重鬼黥刑 (2020/07/24 - 2020/07/25)

SCENARIO INFO

Writer/りべら(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ササニシキ
PC1/鞍馬 今子(ササニシキ)
PC2/巻 慎之介(ミナカミ)

INDEX

1日目1日目-22日目2日目-2アフタープレイ

駅前

KP(ササニシキ)
前回の「重鬼黥刑」!
KP(ササニシキ)
今子とのデートで中華街を訪れた慎之介さん!色んなところを見てエンジョイしたけど、所々メッチャ不穏!
KP(ササニシキ)
不穏さを感じながら夕方を迎えたら瞬く間に車に撥ねられ、次の瞬間には同じ日の朝を迎えていた!どういうことだ!
KP(ササニシキ)
とにもかくにも再び中華街へ向かおう……その前に合流だ!というところから二日目、はじまります!
駅前にやってくると、賑やかな話し声と足音が耳に入る。
親に手を引かれる子供に、談笑する若い女の子たち。夫婦と思しき仲睦まじい男女。
休日らしく混雑している中で、待ち合わせ場所に向かう。
分かりやすく大きいオブジェが飾られているそこには、他にも待ち合わせ中らしき人々が何人もいた。
そんな中で、スマホを眺めながら少しソワソワしている今子を発見できる。 ▼
巻 慎之介(ミナカミ)
スタスタと寄っていきましょう 「お待たせしました」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「…………」 はっ(慎之介さんに気付く)
鞍馬 今子(ササニシキ)
「いえいえ、待つ時間も楽しいので」 ちゃんと日陰をチョイスした。
巻 慎之介(ミナカミ)
今子ちゃんの様子に変化はないですか? 刺青とか怪しげなキーホルダーとか
KP(ササニシキ)
はい。怪しげキーホルダーは昨日と変わらずにバッグに取り付けられてますね。
KP(ササニシキ)
刺青のような模様も、昨日と変わらずあるのですが。服の下からチラッと……のようだった昨日よりも、その範囲が広がっているようです。
巻 慎之介(ミナカミ)
そう来ると思った~~~~~も~~~~~~~
KP(ササニシキ)
ふふ!!
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 ジト……と刺青を睨んだ
鞍馬 今子(ササニシキ)
「……?」「どうしました?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「刺青とか入れる趣味あります?」
鞍馬 今子(ササニシキ)
虫でも付いてる?とソワソワしながら睨まれた箇所をぱたぱたしました
鞍馬 今子(ササニシキ)
「え。無いですよ……痛そうですよね、刺青……」
巻 慎之介(ミナカミ)
「ですよね。その辺もまあ、着いてから少し話ができればと」
巻 慎之介(ミナカミ)
「自分でもちょっと心の整理を付けたいので……」 不穏オカルト案件……
鞍馬 今子(ササニシキ)
「? ??」 首を傾げる 「わかりました。じゃあ、そろそろ駅のホームに行きますか」
巻 慎之介(ミナカミ)
駆け込み乗車は悪。余裕を持っていきましょうか
KP(ササニシキ)
余裕を持つのは大事。では二人は、昨日と全く同じようにして電車に乗り込み、中華街に向かいます。

中華街

あなた達は電車を乗り継ぎ、中華街へとやってくる。
凛然たる佇まいで鎮座するのは、中華街のシンボル的存在の一つである大きな門だ。 
門周辺は、通りを行き来する人や写真を撮る人で賑わっている。

門の向こうには数々の屋台や店が並び、桃饅や甘栗、
その他様々な中華料理の匂いが、あなた達のところまで漂ってくる。
食べ物以外にも雑貨屋や骨董屋などがあり、
シルク製のチャイナドレスや、中華デザインのアクセサリー、
お土産のためのお菓子などが買えそうだ。  ▼
KP(ササニシキ)
門の前には【中華街ガイドペーパー】が置かれていますが、昨日まで見たものと全く同じでしょうね。
KP(ササニシキ)
頬を撫でる風、道行く人々の面影、景色、におい、何もかもがそのままでした。
巻 慎之介(ミナカミ)
それでもペーパーは一応貰っておこう。地図は命綱。
KP(ササニシキ)
命綱を一応持っておく。大事ですね。書かれているオススメ箇所も勿論同じです。骨董品屋、古本屋、甘味屋、雑貨屋、寺、占い屋。
巻 慎之介(ミナカミ)
「(……おんなじ、やんなあ……)」 ハァ……とため息をついた
鞍馬 今子(ササニシキ)
「すっごく賑わってますね!」 慎之介さんの隣でキョロキョロ
巻 慎之介(ミナカミ)
「……ここに来るのは初めてですか?」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「はい。初めてです。確か慎之介さんも初めてでしたよね」 物珍し気に色んな場所を見まわしている
巻 慎之介(ミナカミ)
「……ものっすごく認めたくないんですけど」 またひとつため息をついた 「初めてじゃなさそうなんですよ」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「そういえば、気になることがあるってLINEで言ってましたよn……」「えっ」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「……実は小さい頃に来たことが?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「いえ、タイムスリップと言うんですかね。少なくとも私が知覚している限りでは、"この日"はこれで2回目です」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「えええっ」「…………」 ポクポクポク チーーーン
鞍馬 今子(ササニシキ)
「……ループものって感じですか?」 オカルトに理解のある女は理解も早い
巻 慎之介(ミナカミ)
「自分で言ってて頭おかしなったんちゃうかって思いますけど、まあ、そうですね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「まあ、不思議なことっていつも急に来ますからね……」 歴戦探索者感
巻 慎之介(ミナカミ)
「ループの仕方があまり気持ちのいいものではないですし、今子さんにもあまり良くない影響が出てそうですから、17時までにどうにかできればと思ってます」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「私に良くない影響……?全然元気ですけど」 きょろきょろ ぱたぱた(自分の身体確認)
鞍馬 今子(ササニシキ)
「でも、夕方までにどうにかしたいんですね。お手伝いできることがあるなら付き合います」
巻 慎之介(ミナカミ)
「今子さん自身には見えてないみたいなんですけど、刺青のようなものが浮かんでるんですよ。それも"前回"より広い範囲に」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「えっ!ああ、だからさっき刺青入れる趣味があるかって……!」
鞍馬 今子(ササニシキ)
改めて確認してるけど、刺青がある位置を見ても特に動揺を示していません 見えてなさそうです
巻 慎之介(ミナカミ)
「刺青の模様も黥刑というものに似ていて……」 と前回の探索情報を共有していきましょうか
鞍馬 今子(ササニシキ)
ふむ……ふむふむ……(共有を受ける)
巻 慎之介(ミナカミ)
「……なので、寺に行ったり、骨董品屋に行って夢のクリスタライザーなるものを探したり、古本屋で調べ物をしたり、そういうことをしていこうかと」
KP(ササニシキ)
ザックリ「どこどこで手に入れたココとココの情報は全部共有するでござる!」って感じで教えていただけますか!雑で全然OKなので!
巻 慎之介(ミナカミ)
はい!! ちょっと待ってね
KP(ササニシキ)
もしかしたらKPとPLの間でアンジャッシュが発生するかもしれないので一応…!よろしくおねがいします!
巻 慎之介(ミナカミ)
・骨董品屋や古書店で調べた「黥刑」について
・甘味屋で蜂蜜酒を飲むと自分にだけ変な光景が見えた
・雑貨屋は前にも来たことがあるような気がした
・占い屋での結果(”獏”と”鬼”、占い師からのアドバイス)
・17時になると甘味屋で見た光景と同じことが起きてループになる
巻 慎之介(ミナカミ)
あたりかな……!
KP(ササニシキ)
わかりやすい…!ありがとうございます! 今子はフムフムしながら聞いていた
巻 慎之介(ミナカミ)
雑貨屋の話をしたときは眼力の強いイケてるお菓子があったりチャイナドレスガチャをしたことも伝えておくけどこれは与太
KP(ササニシキ)
ふふwwww
鞍馬 今子(ササニシキ)
「雑貨屋さん、楽しそうですね」 共有を真面目に受けてたけど、雑貨屋のあたりはくすくす楽しそうに笑いながら聞いてる チャイナワンピースの時は少しそわそわした
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ええと……じゃあ今日は、お寺に、骨董屋さんに、古本屋さん……を回るということで」
巻 慎之介(ミナカミ)
「そうですね。時間を狙えば福袋も貰えると思いますが」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「確かに……でも、今は調べものが大事ですよね」 うんうん 「まずはどこを探しに行きますか?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「寺は少し遠いですし、先に古本屋あたりから行きましょうか」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「わかりました」 頷きます
KP(ササニシキ)
では古本屋GO?
巻 慎之介(ミナカミ)
古本屋GOで(σ ◔ω◔)σ
KP(ササニシキ)
GOGO~!

古本屋

あなた達は古本屋を訪れた。
膨大な量の古本があり、中国と日本の書籍が棚から溢れて混然としている。
店主は留守にしているようで、店内はがらんとして人気がない。
どうやら、あなた達以外は誰も居ない状態のようだ。  ▼
KP(ササニシキ)
何か調べたいものがある場合、<図書館>あるいは<目星>で情報探しが可能です。
巻 慎之介(ミナカミ)
調べたいもの……”獏”と”鬼”と夢のクリスタライザー……(よくばり)
KP(ササニシキ)
ふふっ欲張りさん!とりあえずその辺を探すための目星、行ってみましょう!
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=91 目星
Cthulhu : (1D100<=91) → 2 → 決定的成功/スペシャル
巻 慎之介(ミナカミ)
KP(ササニシキ)
KP(ササニシキ)
成長チェックどうぞ!!すごい!!
巻 慎之介(ミナカミ)
ヤッター!
KP(ササニシキ)
では正確かつスピーディーに本を探し当てて読み解いていくということで……まず、どうやら夢のクリスタライザーに関する書籍は見当たらないようです。
KP(ササニシキ)
ですが獏、鬼に関するものは、気になる記述がある書籍にいくつか目を通すことができました。要約するとこう
『中国の妖怪』
▼【貘について】
 中国を発祥とする妖怪であり、日本では「夢を食べる霊獣」として有名だ。
 その姿は文献により一定ではないが、体は熊、鼻は象、目は犀、牙は猪、
 手足は虎、尻尾は牛に似ている、という説が有名。
 元々中国の伝承には獏に夢を食べる描写はなく、邪気を払う生物として扱われていた。
 日本に伝わるにあたり、「悪気を払う」ことが「悪夢を食べる」に転じたと考えられている。
 一説には、悪夢を退ける「莫奇(ばくき)」という善神の伝承と混同された、とも言われている。

▼【鬼について】
 妖怪の一種であり、伝承や民話、郷土信仰に多く登場する。
 一般的に「悪い物」「恐ろしい物」の代名詞とされることが多いが、
 中国での鬼の扱いは日本とは違う。化け物や悪魔という扱いもあるが、
 「自分の心に巣食う悪しきもの」「魂が体を離れてさ迷う様」「死者の魂」などもまた、鬼だ。
 人に化け、人を襲った鬼の話がある一方、
 憎しみ、嫉妬、悲しみ、絶望の念が満ちて鬼に変化してしまった話も存在する。
巻 慎之介(ミナカミ)
「獏も鬼も、どちらも中国での伝承は日本と異なるようですね」 見つけた内容を今子ちゃんにも共有していきましょう
鞍馬 今子(ササニシキ)
ふむふむ…… 「国それぞれの伝わり方ってありますよね、どんな話も」
KP(ササニシキ)
一通り文字を追い、今子への共有も終えたあたりで……慎之介さんは、視界の端にふっと気になるものが映ります。
巻 慎之介(ミナカミ)
「自分の心に巣食う悪しきもの、魂が体を離れてさ迷う様、死者の魂……」 ムム……と考えてたらなんだなんだ
KP(ササニシキ)
店の最奥に設置された棚の一角に、妙に意識を引く【一冊の書物】があるなあと思う
KP(ササニシキ)
多くの書籍の影になっている、白っぽい色合いの本です。まるでそれ自体が発光しているかのように、不思議な存在感がありました。
巻 慎之介(ミナカミ)
これ見よがしなアピール。手に取ってみましょう
KP(ササニシキ)
本「アピールに気付いてくれてありがとう」
KP(ササニシキ)
手に取ってみると、ひときわ古い紙で作られた、何かの写本のようでした。
KP(ササニシキ)
表紙はどこかしっとりとした感触で、染め色が褪せたかような、淡く黄色みのある灰白色。
巻 慎之介(ミナカミ)
写本(警戒の音) でもまあ……中身も……確認しましょうか……
KP(ササニシキ)
警戒の気持ち、わかるよ
KP(ササニシキ)
表紙を捲ると、まず目に入ってくるのが英語のタイトル。
KP(ササニシキ)
それは英語で書かれているにも関わらず、母国語と同様に難なく読み上げることが出来てしまうでしょう。
『象牙の書』
あなたは、その書物の頁を捲っていく。
ところどころ内容に抜けがあり、一部意味の通らない文章になっているようだ。
これは『何かの原本』を翻訳したものであり、その翻訳は恐らく不完全。

……奇妙なことに、書かれた内容は、読み解くというよりも“頭に直接入ってくる”という感覚が近かった。
頭が芯から冷えてゆくような、それでいて焦げ付くように熱いような。
それでも、文字を追う目が止まらない。
やがて我に返ると、人智を超えた冒涜的な知識を得たことに気付くだろう。 ▼
KP(ササニシキ)
★正気度喪失【1D2/1D4】
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=69 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=69) → 1 → 決定的成功/スペシャル
巻 慎之介(ミナカミ)
KP(ササニシキ)
KP(ササニシキ)
もう減少なしでいいよ
巻 慎之介(ミナカミ)
やったあ
KP(ササニシキ)
(クソガバ)
KP(ササニシキ)
1クリやぞ!?!!?!!??! つよすぎる
KP(ササニシキ)
そんでもって 慎之介さんは、<呪文「門の創造」>と<クトゥルフ神話技能6%>を取得しました。
巻 慎之介(ミナカミ)
えっなんかもうちょっと読み進めちゃう感じです……? そうでなければクソがーーーーーーーー!!!!! と本を閉じたい
KP(ササニシキ)
もう読み終わりですね。クソがーーーーーーーー!!!!どうぞ
巻 慎之介(ミナカミ)
やったぜ!!!!!(ヤケクソ)
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 黙々と読み進めてしまってあからさまにヤバいなんかを得てしまう
鞍馬 今子(ササニシキ)
「あ……あのぅ、慎之介さん? 大丈夫ですか?」 尋常ならざる読みふけりっぷりを横で見てる
巻 慎之介(ミナカミ)
「(ハッ)……なんちゅうもん読ませるんじゃコラァーーーーーーーーー!!!!!!」 バターン!!
巻 慎之介(ミナカミ)
本が傷むのもいとわない勢いで閉めました
鞍馬 今子(ササニシキ)
「きゃーーーーーーー!!?!?!」 ビクーーーーーーッ
巻 慎之介(ミナカミ)
あ、神話技能10→16です 伸びたな……
鞍馬 今子(ササニシキ)
「し、慎之介さんダメですよ、そんなに乱暴に閉じたら本が!本が!」
KP(ササニシキ)
伸びたなあ……呪文についての概要も上げますね。詳細はルルブ読んでねって感じですけども
▼【呪文「門の創造」】
習得した呪文は基本ルルブP.289に記載の通り。以後、宣言のみで使用可能となる。
呪文を行使した場合、【POW-1(永久喪失)】【SAN-1】の代償を支払って、
時空間の移動が可能になる。このシナリオ中、移動先と消費量は固定。
巻 慎之介(ミナカミ)
ハッ 「……すみません、驚かせてしまいましたね。いえあからさまにトンデモな本だったので」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「トンデモ本ですか……」
巻 慎之介(ミナカミ)
「収穫はありましたが……使いどころが分からないタイプですね、これ」 「使いたくもないですけど」
鞍馬 今子(ササニシキ)
なんとなく気になっている気がしなくもないオカルト女ね
巻 慎之介(ミナカミ)
「……読んだらしばきますよ」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「何も言ってないのにぃ~!;;」 顔でバレバレなんだよ
巻 慎之介(ミナカミ)
「顔が全力で語ってますよ」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「うう」「だって気になるじゃないですか……慎之介さんがそう言うなら、読みませんけども!」
KP(ササニシキ)
古本屋で得られる情報は以上になります。象牙の書はお持ち帰りも出来ます。
KP(ササニシキ)
>>お持ち帰りもできます<<
巻 慎之介(ミナカミ)
万引き!!!!!!!!!!!!!(σ ◔ω◔)σ
KP(ササニシキ)
ちっ、バレたか(????)
巻 慎之介(ミナカミ)
オカルト本の為に罪を犯すことなどできまい。というかオカルト本だし……放置で……
KP(ササニシキ)
分かりました。象牙の書はそっと元の位置に戻されました。
KP(ササニシキ)
象牙の書「達者でな」
巻 慎之介(ミナカミ)
古本屋は以上か……じゃあ次は骨董屋かな
KP(ササニシキ)
ご近所だからね。では調べた書物を綺麗に戻してから骨董屋へ!

骨董屋

あなた達は骨董屋を訪れた。そこには、様々な骨董品が置いてある。
高価そうな掛け軸や大きな壺、アンティーク調の鏡といった雑貨から、
ガラクタにしか見えない品々やヴィンテージもののアクセサリーまで。

店はまばらに人が見に来ている程度で、
店主であろう人物も、煙草をふかしながら店番をしている。 ▼
店主(ササニシキ)
「らっしゃ~い」 やる気のない声がする
巻 慎之介(ミナカミ)
「夢のクリスタライザー……どういうものかもわかりませんし、店主の人に聞いた方が早いですかね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「わあああ……店内の雰囲気、すっごくレトロでいいかん、じ」「はっ……」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ひ、人のお店ですから……落ち着いて静かに見ないとですね!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「あっちの方に良い茶器がありますよ」
巻 慎之介(ミナカミ)
9000円くらいするいい茶器が……
鞍馬 今子(ササニシキ)
「え!!!」 そっちにパタパタ吸い寄せられていった
鞍馬 今子(ササニシキ)
そしてしょぼくれた顔で帰ってくる 「確かに物凄く素敵でした……でも手の届くお値段じゃない……」 しょぼしょぼ
巻 慎之介(ミナカミ)
「ですよね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「残念です……」「あ、名前だけ知っている商品なら店主さんに聞くのが一番早いかと」
巻 慎之介(ミナカミ)
「やっぱりそうですか」 そんじゃ店主にダイレクトアタックしようか
鞍馬 今子(ササニシキ)
一緒に行こう~
巻 慎之介(ミナカミ)
店主の元にツカツカと近づいた 「すみません、探しているものがあるんですが」
店主(ササニシキ)
近づかれたことに気付くと、プカプカと煙草をふかしていた店主が慎之介さんの方を見やりました。
巻 慎之介(ミナカミ)
「夢のクリスタライザーというものを探しているんですが、ご存じですか?」
店主(ササニシキ)
「探しモンかい。どういうヤツを探してる?」 とまで言った後に、「ん……ンン???」と慎之介さんの隣の今子を凝視しました
鞍馬 今子(ササニシキ)
「?」
店主(ササニシキ)
「そのキーホルダーどっかで……ん、ああ。夢のクリスタライザーね!それなら置いてあるぞ。なんでも中国古来に伝わる秘宝らしいなあ」
巻 慎之介(ミナカミ)
「置いてるんかい……」 普通に見つかって拍子抜けした顔
店主(ササニシキ)
どれどれ、とカウンターから立ち上がった店主は商品棚を探しはじめます。が、捜索が芳しくなさそう。
店主(ササニシキ)
「あれぇ?どこに行ったっけなぁ…? そういえば最近誰かに買われて……あンれぇ…?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「(在庫管理がザル!!!!!!!!!!!!!)」 心の中でめいっぱい突っ込んだ
店主(ササニシキ)
すごすごと戻ってきます。 「俺もついにボケが始まったかぁ? すまねえな、お客さん。ちょっと覚えてねえや」
巻 慎之介(ミナカミ)
「はあ……では、どういう見た目でどれくらいの大きさ・重さなのか教えて頂いてもいいですか? なにしろ名前しか知らないもので」
店主(ササニシキ)
「んーーとなあ。大粒の水晶みたいな見た目でよ……」「ああ、そうだ。本体は無いが、秘宝についてきた冊子なら奥にしまってある筈だ。興味あるなら読むかい?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「是非。……いえ、興味はないんですけど、把握する必要があるので……」
店主(ササニシキ)
「兄ちゃん変な言い方するなぁ」 はっはっは 「分かった、ちょっと待ってな」
KP(ササニシキ)
店主はカウンターの奥に引っ込んでいき、暫くガサゴソと物探しの音が聞こえてきます。
KP(ササニシキ)
やがて古びた冊子を手に戻ってきますね。慎之介さんに手渡してくれます。
巻 慎之介(ミナカミ)
受け取って確認していきましょう
KP(ササニシキ)
分かりました。ちょっと長い情報を出していきます。
▼【夢のクリスタライザー】
 夢のクリスタライザーとは、黄色い卵のような形をしている水晶だ。
 叩くと空洞のような虚ろな音がし、人の耳には聞こえないが、
 周期的に奇妙な笛のような音を発しているという。

 この水晶は、宿主によって作られた夢を膨らませる力を持っている。
 これにより生まれた夢の世界は、非常に現実的かつ
 強力な力を帯び、現実世界と相互作用を持つ。
 夢のクリスタライザーを使用すれば、夢の世界と現実世界の間の
 壁に穴を開け、それぞれの行き来が可能となるだろう。

▼【クリスタライザーの守護者】
 夢のクリスタライザーには、その使用を取り締まる番人がいる。
 それは守護者、あるいは狩人と呼ばれ、半ば影像のような曖昧な影法師の姿をしているという。
 守護者の主人は『眠りの大帝』と呼ばれる神であり、守護者は彼の命令により、使用者を罰するために現れる。
 そもそも、夢のクリスタライザーとはこの『眠りの大帝』の力を借りたものであり、彼の所有物である。
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 読んだ
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 今子ちゃんのキーホルダーを見た
KP(ササニシキ)
今子のバッグに付けられたキーホルダーは、大粒の卵型の水晶。鮮やかな黄色をしていました。
鞍馬 今子(ササニシキ)
「……?」 視線を感じた
巻 慎之介(ミナカミ)
「……あの、これがその夢のクリスタライザーでは?」 店主に言いながらキーホルダーを指さします
店主(ササニシキ)
「ン、ンン?」 今子のキーホルダーを見る 「言われてみりゃ確かに似てるような……??」
店主(ササニシキ)
「いや分からねえな……どうにも記憶が曖昧だなぁ」
巻 慎之介(ミナカミ)
「しっかりしてくださいよ」
店主(ササニシキ)
「いやぁ~~~スマネエなあ~~~」
KP(ササニシキ)
★以後、夢のクリスタライザーは宣言のみで使用可能となります。……なりますが、自身が所持していることが前提なので、現在は使えませんね。
巻 慎之介(ミナカミ)
物騒~~~~~!(守護者の項を指さしながら)
KP(ササニシキ)
あとSANチェックがあった あぶない 忘れるところだった
KP(ササニシキ)
現実味がなく理解しがたい文面を読んだことにより、背中がぞわりと冷えていたことに気付くかもしれない……
KP(ササニシキ)
★正気度喪失【1/1D3】
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=69 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=69) → 21 → 成功
KP(ササニシキ)
余裕!
巻 慎之介(ミナカミ)
巻 慎之介のSANを1減少 (69 → 68)
KP(ササニシキ)
骨董屋の情報は以上です。
巻 慎之介(ミナカミ)
「しかしまあ……なんとも物騒な代物ですね」
店主(ササニシキ)
「中々な内容だよなァ。まあ作り話だとは思うが」
巻 慎之介(ミナカミ)
「(使用者を罰する……刺青……黥刑……現実世界と相互作用を持つ夢……)」 今子ちゃんの方をなんとなく見たりした
巻 慎之介(ミナカミ)
「作り話とはいえ、参考になりました。ありがとうございました」 ぺこりとお礼をして骨董屋を後にしましょうか
鞍馬 今子(ササニシキ)
確かに物騒……と頷いていた あと思わず他の骨董品に目を吸い寄せられたりしている
鞍馬 今子(ササニシキ)
一緒にお礼を言ってペコリ!
店主(ササニシキ)
「おうよ。良くわかんねえが頑張んな~」 見送ります
KP(ササニシキ)
では骨董屋を後にして……お次はどこに行きますか。
巻 慎之介(ミナカミ)
次は~~~~お寺!
KP(ササニシキ)
お寺~~~!
KP(ササニシキ)
店主に見送られつつ、二人は寺へと向かいます。

寺院

あなた達は寺院を訪れた。
古い建物ではあるが、どこか気圧されるような迫力がある。
周囲は静かで、スッと涼しさを感じるような神聖な空気で満たされている。
関係者のみ入れるであろう奥の方には、祀られた神仏の銅像が置いてあるようだ。
だが、細かい格子状の扉に隠されてよく見えない。
……寺の横には【石板】があり、その神仏について記しているようだ。 ▼
鞍馬 今子(ササニシキ)
「ふおお……」 まんまと気圧されている
巻 慎之介(ミナカミ)
「中華街の中にあるって言うのに、意外と雰囲気がありますね」
巻 慎之介(ミナカミ)
ホイホイと石板を確認しに行きます
KP(ササニシキ)
はいな。銅像となっている存在について書かれているようです。
▼【 『 眠りの大帝 』について 】
 眠りの世界を支配する神。ヒプノス
 本当の姿は悪夢のように歪んだ恐ろしいものだが、
 現実世界に姿を現す際は、畏怖を覚えるほどの美貌を持つ青年の姿を取るという。
 彼の注意を引いてしまったが最後、恐ろしい災いが降りかかるだろう。
 彼に魅入られた人間は夢の中で凄まじい恐怖を味わい、
 最後には何か別のものに姿を変質させられてしまう。
巻 慎之介(ミナカミ)
(◔ω◔)
KP(ササニシキ)
(◔ω◔)
巻 慎之介(ミナカミ)
「眠りの大帝……ですか」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「眠り……さっきの骨董屋さんで見せてもらった冊子にも、書いてありましたね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「クリスタライザーの使用を取り締まる番人の主人ですね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「すごいのが祀られてますね、街中の寺なのに……」
KP(ササニシキ)
なんと 寺の情報は以上になります。
巻 慎之介(ミナカミ)
シンプル。
巻 慎之介(ミナカミ)
「怪しげな情報はいろいろ手に入りましたけど……さて、どうするか」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「見て回ってみたいって言ってたのは、ここで最後ですよね」
鞍馬 今子(ササニシキ)
慎之介さんの隣でほぉ……と寺院を見上げている今子の腕や首には、変わらず刺青模様が存在していました。
巻 慎之介(ミナカミ)
「ですね。夢……眠りの世界……別のものに変質……」 うーん
巻 慎之介(ミナカミ)
「クリスタライザーやら本に書いてた怪しげなことを実行するとか、試せることはあるにはありますが……」 「何が起きるか分からない賭けになりますね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「占い屋に聞く……のはまた同じ結果か……?」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「一応、行ってみます?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「ですね。一応行ってみましょう」
巻 慎之介(ミナカミ)
というわけで占い屋に行ってみたく候
KP(ササニシキ)
了解です。ではお二人は寺を後にする。
KP(ササニシキ)
二人は、通りに戻ってきます。そのまま占い屋を目指して歩を進めるのですが、
KP(ササニシキ)
ここで、イベントに入ります。
巻 慎之介(ミナカミ)
おっ(警戒音)
ザアッ、と。視界全体にノイズが走る。
ノイズが晴れると、目の前に広がる景色は、先ほどまでいた場所のものではなかった。
どこかの通りの、歩道に立っていた。時刻は昼頃だったはずなのに、上空には夕焼け空。
帰り道だろうか。隣には今子がいる。明らかに、おかしい。 ……そして、

周囲の人間は驚愕に目を見開き、悲鳴を上げ、上を向いている。
その視線の先には、工事途中の建物。そして、
あなたに向かって倒れてくる、巨大な鉄骨があった。
死の直前の情景というものは、いつでもゆっくりなのだろうか。
“ひとつ前”と同様に、目の前に迫る鉄骨は、ひどくゆっくりと向かってきているように感じた。

ごぐ、と鈍い音だけが聞こえた。その後は暗転。
痛みも何も、感じる間もなく、あなたの意識は闇に落ちた。 ▼
鞍馬 今子(ササニシキ)
「………………………………」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「…………どうして……?」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「……どうして何回も、なんで、いや……」
鞍馬 今子(ササニシキ)
「───ッ!!」

自宅

……。
… … ………。
pipipi pipipi ………。
目覚ましの音が聞こえる。 
あなたの意識は、ゆっくりと眠りから浮上した。

穏やかに、カーテンの隙間から差し込む朝日。
眩い光に目を細めれば、透き通るような青い空が見える。 ▼
KP(ササニシキ)
おはようございます。<アイデア+25>でロールどうぞ。
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=(55+25) アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 86 → 失敗
巻 慎之介(ミナカミ)
……もう一声!(ない)
KP(ササニシキ)
ふふwwwwでも、分かることはあります。
KP(ササニシキ)
この世界は確かに間違いなく、ループしているという確信ですね。スマホなどで日付を確認すれば、7月24日の金曜日です。
KP(ササニシキ)
また、直前の死の場面は明らかにおかしかった。占い師に示された日数は三日間。今日は三日目。時間が残されていないのかもしれません。
巻 慎之介(ミナカミ)
[]
KP(ササニシキ)
絶句もする。
巻 慎之介(ミナカミ)
「……17時ちゃうんかい!!」 思わず枕を投げた
KP(ササニシキ)
ナイスツッコミありがとう。
KP(ササニシキ)
枕を投げた慎之介さんの横で、スマホが通知音を鳴らします。
KP(ササニシキ)
『おはようございます。中華街楽しみですね』 
KP(ササニシキ)
『(はしゃいでいるような猫のスタンプ)』 
+  一方雑談窓では
巻 慎之介(ミナカミ)
三日間?
KP(ササニシキ)
は…………
KP(ササニシキ)
もしかして:情報出し忘れ
KP(ササニシキ)
ちょっと待ってね ログ見てくる
巻 慎之介(ミナカミ)
かな……ログ見たけどなさげ
KP(ササニシキ)
うわーーーーーーーーー!!!もうしわけ!!!
巻 慎之介(ミナカミ)
ふふwwwww うっかりさん(頬ツン)
KP(ササニシキ)
(情報まとめ忘れてたのでちょっとまってね)(ぽちぽち)
巻 慎之介(ミナカミ)
(ゆっくりどうぞやで)
KP(ササニシキ)
そして大変申し訳ないことに 情報の出し忘れが
KP(ササニシキ)
ゴメーーーーーーン!!!
巻 慎之介(ミナカミ)
ええやで!!
KP(ササニシキ)
占い師からのアドバイスがもう一つありまして
占い師(ササニシキ)
「お二人には共通して、“三日間”という文字も見えましタ。……それが何を示すのかは、分かりませんガ……」
KP(ササニシキ)
というものもありました。占いを受けた日を一日目として、今日は三日目となります。
巻 慎之介(ミナカミ)
なるほど 了解しました
KP(ササニシキ)
という点を踏まえて 昨日の死の場面は二日目の終盤。何らかのリミットが近づいた上での異常だったのかも、と推測できるかと。ノイズざりざり
巻 慎之介(ミナカミ)
「おはようございます。嫌な夢などは見ませんでしたか」 と返しておきましょうね
KP(ササニシキ)
『夢ですか?そういうのは見てないです』 
KP(ササニシキ)
『中華街に行くのが楽しみで、ちょっと寝付けなかったくらいで……』『(てへぺろスタンプ)』 
巻 慎之介(ミナカミ)
「遠足前の子供ですか」
KP(ササニシキ)
『返す言葉もございません……』 
KP(ササニシキ)
情報出し忘れのケジメ案件も含めて、<アイデア+25>もう一回いきましょうか。
巻 慎之介(ミナカミ)
「ともかく、電車で寝過ごして遅刻などしないように」 アイデアはい!
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=(55+25) アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 38 → 成功
KP(ササニシキ)
えらえらのえら~!!
KP(ササニシキ)
では、LINEでの会話をしているうちに思考が冴えてくる。慎之介さんが自覚しているだけでも三度目の今日。
KP(ササニシキ)
場面に異常はあれど、慎之介さんの死をトリガーにして、新しく迎える朝。慎之介さんが死んでいない今日。
KP(ササニシキ)
こんな状況を望む黒幕がいるとするなら、……今も中華街に行くことを楽しみにしているであろう、一人しか心当たりがないのではないでしょうか。
巻 慎之介(ミナカミ)
せやなあ……(じっと今子ちゃんを見る)
KP(ササニシキ)
そんな慎之介さんの心境を知らず、『もちろんです。早めに行って待ってます!』と返信が来てます。ぴろん。 
巻 慎之介(ミナカミ)
「(……本人は忘れてるんか、それとも知らんフリしてるんか、どっちやろな……)」
巻 慎之介(ミナカミ)
色々考えつつ、準備して待ち合わせ場所に向かいましょうか
KP(ササニシキ)
はい。相変わらず窓の外は気持ちいい晴天。同じ準備をして、同じ道を通って待ち合わせ場所へ。