澱み紡ぎ夜 (2018/05/13 - 2018/05/24)

SCENARIO INFO

Writer/みちを(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/みちを
KPC/亀岸 時湖(みちを)
PC1/雪城 陸(ミナカミ)

INDEX

1日目2日目3日目4日目5日目アフタープレイ

宇宙船

KP(みちを)
前回までは、繰り返す一日からの脱出に道筋が見えたところでございました。
雪城 陸(ミナカミ)
ランドマーク的高層ビルからあれこれしようぜ! でも帰ったところで生死不明な! って感じでしたね
KP(みちを)
ですです。不安を煽るようなことはすまいとしたか、陸くんはそれを時湖には特に伝えることもありませんでした。
KP(みちを)
ともあれ今はまだ宇宙船の中。ここからどうするかは探索者に委ねられています。
ビルを目指すか。はたまた脱出せずここに残って繰り返す日々を謳歌してみるか
雪城 陸(ミナカミ)
無限ループエンドか~~~
KP(みちを)
そんなことを望んだ人もいたような気がしますが、陸くんはどうでしょうね!
雪城 陸(ミナカミ)
とりあえず宇宙船の中をスマホでパシャパシャ撮ります。宇宙人の遺体は配慮して撮らない。
宇宙船の中はこれ以上調べられるところはなさげかな……。
亀岸 時湖(みちを)
時湖もせっかくなので撮っております。パシャパシャ。 「弦ちゃんに送ったらおもろいかなぁ」
KP(みちを)
宇宙船にもう情報はないかな!飛び立つことはもちろん、陸くんに与えられた権限はある種の限定的なものでもあるようです。
水晶体アナウンスによって『閲覧権限がありません』とか言われるよ!
雪城 陸(ミナカミ)
権限の管理が行き届いている。
雪城 陸(ミナカミ)
「……流石にこれ以上は無理か」 閲覧権限メッセージを聞いて素直に引き下がって宇宙船を出ましょう。
KP(みちを)
宇宙船から出てふと見上げてみたなら、少し離れた所に目的のビルが見えていることでしょう。
雪城 陸(ミナカミ)
これ見よがしだ……ちなみに教会の方は何もなさげ?
KP(みちを)
そうですね。もう何もありません。グレイたちの最期を受け止めた教会ではありますが、無人なので。がらんとしていて、見るほど物寂しいだけでしょう
雪城 陸(ミナカミ)
教会を警戒して周囲を探ったらいきなり本丸を探り当ててた……
雪城 陸(ミナカミ)
教会の中もぐるっと見回って何もないことを確認しました。 「……UFOが落ちたくらいだし何かあるかと思ったけど、意外と何もなかったな」
亀岸 時湖(みちを)
「たまたまこの場所やった……ってだけやったんちゃうか」 UFO改めて見上げながら
雪城 陸(ミナカミ)
「何か理由があってここに落ちてきてたらオカルト要素が増えてたのに」 言いつつ教会を後にしましょう。
亀岸 時湖(みちを)
「そうそう世の中の出来事全部に意味ないて」 一緒に歩いていく

街中

KP(みちを)
さぁ、どこへ向かいましょう?ゲーセン?
雪城 陸(ミナカミ)
よ~しここらでゲーセンでリフレッシュ しねえよ!! 例の高層ビル行くよ!!
KP(みちを)
ビルの方ですね。わかりました。では2人は、高層ビルの方へ移動し始めるかと思うのですが
KP(みちを)
空が明滅します。雲がねじれ、星が巡る。
辺りは薄暗くなり、朝とも夜ともつかない、不自然な状態へ変貌していきます。
KP(みちを)
そして──影という影の中から、あの怪物が這い出てくる。
1匹、また1匹。見ている背後でも、5匹、10匹
KP(みちを)
世界の終わりを示すかのように昼夜は崩壊し、グレイの宇宙船のシステムによって「バグ」や「残骸」と表現されたものたちが町に溢れていきます。
亀岸 時湖(みちを)
「陸、走れ! 昼やけど、もう夜や!?」
雪城 陸(ミナカミ)
「言われなくても分かってるって! 見るからにヤバいしアレに捕まったら終わりだろ!」 ビルに向かってダッシュします!!
KP(みちを)
町は既に、膨大な数の残骸に埋め尽くされています。
KP(みちを)
住民はもはやどこかへ消え、残るものは黒い影ばかり。陸くんと時湖はその中を縫い、目的地のビルを目指して走ることになります。
KP(みちを)
2人はそれぞれ、自身の値と同値のDEX対抗を行います。50になるかな
雪城 陸(ミナカミ)
同値なら50ですね
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=50 DEX対抗
DiceBot: (1D100<=50) > 11 > 成功
雪城 陸(ミナカミ)
出目が良い。
KP(みちを)
ccb<=50 DEX対抗
DiceBot: (1D100<=50) > 18 > 成功
KP(みちを)
良いな!?
雪城 陸(ミナカミ)
流石はサッカー部と元剣道部だぜ
KP(みちを)
剣道部関係あるか!?
雪城 陸(ミナカミ)
スタミナとかいるだろうし関係あるんじゃない?(ガバ認識)
KP(みちを)
ともあれどちらも成功したので、残骸に追いつかれたり回り込まれたりすることなく、ビルの屋上までたどり着くことができます。
KP(みちを)
なおエレベーターは途中で止まったので、半分くらいは階段です。
高校生なら大丈夫だよね!!
雪城 陸(ミナカミ)
高校生のエネルギーを舐めるな。いけるいける。
亀岸 時湖(みちを)
「ハァっ しんどっ!」 でも全力で駆け上がって来た
KP(みちを)
なお陸くんはここに来た段階で、宇宙船から持ってきた非常措置を取り出せばそれでよいとわかります。
(使い方的な)
雪城 陸(ミナカミ)
(オッ了解です)
雪城 陸(ミナカミ)
「っはぁ……! 屋上、屋上についたら、アレを出したらそれで……いける、……と思う……っ!」 2、3段飛ばしで階段ダッシュしてたよ
KP(みちを)
階段下はもう次々と怪物で埋まっていきます。オマエダケ…オマエダケ…
雪城 陸(ミナカミ)
「それしか喋らないのかよ!!」 階段脇に消火器とかあったらそれを階段下に投げつけたよ(フレーバー的行動)
KP(みちを)
たぶん1匹くらいは気絶しました
雪城 陸(ミナカミ)
やったあ。

屋上

KP(みちを)
そうこうしているうちに屋上に着きます。消火器アタックでやっつけたのは1匹だけ。残りまだまだ物凄い数が追いかけてきているでしょう。
雪城 陸(ミナカミ)
「……よし、使うぞ」 時湖君の方を見ながら、ポケットに手を突っ込んで水晶を握りしめます。
亀岸 時湖(みちを)
「俺はほんま勢いでここまで来てもうたけど……わかるんか?わかるんなら頼む」
雪城 陸(ミナカミ)
「……使い方は分かる。でも、帰った後で俺らがどうなるかは分からないところもある」
雪城 陸(ミナカミ)
「帰った後のこと、黙っててごめん。どう言ったらいいか分からなかった」
亀岸 時湖(みちを)
「帰った後のこと……って、それどういう…………」
亀岸 時湖(みちを)
「……いや、ええわ。今言うてくれたし」
雪城 陸(ミナカミ)
「この後どうなるか分からないけど、でも、同じ日をずっと繰り返して、毎晩アレに殺されるのは嫌だ。だから、やるぞ」
亀岸 時湖(みちを)
「帰った後で考えられる最悪の事態と、今下から追っかけて来てるアホどもと、どっちがマシかっていうと考えることあらへんな。準備ええで陸」 こう、勇ましい系の笑みとともに頷き
雪城 陸(ミナカミ)
やだ……イケメン……
雪城 陸(ミナカミ)
陸も小さく笑みを浮かべて頷き返して……それから、水晶を取り出して使用します。
KP(みちを)
陸くんが取り出すと、水晶はほどなくその手を離れてひとりで浮かび上がり
小さく輝いた後、空に向かって半透明の階段が形成されていきます。
階段は天に輝く満月に向かって伸びている。
KP(みちを)
その先が出口。陸くんはそう理解できます。
雪城 陸(ミナカミ)
「……これ、登って行ったら出口に着く。行こう」 と時湖君に言いながら階段を登り始めます。
亀岸 時湖(みちを)
「……高過ぎやろ」 後ろに続いて階段を上っていく。
KP(みちを)
階段を上がっていくと、眼下は明かりが覆い尽くされるほど町全体が無数の怪物で埋まっているのが見える。
KP(みちを)
「オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ」
KP(みちを)
「オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ
オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ
オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ
オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ
オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ
オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ
オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ
オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ
オマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケオマエダケ」
KP(みちを)
怨嗟の声が絶え間なく響く。届く。
KP(みちを)
他ならぬ自分自身。ここで死んでいった無数の私。俺。僕。
KP(みちを)
彼らは今現在生きている自分自身を羨み、妬み、自分たちと同じような存在に堕とそうとしている。
KP(みちを)
ただそれだけのために生き、自分自身を殺す。それだけを唯一愉しむことができる負の澱み。
KP(みちを)
頭に直接響くかのような、途方もない数の自分自身の妄執。SANチェック【0/1d3】です。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=48 SANチェック
DiceBot: (1D100<=48) > 46 > 成功
雪城 陸(ミナカミ)
つよい。
KP(みちを)
ccb<=52 SANチェック
DiceBot: (1D100<=52) > 2 > 決定的成功/スペシャル
KP(みちを)
つよい
雪城 陸(ミナカミ)
オリハルコンだな?
雪城 陸(ミナカミ)
「……悪いな」 眼下に広がる光景を一瞥して、階段を上り続けます。
亀岸 時湖(みちを)
「あーっ、やかましいわ全員!」 だーっと駆け抜けていく
KP(みちを)
階段は登っても登っても、どこまでも続いているように思えますが
登っている間に、教会裏手の宇宙船から黄金の光の柱が上がります。
登って来た階段ひとつひとつは落下していき、砕け、きらきらと輝く欠片のようなものを撒き散らし、舞い上げる。
同時に、光の柱が拡大しながら空間を飲み込んでいきます。
KP(みちを)
逃げるように走り続ける陸くんと時湖。その意識はやがて、光の中に呑み込まれ、消えていく───

???

KP(みちを)
choice[陸,時湖]
DiceBot: (CHOICE[陸,時湖]) > 陸
KP(みちを)
陸くんの意識は、回復します。
KP(みちを)
まず感じるのは、頭上から照らされる照明の強い光。瞼を開けようとした陸くんは、反射的に目を細めずにはいられないでしょう。
KP(みちを)
陸くんは手術台のようなものに横たえられ、身体を拘束され身動きが取れない状態にされています。
衣服は全て脱がされ、全裸の状態です。身体には痛みがあり、どうやら酷い怪我を負っているようだと感じるでしょう。
雪城 陸(ミナカミ)
「…………?」 起き上がろうとするけど拘束されてる……しかも全裸……
KP(みちを)
傍らには、墜落した宇宙船で見たような宇宙人が1人立っていて、目覚めた陸くんの顔を見つめています。
KP(みちを)
そしてその奥には、手術台がもうひとつ。そこにはもう一人、陸くん同様に裸の人間が寝かされているようですが……
全身が焼け爛れ、抉れたような傷、傷、傷。面影を読み取ることはできないほどの姿です。
雪城 陸(ミナカミ)
「……あっちも、治せるのか?」 もう1つの手術台をチラッと見てから、宇宙人に問いかけてみます。
KP(みちを)
隣の手術台の周囲には複数人のグレイがおり、何らかの処置──おそらく治療──を施しているのが見えます。
見守っていれば、治療している箇所は綺麗に元通りになっていくのがわかります。
KP(みちを)
そのあたりで、一番近くのグレイが陸くんに応える形で脳に直接語りかけてきます。
KP(みちを)
『身体は元に戻る』
KP(みちを)
『しかし、駄目だ』
雪城 陸(ミナカミ)
「……駄目? 何が?」
KP(みちを)
『その間に命が失われる』
KP(みちを)
『彼は君とずっと一緒だったが。救うことを望むか』
雪城 陸(ミナカミ)
「望む。血が足りないとかいうなら俺のを使ってくれていいし……あ、それはトッキーの血液型にもよるか」
雪城 陸(ミナカミ)
「ともかく、使えるものは使ってくれ」
KP(みちを)
『ならば、君の命を使う』
KP(みちを)
『君が望めば、救えるかもしれない』
雪城 陸(ミナカミ)
「……俺の命、全部か? 俺が死ぬか、トッキーが死ぬか、そういう話?」
KP(みちを)
『そうではない』
KP(みちを)
『今君の口にした人類の医療と似たものだろう』
雪城 陸(ミナカミ)
「……じゃあ、いいよ。使ってくれ。救う代わりに死ねって言われたら即答できないけど、そういうのじゃないならいい」
KP(みちを)
了承の意志を確認すると、グレイはペンのようななんらかの機器を取り出して、陸くんの額に当てました。
すると陸くんは何かが抜けていくような感覚と共に、再び意識を失います。

教会

KP(みちを)
陸くんは気付くと、立っていました。
いつも通りの恰好で、いつも通りの体調で───教会裏手の庭に。
KP(みちを)
宇宙船の墜落を示すような痕跡はどこにもなく、陸くん自身の身体もなんともありません。
雪城 陸(ミナカミ)
軽く辺りを見渡します。時湖君の姿はありますか?
亀岸 時湖(みちを)
すぐ隣にいます。
雪城 陸(ミナカミ)
近い///
亀岸 時湖(みちを)
体には傷一つなく、元通りの状態。ぽかんとして、空を見上げています。
雪城 陸(ミナカミ)
「……トッキー?」
亀岸 時湖(みちを)
「おわっ…!?」 近い所から不意に声かけられてびっくりします
亀岸 時湖(みちを)
「何や陸か。びっくりするわ~……」
雪城 陸(ミナカミ)
「……さっきまでのこと、覚えてるか?」
亀岸 時湖(みちを)
「……ああ」 ちょっと真剣な顔で頷いて
亀岸 時湖(みちを)
「死にそうやったんを覚えてる。それから、なんべんも同じ一日やらされてたこととか……」
雪城 陸(ミナカミ)
「俺も、その辺覚えてる。戻ってきた……ってことで、いいんだよな?」
亀岸 時湖(みちを)
「5/12……」 スマホ見てる。
亀岸 時湖(みちを)
「大元のことが起こった……直後?とか?」
雪城 陸(ミナカミ)
「かな」 自分のスマホも確認します。宇宙船写真は……残っているのだろうか……。
KP(みちを)
宇宙船写真はなんかメチャクチャなノイズ状の変なデータになってるよ
雪城 陸(ミナカミ)
かなしい。
亀岸 時湖(みちを)
「なんか……陸が助けてくれた的なこと……聞いたような聞かへんかったような……アレ誰や……?」
雪城 陸(ミナカミ)
「ああ、確かに宇宙人がトッキーを手術して、その時俺が輸血的なやつをやって助けた。お礼は今度昼飯奢ればそれで良し」
亀岸 時湖(みちを)
「宇宙人……アレ宇宙人!? 宇宙人が日本語……いやアレ日本語か?!」
亀岸 時湖(みちを)
「あんま信じたないけど正直!? あぶだくしょん……的な!?」
雪城 陸(ミナカミ)
「日本語と言うか、宇宙人との会話はテレパシーって相場が決まってんだよ」 妙に得意げにしてますね。
亀岸 時湖(みちを)
「嘘ぉ……全部夢とかちゃうん? この小汚い廃墟の庭で気持ち良くなって昼寝しとったとか……」
亀岸 時湖(みちを)
「……ありえへんな、それこそ。もうええわ、なんでも」
亀岸 時湖(みちを)
「今度というか、ちょうど今やわ昼。飯行くか」
雪城 陸(ミナカミ)
「そうだな。量は手加減してやるよ」
雪城 陸(ミナカミ)
「もう墜落すんなよ」 UFOが落ちていたあたりの空間にそう言って、教会を後にする感じかな……?
KP(みちを)
教会を出るなら、あとは自分たちの日常です。
2人は進んでいく時間に身を任せ、明日へ歩を進めていく。
帰るまでの時間には余裕がある。この後、2人でどうしようか?
なんにせよ時間は明日に向かって続き、紡がれていく。

ED1『明日を紡ぐ』
KP(みちを)
ということでベストENDで生還です。お疲れ様でした!
雪城 陸(ミナカミ)
わーーーーいお疲れ様でした!!!!!
雪城 陸(ミナカミ)
陸だから無限ループエンドを回避できたぜ……(額の汗をぬぐうポーズ)
KP(みちを)
中には望む人もいるかもね!まぁろくなことにならないので正解!
KP(みちを)
ちゃちゃっと報酬と後処理だけ
雪城 陸(ミナカミ)
ほいほい