君に捧ぐ変奏曲 (2025/01/12 - 2025/01/26)

SCENARIO INFO

Writer/ミナカミ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/唐島 澄子(TOKO)
PC2/枡形 竜星(うずわ)
PC3/花野井 沙波(のぎ)
PC4/ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)

INDEX

1日目1日目-22日目2日目-2アフタープレイ

導入

KP(ミナカミ)
それでは新CoC「君に捧ぐ変奏曲」始めていきましょう。よろしくお願いします!
KP(ミナカミ)
年末年始のお祭り騒ぎが終わり、一層厳しくなった冬の冷え込みが身に染みる頃。
KP(ミナカミ)
一条の演奏会に招待されたあなた達が、彼の屋敷に向かうシーンから始まる。
KP(ミナカミ)
時刻は午前中、お昼時の少し前。
KP(ミナカミ)
あなた達が招待された一条の屋敷は、都心から電車で1時間ほどの場所にある。
KP(ミナカミ)
駐車スペースの関係で車での来訪は禁止されており、あなた達は電車で来るか、車を駅前の駐車場に停めて徒歩で向かうことになるだろう。
KP(ミナカミ)
運の悪いことにタクシーも出払っていて、呼び出すのも時間がかかりそうだ。
KP(ミナカミ)
シナリオ概要に書いていたことの再掲となりますが、あなた達は前提情報として以下のことを知っています。
前提情報:一条と演奏会について

・探索者はバイオリン奏者「一条 陽(いちじょう はる)」が開催する演奏会に参加する予定である
・一条は世界的に有名な新進気鋭のバイオリン奏者であり、非常に社交的で顔が広い
・演奏会は幅広いジャンルの音楽家の交流を目的としており、プロアマ問わず才ある者が多く招待されている
・探索者は一条から直接招待されたり、他の人の推薦で参加することになっている。参加の経緯や目的はプレイヤーが自由に設定して良い
・一条と既知関係であるかどうかは任意。親交があるかもしれないし、他の人の推薦で参加して完全に初対面かもしれない
KP(ミナカミ)
あなた達は互いに面識がありませんが、同じ時間、同じ場所に向かうとあって、なんか同業者っぽい人が近くを歩いているなあ、と互いを何となく認識しているでしょう。
KP(ミナカミ)
一条の屋敷は小高い丘の上にあり、あなた達が坂道を登っていると……
KP(ミナカミ)
前方から何本ものマラカスがころころと転がってくる。
KP(ミナカミ)
そしてそれを追うように一人の女性が坂道を駆け下りてくる。
NPC(ミナカミ)
「ごめーーーーん!! それ拾ってーーーーー!!」
KP(ミナカミ)
ころころと不規則に転がるマラカスは、ちょうどあなた達の足元まで転がってくる。どうする?
+  一方雑談窓では
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花野井 沙波(のぎ)
あら~~~~~
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
リネちゃん!!?!
KP(ミナカミ)
こんにちは、皆を強制的に顔見知りにさせる縁結びNPC役、乙部リネです
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
久しぶりに顔見てデケー声出ちゃったよ
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
うれぴぴ!
唐島 澄子(TOKO)
これでお前とも縁ができたってやつか
枡形 竜星(うずわ)
「え?マラカス?」拾います!
唐島 澄子(TOKO)
「うお、何だ何だ」とっさに手を伸ばして拾う
花野井 沙波(のぎ)
「え、わ、わ、」てててて
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
ホヨ… と拾って差し上げましょうね…
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
拾ったものをまじまじ見ている。どう見てもマラカスだ。
唐島 澄子(TOKO)
「ぜんぶあやつの持ち物か?マラカス沢山とは斬新な編成だのう」
花野井 沙波(のぎ)
「なかなかないですよね、坂道転げ落ちてくるマラカス…」シャカシャカ
枡形 竜星(うずわ)
「これだけあればどんだけデカイ会場でも問題なさそー」
KP(ミナカミ)
追いついた女性に拾ったマラカスを渡すと、マラカス達をぽいぽいとトートバッグの中に放り込んでいく。
NPC(ミナカミ)
「ありがと~! 感謝感激雨あられ雨後のたけのこボクはキノコ派!」
NPC(ミナカミ)
「みんなイッチーの演奏会に参加する系? ボクもそうだよ~」
花野井 沙波(のぎ)
「え…………」たけのこ派
花野井 沙波(のぎ)
「あぁ、そう。お誘いいただいて…皆さんそうだったんですね」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
賑やかなお嬢さんだ(おじいちゃん感)と思いつつ
枡形 竜星(うずわ)
「俺もキノコ派」はは
「そうかなーと思ってましたけど、そうだったんだ」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「ああ 成程、それで。」
唐島 澄子(TOKO)
「私は見学だけの予定だがな(仲間がいないので)…。これはお返しするが、これ全部ひとりで演奏するのか?どうやって持つんだ…?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「さて」 「物語の序盤は自己紹介タイムを入れろって古事記にも書いてるからね。あたしは乙部リネ。ドラマーとか色々やってるよ」
乙部 リネ(ミナカミ)
「イッチーの演奏会には友達のバンドが招待されてたんだけど、ロケが重なってたから代理でリネが詫び入れと賑やかしに来たってわけ」
唐島 澄子(TOKO)
「同業者であったか。私は唐島澄子、コーヒービート派だ。よろしく頼む」
乙部 リネ(ミナカミ)
「みんなは? イッチーの知り合いだったりするの? 見学予定なら賑やかしグッズとして……おひとつどう?」 シャッ 意味ありげにマラカスを振った
唐島 澄子(TOKO)
「いや、私はサークルの上層部から推薦を受けただけでな…んな簡単に貰っていいもんなのか?高いぞ楽器は」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「私は演奏会の参加者です。」結構… ✋
「初めまして、ヴィクトル=フォッグといいます。」自己紹介!
花野井 沙波(のぎ)
「私も知り合いを伝って一条さんにお誘いいただいて。花野井沙波っていいます」
枡形 竜星(うずわ)
「俺は知り合いから紹介受けてきたので、一条さん本人とは会ったことなくて…」
「枡形竜星といいます。普段はバンドでベースやってます」
花野井 沙波(のぎ)
「皆さんパートバラバラなんですね」ふふ
「私はフルートとピッコロを…今回はフルートのみで」楽器ケースチラッ
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
ほうとケースを見た。自分が持っているのはバイオリンケース。
唐島 澄子(TOKO)
「本当にいろんなジャンルの方がいらっしゃるのう…一応スティックとタンバリンは持ってきたが、出番はなさそうだ」
乙部 リネ(ミナカミ)
「ほうほうなるほど。からっしーとヴィーくんと花ちゃんとりゅーさんだね」 オッケーのサムズアップ
唐島 澄子(TOKO)
「斬新な呼び方をしおる」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
ヴィーくん。初めて呼ばれた。
花野井 沙波(のぎ)
花ちゃん うれしい
乙部 リネ(ミナカミ)
「あたしはこの通り賑やかしグッズで茶々を入れるためだけに来たからね、演奏するならそのお手前、楽しみにさせてもらうよ……フフ……」 シャッシャッ
唐島 澄子(TOKO)
「これも何かの縁だ、お供させてもらうかの」タンバリンを構える
枡形 竜星(うずわ)
「賑やかになりそうですねーこりゃ」
乙部 リネ(ミナカミ)
「楽しみと言えば、イッチーのバイオリン対決もやるかもって噂があるみたいだけど、なんなんだろね?」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……と、気になる噂を横流ししつついろいろな事情で乙部リネはクールに去るのだった。また現地で会おう!」
KP(ミナカミ)
彼女はそう言い、画面前に「※KPの悪ふざけで出した導入用NPCの代理です。この後何が起きてもスタッフが責任をもって安全を確保します」とテロップを置いて駆け足で一条の屋敷へと向かって行く。あなた達のことなどお構いなしだ。
花野井 沙波(のぎ)
「わぁ!なんですかそのセッション!!」と言っている間に「…嵐みたいな人でしたね」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「まさに」
枡形 竜星(うずわ)
「おもしれー人でしたねー」「一条さんもあんな感じなんですか?」
唐島 澄子(TOKO)
「なんか意味深な台詞を残して風のように消えてしもうた…対決か、お相手はとんでもない勇者だな」
唐島 澄子(TOKO)
「というか、バイオリン対決ってなんだ…?ラップやダンスみたく、我々の盛り上がりで決めるのか?」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「そのような話を聞いていた方は…」いなさそうだな
「ああ…いえ、彼は静かな奴ですよ。」 竜星くんに
枡形 竜星(うずわ)
「あぁ、そうなんですね」意外
枡形 竜星(うずわ)
「んじゃ対決っつーのも口よりバイオリンで語り合おうな感じなのかな?」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
そうなのだろうな、というような顔でマフラーを上げる。
唐島 澄子(TOKO)
「己の得物で…ヤンキー漫画みたいだのう…」
枡形 竜星(うずわ)
「演奏家が対決って言ったらそういうもんじゃ?」わはは
花野井 沙波(のぎ)
「タイマンってやつですか!」そうか?
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「私もそう思います」演奏家といやあよ!
枡形 竜星(うずわ)
「ですよねー、ヴィクトルさん話が分かる」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
うむ
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「いずれにせよ、彼の口から明らかになるでしょう」
「待たせる事になるのも宜しくない… 一先ず、屋敷へ向かいませんか。」
花野井 沙波(のぎ)
「そうですね、寒い中ずっといるのも楽器にとってもよくないでしょうから」
枡形 竜星(うずわ)
「確かに。行きましょうかー」
唐島 澄子(TOKO)
「まあ、対バンと似たようなものか…私もついていかせてもらうぞ 邪魔になりそうなら引っ込むからお気になさらず」
KP(ミナカミ)
嵐は去り、縁が生まれた。あなた達は一条の屋敷に向かい、そして到着するだろう。

一条の屋敷

KP(ミナカミ)
一条の屋敷は小高い丘の上に建てられており、本館と別館からなる。
KP(ミナカミ)
屋敷の周囲はレンガの塀で囲われ、正面の門扉は固く閉ざされている。
KP(ミナカミ)
門扉のすぐ横には玄関チャイムがあり、これで来訪を知らせない限り中には入れないだろう。
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
着いた着いた。では、玄関チャイムを押します。 ぽち
KP(ミナカミ)
ぴんぽーんと音がして、それから若い男性の声がする。
NPC(ミナカミ)
『ああ、ヴィーチ! それから……初めましての方達だね。少々お待ちください』
KP(ミナカミ)
ヴィクトルはそれが一条の声だと分かるだろう。
KP(ミナカミ)
ややあって門扉が自動で解錠され、玄関からは一条が姿を見せる。
一条 陽(ミナカミ)
「ヴィーチ、久しぶり。元気だった?」
一条 陽(ミナカミ)
「それから……」 3人の顔を見る 「間違ってたら申し訳ないですが、唐島さん、桝形さん、花野井さんですね?」
花野井 沙波(のぎ)
「…はいっ!」緊張「花野井です。よろしくお願いします!」ぺこ
唐島 澄子(TOKO)
「唐島です。直前の欠席連絡になってしまい、その節は本当に申し訳ありません」
唐島 澄子(TOKO)
(全く…決起集会でカキフライなんて食うなとあれほど止めたのに…)
枡形 竜星(うずわ)
頷き「どうも、枡形竜星と申します。今回はよろしくお願いします」握手できる?
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「公演ぶりだな。私はこの通り、君も壮健なようで何よりだ」
この度はお招きありがとう、と述べつつ 三人を見ていた。
一条 陽(ミナカミ)
握手できますよ。 「ええ、今日はよろしくお願いします」 手を差し出すと快く握手を返す。
一条 陽(ミナカミ)
「なんだか珍しい組み合わせですが……皆さんお知り合いだったんですか?」
花野井 沙波(のぎ)
「先程そこで…偶然?」きょろ
枡形 竜星(うずわ)
わぁい 握手し返してから「いやぁ、偶然マラカス落とした子に会いまして」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「左様 全員此処へ向かう途中だったので、一緒に」きたのだ
一条 陽(ミナカミ)
「ああ、リネちゃんか。ついさっき来て今は大広間でくつろいでるよ」 マラカス……
唐島 澄子(TOKO)
「こうでもしないと一緒にはなりませんでしたねぇ」
花野井 沙波(のぎ)
「彼女も打楽器でしょうか?ふふ、管楽器私だけなんですかね。ほんと珍しい集まり」
枡形 竜星(うずわ)
「あの子も演奏参加するんですか?」マラカス?
一条 陽(ミナカミ)
「ふふ。ジャンルは違っても皆さんの演奏はとても素晴らしいものだと聞いています。楽しみにしていますね」
唐島 澄子(TOKO)
「茶々いれにきただけだったっぽいが…あのテンションだとノリで舞台に上がりそうだな…」
一条 陽(ミナカミ)
「リネちゃんはバンドが来られないから代理で~って話ですからね。基本的に見学で、あるとしたら他のバンドで欠員が出た時の代役とか……?」
枡形 竜星(うずわ)
「あ、なるほど。どんな演奏なのか、ちょっと見たかったですねー」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
ふむ 「では、そのほかに私達以外の参加者は。」いるのかな?
一条 陽(ミナカミ)
「じゃあ簡単に説明を……」 と言いかけたところでうーんと悩んで 「すみません、初対面だというのに失礼かもしれませんが、今回の演奏会はそこまで固い物でもないので……ちょっと砕けた感じで話してもいいかな?」
唐島 澄子(TOKO)
「ノリでドラム対決とか始められたら、引きずり出されそうだのう…」プロには勝てんぞ
唐島 澄子(TOKO)
「あ、お気になさらず!私もその方が話しやすいです」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
好きにするといい。という顔。
花野井 沙波(のぎ)
「気にしないでください!」わくわく
枡形 竜星(うずわ)
「あぁ、どうぞどうぞ。」口調
一条 陽(ミナカミ)
「ありがとう! 皆もあまり気負わずゆるくお願いね」
一条 陽(ミナカミ)
「さて、じゃあ簡単に会場とタイムスケジュールについて説明しておこうか」
一条 陽(ミナカミ)
「会場は本館の大広間を使うよ。チューニングやリハーサルをしたい時は空き部屋に案内するからスタッフに言ってね」
一条 陽(ミナカミ)
「タイムスケジュールについては、まず今回の演奏会は2日間やる予定だ」
一条 陽(ミナカミ)
「1日目はこの後すぐに、立食形式でご飯を食べたり飲んだりしながら夕方まで演奏会だ。皆の演奏を聞きながらの異業種交流会みたいなもので、それが終わったらこちらで用意した駅前のホテルで一泊してもらう」
一条 陽(ミナカミ)
「2日目の午前中は互いの業界の話をしたりちょっとしたゲームをしたり即興で合奏したり……交流を主軸にした感じだね。で、最後に僕が演奏して演奏会はおしまい」
一条 陽(ミナカミ)
「……以上。ざっくりだけどこんな感じ。コンクールみたいな堅苦しいものじゃないから、あまり気負わずにいてくれると嬉しいな」
一条 陽(ミナカミ)
「何か気になることはあるかな?」 と、一条はあなた達ひとりひとりの目をまっすぐに見る。
唐島 澄子(TOKO)
「承知しました、バイオリン対決がある…というお話を聞いたのですが、それも二日目の最後ですかね」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
気になる事といえばそれだな。どうなんだろうというように一条を見る。
枡形 竜星(うずわ)
「あ、それ俺も聞きたくて。一条さんが対決するんです?」
一条 陽(ミナカミ)
「えっ」
唐島 澄子(TOKO)
「あと、ご連絡した通り、同行者が欠席状態でパフォーマンスが不可能に近く…見学と交流だけでも大丈夫ですかね」
一条 陽(ミナカミ)
「ああ~~~……それは……確かに、そうだね」 対決については肯定します
一条 陽(ミナカミ)
「今回の演奏会、僕の友人も呼んでいてね。二階堂(にかいどう)って言うんだけど」
一条 陽(ミナカミ)
「僕と二階堂はしばしばバイオリンのコンテストで争っているんだけど……今回も、対決するなら参加してやるって言われてね」
一条 陽(ミナカミ)
「だから、2日目は僕の演奏と二階堂の演奏を皆に聞き比べてもらおうかなって思ってる」
一条 陽(ミナカミ)
「……これ、サプライズ企画だから他の人には内緒にしててね!」 どこから漏れたのかなあ、と零しつつ、ナイショのポーズをする
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「君達の演奏がまた聴けるとはな」 言いつつ 頷いた
枡形 竜星(うずわ)
「あ、そうなんだ…。分かりました」
「マラカスちゃんが言ってましたよ」バラす
一条 陽(ミナカミ)
「リネちゃんか~~~」
唐島 澄子(TOKO)
「分かりました、血気盛んな方だの…二階堂さんはヴィクトルさんとも親しいのかの?」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「いえ、ハル程ではない」 恐らくノン 
一条 陽(ミナカミ)
「あと、見学と交流だけでも大丈夫だよ。さっきもちょっと言ったけど代役を頼むことはあるかもしれないってくらいかな?」
一条 陽(ミナカミ)
「二階堂、人間嫌いだからね……。顔を合わせたことがあるかどうかすら怪しいかも」
枡形 竜星(うずわ)
「へぇ、じゃあその二階堂さんは明日のサプライズの時だけ参加ですか」
唐島 澄子(TOKO)
「分かりました。流石にプロの方と比べればまだまだかもですが…ご招待いただいたお礼も兼ねて、何かあれば精一杯務めます」
一条 陽(ミナカミ)
「いや、今日の演奏も参加するよ。彼の演奏もすごいから楽しみにしててほしい」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
彼の演奏は聞いた事ある(断定)ので、楽しみに思っている顔だ。
枡形 竜星(うずわ)
「お、マジで。楽しみにしてます」
花野井 沙波(のぎ)
目きらきら
唐島 澄子(TOKO)
「楽しみにしてます。馴染みのないジャンルとはいえ、盗める技術は盗まねば…」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「君も遅れを取らないように。」 対決、あるしね!
一条 陽(ミナカミ)
「ふふ、二階堂にも君にも負けないよ!」
一条 陽(ミナカミ)
「さて、ずっとここで話してたら風邪を引きそうだ。本館に行こうか」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「ああ 案内を頼む」
唐島 澄子(TOKO)
「ここでこんだけ豪華なら本館はどんな所なんだ…」緊張の面持ちでついていく
枡形 竜星(うずわ)
「お邪魔しまーす」ついていこう
KP(ミナカミ)
あなた達は一条の先導の下、門扉を抜けて本館へと向かう。
KP(ミナカミ)
本館は3階建ての洋館だ。汚れひとつない外観はよく手入れされていることが伺える。
KP(ミナカミ)
門扉から本館までの間はちょっとした庭になっており、石畳の道に沿うように飾られた季節の花が見ごろを迎えている。
KP(ミナカミ)
本館からはかすかに人の声が聞こえる。自分達と同じ招待客がいるのだろう。
KP(ミナカミ)
その隣に建つ別館は2階建ての洋館だ。よく手入れされているが、本館と比べると小ぢんまりとした印象がある。
扉も窓も閉ざされており、中の様子を伺うことは出来ない。
KP(ミナカミ)
全員〈目星〉または〈聞き耳〉どうぞ。
枡形 竜星(うずわ)
CC<=85 目星 (1D100<=85) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 14 > 14 > イクストリーム成功
花野井 沙波(のぎ)
CC<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 71 > 71 > 失敗
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
CC<=80 目星 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 84 > 84 > 失敗
唐島 澄子(TOKO)
ccb<=80 聞き耳
唐島 澄子(TOKO)
あれCCか
KP(ミナカミ)
ccbは効かないのでccで判定ですね
唐島 澄子(TOKO)
cc<=80 聞き耳 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 37 > 37 > ハード成功
花野井 沙波(のぎ)
クッ
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
ナニィ?聞き耳もよいでしょうか…!
花野井 沙波(のぎ)
目星って…
KP(ミナカミ)
他2人が成功してるのでヴィクトルさん・花野井さんの再チャレンジはなしにしましょう。
花野井 沙波(のぎ)
はい…
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
分かりました!
KP(ミナカミ)
では情報出す前のルール面の説明として、新CoCでは技能成功で経験チェックがつきます。
KP(ミナカミ)
どれにチェックがついたかKPは管理をしませんので、コマの情報欄など自分が分かりやすいところにメモしておいてください。重複はなしで1技能につき1回まで。
KP(ミナカミ)
ちなみに技能に失敗した時は、だいたい「幸運を消費して達成値を調整する」「プッシュ・ロールでリスク背負って再チャレンジする」のどちらかができます。
KP(ミナカミ)
今回は成功者がいるのでこのまま通しますが、もしこの判定は絶対通したい! というものがあればご検討いただければと。
KP(ミナカミ)
まず目星情報として、桝形は一条の顔色が少し悪いことに気付く。上手く取り繕っているが少し調子が悪そうだ。
KP(ミナカミ)
つづいて聞き耳情報として、唐島は別館からかすかにバイオリンのような弦楽器の音がすることに気付く。
KP(ミナカミ)
しかしその音の響き方はどこか歪で、今までに聞いたことがないものだ。
唐島 澄子(TOKO)
「…? 誰かが練習してるのかのう?不思議な響きが…」
花野井 沙波(のぎ)
「あれ?そうなんですか?二階堂さんだったりして」
唐島 澄子(TOKO)
ヴィクトルさんに共有してええですかね
「ヴィクトルさん、なんか…別館から不思議な音色が聞こえてくるのだが…そういう奏法かの…?」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
見上げる。何か分かることや、振れる技能ありますか?
KP(ミナカミ)
ヴィクトルが共有されて改めて耳を澄ませてみると、別館からの音色に気付けるだろう。
KP(ミナカミ)
かすかな音色なので断定はできないが……あなたのバイオリン(95)人生の中で聞いたこともない音色だ。素人のでたらめな奏法だろうか……?
唐島 澄子(TOKO)
「申し訳ないことに、クラシックは無知なもので…お正月某番組の正答率も7割いけたらいい方ってところで」
枡形 竜星(うずわ)
そうなんだ…と音を聞いていた
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
じ…とそちらに集中するけれど、首を振る。
「いえ…バイオリンのようですが、私も聞いた事の無い音ですね。」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
口にはしないが、奇妙だな…素人か…?とは思う。
枡形 竜星(うずわ)
一条さんの感想はどうなんだろう…って顔を見て
「……一条さん、顔色悪くありません?」
枡形 竜星(うずわ)
「寝不足ですか?」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
おや…と視線をそちらへ。
「ハル?」そうなのか?
一条 陽(ミナカミ)
みんなに釣られて別館の方を見た 「……別館には二階堂がいるよ。彼は演奏会が始まるまでそっちにいるし、今日は別館に泊まる予定だ」
唐島 澄子(TOKO)
(完全な素人は招待なぞされんだろうし、そういうジャンルなのかの…?)と思っておく
花野井 沙波(のぎ)
「え、え」あらゆる物事に気付けていない顔
一条 陽(ミナカミ)
「別館から不思議な音色……なんなんだろうね」 と気にしていたら顔色を指摘された 「えっ」
一条 陽(ミナカミ)
「いやあ、えーーーーっと……隠してるつもりだったのに、よく気付いたね?」
枡形 竜星(うずわ)
「周りに不健康なヤツがごろごろいるもんで」わはは
一条 陽(ミナカミ)
「今日の演奏会の準備が忙しいやら楽しみやらでね、あまり眠れていないんだ」
一条 陽(ミナカミ)
「でも大丈夫! 演奏会が終わったらゆっくり休むから! 心配かけてごめんね!」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「そうするように」 感心しないけどねえ!
枡形 竜星(うずわ)
「あらま… 主催が倒れたら大変ですから。合間でもちゃんと休んでくださいね?」
花野井 沙波(のぎ)
うんうん「自分のコンディションでも楽器は拗ねてきれいな音を出してくれなくなりますから」
唐島 澄子(TOKO)
「因縁のある相手との対決が控えてるなら、体力を温存するに越したことはないのう…どうせ暇だし、やれそうなことがあれば投げてください」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「君のことだから無理はすまいが、そうするといい」頼ってねん
一条 陽(ミナカミ)
「うん、ありがとう。合間のコンディション管理も気を付けておくよ」 隠していた不調がバレてしまってあはは……と苦笑している
枡形 竜星(うずわ)
うんうん、としていた
KP(ミナカミ)
そんな一幕も挟みつつ、改めて本館へと向かう。そろそろ昼食の時間だ。

大広間

KP(ミナカミ)
本館の大広間には様々な料理が並び、演奏会のスタッフが乾杯用のグラスを配っていた。あなた達にもシャンパングラスが手渡されるだろう。
KP(ミナカミ)
前方には簡単なステージが組まれており、ピアノやドラムといった大型の楽器は既に設置されている。どうやらあそこで演奏を行うようだ。
一条 陽(ミナカミ)
「じゃあ、僕は挨拶してくるね」
KP(ミナカミ)
一条はそう言って大広間の前方に向かう。
KP(ミナカミ)
あなた達が乾杯用のグラスを持って少し待っていると、一条の挨拶が始まる。
一条 陽(ミナカミ)
「皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます」
一条 陽(ミナカミ)
「僕は普段、バイオリニストとして活動しています。クラシック音楽にはよく親しんでいますが、音楽はクラシックだけではありません」
一条 陽(ミナカミ)
「あらゆる分野の音楽に触れて、その道の最先端をゆく方々の想いを知りたい」
一条 陽(ミナカミ)
「その想いで企画した演奏会でしたが、これほど多くの方に集まって頂けたのは嬉しい誤算でした」
一条 陽(ミナカミ)
「この2日間が皆様にとって良い思い出となりますように」
一条 陽(ミナカミ)
「では……乾杯!」
KP(ミナカミ)
一条がグラスを掲げると、あちこちでグラスが掲げられ、グラスが軽くぶつかる音がする。あなた達も自然とそうするだろう。
花野井 沙波(のぎ)
「かんぱいっ」おなかすいてきた
枡形 竜星(うずわ)
「かんぱーい!」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
軽く掲げる。乾杯!
唐島 澄子(TOKO)
「見るだけだが、こういうのは楽しんだもん勝ちだな。乾杯!」
KP(ミナカミ)
さて、昼食は立食形式のようだ。和洋中のフィンガーフード(手でつまんで食べられる料理)が揃っている。
KP(ミナカミ)
その場で用意して盛り付ける料理もいくつかあり、生ハムをその場でカットしたり寿司を握ったりしてもらえるようだ。
KP(ミナカミ)
飲み物もノンアルコール、アルコール共に様々な種類が取り揃えられている。
KP(ミナカミ)
椅子も多く用意されており、数時間立ちっぱなしという事態は避けられそうだ。
枡形 竜星(うずわ)
「いや、豪華ァ……場違いだったかな」でもご飯は食べる
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
多分以前にいた楽団の人だとか 知り合いとか、そういうのもいるでしょうから軽く挨拶などしていたかも!
唐島 澄子(TOKO)
「とはいえアマだし演奏できんしで、このうえなく肩身が狭いわ…同志はおらんか…」生ハムをつまむ
花野井 沙波(のぎ)
シュラスコをとてもおかわりしています
KP(ミナカミ)
シュラスコがわんこそばのように無限に切り出されるぞ
花野井 沙波(のぎ)
チーズかけてもらったりしています
枡形 竜星(うずわ)
「俺もアマですよー、同志がいてよかったわ」唐島さんに言いつつローストビーフ切って貰おう
唐島 澄子(TOKO)
「なんとそうだったか…お気遣い痛み入る…ひとまずそちらの出番までは一緒になんか食べようぞ…」
KP(ミナカミ)
厚さもやわらかさも"プロ"の腕前が垣間見えるローストビーフが無限に切り出される。
唐島 澄子(TOKO)
「あ、この口調は癖みたいなもんで…周りにナメられまいとしてたら戻らなくなってしもうたのですまんが堪えていただけると…」
唐島 澄子(TOKO)
「ローストビーフが無限に増えとる」
枡形 竜星(うずわ)
「あ、そうだったんだ。キャラ付けかと思ってました」
「大丈夫ですよー、バンドには色んな人いますからねぇ。うちのヴォーカルも女装してるし、口調くらい」>唐島さん
唐島 澄子(TOKO)
とりあえず他のお二人にも口調のこと話すか…敬語できなくはないけど疲れるので主催と話すとき以外は素
唐島 澄子(TOKO)
「うおおご親切に…ありがたい…」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
程々挨拶周りを終えた所でじゃあさなちゃん辺りとばったり
「おや」 いっぱい食べるねえ!
花野井 沙波(のぎ)
「これから吹くので食べておかないと!食べ過ぎはよくないんですが」どうです?って取り分けて持ってくる
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「よろしいかと」 いただきましょうな!
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「サナさんは、普段は楽団に?」 雑談もしつつ フムフム
花野井 沙波(のぎ)
「はい、つてがありまして一般の方に。大学でも専攻はしてるんですが卒業したら本格的にそっちに行きたいなって」へら
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「それは結構。でしたらこの集まりは、良い刺激になるでしょうな」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「沢山勉強されていくとよろしい」
花野井 沙波(のぎ)
「ほんとに!私、一度ヴィクトルさんの演奏を聴きに行ったこともあるんですよ」「だから今回こうしてお話していただけるのも嬉しくって」
花野井 沙波(のぎ)
「違うジャンルの方々ともセッションできそうでとても楽しみなんです🌸」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「光栄なことだ」ありがとっ
「私も皆の演奏がとても楽しみです。このような機会、滅多にありませんから」ね~
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
あっても出て来ない人なのだ。一条の招待だから来たのである
花野井 沙波(のぎ)
ね~しつつ
「お二人もどうですか~」肉盛りプレートを唐島さんと枡形さんに
枡形 竜星(うずわ)
「お、どもども」
「こっちのローストビーフも食べます?美味いですよ~」肉盛りプレート2号
唐島 澄子(TOKO)
「女装のヴォーカルさんか、ぜひお会いしてみたいのう うちはあんま派手な格好はせんから新鮮だ」
唐島 澄子(TOKO)
喉乾いて来たので水をもらう「多分ええとこの天然水なんだろうが味が分からん…」
枡形 竜星(うずわ)
「うちとは真逆ですねぇ。良ければ今度是非」>唐島さん
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
いただいたローストビーフ貰いながらお話を聞いてる
唐島 澄子(TOKO)
「ええ、拠点によるかもだが是非に!」
枡形 竜星(うずわ)
うんうんしてから 「そういえばヴィクトルさんて日本語上手ですよね。こっちに住んでるんですか?」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「ええ。今所属している楽団との契約の間だけになりますが」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「そう仰って貰えるなら、勉強した甲斐があった。おかしな発音もあるでしょうが…」 51
花野井 沙波(のぎ)
ハッ そういえば…
「違和感なかった…」
唐島 澄子(TOKO)
「全く違和感が無かった…凄いぞヴィクトルさん、たぶん私の口調よりよほど馴染むぞ…」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
誇ったりはしないけれど過剰な謙遜もなし。お水を一口いただく ウメ
唐島 澄子(TOKO)
「あっ花野井さん、ヴィクトルさんにも一応説明を…私の口調は染みついた癖みたいなもんなので気にせんで貰えると…あと日本語の参考にはならん」
枡形 竜星(うずわ)
「発音くらいはねー、日本人でも間違えますから」
花野井 沙波(のぎ)
「!いえいえ気にしません🌸伝わればいいんです」?
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「地方によって扱う言葉も全く異なりますから、初めは驚きましたが…」頷き
「成程…」 それこそ訛り的な…?という顔
枡形 竜星(うずわ)
「海外の人からするとややこしいって聞きますよね」
「まぁ俺も日本語苦手ですけど!」ビール美味しい
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「私も英語は苦手です。」 フッ 万国共通だ!
枡形 竜星(うずわ)
「おっ仲間じゃないですか」かんぱーいのポーズ
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
🥂チーン(ポーズ)
唐島 澄子(TOKO)
「私の口調、方言でもないんだよなこれが…」
唐島 澄子(TOKO)
「まあこういう場だと、演奏で語る方がかえって早いのかのう」ステージを見やって
枡形 竜星(うずわ)
「そろそろかな?」ステージを見た
花野井 沙波(のぎ)
ハッ…「歯磨きしてきます!!」
枡形 竜星(うずわ)
わはは「いってらっしゃい」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
見送り
KP(ミナカミ)
花野井が慌てて歯磨きを済ませて戻ってきた頃、ステージに一人の青年が立つ。
KP(ミナカミ)
陰鬱な雰囲気を纏った男だ。
KP(ミナカミ)
目の下には深いクマが刻まれており、ステージから聴衆を見下ろす表情には愛想の欠片もない。
司会(ミナカミ)
「それでは、最初の演奏はバイオリニストの二階堂 秀治(にかいどう しゅうじ)様です」
司会(ミナカミ)
「二階堂様はこの演奏会の主催者である一条様の親友であり、トップバッターは彼に努めてほしいと一条様たってのご希望でした」
司会(ミナカミ)
「一条様と競い合い磨かれた素晴らしい音色をどうぞお楽しみください」
二階堂 秀治(ミナカミ)
「…………」
KP(ミナカミ)
二階堂はバイオリンを構え、弦に弓を添える。
KP(ミナカミ)
一瞬の静寂の後に始まるのは静かな演奏――ではなく、強烈な音の波。
KP(ミナカミ)
誰もが耳にしたことのある、激しく情熱的で聞く者を奮い立たせるドラマチックな旋律。
KP(ミナカミ)
たった一挺のバイオリンが巻き起こす音色は一瞬にしてその場にいる者を巻き込み、踊り、燃え上がらせる。
KP(ミナカミ)
時間にしてほんの数分。
KP(ミナカミ)
しかしその数分は彼の実力を思い知るには十分なもので、バイオリンの構えが解かれると同時に割れんばかりの拍手が鳴り響いた。
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
拍手。
唐島 澄子(TOKO)
拍手するが呆気に取られている これがプロ
枡形 竜星(うずわ)
「すっげー」拍手👏
花野井 沙波(のぎ)
ぽかん「すごい…」拍手
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
(しかし、オープニングにこの曲を選ぶとはな) 彼の性格というか…一条から聞いていた通りの人物らしい、と思った。
唐島 澄子(TOKO)
「すんごい静かそうな人だったの…どっからあんな音が…」
司会(ミナカミ)
「素晴らしい演奏、ありがとうございました!」
司会(ミナカミ)
「普段はクラシックの中でも静かな楽曲を好まれていますが、今回は随分と趣向を変えられましたね」
二階堂 秀治(ミナカミ)
「俺はトップバッターとしての仕事を果たしただけだ。無駄な言葉を重ねる暇があるならさっさと次に行く方がよっぽど耳障りがいいのでは?」
KP(ミナカミ)
二階堂はフンと鼻を鳴らしてステージを降りる。
KP(ミナカミ)
少しふらつきながらも手近な椅子に座って腕を組み、周りに興味などないと言わんばかりに目を閉じた。
唐島 澄子(TOKO)
「…なんかこう………(すんごい言葉を選ぶ間)バイオリン一筋って感じの方だったのう…」
枡形 竜星(うずわ)
「あの人もふらついてますけど…クラシック畑の人ってそういうもんなんです?」一条さんの顔色思い出し
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
なんとなくその様子を 着席するまでを目で追っていたけれど、ステージへ視線を戻す
花野井 沙波(のぎ)
「あー…あはは…」
唐島 澄子(TOKO)
(一条さんとは対照的な方だったの…いささか気難しいというか)
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「…まあ寝食を忘れて、打ち込むことは儘あります」
「彼の場合、意気込みも我々のそれとはまったく違うのでしょうし」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
ハルが気にしていなければいいが と遠目に顔を捜して気にしたりしてた。
枡形 竜星(うずわ)
「あー、確かになぁ…。ライバルに呼ばれてっていうのはプレッシャー半端ないですよねぇ」
唐島 澄子(TOKO)
「まあ、大一番を翌日に控えれば多少はピリつくかのう…」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「とはいえ素晴らしい演奏でしたね。」 ね
KP(ミナカミ)
二階堂の演奏を皮切りに演奏会は始まる。
KP(ミナカミ)
有名な曲もあれば聞いたこともない曲もあり、古今東西の様々な楽器がステージの上で輝いている。
KP(ミナカミ)
いずれも素晴らしいものだったが、その中でもあなたがとりわけ印象に残ったものは何だろうか?
KP(ミナカミ)
全員、1D10と1D100をロールする。
花野井 沙波(のぎ)
1d10 (1D10) > 3
花野井 沙波(のぎ)
1d100 (1D100) > 58
枡形 竜星(うずわ)
1d10 (1D10) > 6
枡形 竜星(うずわ)
1d100 (1D100) > 80
唐島 澄子(TOKO)
1d10 (1D10) > 2
唐島 澄子(TOKO)
1d100 (1D100) > 95
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
1d10 (1D10) > 2
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
1d100 (1D100) > 51
KP(ミナカミ)
花野井はあるロックバンドの演奏が印象に残った。クラシックと比べると荒々しく、だからこそ魂に訴えかけるものがあった。
KP(ミナカミ)
桝形はEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)に強く惹かれた。重低音がテンポよく鳴り響き会場を沸かせる技術は、全てをそのままというわけにはいかないが今後の活動の参考になるだろう。
KP(ミナカミ)
唐島とヴィクトルはポップスに興味を惹かれた。軽やかに親しみやすい曲調で己の気持ちを歌い上げる分かりやすさは極めて強い。唐島は95も出したので特に強く印象に残るだろう。
唐島 澄子(TOKO)
(ほうほう、これは確かに耳に残る…ヴォーカルの方の表現力とそれを邪魔しない、尚且つ印象的な曲調…考えを改めんといかんな)
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
難解で高尚な曲もいいけれど、こういう場で聞くなら親しみやすく皆に馴染みのある曲の方が嬉しく思うたちだ。そんな感性とポップミュージックは相性がよかったみたい!
枡形 竜星(うずわ)
「途中のダンスミュージックよかったですねー、EDMだっけ?」
「あんまり聞いたことなかったけど、今度色々聞いてみようかな」
花野井 沙波(のぎ)
「(あ~~いいな、フェス行きたい~~夏遠いよ~~~)」
花野井 沙波(のぎ)
「ね~~!!聴く幅広がっちゃいますよこんな!!」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「確かに。私は●番目の方が歌っていた曲がまだ耳に残っています。」 よかった
枡形 竜星(うずわ)
「あれも良かったですよね~!声が響いてて」
唐島 澄子(TOKO)
「こうでもしないと違う畑に触れられんかったからのう…いい機会に恵まれたわ」
KP(ミナカミ)
多種多様な演奏を耳にして、あなた達の音楽家としての感性は大いに刺激されるだろう。
KP(ミナカミ)
演奏を聞いて雑談を交わしているうちにあなた達の順番が来る。
KP(ミナカミ)
一応確認ですが、桝形さんもバンドメンバー不在のソロ参加で見学コースでよろしかったでしょうか?
枡形 竜星(うずわ)
あ、大丈夫です!
どこかまぜて貰えそうなバンドあったら混ざりたいかも!くらいですが無理なく
KP(ミナカミ)
OK!
KP(ミナカミ)
ではあなた達の番が来る少し前、一条があなた達の元に駆け寄ってくる。
一条 陽(ミナカミ)
「よかった、いた!」
一条 陽(ミナカミ)
「桝形さんと唐島さんって、それぞれベースとドラムが得意なんだっけ?」
枡形 竜星(うずわ)
「お、一条さんお疲れ様です」
「ですねー、バンドじゃベース担当してます」
唐島 澄子(TOKO)
「お疲れ様です。その通りですが…どうされたんですか?」
一条 陽(ミナカミ)
「他のバンドで丁度そのポジションの人がインフルにかかったとかで来れてなくて……あまり練習の時間は取れないけど、助けてあげてくれないかな?」
枡形 竜星(うずわ)
「うわ、今流行ってますからねぇ…」
枡形 竜星(うずわ)
「俺でよければ喜んで!お手伝いしますよー」
唐島 澄子(TOKO)
「…分かりました。困ったときはお互い様、力を尽くします」
一条 陽(ミナカミ)
「ありがとう! 助かるよ!」 2人に順番に握手していく
枡形 竜星(うずわ)
「こっちこそ。いいもの見せて貰ってるんで、恩返ししないと」握手握手
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「災難なことだ… ただ、二人の演奏が聞けるのは楽しみだな。」 ガヤ
花野井 沙波(のぎ)
「え!聞きたい聞きたい!!」
唐島 澄子(TOKO)
「欠席はこちらの落ち度。参加資格残ってるだけで奇跡みたいなもんだし、お役に立てればいいが…」
KP(ミナカミ)
2人は一条の案内でバンドメンバーと合流し、別室で短い時間ながらも打ち合わせと練習をする。
KP(ミナカミ)
どうにか形になりそうだと目途が付き、会場に戻ってきたところで花野井とヴィクトルの演奏の番が来るだろう。
KP(ミナカミ)
彼らの後で唐島と桝形のいるバンドの番にもなるだろう。
KP(ミナカミ)
というわけで全員〈芸術/製作(楽器演奏系)〉どうぞ。
唐島 澄子(TOKO)
cc<=90 打楽器演奏 (1D100<=90) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 21 > 21 > ハード成功
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
CC<=95 芸術/製作(バイオリン) (1D100<=95) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 52 > 52 > レギュラー成功
枡形 竜星(うずわ)
CC<=85 芸術/製作(ベース演奏) (1D100<=85) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 36 > 36 > ハード成功
花野井 沙波(のぎ)
CC<=85 【芸術:フルート】 (1D100<=85) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 87 > 87 > 失敗
花野井 沙波(のぎ)
ほらぁ!!!
KP(ミナカミ)
おっしい
花野井 沙波(のぎ)
あの…プライドが許さないので幸運消費していいですか…
KP(ミナカミ)
いいよ!!
KP(ミナカミ)
幸運2消費で成功に変更します。
system
[ 花野井 沙波(のぎ) ] 幸運:70 → 68
花野井 沙波(のぎ)
ふぅ…………
KP(ミナカミ)
ヤッシャ・ハイフェッツ――「ヴァイオリニストの王」と称された者の再来。そう呼ばれるプレッシャーはどれほどのものだろうか。しかし、あなたの演奏はその重みに負けるどころか、それ以上のものを返す。
KP(ミナカミ)
楽団に所属して活動するということは、人との調和を重視し、時には衝突も起こり得ることだ。それでも活動を続け、音楽と真剣に向き合い、困難に負けることなく磨いてきたしなやかな音色が会場を包み込む。緊張による音の揺らぎすら、演奏を盛り上げる一助となるだろう。
KP(ミナカミ)
アマチュアバンドのリーダーであり、ベースでもある。急ごしらえのバンドであってもあなたのやることは変わらない。確かな技術で低音域を支え、調和を整え、バンドの演奏をひとつの形に磨き上げるだろう。
KP(ミナカミ)
桝形と同じく急ごしらえのバンドではあるが、あなたのドラムは正確にリズムを刻み、盛り上がりに合わせて奔放に跳ねる。曲の盛り上がりに合わせて高揚した気分は、会場にも伝播する。そうだ、音楽は楽しければいいのだ!
KP(ミナカミ)
あなた達の演奏はこの上ない成功を収め、万雷の拍手がその実力を称賛する。
KP(ミナカミ)
人々の手が奏でる雨のような心地よい音色に耳を傾けていると……その音がふいに歪む。
KP(ミナカミ)
拍手のようで拍手ではない得体の知れない音は、より注意深く耳を傾ける前に消えてしまう。
KP(ミナカミ)
気のせいだったのだろうか……?
KP(ミナカミ)
★正気度喪失【0/1】
花野井 沙波(のぎ)
1d100<=80 【正気度ロール】 (1D100<=80) > 33 > 成功
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
CC<=75 正気度ロール (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 33 > 33 > ハード成功
唐島 澄子(TOKO)
cc<=60 正気度 (1D100<=60) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 32 > 32 > レギュラー成功
枡形 竜星(うずわ)
CC<=80 正気度ロール (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 89 > 89 > 失敗
system
[ 枡形 竜星(うずわ) ] 正気度:80 → 79
唐島 澄子(TOKO)
「…ふう、形にできたし、この上なく楽しめたが…なんか耳の調子が悪いのう、体力を消費しすぎたか」
枡形 竜星(うずわ)
「(今の…なんだ?)」
ヴィクトル=フォッグ(ゆっけ)
「……」 今何か混じっていたなと思う
花野井 沙波(のぎ)
「…?なんか混じった…?」ちょっと気持ち悪い
唐島 澄子(TOKO)
バンドメンバーと御礼と握手を交わして3人を探す ちょっと休んだ方がいいかと考えつつ
枡形 竜星(うずわ)
気を取り直してメンバーたちと握手やらハイタッチやら
KP(ミナカミ)
唐島と桝形はバンドメンバーからは神のように称賛されるだろう。 「マジありがとうございました!!」「救いの神-メシア-!!」「よかったらウチのバンド来ませんか!!」
枡形 竜星(うずわ)
「いやぁ、俺今のバンド抜ける訳にもいかないんで…」
「でも楽しかったです!今度コラボしましょ」
唐島 澄子(TOKO)
「いやそんな大層なもんでは…というか本来のお仲間そんな風に扱ってええんか貴方!でも機会あればまたなんかしよう!」