エスの侵食 (2014/09/13 - 2014/09/14)

SCENARIO INFO

Writer/ミナカミ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/アーネット 白沢(大樹)
PC2/ハロルド・トラヴァース(みちを)
PC3/青空 光(モノ)
PC4/テオ・ガルヴァーニ(ユツキ)

INDEX

1日目1日目-22日目2日目-22日目-32日目-4アフタープレイ

Day3/探偵事務所

KP(ミナカミ)
事務所も街中と同じように異様な光景に変わってしまっています。
KP(ミナカミ)
「ハロルドと光君ニ……お仲間さンかシラ」 忍の声と似ているようで何かが決定的に異なる。そんな声がしました。
ハロルド(みちを)
で、やっぱり肉塊なんですね?
KP(ミナカミ)
「大丈夫ミタいね」 そこに立っているのは、女性用のスーツでした。頭があるべき場所は透明になっており、手の辺りでは折りたためられた紙が宙に浮かんでいます。
+  私立探偵?
KP(ミナカミ)
変わり果てた彼女の姿に、忍と面識のあるハル君と光君は【1/1d6】、白沢さんとテオ君は【1/1d4】のSANチェックです。
ハロルド(みちを)
1d100 71 SAN(71
Cthulhu : (1D100) → 26
青空 光(モノ)
1d100 SAN(64) :
Cthulhu : (1D100) → 65
青空 光(モノ)
1d6 喪失 :
Cthulhu : (1D6) → 3
アーネット 白沢(大樹)
1D100<=51 SAN
Cthulhu : (1D100<=51) → 93 → 失敗
アーネット 白沢(大樹)
1D4
Cthulhu : (1D4) → 1
テオ(ユツキ)
1d100 SAN(44):
Cthulhu : (1D100) → 73
テオ(ユツキ)
1d4 コリッ…:
Cthulhu : (1D4) → 3
KP(ミナカミ)
ハル君-1、白沢さん-1、光君-3、テオ君-3ですね。
青空 光(モノ)
「(よ、予想外)……っお、おはよう、ございますー……こちらはテオさんと白沢さんです」 どきどきしている SAN61です
テオ(ユツキ)
「…ッチィッ! 滅茶苦茶グロい姿じゃなくて嬉しい様な、やっぱり悲しい様な、微妙な心持ちだ…!!」異世界見た時よりSAN減ってるのじわる。-3ですね。
ハロルド(みちを)
またちょっと驚きつつ。 「…おはよう忍。その紙は? 情報?」
アーネット 白沢(大樹)
「お話ハ…出来るンですネ…ホッとしまシタ…」削れた数値からしてそんなにこたえなかった模様。
KP(ミナカミ)
「エエ。私なりに調べタ結果」 と紙をハル君に手渡します。
ハロルド(みちを)
何でしょうか。見てみます。
KP(ミナカミ)
紙の中に書かれている事はハル君達が昨日調べた結果とほぼ同じものですね。紙と一緒に、GRSの平面図が添えられています。
ハロルド(みちを)
図面見て 「…ちょうどこういうの、欲しかった所なんだ。流石だね、忍。ありがとう」 顔はわかんないけど、普段通りに接しますね。
ハロルド(みちを)
図面ってちなみに、地下室網羅まではできてないですよね?
KP(ミナカミ)
1階の図面だけですね。
ハロルド(みちを)
了解です。まぁ、地下に行くなら探すべきは一階だろうし、それだけで助かる
アーネット 白沢(大樹)
「忍サン、ありがとうゴザイマス!…うう、色々あって顔が見えないのガ残念デスけど、イイ人だってコトはわかりまス!」
テオ(ユツキ)
「おお…仕事のできるカッコイイ女性って素敵だね!ありがとう!」とお礼言いつつ 惜しむらくは本当その顔が見れない事ですよ…
KP(ミナカミ)
「顔が見えなイ? ……何か、よクナい事が進行シていルノね」
青空 光(モノ)
「探偵かっこいいなー……それにしてもこれが本拠地か、ここにラスボスが(ごくり」
アーネット 白沢(大樹)
「そうナンです…、デモ、大丈夫デス!お話出来るナラ、わかりあえマス!わかりあえるナラ、怖い事何て、何もナイです!今のワタシは一輪の華!華は見た目デ人を判断シナイものなんデス!」と自分で奮い立てるスタイル
アーネット 白沢(大樹)
「いよいよ大詰めデスね…!」(あの子…助けられるトいいんデスけど…でも、助けるといっても、ドウしたらイイんでしょウ…?)
テオ(ユツキ)
ちなみに地下に続くような階段などは平面図に記載されてるんですよね?
KP(ミナカミ)
そうですね、受付の辺りからは見えない横道のような場所にひっそりと記載されています。
ハロルド(みちを)
「時間的には、きっと今日いっぱいが限界だろうね」 って答えつつ、 「忍は、これから何かある?」 一緒には来ないかなーって思いつつ一応声だけでも
テオ(ユツキ)
「よく分からない症状の進行で、視界がおかしくなっていて…あなたの超綺麗で美人で麗しい顔も見れなくて残念ですよー…」と肩竦めつつ
KP(ミナカミ)
「……ゴメンなさい。一緒ニハ、行けないワ」 ハル君の意図を読んで、先手を打ちます。
KP(ミナカミ)
「思ったよりも……危険な事ミタイね。ハル君も、他の人達も、生き延びる事を優先しテ。命あッテの物種よ」 顔は見えずとも、四人を真剣に心配しています。
ハロルド(みちを)
「そうか、残念だよ」 って来られないってことに対して答えて、 「うまくやるさ。こんなところでつまづいていられないよ」 笑ってみせて。
アーネット 白沢(大樹)
「……ケド、生き延びるダケじゃ、ダメなんデス!助けないといけない、ヒトがいるんデス、…ワタシ、助けを求めラレました…ほっとくなんて、できマセン!…でも、精一杯自分もその子も無事でいられるヨウ、頑張りマス!」
テオ(ユツキ)
「ああ…心根まで綺麗なんて…あなたの顔を見る為に死ぬ気で治して、かつ生きて帰りますよ!」
青空 光(モノ)
「魔界の貴公子がこんなところで死んでられないし、やりたいこといっぱいあるし。笹島さんも心配だしなー。なんかこれ、姫に見送られる勇者の気分?」
アーネット 白沢(大樹)
「笹島サンも、こんなフウに見えてるンでしょウカ?声だけでモちゃんと聞えるなら、電話で励まシテあげたいデスけど…電話にでる元気がアルかどうか…心配デス」
KP(ミナカミ)
「姫なンテ柄じャないワよ」 と返しつつ、 「こういうノハ時間とノ勝負よ。急いダ方がいいンじゃなイカしら」
青空 光(モノ)
じゃあ気にしてるついでに 『おかしな状態だけど、気をしっかりもって、惑わされないように!』 とでもぽちぽち笹島さんにメールっとこ
アーネット 白沢(大樹)
「ソウですね!忍サン、ありがとうゴザイマス!…急ぎまショウ、ハルさん!皆サマ、……ワタシ、あの子を助けてあげタイんでス!」
テオ(ユツキ)
「…そうだね、これ以上悪化したらちょっと軽口叩く余裕も厳しいかもー」はははと空笑いしつつ。「…夜に侵入すべきかと思ったけど…もう行くべきなのかな」
ハロルド(みちを)
「そうするよ。じゃあ、また明日」 忍さんに別れを告げて。 「保証はできない。けど努力するよ」 白沢さんにはそんなふうに。自分を万能だとは思いませんゆえ。
KP(ミナカミ)
「エエ、また明日」 と忍は見えない手を振りました。
アーネット 白沢(大樹)
「ハルさんが努力シテくれるなら、ワタシの頑張りもあわせて、それで光君とテオドラさんが…全員一緒なら、キット大丈夫です!出来ないコトはあるけど、できないコトをムズカシイからって、ワタシ、諦めマセン」
青空 光(モノ)
「肉塊と透明人間の他にどんなバリエーションがあるか分からないしなあ。ゾンビとか?」 とテオくんに
KP(ミナカミ)
というわけで、四人は図面を手に入れて探偵事務所を後にしました。

Day3/街中

KP(ミナカミ)
GRSへ向かいますか?
テオ(ユツキ)
「あはは…ゾンビもヤだなぁ…」と震えつつ、「…夜侵入した方が良いかと思ったけど…この視界の状況だと、そんな事も言ってられ無さそうだよねえ」と皆に
ハロルド(みちを)
「図面があるなら事情は違うさ。とにかく行ってみよう」 
アーネット 白沢(大樹)
「コレ以上、進行シタら、ナニがおこるかワカりまセンし…急ぎマしょウ!」
テオ(ユツキ)
「…ハルちゃんなんかカッコイイね? こういう修羅場慣れてる感じ凄い!抱いて!」とかワイワイしつつ行こう
KP(ミナカミ)
では
KP(ミナカミ)
シークレットダイス
KP(ミナカミ)
道中何事もなく、てくてく歩いて株式会社GRSへ到着しました。
青空 光(モノ)
「ラスボス戦かな。今、戦いを終わらせる刻……!」 何もなくてよかった
アーネット 白沢(大樹)
「そして、囚われノお姫様を助けるトキ!」と便乗!
+  一方雑談窓では
KP(ミナカミ)
白沢さんの幸運値で振ったら成功しちゃって、ナンパ男出せなかった……(しょぼん)
アーネット 白沢(大樹)
wwwwwww
青空 光(モノ)
ただでさえみんな幸運高いしな……
KP(ミナカミ)
完全にナンパする為だけに現れたキャラになっちゃったね……
ハロルド(みちを)
ナンパで変なのが迫ってくるのかぁ
アーネット 白沢(大樹)
ナンパ男が出るはずだった…(えらい見た目で)
KP(ミナカミ)
やはり異様な風景に見えるものの、会社自体は昨日と変わらない様子ですね。
ハロルド(みちを)
図面見たら、忍び込めそうな所とかわかりませんでしょうか
KP(ミナカミ)
《目星》どうぞ。
ハロルド(みちを)
ウッ 目星ニガテ…でもやる
ハロルド(みちを)
1d100 目星(55
Cthulhu : (1D100) → 84
青空 光(モノ)
みんなでふっていいです?
テオ(ユツキ)
じゃあハルちゃんの後ろから地図覗きこもう笑
KP(ミナカミ)
振っていいですよ。
ハロルド(みちを)
皆ありがとう
青空 光(モノ)
1d100 目星(45) :
Cthulhu : (1D100) → 17
テオ(ユツキ)
1d100 目星(64):
Cthulhu : (1D100) → 14
アーネット 白沢(大樹)
1d100<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 95 → 失敗
KP(ミナカミ)
ほんとファンブルしねえなあ……
アーネット 白沢(大樹)
ヒッギリノンファンブル
KP(ミナカミ)
では、地図をよく見てみた三人はビルの裏手に通用口がある事に気付きました。そこから地下への階段へ向かうルートも分かるでしょう。
青空 光(モノ)
「お、お、ここ、これどうだろ」 って指でも指したのかね
テオ(ユツキ)
「…うーん、入るとしたらそこしかないかな。通用口?」とか皆で地図覗きこんでると思うとカワイイ!
アーネット 白沢(大樹)
「う、普段地図なんテよまないから…全然わからナイです…?ウーン、アッ、これデスか?光君、テオドラさんすごいデス!」
ハロルド(みちを)
昨日来たから、同じ人に顔見られたらまずいなって気にしてる間にって感じで… 「ん?ああ…そうだね。そんなに大きいとこじゃないし、鍵さえなんとかなれば行けそうだ」
テオ(ユツキ)
「鍵か…都合よく開いてるといいけどねえ」
KP(ミナカミ)
では通用口へと向かってみますか?
ハロルド(みちを)
そうですね、行ってみましょう。
テオ(ユツキ)
そうですね、出来ればあまり人目につきたくないのでちょっと気にしつつかな。
青空 光(モノ)
「開いてなかったとして、どう鍵開けるかわからないしなあ。行ってみないことには?」 って感じの
アーネット 白沢(大樹)
いってみまショウ!
青空 光(モノ)
こそこそいこうず
アーネット 白沢(大樹)
「開いてタラ儲けモノです!…開いてなかったラ…正面から…いくシカないデスかね…?」
KP(ミナカミ)
通用口はしっかりと閉まっていました。遺伝子関係というハイテク企業らしく、電子ロックがかかっているようですね。
ハロルド(みちを)
鍵開けできませんかね。解除器具…持ってるから補正付きで。
青空 光(モノ)
「……はっきんぐ?」 ハロちゃんちらり
テオ(ユツキ)
「普通の鍵ならいっそ壊せないかなーとか思ってたんだけど、こういうハイテクは…うーん」ハロちゃんチラリ2
KP(ミナカミ)
鍵開け良いですよ。解除器具の補正で+20どうぞ。
アーネット 白沢(大樹)
「ハルさん、何とかなりそうデス?」
ハロルド(みちを)
1d100 鍵開け(41+20)
Cthulhu : (1D100) → 49
KP(ミナカミ)
では、ハル君が特殊な器具を使っていじくった結果あっさりと開きました。ハル君すごい! まるで一流ハッカーだ!
ハロルド(みちを)
ならばハロルドは、手馴れた感じで電子ロック解除器具出して、繋いで、解析して、開けましたでしょうか。 「良し」 なんて。
テオ(ユツキ)
「おおおー!ハイテク!怪盗!スゴイ!まるでハッカーだよ!!」
青空 光(モノ)
「わ、ほんとにハッカーだ。かっこいい!」 きらきら
アーネット 白沢(大樹)
「ワー!ハイテクです!すごいデス…!一流ハッカーなんデスね!」とキラキラ尊敬の眼差し。光君の入れ知恵
ハロルド(みちを)
「ハッキングなんてしないよ」 やっといて困る。 (これ解決したら…後でどうしようかな。悪い人たちじゃないけど…こういうことが増えると困るんだよな…)
青空 光(モノ)
「んと、とりあえず見つかる前にさっさと行っちゃおっか」 でな
テオ(ユツキ)
「潜入調査はあんました事ないんだよなー…緊張するよ…」
アーネット 白沢(大樹)
「ソウですネ、静かにコソコソいきまショウ!」心持ち声ちいさめ
KP(ミナカミ)
では、四人は通用口から中へと入って行きました。
KP(ミナカミ)
裏口だけあって使う人はほとんどいないのでしょう。誰にも会う事なく地下へと降りることが出来ました。

Day3/株式会社G.R.S

KP(ミナカミ)
地下に入ってすぐにまたもや電子ロックが掛けられた扉があり、その傍では一人の男が立っていました。
KP(ミナカミ)
これから一階へと向かう所だったのでしょう。探索者達が身を隠す暇もなく鉢合わせてしまいます。
テオ(ユツキ)
男って事は…異形の姿には見えてないんですかね。
KP(ミナカミ)
そうですね。異形の姿には見えていません。
KP(ミナカミ)
男は取り乱した様子も見せず、 「おや。あなた方はもしや……脱出ゲームに参加した方達ですか?」 と微笑みかけます。
青空 光(モノ)
「あっ エンカウント? ……む? 普通の人に見える……」  まじまじ
テオ(ユツキ)
「っと、えーと…ひょっとして、アナタも脱出ゲームに…?」少し警戒しつつ
ハロルド(みちを)
「…と言うより、主催者側に見えるね」
KP(ミナカミ)
「あなた方とは逆の立場で」 テオ君に
アーネット 白沢(大樹)
「そ、ソウでス……。参加して、エット…そういうからニハ、……此処に来た理由もお見通しデス…?」
KP(ミナカミ)
「いやはや、まさか受付を通さず直接ここに来るとは思いませんでした。素晴らしい」 男は満足げです。
KP(ミナカミ)
「ついて来なさい。全て教えて差し上げますよ」 と男は地下室の扉のロックを解除し、その奥へと歩いて行きます。
ハロルド(みちを)
無言で続きます。
アーネット 白沢(大樹)
こそこそついていきます!眼鏡にはいい思い出がない
テオ(ユツキ)
「(凄い…全身からラスボスオーラ放ってる…こわ…)」とか思いつつついて行こう。
青空 光(モノ)
「(いかにもなかんじー)」 むーんと思いつつついていくー
KP(ミナカミ)
地下室の長い廊下を進み、突き当りの部屋の扉を開きます。
KP(ミナカミ)
そこは壁の三面が何台もの機械とコードで覆われ、扉から入って正面の壁には大きな擦りガラスの壁がありました。
伊集院(ミナカミ)
「申し遅れました。僕は伊集院と申します。以後お見知りおきを……ああ、あなた方の名前は把握しているので自己紹介は不要ですよ」
アーネット 白沢(大樹)
「伊集院サン…デスね。…(保志サンじゃなかった…)…コチラこそ、宜しくお願いしマス!」
ハロルド(みちを)
隠し持った銃意識しつつ黙ってます。
テオ(ユツキ)
「そ、それは話が早くて助かるけど」とおずおずと言いつつ「…ちゃんとオレ達の事戻してくれるんだろうか…」と小声で。
青空 光(モノ)
「どこまでもラスボスー」 ぼそっ
伊集院(ミナカミ)
「まずは脱出ゲーム、お疲れ様でした。非常に優秀な成績でしたね。加えてここまで辿り着く。素晴らしい」 男はニコニコと微笑んでいます。
伊集院(ミナカミ)
「ですが、もう少しだけテストをさせて下さい。あなた達が全てを教えるに足る人物かどうか、簡単な質問に答えて頂けると助かります」
アーネット 白沢(大樹)
「試されルみたいであんまリ、イイ気持ちハしまセンけど、…受けてタチます!ワタシ馬鹿デスけど、簡単な質問くらい答えられますシ、いっぱい知らなきゃダメなコトありまス!」
テオ(ユツキ)
「全て教えてくれるっていう話だったのに…」と少しブーブー言いつつ「…なに?どういうテストなの?」
伊集院(ミナカミ)
「なに、ごく簡単な質問ですよ。
伊集院(ミナカミ)
(1) 今回の異変の直接的な原因 (2) この会社を疑う根拠 (3) 我々に何を求めるのか
伊集院(ミナカミ)
これについて、お答え頂けますか?」
ハロルド(みちを)
「ここから仕入れた肉を食べた人間だけがこうなった。だから、仕入先のこの会社を疑った。今、ボクらの体には色々な異常が出ている。元に戻したり、治療する方法がわかるんじゃないかと思ってここへ来たんだ。そういうことを教えて貰えるとありがたいね」
アーネット 白沢(大樹)
「エット、一番目は、…ゲームで優秀なヒトにだけ配給された特別ナお肉と、おなかの中に居る…影デス?二番目は、そのお肉がココから配給サレてたコトと、出すようニ言われてタコト、あと此処があのホテルゲームを主催するたびに、同じ症状出るヒト、いまシタ。だからデス。…何を求めるかは、助けて欲しいデス。………ハルさんを、テオドラさんを、光さんを…そして、夢のナカに出てくる、オンナノコを。」
アーネット 白沢(大樹)
「あ、勿論ワタシも助けて欲しいデス!…カラダに一杯おかしなコトおきてマス、治って元気になりたいデス。」
テオ(ユツキ)
「あとこの会社を疑う理由としては、ある記者が一月前にここに向かったきり、消息を絶ったからってのもあるかな。…一応、この身体は治して欲しいなーと。最低でもこの視界だけでもさ」
青空 光(モノ)
「持ってる情報はみんな一緒だよ。あと言うなら、脱出ゲームもこの事態も毎月だし、いろいろ被ってるしってくらい? 求めることって言ったら、男のまんまは困るから元に戻して欲しいし、こんな変なことは止めてよねって感じ。夏野さんはここに来て、なんでか元に戻ってたけど、笹島さんはまだ戻ってないし」
伊集院(ミナカミ)
「成程、成程。お答え頂きありがとうございます。ふむ……」 伊集院は少し考え込んでいましたが、
伊集院(ミナカミ)
「合格です! あなた方にはこれを見せて差し上げましょう!」 ぱちぱちと拍手をしてから、リモコンのようなものを操作しました。
KP(ミナカミ)
すると擦りガラスが一瞬にして透明になり、
???(ミナカミ)
その向こう側には、夢で見た少女の姿がありました。
伊集院(ミナカミ)
「ご紹介しましょう。集積体S-45号……通称『エス』です」
アーネット 白沢(大樹)
「居た!…あの子デス!!」とガラスにビターンしそうな勢いで飛び掛ろうとするので誰か首根っこ掴んでやってください(平伏す)
青空 光(モノ)
「アーちゃんストップ!」 じゃあ一応男手でストップかけとこう
テオ(ユツキ)
「ゆめ、の女の子…」実在したのか!と思いつつ、飛び出しかけた白沢さんはじゃあテオも慌てて掴もうか笑 「って危ないって白沢さん! 何起こるか分からないでしょ!」
伊集院(ミナカミ)
「焦らなくても」 と伊集院は苦笑しつつ、さらにリモコンを操作します。
エス(ミナカミ)
するとガラスの壁の一部が開き、そこから少女が歩き出し、伊集院の隣につきました。
アーネット 白沢(大樹)
「光君、はなしてくだサイー!!ワタシ、助けにキまシタ!助けてって、夢の中でワタシ、アナタの言葉聞えなかったケド、たしかに伝わりマシた!だから、……助けにきまシタ!!」STR7の非力ちゃんじたばた
ハロルド(みちを)
(…どういう状態なんだ?あの子…) じっと状況を見ています。 「…それで?」
伊集院(ミナカミ)
「すみませんが、お話の前に回収だけさせて下さいね」 伊集院はエスに何事かをぼそぼそと呟きます。
青空 光(モノ)
「回収って(……お腹のこれ?)」 ちょっと離れる
エス(ミナカミ)
少女は小さく頷いてそっと探索者達の方へ手を伸ばします。
……すると、探索者達は一様に耐え難い吐き気に襲われ、その場に嘔吐してしまいます。
吐いたものの中には食べた覚えのない玉虫色の肉塊があり、それはひとりでに動いて少女の身体の中に取り込まれてしまいました。
KP(ミナカミ)
探索者達は【1/1d4】のSANチェックです。
テオ(ユツキ)
ワーイ嘔吐だーーー!!「ッグ、おええ…ッ!!」と手で押さえようとして失敗して胃の中のものはきだそっ★
アーネット 白沢(大樹)
手を伸ばしたらその手をとろうとして、膝をついて「う………」「グ」  「オ、ッ…ぅえっ…ぇっ…」 と地面に吐き戻し、ゲホゲホ
青空 光(モノ)
「うっぷ……こ、こういう時はこう、スッと抜いてくれても……」 オウフと
ハロルド(みちを)
「…ウッぇ……!!」 リバーース
ハロルド(みちを)
1d100 SAN(70)
Cthulhu : (1D100) → 31
青空 光(モノ)
1d100 SAN(61) :
Cthulhu : (1D100) → 5
アーネット 白沢(大樹)
1d100<=50 SAN
Cthulhu : (1D100<=50) → 28 → 成功
テオ(ユツキ)
1d100 SAN(41):
Cthulhu : (1D100) → 63
テオ(ユツキ)
1d4 嘔吐だヤッター!:
Cthulhu : (1D4) → 1
KP(ミナカミ)
全員-1ですね。削れねえな。
青空 光(モノ)
「うわーあの色見覚えある……」 けほけほハハハと
KP(ミナカミ)
さて、得体の知れない肉片を吐き出した探索者は、視界が正常に戻っている事に気付きます。
テオ(ユツキ)
「っぷ…こ、れが胃の中の影ってやつか…」とごほごほしつつ そして視界が戻ってる事に気がついて周囲を見渡すかな。
ハロルド(みちを)
「これ…が……」 むせながら。むせる。
伊集院(ミナカミ)
「今あなた方が吐き出したエスの肉片。それにはあなた方の優秀な生体情報がたっぷりと含まれています。エスが肉片を再び取り込むことで、これの体内にまた一つ情報が蓄積され、我々の研究がまた一歩前進するのです」
伊集院(ミナカミ)
「この世の中に完全無欠な人間はいない。学問の道を究めた者が同時にオリンピックで金メダルを取ることは出来ない。我々が生まれながらに持つ素養は、優れている所があれば劣っている所もある。残念ながら、これが自然の限界なのでしょう」
伊集院(ミナカミ)
「ならば科学の力で不可能を可能にしよう。あらゆる人間の優れている箇所を抽出し組み合わせ、欠点などない全てにおいて優れた人間を生み出そう。科学の力で自然を超える。ここは、それを目的とした研究施設です」
伊集院(ミナカミ)
「これは非常に優秀な集積装置です。肉片を対象に食わせるだけで、短期間に膨大な量の生体情報をその身に写し取る。その影響で対象の身体に多少の変化が現れますが、まあ些細なことでしょう」
アーネット 白沢(大樹)
「……そんな、コトのために?」
伊集院(ミナカミ)
「そんな事ですか」 伊集院は苦笑しています。 「価値観の相違というものですね」
アーネット 白沢(大樹)
「………助けてッて、言ってタんデスよ、……その子は辛いンです!辛そうに…してたッ……!!完全完璧であるコトになんノ意味があるンでスか、完全になったら、そのヒトは独りで生キテいかなきゃいけナイ!その子は一人で生きてイカなきゃいけナイ、誰の手を借りる必要もなくて、誰の手を借りる理由もなくて、そんな……寂シイ…」
テオ(ユツキ)
「…どう見ても科学じゃなくてオカルト現象に頼ってると思うけど…それは良いんだ? それと出来ればもう少し人道的な方法をとってほしいなーとは思うね」
青空 光(モノ)
「そういうのはゲームの中だけにして欲しいものだけどさあ。その子、人造人間とか、そういうのなの?」
ハロルド(みちを)
「…Very funny.」 皮肉る。
伊集院(ミナカミ)
「人造人間ではないですね。……しかし、五体満足で帰れるのですよ。十分人道的ではないですか」 伊集院は探索者達の言葉に全くひるむ様子がありません。
伊集院(ミナカミ)
「……エスの肉片も回収しました。もう妙な幻覚や幻聴に悩まされる事もないですし、これ以上おかしな事にはなりませんよ」
ハロルド(みちを)
ところで、戻ったのは視界だけですよね?
KP(ミナカミ)
三日目に起こった異変は全て元に戻っています。
アーネット 白沢(大樹)
「人造人間じゃ、ナイ…。………じゃあ、元々は…まさか、………ヒトなんでスか?」
青空 光(モノ)
「……それ、吐き出せなかったらどうなるの?」 それ=玉虫色の塊
伊集院(ミナカミ)
「知ったらご飯が不味くなりますよ?」 光君に。
青空 光(モノ)
「人面虫のことなら知ってるけど」
伊集院(ミナカミ)
「ご想像にお任せします」 と白沢さんに応えつつ、光君の言葉を聞いておや、という顔をします。 「ご存知でしたか。ええ、お察しの通りですよ」
アーネット 白沢(大樹)
「……否定は、しナイんですネ………」
青空 光(モノ)
「……やっぱそうか……エスちゃんにどうにか、エスちゃんをどうにかしないと……なのかな」 分かってはいたけども
テオ(ユツキ)
「…っと、確かに視界の異常は治ったけどさ。身体はどうなるの、これ? まさかこのままじゃないよ、…ね?」おっかなびっくり
ハロルド(みちを)
「これで終わりなんて冗談きついな。ボクらだって、元になんか戻っちゃいない。清算はまだ済んでいないよ、ミスタ伊集院。四日目を迎えるまでにここへ辿り着けなかった人の分まで、貴方は裁きを受ける義務がある」
伊集院(ミナカミ)
「……さて、これであなた方の役目は終了です。お疲れ様でした。帰りの電子ロックは解除していますので、どうぞお帰り下さい」 伊集院は丁寧に頭を下げ、にっこりと微笑みました。
伊集院(ミナカミ)
「……おや。随分と血気盛んな方だ」 伊集院はハル君の様子にじいっと目を細めました。
アーネット 白沢(大樹)
「……帰れるワケがナイでしょうガ!!!ワタシは言ったハズです、夢の中に現れたあの子を助けに来た、確かにワタシ達のカラダの異常が進行するコトはないのかもしれナイです、…ケド、エスさんを、助けるコトにそれは繋がらナイでしょウ!?」
伊集院(ミナカミ)
「そうですか。そうですか。分かりました」 伊集院はぽんと手を打ち、一冊の本を取り出して開き、何事かを早口で呟き始めました。
伊集院(ミナカミ)
「…… … ……… …」
青空 光(モノ)
「あ、本」
伊集院(ミナカミ)
「… ……… …」
テオ(ユツキ)
「(夏野さんが言ってた奴か…?!)」と思いつつ、嫌な予感がピシピシしますね!!奪い取りたい気もするが…!
ハロルド(みちを)
(本…!)
アーネット 白沢(大樹)
(アレが…夏野サンの言っていた本…!?)詠唱の途中に奪い取ることって出来るのかな!?
KP(ミナカミ)
では最初にその発想に至ったテオ君、《DEX*5》どうぞ。
テオ(ユツキ)
1d100 DEX*5(75):
Cthulhu : (1D100) → 40
KP(ミナカミ)
成功か。
伊集院(ミナカミ)
「…… …」
KP(ミナカミ)
それではテオ君は何事かを呟き続けている伊集院に素早く駆けより、本を叩き落としました。
テオ(ユツキ)
「ッ…!!何か分かんないけどヤバそうな気がする!!」えーいこなくそ!!と走り寄って叩き落しました!ああ!歯向かってしまった!!すいません!!殺さないで!!
伊集院(ミナカミ)
「なっ……!?」
アーネット 白沢(大樹)
「テオさん!ナイスでスーー!!」叩き落した本を素早く拾われないように回収したい
エス(ミナカミ)
「…………!」 少女は伊集院の手から本が落ちた事を確認すると、ほんの少しだけ目を見開きました。
青空 光(モノ)
「悪い予感しかしないよね」 がるがるの前に立ちつつ
エス(ミナカミ)
「……ちょっとだけ、めをとじていて!」
青空 光(モノ)
とじます
テオ(ユツキ)
「ッ!」少女の言葉には従うべきという魂の叫びに従い目を閉じます。
アーネット 白沢(大樹)
「……!?」わけがわからないまま、言われた通り目を閉じる
ハロルド(みちを)
閉じよう。
KP(ミナカミ)
それでは探索者達は、目を閉じました。
みちみちと肉が蠢く音がしますが、それも一瞬の事。
凄まじい破壊音が辺りに響き渡ります。そして、伊集院と思しき男の悲鳴。テオ君の顔には何か生暖かいものがかかるでしょう。
伊集院のものだけではありません。少し遠く離れた所からも誰かの悲鳴と破壊音が響きます。

悲鳴と破壊音と肉の潰れる音の中、探索者達は確かに聞きました――「テケリ・リ! テケリ・リ!」という鳴き声を。