白い地表
KP(ミナカミ)
それでは再開。
KP(ミナカミ)
無人島を探索し、無人の村を見つけた二人。熾烈な裁判パートなどが繰り広げられつつ、日が暮れる世界の中で次の目的地である最後の白い地表に向かう……というところでしたね。
竜胆 空護(ゆっけ)
この水は無罪の味。はい!ドキワク
竜胆 空護(ゆっけ)
「上から見たところ、特に変わったことは見なかったように思うが…何かあるだろうか」う~ん
竜胆 空護(ゆっけ)
てくてく向かいつつ言っていた
乙部 リネ(ミナカミ)
「よく探してみるとお宝が眠っていたりするんじゃない? 一歩ずつ歩いてAボタン押して調べるやつ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「虱潰しではないか…」でもどうだろう、と地面を見てみる
KP(ミナカミ)
頭上では相変わらず鯨のような生きものや、小さな魚がゆったりと泳ぐ。そんな中、地面を見ながらじっくりと歩き……
<白く、色が抜けた大地が広がっている。
地表からは寒さを感じない、どうやらこれは雪や氷ではなく、単純に白い色をした砂で形成されているようだ。>
KP(ミナカミ)
いつの間にやら、目的地に辿り着いていましたね。
竜胆 空護(ゆっけ)
「…む、あっという間だったな」
乙部 リネ(ミナカミ)
「広いようで狭い島だよね。Aボタン、Aボタン……」
竜胆 空護(ゆっけ)
「白い砂浜…とはよく言うが、本当に白いな」
竜胆 空護(ゆっけ)
砂を手に取ってぱらぱらしつつ 「Aボタン…」復唱 地面をよく見てみる
KP(ミナカミ)
では《幸運》どうぞ。成功したら特に何の効果もないけどなんとなく雰囲気のあるアイテムが見つかります。
竜胆 空護(ゆっけ)
アラヤダ素敵
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=80 幸運
Cthulhu : (1D100<=80) → 27 → 成功
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=65 幸運
Cthulhu : (1D100<=65) → 4 → 決定的成功/スペシャル
竜胆 空護(ゆっけ)
!?
KP(ミナカミ)
気合を出すな
竜胆 空護(ゆっけ)
リネちゃんめっちゃAボタン押すう!
KP(ミナカミ)
ダダダダダダダ
竜胆 空護(ゆっけ)
恐ろしく効率のいい虱マッシュ 惚れるわね
KP(ミナカミ)
では、空護さんは手の平に載るサイズの傷一つないきれいな巻貝を見つけます。
KP(ミナカミ)
リネは……そうだな……なんで茶番でCTを出すんだお前は……?
竜胆 空護(ゆっけ)
自分のPCの出目で……困っている……
竜胆 空護(ゆっけ)
きっとすんばらしいものが
竜胆 空護(ゆっけ)
とりあえず「…む。これは貝殻…」拾得しておこう
乙部 リネ(ミナカミ)
「……む。むむむ」 ぴたりと足を止めて砂をほりほりする
竜胆 空護(ゆっけ)
「何か見つけたかね」巻貝耳に当てたりしながら
乙部 リネ(ミナカミ)
「……ここだ!!」 指先に確かな手ごたえ。それを掴んで高らかに掲げると……その手には、宝石のように輝く石が握られていた。
竜胆 空護(ゆっけ)
えっすごい 「…ほう、綺麗な石だな…」感心
乙部 リネ(ミナカミ)
「ヒュー! みてみてくーちゃん、宝石だよ宝石。たぶん」 これみよがしに自慢しに行く
竜胆 空護(ゆっけ)
「む。私だって傷1つない貝殻を見つけてだな。」なぜか張り合う
乙部 リネ(ミナカミ)
「む……そちらもなかなかのレアモノとみた」 ムム……
竜胆 空護(ゆっけ)
「波の音もしっかりと聞こえるのだ」言いつつ
乙部 リネ(ミナカミ)
「この白いとこ、もう少し奥まであるみたいだからそっちで第二ラウンドいく?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「良いものを見つけたな、お互い。」「ああ、そうだな。行ってみよう」
竜胆 空護(ゆっけ)
奥に進めるのか…!行こう行こうλλ=3
乙部 リネ(ミナカミ)
「持ち帰れたらいいのにねー。ご都合主義的に帰ってきても手元に残ったりしないかなあ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな…多少の勿体なさは感じる。」綺麗だもんなぁって石と貝殻見て
KP(ミナカミ)
では、さらに進んでいくと……やがて、大きな山のような物が見えてきます。
KP(ミナカミ)
しかし、近づくとそれは山というより、崖の断面図である事が分かるでしょう。
竜胆 空護(ゆっけ)
やまーーではない!!
KP(ミナカミ)
断面図から見える地表の中には、巨大な何かが入っていたと思わせる「穴」が開いていました。
KP(ミナカミ)
まるでそこだけ、ぽっかりと何かが無くなったような感覚を受けるでしょう。
乙部 リネ(ミナカミ)
「流石にこれはハイキングできないなあ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「………。」「ここまできてまだ驚く光景があるとはな。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「元々何かが入っていたのだろうが、なにがあったのだろうか…」
KP(ミナカミ)
ここでは《目星またはアイデア》または《地質学》が振れます。
竜胆 空護(ゆっけ)
ち、地質学。
KP(ミナカミ)
両方チャレンジしてもイイヨッ
竜胆 空護(ゆっけ)
うわ…振りてえ… でも確実な方を取る!アイデアで!
竜胆 空護(ゆっけ)
えっいいの!?!!
KP(ミナカミ)
いいよ!!
竜胆 空護(ゆっけ)
ヤッターーーーー!!!!(駆け寄り)
竜胆 空護(ゆっけ)
では地質学から!
KP(ミナカミ)
(ハグして受け止める)
竜胆 空護(ゆっけ)
エンダーーーー
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=16 地質学
Cthulhu : (1D100<=16) → 63 → 失敗
竜胆 空護(ゆっけ)
イヤーーーーーッ
KP(ミナカミ)
見事にオチを付けてくる
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=90 哀しみのアイデア
Cthulhu : (1D100<=90) → 29 → 成功
竜胆 空護(ゆっけ)
頼れるのは素ステ
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=1 なんと地質学は1もある
Cthulhu : (1D100<=1) → 17 → 失敗
竜胆 空護(ゆっけ)
お……おしい…
KP(ミナカミ)
その気合はなんなんだ
乙部 リネ(ミナカミ)
ccb<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 80 → 成功
竜胆 空護(ゆっけ)
ヨシッ!
KP(ミナカミ)
ヨシ!
KP(ミナカミ)
それでは、空護さんは「この穴は、頭上を泳いでいるあの巨大な生物と形が非常に似ている」という印象を受けます。
竜胆 空護(ゆっけ)
「ふむ…」では穴と頭上の生物を見比べ「形や大きさから見るに あの生物とこの穴は何やら関係がありそうだな」
乙部 リネ(ミナカミ)
「今更だけど、白い砂浜ってなんとなく月面歩いてるような気分になるねえ」 崖を見上げながら意味もなくウロウロしていた
乙部 リネ(ミナカミ)
「ねぐらとか?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「元々はあの地層の中にいたのだろうか…」「む。そうかもしれんな。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「月面か…そう思うと少し浮ついた気持ちになるな」地面たしたし
乙部 リネ(ミナカミ)
「なるほど化石ポケモンが目覚めた説……」
竜胆 空護(ゆっけ)
「化石ポケモン…」思わず見上げた
竜胆 空護(ゆっけ)
「もう少しあの穴に近寄れないだろうか」 穴の傍に行くことはできそうです?
乙部 リネ(ミナカミ)
「最新作の化石ポケモンは造形がヤバいの知ってる?」
KP(ミナカミ)
行くことは出来ますよ。
竜胆 空護(ゆっけ)
「造形が?どのようにヤバいのかね」答えつつ おっじゃあ近づきたいです!
KP(ミナカミ)
ただ、崖の遥か上の方にあるため穴に入ることは難しく、また見上げてみても大きな穴が開いているな……くらいの印象しか持つことができません。
竜胆 空護(ゆっけ)
お…新たに得られる情報はなさげ…!
乙部 リネ(ミナカミ)
「上半身と下半身がそれぞれ別の化石で、無理やりくっつけて再生されたみたいな感じ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そ…」「それは何というか、いいのだろうか…」子供むけゲーム…
竜胆 空護(ゆっけ)
衝撃的な情報にちょっと穴の感想が飛んだ(?)
乙部 リネ(ミナカミ)
「図鑑の説明もヤバいから、ぜひプレイして読んでみて」
竜胆 空護(ゆっけ)
「む……そ、そうか…ならばまずはゲーム機を購入せねばな…」前向きロケット団
KP(ミナカミ)
さて……穴を見上げたり衝撃の事実が発覚している間に、じわじわと日は暮れ、あっという間に空が藍色に染まります。
KP(ミナカミ)
上を見上げると、月明かりのようなか細い光が差し込んでおり、夜になっても最低限の視界は何とか確保できそうです。
KP(ミナカミ)
ただ、それを頼りにさらに無人島を歩き続けるのは少し危ないでしょう。
竜胆 空護(ゆっけ)
「む、暗くなってきたな…足元がよく見えん」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ほんとだ。くーちゃんそろそろおねむの時間では?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「……私は子供ではないぞ。」老人の方だと思う
竜胆 空護(ゆっけ)
「潮時だろうか」「…とはいえ、どうしたものか…夢も醒める気配がない」
乙部 リネ(ミナカミ)
「今の台詞、少女漫画で言えば破壊力がかなり高かった台詞だよ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…???」?Ω?
乙部 リネ(ミナカミ)
「んー……謎は残るし味気ないけど、ここで寝たら逆に夢から覚めるとか?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「主人公の女の子を壁ドンして大人の色気を出して『私は子供ではないぞ』って言ってみなよ。大ゴマ間違いなし」
竜胆 空護(ゆっけ)
「なるほど。それは試してもいいかもしれんが…」「……」「欲を言うなら、あの寺院が気になるな。」ふ~む
竜胆 空護(ゆっけ)
「(参った、言っていることの7割ほどがよくわからん)」>大ゴマ
竜胆 空護(ゆっけ)
「まあ適材適所だろう、そういうのは…」感想
乙部 リネ(ミナカミ)
「寺院は確かに気になるねー。でもフラグが立った気配はないし……」 うーん
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな…島をあちこち巡れば、鍵なり何なり落ちているのでは と思ったが。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…まあ、仕方ないか。」気持ち肩を落としつつ「あまり歩き回って怪我をしては寝覚めも悪かろう 大人しく寝てみるか。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「そだね。晩御飯もなんか作るか貰うかして食べる?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな」「ではあの集落までいったん戻るか」
乙部 リネ(ミナカミ)
「まあ、探索の空振りはよくあることだよ」 ちょっと気落ちしてたので肩をぺしぺし叩いた。
竜胆 空護(ゆっけ)
むう…ってなっていた
KP(ミナカミ)
では、月明かりが照らす砂浜や砂漠を歩いて集落まで戻りましょう。
村
KP(ミナカミ)
集落には相変わらず人気はありません。
竜胆 空護(ゆっけ)
森で人影を見たきりなんだよな~
KP(ミナカミ)
上の方を泳いでいた魚の何匹かが降りてきて、茂みの陰でジッ……としていたりするくらいです。
竜胆 空護(ゆっけ)
あ、あいつには…気をつけないとな……
竜胆 空護(ゆっけ)
まあ魚も夜は寝るもんね
KP(ミナカミ)
\メガネ!メガネノケハイダ!!/
竜胆 空護(ゆっけ)
ヒッ!
竜胆 空護(ゆっけ)
「暗いと淋しさも紛れるというものだな」帰り道がこんな感じだわという風
乙部 リネ(ミナカミ)
「暗いのが怖いとか、そういうのはないんだ」
竜胆 空護(ゆっけ)
あ、そういえばホテルのような場所があるっていってたな そこで寝ればいいか!ヒトの家のベッドで寝るきだったわ(ポケモン脳)
竜胆 空護(ゆっけ)
「別にないな…君は平気かね?」
KP(ミナカミ)
ホテルのような場所はあるぞ! 厨房を覗けば食材はあるし、売店に行けば出来合いの料理もある。
竜胆 空護(ゆっけ)
充実しているーっ!!
乙部 リネ(ミナカミ)
「んー? んんー……」 少し悩んだ
乙部 リネ(ミナカミ)
「……ちょっと苦手、かなあ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ほう」少し意外「なら、あまり離れないようにしよう。気も紛れる…」「…だろうか?」言いながらンン?となった
乙部 リネ(ミナカミ)
「おー。その台詞、乙女ゲーなら好感度アゲアゲだよ! やるねえこのこの!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…不要なら不要と言いたまえ…」やれやれ
乙部 リネ(ミナカミ)
「あ、いるいる。超ありがたいです」
竜胆 空護(ゆっけ)
「まったく」言いつつ「まあ、ともかく屋内に入って食事にしよう。…腹が膨れるかは分からんが」
乙部 リネ(ミナカミ)
「はーい」
竜胆 空護(ゆっけ)
じゃあ、売店で出来合いのものをまたツケでいただきつつ ホテルっぽい場所へ向かいます٩( 'ω' )و
KP(ミナカミ)
オッケー。ホテルっぽい場所もやはり誰の姿もなく、受付のボールペンやら書類やらがフヨフヨと浮いていますね。
竜胆 空護(ゆっけ)
しかし濡れていない。ふしぎなことだ…
竜胆 空護(ゆっけ)
「…名前を書いた方がいいだろうか?」受付の書類とか見てみる
乙部 リネ(ミナカミ)
「じゃあ書こっか」 書類にサラサラッと名前を書いて、それから空護さんに渡します
竜胆 空護(ゆっけ)
「うむ」お、と感心してから受け取り、自分もサラサラッと書きますね
竜胆 空護(ゆっけ)
ホテルなら待合みたいな所あるかな?せっかくなら一緒にご飯食べてからそれぞれ部屋いきたいな
乙部 リネ(ミナカミ)
「同じ部屋にする? 違う部屋にする?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「別々にしよう。夢とはいえ、其処はきちんと分けねばな」
乙部 リネ(ミナカミ)
「そう? ……ありがと」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ん?いや。」気にしないで
KP(ミナカミ)
ホテルだし待合みたいな場所はありますよ。一緒にご飯食べよう。
竜胆 空護(ゆっけ)
ご飯ターイム!
竜胆 空護(ゆっけ)
ご飯の間も他愛ない話してんだろうな…もそもそ食べますね
乙部 リネ(ミナカミ)
「しかし、こう……アレですな。無人島歩いてるときはそうでもなかったけど、こうやってご飯食べてると、旅行感が強い……」 もそもそもぐもぐ
乙部 リネ(ミナカミ)
これ美味しいとか温めた方がおいしそうとかそういう他愛ない話をね……
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうだな…食事はだいご味だからな」旅行の
竜胆 空護(ゆっけ)
「…まあ、少し。楽しいような気がする。」味気はないが
乙部 リネ(ミナカミ)
「少しか~。そこは超楽しい! リネちゃんみたいな美少女と一緒でハッピー! とか言うべきでは?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「実際体験しているわけではない…からな。旅行には実感が欲しいのだ、私は」 美少女で超ハッピーはさらっと流しつつ
竜胆 空護(ゆっけ)
「ああ、でも石切りだの、探検だのは確かに楽しかった。」うむ
乙部 リネ(ミナカミ)
「良かった! リネはエンジョイしてたけどさ、くーちゃんがあんまり楽しくなかったならそれはヤだなって思って」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうか…私もそう思っていた。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「安心したよ」もぐもぐ再開
乙部 リネ(ミナカミ)
「僕の中でくーちゃんの好感度は高い方だから安心してくれたまえ」 ムシャムシャ
竜胆 空護(ゆっけ)
「その好感度というのがよく分からんのだがな」まぁ悪いことじゃないならいいか?って首傾げながら。
竜胆 空護(ゆっけ)
「まあ、私も君のことはそう悪く思っていない。おあいこというところか」(?)
KP(ミナカミ)
他愛ない会話を交わしているうちに、やがて晩御飯は食べ終わり、おなか一杯になってほどよい眠気が襲ってきますよ。
竜胆 空護(ゆっけ)
おっいよいよおじいちゃんタイムだ(?????????)
竜胆 空護(ゆっけ)
いよいよってなんだ?
KP(ミナカミ)
そうお待ちかねのおじいちゃんタイムだよ。
竜胆 空護(ゆっけ)
では食器片づけつつ「いい具合になってきたな…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「歩き回って、頭も使い。食事をして…うむ。寝るにはうってつけだな」
乙部 リネ(ミナカミ)
ふわわわと遠慮のないあくびをした 「そろそろおやすみタイムだねえ」
竜胆 空護(ゆっけ)
起きたら覚めちゃんだろうか…とかちょっと思いつつ
竜胆 空護(ゆっけ)
「ああ。支度をして寝ようか。」アメニティあるかな
乙部 リネ(ミナカミ)
「ん。おやすみー」 手をひらひら
KP(ミナカミ)
なんとアメニティも一通り揃っている。福利厚生。
竜胆 空護(ゆっけ)
「おやすみ。」お見送り わーい!!歯ァ磨いて顔洗うぞ
KP(ミナカミ)
空護さんもリネも、それぞれの部屋で寝支度を整えてベッドに入る。
KP(ミナカミ)
夢の中だというのに程よい疲労感があり、目を閉じればすぐに心地よい眠りの世界に入っていくでしょう……。
夜
KP(ミナカミ)
……ところが。
KP(ミナカミ)
気持ちよく眠っていた空護さんの耳に、どんどんと耳障りな音が届きます。
竜胆 空護(ゆっけ)
「……」顔顰め
KP(ミナカミ)
音の合間には、かすかに耳慣れた声もします。
乙部 リネ(ミナカミ)
「くーちゃん! おはよー! 朝ですよー!」
竜胆 空護(ゆっけ)
やり過ごそうってしてみますけど、音は消えないだろうかと思ったら なんだ だ おん!?
KP(ミナカミ)
それがリネの声だと認識すると、どんどんという音もやや手荒なノックだと分かるでしょう。
KP(ミナカミ)
そのうち妙にリズミカルなノックになったりする。
竜胆 空護(ゆっけ)
どんどんどこどこどんどどどん
竜胆 空護(ゆっけ)
ウィーーーウィルウィーーーウィルロッキュー!
竜胆 空護(ゆっけ)
ではなく じゃあ起きますね!
竜胆 空護(ゆっけ)
「……!?ん…?」 周りを見回しますけど、就寝前と同じ場所ですかね…!?
KP(ミナカミ)
同じ場所ですね。
竜胆 空護(ゆっけ)
夢から覚めない!まさかの二日目!!なるほどね
竜胆 空護(ゆっけ)
「…見当が外れたか」 ではいよいよリズミカルになりつつあるであろう扉を普通にがちゃっと開けましょう
乙部 リネ(ミナカミ)
「ちょっとあの、なんというか、ヘンな感じなので、出てきていただけると幸いです天照大神!」
乙部 リネ(ミナカミ)
「おお、岩戸が!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「おはよう。天照大神は女神だぞ」(?)「…なんだね騒々しい」
乙部 リネ(ミナカミ)
「えっとねえ、さっきまで寝てたんだけど、ヘンな感じがして目が覚めちゃって」
乙部 リネ(ミナカミ)
「こう……声がして、何かに呼ばれてる? みたいな?」 ろくろ
竜胆 空護(ゆっけ)
「ヘンな感じ…?呼ばれている…とは。」ふむ?
乙部 リネ(ミナカミ)
「それもこう、森の奥の寺院から」 ろくろ
竜胆 空護(ゆっけ)
「む…」
乙部 リネ(ミナカミ)
「さらに言えば今はおはようではなくド深夜です女神様」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…………」「挨拶は大事だからな…」言い訳
竜胆 空護(ゆっけ)
「急を要する雰囲気だったか?であれば向かうべきだとは思うが…」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ともかく、何やらフラグが立った気配なので、向かうべきかと」
竜胆 空護(ゆっけ)
「なるほど…眠ろうとしたことがトリガーだったと」うむうむしつつ
竜胆 空護(ゆっけ)
「ではそうしよう。…何か灯りになるものを持っていくか」
乙部 リネ(ミナカミ)
「そだね。懐中電灯とか確かあったよ」
乙部 リネ(ミナカミ)
「眼鏡を光らせて道を照らすのは……流石に難しいか」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そうか。でかした」じゃあそれお借りしよう
竜胆 空護(ゆっけ)
「……俺の眼鏡は発光しない……」
KP(ミナカミ)
はい。売店から2人分の懐中電灯を借りることが出来ますよ。
竜胆 空護(ゆっけ)
度々ごめんな姿なき店主よ ではお借りして夜道をピカピカさせつつ、寺院へ向かおう…!
KP(ミナカミ)
藍色から漆黒に変わった空の下、かぼそい月明かりと懐中電灯の明かりを頼りに寺院へ向かう……
KP(ミナカミ)
……というところで、今日はここまでにしましょう。お疲れ様でした!