自殺回路 (2017/03/11 - 2017/03/15)

SCENARIO INFO

Writer/コトナ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/しこん
PC1/雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)

INDEX

1日目2日目2日目-23日目4日目アフタープレイ

導入

KP(しこん)
まだ冬の冷たさが残る3月のある日、詩織様は自宅でいつものように目が覚めます。
KP(しこん)
3日ほど前から猿野は詩織様へ「そういえば明日から数日程、仕事の都合で遠出しますね!」と言って出掛けて、詩織様もちょうど用事が立て込んでいたために猿野と連絡を取っていませんでした。
KP(しこん)
この3日、猿野がメールの一つも出さないとは随分忙しいのだろうなと思うかもしれないですね。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
いつもなら毎日どうでもいいメール送って来そうですしね……。
KP(しこん)
「今日もいい朝で日がまぶしいですね!」とか送りそうですね(こなみ)
KP(しこん)
朝の身支度も終えた辺りで、詩織様の携帯から通話の着信メロディが鳴ります。
KP(しこん)
出ますか?
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
発信者のところには何と表示されていますか?
KP(しこん)
猿野の家の方の番号です。携帯ではなく。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
わぁフラグ。特に警戒することなく電話に出ます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「おはようございます」
KP(しこん)
「おはよう、雉子ヶ谷さん」と、電話の向こうから猿野の母親の声がしました。
KP(しこん)
「あのね、雉子ヶ谷さん。落ち着いて聞いて欲しいのだけれど…」
KP(しこん)
「翔太が自殺したの」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……はい?」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……あの、それは、どういう……」
KP(しこん)
「詳しくはわからないけど、飛び降りたらしくて……それで、急だけど葬儀をするから、雉子ヶ谷さんも参列して貰えないかしら」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「飛び降り……」 しばし言葉を失いますが、猿野母の言葉に頷きます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……是非、参列させてください」
KP(しこん)
「ありがとう…翔太もきっと喜んでくれるわ」と、猿野の母は詩織様の了承の言葉に感謝して、それから葬儀場所を教えます。
KP(しこん)
歩いて30分くらいの場所ですね。教えた後、他の親戚や友人にも訃報を伝えないといけないということで、電話は切れます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
わりと近いんだな……葬儀はもう今日する感じで?
KP(しこん)
今日行う感じですね
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
おkおk。電話を切ってその場で棒立ちになっていましたが、しばらくして両親にそのことを伝えて喪服に着替え、葬儀に出席しましょう。
KP(しこん)
了解です。
+  一方雑談窓では
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
出死つら
KP(しこん)
開幕出死からの葬式つらいね…
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
詩織父「あの猿野君が自殺……!? ハッ……まさか紹介された時に『詩織に手を出す不埒者はダーウィン賞ばりに死んでしまえウワァァァ』って言ったから!? それが今!?」 詩織母「それはない」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
ふっと浮かんだけど父こいつ……
KP(しこん)
詩織パパの不謹慎発言に草生える
KP(しこん)
詩織様が葬儀場に着いた時には、猿野の家族や親戚、友人達が来ていました。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
犬丸君もいるんだろうな……(つらみ)
KP(しこん)
喪服の犬丸君もいますね……おそらくお棺の前で泣いてる
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
色気がヤバいな……
KP(しこん)
わかる。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
お悔やみの言葉を述べたり、香典を渡したりして、それから静かに棺を見下ろします。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「タチの悪い冗談だったら張り倒して別れるところでしたけれど、冗談ではなかったのですね」
KP(しこん)
詩織様が棺を見ると、血は拭き取られ綺麗な状態にされている猿野の遺体が横たわっているでしょう。
KP(しこん)
詩織様の言葉に飛び上がって起きることも、もちろんありません。目を閉じて眠ってるように棺に収まったままです。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……どうして自殺なんかしたんですか……?」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
遺体を目の当たりにして、今更になってこれは現実だと実感しました。一筋だけ、涙が零れ落ちます。
KP(しこん)
一筋の涙尊い…
KP(しこん)
猿野が死んでいることを実感した詩織様は【1d6+2/1d10+2】の正気度喪失となります。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
わーい! おっきーい!(泣く)
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d100<=75 SANチェック
Cthulhu :(1D100<=75) → 23 → 成功
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d6+2
Cthulhu :(1D6+2) → 4[4]+2 → 6
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
これは……???
KP(しこん)
アイデアですね……
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d100<=50 アイデア
Cthulhu :(1D100<=50) → 27 → 成功
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
初発狂だ。
KP(しこん)
猿野の死で初発狂する詩織様…!?
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
今までどんな怪異があっても動じなかった詩織が猿野君の死で発狂する。これ。
KP(しこん)
ありがとう……
KP(しこん)
では一時発狂で1d100をどうぞ!
KP(しこん)
時間は1d3分です。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d100
Cthulhu :(1D100) → 70
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d3 時間
Cthulhu :(1D3) → 3
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
最大値~~~!
KP(しこん)
68-72 昏迷(ホールド:胎児のように丸まって知覚を切断する、回避を含めた全行動不可、以降SAN減少免除)
KP(しこん)
うずくまったり、目や耳をふさぐ感じですかね…
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
なんかもう耐えきれませんでしたね……。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
泣きじゃくる犬丸君の横で、しゃがんで目を閉じて耳を塞ぎます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
(翔太君が死ぬなんて、そんなこと、あの翔太君が、どうして)
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
(わたしが翔太君を追い詰めてしまったの? わたしのせいなの? わたしに話さないでどうして飛び降りたりしたの?)
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
(どうして……) ただただ思考をぐるぐるさせて、自責の念にさいなまれています。
KP(しこん)
つらい……
KP(しこん)
詩織様が自分を責めている内に3分間が過ぎていきます。
KP(しこん)
耳を塞いでいた手がふと緩み……周囲が異様に静かになっていると気付きます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
おかしい……犬丸君の泣き声が聞こえないなんて……
KP(しこん)
目を開くと、室内から参列者達の姿が消えています。
KP(しこん)
いるのは自分と棺の中の猿野だけ。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「…………?」 きょろきょろと辺りを見渡して、それから棺の中の猿野君を見ます。
KP(しこん)
棺を見ても、猿野の遺体に特に変化はみられません。
KP(しこん)
が、出入り口の扉からカツンと足音がしました。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
振り向いて扉の方を見ます。
KP(しこん)
振り向くと、入り口の方からスーツを着た、白髪で褐色肌の男が詩織様の方へ歩いてきていました。
男(しこん)
「ご愁傷様です」と、男は楽しそうな顔で口元を手で覆いながら詩織様へ声をかけるでしょう。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……どなた様ですか?」 棺の前に立ったまま男を見据えます。
男(しこん)
「ああ、失敬」と、男はスッと真顔に戻ります。
ロクロ(しこん)
「ワタシはロクロという者です。…まあ、ワタシの事はどうでも良いのですが」言いながらツカツカと歩いて詩織様の前に立ちます。
ロクロ(しこん)
「先ほどは随分悲しそうな様子でしたね」と、また楽し気に口元を押さえ、ロクロと名乗った男は更に言葉を続けます。
ロクロ(しこん)
「もし、その人が死なない未来があるのなら。やり直してみたくはありませんか?」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……は?」 男の言葉に眉間にしわを寄せます。
ロクロ(しこん)
笑ったまま、詩織様の目をじいっと見つめています。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「何を漫画みたいなことを言ってるんですか」
ロクロ(しこん)
ロクロはまた真顔に戻り「おや。やり直してみる気はないのですか?」と首を傾けます
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「やり直せるものならやり直したいですけれど、そういうあり得ないことを考えるのは好きではないので」
ロクロ(しこん)
「その【あり得ないこと】を行えるのが私ですよ」とロクロはまた笑って言いながら手を出します。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……どういうことですか? わたしに何をさせるつもりですか?」 険しい表情のまま差し出された手を見つめます。
ロクロ(しこん)
「何、そう大変なことではありません。ちょっとした探し物を見つけてきて貰えばいいだけです」言いながらまた真顔に戻ります。
ロクロ(しこん)
「ワタシもそこまで暇ではありません。これは偶然、アナタがワタシの目に入ったから与えるチャンスというものです」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「探し物……ですか。『やり直し』をするかどうかは、話を聞いてから決めさせてください」
ロクロ(しこん)
ロクロは肩を竦めました。「慎重さは美徳ともとれますが…過度な慎重さは愚鈍と思いますが?」
ロクロ(しこん)
まあいいでしょう、と、笑いながら続けます。
ロクロ(しこん)
「私が案内する先、それぞれの場所にある宝石を【3つ】集めて頂く必要があります。集めきる前に【あなたの大切な相手が自殺した理由】も推理しておいて下さいな。……それが全てです」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「これが過度な慎重というのなら、世の中は愚か者だらけですね」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「あなたと共に行動して、宝石を集めながら自殺した理由を推理する。そういうことですか」
ロクロ(しこん)
「…大体そのような感じです」言ってから笑いを押さえ、「まあ、ワタシはアナタを案内するだけで、共に行動はしませんが」
ロクロ(しこん)
「…で、どうしますか?このままこの機会を捨て…己を責めながらこの先過ごしていきますか?」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「どこに向かうのかも気になる所ですが、そこまで説明するつもりはなさそうですね。あなた、ずいぶんとせっかちなようですから」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「…………」 少し考えてから、ふーっとため息をつきます。 「……分かりました。その話、お受けします」
ロクロ(しこん)
「アナタが慎重に歩みすぎているだけでしょう?」ふふ、と小さく笑ってから
ロクロ(しこん)
「ええ、やはりそうでなくては」
KP(しこん)
と言って、ロクロは詩織様の手を掴みました。
KP(しこん)
ロクロが手を掴んだ途端、周囲の景色が一変します。

不思議な空間

<そこは数々の色彩がごちゃごちゃに混ざったような空間だった。
 水の中へ沈んでいくような落下感。浮遊感。
 けれど不思議と不快感はなかった。>
KP(しこん)
見渡している間にも流れるように色は消え、そして生まれてゆくその場所で。ロクロはまた詩織様へ話しかけます。
ロクロ(しこん)
「フフッ先ほども言いましたが、アナタには宝石を【3つ】集めて頂き、【相手が自殺した理由】を推理して頂きます。よろしいですね?」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……随分と念押ししますね。分かりました」
ロクロ(しこん)
「ええ、お願いいたします」
ロクロ(しこん)
口元を押さえ笑いながらそこまで言った後、詩織様の手を離し、腕を組みながら冷静な口調で続けます。
ロクロ(しこん)
「まあ…細かい差異はあれど、大体どこもそんな感じですかね。あとは向こうにいる【ロシロ】から聞いてください」
ロクロ(しこん)
と言って、詩織様へ小さな袋を投げ渡します。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「だいたいどこもそんな感じ……?」 袋を受け取ります。
ロクロ(しこん)
「彼女はそれが好物でね。あの子には優しくしてやってください」
KP(しこん)
詩織様の疑問に答えず「ではまた後程」と言って、ロクロの姿が消えていきました。
<気が付くとそこは真っ黒な空間だった。
 遥か遠く、手が届くほど近く。
 あちらこちらがキラキラと輝いているが、よくみるとひとつひとつが空中に浮かぶ扉だと分かる。
 まるで星空のようだ。>
KP(しこん)
浮遊感は消え、その真っ黒な空間に詩織様は立っています。
KP(しこん)
そして《聞き耳》もどうぞ
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d100<=47 聞き耳
Cthulhu :(1D100<=47) → 1 → 決定的成功/スペシャル
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
……?
KP(しこん)
つよい(確信)
KP(しこん)
成長チェックしてね!!!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
わーい!
KP(しこん)
では詩織様は、誰かが歌ってる声を聞き取ります。
KP(しこん)
「…の子が死んだのさ。でも それは…、…。」
KP(しこん)
CLだし……詩織様はその幼い女の子の歌声が、先ほどロクロが言っていた【ロシロ】のものじゃないかとわかるでしょう。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
CLわぁい。歌声はどの辺りからしているのでしょうか。
KP(しこん)
そこまで離れた場所じゃないですね。歌い続けているので、音を辿ればすぐ見つかります。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
そんじゃあホイホイ音をたどっていきましょう。
KP(しこん)
了解です。近づいていくと、歌の内容がはっきりと聞こえてきます。
KP(しこん)
♪「あのこが死んだのさ。それは本当のこと。
 あのこが死んだのさ。それは悪い夢。
 あのこが死んだなんて。そんなことは信じられない。
 今の君にはわからない。」♪
KP(しこん)
そして詩織様が近付くと、彼女も詩織様に気が付き、振り返ります。
少女(しこん)
「やあ!また来たんだね、迷える魂よ」
少女(しこん)
黒髪で色白の、白いワンピースを着た少女はぴょんと跳ねてそう言いました。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「また……?」 首を傾げながらも挨拶しましょう。 「はじめまして、雉子ヶ谷 詩織と申します。あなたがロシロさんですか?」
少女(しこん)
詩織様の疑問は元気よく無視して
ロシロ(しこん)
「そうだよ、正直者のロシロだよ!これから君をロクロの言う通り、扉の向こうに案内するんだよ!」と、おちゃらけているのかなんなのか分かりませんが嬉しそうにぴょんぴょんします。
ロシロ(しこん)
とてとてと詩織様に近付いて、手をぱっと前に出します。
ロシロ(しこん)
「あのね、コレだいじだから着けてね!」と、手のひらに乗せてた指輪を詩織様へ見せています。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「指輪……ですか?」 指輪を受け取って観察します。どういう感じの指輪でしょう。
KP(しこん)
観察するなら《目星》ですね!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
振ります!
KP(しこん)
どうぞ!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d100<=80 目星
Cthulhu :(1D100<=80) → 88 → 失敗
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
ぞろ目だ!
KP(しこん)
ぞろ目すごーい!
KP(しこん)
うん…じゃあ、目星失敗したので……金を基調としたやや大き目の指輪だとしかわかりませんね…。
KP(しこん)
また後でチャレンジしてみていいよ!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「そんなに大事な指輪なんですか?」 ロシロちゃんに尋ねつつ、じゃあ指輪着けましょう。
ロシロ(しこん)
「うん。とっても大事な指輪だよ!」と頷きます。それから詩織様が指輪を着けたのを見てうんうんと満足気です。
ロシロ(しこん)
「じゃあ、扉の向こうに案内!……の、前に、守ってもらわないといけない【るぅる】があるの」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「るぅる」
ロシロ(しこん)
「ひとつ。扉の向こうでは指輪を外しちゃだめ。全部忘れて帰ってこれなくなっちゃうよ。
 ふたつ。扉の向こうでは悪いことをしちゃだめ。悪い事ってなんなのか、それは大人なんだから自分で考えてね!
 みっつ。扉の向こうにいられるのは、その世界から数えて【24時間】だけ。なんでかというと、指輪が砕けちゃうからだよ!」
ロシロ(しこん)
「もし帰りたくなったらロクロを呼んでね。どこにいても来てくれるよ」
ロシロ(しこん)
と、ロシロは詩織様へ説明しました。指3本立ててる。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「あの人はストーカーか何かですか」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「指輪を外さず、品行方正に、24時間以内に帰る。なるほど分かりました」
ロシロ(しこん)
「んっと、えっと、ロクロはね、ロシロと正反対で意地悪だけど……でもロシロには優しいよ!だからロシロはロクロのお手伝いするんだよ!」フォローしてるつもり
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「確かに意地悪でしたね。2人は仲が良いんですか?」
ロシロ(しこん)
「うん!」と元気よく跳ねます。「ロシロ、ロクロのこと大好き!ロクロもそうだよ!」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「それは良いことです」 ロシロちゃんににこりと微笑みかけよう。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「扉の向こうで守るルールはさっきの3つで終わりですか?」
ロシロ(しこん)
「うん、その3つだけだよ」と言ってからハッとして「いけないいけない、魂さんを案内しなきゃ…」とわたわたします。
KP(しこん)
ロシロが空に向かって指をさすと、詩織様の指輪から一筋の光が走り、その方角にある扉の一つに向かって伸びていきます。
ロシロ(しこん)
「この光が差してる扉へ行けば、魂さんの探し物が見つかるよ!」
ロシロ(しこん)
「ロシロは正直者だから、ウソは言わないよ!」えっへん!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「探し物……?」 首を傾げつつお礼を言います。 「いろいろと教えて下さり、ありがとうございます。正直で偉いですね」
ロシロ(しこん)
「ロクロの言ってた宝石を扉の先で探してくるんだよね?」と言ってから「指輪の光はしばらくすると消えちゃうから急いだ方が良いよ!」と教えます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「そうですね、宝石を探しに行かなくては。では、行ってきますね」 ひらひらとロシロちゃんに手を振って、光をたどっていきましょう。
ロシロ(しこん)
「いってらっしゃい、魂さん!」と両手ぶんぶん振ってロシロは見送ります。
KP(しこん)
では詩織様が光を辿り、宙に浮く一つの扉の前まできました。指輪からの光は依然扉を指しています。
KP(しこん)
扉を開けますか?
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
二、三回深呼吸をしてから扉を開けます。
KP(しこん)
わかりました。
KP(しこん)
詩織様が扉を開けると、扉の内側から光が溢れだし、そして……

1つ目の世界/自宅

KP(しこん)
詩織様が目を覚ますと、ふかふかしたベッドの中でした。窓からはカーテン越しに、朝日が柔らかく差し込んできています。
KP(しこん)
周囲を見れば、そこは詩織様には見覚えのない寝室のようです。
KP(しこん)
至って普通の、生活感ある部屋で、ベッドの他にはタンスや棚、女性ものの服が壁際のハンガーに吊るされていたりします。
KP(しこん)
ちなみに詩織様の恰好は寝間着です。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
わぁ。とりあえず起き上がって一通り確認しましょうか。目星で何か出てきますか?
KP(しこん)
目星いいですよ。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d100<=80 目星
Cthulhu :(1D100<=80) → 54 → 成功
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
よしよし
KP(しこん)
うむ
KP(しこん)
では詩織様は、ベッドの足元の床に転がる【宝石】を見つけます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
出宝石
KP(しこん)
だって目星っていうから……
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
目星する度に宝石が見つかるシステム……?
KP(しこん)
^^
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
わあKP楽しそう。宝石ってなんか特徴ありますか。
KP(しこん)
そうですね。【掌サイズの丸い宝石で、中を覗くとまるで小さな宇宙のようだ。その中央には輝く光のようなものが見える。】でしょう。
KP(しこん)
…手に取ります?
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
ええ……なにそのちょっとこわい問いかけ……
KP(しこん)
そんな…コワクナイヨ…
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1個目だし……ウーン……手に取ってみます。
KP(しこん)
では、詩織様が宝石を手に取ると。
KP(しこん)
一瞬だけめまいがし、脇腹が熱くなりました。
KP(しこん)
それだけです。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
それ2個目以降悪化したりしない???
KP(しこん)
どうだろうね
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
楽しみですね。とりあえず1個目確保します。
KP(しこん)
了解です。詩織様が宝石を確保したところで、
KP(しこん)
部屋の入口の扉がノックされます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「…………」 とりあえず少し黙ってみて向こうが何か喋らないか待ってみます。
KP(しこん)
「詩織、起きてる?もうすぐ朝ご飯出来るけど」という声と共に扉が開きました。
猿野 翔太(しこん)
「あれ、起きたばっかりだった?」ときょとんとして詩織様を見つめているのは、詩織様の記憶にあるよりも少し年をとった猿野翔太でした。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
ンンッ
KP(しこん)
詩織様に【0/1】のSANチェックです!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d100<=69 SANチェック
Cthulhu :(1D100<=69) → 43 → 成功
KP(しこん)
動じなかった
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
つよい。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「…………」 じっと猿野君を見つめ、それから静かに頷きます。 「……ええ、つい今しがた起きたところです」
猿野 翔太(しこん)
「そっか。寝坊なんて詩織には珍しいよな」と言いつつ「具合悪い?」とちょっと心配そうにしてます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「ちょっと悪い夢を見たので。支度してから朝ごはん食べますね」 何でもないという風に手を振ります。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
(こっちが夢の世界みたいなものですけど。これ、結婚後のつもりなんでしょうか)
猿野 翔太(しこん)
「ん、そっか」安心したように、にへーっと笑います。
KP(しこん)
察されてるしこの世界の説明しますね。
KP(しこん)
この世界は 【3年後】【相手の家で】【一緒に】【幸せ】【結婚した】世界 です
KP(しこん)
猿野は「じゃ、ご飯冷めない内にな」と言ってリビングの方へ戻っていきました。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
(……詩織、詩織ですか……) 猿野君がリビングに戻った後、少しぼんやりしていましたがやがて頭を振って着替えます。そのあと洗面所で歯磨きやらなんやらしてからリビングに向かうかな……。
KP(しこん)
ぼんやり可愛い…
KP(しこん)
洗面所で鏡を見ると、詩織様も3つ年を取った姿でしたね。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
貴重な20代終盤が一気に過ぎた。
+  一方雑談窓では
KP(しこん)
この後は結婚後生活的なのをワイワイしたり、なにか気になることあったら調べたり聞いたりすればいいんじゃないかな…!
KP(しこん)
茶番表とかもあるよ。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
>>>茶番表<<<
KP(しこん)
1d5です
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
結婚時空で距離が近い猿野君とそれに慣れてない詩織の茶番的な……?
KP(しこん)
振ると猿野が詩織様へ何かしてくれるという感じのこう…
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
芋けんぴ髪についてたよ的なやつが……???
KP(しこん)
距離の近さに恥じらう詩織様尊くない…?
KP(しこん)
>>芋けんぴ<<
KP(しこん)
朝の身支度を済ませてリビングへ行くと、丁度テーブルに朝ごはんを並べたところみたいです。
KP(しこん)
焼きたてのトーストと端が少し焦げたベーコンとスクランブルエッグ。ドレッシングの掛けられた瑞々しいサラダが並んでいます。
KP(しこん)
自分の分のコーヒーと詩織様の紅茶を置きながら「もっかい、おはよう」と猿野は笑って挨拶するよ。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「これ、全部翔太君が?」 旦那力高い……
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「おはようございます」 にこりと微笑み返そう。
猿野 翔太(しこん)
「ん、そうだけど?」と、軽く首を傾げつつ「これでも前よりは卵ふわふわに焼けるようになったし、紅茶淹れるのも上達したんだぜー」と、ちょっとドヤッてますね。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
かわいい……
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……そうですか、なら、お手並み拝見ですね」 両手を合わせて頂きます。
KP(しこん)
食べてみるととても美味しい!という感じではなく、家庭的な感じの優しい味がします。
KP(しこん)
紅茶の方も完璧、とはいえないですが、詩織様好みの香りと味がするでしょう。
猿野 翔太(しこん)
猿野もパンを齧りつつ「今日は休日だけど……詩織はどうする?」と尋ねます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「どうするか、ですか……」 少し思案しながらパンを食べて紅茶を飲みます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
なんかこのままシリアス時空に入りそうなのでその前に茶番表振ってみていい?
KP(しこん)
お、いいですよ!茶番表1d5でどうぞどうぞ
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d5
Cthulhu :(1D5) → 3
KP(しこん)
3.【相手】が奢ってくれる
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
作ってくれる=奢りなのでは……?
KP(しこん)
まさかの
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
我々は既に茶番をしていた……???
KP(しこん)
いいんですよ24時間あるからショッピングに行っても(×)
KP(しこん)
そうだね*10
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
わぁい猿野君になんか奢ってもらお
KP(しこん)
気前よく奢るよ!
KP(しこん)
でも諭吉が何人も飛ぶと「ストップ、詩織ちょっとストップ」っていうよ!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
そんな……諭吉数人レベルで……
KP(しこん)
ちょっといいところに行ったらすぐに飛んでしまうのでは…
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
やはり金銭感覚が庶民(かわいい)
KP(しこん)
婿入りしても元が庶民だからね!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……翔太君。3~4年くらい前って色々とおかしなことがありましたよね。同じ日を何回も繰り返したり、薔薇園で同じ名前の子と出会ったり」
猿野 翔太(しこん)
詩織様の言葉にコーヒー持つ手を止めて「ん…そうだったな。あの時は本当、皆して大変だったよなぁ…」と懐かし気に言ってます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「最近は、そういうことがありましたか? いえ、あのレベルでなくてもいいんですけど、何かおかしいなって思うことがあったり」
猿野 翔太(しこん)
「うーん……」宙を見てここ暫くの事を思い返すようにしていましたが
猿野 翔太(しこん)
「いや、特に何もなかったよ」と答えます。
猿野 翔太(しこん)
「………まさか数年ぶりに何かあった?」と心配そうに詩織様を見ます
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
少し思案していましたが、猿野君の目を真っ直ぐに見て話を切り出します。 「……では、もし『わたし』がそのおかしなことそのものとしたらどうしますか?」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「わたしは数年前の世界からここに来たと言ったら、どう思いますか?」
猿野 翔太(しこん)
猿野はきょとん、としましたが
猿野 翔太(しこん)
「え…何年前…?あの頃の話をするってことは……ちょっと待って…?」手を前に出してストップのポーズ
猿野 翔太(しこん)
「…まさか詩織がそんな冗談をいきなり言う訳…でもあの頃って確かまだ…」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「わたしのよく知る翔太君は、わたしと結婚を控えていて、法律の勉強をしていて、わたしのことを『詩織様』と呼んでいますよ」
猿野 翔太(しこん)
「結婚前の俺ェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」テーブルに顔伏せます
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
猿野君可愛い(突っ伏す)
猿野 翔太(しこん)
「えぇ…?じゃあ結婚前の詩織を呼び捨てにしてる状況?こう呼べるまでの色々をすっ飛ばして?えぇ…??」伏せたままなんかブツブツ言ってます。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「すっ飛ばすというか、この状況があり得ない状態にあったというか」
猿野 翔太(しこん)
「あり得ない状況っていうと……まさか、俺が奥手すぎて詩織が別の人と結婚を…?!」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「それよりかは有り得ることかもしれませんね。……その、翔太君にとってびっくりする話だと思いますけど……」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「翔太君は飛び降り自殺をしたんです」
猿野 翔太(しこん)
でもあの頃は気持ちが通じ合ったばかりだったし…勉強の方が大事だったし…ぶつぶつ言ってましたが
猿野 翔太(しこん)
「なにそれ一番ありえねぇ」思わず真顔
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「でしょう? わたしも、タチの悪すぎる冗談かと思いました」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「でも実際に葬式は執り行われて、棺の中には確かに翔太君がいて、犬丸君は棺に縋りついて大泣きしていました」
猿野 翔太(しこん)
「……他の人なら性質の悪い冗談、で笑い飛ばせるけど、詩織が言うなら本当なんだろうなぁ…」
猿野 翔太(しこん)
「…その、俺の死と過去の詩織が此処にいる事に関係が?」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……それで、ロクロと名乗るおそろしく怪しい殿方から『やり直す気はないか』と問われ、それを承諾して頼みごとを請けたところ、ロシロと名乗る小さな女の子の手でここに連れてこられました」
猿野 翔太(しこん)
「なるほど。やり直すため…」呟いて「……その、死んだ俺?のためにそんな怪しい奴の言葉にあの頃の詩織が乗ったんだな……その死んだ俺の馬鹿!」
猿野 翔太(しこん)
「……でも、その、俺が言うってのもあれだけど…俺を死なせないためなんだよな…」と言って、顔を赤くして頬を掻く「……ありがと」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……まあ、その、翔太君がいなくなるとお見合いの連続になりますし。お見合いをしたとしても父が許すかとなると茨の道ですし」 ちょっとうつむいて猿野君から目を逸らします。
猿野 翔太(しこん)
「まあ、あのお義父さんだからなぁ」と納得して笑います。猿野が詩織様を見る目は優し気です。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「それで、何か変なことはないかと思って聞いてみたんですけど、最近は平和だったみたいですね」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「ちなみに、当時のことを思い出してみて何か引っかかることがあったりしますか?」
猿野 翔太(しこん)
「んー…あの頃も特に…。詩織の記憶にある通りだと思うけど?付き合ってから暫くの間、法律の勉強会をしつついつも通りに過ごしてただけだし」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「仕事の都合で何日か遠出をしていた時に何かあったようなんですが、遠出をした時のことを覚えていたりしますか?」
猿野 翔太(しこん)
「そういえば遠出してた日があったな……でも、いつもみたいな聞き込みか資料館行ったりとか調査してたくらいで、特に変わった出来事はなかったと思うけど」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「そうですか……ちなみにどういう案件だったかは覚えていますか? 何年も前のことだから難しいかもしれませんけれど」
猿野 翔太(しこん)
「んー……内容自体はいつも通りだった気がする…。どちらかっていうと伝承調査に近かったような?よくある内容だったし、そんな死にたくなる訳ないはずだけどさ」
猿野 翔太(しこん)
「第一、あの頃の俺だって詩織と一緒に過ごす時間がとても幸せだったっつーのに」ふーむ
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「そうですか……仕事自体はあまり関係がなかったんでしょうか……」 ムムムと難しい顔をしている。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……ええと、それはどうも……」 俯いて歯切れ悪く返します。
猿野 翔太(しこん)
「そうじゃないか?」と、仕事が関わってないだろう事に同意します。
猿野 翔太(しこん)
それから席を立って、詩織様の頭に手を置きます。ぽふぽふ。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「!!?」 がたがたと席を立って猿野君の手から離れます。 「……そ、そういうことを気軽にするんですね……」
猿野 翔太(しこん)
「夫婦になって数年経ってるから!昔に比べたらそりゃあな」にししと笑います。
猿野 翔太(しこん)
「まあ、あの頃の詩織には…ちょっと刺激強かったかな?」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「配慮を要請します」
猿野 翔太(しこん)
「わかりました」詩織様に触れようとするのをやめました。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「なんか余裕あって腹が立ちますね」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……しかし、どうして自殺したのかはわからずじまいですか。逆に、当時の翔太君は何が起きれば自殺すると思いますか?」
猿野 翔太(しこん)
「まあ、詩織に比べたら今の俺に数年分の余裕があるのは当然というか。あの頃の詩織が初々しいだけか」
猿野 翔太(しこん)
「俺に聞かれても……自殺しそうな出来事なんて思い浮かびようがないな…」肩を竦めます
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「例えばわたしが死んだとしたら?」
猿野 翔太(しこん)
「死にそうな可能性が高いけど……でも詩織が生きてるからその前提は成り立たなくね?」
猿野 翔太(しこん)
死にそうなところで見つかって自殺未遂になりそうだな…と真面目に考えながら呟いてる。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「まあそうなんですけど。それくらいのことが起きない限り死にそうにないんですよね……」 うーんと首をひねる。
猿野 翔太(しこん)
「うん、俺にも自殺原因は浮かびそうにないや」ごめんな、と詩織様へ謝ります
猿野 翔太(しこん)
「で、やり直すためには俺が死んだ原因を見つけて原因を取り除くとか言われたのか?」小首傾げ
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「原因を取り除くというか、宝石を3つ探して、翔太君が自殺した理由を推理する必要があるんです」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「目的が『推理する』なので、正解を突き止める必要があるのかどうかは微妙なところですが」
猿野 翔太(しこん)
「ふーん…」と頷いて考えてから「確かにその言い方だと、俺の自殺理由を推測すればいい、って感じだな。変なの」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「それで、宝石というのがおそらくこれです」 部屋で拾った宝石を猿野君に見せてみます。
猿野 翔太(しこん)
「…なんか変わった宝石だな」ふむ 「というか既に見つけてるとか、流石詩織だな」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「見つけてくれと言わんばかりに部屋の中に転がっていたものですから」
KP(しこん)
シークレットダイス
猿野 翔太(しこん)
考え込んだあと「……。…詩織の部屋にあったのは扉しまってたし当然として、こんなのが他にあったらすぐ気付きそうだけどなぁ…」というかな
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「何なんでしょうね。私が探そうとしたらその場に出現するとかでしょうか」
猿野 翔太(しこん)
「うーん…宝石探してくるのにそんな条件あるなら言ってそうだけど…」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「そうですよねえ……なんだかロクロさんの言うことに裏がありそうで深読みしてしまいますね」
猿野 翔太(しこん)
「大体こういう時に出てくる人間って怪しいからなぁ…」昔の怪異を思い出して空笑い
+  一方雑談窓では
KP(しこん)
ぶっちゃけると、此処にある宝石は1つだけです。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
オッKPぶっちゃけありがとう!!
KP(しこん)
(もしかして…と思ったらそうだったっぽかった顔)
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
(超手探りなう)
KP(しこん)
もうちょっとロシロから説明すればよかったね…スマヌ…!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
もっと盛大に? ヒントとか答えとかぶっちゃけてもええんやで???
KP(しこん)
そんな!
KP(しこん)
基本的に宝石を見つける前後は好きにやってロクロ呼んで帰る!以上!
KP(しこん)
が、メインです。
KP(しこん)
(進行に問題ない範囲でぶっちゃけ)
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
理由はなんなんだよお!!(バシーン) 大人しく進めよう……同人誌世界を堪能するんだ……
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「ずっと家にいても仕方ありませんし、どこかに出かけましょうか。出先でまた宝石が見つかったり推理の手がかりが見つかったりするかもしれません」
猿野 翔太(しこん)
「まあ…ロクロとロシロだっけ?二人いるなら、大体片方は頼りになりそうだけど」と言いつつ
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「ロシロさんは正直者と言っていましたよ。実際そんな感じもしましたし」
猿野 翔太(しこん)
「じゃあそいつ頼りがいいんじゃないかな」うんうんと頷き
猿野 翔太(しこん)
それから「ん、OK。この辺は町並み変わってないから、そんな目新しいものはないけど」と、外出に賛成します
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「そういえばその子の好物をロクロさんから受け取りましたよ」 と、ものすごく今更ながら小さな袋の中身って確認できます……?
KP(しこん)
お、袋の中身確認ですね。
KP(しこん)
では中身を見る前に1d3を振ってください
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
オッ個数かな?
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
1d3
Cthulhu :(1D3) → 2
KP(しこん)
おkおk
KP(しこん)
では袋の中には、7個の黒い飴玉が入っています。
猿野 翔太(しこん)
「飴」と、横から覗き込んだ猿野が呟いてる
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「黒飴でしょうか」 しげしげと眺めて袋に戻しましょう。舐めるのはちょっとこわい。
猿野 翔太(しこん)
「どうだろ…好物っていうからには子供が好きそうな味だとは思うけど」
猿野 翔太(しこん)
「そうだ、出掛けるなら上着は部屋に掛かってるから」と詩織様に伝えますね
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「ああ、ありがとうございます」 では部屋に戻って上着を見繕って鞄を探し出して、そんでお出かけかな……?
KP(しこん)
おでかけですね!
猿野 翔太(しこん)
外に出たあと、「何か買いたいのとか、食べたいのあったら俺が買うよ。行きたいところでもいいし」とニッと笑って詩織様へ言いますね。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
奢りーーーーーーーーー!!!!!
KP(しこん)
奢るぞ!!
KP(しこん)
どこへ出かけましょうか!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「そんなこと言って、わたしが立派なフレンチレストランに行きたいとか言ったら渋るんじゃないですか?」
猿野 翔太(しこん)
「そ、それは、まあ…その……あまり高すぎるのは、まあ……」目を逸らして頬を掻いてます
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「ふふふ」 猿野君の反応にほっこりする。 「……そうですね、では美味しいパンケーキの店などあればそれで」
猿野 翔太(しこん)
「パンケーキの店…なら、電車乗って3つ目の駅の所かな。去年出来たところで女性人気が高い場所なんだ」
猿野 翔太(しこん)
手を繋ごうとして、あっと思い出してまた手を引っ込める。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「……まあ、それくらいなら」 ひっこめた手をぱしっと掴みます。 「店の場所はもちろん分かりませんので、エスコートしてくださいね?」
猿野 翔太(しこん)
「…勿論、お任せ下さい!」嬉しそうに笑って、では詩織様をお店まで案内するぞ!
KP(しこん)
電車の窓からは詩織様の記憶とは所々異なる町並みが見れたりしつつ、特に何事もトラブルなくお店まで辿り着けます。
KP(しこん)
(詩織様が手を離すまで猿野はずっと握ってそう)
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
(他人の視線を感じない限りはそのままかな……)
KP(しこん)
世界に感謝…

1つ目の世界/パンケーキの店

KP(しこん)
猿野が案内したカフェは、自家製アイスと産地から取り寄せた果物が乗った厚みあるふわふわパンケーキが一番人気です。
KP(しこん)
奥の方の、落ち着けるソファ席に案内されるでしょう。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
おなかすいた
KP(しこん)
パンケーキたべたい
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
おちつく。エスコートされて一番甘そうなクリーム盛り盛りのやつを注文しましょう。
KP(しこん)
クリームもパンケーキに合わせた感じにサッパリすぎず、けれどくどすぎず、けれど甘い感じにしたものがたっぷり盛られているんですね…。
KP(しこん)
飲み物もコーヒーだけでなく、そこそこ紅茶の種類があったりするんだ。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
やったあ。
KP(しこん)
猿野の方は一番シンプルなタイプのパンケーキとコーヒー頼みました。
猿野 翔太(しこん)
「詩織は甘党だなぁ」と和んでる
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「節約のつもりですか?」 自分のパンケーキに乗ってるクリームをちょっとだけ乗せよう。
猿野 翔太(しこん)
ありがと、と言いつつ「これくらいの量と甘さのやつが俺には丁度いいんだって」と笑います。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「それならいいんですけど。値段を気にして我慢されると折角のパンケーキがまずくなりますから」
猿野 翔太(しこん)
「まあ、昔なら値段気にしてそういうのもありえたけど…今はそんな事ないからさ、安心してほしい。一緒に楽しい気持ちでいたいしな」にへ、と笑ってます
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「少し気になったんですけど、この店にはええと……あなたがよく知る『わたし』とよく来るんですか?」
猿野 翔太(しこん)
「んー…月に1,2回くらい来てるかな」なんで?と軽く首傾げ
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「結構な頻度ですね」 くすくすと笑います。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「いえ、『わたし』がどんな風にあなたと接しているのかなと思いまして」
猿野 翔太(しこん)
「まあ、此処のパンケーキ美味いし……詩織が幸せそうに食べるから、つい来ちゃってさぁ…」惚気ですかね
猿野 翔太(しこん)
「詩織が知ってる頃と、そんなに激しく変わってはいないと思うぞ?まあ夫婦だし、あの頃よりは心身共に距離が近くなってはいるけど…」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「確かに翔太君も私がよく知ってる翔太君より余裕がある感じですけれど、印象自体はそんなに変わりませんからね」 納得。距離が近いことには触れない。
猿野 翔太(しこん)
「…ちなみにその印象はどんな感じ?下っ端系?」
猿野 翔太(しこん)
詩織様!と言ってた頃を思い返して(あの頃ほんと下僕と言って差し支えなかったな…)という気持ちになってる
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「わたしが知ってる頃の翔太君は尻尾を振って尽くす下っ端で、あなたは変わらず尻尾は振ってるものの、対等な立場にあるパートナーですかね」
猿野 翔太(しこん)
「うん、否定できない!けどパートナーにランクアップしてるからOK!問題なし!」
猿野 翔太(しこん)
下っ端からランクアップしてるので安心しました。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「あなたの中ではどうですか? わたしの印象って、変わりました?」
猿野 翔太(しこん)
「そういわれると…」ふーむ、と考えてから「……変わったな。今の詩織は、女の子だなって思うよ」
猿野 翔太(しこん)
「って、昔は女じゃなかったとかいう訳じゃなくて、なんていうか……やっぱりお嬢様だし、って気持ちがあったせいか、高嶺の花っていうか…本当、俺にとっての神様みたいな感じで、こう、仕切りがあるみたいで…」
猿野 翔太(しこん)
「付き合って、結婚して、詩織の色んな姿見てたら…そういうのなくなって、今は凛とした女の子って感じ、かな」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「そうしてるうちに下僕根性が抜けてきたって感じでしょうか。……にしても、女の子と言っても三十路超えてるでしょうに」
猿野 翔太(しこん)
「まあそこは印象だから。外見の印象ならちゃんと年齢にあった大人の美しさを持ってるから」
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「それはありがとうございます……?」 ちょっとうつむいてパンケーキをもそもそ食べよう。
猿野 翔太(しこん)
詩織が可愛いって顔で暖かく見てました。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
うーんパンケーキ食べ終わって一息ついたらもうあとは店出るだけかな……?
KP(しこん)
ですかねぇ。
KP(しこん)
支払いはちゃんと猿野がしました。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
やったあ。
KP(しこん)
外はまだ明るく、ロシロが言っていた期限の時間にはまだまだ余裕がありますが……どうしますか?
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
ンン……そんじゃあ猿野君に振ろうかな…… 「ごちそうさまでした。翔太君はどこか行きたいところはないんですか? 今のところどこに手がかりがあるのか皆目見当がつきませんし、どこでもお付き合いしますけど」
猿野 翔太(しこん)
「行きたいところと言ってもなぁ…思い浮かぶのが普通にデートコースになるんだけど」と苦笑します。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「じゃあ、デートしましょうか?」 首を傾げて猿野君を見上げます。
猿野 翔太(しこん)
「…ほんとに?」まさか肯定されると思わず思わず赤くなりますね!
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「ほんとですよ」 にこりと。心なしか満足げ。
猿野 翔太(しこん)
うー、とか、あー、とか呻いてから「…わかった。じゃあ、水族館とか…」とぽそぽそ言いました。
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「水族館。典型的なデートスポットですね」
猿野 翔太(しこん)
「そうかな?……そうだな…。まあ、俺の発想だから典型的なのは仕方ない」へへ
雉子ヶ谷 詩織(ミナカミ)
「言い換えれば王道ですし、いいと思いますよ。では行きましょうか」 てことで水族館に向かうゾ
猿野 翔太(しこん)
「はい!」と行って詩織様を連れて水族館へ行こう。
KP(しこん)
ということで水族館デートの所で一旦〆です。