澱み紡ぎ夜 (2018/05/13 - 2018/05/24)

SCENARIO INFO

Writer/みちを(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/みちを
KPC/亀岸 時湖(みちを)
PC1/雪城 陸(ミナカミ)

INDEX

1日目2日目3日目4日目5日目アフタープレイ

導入

雪城 陸。あなたは、誰もいない通りに佇んでいる。
時間は夜で辺りは暗く、道は満月と街灯の光に照らされている。
そこは自宅の程近く。
最寄り駅からの帰り道。
何の変哲もない、馴染み深い帰路。
KP(みちを)
そこに陸くんは1人、ふと気づけば佇んでいるのです。
KP(みちを)
町は静まり返り、人影はなく、車の音も生き物の声もしません。
KP(みちを)
それより前に、自分がどうしていたかもよくわからないでしょう。
KP(みちを)
ただ気付けば、そこにいた。そんな反応をしたり、してみたいことがあればどうぞ。
雪城 陸(ミナカミ)
「…………?」 辺りを軽く見渡してから首を傾げて、それからスマホを確認します。
現在時刻と、SNSで何か気になるやり取りをしてないかとかその辺を。
KP(みちを)
時刻は、21時ごろです。電波は繋がりますし、SNSも至って普通。そのあたりにおかしなところは何もないでしょう。
高校生が帰る時間としては遅めなのかな? 何か探ってみてもいいし、気になることがなければこのまま家に帰っちゃってもよしです
雪城 陸(ミナカミ)
少し不思議に思うものの、取り立てた脅威もないしそのまま家に帰っちゃいますね
KP(みちを)
うんそうですね。誰だってそうする。俺だってそうする。
しかしどこか不気味な静寂の中、移動しようとするなら、程近くから同じようなリズムで歩く音が聞こえてくることに気付けます。
雪城 陸(ミナカミ)
ストーカーじゃん。怖いよ。
スマホでいつでも110出来るようにしながら歩く音がする方を見ます。
KP(みちを)
では《目星》になりますね。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=83 目星
DiceBot: (1D100<=83) > 43 > 成功
KP(みちを)
成功ですね!では陸くんが辺りを見回しても人の姿はなく、ただ暗闇があるばかりに見えましたが…
明かりの当っていない暗闇の中で一瞬、影のようなものが蠢いているのを確認できました。
真っ黒い影……そうとしか表現できない何かでした。
雪城 陸(ミナカミ)
(何だあれ) スマホ片手に警戒しつつ、真っ黒い影にじりじりと近づいていきます。
KP(みちを)
影はすぐにどこへともなく消えてしまいましたが、足音は相変わらず近くからします。
もっといえば次第に、いろいろな方向から。
雪城 陸(ミナカミ)
集団ストーカーかよ!! 辺りをぐるっと見回します!
KP(みちを)
見ても、それほど変わったものは確認できません。しかし、足音だけは増えていきます。どんどん。
さらに《聞き耳》をどうぞ。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=39 聞き耳
DiceBot: (1D100<=39) > 68 > 失敗
KP(みちを)
失敗かー。であれば…
KP(みちを)
陸くんは周りにいるであろう『何か』が、低い囁き声のようなものを発しているのに気が付きました。内容はよく聞き取れませんでしたが。
陸くんはこの声にどこか、嫌悪を感じるかもしれません。ぞわっとくる。
雪城 陸(ミナカミ)
「…………」 眉間にしわを寄せて、周りにいるそれらから離れようと数歩歩いてみます。
KP(みちを)
陸くんの歩みに合わせて、足音はついてきます。その間にも、増えているような感じも……
KP(みちを)
やがて。
KP(みちを)
堰を切ったように足音は大きくなります。
KP(みちを)
無数の影。それらが一斉に、陸くんに迫りくる────

自宅

KP(みちを)
そんなところで、陸くんは自室のベッドの上で目を覚まします。
生々しく恐ろし気な……夢を見た。そんな感じで、朝です。
雪城 陸(ミナカミ)
なんだあ夢オチかあ(身構えながら)
ベッドの上で布団にくるまったままスマホを確認します。
KP(みちを)
確認してみれば、時刻は8時5分。SNSは異常なし。
部屋にはカーテンの隙間から陽光が差し込んでいます。
雪城 陸(ミナカミ)
平日・休日のどちら?
KP(みちを)
休日だね。じゃあ5/13、日曜日の朝としましょう。
雪城 陸(ミナカミ)
ほいほい。じゃあそのままソシャゲのAP消費をして、それからベッドから起き上がろう。
KP(みちを)
現代っ子~!陸くんは高2で、実家暮らしでしたっけ。
雪城 陸(ミナカミ)
実家暮らしですね~。たぶん普通の一軒家で両親は健在、姉は独り立ちして別居してます。
ソシャゲ消化が終わったら朝の身支度やら朝ごはんやら済ませていきますね。
KP(みちを)
はい、いつもの日曜朝の風景。両親も起き出してるなら、おはよう言ったり軽く会話したりもあるでしょう。
KP(みちを)
そんな中で《アイデア》をどうぞ。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=65 アイデア
DiceBot: (1D100<=65) > 13 > スペシャル
雪城 陸(ミナカミ)
ティン!
KP(みちを)
良い出目だ…!では陸くん、ティンときて
今日は夜行でこっちまで来る時湖と会って遊びに出掛ける予定だったな!と思い出します。すごく頭から飛んでいました。
雪城 陸(ミナカミ)
学生だ…… >夜行
KP(みちを)
時湖は体格がいいので安いとこだと大変だろうけどね夜行。
KP(みちを)
まぁともかく幸いスムーズに思い出したので、待ち合わせの時間には余裕で間に合うでしょう。
待ち合わせは最寄りの駅前だ!
KP(みちを)
というわけで、準備さえよければ向かうことができます。
雪城 陸(ミナカミ)
高校生男子だし準備にそう時間がかかることもあるまい。ぱっぱと準備して向かいます。
雪城 陸(ミナカミ)
「行ってきます。晩御飯いらなくなったらその時は連絡する」 とか両親に言ってね。
KP(みちを)
はぁい、いってらっしゃ~いってな感じで見送られるのかな。知らんけど…!
雪城 陸(ミナカミ)
そんな感じだと思う(ふわふわ)
KP(みちを)
ではではママンに見送られて外に出ました陸くん。
KP(みちを)
玄関から出てすぐ視界に入る電線には雀が二羽。
互いに羽繕いをしていた雀たちは、陸くんが出てきたことにに気付くと、慌てた様子で同時に飛び立ち逃げていきます。
家の前の通りでは、ご近所さんが散歩させていたチワワが、向かいの屋根の上のカラスに向かって憎々しげに吠えている。天気は快晴。そんなさわやかな朝。

駅前

KP(みちを)
さて待ち合わせ先の駅前。日曜の朝だけに、流石に人でにぎわっています。カップル、友人、親子、はたまた関係性不明の取り合わせまで、さまざま。
KP(みちを)
時湖はすぐに見つかります。噴水の前のベンチに座ってスマホを見ている。
その足元ではハトが3羽ほどうろうろしながら、地面に落ちているなんらかの餌をつつきまわっています。
雪城 陸(ミナカミ)
「おす、久しぶり」 早速時湖君と合流しよう。ハトの邪魔にならないよう位置取りは配慮した。
KP(みちを)
優しい…
亀岸 時湖(みちを)
「おう、陸。遅れへんかったな?」 にっと笑って。まさしく友達と会った顔なのです。
亀岸 時湖(みちを)
「そうそう、そんな顔しとったなぁ。しばらくやから、半分忘れてたわ」
雪城 陸(ミナカミ)
イケメンスマイルありがとう
雪城 陸(ミナカミ)
「遅れへんかったよ」 適当に口調を合わせた。 「トッキーもそういやそんな顔だったな」
亀岸 時湖(みちを)
「発音がちゃうから。それがイジられるんやって、覚えてへんか?」 陸くん関西弁におかしそうに笑った。
亀岸 時湖(みちを)
「背ェ伸びたなぁ。170あるか?」 目線上から。肩ぽすぽす
雪城 陸(ミナカミ)
「発音難しいんだよ。つーか背が伸びたとかそれ、親戚のオッサンかよ」
雪城 陸(ミナカミ)
「トッキーは……なんか、雰囲気変わった?」
亀岸 時湖(みちを)
「雰囲気。何が?」
雪城 陸(ミナカミ)
「いや、なんていうか……こう……前はもうちょいヤンチャだったっつーか……」
雪城 陸(ミナカミ)
「……未亡人……?」 ろくろを回すポーズをした。
亀岸 時湖(みちを)
「なーんやそれ」
亀岸 時湖(みちを)
「彼女とかおらんで別に……別れても死んでもいーひん。うん。変なこと言うなや。言わせたいんか俺に?彼女おらんって」 苦笑しつつ、そして欠伸。
雪城 陸(ミナカミ)
「何となくのイメージだよ。彼女がどうとか言う気はねーって」
雪城 陸(ミナカミ)
「やっぱ夜行ってキツい?」
亀岸 時湖(みちを)
「ふぁ…… ……うん。眠いからやろそのへんは。やっぱ狭いしかなわんわ夜行。よぉ眠れへんかった。変な夢も見たしな」 その場で伸び~。178cm。
雪城 陸(ミナカミ)
「今度は俺がそっち行くからな。……って、変な夢?」
亀岸 時湖(みちを)
「部活辞めたし、むしろ俺がバイトして金貯めて新幹線やな……」 頭のうしろかきかき。
亀岸 時湖(みちを)
「変な夢は、変な夢やな。追っかけられる夢」
雪城 陸(ミナカミ)
「追っかけられるって、ストーカーとか変な化け物とか?」
亀岸 時湖(みちを)
「…? ストーカーとも化け物ともわからんけど……変なんに。黒いやつ」
雪城 陸(ミナカミ)
KP、ちなみに陸も夢(?)の内容は覚えていますか?
KP(みちを)
はい。それは覚えています。
雪城 陸(ミナカミ)
はーい
雪城 陸(ミナカミ)
「……俺も、似たような夢見た。夜道を歩いてたら黒い変なのがいて、それに近づいたら辺りを囲まれて……って感じの」
亀岸 時湖(みちを)
「なんでそんなこと陸が知っとんの…… おんなじ夢見たん俺ら? 何それ気持ち悪いな~」
雪城 陸(ミナカミ)
「トッキーとのそういう運命的なやつは望んでないなあ」
亀岸 時湖(みちを)
「気が合うなぁ。俺もや。 ま……たまにはそんなこともあるんちゃう?」 あまり深く考えない
雪城 陸(ミナカミ)
「オカルトだったら夢に出たその黒いのが現実にも……とかあるけど、まあ偶然だろーな」
亀岸 時湖(みちを)
「いてたまるかあんなん。アニメかなんかで一緒に見てたんかもしれんしな。知らんけど」
亀岸 時湖(みちを)
関西人の雑な言い回しをしつつ 「とりあえず行くか? ノープランにも程があるけどなぁ」
雪城 陸(ミナカミ)
出たな関西名物知らんけど!! 「そだな。どっか行きたいとこある?」
亀岸 時湖(みちを)
「せやなぁ。名所……いや観光はええな」 口元に手を当てて考えて、首を横に振って
亀岸 時湖(みちを)
「適当で……ボウリングとか。そういや引っ越す前に陸をボロカスにすんの忘れてたん今思い出したわ」
雪城 陸(ミナカミ)
「ボウリング賛成。俺もトッキーをボロカスにするの忘れてた」
言いつつボウリング場まで案内しましょう。
KP(みちを)
わぁい。それでは、ここから待ち合わせ場所から遊び先へ移動したって感じの処理となりまして。

ボウリング場

KP(みちを)
ボウリング場は繁華街みたいなとこにあるかな。ラウンドワンとしましょう。階下にはゲーセン。上の方がボウリング場だ
雪城 陸(ミナカミ)
スムーズにゲーセンに移れるKPの配慮がひかる
KP(みちを)
受付を済ませてレーンへ進みますと。
右隣が大学生5人ほど、オタサーっぽいグループ。左隣は空いております。
KP(みちを)
時湖のボウリングの玉はおそらく以前見た時よりそこそこ重めになっているぞ
雪城 陸(ミナカミ)
成長しやがって……陸は多分変わりがない。
KP(みちを)
身長もあるし肩幅もな。男子って感じですよ。
KP(みちを)
せっかくだしボウリング対決しましょう。ボウリング技能は専用のがないので…
STR+DEXを先に成功した方が1ゲーム制す。すんなり成功すればストライクやスペアを出してる感じ。ぐだればお互いダメダメな感じ。どうでしょ?
雪城 陸(ミナカミ)
オッケー了解! ボロカスにしてやるぜ……
KP(みちを)
先攻はもらった!(遊戯王的暴挙) 時湖はSTR14+DEX12で26ですね。いくぜ!
KP(みちを)
ccb<=26 ボウリング対決
DiceBot: (1D100<=26) > 75 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
フフ……勘が鈍ってるようだな……
亀岸 時湖(みちを)
「がっ ガーター……!?」
雪城 陸(ミナカミ)
「ボロカスにするって言ったのは誰だっけな?」
雪城 陸(ミナカミ)
陸はSTR12+DEX14なので同じく26ですね。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=(12+14)
DiceBot: (1D100<=26) > 7 > 成功
KP(みちを)
えっ
雪城 陸(ミナカミ)
どうした?
雪城 陸(ミナカミ)
ボウリング好きなのか……(困惑)
KP(みちを)
すばらしい。ストライクとか結構出して……完勝したんでは?
亀岸 時湖(みちを)
「練習したな?練習してたやろ?」
雪城 陸(ミナカミ)
「誰が誰をボロカスにするんだっけ?」 心なしかドヤってます。
雪城 陸(ミナカミ)
「してねーし!」
亀岸 時湖(みちを)
「言い訳ちゃうけど、俺はぶっちゃけ半年以上してへんから。冬やぞ冬。今ので勘取り戻したからな」
亀岸 時湖(みちを)
「次のゲーム!」
雪城 陸(ミナカミ)
「よしきた!」
KP(みちを)
高校生だからまだまだいける。先攻いきます!
KP(みちを)
ccb<=26 ボウリング対決
DiceBot: (1D100<=26) > 68 > 失敗
KP(みちを)
さっきよりちょっとよい。
雪城 陸(ミナカミ)
勘がじわっと戻ってきている。
亀岸 時湖(みちを)
「ほらな??」 勘の話
雪城 陸(ミナカミ)
「ガーター避けただけじゃん」
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=26
DiceBot: (1D100<=26) > 52 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
まだ勝ってる。
KP(みちを)
まだ抜かせる。いけるぞきっと今回は
KP(みちを)
ccb<=26 ボウリング対決
DiceBot: (1D100<=26) > 33 > 失敗
KP(みちを)
だいぶましになってきた…!
雪城 陸(ミナカミ)
ガンガン戻ってやがる
亀岸 時湖(みちを)
「おっ いけるいける~」 いい笑顔
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=26
DiceBot: (1D100<=26) > 34 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
いい勝負だな……
KP(みちを)
接戦だ…
雪城 陸(ミナカミ)
「…………」 わりと集中して投げてた。
亀岸 時湖(みちを)
「黙ってもうた。まぁええわ、見とれよ……」
KP(みちを)
ccb<=26 ボウリング対決
DiceBot: (1D100<=26) > 48 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=26
DiceBot: (1D100<=26) > 43 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
「黙ってもうた、っていうか俺、そんな喋る方じゃないからな」
亀岸 時湖(みちを)
「まぁな。どっちかいうと不器用な方やしな陸」おはなしメインになりつつある
KP(みちを)
ccb<=26 ボウリング対決
DiceBot: (1D100<=26) > 71 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=26
DiceBot: (1D100<=26) > 42 > 失敗
KP(みちを)
ccb<=26 ボウリング対決
DiceBot: (1D100<=26) > 80 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
「調子狂ってきた?」
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=26
DiceBot: (1D100<=26) > 14 > 成功
雪城 陸(ミナカミ)
おっしゃ
亀岸 時湖(みちを)
「あかんな! 全然あかんわ!」
また負けたー!!
雪城 陸(ミナカミ)
「剣道やめて精神統一が乱れてるんじゃね?」
亀岸 時湖(みちを)
「剣道はやめても剣はやめてへん。修行が足らんだけや」ウーンと腕組んで負けを認めてた。
亀岸 時湖(みちを)
「ボウリングはもうええやろ。深追いしてると腕ブラブラなるわ」
雪城 陸(ミナカミ)
「そだな。今度はトッキーが勝てそうなやつにする?」
亀岸 時湖(みちを)
「調子乗っとるなぁお前……別に自分だけの土俵で勝ってもうれしないから。やるんなら陸が俺と同じくらいヘタクソなやつや」
雪城 陸(ミナカミ)
「となると2人ともやったことがないようなやつか……」
亀岸 時湖(みちを)
「まぁなんでもええわ。とりあえず出るか」 ってことでボウリングは2敗で終了だー