝島 くらら(モニカ)
「うん。お願い、ころちゃん」 見上げてました
二階堂 虎郎(みちを)
と言いつつ、やりましょう
KP(ミナカミ)
では、つま先立ちをして上の方に手を伸ばして試験管から魔女の血を注いでみると……
KP(ミナカミ)
光る刻印に触れた血が、門の表面を覆いつくすように広がっていくのが分かりました。
KP(ミナカミ)
透明な水に赤い絵の具を垂らしたように薄く広がったそれは、瞬く間に門扉に定着して、門の刻印は更にその輝きを増してゆきます。
<誰も触れていないのに、石造りの門扉が軋む音を立てながら緩やかに開きました。
 本来なら門扉の先には貨車の壁が見えるはずなのですが、不思議な事にその先には、絶え間なく色味を変え続ける玉虫色の空間が広がっていました。
 その空間は遥か遠くまで広がっているようにも、直ぐそこで終わってしまっているようにも見えて、脳みそが誤作動を起こしたように、少し眩暈がしました。>
KP(ミナカミ)
門の向こうに広がる光景を見た探索者たちは、【0/1】のSANチェックです。
二階堂 虎郎(みちを)
ccb<=60 SAN
Cthulhu : (1D100<=60) → 82 → 失敗
拝島 くらら(モニカ)
CCB<=76 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=76) → 97 → 致命的失敗
拝島 くらら(モニカ)
二階堂 虎郎(みちを)
「ど、どどどどど」
二階堂 虎郎(みちを)
「どこでも門……!!」
KP(ミナカミ)
二階堂 虎郎(みちを)の正気度-1(正気度:60->59)
KP(ミナカミ)
拝島 くらら(モニカ)の正気度-1(正気度:76->75)
拝島 くらら(モニカ)
「…」 ほわぁ…
二階堂 虎郎(みちを)
「こ、ここ通るの……」 ヒャア……
天野 航(ミナカミ)
「…………」 門の向こうをじっと見た
天野 航(ミナカミ)
「この先に進めば、きっと元の世界に戻れると思う。僕はこの先に進んだ事がないから、不確かなんだけどね」
拝島 くらら(モニカ)
「良かった。ハリ湖に着く前に、間に合って」
天野 航(ミナカミ)
「君達の幸運を祈るよ。ほんの短い間だったけど、会えて楽しかった」
天野 航(ミナカミ)
天野は少し寂しそうに、はにかんだような笑顔を浮かべました。
二階堂 虎郎(みちを)
「ほんとに? じゃあ……い、行ってみるしかない……か……な。天野さんは……どうします?」
拝島 くらら(モニカ)
「この列車を案内してくれた、わたるちゃんのおかげだね」「……君はやっぱり、ここに残るのかい」
天野 航(ミナカミ)
「……僕は、元いた世界の事は覚えていない」
天野 航(ミナカミ)
「だけど、この列車に乗り込む前に、元の世界で何かとても恐ろしい事があったのは覚えているんだ」
天野 航(ミナカミ)
「僕は今いるこの世界が好きだし、元の世界に戻りたいだなんて、ちっとも思っていないよ」
天野 航(ミナカミ)
「僕の事は、気にしないでくれ」 そう言って、眉尻を下げて微笑みます。
二階堂 虎郎(みちを)
「そ……そう……ですか……」
二階堂 虎郎(みちを)
「(……あの紅葉ちゃんは、川遊びの途中とか言っていたかな……?)」
拝島 くらら(モニカ)
「……そう……」
拝島 くらら(モニカ)
「君がそういうのなら」
拝島 くらら(モニカ)
「寂しいけれど、ここでお別れだね」
二階堂 虎郎(みちを)
「いろいろ、ありがとうございました……っ」 ぺこっ……!
天野 航(ミナカミ)
「うん、どうかお元気で」 ぺこり
拝島 くらら(モニカ)
「わたるちゃんも、お元気で」
拝島 くらら(モニカ)
「……ころちゃんとは、またどこかで出会えるかしら」
二階堂 虎郎(みちを)
「お元気で」
二階堂 虎郎(みちを)
「ど、どうだろ……一緒に戻らないのかな……? 別々?」
KP(ミナカミ)
じわじわと列車の揺れが収まり、減速してきていることがわかるでしょう。
KP(ミナカミ)
(連絡先交換ラストチャンスだ!)
拝島 くらら(モニカ)
窓の外をちらとみてから ころちゃんを見て
拝島 くらら(モニカ)
「ころちゃん、僕からのお礼に、君に良い物をあげる」
二階堂 虎郎(みちを)
「お、お礼も何も僕はなんにも……くららさ……拝島さんにこそ助けられてばかりだったような……だし」
拝島 くらら(モニカ)
「そんなことはないよ」「ほら、目を閉じて」
拝島 くらら(モニカ)
「閉じたら右手を出して」「次は左手を出して」
二階堂 虎郎(みちを)
「? 目を閉じるのは門でやるんじゃ……?」 言うとおりに目を閉じて、右手、左手
拝島 くらら(モニカ)
「ふふ」
拝島 くらら(モニカ)
指示とは全く関係ない口に チョコレートを放り込んだ
二階堂 虎郎(みちを)
「はむっ」
二階堂 虎郎(みちを)
ぽり……ぽりぽり……ふわ……
二階堂 虎郎(みちを)
「おいしい……」
拝島 くらら(モニカ)
「ね」 くすくす笑ってから 手には カードを置いた
拝島 くらら(モニカ)
「こっちは、おまけ」
拝島 くらら(モニカ)
「僕、お店をやってるんだ」
拝島 くらら(モニカ)
「機会があったら、また会いましょう」
二階堂 虎郎(みちを)
「お、お店……っ? これに書いてある……占い?」 軽く見た。
二階堂 虎郎(みちを)
けど、きっと詳しく見ている時間はないのだろう
KP(ミナカミ)
そうですね。窓の外を見ると2つの月がバッチリ見えたりする。
二階堂 虎郎(みちを)
こうしている間にもきっと、どんどん減速している…!
二階堂 虎郎(みちを)
まずい!って思った。
二階堂 虎郎(みちを)
「と、とにかくくららさ……いや拝島さ……いやもうくららさんっ……! ……行こう……! きっともう、時間ない……!」
拝島 くらら(モニカ)
「本当だ」 マイペースなんだよなあ… 「じゃあ、わたるちゃん、さようなら」
二階堂 虎郎(みちを)
「目を閉じて、振り返らないで、戻らずにっ……! 」
天野 航(ミナカミ)
「さようなら、お元気で」 ひらひらと手を振って見送りましょう。
拝島 くらら(モニカ)
「うん」 目を閉じて 振り返らない! 戻らない!
KP(ミナカミ)
目を閉じて、振り返らず、戻らず、門の中に入ってきますか?
二階堂 虎郎(みちを)
「さよなら、天野さんっ……!」 くららさんの手を取って、門へ…! 目を閉じて、振り返らず、戻らず……!
二階堂 虎郎(みちを)
(カードはポッケにしまった。)
拝島 くらら(モニカ)
「ゎ」 手をとられた はい!行きます!
KP(ミナカミ)
では、門の中へ。

門の中

KP(ミナカミ)
目を瞑って進むのは、とても勇気のいる事でした。
KP(ミナカミ)
視覚を無くすと、他の色んな感覚が鋭敏になった気がしました。
KP(ミナカミ)
一歩進む度に、足元の地面はゴムのような弾力を持ったり、泥沼のように沈み込んだり、まるで違う感触がしました。
KP(ミナカミ)
生暖かくて、甘ったるい臭いがしました。あなた達は時が経つほどに方向感覚に自信を失い、真っ直ぐに歩けているのか、不安になりました。
KP(ミナカミ)
……不意に、何かの視線と気配を感じました。
KP(ミナカミ)
少し間を置いて、他の視線と気配を感じました。
KP(ミナカミ)
近くで何かが蠢くような音がして、その気配が実体を持っている事が分かりました。
KP(ミナカミ)
遠くから近くから、沢山の何かが自分の様子を伺っているように感じました。
KP(ミナカミ)
あなた達は少し、身に危険を感じました。
KP(ミナカミ)
……さて。
KP(ミナカミ)
目を、開けますか?
二階堂 虎郎(みちを)
目を、開けちゃ、ダメっ……!! ダメ……! 開けないっ……!
拝島 くらら(モニカ)
手を握ってもらったので大丈夫だった
拝島 くらら(モニカ)
目を開けないまま進みます
二階堂 虎郎(みちを)
ぎゅっ……繋いだまま……
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
目を固く閉じて、しばらく進み続けると……辺りに感じていた気配が消えました。
KP(ミナカミ)
瞼を閉じていても、それを透かして光が届き、徐々に周囲が明るくなっている事を感じました。
二階堂 虎郎(みちを)
手が震えて、ビビってるのも全然伝わりそうだけれど。そのまま進んだ……
KP(ミナカミ)
不意に、瞼の裏に、羊のような角の生えた人型の影が見えました。
KP(ミナカミ)
そして耳元で、何かが囁くような声が聞こえました。
KP(ミナカミ)
「迷える魂よ、来た道を戻りなさい。恐れる事などありません。神に選ばれたあなたは、光栄にも神の御許へと行く事が許されているのです」
KP(ミナカミ)
引き返しますか?
二階堂 虎郎(みちを)
引き、返、さないっ……!
拝島 くらら(モニカ)
「生憎だけれど、僕はまだそちらへはいけないよ」
二階堂 虎郎(みちを)
くららさんの手を強く握って……進むっ……
拝島 くらら(モニカ)
「迷ってなどいない。余計なお世話さ、羊さん」
拝島 くらら(モニカ)
進みます!引き返しません!
KP(ミナカミ)
ちぇっ( ˘•ω•˘ )
二階堂 虎郎(みちを)
「引き返さない、引き返さないっ……」 はぁっ…はぁっ……!
拝島 くらら(モニカ)
震えてるのがわかったら握り返そうねえ…
KP(ミナカミ)
何度かあなた達の耳元で繰り返される囁き声は、少しずつ遠ざかってゆきます。
二階堂 虎郎(みちを)
ぶるぶる……
KP(ミナカミ)
突然、足元が深く沈み込みました。
KP(ミナカミ)
そして、底なしの沼に落ちていくように、あなた達の身体は柔らかな地面に埋まっていきました。
KP(ミナカミ)
身体に力が入らなくて、もがく事も出来ませんでした。繋いでいた手も、離れてしまいます。
KP(ミナカミ)
地面は人肌のように暖かくて、その熱があなた達の身体を包み込んでいきました。
KP(ミナカミ)
足が埋まって、胴が埋まって、肩が埋まって、ついに顔まで沈み込みました。
二階堂 虎郎(みちを)
「ふわぶっ……くららさっ……」 ふぐっ……
拝島 くらら(モニカ)
「ころちゃ────」 うまっちゃう
KP(ミナカミ)
あなた達は急に意識が遠くなって、何も考えられなくなりました。
<身体が溶けたような夢うつつから、あなた達は緩やかに目を覚ましました。
 ぼんやりとした視界に、見慣れた天井が映り込みました。そこは、前日にあなた達が眠りに就いた、代わり映えのしない『いつもの場所』でした。

 どうやら、長い夢を見ていたようでした。
 良く眠っていたはずなのに、身体は疲れて、汗をかいていました。
 夢の内容は、良く覚えていました。夜空を行く列車に乗った、不思議な不思議な夢でした。
 こんな事、誰に話しても信じてはもらえないでしょうが、きっとあの夢は、この世界とは別の世界で起きた、本当の出来事なのだと、そんな風に感じられました。
 あなた達の胸の内に、穏やかな安堵の情が満ち溢れました。>

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               Call of Cthulhu「最果てのレイル」
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KP(ミナカミ)
……というわけで、これにてCoC「最果てのレイル」生還エンドとなります。お疲れさまでした!
拝島 くらら(モニカ)
お疲れさまでした~~~~~!!!!! 制汗だ!おはよう!おはよう!
二階堂 虎郎(みちを)
生還~~~!!!!お疲れ様でした~~~!!!
拝島 くらら(モニカ)
生還!!!!!
KP(ミナカミ)
(とりあえずきれいめの背景に戻しておく)
拝島 くらら(モニカ)
おほしさまきれい
拝島 くらら(モニカ)
わーわー!楽しかった…!そして綺麗だった…!これは間違引火う精神分析シナリオ
拝島 くらら(モニカ)
間違いなく…
KP(ミナカミ)
絶好調ですね
二階堂 虎郎(みちを)
きれいだった……なにかときれいだった……きれいなわらしべシナリオだった……!!
拝島 くらら(モニカ)
今日は誤字呼吸ひかえめなほうです
拝島 くらら(モニカ)
わらしべうんうん…楽しかった…わらしべ…
KP(ミナカミ)
BGMを共有メモに貼りつつ、報酬行きますね
二階堂 虎郎(みちを)
レイトン多め!
拝島 くらら(モニカ)
ニーーーーーア(塵になる情緒)
KP(ミナカミ)
ニコ……