6日目/海辺の家
KP(梟)
昨夜はあれから眠り直して、いつも通りの朝がやってきました。
KP(梟)
目を覚ました貴方は、着替えて階下に降りて、ハクを適当に足でじゃらしながら、朝のコーヒーの支度をしている。
KP(梟)
……いつからこうして支度をするようになったのだったか。
KP(梟)
首を傾げる。自分はそもそも、こんな家に住んでいただろうか。
KP(梟)
寝室、洗面台、台所。どこを見ても、二人暮らしのように見える。
KP(梟)
自分は一人で住んでいる筈なのに、誰か知らない人間の衣服や生活用品を度々見つけた。
KP(梟)
今朝の台所にしてもそうだ。コーヒーならまだしも、紅茶の缶なんて、いつ買っただろうか。
KP(梟)
そんな小さな違和感が、朝起きてから薄く、薄く、けれど確かに積もっている。
KP(梟)
今は卓内時間6日目の朝になります。家の中を見たり、海岸に降りたりと自由に行動出来ます。
南條 優斗(ミナカミ)
紅茶をわざわざ買うことはないし食パンも食べないのに何故かあるんだなあ……
南條 優斗(ミナカミ)
まあとりあえずは現場というか書斎を見に行きたいですね
KP(梟)
では書斎から。
6日目/書斎
KP(梟)
貴方は二階に上がって、書斎の片付けをしようと思う。昨夜の跡を片付けなければならない。
KP(梟)
そうして書斎に入れば、そこはよく知っている筈の場所なのに。貴方はまた、違和感に気づく。
KP(梟)
この部屋はどうしてこんなに物が多いのだろう。
海岸に落ちているようなガラクタが所狭しとひしめいている。
KP(梟)
奇妙なことに、自分で拾ってきた覚えがないものばかりだ。
KP(梟)
部屋にはその蒐集品のほかに、書き物机と本棚も置かれている。貴方が昨夜片付けた紙やフィルムもそのままになっている。
KP(梟)
紙やフィルム類、蒐集品、机、本棚 がそれぞれ見ることができます
南條 優斗(ミナカミ)
無趣味マンにとっては違和感しかない部屋だ まず紙やフィルム類を見ていきますね
KP(梟)
では紙とフィルムから
KP(梟)
まず紙類については、まだ何も書かれていない便箋だったとわかります。書き物机に置かれていたものが風で舞ったらしいと思う。
KP(梟)
生成りの用紙に青い罫線、貝殻の透かしが入った瀟洒なデザインだった。
KP(梟)
またフィルムについては、キャニスター(フィルムのケース)から無理矢理引き出され、くるんとカールした状態になって感光してしまっている。
KP(梟)
フィルムについては<写真術/アイデア>が振れます
南條 優斗(ミナカミ)
亜紀ちゃんらしい便箋アア……アイデア振りましょう
KP(梟)
どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=(10*5) アイデア Cthulhu:(1D100<=50) > 72 > 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
おばか!
KP(梟)
おしい!
KP(梟)
ではどれもこれも引きずりだされており、もう使えなさそうなものばかりだと思った。
南條 優斗(ミナカミ)
「(写真とかスマホで十分だろうに)」 フィルムをつまみ上げてジロジロと眺めた
KP(梟)
じろじろ眺める じゃあ<目星>もどうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
やったあ
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=82 目星 Cthulhu:(1D100<=82) > 72 > 成功
KP(梟)
ヒュウ
南條 優斗(ミナカミ)
72すきだね
KP(梟)
ではそうして眺めていると、未使用のフィルムまでお構いなしに引き出されていることに気づいた。
KP(梟)
使用済みのものも未使用のものも、区別なく引き出されてしまっている。まるで写真を撮ることそのものを否定するようだと思う
南條 優斗(ミナカミ)
「(わざわざカメラとかフィルムを使って写真を撮る意味はねえとは思ってるけど、ここまではしねえぞ……?)」 首を傾げた
南條 優斗(ミナカミ)
便箋やフィルムはとりあえずその辺の空き箱に入れておいて、蒐集品の方を見てみます
KP(梟)
では手近にちょうど良い空箱がある。「硝子瓶」と書かれたラベルが貼られた空箱だ。これも貴方の字ではない。
南條 優斗(ミナカミ)
南條の字より一億倍読みやすい……いったい誰の字だ……
KP(梟)
見たことがないなと首を傾げつつ、続けて蒐集品を眺める。
KP(梟)
蒐集品全般に対して、<博物学+20>と<博物学/目星/幸運>が振れます。出る情報は別です
KP(梟)
どちらも振るなら、連続で振ってもらってOKです
南條 優斗(ミナカミ)
では博物学+20チャレンジと、目星で。
KP(梟)
どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=(10+20) 博物学+20 Cthulhu:(1D100<=30) > 42 > 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=82 目星 Cthulhu:(1D100<=82) > 38 > 成功
南條 優斗(ミナカミ)
おしい
KP(梟)
おしい…!では目星が成功
KP(梟)
蒐集品を眺めていると、ふと目に留まるものがあった。美しい色のシーグラスだ。
KP(梟)
それは透き通った南の海のような色をした、淡い碧青をしていた。
日光にかざせば、水面を通したような碧い影を落とす。
KP(梟)
何故だかその色を眺めていると、心が暖かくなってくるような気がした。理由はわからない。
南條 優斗(ミナカミ)
「(なんだってこんなただの石を置いてるんだよ。意味わかんねえ)」 過去の自分にツッコミを入れつつ、何故かシーグラスをじっと眺めている自分もいる。
南條 優斗(ミナカミ)
「(俺が入居する前に住んでた奴の趣味か……? にしても捨ててねえのはなんでだ)」 疑問は降り積もる。机の方もガサ入れしていきたいです
KP(梟)
はい、では机にいきましょう
KP(梟)
机の周辺には銀塩カメラと機材、幾らかの文具類などが置かれている。写真を飾ったボードも置かれていた。
KP(梟)
机の上は書き物をしていたそのままになって、便箋と万年筆が出しっぱなしになっている。もちろん貴方は、書き物なんかしていない。
KP(梟)
机の一番上の引き出しは鍵が刺さり、開いたままになっている。
南條 優斗(ミナカミ)
開いてるじゃん……遠慮なく引き出しを開けていきたいです
KP(梟)
引き出しを開けてみると、中には部屋に散らばっていたのと同じ便箋と、揃いの封筒のレターセットが収納されていました。
KP(梟)
<目星>をどうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=82 目星 Cthulhu:(1D100<=82) > 65 > 成功
KP(梟)
成功
KP(梟)
では、便箋のほうは随分減っているようだが、封筒は使われた形跡がないとわかった。
南條 優斗(ミナカミ)
「(便箋だけ使うケースってあるか……? 他の封筒を使った……?)」 ムム……と便箋と封筒を眺めた
南條 優斗(ミナカミ)
書きかけの便箋とか字を消した跡とかはないんだろうな……
KP(梟)
引き出しに入っている分については、何も書かれた形跡はありませんでした。
KP(梟)
気にして眺めているなら、机上にある便箋一枚だけが書きかけの状態であることに気づけます
南條 優斗(ミナカミ)
引き出しに入ってる分「は」……? と思ったらこれだよ 書きかけのを見てみます
KP(梟)
続けてそちらも見てみる。
KP(梟)
それは書きかけの手紙だ。文鎮代わりにガラス瓶が置かれていたので、飛ばされずに済んだようだとわかる。
KP(梟)
部屋に散らかっていた便箋と同じそれには、ブルーブラックのインクで一言こう書かれている。
「 きみがわたしを忘れても、愛してる。 」
KP(梟)
それとは別に、咄嗟の走り書きが端のほうに残されていた。
KP(梟)
「 流れ星が落ちてくる 」と慌てたような筆跡で書かれている。
KP(梟)
貴方はこの手紙を見ていると、喪失感と懐かしさが込み上げてくる。
何故かはわからないが、この手紙は自分へ宛てられた物だと思えて仕方がない。
KP(梟)
これを書いたのは一体誰だろうか。覚えのない喪失感に<SANチェック 0/1>
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=74 正気度 Cthulhu:(1D100<=74) > 23 > 成功
KP(梟)
では減少無し。誰が書いたものかのほうが気になったのかもしれない
南條 優斗(ミナカミ)
「(誰だ……? それに、流れ星……?)」
南條 優斗(ミナカミ)
「(女ものの服や小物があちこちにあった。これを書いたのはそいつか……?)」 便箋をじっと眺めて、それを丁寧に畳んで懐にしまいたいです
KP(梟)
はい、では持っていくことができます。丁寧に畳まれたそれは懐に収まりました
南條 優斗(ミナカミ)
「(オレは、何か忘れてんのか?)」 あとは本棚かな……そっちも見てみます
KP(梟)
では本棚を見てみましょう。
KP(梟)
机から離れる時に、写真を貼ったボードが目に入った。近くの海やガラクタを写した写真が多いらしいが、1枚だけ人を写したものがある。
KP(梟)
その写真には、貴方の隣で笑う誰か知らない女性が写っていた。手紙を書いたのは彼女だろうか。しかし確信には至らない。
KP(梟)
手探り状態のまま本棚へ移動する。<目星/図書館>が振れます
南條 優斗(ミナカミ)
「(なんかガキっぽくて世間知らずっぽい感じがするな)」 写真に映る女性をジト……と眺めた
南條 優斗(ミナカミ)
目星チャレンジします!
KP(梟)
どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=82 目星 Cthulhu:(1D100<=82) > 28 > 成功
KP(梟)
安定している
南條 優斗(ミナカミ)
優秀……
KP(梟)
では読み物や写真集、画集、筆記帳までが雑多に詰まった本棚の中から、日記帳を見つける。貴方のものではない。
南條 優斗(ミナカミ)
日記付ける趣味はないんだ 遠慮なく日記を開いて見ていきますね
KP(梟)
ではぱらぱらと捲ってみる。
KP(梟)
適当なページを開いて眺めてみると、日記に書かれている出来事のいくつかは、貴方にも覚えのあるものだった。誰が書いたかは見当がつかない。
時々写真も貼られており、貴方のほかに外の海や猫の写真、それから先程見かけたボードの写真の彼女が写っている。
KP(梟)
また、ここ最近はこまめに日記をつけていたようだ。
KP(梟)
わたしをわすれないで、とインクの滲んだページの先に、昨夜書かれたばかりらしい日記がある。
5日目
いろいろ調べて準備はしてみたけど、手紙はちゃんと届くかな。
あんまりストレートに用意しても受け取ってもらえない気がして、ちょっと凝った手段を考えてみた。
でも、拾いに行ってくれるだろうか。
わたしと一緒に浜へ降りてはくれるけど、別段彼の趣味ってわけじゃない。
つまらないって言われたことはないし、嘘もつかないと思ってるけど、どうかな。
こんな海辺で過ごしていて、彼はほんとに楽しいんだろうかって。最初の頃は随分思った。
こんな街外れで過ごしてるより、もっと外のひとと一緒に居たほうがいいんじゃないかって思ったこともある。
わたしが知らない、外のひとと一緒に。あの煙草の匂いのする事務所の、もっと先へ。
もっと素敵な出会いや、別の生き方だってあったんじゃないかと思う。
そんなことを考えたところで、結果は同じだ。
やっぱりわたしは、わたしのことを覚えていてほしい。
忘れてしまったなら、もう一度思い出して。
わたしが誰なのかを。
KP(梟)
日記は以上です
南條 優斗(ミナカミ)
「(煙草の匂いのする事務所、浜に降りるのは趣味じゃない)」
南條 優斗(ミナカミ)
「(……さっきの便箋と筆跡が似てる。これもやっぱり、オレのことを言ってるんだろう)」
南條 優斗(ミナカミ)
「(どこの誰だか知らねえけど、オレのことをここまで考えてるやつを、オレは忘れたのか?)」
南條 優斗(ミナカミ)
「(バカ野郎にもほどがある)」 はあ、とため息をついて日記を閉じて、元の場所に戻しました
KP(梟)
ため息ひとつが落ちていく。日記は元の場所に戻せました。
KP(梟)
本棚は以上です
南條 優斗(ミナカミ)
書斎は一通りガサ入れしたかな……と思うので、浜に降りてみたいですね
KP(梟)
では切り上げて、浜に降りてみましょう
6日目/海岸
KP(梟)
波は凪いでいる。今日も海岸は静かだった。空は晴れて、小さな雲が一つだけ浮いている。
どこまでも続く青は、なぜか酷く物悲しい色に思えた。
KP(梟)
浜には貴方や猫、それから誰か知らない足跡がぱらぱらと散らばっている。
KP(梟)
それを眺めていると、誰かの小柄な足跡が、貴方の家と海岸の間に続いていることに気が付いた。
何度も波打ち際の一箇所と家とを往復しているようだとわかる。
南條 優斗(ミナカミ)
「(こっちはハクで、こっちは大きさからして女。コイツもあの家に住んでた……?)」 小柄な足跡の一つをそっと指でなぞった
南條 優斗(ミナカミ)
海岸に何か見慣れないものが流れ着いたりしてませんかね……
KP(梟)
では目線でその足跡を辿ると、波打ち際にキラリと光るものがあることにも気づけます。見に行ってみますか
南條 優斗(ミナカミ)
みます!
KP(梟)
では近づいてみると、光ったのはガラスの瓶だとわかります。コルクで栓がされており、中に何か紙が入っている。
南條 優斗(ミナカミ)
ですよね~~~ 開けちゃいたいけどコルクだし何か道具いるのかな
KP(梟)
コルクは軽く押し込まれているだけなので、ちょっと力を込めれば簡単に引き抜けそうです。
南條 優斗(ミナカミ)
おっではポンと引き抜いて中の紙をチェックしましょう
KP(梟)
ではポンとコルクを抜く。海水が入ってはいないようで、中の紙は無事だった。
KP(梟)
開いてみれば、それは貴方が書斎で見つけたものと同じ、生成りの便箋だった。
文字は万年筆のブルーブラックインクで書かれている。
KP(梟)
シークレットダイス
KP(梟)
では、内容は下記の通り
親愛なる南條くんへ
きみがこの手紙を読む時、きみとわたしはどうしているだろう。
もしきみが本当に、わたしのことをすっかり忘れてしまっていたとしたら。
わたしはもう一度、きみと話せるようになるんだろうか。
あんまり面白いことも云えないし、喋るのはあまり自信がないから手紙で書くけれど。
よかったら、また一緒にお茶をしてほしいな。
愛を込めて。亜紀
KP(梟)
貴方はこれを読んで、この手紙を書いたであろう誰かの「声」をぼんやりと思い出す。
何故かこの手紙の言葉が懐かしい声で聞こえる気がした。
KP(梟)
以上です
南條 優斗(ミナカミ)
「……亜紀」 手紙に書かれた名前をぽつりと呟いた。初めて口にした名前のはずなのに、妙になじみ深い。
南條 優斗(ミナカミ)
「(手紙や日記を書いて、写真に映っていたのがそうか。そんで、柔らかい声をしてた)」 便箋を眺めて、それから辺りをぐるりと見渡した。
KP(梟)
あたりをぐるっと見回しつつ、もしほかにも探してみるなら、<目星/幸運>で探すこともできます
南條 優斗(ミナカミ)
ええっまだガサ入れ出来るんですか! 目星で探してみたいです
KP(梟)
では目星どうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=82 目星 Cthulhu:(1D100<=82) > 14 > スペシャル
KP(梟)
ヒュウ
南條 優斗(ミナカミ)
ヨシ!
KP(梟)
ではそうして見回していると、すぐ傍に引っかかっているガラス瓶をもうひとつ見つけた。
今しがた拾ったものと同じような見た目をしている。
南條 優斗(ミナカミ)
おかわりだあ……さっそく拾い上げてみますね 中身は無事なんだろうか
KP(梟)
では中身は無事なようでした。コルクを抜けば、こちらも中に便箋が入っている。
南條 優斗(ミナカミ)
今度は何をする気だ……(警戒) 便箋開いて中身を見てみますね
KP(梟)
開いて読んでみると、今度も他愛のないことが書かれている。
親愛なる南條くんへ
この手紙がきちんときみに届いているとしたら、わたしの思いつきが上手くいったことになる。
今の時期、この辺りの海流は循環していて、波の流れを上手に読めば、瓶はきちんと海岸に戻ってくる。
それを狙って海に流したんだ。
回りくどい方法だけど、ロマンチックだし、一度やってみたかった。
もしもきみがわたしを忘れていたら、この手紙にも少しは驚いたりするんだろうか。
この手紙を読んだら、また一緒に浜辺を歩いてくれるかな。
きみの趣味じゃないかもしれないけど、一緒に散歩するのはすごく楽しいんだ。
もう少し暖かくなったら、ボートにも乗りたいな。
愛を込めて。亜紀
KP(梟)
貴方はこの手紙を読んで、これを書いたであろう誰かの好きだったことをぼんやりと思い出す。
その誰かは、よく海辺を歩いていたように思う。貴方を伴って。
南條 優斗(ミナカミ)
「(……そうだ。よく海辺を歩いて、ガラクタを持って帰って、丁寧に洗ってた。オレが飽きてもお構いなしでいくらでも海辺を歩いてた)」 波打ち際の貝殻をボンヤリと見た。もしこの場に居たら喜々として拾っていただろう。
南條 優斗(ミナカミ)
「(多分だけど、オレにとっても、コイツにとっても、互いのことは大事だったんだろう)」
南條 優斗(ミナカミ)
「(なんで忘れた? なんでこの場にコイツはいない? 何が起きたんだ?)」 小さく舌打ちをした。何も分からないことに苛立つ。
南條 優斗(ミナカミ)
とりあえずガラス瓶と便箋は二つとも持って帰りますね……
KP(梟)
では引き上げましょう。いずれも持ち帰ることができます。
6日目/海辺の家
KP(梟)
では海岸で拾った硝子瓶、便箋を家に持ち帰ってきました。
KP(梟)
もしかしたら、時間を開けてまた見に行けば流れついているかもしれない。
南條 優斗(ミナカミ)
貴重な手掛かり? だもんな……また後で見に行こう(˘ω˘)
南條 優斗(ミナカミ)
それまでは何だろう、リビングとか家の中を改めて見て回れますか?
KP(梟)
では、そうして家の中を見て回ろうとする。
KP(梟)
書斎で見た日記や書き置き。知らない女性と写った写真。先程持ち帰ってきた便箋。見れば見るほど、誰かの痕跡がそこにある。
KP(梟)
家の中には、どう見ても二人分の持ち物がそこら中に散らばっている。
二人分の食器、服や靴、食料だって一人ならばこんなにはいらない。
KP(梟)
家の中を歩いてみても、痕跡ばかりが見つかる。けれど何も思い出すことができない。
焦燥感ばかりが募る。<SANチェック 1/1d5>
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=74 正気度 Cthulhu:(1D100<=74) > 79 > 失敗
南條 優斗(ミナカミ)
1d5 Cthulhu:(1D5) > 3
南條 優斗(ミナカミ)
焦っている
KP(梟)
では-3
system
[ 南條 優斗 ] SAN:74 → 71
KP(梟)
よくよく考えてみれば、自分がこの田舎の海辺の家に暮している理由すら曖昧で、思い出すことができない。
南條 優斗(ミナカミ)
「(これだけいろいろ残ってるのに何で思い出せねえんだ……)」
南條 優斗(ミナカミ)
これは……街に行って聞き込みのフェーズ……!?
KP(梟)
そうですね、適当に時間飛ばしたことにして海岸に降りてもいいですし、街に行ってみることもできますよ!
KP(梟)
時刻はざっくり午後。お昼は過ぎたくらいです
南條 優斗(ミナカミ)
1人でウロウロしてもしょうがなさそうだ というわけで街に繰り出してみたいです
南條 優斗(ミナカミ)
お昼は生の食パンとか適当に詰め込みました
KP(梟)
何かしら適当に食べて昼を済ませた。では街に行ってみましょう。
6日目/街
KP(梟)
街では聞き込みをすることができます。こういうとこに話を聞きに行きたいとかあれば対応しますし、KPが適当な人選で召喚することもできます
南條 優斗(ミナカミ)
choice[パン屋店員,ぎこ同で虫の証言をしたうるさい自警団] Cthulhu:(CHOICE[パン屋店員,ぎこ同で虫の証言をしたうるさい自警団]) > パン屋店員
南條 優斗(ミナカミ)
じゃあ導入時のパン屋の店員さんに話を聞きに行きたいです
KP(梟)
ではとりあえずパン屋に向かった。昼時の忙しい時間帯を過ぎたので、いくらか店内も落ち着いている。
店員(梟)
「こんにちは、南條さん。いらっしゃいませ」
KP(梟)
商品整理をしていた彼女は、貴方の顔を見るとにこやかに挨拶をしてくる。話しかけることもできそうです
南條 優斗(ミナカミ)
「どうも。ちょっと聞きたいことがあんだけど、今大丈夫か」
店員(梟)
「ええ、なんでしょう?」 どうぞ、と答えた
南條 優斗(ミナカミ)
「野暮用でいつからここに住んでるか調べる必要が出たんだけど、その辺の記録を全部無くしちまってて」
南條 優斗(ミナカミ)
「オレがいつから、何でここに来始めたか、覚えてる範囲で教えてもらえますかね」
店員(梟)
「まあ…それは困りましたね」 失くしたのところで驚いたような顔をしつつ
店員(梟)
「でもごめんなさい、私も細かいことまでは覚えてなくて…。時期は一年くらい前から…かしら?」
「ここに来た理由は知らないけど、確かそのくらいから、一人で住み始めていらっしゃったと思います」
南條 優斗(ミナカミ)
「一年くらい前」 復唱 「来た時も、住んでる間も、誰か……そうだな、恋人を連れ歩いたりはしてねえですよね」
店員(梟)
「ええ、お一人だったと思いますよ。こちらにお連れになったこと、あったかしら…」首を傾げている
店員(梟)
「私はお会いしてないと思います。南條さんに恋人がいらっしゃるのは知りませんでしたし」
店員(梟)
これでもし会ったことがあったなら、大変失礼なのですけれど…と眉を下げている
南條 優斗(ミナカミ)
「……そうですか。分かりました、どうも」 ウス……とぶっきらぼうに頭を下げた
南條 優斗(ミナカミ)
「最後に。亜紀、って名前に聞き覚えはねえですか」
店員(梟)
「アキさん、ですか?…そうですね、私は心当たりがありません」 ごめんなさいね、と返事があった
南條 優斗(ミナカミ)
「いえ」 適当に目についたパンをいくつか買って、パン屋を後にしますね
KP(梟)
では適当にパンを買った。夜はこれを食べれば済むだろう。
KP(梟)
パン屋を出て通りを歩いていると、向こうから男性二人組が歩いてくるのにかち合った。
KP(梟)
「あれっ、やっほー南條くんじゃん」 そう軽く声をかけられる。
KP(梟)
手をひらひらと振りながらやってくる二人組に、貴方は見覚えがある。いずれも初対面の時には自警団をしていた二人だ。
KP(梟)
声をかけてきたほうは、虫のおばけの話をした彼だ。苦笑しながらついてきたのは、金物屋の後で会った彼だとわかる。
南條 優斗(ミナカミ)
「ああ、ども」 ぺこ…… 「今日も見回りすか」
自警団(梟)
「そーそー、なんやかんや自警団残ってんのよ今も」
自警団(梟)
「最近ま~~た怪しい情報あってさ。つって事件が起こってるワケじゃないんだけど」
南條 優斗(ミナカミ)
「怪しい情報?」
自警団(梟)
「最近夜中になると、妙な信号音が聴こえるって噂になってるんだ。ここ一週間くらいの話なんだけどな」 うるさくないほうが口を開いた
自警団(梟)
「ただの悪戯ならいいんだが…不審なものや怪しい人間がいないか見て回ってる」
南條 優斗(ミナカミ)
「妙な信号音ねえ……寝る前に聞いたことがあるような気がする」
自警団(梟)
「えっヤダそっちも聴いてるじゃん。やめてよ怖いから」
「つって俺も聴いたことあるんだけど」
自警団(梟)
「まあそんなワケで、この一週間くらいであんまり情報が相次いだもんだから一応ちょっと警戒してんのね。」
KP(梟)
そんな話を聞きつつ、<幸運>どうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=(12*5) 幸運 Cthulhu:(1D100<=60) > 71 > 失敗
KP(梟)
おっしい
南條 優斗(ミナカミ)
出目12サービスしてくれませんか(無茶振り)
KP(梟)
12は出血大サービス!じゃあそうだな、交渉系の技能もワンチャンどうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
えっ……優しい 言いくるめ振ってみます!
KP(梟)
どうぞ!
南條 優斗(ミナカミ)
ccb<=70 言いくるめ Cthulhu:(1D100<=70) > 47 > 成功
南條 優斗(ミナカミ)
ヨシ!
KP(梟)
テッテレー!
KP(梟)
ではその話に適当に相槌を打ったり返事をしたりしてると、アッ!!とうるさいほうが声を上げる。
自警団(梟)
「そういや聞いてよ、俺今週流れ星メッチャ見んの。3回。ヤバくない?」
自警団(梟)
「それもなんか変な流れ方すんの。ギャンッて急に曲がったりして」
自警団(梟)
「お前それUFOじゃないのかって言われてたやつだろ。それかお前の幻覚」 隣で溜息してる
南條 優斗(ミナカミ)
「……オレも見たことあるな、それ。UFOっぽいやつだろ」
自警団(梟)
「それ~~!!!見たことあんの?!いつ?やっぱ最近?」 嬉しそう
南條 優斗(ミナカミ)
「うるせえ」 ジト……と睨みつけた 「まあ、見たのは最近だけどよ」
自警団(梟)
「UFOって…」まさかあんたまで…という顔をしつつ
「ああ、やっぱり最近なんだな。これもここ一週間くらいでよく聞く話だ」
自警団(梟)
「急に消えたと思ったらまた出てきたとか、そういう話もあったよな~」 うんうんと相槌
南條 優斗(ミナカミ)
「時期が一致するし、それが信号音を出してんのかね」
自警団(梟)
「それね」「そうなんだよな…」 時期が同じ、に頷いている
自警団(梟)
「まあとりあえず、そんな話が出てるってことで。あんたも街外れで一人暮らしだろ?何があるかわからないが、一応気をつけといてくれ」
南條 優斗(ミナカミ)
「一人暮らし……」 「……ああ、そうだな、気をつけとく」
自警団(梟)
「なんかヤバいのみっけたら教えてね。俺たちも見に行けっから」 よろしくね!とも言われた
南條 優斗(ミナカミ)
「(教えたところで頼りになるのか……?)」 と思ったことを口に出さない程度の社交性はあった。
南條 優斗(ミナカミ)
パトロールをこれ以上引き留めても仕方あるまい。ぼちぼちバイバイするかな
KP(梟)
はーい、ではそんなところでバイバイしましょう。じゃあね~と手を振って通り過ぎていった。
KP(梟)
時刻は夕方に差し掛かる。まっすぐ帰ってもいいし、海岸に寄ってみても良い。他にやりたいことがあればそれもどうぞ
南條 優斗(ミナカミ)
んー、海岸に寄ってみて、それから帰宅したいですね
KP(梟)
では街を後にした。話してみてわかったことは、貴方はもうずっと、あの海辺の家で一人で住んでいると思われているということだった。
KP(梟)
街の住民から聞けた話を反芻しながら、貴方は帰路につく。家の前で斜面をくだり、海岸に降りた。