自殺回路 (2017/04/01 - 2017/04/04)

SCENARIO INFO

Writer/コトナ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/黒金 乙夜(大樹)

INDEX

1日目2日目2日目-23日目4日目アフタープレイ

導入

KP(ミナカミ)
寒い日と暖かい日を繰り返しつつ、次第に暖かい日が増えて春の気配が近づいているある日のこと。
KP(ミナカミ)
黒金さんは花と電話をしていました。
KP(ミナカミ)
電話の内容はつい最近出した本の感想と、他愛もない雑談。
KP(ミナカミ)
いつも通りともいえる話の最後、
春日 花(ミナカミ)
「そうそう、明日からしばらくの間研修で連絡取れなくなっちゃうから。感想に文句があったら帰ってからでよろしくね」
KP(ミナカミ)
と黒金さんに伝えます。
KP(ミナカミ)
黒金さんも本を出版したばかりでいろいろと用事が立て込んでいたために、さして気にすることはありませんでした。
KP(ミナカミ)
さて、それから3日後。
KP(ミナカミ)
黒金さんは自宅でいつものように目が覚めます。
KP(ミナカミ)
朝食を食べ終え、身支度も終えた頃……黒金さんの携帯電話から着信音が鳴ります。
KP(ミナカミ)
出ますか?
黒金 乙夜(大樹)
出ます!「はいはい、黒金だ。誰だ?如何した何用だ!手短に言え!」連絡先を知ってる相手が少ない為、対応が雑。
KP(ミナカミ)
「そちら黒金さんの携帯で……携帯みたいですね」 電話の向こう側からは聞きなれない中年女性の声がします。
KP(ミナカミ)
「春日花の母でございます。黒金乙夜さんにご連絡したいことがありまして……」
黒金 乙夜(大樹)
「あ?……こいつは失礼。何分知人とか連絡先を交換して無ぇもんでしてね、つい。…黒金乙夜です、ご用件は?」
KP(ミナカミ)
「落ち着いて聞いてほしいんですが……」
KP(ミナカミ)
「花が自殺しました」
黒金 乙夜(大樹)
「は?………」カレンダーを見るよ!「…四月馬鹿ですか?でなきゃ悪い冗談か、…あー、もしくは悪戯電話ですか。」ちょっと焦る
KP(ミナカミ)
「エイプリルフールだったらいいのにって私も思いますよ。でも本当に、花は……」 電話の向こうの声は震え、鼻をすするような音もします。
KP(ミナカミ)
「……それで、今日の午後から葬儀をするんです。花と仲良くしてくださったそうですから、せめてお別れを……」
黒金 乙夜(大樹)
「死んだならまあ…わかるが…人間生きてりゃ何時か死ぬ、にしろ自殺?…アレが?…自殺なんてするタマじゃねえだろ?……本当なんですか?」少なくともお母さんの相手の対応から、冗談ではない…のかな…と思いつつある。
KP(ミナカミ)
「私もあの子が自殺するような子じゃないって信じていました。でも、研修先の屋上から……」
黒金 乙夜(大樹)
「…まあ、葬式には顔出させて頂きます。…花さんは俺の著書の大切な一読者でもありましたんで。…あー、お世話にもなりましたし」
KP(ミナカミ)
「ありがとうございます。花も喜びます」
黒金 乙夜(大樹)
「こう言うの聞くのは失礼にあたると思うんですけど、遺書なんかは、あったんですか?」
KP(ミナカミ)
「遺書はありませんでした。だから理由もわからなくて……本当に、どうして……」
KP(ミナカミ)
そして「他の子にも連絡しないといけないので……」と、葬儀の場所と時間を伝えて電話は切られます。
黒金 乙夜(大樹)
「ご連絡ありがとう御座います、失礼しました」と電話の最後に挨拶しながら、切った後に「……嘘だろ」って呟きます。
KP(ミナカミ)
……さて、葬儀に出席しますか?
黒金 乙夜(大樹)
遺書が無くて飛び降りなら脅迫か?犯人がいる可能性もあるんじゃねえのか?誰が?どうして?とか考える推理作家脳。自殺と断定するくらいなら、目撃者とか居たのかな~~気になる!のもさておいて、勿論出席します
KP(ミナカミ)
ミステリー小説始まってる……ではでは葬儀に向かいましょう。
KP(ミナカミ)
黒金さんが葬儀場に着いた時には、花の家族や親戚、友人達が来ていました。
KP(ミナカミ)
誰もが沈痛な面持ちで椅子に座っていたり、棺の傍に立っていたりしますね。
黒金 乙夜(大樹)
いまいち実感わかねえなあ…とか思いながら、まずはともあれお棺のほうに向かいたい…。顔って見れますか?
KP(ミナカミ)
わかりました。
KP(ミナカミ)
黒金さんが棺を見ると、血は拭き取られ綺麗な状態にされている花の遺体が横たわっているでしょう。
KP(ミナカミ)
目を閉じて眠るような顔で、黒金さんや友人、家族の言葉に起きることもなく棺に収まっています。
KP(ミナカミ)
それを見ると、花が死んだという事実を実感できてしまうでしょう。
KP(ミナカミ)
【1d4/1d6+1】のSANチェックです。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=28 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=28) → 22 → 成功
黒金 乙夜(大樹)
1d4
Cthulhu : (1D4) → 1
KP(ミナカミ)
さてはミステリー小説めいたアレだと思ってるな?
黒金 乙夜(大樹)
悲しみにくれる前にトリック探してやがる
黒金 乙夜(大樹)
「…原因はさておき、御前さんが死んだってのは、一応、本当みてぇだな」と喪に復しつつも「…だが。何で死んだんだ?」死体入れ替えトリックとかも考えてる数値…
KP(ミナカミ)
そうだな……では、黒金さんがそうしてトリックを考えているうちに。
KP(ミナカミ)
いつの間にか、室内から参列者達の姿が消えています。
KP(ミナカミ)
場に残されているのは棺と黒金さんだけです。
黒金 乙夜(大樹)
しまった、家族親戚に話とか先に聞いておけばよかった!迂闊!異常な事態に「嗚呼?」ってなりながら「……成る程、オカルトの線か?」
黒金 乙夜(大樹)
うーん、死体に目星とか考えてた…棺意外に何も無い感じなら、棺を調べるかな…
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
では棺を調べてみると何の変哲もない棺であり、棺の中の死体も特に目につくようなものはありません。(棺だけじゃなくて中身もあるよ! 描写不足すまんな!)
KP(ミナカミ)
……そうして棺を調べていると、ふいに入口の方から
KP(ミナカミ)
かつん、と。
KP(ミナカミ)
足音がしました。
黒金 乙夜(大樹)
中身もあった!物音に気付いたらそちらのほうを見るかな。
KP(ミナカミ)
振り向いてみると、そこにはスーツを着た白髪で褐色肌の男がおり、黒金さんの方へ歩いてきます。
NPC(ミナカミ)
「この度はご愁傷様です」 彼は目を細め、口元の笑みを手で覆い隠しながら黒金さんに話しかけます。
黒金 乙夜(大樹)
「どうも、…つっても、俺じゃなくてそういうのは御家族に言うのが筋じゃ無えのか?」
NPC(ミナカミ)
「フフ、御家族がいらっしゃらないのでアナタに話しかけたまでですよ?」
KP(ミナカミ)
さて、と男はわざとらしく一息ついて
NPC(ミナカミ)
「あなた、不思議に思っていますね? 彼女の死に納得していませんね?」
NPC(ミナカミ)
「フフッ……彼女が死なない未来があるのなら、やり直してみたくはありませんか? 彼女の死の真相を、探りたくはありませんか?」
黒金 乙夜(大樹)
「確かに、俺と御前さんと、あとは物言わぬ梔子の死人か」なんて零しつつ「おっと……?……そんな真似が出来るもんなら興味が在るね、確かに納得して無ぇんだ、こいつは死ぬようなタマじゃ無ぇし、死んだなら何かしらの理由が確実に在る」
NPC(ミナカミ)
「良い決断です。ではお手を……おっと、申し遅れました。ワタシ、ロクロと申します。以後お見知りおきを」
KP(ミナカミ)
と、ロクロと名乗った男は黒金さんに握手を求めるかのように手を差し出します。
黒金 乙夜(大樹)
「理由があるなら追求したくなるのが推理小説家の性だな。結末は捻じ曲げるのは……いや」 哀しそうなご家族の顔とか思い出して「死なない未来、そんなもんがあるなら、興味無ぇといったら嘘になるか。」
黒金 乙夜(大樹)
「ロクロ、ね。繰る繰る回りそうな名前だな」と、いいつつ「握手は必要か?」と聞こう。やりなおすのになんかこう、握手してビューンって飛ぶ系なら、するけど…!
ロクロ(ミナカミ)
「握手していただけない。それは困りますね。とても困ります。ワタシにとってもアナタにとっても」 とロクロは真顔になって握手を求めます。
黒金 乙夜(大樹)
「そうかい、じゃあ、…まあ、一つ宜しく頼むぜ」と雑に挨拶しつつ手を取ろう。
ロクロ(ミナカミ)
「よろしくお願いいたします」
KP(ミナカミ)
黒金さんがロクロの手を掴んだ瞬間、周囲の景色が一変します。

不思議な空間

<水の中に沈んでいくような感覚。
 探索者が目を開けるとそこは数々の色彩がごちゃごちゃに混ざったような空間だった。
 だが不思議と嫌悪感はない。
 見渡している間にも流れるように色は消え、そして生まれてゆく。>
KP(ミナカミ)
そんな場所で、ロクロはまた黒金さんに話しかけます。
ロクロ(ミナカミ)
「フッフフ…アナタにはこれから3つの扉を開けてそれぞれの場所にある宝石を1つずつ……合計【3つ】集めてもらいます」
ロクロ(ミナカミ)
「そうそう、それまでに【あなたの大切な相手が自殺した理由】を推理しておいてくださいね。……それが全て」
KP(ミナカミ)
ロクロは浮かぶ笑みを手で抑えながらそう伝えた後、腕を組みながら冷静な口調でさらに続けます。
ロクロ(ミナカミ)
「まあ、細かい差異はあれどだいたいそんな感じですかね。あとは向こうにいる『ロシロ』に聞いてください」
KP(ミナカミ)
と言って、黒金さんに小さな袋を投げ渡します。
黒金 乙夜(大樹)
「宝石を三つ……?」なんか既知感しゅごい。「まあ良い、推理ごっこか。面白ぇじゃねえか、やってやる」とか零しつつ、小さな袋…?
黒金 乙夜(大樹)
「何だ、こいつは」と受け取ろう
ロクロ(ミナカミ)
「彼女はこれが好物でね。あの子には優しくしてやってください」
KP(ミナカミ)
ロクロは黒金さんの質問には答えることなく、「ではまた後程」と言ってふっと姿を消してしまいました。
KP(ミナカミ)
そしてすっとあたりの空気が流れ――
<気が付くとそこは真っ黒な空間だった。
 遥か遠く、手が届くほど近く。
 あちらこちらがキラキラと輝いているが、よくみるとひとつひとつが空中に浮かぶ扉だと分かる。
 まるで星空のようだ。>
KP(ミナカミ)
色々と確認したいこともあるでしょうが……まずは《聞き耳》どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=52 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=52) → 98 → 致命的失敗
黒金 乙夜(大樹)
オイィ!
KP(ミナカミ)
くっそ
KP(ミナカミ)
うーん……ちょっとマッテネ
黒金 乙夜(大樹)
出目あらぶってんな…(震え)ゆっくりどうぞ…
KP(ミナカミ)
じゃあそうだな……FB処理の前に、1d3+5振ってくださいな。
黒金 乙夜(大樹)
1d3+5
Cthulhu : (1D3+5) → 3[3]+5 → 8
KP(ミナカミ)
最大値ィー!
黒金 乙夜(大樹)
あらぶりすぎでは
KP(ミナカミ)
では、
KP(ミナカミ)
その不思議な空間を歩き出した黒金さんはつるりと足を滑らせて転んでしまいます。
KP(ミナカミ)
その拍子に先程ロクロから受け取った袋の中身が辺りに散らばってしまいました。
KP(ミナカミ)
袋の中身――黒い飴玉を拾い集めて戻しましたが……
KP(ミナカミ)
1d2
Cthulhu : (1D2) → 1
KP(ミナカミ)
元々8個あったんですが、7個しか見つかりませんでした。1個どこかに消えちゃいましたね。
黒金 乙夜(大樹)
「くそ…視界が悪くて敵わ無ぇな!」真っ黒な空間に真っ黒な飴とか同化するし足元おぼつかないで転ぶよね!!って転んだ責任もぐいぐい押し付けて、まあ一個くらいならいいか…と思っておこう…!
KP(ミナカミ)
たぶん大丈夫大丈夫
KP(ミナカミ)
さて、そうして黒い飴玉を回収しながら歩いているとですね。
黒金 乙夜(大樹)
いそいそ拾い拾い
NPC(ミナカミ)
「やあ! また来たんだね、迷える魂よ」
KP(ミナカミ)
黒髪で色白の、白いワンピースを着た少女がとことこと黒金さんの元に歩いてきました。
KP(ミナカミ)
《目星》どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=71 目星
Cthulhu : (1D100<=71) → 85 → 失敗
黒金 乙夜(大樹)
あらぶってる……!!!!(つらい)
KP(ミナカミ)
そうか! まあ問題ない箇所だしへーきへーき
黒金 乙夜(大樹)
FBじゃないからセーフ!!!
+  一方雑談窓では
KP(ミナカミ)
まあ今の目星成功したところでなんかほっぺたもごもごしてるな? さてはなくした飴玉拾って食ったな? って程度のアレしかないからオッケーよ
黒金 乙夜(大樹)
あっ可愛い 彼女の好物っていってたのがコレカーってわかったってくらいですね…
黒金 乙夜(大樹)
「さっきから、なんだか俺まで死人になってるみたいな言い草を受けてる気がするな。」とかぼやきながら「誰だい、御前さんは…いや、さっきの黒い奴が言っていたな、あー、『ロシロ』だったか?」
KP(ミナカミ)
黒金さんのぼやきは元気よく無視して
NPC(ミナカミ)
「そうだよ、正直者のロシロだよ! これから君をロクロの言う通り、扉の向こうに案内するよ!」
NPC(ミナカミ)
とおちゃらけているのかなんなのか分かりませんが、嬉しそうにぴょんぴょんしています。
ロシロ(ミナカミ)
そしてとことこと黒金さんに近づいて、手の平に乗せていた指輪を見せます。
ロシロ(ミナカミ)
「あのね、コレだいじだから付けてね!」
黒金 乙夜(大樹)
「そうかい、扉の向こうには何があるんだ?」と一応聞きつつ、指輪は受け取ろう。「…随分洒落てんな。指は何処でも良いのか?」
ロシロ(ミナカミ)
「うん、どこでもいいよ!」 と答えて、 「えっと、順番に説明するからまってね、えっとえっと……」 と腕を組んで考え始めます。
KP(ミナカミ)
指輪に《目星》できますよ。
黒金 乙夜(大樹)
とりあえず軽率にはめるのはコワイ…わーい!目星します!
KP(ミナカミ)
どうぞー!
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=71 指輪に目星
Cthulhu : (1D100<=71) → 66 → 成功
黒金 乙夜(大樹)
ヨシヨシ!
KP(ミナカミ)
いいぞー!
KP(ミナカミ)
では黒金さんが指輪をよく観察してみると <金を基調としたやや大きめの指輪だ。4つの円が美しい文様のように彫られている。> ということが分かります。
黒金 乙夜(大樹)
大きめの指輪…ゆるいのかな……取れなくなる!ってことがなさそうならとりあえずつけてみよう。
KP(ミナカミ)
つけてみてもギュッと締め付けて取れなくなる! とかそういうことはないですね。普通に取り外しできます。
ロシロ(ミナカミ)
黒金さんが指輪をつけてるのを見て、ロシロもうんうんと満足げにうなずいてます。
黒金 乙夜(大樹)
大きめってことですが何かの衝撃でふっとびそうとかそういうのはなさそうです?大事ならなくしたらコワイ…
KP(ミナカミ)
その辺は大丈夫かな。そこまでぶかぶかではないよ!
黒金 乙夜(大樹)
よかったよかった。
ロシロ(ミナカミ)
「じゃあ、今から扉の向こうに案内……の前に、守ってもらわないといけない『るぅる』があるから、それを説明するね」
黒金 乙夜(大樹)
「へいへい。拝聴させて貰おうか」
ロシロ(ミナカミ)
「ひとつ。扉の向こうでは指輪を外しちゃだめ。全部忘れて帰ってこれなくなっちゃうよ。
ロシロ(ミナカミ)
 ふたつ。扉の向こうでは悪いことをしちゃだめ。悪いことってなんなのか、それは大人なんだから自分で考えてね!
ロシロ(ミナカミ)
 みっつ。扉の向こうにいられるのは、その世界から数えて【24時間】だけ。なんでかというと、指輪が砕けちゃうからだよ!」
ロシロ(ミナカミ)
「もし帰りたくなったらロクロを呼んでね。どこにいても来てくれるよ」
KP(ミナカミ)
と、黒金さんに説明しました。指三本立ててますね。
黒金 乙夜(大樹)
「この指輪がすこぶる大事なものだって事はよくわかった。」ふむふむ、と聞きながら「その世界から数えて、っつうのは、つまり扉の向こうに行った後、其処から二十四時間、って事か?」
ロシロ(ミナカミ)
「えっと、うん。そうだね! だから24時間経っちゃう前にロクロを呼んでね!」
黒金 乙夜(大樹)
「成る程な。あともう一つ、ロクロってやつは三つの扉に向かえって事だったが…ひとつの扉から戻ってきたら、二十四時間って時間は初期化されるのか?」
ロシロ(ミナカミ)
「うん。1つの扉で24時間だよ!」 何か他に質問あるのかな? と言わんばかりに上目遣いで見ていますね。
黒金 乙夜(大樹)
「三つの扉で制限限界まで動いて三日か…まあ計算は合うが、決め付けるのは軽率か。嗚呼、他は無い。案内してくれや。」
ロシロ(ミナカミ)
「案内だね、わかった!」
黒金 乙夜(大樹)
「嗚呼、強いて言うなら、ここでの時間の経過っていうのは、例えば今まで俺がいた所との時間の流れと同調しているのか?」
KP(ミナカミ)
黒金さんの質問には、
ロシロ(ミナカミ)
「どうちょう……? うーん、うーん……よく分かんないや……」
KP(ミナカミ)
ごめんなさい、とぺこりと頭を下げますね。
黒金 乙夜(大樹)
「そうか、まあそれなら仕方ねえな。気にすんな。謎は多いほうが解決のし甲斐があるってもんだ」
ロシロ(ミナカミ)
「探偵さんみたいだね! っと、案内しなきゃ……」 ロシロはわたわたしながらも空を指差します。
KP(ミナカミ)
すると黒金さんの指輪から一筋の光が走り、その方角にある扉に向かって伸びてゆきます。
ロシロ(ミナカミ)
「あそこみたいだね。この光はしばらくすると消えちゃうから急いだほうがいいよ」
黒金 乙夜(大樹)
「推理作家だからな、探偵の産みの親みてぇな物だ。……おっと」 この光の指す方向にラピュタが…!!「それじゃ、さっそく行くとするか。世話に為ったな、また戻ってきたら世話になるのかもしれ無ぇが、その時まあ、適当に頼むぜ」
黒金 乙夜(大樹)
ロシロさんに挨拶して、光の指す方向の扉に向かおう…!
ロシロ(ミナカミ)
「うん、いってらっしゃい!」
KP(ミナカミ)
はい、それでは光を辿ると一つの扉の前に辿り着きました。
KP(ミナカミ)
扉を開けますか?
黒金 乙夜(大樹)
礼儀として軽くノックしよう。反応なさそうだけど。それから開きます!
KP(ミナカミ)
特に反応はないね……!
KP(ミナカミ)
黒金さんが扉を開けると、扉の内側から光があふれ出し、そして――

1つ目の世界/自宅

KP(ミナカミ)
黒金さんが目を覚ますと、ふかふかした布団の中でした。障子越しに朝日が柔らかく差し込んできています。
KP(ミナカミ)
周囲を見れば、そこは黒金さんには見覚えのない寝室のようです。
KP(ミナカミ)
いたって普通の和室ですが家具は見覚えがなく、とはいえ周囲の小物や干してある服などは確かに自分のもののようです。
黒金 乙夜(大樹)
「…んん、何処だ?此処は……」
KP(ミナカミ)
ちなみに黒金さんの服装も喪服から寝巻に変わっていますね。
黒金 乙夜(大樹)
浴衣かな…甚平かな……!?
KP(ミナカミ)
黒金さんは浴衣派? 甚平派?
黒金 乙夜(大樹)
冬は半纏に浴衣、夏は甚平かな…春は…どうだろうね…半纏なしの浴衣かな…
KP(ミナカミ)
じゃあ半纏なしの浴衣かな……! 寝巻からも絶対に洋装はしないっていう決意を感じる。
黒金 乙夜(大樹)
絶対洋装はしないマン。とりあえず起き上がってあたりを見回します!
KP(ミナカミ)
分かりました。じゃあ《目星》でもどうぞどうぞ!
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=71 目星
Cthulhu : (1D100<=71) → 95 → 失敗
KP(ミナカミ)
FBじゃない。
黒金 乙夜(大樹)
FBじゃないから
KP(ミナカミ)
まあまた後程再チャレンジしたらええよええよ
黒金 乙夜(大樹)
はい……振り替えし来る来る
KP(ミナカミ)
さてそうして部屋を見回して探っているとですね。
KP(ミナカミ)
襖がスッと開かれます。
春日 花(ミナカミ)
「ねえ、起きてる? もうそろそろ朝ごはん出来るけど」
KP(ミナカミ)
そこに立っていたのは、黒金さんの記憶より少し年を取っている花でした。
KP(ミナカミ)
【0/1】のSANチェックどうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
「………は?」 おや? 「……何で御前さんが此処に居……?」あれっこれってアレこの展開ってアレ
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=27 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=27) → 30 → 失敗
黒金 乙夜(大樹)
1喪失で26です!
KP(ミナカミ)
びっくりしちゃったね!
春日 花(ミナカミ)
「起きたばっかり? いつもはもっと早起きなのに珍しいね」
黒金 乙夜(大樹)
見知らぬ家!ちょっと未来の話!何故かある自分の服!朝ごはん!
黒金 乙夜(大樹)
「いや、御前、俺の日常を如何して知ってるような口振り何だ?そもそも……」死んだ筈じゃ、というのはまあ置いておこう。これが生きている未来って事なのか…
春日 花(ミナカミ)
「寝ぼけてる~~~」 花は黒金さんの様子を見てふふふと笑って 「顔洗って歯を磨いてきたら? 早くしないと朝ごはん冷めちゃうよ」 とだけ言って襖を閉めました。
黒金 乙夜(大樹)
「お、…応。」とりあえず返事だけ寄越すけどこれって えっ? えっ?? てなってる。
黒金 乙夜(大樹)
いやいや冷静になれ。宝石を捜すんだったな!?って我に返りつつ、とりあえず身支度は整えよう…言われたとおりに顔洗って歯磨いて服を着替えよう…
KP(ミナカミ)
顔を洗って歯を磨いたあたりで、黒金さんもいくらか年を取った姿になっていることに気付きますね!
黒金 乙夜(大樹)
歳食った自分にげんなりしてる。これは、何年未来なんだ…。この扉から早く逃げ失せたい…そしたら別の世界線があるのでは…でも宝石見つけないといけないから、とりあえず耐え凌ごう…!
黒金 乙夜(大樹)
結末に不満というよりは、過程って大事だと思ってる。スキップはヨクナイ…小説のラストから読む奴絶許派…
KP(ミナカミ)
(手元に今の年代と時刻がパッと出てくる便利なやつがあるじゃないですか……)
黒金 乙夜(大樹)
携帯とかカレンダーとか!!!探そう!目に付くところにあるといいな!?
KP(ミナカミ)
枕元にアラーム代わりの携帯とかあるんじゃないかな!!!!!!
黒金 乙夜(大樹)
あるかな…ジリリンベルの目覚まし時計とか置いてありそう…
KP(ミナカミ)
ここに来て黒金さんのポリシーが……まあ壁掛けカレンダーとかもあるんじゃないかな。
黒金 乙夜(大樹)
カレンダーはありそうだよね…携帯は洋服着替えたらポケットの中とかには入ってるかもしれない。出かける時にだけ持って行って家にいるときは使わないマンだから…カレンダーとかも絶対スマホでは見ない生活をしていると思うし、壁にカレンダーは絶対にあるはず…!
KP(ミナカミ)
ではカレンダーを調べてみると、【3年後】であることが分かりますね!
黒金 乙夜(大樹)
わりと近い未来だった………
KP(ミナカミ)
ははは。その辺りの事実が分かったあたりで今日は終わりにしましょう。お疲れ様でした!
黒金 乙夜(大樹)
三の数字が多いのが気になる!深読み沼っていくぞお…明日はまたどうぞよろしくお願いします!お疲れ様です!