Maison Rosa Noir (2021/11/27)

SCENARIO INFO

Writer/パンダ=ヒロ(配布元

本作は、「河嶋陶一朗/冒険企画局」が権利を有する『インセイン』の二次創作物です。
(C)河嶋陶一朗/冒険企画局「インセイン」

PLAYER

GM/うずわ
PC1/エマ・ヴィオレット(梟)
PC2/ジゼル(ユタカ)
PC3/アーネスト・ラム(ミナカミ)
PC4/リチャード・スミス(モニカ)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-4アフタープレイ

第2サイクル 第6シーン/マスターシーン

GM(うずわ)
突如・・・また絶叫があがる。
GM(うずわ)
今度は店の中から聞こえたようだった。
GM(うずわ)
声の聞こえた方に向かえば…そこは『支配人』ゴル・ゴダートの部屋。
GM(うずわ)
中を覗き込めば、倒れている部屋の主の姿が見えた。
GM(うずわ)
ピクリとも動かない。
GM(うずわ)
既に息がないだろうことは、その場にいる誰もが分かった。
GM(うずわ)
彼の部下は慌てながらも「さっさと持ち場に戻れ!」と貴方がたに叱責を飛ばしている。
GM(うずわ)
遺体を確認する方はいますか?
リチャード・スミス(モニカ)
「おいおい…」 確認します
アーネスト・ラム(ミナカミ)
「ああ……なんということでしょう。まさか彼が……」 よよよ、とわざとらしい泣きまねをしてます
ジゼル(ユタカ)
「きゃあ?!…今日はなんなのよもう、本当に…!」ジゼルはやめておきます…
アーネスト・ラム(ミナカミ)
アーネストもやめておきます
エマ・ヴィオレット(梟)
やめておきます!
GM(うずわ)
はい!ではリチャードさんは近寄ってその遺体を確認する。
GM(うずわ)
お送りしました。
リチャード・スミス(モニカ)
あらら、という顔だ
GM(うずわ)
「おい何をしている、さっさと戻らんか!」
GM(うずわ)
彼の部下はリチャードさんをシッシと追い払おうとする。
リチャード・スミス(モニカ)
「うへえ」 怒られた 「はいはい、わかりましたよ…」
リチャード・スミス(モニカ)
「…素人じゃないよなあ…」 離れます
GM(うずわ)
「探偵ごっこか?余計なことをするんじゃねぇ」
GM(うずわ)
支配人を失ったといっても、客からすでに大金を受け取っている関係上、店を中止にするわけにはいかない。
GM(うずわ)
店の経営についてはとりあえず今夜は彼の部下が引き継ぐ、と説明を受けるだろう。
GM(うずわ)
その際に『下っ端の少年』の姿がいつの間にか見えないことにも気が付く。
GM(うずわ)
…けれど、どれもこの街ではよくあることだ。
GM(うずわ)
同情で深入りしては命がいくつあっても足りない。
GM(うずわ)
貴方たちは元の持ち場へと戻るだろう。

クライマックスフェイズ

GM(うずわ)
夜が更け、もうすぐ夜明けが訪れようとしている暁時に、それは起こった。
GM(うずわ)
突如、町の外のあちこちで銃声が聞こえ始め・・・やがて街でマフィア同士の抗争が起こり始める。
GM(うずわ)
何事かと外に出ようとすれば、あなたの足元の床にを銃弾が穴を開けた。
GM(うずわ)
見れば、客の一人である強面の男が・・・あなた達に銃を向けていた。
強面の男(うずわ)
「おっと、動くなよ。商売道具の体に風穴開けられたくねえだろ」
強面の男(うずわ)
「『支配人』が死んだ事で、あの野郎が取り仕切ってた縄張りは今やガタガタだ」
GM(うずわ)
店の外ではそこらじゅうでゴロツキ達の抗争が始まっている。
GM(うずわ)
警官達も動いているが、無法者達の勢いに押され、市民を避難させるくらいしかできていない。
GM(うずわ)
裏社会の均衡が崩れた今、街は混沌の魔境と化していた。
GM(うずわ)
強面の男が顎で指示をすれば、フロアに居た部下のマフィア達も一斉に武器を構える。
強面の男(うずわ)
「どこのどいつか知らねえが、礼を言うぜ。裏社会の大ボスがくたばったおかげで、絶好の機会が転がり込んで来やがった」
強面の男(うずわ)
ククク…と笑っている。
GM(うずわ)
強面の男は笑いながら、銃の引き金を引こうとした・・・その瞬間。
GM(うずわ)
フロアにいたマフィアの一人が、首から血を吹き出しながら倒れる。
GM(うずわ)
何事だと驚愕していた強面の男の目の前で、部下達が次々と急所を切り裂かれ殺されていく。
GM(うずわ)
・・・そこには、化け物じみた速さと身体能力でマフィア達にナイフを突き立てる、黒ずくめの少年が居た。
強面の男(うずわ)
「な……!?」
GM(うずわ)
何が起こったのかわからず呆然としていた強面の男は、そのまま少年に心臓を貫かれあっけなく絶命する。
GM(うずわ)
店を占拠したマフィアを全滅させた少年は、返り血にまみれの顔をあなた達に向けた。
GM(うずわ)
その顔には見覚えがある。
GM(うずわ)
この店で共に働いていた・・・・『下っ端の少年』だ。
GM(うずわ)
顕になっている彼の白肌には、地獄をくぐり抜けてきたような数の傷と、薔薇の棘を模った刻印が刻まれていた。
下っ端の少年(うずわ)
「あの人を殺したのが誰か・・・俺は知ってるよ」
下っ端の少年(うずわ)
「あんたが殺したんだ、ジゼル。あんたが、ゴダート様を・・・」
ジゼル(ユタカ)
「……!」
下っ端の少年(うずわ)
「あの人は、俺の全てだった。俺を認めてくれた、この世でたった一人の人だった」
下っ端の少年(うずわ)
「許さない・・・俺からあの人を奪ったあんたも、あの人の店を滅茶苦茶にしたあんた達も!」
下っ端の少年(うずわ)
「・・・・みんな殺してやる」
ジゼル(ユタカ)
では下っ端の少年の言葉に舌打ちを一つし、
ジゼル(ユタカ)
「お前本当に馬鹿だな。」
ジゼル(ユタカ)
「私らみたいなモンが誰かに本当に必要とされたりするわけねえだろうが!」その辺にあるものを咄嗟にひっつかんで応戦する構えを取ります。
下っ端の少年(うずわ)
「……っ、分かってるよ!!」
下っ端の少年(うずわ)
「それでも……それでも俺にはそれしかないんだ!」
下っ端の少年(うずわ)
「アンタだって分かるだろう!?なぁ!!?」
ジゼル(ユタカ)
「あるかないかも分かんねえもんに縋ってたってしょうがねェんだよ」
ジゼル(ユタカ)
「作るか奪うか、それしか無い。」
ジゼル(ユタカ)
「奪われたと思うんなら来いよ。今夜は特別にタダで踊ってやらぁ」
下っ端の少年(うずわ)
「うるさい!うるさい!!アンタがあんなことさえしなけりゃ…!!!」
GM(うずわ)
主を失い暴走した薔薇の棘は…ジゼル、そして周囲に居るあなた達全員に向けて襲いかかってくる。
GM(うずわ)
ここから戦闘となります。
※『自発的な脱落』について(このシナリオのみ適用)
クライマックスフェイズでの戦闘では、PCは戦闘を放棄し死亡(ロスト)する事なく脱落する事ができます。
脱落は敗北とみなさず『戦果』の奪い合いも発生はしません。
自発的な脱落を望むPCは自分の手番で『宣言を行う』必要があります。宣言すれば即座に戦闘から脱落できます。
しかし『脱落を妨害する』事を望むPCが一人でも居た場合、脱落することはできません。
脱落を妨害するPCが誰も居なくなれば、再び宣言する事で問題なく脱落する事ができます。
GM(うずわ)
それから特殊ルールとして、この戦闘では生命力が0になった場合
GM(うずわ)
『PCではなく、そのPCの生命力を0にしたキャラクターに生死の決定権が与えられます』
GM(うずわ)
質問はありますか?
エマ・ヴィオレット(梟)
とりあえずないです!思いついたら都度確認させてください!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
今のところ大丈夫です。何か分からないところがあれば確認させてください!
リチャード・スミス(モニカ)
質問はないです!
ジゼル(ユタカ)
取り敢えずOKです!
GM(うずわ)
はーい!
GM(うずわ)
ではクライマックス戦闘はじめていきます!

クライマックス戦闘/Round1

GM(うずわ)
MAPにダイスを設置してプロットをどうぞ!
GM(うずわ)
プロットを決めたらこちらに宣言してください~!
エマ・ヴィオレット(梟)
決めました!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
プロットOKです
ジゼル(ユタカ)
プロット設置OKです!
リチャード・スミス(モニカ)
お待たせしました!置きました!
GM(うずわ)
はーい!ではプロットオープン!
【プロット結果】
エマのダイス     :1
ジゼルのダイス    :1
アーネストのダイス  :1
リチャードのダイス  :6
下っ端の少年の初期配置:6
ジゼル(ユタカ)
ごめーーーーん!!
GM(うずわ)
プロット1、6それぞれバッティングですね!
GM(うずわ)
エマさんは危険感知を使用可能です。使いますか?
エマ・ヴィオレット(梟)
使います!
GM(うずわ)
判定どうぞ!
エマ・ヴィオレット(梟)
2D6>=5 (判定:情景)
Insane:(2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
エマ・ヴィオレット(梟)
フフ
アーネスト・ラム(ミナカミ)
おしさ
エマ・ヴィオレット(梟)
最近ずっとこう!!
ジゼル(ユタカ)
アアッ
リチャード・スミス(モニカ)
アアッ
エマ・ヴィオレット(梟)
大人しく削れます!ゴリ!
GM(うずわ)
一応好奇心なのでコスト払って振り直せもしますが、
GM(うずわ)
そのままでいいかな?
エマ・ヴィオレット(梟)
んやもっと大事なとこで使いたいので大丈夫です!
GM(うずわ)
はーい!
エマ・ヴィオレット(梟)
代わりに鎮痛剤使っておくことできますか?
GM(うずわ)
大丈夫ですよ~!>鎮痛剤
GM(うずわ)
では皆さん1点ずつダメージ。
エマ・ヴィオレット(梟)
はい!
GM(うずわ)
エマさんはさらにアイテムを減らして回復どうぞ!
リチャード・スミス(モニカ)
リチャードの生命力を1減少 (6 → 5)
ジゼル(ユタカ)
ジゼルの生命力を1減少 (6 → 5)
GM(うずわ)
薔薇の棘の生命力を1減少 (12 → 11)
アーネスト・ラム(ミナカミ)
アーネストの生命力を1減少 (8 → 7)
エマ・ヴィオレット(梟)
エマの鎮痛剤を1(→ 1)減少 (1 → 0)
リチャード・スミス(モニカ)
GM!トリガーを引きました!
GM(うずわ)
はーい!カードの宣言と公開お願いします!
狂気:吸血鬼妄想
トリガー:自分と同じシーンにいる自分以外のキャラクターがダメージを受ける。

あなたは吸血鬼に憧れている。あのしたたる血潮を舐めとりたい。以降、このキャラクターを感情判定の目標にしたり、このキャラクターが感情判定の目標にしたキャラクターは、【生命力】が1点減少する。この狂気を自分から明らかにすることはできない。
GM(うずわ)
リチャードさんも狂気カード顕在化によりダメージ+1になります。
GM(うずわ)
ではリチャードさんと薔薇の棘、1d100で数字が大きい方から
下っ端の少年(うずわ)
1d100
Insane:(1D100) → 18
リチャード・スミス(モニカ)
1d100
Insane:(1D100) → 9
リチャード・スミス(モニカ)
ばかやろう
リチャード・スミス(モニカ)
CoCにしとけ
GM(うずわ)
レベルが高いな(CoC感)
GM(うずわ)
では少年→リチャードさんの順
GM(うずわ)
薔薇の棘の手番。
下っ端の少年(うずわ)
choice[エマ,ジゼル,アーネスト,リチャード]
Insane:(choice[エマ,ジゼル,アーネスト,リチャード]) → アーネスト
下っ端の少年(うずわ)
アーネストさんに基本攻撃。
下っ端の少年(うずわ)
2D6>=5 (判定:刺す)基本攻撃
Insane:(2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功
GM(うずわ)
回避をどうぞ。
アーネスト・ラム(ミナカミ)
こらこら殺意抑えて抑えて
アーネスト・ラム(ミナカミ)
2D6>=5 回避
Insane:(2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功
下っ端の少年(うずわ)
連撃:自分が攻撃を行い、目標が回避判定に成功した時に使用。目標はこのアビリティの指定特技で、もう1度回避判定を行う。この際、プロット値の値は関係ない。失敗すると攻撃は命中した事となる。
下っ端の少年(うずわ)
《刺す》で判定をどうぞ!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
殴打で代用! 7!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
2D6>=7 判定(殴打)
Insane:(2D6>=7) → 5[1,4] → 5 → 失敗
GM(うずわ)
おっと
アーネスト・ラム(ミナカミ)
ウーン 武器使いますね
GM(うずわ)
はーい!では武器を減らして再判定どうぞ!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
アーネストの武器を1(→ 1)減少 (1 → 0)
アーネスト・ラム(ミナカミ)
2D6>=7 判定(殴打)
Insane:(2D6>=7) → 9[3,6] → 9 → 成功
アーネスト・ラム(ミナカミ)
ヨシ!!
GM(うずわ)
えらい!
GM(うずわ)
では少年の鋭い一撃を貴方はギリギリでかわす。
下っ端の少年(うずわ)
「逃げないでよ……」
アーネスト・ラム(ミナカミ)
「逃げない理由がないでしょう」 隠し持っていた武器を犠牲にしてギリギリでかわしたりしてそう
GM(うずわ)
リチャードさんの手番。
GM(うずわ)
行動宣言をどうぞ!
リチャード・スミス(モニカ)
「色々と説明が欲しいところだけど………」 俺の上司・・・・・・・・・・
リチャード・スミス(モニカ)
「あんた、名前は?」 こんなときなのに少年に問う
下っ端の少年(うずわ)
「……名前?そんなのないよ」
リチャード・スミス(モニカ)
「………そ」
リチャード・スミス(モニカ)
「俺あんたに言いたいことあるんだよね。とりあえず………」
リチャード・スミス(モニカ)
「癇癪はそんへんにしとけよ」
リチャード・スミス(モニカ)
アビリティ毒針を使用します!
GM(うずわ)
判定をどうぞ!
リチャード・スミス(モニカ)
2D6>=5 (判定:薬品)
Insane:(2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
リチャード・スミス(モニカ)
🤔
リチャード・スミス(モニカ)
😌
GM(うずわ)
惜しい…😌
リチャード・スミス(モニカ)
「大人しくしろって!ちょっと寝てもらうだけだから!」 だーっ
下っ端の少年(うずわ)
「針持ってるやつなんか信用するもんか!」
GM(うずわ)
振り直し等なければ〆宣言お願いします~!
リチャード・スミス(モニカ)
あ!〆です!
GM(うずわ)
はーい!
GM(うずわ)
・プロット1
GM(うずわ)
まずは順番を決めます。1d100どうぞ!
エマ・ヴィオレット(梟)
1d100
Insane:(1D100) → 100
アーネスト・ラム(ミナカミ)
1d100
Insane:(1D100) → 92
ジゼル(ユタカ)
1d100
Insane:(1D100) → 78
GM(うずわ)
こわ
アーネスト・ラム(ミナカミ)
こわい
ジゼル(ユタカ)
COCなら死んでた
GM(うずわ)
エマさん→アーネストさん→ジゼルさんの順になります!
GM(うずわ)
エマさんの手番。
GM(うずわ)
行動宣言をどうぞ!
エマ・ヴィオレット(梟)
ではアビリティトリックで攻撃します!
GM(うずわ)
はい!判定どうぞ!
エマ・ヴィオレット(梟)
2D6>=5 (判定:罠)
Insane:(2D6>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功
エマ・ヴィオレット(梟)
まずはよし
GM(うずわ)
えらい!対象は誰にしますか?
エマ・ヴィオレット(梟)
ごめん抜けた!薔薇の棘狙います!
下っ端の少年(うずわ)
はい!では回避
下っ端の少年(うずわ)
2D6-2>=10 回避
Insane:(2D6-2>=10) → 6[2,4]-2 → 4 → 失敗
GM(うずわ)
当たりますね!ダメージをどうぞ
エマ・ヴィオレット(梟)
そしたらダメージ出す前に 回想積んでもいいですか!
GM(うずわ)
承知しました。演出等ありましたらどうぞ!
エマ・ヴィオレット(梟)
はい!
エマ・ヴィオレット(梟)
武器を向ける少年を前にして、感じたのは恐怖ではなかった。
エマ・ヴィオレット(梟)
どちらかと言えば…なにももたない者であるという 同類相哀れむ そういった感情だった。
エマ・ヴィオレット(梟)
───なんと呆気ない幕引きだったろう。ようやくここまで辿り着いたというのに。
エマ・ヴィオレット(梟)
あの日、目の前で両親が惨殺されてからというもの。いつか彼を…ゴル・ゴダートに復讐するために。私はずっと泥の中で生きていた。
エマ・ヴィオレット(梟)
ただ殺すだけでは足らない?それは楽にしてあげるだけだから。拷問したって気は晴れない?この男と同列になる気はないから。
エマ・ヴィオレット(梟)
だからそこから引きずり降ろす。かつて貴方がそうしたように。その手から館の支配権を奪い、私の代わりに底へと突き落とす。
エマ・ヴィオレット(梟)
───そう思っていたのに。彼はあっさりとこと切れてしまった。私の手に支配権を残して。
エマ・ヴィオレット(梟)
苦しむ姿を見たいと思ったのか、自らの手で殺してやりたかったのか。
エマ・ヴィオレット(梟)
私を撫でる父の手も、優しい母の声も、世話をしてくれた使用人たちも守れなかったその苛立ちを、ぶつけたかっただけだったのか。
エマ・ヴィオレット(梟)
怒りのやり場がなくなってしまったようで、やりきれないように息を吐いた。
エマ・ヴィオレット(梟)
これまで秘め、守り続けてきた家紋の薔薇を握る手が冷たい。呼吸さえも強張る。
エマ・ヴィオレット(梟)
返り血で黒く染まったその薔薇こそは、私の復讐心の証。
エマ・ヴィオレット(梟)
黒ずんだ花の意匠を見つめて思う。この手に支配権があるならば、私にはまだ、やるべきことがある。
エマ・ヴィオレット(梟)
どうせ次から次へと悪党など湧いてくる。裏に繋がる組織だってごまんとあるだろう。そこに食い込んでいかなければならない。
エマ・ヴィオレット(梟)
そのためにはいくら資金があっても困らない。邪魔をするものは退けておかねばならない。
エマ・ヴィオレット(梟)
私が統治者であると知らしめなければならない。最早震えているばかりの小娘ではないのだと。
エマ・ヴィオレット(梟)
欲が淀み濁ったこの館の底で、私はまだ悪党を引き寄せる花として咲かなければならないのだ。
エマ・ヴィオレット(梟)
かつての統治者一家の血を引いた者として。この地で私が黒薔薇館の主として咲き誇るために。
エマ・ヴィオレット(梟)
秘密はります!
GM(うずわ)
お願いします!
◆PC①:ショック全員
あなたはかつて街を統治していた有力貴族『ゾルダート家』の令嬢だった。
だが5年前のある日、謎の暗殺者に両親を殺され・・・全てを失ってしまった。
異変に気付いた両親がとっさに幼いあなたを隠したことで、たった一人生き延びる事ができた。
絶望の中で見たものは・・・両親の返り血で真っ赤に濡れた暗殺者。
そして、両親の亡骸の前で嗤う暗殺者の主『ゴル・ゴダート』の姿だった。

あれから5年が経ち美しく成長したあなたは、名前を変え娼婦に身を落としながらも希望を捨てずに必死で生き続けてきた。
全ては両親・・・そして自分の人生を奪った男への『復讐』の為に。

あなたの本当の使命は【復讐を果たす】事だ。何をもって復讐を成したかはあなた自身が決めることだ。
全てが終わった後、どうするかはあなたの自由だ。だが金はいくらあっても困らないだろう。
クライマックスフェイズ終了までに【『プライズ:黒薔薇館の支配権』を所持】していれば『功績点』が更に追加される。

あなたは【プライズ:血塗れの黒薔薇】を所持している。

※この『秘密』を知ったPCは【恨み】で恐怖判定を行う。
エマ・ヴィオレット(梟)
また回想に加えて、プライズである血塗れの黒薔薇も使用します!
GM(うずわ)
承知しました。では「プライズ:血塗れの黒薔薇」の秘密を公開します。
◎プライズ:血塗れの黒薔薇

かつてこの街を治めていた貴族『ゾルダート家』の者の証。
そして、一人の女が宿す復讐心の象徴でもある。
赤い薔薇を模った当家の証は、主人の返り血で錆びつき黒く染まってしまっている。

このプライズはシナリオ中一回のみ、『回想シーンの宣言時』に使用できる。
回想シーンで受ける『達成値上昇』または『ダメージ上昇』のボーナスに更に『+2』を追加する。
GM(うずわ)
ダメージに+2して判定をどうぞ!
エマ・ヴィオレット(梟)
2+1d6+2
Insane:(2+1D6+2) → 2+5[5]+2 → 9
エマ・ヴィオレット(梟)
シャオラ!!!!!
GM(うずわ)
つよーい!
GM(うずわ)
では装甲1を引いて、薔薇の棘に8のダメージ
GM(うずわ)
薔薇の棘の生命力を8減少 (11 → 3)
エマ・ヴィオレット(梟)
「…自棄になる気持ちがわからないわけではない」
エマ・ヴィオレット(梟)
「それでも我を失ってはいけないのよ!」
エマ・ヴィオレット(梟)
何もかも一度亡くしたから 何も持ってないことを知っているから だからこそ自棄になるのを放ってはおけなかった
エマ・ヴィオレット(梟)
〆でお願いします!
GM(うずわ)
アーネストさんの手番。
GM(うずわ)
行動宣言をどうぞ!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
では攻撃 の前に、鎮痛剤を使用して正気度を1→2に回復します。
GM(うずわ)
はい!イニシアチブ修正をお願いします!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
アーネストの鎮痛剤を1(→ 1)減少 (1 → 0)
アーネスト・ラム(ミナカミ)
アーネストの正気度を1増加 (1 → 2)
アーネスト・ラム(ミナカミ)
そしてトリガーです。
GM(うずわ)
はーい!公開どうぞ!
狂気:依存
トリガー:自分が「鎮痛剤」を使用する。

あなたは痛みに耐えられない。セッションが終了するまで、自分がシーンプレイヤーのシーンで自分の【生命力】か【正気度】が1点以上減少している場合、持っていたら必ず「鎮痛剤」を使用すること。この狂気を自分から明らかにすることはできない。
GM(うずわ)
OKです。では改めて宣言どうぞ~!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
エマの言葉を聞いてはやる心を抑えるように薬を使用する。薬のせいなのかエマの言葉のせいなのか、不思議な安心感があった。
アーネスト・ラム(ミナカミ)
薔薇の棘に対して基本攻撃します。
GM(うずわ)
判定をどうぞ!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
2D6>=5 基本攻撃(痛み)
Insane:(2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
下っ端の少年(うずわ)
2D6>=10 回避
Insane:(2D6>=10) → 7[3,4] → 7 → 失敗
GM(うずわ)
ふらつく少年はよけきれない。ダメージをどうぞ!
アーネスト・ラム(ミナカミ)
1D6+2 ダメージ
Insane:(1D6+2) → 2[2]+2 → 4
アーネスト・ラム(ミナカミ)
ドリャーーーーーーーーー!!!!!!!!!
GM(うずわ)
では長年『用心棒』として鍛えた腕でもって、貴方は少年を攻撃する。
下っ端の少年(うずわ)
「………ッ!」
アーネスト・ラム(ミナカミ)
「この館の上で働くにあたって、大切なことを教えたはずなんですがね。伝わっていなかったようで悲しいです」
下っ端の少年(うずわ)
「アンタ、は……………」
アーネスト・ラム(ミナカミ)
「花は愛でて護るもの。手折るものではありません」
下っ端の少年(うずわ)
「……………」
GM(うずわ)
少年は何も答えず、その場に崩れ落ちる。
GM(うずわ)
「下っ端の少年」は脱落となります。生死の決定権はアーネストさんが持ちます。
GM(うずわ)
今決めてもいいですし、クライマックス後でもいいです。どうしますか?
アーネスト・ラム(ミナカミ)
生かします。
GM(うずわ)
はーい。では少年は脱落。その場で気絶となります。
GM(うずわ)
薔薇の棘の生命力を3減少 (3 → 0)
GM(うずわ)
ジゼルさんの手番。
GM(うずわ)
行動宣言をどうぞ!
ジゼル(ユタカ)
どうしよう マジでどうしようかなこれ
ジゼル(ユタカ)
ではリチャードさんに通常攻撃、「刺す」で。
GM(うずわ)
はい!判定どうぞ!
ジゼル(ユタカ)
2D6>=5 (判定:刺す)
Insane:(2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
GM(うずわ)
リチャードさん回避ですね!目標値10でどうぞ!
リチャード・スミス(モニカ)
2D6>=10 ここでスペシャル(強気)
Insane:(2D6>=10) → 5[1,4] → 5 → 失敗
リチャード・スミス(モニカ)
😌
GM(うずわ)
惜しい~~
GM(うずわ)
ではダメージ1d6どうぞ~!
ジゼル(ユタカ)
「はあ しんど。あの下っ端マジで余計なことしてくれたわ。キレイなお花のままで居たかったのにな~」と溜息つきつつ、リチャードさんに一発入れます。
ジゼル(ユタカ)
1d6
Insane:(1D6) → 1
ジゼル(ユタカ)
チミッ
GM(うずわ)
チミッ
GM(うずわ)
では1ダメージですね。
リチャード・スミス(モニカ)
「おぉ!?」 浅くやられた 「ちょ… ジゼルさんーーー!?」
ジゼル(ユタカ)
「悪いけど、ちょっと鬱憤はらさせて貰うわ。付き合ってね♡」
リチャード・スミス(モニカ)
リチャードの生命力を1減少 (5 → 4)
GM(うずわ)
〆でOKですか?
ジゼル(ユタカ)
ハッ すみません〆です!
GM(うずわ)
はーい!