澱み紡ぎ夜 (2018/05/13 - 2018/05/24)

SCENARIO INFO

Writer/みちを(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/みちを
KPC/亀岸 時湖(みちを)
PC1/雪城 陸(ミナカミ)

INDEX

1日目2日目3日目4日目5日目アフタープレイ

街中

KP(みちを)
ボウリングの後は、軽くファストフード的な昼食やらゲーセンやらカラオケやら。
雪城 陸(ミナカミ)
ゲーセンでは勝ったり負けたりのいい勝負でしたね(妄想補完)
KP(みちを)
クレーンゲームは2人ともうまくいかず、お土産はとれなかった(妄想補完)
KP(みちを)
9割くだらないなんでもないやりとり、1割学業とか進路相談があったとか。わざわざ電話かけてまで話さないけど、会ってふと口を滑らせた感じなら交わせるようなことも話しつつ
KP(みちを)
色々巡っているうちに、時間は夕方となります。
雪城 陸(ミナカミ)
「……あ、もうこんな時間か。トッキーって今日は泊まりだっけ?」 スマホで時間確認して言おうかな
亀岸 時湖(みちを)
「月曜やからな。帰るよ。普通に学校あるし」くあ、と欠伸しながら
KP(みちを)
辺りは美しい夕焼け。空がオレンジ色に染まり、カラスか何かが寝床に帰っていくシルエットが小さく見えているでしょう。
KP(みちを)
手をつないだ親子が夕飯のカレーについての話をするのが聞こえてきたり。
KP(みちを)
犬の散歩なんかも目立ちます。柴犬とか見かける。 時間など関係ないとばかり駐車場でごろつくのは猫。それを撫でる女子高生……
KP(みちを)
なんでもない夕方。今からなら陸くんも晩ごはんに間に合うでしょう。頃合いといったところだ。
雪城 陸(ミナカミ)
「帰りも夜行バス? 授業中寝るなよ」 とか何でもないことを言って、じゃあなと時湖君と別れる感じかな?
亀岸 時湖(みちを)
「なんとかするわ。まぁ朝練もないしなんとでも」
亀岸 時湖(みちを)
「俺、駅まで」  ということで、帰り道、駅までは陸くんと一緒です。
雪城 陸(ミナカミ)
「朝練ないとか帰宅部はいいよなー。俺、普通に朝練ある」 駅まで一緒に行こう行こう
亀岸 時湖(みちを)
「お兄さんがいる時は、かわりにお兄さんとやるけどな朝稽古。家の剣道場で」
KP(みちを)
そんなこんな話ながら歩いて行くと、じわじわと日が傾いて辺りは少しずつ暗くなっていきます。
KP(みちを)
そんな中で、《目星》いけます。
雪城 陸(ミナカミ)
ここでか……(身構え)
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=83 目星
DiceBot: (1D100<=83) > 45 > 成功
KP(みちを)
おお、成功ですね。では陸くん、暗い中で更に物陰になっている場所に一瞬、影のようなものが動いたような気がします。
亀岸 時湖(みちを)
時湖はボウリングで力んだからか腕ぐるぐるして確かめてます。 「けど思ったよりきてるわ腕に」
雪城 陸(ミナカミ)
「…………? なあ、そこに何かいる」 と物陰の方を指差しましょうか。
亀岸 時湖(みちを)
「ん、なんかって?」 時湖もそこらへんを見ますが、陸くんが見たものはもういない。
亀岸 時湖(みちを)
「猫とか?」
KP(みちを)
※ちなみにサイズは結構あったぞ
雪城 陸(ミナカミ)
「影みたいな、よく分からないやつ……かなり大きかったし、猫じゃないとは思うけど」
亀岸 時湖(みちを)
「わからんけど。普通に誰かおったんちゃうか? 黒い服着てた的な……」
雪城 陸(ミナカミ)
「そうだといいけど」 物陰の方に近づいて様子を伺ってみますが、何か変わりはありますか?
KP(みちを)
はい。そのあたりを確認すると、何もいませんが足跡らしき痕跡が残されています。
KP(みちを)
足跡の形は動物のようですが、サイズは人間ほどもありますね
街中でうろつく犬や猫の類でないことはわかるでしょう。
雪城 陸(ミナカミ)
「……誰か、じゃなさそう。足跡は動物っぽいけど大きさは俺らの足と同じくらいで……そんなでかい動物、いるのか?」
亀岸 時湖(みちを)
「うそぉ。熊……やったらもっと大騒ぎやろうしなぁ。わからん」
亀岸 時湖(みちを)
「危なそうやし、さっさと帰ってしまうか。それか、家まで送ったろか?」 なんて笑ってみせて
雪城 陸(ミナカミ)
「トッキーに頼るほど軟弱じゃねーし。サッカー部の蹴りなめんな」 笑って返しましょうか。
亀岸 時湖(みちを)
「相手も素手やったら陸もええ線いくんかもな」 なんでもない日常の笑いなんだ。
KP(みちを)
そんなこんなで駅前に到着します。
亀岸 時湖(みちを)
「ここでええわ」 と、正面口の前で。改札までは見送りいらんよ的な
雪城 陸(ミナカミ)
「ん。じゃあまたな。今度はこっちが京都行くから」 じゃあ正面口の前でお別れかな。あっさり別れそうな感じがする。
亀岸 時湖(みちを)
男子同士ってそんなもんだ。 「おう。せやったら観光がええやんな。また案内するわ」 ひらりと手を振る
KP(みちを)
ここで《アイデア》どうぞ。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=65 アイデア
DiceBot: (1D100<=65) > 100 > 致命的失敗
雪城 陸(ミナカミ)
ここでか~
KP(みちを)
陸くん…!?
KP(みちを)
では陸くんはそうだな……うん。
陸くんは今日という日が、すごく楽しかった。またこういう機会があるといい。そう感じました。
KP(みちを)
今はそれだけ。FBに関しては、かなーり後になりますが持ち越します。
雪城 陸(ミナカミ)
ふ、不穏~~~
KP(みちを)
ccb<=60 アイデア
DiceBot: (1D100<=60) > 28 > 成功
KP(みちを)
時湖は成功したね。
雪城 陸(ミナカミ)
サンキュートッキー
亀岸 時湖(みちを)
ではでは。 「……なあ、陸?」
雪城 陸(ミナカミ)
「何?」
亀岸 時湖(みちを)
「いや……うーん。前もこんなんあったか?」
雪城 陸(ミナカミ)
「なんだそれ。運命じみた何か?」 ないない、と返します。
亀岸 時湖(みちを)
陸くんに言われれば時湖も納得。 「せやな。うん。そんじゃ!」
雪城 陸(ミナカミ)
「それじゃ」
KP(みちを)
時湖の姿は、駅構内に消えていきます。
KP(みちを)
ここからは、陸くんも家に帰るだけです。ばんごはんにもいい時間。
大皿の回鍋肉が待っています。
雪城 陸(ミナカミ)
やったぜ。時湖君と別れたらさっさと家に帰りますよ。家族にお土産買って帰るとかそういうことはない。
KP(みちを)
友達とただ遊びにいっただけの日にお土産買ってくる息子とかだと殊勝すぎるからな!

自宅

KP(みちを)
帰宅した陸くんは両親と食事をし、テレビ見たりAP消化したり明日の準備やらなんやかんやしているうちに、いつもの就寝時間になります。
外では猫が喧嘩している声が聞こえてきていましたが、やがてそれもどこかへ去り。車の音もほとんどせず、風もない。よく眠れそうな静かな夜が残りました。
KP(みちを)
陸くんは寝る?それとも、夜更かししてやりたいこととかはあるかな?
雪城 陸(ミナカミ)
夜更かしするようなこともあるまい。寝る時間になったらさっさと寝ます。
KP(みちを)
了解了解。明かりを消せば、眩しいばかりの満月の光がカーテンの隙間から差し込むでしょう。
KP(みちを)
ベッドに入って目を閉じたなら眠気の誘うままに、心地良い疲労に包まれながら一日の終わりを感じます。
明日は月曜日。朝練もある。数学の小テスト、体育はバスケットボール……
KP(みちを)
《聞き耳》をどうぞ。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=39 聞き耳
DiceBot: (1D100<=39) > 36 > 成功
雪城 陸(ミナカミ)
(成功するんだ……)
KP(みちを)
成長が生きた…!
KP(みちを)
では陸くんは部屋の中で物音がしたのを聞き取れます。
なんかいるタイプの物音です。
雪城 陸(ミナカミ)
こわっ……少しだけ目を開けて物音がした方の様子を伺います。
KP(みちを)
目を開けたなら、そこには影……そうとしか表現できないものが立っています。
KP(みちを)
暗い部屋の中に輝く赤い目。シルエットは人型だが、獣めいた爪先立ちの姿勢で。その手の先には人ならざる鉤爪。
KP(みちを)
シンプルな姿ではありますが、陸くんはこの姿に直感的にただならぬ生理的嫌悪をもよおし、【1d3/1d6】のSANチェックとなります。
雪城 陸(ミナカミ)
ccb<=61 SANチェック
DiceBot: (1D100<=61) > 70 > 失敗
雪城 陸(ミナカミ)
1d6
DiceBot: (1D6) > 4
雪城 陸(ミナカミ)
セーフ……!
KP(みちを)
発狂はしない…!
雪城 陸(ミナカミ)
61→57
雪城 陸(ミナカミ)
「…………ッ!」 声を上げそうになったのを懸命に抑えます。影の存在からは目が離せず、浅い呼吸を繰り返しています。
雪城 陸(ミナカミ)
影は部屋の中で何をしていますか?
KP(みちを)
陸くんを見ています。
雪城 陸(ミナカミ)
やだ……照れる……
KP(みちを)
そして、なにやら低く囁いている。
KP(みちを)
「オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ オマエダケ」
KP(みちを)
そして陸くんが特に動かずにいたので……そうだな。
KP(みちを)
影は少しの間そのようにしていましたが、やがて。
KP(みちを)
急に動き出して
KP(みちを)
布団の上から陸くんの腹部を鉤爪で突き刺します。
雪城 陸(ミナカミ)
乱暴はおやめなさい
KP(みちを)
鉤爪は刃物めいて鋭く、ベッドは瞬く間に鮮血に染まり
KP(みちを)
陸くんは自分の中から何かが抜けていくのを感じる。ここで眠れば二度と醒めることはないだろう。しかし抗うだけの力もなく、陸くんの瞼は落ちていく。
KP(みちを)
最期に何か考えることがあればどうぞ。
雪城 陸(ミナカミ)
(何? お前だけ? 俺が? 何が? 熱い 痛い 痺れる 見えない 何も なん で) 突然のことですし、まとまった思考もなく混乱のまま意識が途絶えていきますね……。
KP(みちを)
ありがとうございます。それでは、陸くんはそのまま……
KP(みちを)
自室のベッドの上で目を覚まします。
生々しく恐ろし気な……夢を見た。そんな感じで、朝です。
KP(みちを)
なお陸くんはここで、SAN値およびMPが1ずつ減少します。
雪城 陸(ミナカミ)
MPも減るのか……
SAN57→56、MP14→13 でーす
KP(みちを)
はーい!
KP(みちを)
確認してみれば、時刻は8時5分。
部屋にはカーテンの隙間から陽光が差し込んでいます。
KP(みちを)
なにかリアクションや確認したいことなどあれば、どうぞ
雪城 陸(ミナカミ)
時湖君と遊んだことや夜に影に殺されたことなど、昨日(?)経験したことは記憶にありますか?
KP(みちを)
そうですね。普通に覚えています。
ですが、今日出掛ける予定じゃなかったっけ?という気もします。
雪城 陸(ミナカミ)
「……あれ……?」 ベッドから身を起こして腹の辺りを確認。特に怪我がなければ、何気なくスマホで今日の日付をチェックしましょう。
KP(みちを)
お腹は綺麗なものです。怪我もなく痛みもなく。 日付は5/13(日)。
雪城 陸(ミナカミ)
ですよね~~~ >日付
雪城 陸(ミナカミ)
「日曜日……? いや、そんなはずは……」 二度見するけど5/13。
KP(みちを)
はい、何度見ても5/13。SNSに書いてある内容なんかも、見たようなやつばかりですね。
KP(みちを)
そんでスマホ見てると、電話がかかってきますよ。
KP(みちを)
トッキーから
雪城 陸(ミナカミ)
ですよね~~~
雪城 陸(ミナカミ)
電話出ます。 「もしもし」
亀岸 時湖(みちを)
『あ、陸。あんな、俺今夜行降りたとこなんやけどな』
亀岸 時湖(みちを)
『遊ぶって今日なん?』
雪城 陸(ミナカミ)
「……5月13日、日曜だろ。今日……だと思うけど、うーん……」 少し言葉を濁しとこう。
亀岸 時湖(みちを)
『……ボウリング行ったやろ……どっちが勝った?』
雪城 陸(ミナカミ)
「……俺の完勝。そのあとゲーセンでクレーンゲームやったよな?」
亀岸 時湖(みちを)
『やった。なんも取れへんかった。アイアンマンのフィギュアめっちゃ強固に引っかかってた』
雪城 陸(ミナカミ)
「その後はあれとかこれとかやって……駅の正面口で、別れたよな?」
亀岸 時湖(みちを)
『別れた。帰りのバスにも乗った。けど……』
亀岸 時湖(みちを)
『どっちみち何故かまだこっちおるから俺。もう会って話すか』
雪城 陸(ミナカミ)
「そだな。電話で話すよりそっちのが早い。同じ場所で待ち合わせでいいよな」
亀岸 時湖(みちを)
『おう。そんじゃ、後でな』
KP(みちを)
電話はそこで切れます。
KP(みちを)
不穏な感じになり始めたところで、今宵はここまで……