3つ目の世界/自宅
KP(ミナカミ)
黒金さんはついに3つ目の宝石を見つけた! 一方花はとても文学的な本(マイルドな表現)を見つけた!
春日 花(ミナカミ)
「ううー……」 文章のインパクトが抜けなくて耳を赤くしたまま黒金さんをチラチラ見たりするけどそのうち落ち着くよ。
黒金 乙夜(大樹)
「然し、見つかっちまったか…さて問題は此処からどうしたもんかって所だ。御前さんが自殺した原因は、結局わかって無ぇんだもんなあ…」
春日 花(ミナカミ)
「自殺した原因とは関係ないかもしれないけど……乙夜君、1個目と2個目の宝石を手に入れた時脇腹が痛かったんだよね? 3つ目はどうだった?」
黒金 乙夜(大樹)
「…痛みは変わらずあったな。それと、衝撃があった。それから全身が傷むような感覚だ。」痛みはわき腹じゃなくて、全身に走る感じなんです?
KP(ミナカミ)
痛みは脇腹ですね……! 描写不足だったすまん!
黒金 乙夜(大樹)
おっと了解!脇腹だけが傷むのかあ。上記の台詞も修正修正って事で。「…よくわかんねぇな、この痛みの正体は何なんだ?」
春日 花(ミナカミ)
「……あんまり考えたくない話だけど、その宝石も乙夜君なんだよね。宝石を集める度にそんなことが起こるってことは、その痛みは私の自殺とは関係がないように思えるけど……」
春日 花(ミナカミ)
(……何人も乙夜君がいるって、考えただけですっごくめんどくさそう……)
黒金 乙夜(大樹)
「御前さんの自殺は御前さんの中でだけ起きた事態って考えか?まあ…そうか。第三者の干渉もなく、御前さんが死に得るっていう展開は想像していなかったな。」
春日 花(ミナカミ)
「だからなんというか……」
春日 花(ミナカミ)
「……その痛みは乙夜君の痛みなんじゃないかなって……」
黒金 乙夜(大樹)
「これが御前さんの痛みだとは端から思っちゃねえよ。いや、この衝撃が加わったら間違えて転落死、するか?とは考えたが…」
春日 花(ミナカミ)
「痛みがあるってことはそれはもう起きたことだと思うんだよ」 うーん、と考えていますね。
春日 花(ミナカミ)
ccb<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 52 → 成功
KP(ミナカミ)
なんか久しぶりに仕事した気がする
春日 花(ミナカミ)
「……そんな痛みを受けていたのに、自室で普通に目が覚めて私のお母さんから電話を受けたの?」
黒金 乙夜(大樹)
「それな。だからアレは、平行世界の俺の体験なんじゃねえのか。それで、あれは平行世界のお前。…三日間の中で、腹を刺されるようなことがあって、俺がくたばりかけた。俺の魂は彷徨って、連中のいる変な所に辿り着く。そこで、ロクロの奴にお前が死んだ世界に吹っ飛ばされた。」
KP(ミナカミ)
黒金さんも《アイデア》どうぞ。
黒金 乙夜(大樹)
「ってな流れなんじゃねえかって思ってるんだが…」
黒金 乙夜(大樹)
ccb<=70 アイデア 閃け~~~~
Cthulhu : (1D100<=70) → 43 → 成功
KP(ミナカミ)
よし!!!
KP(ミナカミ)
では黒金さんは、「ロクロは『宝石を3つ集めること』と『あなたの大切な相手が自殺した理由を考えること』を命じてきたが、そもそもあの世界の花が並行世界の存在なら『自分の大切な相手』には当たらず、命題がそもそも成り立たないのではないか?」
KP(ミナカミ)
そう、思いましたね。
黒金 乙夜(大樹)
成り立たないけど、そのあたりのくだりは嘘っぽい感じで笑いながら喋ってたから…だとしたら、命題はそもそも最初から成り立っていない…?(ぐるぐる)
黒金 乙夜(大樹)
だから答えは「そもそも自殺なんてしてない」
黒金 乙夜(大樹)
なのかなって思ってしまうんだけどアアーッ
KP(ミナカミ)
(その答えで行くのです……)(天の声)
黒金 乙夜(大樹)
天の声…ありがとう…そうだね…ぼくらの世界の花ちゃんは死ぬような子じゃない!!!!
黒金 乙夜(大樹)
信じていこう。「だとしたら、…答えは『そういう世界だった』……つうのは、違うか。死んだのはそもそも、俺のいた世界の花の事じゃねえからな。…と、すると『そもそも、死んでいない』……になるわけか」
黒金 乙夜(大樹)
「自分の大切な相手がつまり、俺の世界の花をさすなら、そういう世界だったから死んだ、は別世界の、赤の他人の花の事になっちまうからな。……こういう事でいいのかね…?」
春日 花(ミナカミ)
「乙夜君が知ってる私って、私と同い年なんでしょ? ならやっぱり自殺するようなことはないと思うけどな……仕事は忙しいけど充実してて、友達もたくさんいて、ご飯も美味しくて。死ぬ理由ないもん」
春日 花(ミナカミ)
「……確か、ロクロって人は3年後の世界で『他の世界の私は赤の他人』みたいなことを真顔で言ったんでしょ? ならその自殺した私も、ロクロから見ると『赤の他人』なんじゃないかな……」
黒金 乙夜(大樹)
「成る程な。あーーーー、畜生、推理はわりとあっていた。その引っ掛けには気付けなかった…いやらしい真似しやがるな。俺並だ」
春日 花(ミナカミ)
「乙夜君もいやらしくて捻くれてるもんねぇ……」
黒金 乙夜(大樹)
「くそ、すっきりした。言葉で殴りに言ってくる。可笑しいとは思ってたし俺が死んでるんじゃねえかって気はしていたんだ、薄々な。まず開幕一言のご愁傷様。あれはつまり俺にご愁傷様って言ってやがったんじゃねぇのか。くそっ」
春日 花(ミナカミ)
「なんとかなりそうだし、もうそろそろ帰っちゃう?」
黒金 乙夜(大樹)
「次にへんだと思ったのはロシロの『大変だから』だ。死んだ御前さんを助けるために大変だからじゃねえ、俺がくたばりかけて大変なんだよ!嗚呼、目に物見せてやる。名残惜しいか?惜しくねえな?」
春日 花(ミナカミ)
「別に名残惜しくはないなあ。乙夜君が帰ってことが済んだら、元の乙夜君が戻ってくるんでしょ。ならよし」
春日 花(ミナカミ)
「健闘を祈る!」 グッと親指を立てましょう。
黒金 乙夜(大樹)
「だろうな、御前さんは俺の世界の花に一番極めてよく似てる。違いが見つからねぇくらいだよ。名残惜しい、なんて言ったら失笑者だな。」
黒金 乙夜(大樹)
「よし、それじゃあ世話になった。相談に乗ってもらった借りは、まあこの世界の黒金乙夜にでもたかれよ。和菓子くらいなら奢るだろうよ、蕎麦も、美味けりゃな。」
春日 花(ミナカミ)
「あっじゃあそのことメモ残しといて! 身に覚えがないって言われても筆跡で言い逃れできなくできるから!」
春日 花(ミナカミ)
わたわたと鞄から手帳を取り出して白紙のページを開けてボールペンと共に黒金さんに押し付けよう。
黒金 乙夜(大樹)
「よし、良いだろう。指紋もセットでつけてやる。それで苦しむのは俺であって俺じゃねえからな、何だったら他に強請るものは無いか?金銭、食い物、書籍、今後の行動の改め、何でも良いぜ?」
KP(ミナカミ)
じゃあく……!
黒金 乙夜(大樹)
他所の世界の自分の事なんて知りません><
春日 花(ミナカミ)
「うーーーん復讐が怖そうだからやめとく! やりすぎたら後で絶対なんか陰湿なことしてくる!」 とものすごく悩んだけれど和菓子と蕎麦を奢る程度に留めますね!
黒金 乙夜(大樹)
「そうか?まあそうだな。じゃあ蕎麦と菓子だな。あとは…」 サラサラと白い原稿用紙と筆を持ってきて、蕎麦とお菓子を奢る礼状と、それとはまた別に一枚何かを書き記してから、それを机の上にどん!って重ねておいて「よし」ってする。
KP(ミナカミ)
一体何を書いたというんだ……
黒金 乙夜(大樹)
「俺が苦労している間平和に暢気に暮らしていた俺なんて言うのは癪以外の何者でもねぇからな。少し痛い目を見てもらおうか。」
黒金 乙夜(大樹)
花ちゃんへの恋文
KP(ミナカミ)
ヒェッ
KP(ミナカミ)
お前はなんてものを……
春日 花(ミナカミ)
「痛い目?」
黒金 乙夜(大樹)
実筆の実に覚えの無い恋文に困惑して苦しむが良い黒金乙夜
KP(ミナカミ)
性格悪ィー!(歓声)
黒金 乙夜(大樹)
「御前さんは気にすんな」と適当にあしらいつつ、「じゃあ、俺は行くぜ」
春日 花(ミナカミ)
「うん。じゃあ、さよなら」 バイバイと手を振りましょう。
黒金 乙夜(大樹)
軽く手を振り替えして「嗚呼、精々達者でな」といってから、ロクロさんを呼びましょう。
KP(ミナカミ)
呼ばれるとどこからともなくロクロが現れますよ。
ロクロ(ミナカミ)
「今回もお疲れ様でした」
黒金 乙夜(大樹)
「嗚呼疲れた!疲れたな!死ぬほど疲れた。手を繋ぐのも億劫だが必要なんだったな!」と手を差し出しましょう。ヒラヒラ
ロクロ(ミナカミ)
「そうですね。では失礼して」
ロクロ(ミナカミ)
「……そうそう、最初に言った【相手の自殺理由】についてですが……向こうで答えをお聞きしましょう。向こうに着いたらまたワタシをお呼び下さい」
KP(ミナカミ)
と、ロクロは真顔で言って黒金さんの手を取りました。
不思議な空間
KP(ミナカミ)
ふと気づくと、黒金さんはロシロがいる空間に戻ってきました。
KP(ミナカミ)
そして同時に、黒金さんがつけていた金の指輪は砕け散ります。
ロシロ(ミナカミ)
「魂さん、おかえりなさい!」
黒金 乙夜(大樹)
「嗚呼、帰った帰った。御前さんは確かに正直者だったよ、ただし、大事な所だけ濁しやがったおかげで苦労して…まあ、それなりに楽しめた。」とロシロさんには感謝?しよう。
ロシロ(ミナカミ)
「???」 首を傾げながらもちょうだいのポーズ。
黒金 乙夜(大樹)
とってきた宝石を手渡しますよ!「大変な俺を助ける為にはこいつがいるんだったな」と皮肉げに呟こう。
ロシロ(ミナカミ)
「うん。そうだよ!」
KP(ミナカミ)
黒金さんから3つ目の宝石を受け取ったロシロは、8の字になった宝石にそれをくっつけます。
KP(ミナカミ)
3つの【命の宝石】が合体し、【歪な形をした宝石】へと変化しました。
KP(ミナカミ)
宝石の内部には3つの太陽のような光が灯っています。
ロシロ(ミナカミ)
「これで3つ、くっついたよ」
黒金 乙夜(大樹)
「それで、俺のぶんを足せば、四つになるって事かね?」
ロシロ(ミナカミ)
「……あなた自身が宝石になるんじゃなくて……」 ちょっと困ったような顔をしていますね。
黒金 乙夜(大樹)
「……花が死んだ世界にいた「俺」の分か?って言っても、あの世界じゃ宝石なんてものは捜しちゃねえが?」
ロシロ(ミナカミ)
「うん。それが分かってるならだいじょうぶ!」 黒金さんの言葉に嬉しそうにぴょんぴょんします。
ロシロ(ミナカミ)
「でもその前に、ロクロの質問に答えてね。……大丈夫、だよね?」
黒金 乙夜(大樹)
「心配すんな、小賢しいひっかけ部分に大分長い事悩まされたが、推理ごっこを満喫して俺なりに答えは出した。」
KP(ミナカミ)
ロクロを呼びますか?
黒金 乙夜(大樹)
「さて答えあわせの時間と行こうか!誰が花をどうやって殺したか!犯人充ては推理物に付き物の幕引きだ!名探偵でこそねぇが、名探偵の産みの親様が、謎解きの時間だぜ!」ロクロさんを呼びます!もうコレシカナインジャーーーッ
KP(ミナカミ)
くそっかっこよさ満点かよ!!!!!!!!!!!!!!!!
ロクロ(ミナカミ)
「はい。それではお答えいただきましょう。【春日花が自殺した理由】は一体なんでしょうか?」
黒金 乙夜(大樹)
これで間違って痛い目見てもそれはそれで、顛末としては面白いよね… 探偵が犯人に負けるミステリー。ワルクナイ
黒金 乙夜(大樹)
「春日花が自殺した理由。それはな、…『そんなものは無い』。何故なら?あのクソ女はそんな事を微塵も考えねぇからだ。そんな展開があるとして、それは俺の知ってる『春日花』じゃない。つまり俺の知っている春日花、御前さん曰く『俺の大切な相手』である春日花は――――」
黒金 乙夜(大樹)
「死なない。死んでいない。春日花は、自殺していない。」
ロクロ(ミナカミ)
「ほう」 ロクロは少しだけ目を見開き、
ロシロ(ミナカミ)
「そうだよ!」 ロシロはきゃあっと飛び跳ねます。
ロシロ(ミナカミ)
「ロクロはロシロとは違う。正反対の、嘘吐きなの。だから意地悪なことを言ったのに。君は凄いね」
ロクロ(ミナカミ)
「バレてしまいましたか。まあいいでしょう。宝石は集まったのです、あなたを元の世界に返してあげますよ」
ロクロ(ミナカミ)
「4つ目の宝石の存在にも気付いているようですしね」
黒金 乙夜(大樹)
「はっ、全く持って苦労させられたぜ、だが悪くない謎解きゲームだった。まあまあそこそこ楽しめた。次に出す小説のいい題材になるかもな」
黒金 乙夜(大樹)
ゲームとか言っちまうくらいには浮かれている…
KP(ミナカミ)
かわいい……
KP(ミナカミ)
ロシロは黒金さんにとことこと近づいて体に触れ――黒金さんは何かが引き抜かれるような感覚を覚えます。
KP(ミナカミ)
気が付くとロシロの手には【命の宝石】があり、黒金さんの脇腹から血が流れだします。正直、耐え難い痛みでしょう。
黒金 乙夜(大樹)
あっ。そうか、吸い取られちゃったのかー!!
ロシロ(ミナカミ)
「それが本当のアナタなんだよ。傷ついた魂さん」
黒金 乙夜(大樹)
「ぐっ………う、………はは…、……確かに、………ヤバいな。これは………」掠れ声で崩れ落ちます。強がりも保てずずるずると
KP(ミナカミ)
3つの宝石と最後の1つを組み合わせると、いびつな形の宝石は【綺麗な球体】となります。その中で4つの光……4つの太陽が輝いているのが分かるでしょう。
ロシロ(ミナカミ)
「魂さん、これ持って」 と、綺麗な球体となった宝石を黒金さんに渡します。
黒金 乙夜(大樹)
宝石をかろうじて受け取り「…嗚呼、……想像通り…くたばりかけだったか……これで……俺は助かる訳だな?」
ロクロ(ミナカミ)
「あなたの本当の世界では【春日花】は生きています。それで不足ですか?」
KP(ミナカミ)
と、笑うでも淡々とでもなく、ただ穏やかにロクロは言いました。
黒金 乙夜(大樹)
「当たり前だろうが、花を助けるのはついでだ、ついで。そもそも、俺が生きてなきゃ、意味がねぇんだよ」
ロクロ(ミナカミ)
「では、そうならないことをお祈りください」
黒金 乙夜(大樹)
「いや…そもそも死んですらいねぇんだから、助けちゃいねえのか……俺は俺の身を守っただけだな?…まあ、兎も角。俺が死ぬのは、困るね」
KP(ミナカミ)
……宝石を受け取ると、黒金さんの体の痛みは嘘のように消え、導かれるようにふわりと宙に浮きます。
KP(ミナカミ)
このまま身を任せるのなら、黒金さんが望む場所に帰ることができるでしょう。
KP(ミナカミ)
ロクロが片手を上げて指を鳴らすと、この空間に浮いていた扉が全て開きました。
<探索者は見た。
【あなたが幸せに生きている未来があった。あなたは怪奇に巻き込まれたことなど一度も無い。家族と幸せに暮らしているのが見えた】
【あなたはあなたの知らない相手と結婚していた。子供がいる。たくさんの友人もいる】
【あなたはあの日バスツアーで動物園を訪れた。しかし春日花と同じ班にならなかった】
【あなたは春日花と出会った。】
いつも通りの日常。一緒に歩くいつもの町中。携帯の着信が聞こえる。
受け答えした選択、心に抱いた感情、石ころひとつで枝分かれする未来が、その数だけの扉があった。
あなたは幸せだった。
あなたは不幸だった。
あなたは笑った。
あなたは泣いた。
あなたは死んだ。
あなたは生きた。
あなたは あなたは あなたは
千にも万にも上る世界の端が見える。>
KP(ミナカミ)
先程介入した並行世界もここから目にすることが出来るでしょう。
KP(ミナカミ)
黒金さんが望むのなら、これらの並行世界に飛び込むことも可能ですが……どうしますか?
黒金 乙夜(大樹)
そんな世界は、興味が無いねといわんばかりに、どれも横目で一瞥するだけで、関心すら向けません。
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
黒金さんは無数の扉の間を流れてゆき……やがて、ある一つの真っ暗な扉に辿り着きます。
KP(ミナカミ)
その扉を開き、中へ中へと沈んでいくと、不意にロクロの声が聞こえました。
ロクロ(ミナカミ)
「いままで歩んだ人生を後悔していますか? あのときこうすれば良かったと、ああだったら幸せだったと……」
ロクロ(ミナカミ)
「ワタシが最初に言ったこと。あれはウソです。人生にやり直しなどない。過去を変えることはできない」
ロクロ(ミナカミ)
「けれど今アナタが生きている、アナタが選択した世界で……たったひとつでも失いたくない掛け替えのないものがあるのなら。それは幸福と言えるでしょう」
ロクロ(ミナカミ)
「それがアナタの選択の末に得た結果だからです」
ロクロ(ミナカミ)
「迷える魂よ。君を正しい世界へ戻そう」
ロクロ(ミナカミ)
「遊んでくれてありがとう」
病院
KP(ミナカミ)
……黒金さんが目を覚ますと、そこは病院のベッドの上でした。
KP(ミナカミ)
時間を確認すると、花が自殺したと聞いたあの日であると分かるでしょう。
KP(ミナカミ)
そして、
春日 花(ミナカミ)
「……乙夜君!」
KP(ミナカミ)
と、花が心配そうに黒金さんの顔を覗き込んでいます。
黒金 乙夜(大樹)
後悔?知らんね、そんなもの。とくと無縁の人生を送っていたもんでね 「………やっぱりと言うべきかね。そうか、此処で病院か………」
黒金 乙夜(大樹)
最後の世界でもし宝石が家になかったら、病院にでもあるんじゃないかってちょっと思っていた…
黒金 乙夜(大樹)
もしくは最悪棺桶の中。
KP(ミナカミ)
沼の深さが伺い知れますね……
春日 花(ミナカミ)
「よかった……起きた……」
黒金 乙夜(大樹)
方向性としては惜しかった……!でもちょっと深すぎたね…深読み怖い 「……よう、どうした、ひでぇ面だぞ?」
春日 花(ミナカミ)
「どうしたって……! 乙夜君、昨日のこと覚えてる? 通り魔に差されて病院まで運ばれてきたんだよ?」
黒金 乙夜(大樹)
「……覚えちゃねえが、何となく想像はしてたな。……ちなみにその通り魔は?捕まったのか?」
春日 花(ミナカミ)
「……うん……ってそうじゃなくて! 本当に心配したんだよ!」
春日 花(ミナカミ)
「話を聞いて、研修中断して戻ってきて、それからずっと意識がないままで……!」
黒金 乙夜(大樹)
「嗚呼、そうかい。三日間ゆっくりしていってくれてもよかったんだぜ?研修が終わった頃に来れば丁度起きた所じゃねぇか、…なんだ、待ってたのか?やっぱり、待たせてたのか。」
黒金 乙夜(大樹)
「御前さんの帰りを起きた俺が「待ってる」展開だと思ったんだが、そこは当てが外れたな…」
春日 花(ミナカミ)
「ゆっくりなんてしてられないよ! だって、だって……」
春日 花(ミナカミ)
「……乙夜君は友達だもん……」
黒金 乙夜(大樹)
「そうかい、友達か。友達ね………そうそう、それでなきゃな。たかが友達ごときの為に大事な研修を投げ出す御人好し。御前さんは、そうでなきゃなあ」
KP(ミナカミ)
よかったと安堵の涙をこぼす花を見ているうちに、黒金さんは<自分が怪我をして一連の経験をしたことで因果が変わり、結果的に【この世界の春日花】は死の運命から免れたのだ。>と感じるかもしれません。
KP(ミナカミ)
それは錯覚かもしれませんし、本当にそうなのかもしれません。真実は神のみぞ知る。
黒金 乙夜(大樹)
錯覚派だろうなあ…。
KP(ミナカミ)
だろうなあ……
KP(ミナカミ)
……さて、黒金さんが目覚めたということで医者が診察を行いましたが、黒金さんの傷は医者が驚くほど順調に回復し、数日で退院できるとのこと。
KP(ミナカミ)
黒金さんは鈍い痛みを感じながらも、今度こそ本当に安堵するでしょう。現実に帰還できたのだと。
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CoC Scenario「自殺回路」
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KP(ミナカミ)
……というわけで、無事生還です! おめでとうございます!!
黒金 乙夜(大樹)
ありがとうございます!!!!!
KP(ミナカミ)
ドキドキした……いや黒金さんの言動もだけどちゃんと生還出来て良かった……
黒金 乙夜(大樹)
生き残れてよかったです…あと一歩が中々辿り着けなかった…!
KP(ミナカミ)
ではちゃっちゃと報酬いきましょう~
黒金 乙夜(大樹)
はあい!よろしくお願いします!