教会
KP(みちを)
さぁ再び教会。どうしましょう?
雪城 陸(ミナカミ)
とりあえず……門の発見、唱えてみますか……
KP(みちを)
はい。では1MPと1d3のSANがコストとなります。1d3どうぞ
雪城 陸(ミナカミ)
1d3 (1D3) > 3
KP(みちを)
NAZE
雪城 陸(ミナカミ)
そう来ると思った
system
[ 雪城 陸 ] SAN:41 → 38
KP(みちを)
おや、ステータスの方の数字が赤くなったぞ……
雪城 陸(ミナカミ)
日付変更で不定値リセットとかなかったら不定ですねえ
KP(みちを)
特に明記もないし、今までやってもいないのだ…! ずっと寒く緊張した状態なので状況が続行していると解釈してる
KP(みちを)
ので、不定だ…!!!
雪城 陸(ミナカミ)
あい!
system
[ 雪城 陸 ] MP:12 → 11
KP(みちを)
先に呪文の結果をお知らせしておくと、門の発見を唱えたのなら、ぼやり、と像の前あたりが歪みます。
ハッキリ”なに”と視認はできません。
それでもこれが『門』だと直感するでしょう。
KP(みちを)
しかし、完全ではない。これを有効にするには、なにかもう1つ必要なものがあるようです……
KP(みちを)
それを足す前に、発狂の処理であった。まず一時の方になるので、1d100どうぞ
雪城 陸(ミナカミ)
1d100 (1D100) > 20
KP(みちを)
20:感情噴出(大笑い、行動は可能だが魔法の使用不可、その他の全技能成功率半減)
KP(みちを)
切迫した状況ではないので、ひととおりRPしてくれたら解除となるいつものスタイルでいきます!
雪城 陸(ミナカミ)
はーい
雪城 陸(ミナカミ)
呪文を唱えて、ぼんやりとした門が見える。あまりにも現実離れしたことが多すぎて、なんだか笑いがこみあげてきました。
名霞 炬涼(みちを)
1d3 (1D3) > 3
system
[ 名霞 炬涼 ] SAN:76 → 73
system
[ 名霞 炬涼 ] MP:14 → 13
名霞 炬涼(みちを)
「ン……確かに、なんか……ぼやっとした……」 ムム……
雪城 陸(ミナカミ)
「っはは……ほんと、なんだこれ……嘘みてえ。何でこんなもん見えるんだよ」
雪城 陸(ミナカミ)
「まあウケるって言ったらここに来てからの一連のが有り得なさ過ぎてウケるんだけど」 はは、ははは、と乾いた笑いを浮かべています
名霞 炬涼(みちを)
「……陸?」
雪城 陸(ミナカミ)
「死体と怪物ばっかりで、寒いし、腹は減るし、つーかほんとここどこだよ。わけわかんねー」
雪城 陸(ミナカミ)
「名霞さんもそう思うだろ。はは、笑わなきゃやってらんねえよ、ほんと」
名霞 炬涼(みちを)
「ちょっと落ち着いて、陸。無駄に騒がない方がいいよ」 肩ポン
雪城 陸(ミナカミ)
手で口を抑えて、肩を震わせてふふふと笑いながら、少しだけ涙を流した。
KP(みちを)
陸ーーーーーーッ!!!!!!
名霞 炬涼(みちを)
ccb<=61 精神分析 (1D100<=61) > 59 > 成功
雪城 陸(ミナカミ)
炬涼ちゃん様~~~!!
名霞 炬涼(みちを)
「陸! ストップ!」 両肩をそれぞれ掴んで、目を見た。
名霞 炬涼(みちを)
「……いい? 息して。ゆっくり。ほら、こうやって」 深呼吸をさせて落ち着かせていきました
雪城 陸(ミナカミ)
ふふ、ははは、と笑っていましたが、少しずつその呼吸は落ち着いて行き、その目には理性が戻ってくるでしょう。
雪城 陸(ミナカミ)
「…………」
雪城 陸(ミナカミ)
「……ごめん、ちょっとテンパってた」 ふー、とため息をついた
名霞 炬涼(みちを)
「……はい。よくできました。平気?」 手を放して少し笑ってみせて
雪城 陸(ミナカミ)
「子ども扱いすんなよ。同い年だろ」 ちょっと不満げにしつつ、苦笑しました
名霞 炬涼(みちを)
「子どもっていうか……ごめん正直、犬に言ってるみたいな感じだった」 ふふふ
雪城 陸(ミナカミ)
「……余計に複雑」
名霞 炬涼(みちを)
「さ、がんばろ。あともう少しよ。きっとね」
雪城 陸(ミナカミ)
「ああ。あとは鍵か……山と川みたいな、合言葉なんだろうな、多分」
KP(みちを)
はい。門の合言葉は~?
雪城 陸(ミナカミ)
「…………」 すう、と息を吸った
雪城 陸(ミナカミ)
「52光年先より来たるあなた様へ」
KP(みちを)
その言葉を口にすれば、門が見えない姿を変えたように感じた。
KP(みちを)
手を触れてみれば、指先は歪みの向こう側に吸い込まれていく。その歪みが、どこか別の場所に通じる門として有効になったようです。
KP(みちを)
通り抜けることができそう。
雪城 陸(ミナカミ)
「……ちょっと変わったな。これでどこか別の場所に行ける……のか?」
雪城 陸(ミナカミ)
「名霞さん。大丈夫?」 門に手を触れたまま、行けるかどうか聞きましょう
名霞 炬涼(みちを)
「うん、大丈夫そう。たぶん」
雪城 陸(ミナカミ)
「よし」 何度か深呼吸をして、門の向こうに行きましょう……!
KP(みちを)
歩みを進めて門を潜れば、ぐらりと視界が暗転します。
次に視界が明るくなったとき、目の前には見慣れぬ部屋が広がっているでしょう。
system
[ 雪城 陸 ] MP:11 → 10
system
[ 名霞 炬涼 ] MP:13 → 12
KP(みちを)
※門の通過によりコストが生じます
書斎
KP(みちを)
そこは日本……ではなく。書斎のような部屋です。5 畳程度の広さしかありません。
壁一面を埋めた本棚が余計に圧迫感を与えます。
中央には仰々しい机と椅子が鎮座している。
KP(みちを)
探索ポイントですね。本棚および机を調べられます。
雪城 陸(ミナカミ)
では本棚からいきます!
名霞 炬涼(みちを)
「書斎……?」 ぱちぱち きょろり…
KP(みちを)
この部屋、窓やドアはありません。さっきの手段でしか入ることができないようです。
KP(みちを)
そして本棚。
KP(みちを)
本棚には、古いものから新しいもの、ハードカバーからバインダーのような形式のものまで様々な書籍がビッシリと並んでいます。
KP(みちを)
見ていけば、オカルトや心理学関連の本が多いとわかります。
『人心掌握術』『面白いほど他人を操る心理学』『限界集落と信仰』…。
一度はどこかで見たようなタイトルが並んでいます。
KP(みちを)
図書館で更に調べられます!
雪城 陸(ミナカミ)
これは……姉貴が読んでた本!
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=80 図書館 (1D100<=80) > 64 > 成功
KP(みちを)
資料に読んでたのかなぁ……そんで成功
KP(みちを)
発見はふたつ。
KP(みちを)
ひとつは、ひときわ古い革装丁の本。かなり分厚く、ここですぐにくまなく読むということはできそうにありません。
KP(みちを)
表紙には、金のインクで「Livre d'Avon」と記されています。
KP(みちを)
この字には知識が振れます。
雪城 陸(ミナカミ)
わーい 振ります
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=(13*5) 知識 (1D100<=65) > 79 > 失敗
名霞 炬涼(みちを)
ccb<=65 知識 (1D100<=65) > 86 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
スン
名霞 炬涼(みちを)
スン
KP(みちを)
揃ってよくわからなかった。発音もはっきりしません。確実なのは英語じゃないことくらいでしょう。
雪城 陸(ミナカミ)
くそ~~~せめて日本語で書かれてたらな~~~!
KP(みちを)
なおこの本、どこか異質な気配を放っています。
KP(みちを)
そしてもうひとつの発見。それは薄くて真っ黒の、簡単なつくりの本。
KP(みちを)
表紙には邪教のシンボルマークが描かれています。表紙をめくって現れた最初の内容としては、『The King in Yellow』というタイトル。
KP(みちを)
望むならば、英語で成功すれば読めます。
雪城 陸(ミナカミ)
任せな 英語は1もある
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=1 英語 (1D100<=1) > 87 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
はい。
KP(みちを)
失敗は失敗で、得られるものがございます。
KP(みちを)
まず少し読めば、それが演劇の台本だと気付くことでしょう。
KP(みちを)
読み進めていけばいくほど、陸くんは息をするのも忘れて文字を追う。そこに連なる言葉たちはあまりにも美しく、透明な泉のようにすら感じられた。
脳内に広がるのは、まるで夢のような舞台だ。
非現実的で破滅的な登場人物たちがおりなす、あいまいな夢のあいまいであいまいなあいまいで夢のよう、ような、舞台のような、夢の破滅的な登場人物たちが…………
登場人物とは誰だったか。それは自分のことではなかっただろうか。
不意に炬涼のことが目に入った。
そうだ、彼女もまたこの舞台の登場人物だったはずだ。
陸は『演者』に向かって台詞を叫ぶ。
『我が声が枯れ果てた!魂の歌はもう二度と歌われずに消えていく!』
そう口にしたとたんに、陸は正気に戻る。
──自分はいったい何を。
この真っ黒な本に、得体の知れない影響を受けたのは間違いなかった。
腹の底で恐怖が渦巻く。
KP(みちを)
正気度1d6減少です。
雪城 陸(ミナカミ)
さて……
雪城 陸(ミナカミ)
1d6 (1D6) > 6
system
[ 雪城 陸 ] SAN:38 → 32
雪城 陸(ミナカミ)
まあそう来ると思った
KP(みちを)
やばいよやばいよ……
名霞 炬涼(みちを)
「陸!陸!」
KP(みちを)
アイデアいってみよか
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=(14*5) アイデア (1D100<=70) > 58 > 成功
雪城 陸(ミナカミ)
(ウインク)
KP(みちを)
またも発狂…!!! 1d100どうぞ!!
雪城 陸(ミナカミ)
1d100 (1D100) > 86
KP(みちを)
86:チック(顔面痙攣)、四肢の震え
KP(みちを)
ブルブルしますね…
雪城 陸(ミナカミ)
マナーモードじゃん……
KP(みちを)
懸命に名前を呼ぶ炬涼の声も次第に聞こえるようになってきましたが、底知れない恐怖からか震えが止まりません。
雪城 陸(ミナカミ)
黒い本を読んでいる間、自分は自分でないかのようだった。目は台本に踊る文字を追い、勝手に言葉を口走った。
雪城 陸(ミナカミ)
今はそれがおかしかったと分かる……いや、これも台本の演出の一つなのか? 正気に戻ったと台本に書かれていないか? 自分とは一体?
雪城 陸(ミナカミ)
そのようなことをぐるぐると考えて、気付けば四肢が震え、歯がかちかちと音を鳴らしていたでしょう。
名霞 炬涼(みちを)
「陸……」 震えていることに気づく
名霞 炬涼(みちを)
ccb<=61 精神分析 (1D100<=61) > 97 > 致命的失敗
雪城 陸(ミナカミ)
?
名霞 炬涼(みちを)
おん?
KP(みちを)
では、炬涼は判断を誤ります。だめな方向に。
名霞 炬涼(みちを)
「この本、一体……」 なまじ英語が読める炬涼、陸くんが取り落としたであろう本を手に取って内容を目にしてしまう。
名霞 炬涼(みちを)
1d6 (1D6) > 6
system
[ 名霞 炬涼 ] SAN:73 → 67
雪城 陸(ミナカミ)
この本……呪われている……!!
KP(みちを)
そこまでトレースすんのか……
名霞 炬涼(みちを)
ccb<=80 アイデア (1D100<=80) > 61 > 成功
名霞 炬涼(みちを)
1d100 (1D100) > 45
名霞 炬涼(みちを)
45:自暴自棄な行動(ドン・キホーテシンドローム)
名霞 炬涼(みちを)
いっそ今の行動がそうだけどね!!??
雪城 陸(ミナカミ)
なるほどタイムパラドックス(?)
名霞 炬涼(みちを)
「ただ本を、読んだだけで……こんなっ……嘘よ、そんなはず」
名霞 炬涼(みちを)
分厚い本も読む!!!
雪城 陸(ミナカミ)
こらー!!
名霞 炬涼(みちを)
ただ、内容はわからない。読めないし、今の演劇本のように影響が出たりはしません。
雪城 陸(ミナカミ)
炬涼ちゃんがウスイブックの台本読んでる間にこっちの発狂が収まったり……って影響は出ないのか 良かった……?
名霞 炬涼(みちを)
「ほら……ほら! 何も起きない! こっちも、きっと……!!」 本棚にある本をかたっぱしから試しては捨てていく
KP(みちを)
陸くん一足先に解除でイイヨ
雪城 陸(ミナカミ)
わあい 落ち着いてきたら炬涼ちゃんが大暴れしてるもんだから落ち着くまでガッと取り押さえますね
名霞 炬涼(みちを)
「これも……これも……!!」 取り押さえられた
雪城 陸(ミナカミ)
「名霞さん! 落ち着いて!」
名霞 炬涼(みちを)
「落ち着いてる!!!!!」
雪城 陸(ミナカミ)
「落ち着いてる人はそんな大声出さない」
名霞 炬涼(みちを)
「そもそもこの本が……!! こんなこと、非科学的で非合理で非科学的で」 わぁわぁ
KP(みちを)
まぁ、取り押さえている間に落ち着いてくるでしょう……
雪城 陸(ミナカミ)
「世の中わけわかんねえのは一定数あるから……」 取り押さえながらどうどうしてた
名霞 炬涼(みちを)
「…………!」 はぁはぁ……はぁ……
名霞 炬涼(みちを)
「ごめん…………ありがと……」 ふぅ……
雪城 陸(ミナカミ)
「……ごめん。俺も名霞さんみたいに上手いこと言って落ち着かせられたらよかったんだけど」
名霞 炬涼(みちを)
「陸くんが謝ること……ないから」
名霞 炬涼(みちを)
「……この棚の本……よくなさそう」
雪城 陸(ミナカミ)
「同感。見たことある本もいくつかあるけど、ヤバいのがちらほらある感じ」
雪城 陸(ミナカミ)
机……ガサ入れすっか……!
名霞 炬涼(みちを)
「こっちはもうおいておいて……必要そうな情報を集めましょ」 机の方を見つつ
KP(みちを)
机!
KP(みちを)
几帳面に整頓された、引き出し付きの机。
天板の端にはブックスタンドが、中央には一冊の手帳が置かれています。
KP(みちを)
ってことで、ブックスタンド、引き出し、手帳をそれぞれ調査可能です
雪城 陸(ミナカミ)
ではブックスタンドからいきましょう
KP(みちを)
めぼしそうなものを抜き出すために、目星どうぞ
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=83 目星 (1D100<=83) > 86 > 失敗
名霞 炬涼(みちを)
ccb<=71 目星 (1D100<=71) > 94 > 失敗
名霞 炬涼(みちを)
ダメダメになってきた
雪城 陸(ミナカミ)
グダってきましたわね
KP(みちを)
では、順に見ていきますが、特に気になるものはありませんでした。
雪城 陸(ミナカミ)
今ちょっと本が怖いですしね。本能的に目が滑って行った
KP(みちを)
実際正しいのかもしれません(小声)
雪城 陸(ミナカミ)
よかった(集中線)
雪城 陸(ミナカミ)
続いて引き出しをガサ入れしていきます
KP(みちを)
引き出しの中には、ルーズリーフの束が入っています。ごちゃあ。
KP(みちを)
ほとんどの内容はなんでもなさそうなものですが、うち一枚にはこんなことが
▼ルーズリーフ
『共に行こうと約束をしたはずだった。
だが彼は 1 人で遠い地へ行ってしまった。
私と彼が見ていた光景は同じものではなかった。
ただそれだけのことだ。
憤ることではない。
彼がいようがいるまいが、私の目的は変わらない。
*
憤っても意味がない。理性的であるべきだ。
*
目的さえ達成できれば、きっと私は救われる。』
KP(みちを)
以上です。日記というか、思考の整理というか。そんなようなものに思えます。
雪城 陸(ミナカミ)
「……よくわかんね」 ぺいっと机の上に雑に置いた
名霞 炬涼(みちを)
「なんというか…………重い文章みたい」 ぶっちゃけ炬涼もわからぬ
KP(みちを)
ルーズリーフは机の上に雑に置かれた。カサ…
雪城 陸(ミナカミ)
わからぬものは仕方ない。最後に手帳も見ましょう
KP(みちを)
ほい手帳。
KP(みちを)
黒いカバーのシステム手帳で、自由にページを追加できるようになっているやつです。
KP(みちを)
めくっていくと、気になる記述をいくつか発見できます。
▼司祭の記録
『…──『黄衣の王』を手に入れた。
好奇心はあるが、一旦はここに置いておく。
理性的であるべきだ。リスクは下げるべきである。
*
私は信仰を受ける側である。まずそれが第一である。
この世の神は、利用するために存在している。
上手く利用すれば、彼らは間違いなく利益になる。
自身のリスクを限りなく抑えるためには、多くの有象無象を取り込むことが必要。
*
めぐり合わせというべきか。
ハスターを招来し、その恩恵を受ける手段を手に入れた。
やはり私の考えは正しかった。
このまま信者の数を増やし、計画の実行を目指す。
地位を与え、差別化を図るのは有効。
*
やはり誓約には代理を立てるのが無難。
ごくごく低い確率とはいえ、自我を失うようなリスクは避けたい。
魔術使用の際の、エネルギータンクとなるようなものを更に蓄えることが出来れば。
*
儀式の決行に丁度いい場所を見つけた。
更に信者を囲い込めるだろう。
*
私に取り入ろうとしている女を、信託者と称号を与え、代理とする。
子どもというのは愚かでいい。
*
計画とは違う結果に終わった。
だが悪くない結果だ。
これほどに価値ある書物が手に入ったのだ。
そして私自身の価値観にも変化があった。
自身が神になろうなど、私こそが愚かだった。
おおいなる神の前では、私など塵に等しい。
いあ いあ はすたあ はすたあ くふあやく ぶるぐとむ
ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あい あい はすたあ
もう一度誓約を結びなおしたいと申し出があった。
聞いたことはないが、試してみるのも悪くはない。
*
失敗。ハスターに憑りつかれ終了。益は無し。半数死亡。損害のみ。
ハスター様のお子を、ハスター様を殺すわけにもいかない。
どうにか贄を与え続ける。
逃亡防止のため、通用の退路は断つ。
*
『名状しがたい憑依者』
・贄を取り込むほど強くなる一方で陽光によって弱っていく。
・各国へ門をつなぎ、贄を調達。
┗木馬:A,J,C,S,E 鍵:光を当てる
*
私はどこへ向かおうとしていたのだろう。』
KP(みちを)
以上です。木馬あたりの記述について、アイデアを振れます。
雪城 陸(ミナカミ)
ははーん 木馬に光を当てたら帰れる的な とりあえずアイデア
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=(14*5) アイデア (1D100<=70) > 97 > 致命的失敗
雪城 陸(ミナカミ)
はい。
KP(みちを)
なんなの!!!???
KP(みちを)
ええ加減にせえ!!!
雪城 陸(ミナカミ)
ごめんて!!
KP(みちを)
くっそぉ……!! 炬涼はどうだ
名霞 炬涼(みちを)
ccb<=80 アイデア (1D100<=80) > 41 > 成功
雪城 陸(ミナカミ)
炬涼ちゃん様!!!!!!!!
KP(みちを)
通常成功であった。陸くんFBだからええと……
KP(みちを)
不意に、建物にドンッ という振動が走ります。
KP(みちを)
天井の一部が剥がれ落ちてきて、陸くんの頭にHIT!
KP(みちを)
1ダメージです。
雪城 陸(ミナカミ)
金ダライめいて!!
system
[ 雪城 陸 ] HP:8 → 7
KP(みちを)
ガァン!!!!
雪城 陸(ミナカミ)
「いってえ!!」
名霞 炬涼(みちを)
「きゃあ! 陸!?」
名霞 炬涼(みちを)
「驚いた……大丈夫?」
雪城 陸(ミナカミ)
「だ、大丈夫……」 頭をさすさすした
名霞 炬涼(みちを)
「……近くにいるのかしら。まだ日は高いはずだけれど……」 心配
名霞 炬涼(みちを)
「……ねぇ、陸。このアルファベットだけど……場所じゃないかしら」
雪城 陸(ミナカミ)
「場所?」
名霞 炬涼(みちを)
「行先の国の頭文字よ」
名霞 炬涼(みちを)
アメリカ(America)
日本(Japan)
中国(China)
東南アジア(Southeast Asia)
ヨーロッパ(Europe)
名霞 炬涼(みちを)
「……ね?」
雪城 陸(ミナカミ)
「ヨーロッパとか超ざっくりしてんな」 と言いつつふむふむしてる
名霞 炬涼(みちを)
「まぁ……確かにヨーロッパはざっくりしすぎだけど。でも私達は日本から来たから、選択するべきものとしてはJが正解みたいに思えない? Eが何かは、この際ともかくとして」
雪城 陸(ミナカミ)
「そうだな。鍵が光を当てることだから、懐中電灯を使えば行けるか」
名霞 炬涼(みちを)
「近くに落ちてたのはきっとそのせいね。あれは壊れてたけど……点くものが拾えてラッキー」 炬涼が持ってたかな。陸くんに渡します。
雪城 陸(ミナカミ)
おや では受け取ります 「これ以上は何もなさそうだし……戻るか」
名霞 炬涼(みちを)
「ええ。行きましょ」
雪城 陸(ミナカミ)
では門から教会に戻って、メリーゴーランドへ向かいたいです!
KP(みちを)
わかりました。
KP(みちを)
2人は門から教会へ戻り……
system
[ 雪城 陸 ] MP:10 → 9
system
[ 名霞 炬涼 ] MP:12 → 11
KP(みちを)
入ってきた時と同様に隙間から教会を出ます。
外
KP(みちを)
濃霧のせいでしょうか。時間的にはまだ早いですが、辺りはどことなく薄暗くなってきています。
雪城 陸(ミナカミ)
はわわ 気持ち早足になった
KP(みちを)
そして、そんな風に感じた途端でした
KP(みちを)
───ピチョン。
KP(みちを)
と、すぐ近くに水滴が落ちました。
上げると、そこには冒涜的な化け物の姿がある。
図体に反して教会の屋根に上っていた化け物は、その場所から陸と炬涼を覗き込んでいる。
──ピチョン、ピチョンと。化け物が口の端から水滴を落としながら。
出来損なった人間のような体。
膨れ上がったそれは、水を吸った死体のよう。
そこから伸びる灰緑色の手足は骨がないかのように蠢き、浮かんだウロコはぬらぬらと光を反射していた。
KP(みちを)
名状しがたい憑依者を目撃したことにより、SANチェック【1/1d6】です。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=32 正気度 (1D100<=32) > 76 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
1d6 (1D6) > 4
KP(みちを)
せふっ
雪城 陸(ミナカミ)
えらい
system
[ 雪城 陸 ] SAN:32 → 28
名霞 炬涼(みちを)
ccb<=67 SAN (1D100<=67) > 78 > 失敗
名霞 炬涼(みちを)
1d6 (1D6) > 1
雪城 陸(ミナカミ)
えらい!!
system
[ 名霞 炬涼 ] SAN:67 → 66
名霞 炬涼(みちを)
つよかった!!!
名霞 炬涼(みちを)
「……!!! 陸!!!」 ショック受けたかもしれない陸くんを促した
雪城 陸(ミナカミ)
「ッ……なんで、ここに……!?」
雪城 陸(ミナカミ)
「分かってる!! 逃げるぞ!!」
KP(みちを)
化け物──『名状しがたい憑依者』は、どこにあるのかわからない目で陸と炬涼をしっかりと捉える。
KP(みちを)
そして低く唸った後、口をはくはくと開閉させます。
その唸りは意味を持った言葉のように耳へ届きました。
怪物(みちを)
「あ、あ”-……カッ………ぁ…あえろ………、あえろ………………………」
KP(みちを)
2人はメリーゴーランドを目指して駆け出す。
KP(みちを)
まさに駆け出したそのとき、すぐ近くにあった横倒しの軽トラックが弾き飛ばされて転がりました。
KP(みちを)
名状しがたい憑依者が、2人を目掛けて触手を伸ばしていたのです。
一歩出遅れていたら、あの車のようになっていたかもしれない……嫌な想像が脳裏をかすめます。
KP(みちを)
巻き戻っていく触手を後目に、2人は走ります。
KP(みちを)
冒涜的な化け物の足音は、背後から一定の間隔で迫ってきます。
恐怖と疲労で、膝を折ってしまいそうですが……それでも目的地を目指してひた走っていく。
KP(みちを)
そして名状しがたい憑依者は、2人に向かって再びその触手を伸ばします。
KP(みちを)
★陸・炬涼それぞれ、DEX12との対抗ロールを行います!
雪城 陸(ミナカミ)
よし……
雪城 陸(ミナカミ)
resb(14-12) (1d100<=60) > 32 > 成功
名霞 炬涼(みちを)
RESB(10-12) (1d100<=40) > 47 > 失敗
名霞 炬涼(みちを)
うお…
雪城 陸(ミナカミ)
はわわ
KP(みちを)
片方成功。ですので、炬涼は一瞬、背後から触手の先によって手首を引かれてしまいます。
名霞 炬涼(みちを)
「いッ…………!!!」
KP(みちを)
ゴキン、と嫌な音が鳴った。
雪城 陸(ミナカミ)
「名霞さん!」
system
[ 名霞 炬涼 ] HP:8 → 7
KP(みちを)
しかし、成功している陸くんが咄嗟に炬涼の反対の腕を引くことで、触手からは逃れることができます!
KP(みちを)
できました!
雪城 陸(ミナカミ)
ヤッター!!
雪城 陸(ミナカミ)
「まだ走れる!?」 と言いつつガンガンに走っていくスパルタ式
名霞 炬涼(みちを)
感謝を述べる余裕もなく、ただ痛みに表情をゆがめながら頷いた!
名霞 炬涼(みちを)
脚速いんだ陸くんな
雪城 陸(ミナカミ)
元サッカー部だからな
KP(みちを)
走って、走って、積み重なった疲労もあいまってふらつき始めたころ。
KP(みちを)
やっと目線の先にメリーゴーランドを捉えることができます。
メリーゴーランド
KP(みちを)
さぁメリーゴーランドです! 何をしますか!?
雪城 陸(ミナカミ)
懐中電灯ON!! Jの木馬に光ビカー!! します!!
KP(みちを)
なるほど!しかし……門は見えていないのでは!?
KP(みちを)
※逐一発見やんないといかん
雪城 陸(ミナカミ)
なるほどな!!
雪城 陸(ミナカミ)
じゃあ光ビカーしても見えなくてアッと気づいて門の発見もやりましょう
KP(みちを)
SAN1d3コストどうぞ!
雪城 陸(ミナカミ)
1d3 (1D3) > 1
system
[ 雪城 陸 ] SAN:28 → 27
system
[ 雪城 陸 ] MP:9 → 8
雪城 陸(ミナカミ)
本番への謎の強さを見せるな
名霞 炬涼(みちを)
1d3 (1D3) > 2
system
[ 名霞 炬涼 ] SAN:66 → 64
system
[ 名霞 炬涼 ] MP:11 → 10
名霞 炬涼(みちを)
炬涼も準備ヨシ!
雪城 陸(ミナカミ)
改めて光あれします
KP(みちを)
呪文を唱えれば、目的の木馬の周辺がぼやりと歪みました。
KP(みちを)
歪みに向かって光を当てると、見えない姿が確かに変わります。
KP(みちを)
教会で門を開いたときと同じような感覚。
当てた光が歪みの中に吸い込まれていくのが見えました。
KP(みちを)
門が有効になったようです!
雪城 陸(ミナカミ)
「いける! 名霞さん!」 先に行けとぐいぐい押していきましょう
名霞 炬涼(みちを)
「──……!! 陸……!」
KP(みちを)
ところが。炬涼の体は簡単に押し込めません。
雪城 陸(ミナカミ)
意外と体重がおありで……?(エクストリーム失礼)
KP(みちを)
なぜなら……伸びた触手が、再び炬涼を捕らえたのです。重くないもん!!
雪城 陸(ミナカミ)
そんなに女の子が好きか 私もだよ
KP(みちを)
化け物が求めているのは何か。背格好のせいなのか……なんにせよ彼女の意志はわからない。
雪城 陸(ミナカミ)
触手を蹴り飛ばしたりできます?
KP(みちを)
最後の処理に関して説明しましょう
KP(みちを)
この時、陸くんの時間感覚はスローモーションになったかもしれません。
KP(みちを)
疲れていることでしょう。
この 2 日間、異様な状況に身も心も削られてきました。
KP(みちを)
それでも望むなら、残った力を振り絞って手を伸ばすことができます。
ここに来た時に、炬涼が陸くんにそうしたように。
KP(みちを)
そのうえで触手をふりほどくには、 DEX*2の判定に成功する必要がありますが…ここに、補正値を加えます。
KP(みちを)
まず、2人が負っているダメージの合計÷2。11を割って切り上げて6として。これを10倍。
KP(みちを)
DEX*2+60!つまり陸くんの場合は88になりますか。せっかく提案してくれたし、キックとの差分2もプラスして90!
KP(みちを)
この判定にチャレンジして、成功すれば! 救出できます。キック演出もできる。
雪城 陸(ミナカミ)
ダメージ負ってるほど有利なのか……とりあえず振ります!
KP(みちを)
火事場ってやつでしょうね。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=90 (1D100<=90) > 81 > 成功
雪城 陸(ミナカミ)
オリャーッ!!
KP(みちを)
高いよ!!!でも成功したからヨシ!!!
KP(みちを)
お好きにキックで炬涼から触手を振りほどいてください。
名霞 炬涼(みちを)
一瞬、炬涼と目が合ったかもしれない。炬涼は何も言わない。助けて欲しいとも、見捨てて行ってくれとも。
名霞 炬涼(みちを)
迷ったのかもしれない。
雪城 陸(ミナカミ)
「名霞さんはアンタの弟じゃない!」 と言いながら触手を蹴り上げて振り払いましょう。
KP(みちを)
触手は陸くんの鋭いキックに打ち据えられて怯み、炬涼を捕らえる力を緩めました。
雪城 陸(ミナカミ)
「今だ!」 改めて名霞さんを門に押し込みたい……押し込めます?
KP(みちを)
押し込めます!ついでに陸くんも一緒にダイブできます!
雪城 陸(ミナカミ)
やったー! 最後に怪物の方をチラッと見ますが、うまい言葉も出てこないので門にダイブします。
路地裏
KP(みちを)
視界が暗転したのち、次に耳に届いたのは、遠い喧噪でした。
KP(みちを)
クラクション、エンジン音、靴底がコンクリートを叩く音。
周囲は薄暗い。ビルとビルのすき間、路地裏のようでした。
KP(みちを)
元の場所に帰って来ることが出来たのだと確信できます。
あの異常な寒さも、視界を奪う霧もありません。
名霞 炬涼(みちを)
「…………もう、だめかと思った」
雪城 陸(ミナカミ)
辺りを見て、帰ってきたのだと実感して長い溜息をついた 「……帰ってこれた……」
名霞 炬涼(みちを)
「……ありがとう。陸……ほんとに」
雪城 陸(ミナカミ)
「……別に。名霞さんも一緒に頑張ってくれたからだし」
名霞 炬涼(みちを)
「……ふふ。かっこよかったと思うよ。陸」不器用なとこ見るとむしろほほえましくなる
雪城 陸(ミナカミ)
「…………」 プイと顔を逸らしてしまう 「帰国子女って皆こんな感じなの?」
名霞 炬涼(みちを)
「帰国子女とは違うけど。留学先で、良い影響を受けて帰ってきたっていうこと。陸は、好きじゃないかもしれないけどね」
名霞 炬涼(みちを)
「……ありがと。ほんとにね。陸がいてくれてよかった」
雪城 陸(ミナカミ)
「好きとか嫌いとかじゃなくて、どう返したらいいか分かんねえっていうか……」
雪城 陸(ミナカミ)
はー、とため息をついた 「俺が帰ってこれたのも名霞さんのおかげだし、そんなにお礼言わなくていいって」
雪城 陸(ミナカミ)
「ていうか手怪我してるだろ。落ち着いたら病院行こう」
名霞 炬涼(みちを)
「そうね。何て言えばいいかしら……転んだとか、台車に挟んだとか……」
雪城 陸(ミナカミ)
「まあ……そんな感じでゴリ押せば、なんとか……?」
KP(みちを)
まるで悪夢のような二日間でした。けれど確かに現実です。
KP(みちを)
恐怖も、身を削る寒さも、2人は確かに覚えている。
KP(みちを)
繋いだ命が、ここにある。
────あれからどれだけたっただろう。
夕暮れだった。あたりはオレンジ色に染まっている。
なぜか二つ並んだ太陽は、湖の向こうへ沈みかけていた。
長い影が落ちている。風が葉をざわめかせる音が聞こえてくる。それに混じって、人の声が耳に届いた。それはまるで合唱のようだった。
『いあ いあ はすたあ はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あ い あい はすたあ』
『いあ いあ はすたあ はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あい あい はすたあ』
その合唱はどんどん大きくなる。しまいには頭を割ってしまいそうな程だった。
双子の太陽が、湖の向こうへ完全に沈んだ。暗くなる視界。
ザア、と水を割ったような音。湖からなにかが現れる。
見てはいけないものが、現れる。
刺すような不快感と共に、そう確信したときだった。見慣れた景色が目の前に広がる。自室の天井だ。
────今の夢はいったい。
心臓が脈打つ。なぜか思い出すのは、濃い霧の中で見た光景。
あなたは少しの不安感と共に、日常を過ごすことになるだろう。
『52光年先のあなたへ』 fin.
KP(みちを)
というわけで生還です!お疲れ様でした~~~!!!
雪城 陸(ミナカミ)
お疲れ様でした~~~!!!
雪城 陸(ミナカミ)
ちょっぴり不穏さが残るエンドありがとう
KP(みちを)
なんか入ってた曲を流しつつ
雪城 陸(ミナカミ)
キャッキャ
KP(みちを)
条件を満たしたのでこのエンドになりました!!『黄衣の王』を読んだからだ!!
雪城 陸(ミナカミ)
縁を結んじゃったかあ……