ぎこちない同居 (2020/05/02 - 2020/05/03)

SCENARIO INFO

Writer/ハッカあめ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/竜胆 空護(ゆっけ)

INDEX

1日目1日目-21日目-32日目2日目-2アフタープレイ

別荘/書斎

KP(ミナカミ)
というわけで1日ぶりの書斎です。
竜胆 空護(ゆっけ)
アイムホーム
KP(ミナカミ)
机とその周りには、SDカードを差し込んで印刷できる小型プリンターに、軍手やザルにタッパーといったビーチコーミングで使うであろう道具が並べられています。
KP(ミナカミ)
机上の作業スペースにはバラバラになった何かの破片とボンドとピンセットが置かれていますね。
KP(ミナカミ)
また、机に面した壁にはコルクボードが掛けられており、何枚かの写真が飾られています。
竜胆 空護(ゆっけ)
お写真!
KP(ミナカミ)
調べられるのは【作業スペース】と【写真】になりますね。
竜胆 空護(ゆっけ)
はーいでは作業スペースから調べます!
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
作業スペースの上には、真っ白な何かの破片が散らばっています。
KP(ミナカミ)
《目星または博物学》どうぞ。
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=86 目星 Cthulhu:(1D100<=86) > 12 > スペシャル
竜胆 空護(ゆっけ)
光った!
KP(ミナカミ)
ヨッ輝いてるね!
竜胆 空護(ゆっけ)
ピカッ
KP(ミナカミ)
では空護さんは、ここに散らばっている破片の正体は、手のひらに載るほどの大きさの貝殻だと推測できるでしょう。
KP(ミナカミ)
破片のいくつかはボンドで接着されていますが、おそらく復元は難しいことも分かります。
竜胆 空護(ゆっけ)
「(ん 白い貝殻か…元々はそれなりに大きかったのだな)」
竜胆 空護(ゆっけ)
「(あのジオラマの素材だろうか)」遠目に見比べたりした
KP(ミナカミ)
作業スペースの情報は以上です。
竜胆 空護(ゆっけ)
以上!了解です!では写真を見ますね(ง˘ω˘)ว
KP(ミナカミ)
それでは、写真を見てみると……ボードに貼られている写真の多くはビーチコーミングで集めた物ですが、リネが写ったものも何枚かあるようです。
KP(ミナカミ)
《目星または写真術》どうぞ。
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=86 目星 Cthulhu:(1D100<=86) > 34 > 成功
竜胆 空護(ゆっけ)
よしよし
KP(ミナカミ)
イイゾー!
竜胆 空護(ゆっけ)
✧٩( 'ω' )و✧
KP(ミナカミ)
リネが写った写真を並べて見てみると、いわゆる「よそ行き」の顔ですが、どれも屈託のない笑顔を浮かべていました。
KP(ミナカミ)
少しピンぼけしていたり、全体的にずれていたり、あまり上手ではない写真ですが、ファインダー越しの撮影者との関係が想像されるでしょう。
竜胆 空護(ゆっけ)
「(あまり上手い写真とは言えないが…仲が良いのだな)」微笑ましい
竜胆 空護(ゆっけ)
「(………昔、似たような事を感じたような気がするな)」
KP(ミナカミ)
写真情報は以上です。
竜胆 空護(ゆっけ)
「…しかし、いい笑顔だ」最後に感想述べた はーい! 
竜胆 空護(ゆっけ)
書斎も調べた…寝室はなにもない…冷蔵庫は開けない主義…
竜胆 空護(ゆっけ)
日記……書くか……。・*・:≡( ε:)
竜胆 空護(ゆっけ)
今時間はどれくらいでしょうか?
KP(ミナカミ)
今の時間はそうですね……おやつタイムくらいかな。
竜胆 空護(ゆっけ)
カステラ一番電話は二番!
竜胆 空護(ゆっけ)
夜まではまだ時間ありそうだな~じゃあ日記書きます
KP(ミナカミ)
了解しました。
KP(ミナカミ)
日記は心理学だな……振りますね。
竜胆 空護(ゆっけ)
お願いします!
KP(ミナカミ)
シークレットダイス
KP(ミナカミ)
では、万年筆は何者かが勝手に動かしたかのように、さらさらと文章を紡いで行く。
「この街に来て早2ヶ月、この体を得ては3日近くが経った。
 幾らかの予測外の事態はあったが、それもまた興味深く、実験は全体として順調である。
 この度の事態は誠に面白く、少しづつ記憶を足し、様子を見る。
 街に残っているもう一方は残念だったが、あのようなヘマをしては仕方がないだろう」
竜胆 空護(ゆっけ)
「………。」
竜胆 空護(ゆっけ)
うーん続きどうすっかなこれ…
KP(ミナカミ)
ここで切り上げて日が暮れるまでボンヤリして過ごすのもアリですね。
竜胆 空護(ゆっけ)
おじいちゃんらしく…
竜胆 空護(ゆっけ)
よーしでは日記もこれ以上怖いしやる事分かってるからな やめとこう。切り上げてリビングでのんびり過ごします!
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
リビングに戻ると、買ってきたスコーンをリネが温め直していたところのようでした。
KP(ミナカミ)
それにジャムを付けておいしくいただいたりして、日暮れまでの時間を過ごすことが出来るでしょう。
KP(ミナカミ)
……というところで、ぼちぼち時間なのでいったん休憩にしましょう。お疲れ様でした!
竜胆 空護(ゆっけ)
お!17時…あっというま…はーい!お疲れさまでした!!
竜胆 空護(ゆっけ)
サンキューDGS
KP(ミナカミ)
探偵パートを終えて裁判パートに変わるような趣がある
竜胆 空護(ゆっけ)
証拠品はそろった!あとは勝訴をもぎ取るんだ
竜胆 空護(ゆっけ)
ハアハアハアこれでいいのか…?ハアハアハア…
KP(ミナカミ)
ニコッ(◔ω◔)
竜胆 空護(ゆっけ)
KPァ~~(足に絡みつく)
KP(ミナカミ)
アアーッ(絡みつかれた足を切り落とし新たな足を生やして逃走)
竜胆 空護(ゆっけ)
>><<
KP(ミナカミ)
再開は21時で! この調子ならラストまでいける٩('ω')و
竜胆 空護(ゆっけ)
再開了解です!いけますかね!?ヤッター!!✧٩( 'ω' )و✧
竜胆 空護(ゆっけ)
実は真夜中ツアー以外にお誘いかけたいシナリオできちゃったので頑張って生き残る(!?)
KP(ミナカミ)
オッッッそれは楽しみにするっきゃないですね!! 頑張って生き残ろうね!!
竜胆 空護(ゆっけ)
頑張ります……日記が悪手でないことを祈るばかり…
竜胆 空護(ゆっけ)
ではまた21時頃にっ。・*・:≡( ε:)
KP(ミナカミ)
散ッ 。・*・:≡( ε:)

別荘

KP(ミナカミ)
それでは再開。
KP(ミナカミ)
書斎を少し見て回って、お菓子を食べて、ゆったりと時間を過ごしているうちに、窓の外に広がる空は赤みを帯びてきます。
KP(ミナカミ)
リネはキッチンに立って料理本をムム……と睨み、
KP(ミナカミ)
そして、冷蔵庫からいくつかの食材を出して並べていきます。
竜胆 空護(ゆっけ)
ではリビングで大人しく座りつつ考え事してる感じでいようかな
KP(ミナカミ)
ふむ……では、考え事をしていた空護さんですが、ふとした拍子にキッチンに並ぶ食材が視界に入ります。
竜胆 空護(ゆっけ)
お…(怯え)
キッチンに並んでいるのは、みずみずしく美味しそうな食材だ。
だがあなたはその食材や、そこから想像される料理に、何の価値も見出せない。
自分の感覚や価値観に揺らぎを感じる……。
KP(ミナカミ)
【0/1】のSANチェックどうぞ。
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=74 SANチェック Cthulhu:(1D100<=74) > 11 > スペシャル
竜胆 空護(ゆっけ)
強い
KP(ミナカミ)
なんとなく予期していたのかもしれませんね。
竜胆 空護(ゆっけ)
かもしれない。「……」では、来たか…って感じで顔をこわばらせます
KP(ミナカミ)
違和感はさらに続きます。
KP(ミナカミ)
先程まであなたの足元で靴下を引っ張って遊んでいた白猫が、今、リビングの隅からあなたを見ています。
KP(ミナカミ)
毛を逆立てて、唸り声をあげて。
竜胆 空護(ゆっけ)
「……時間か」
乙部 リネ(ミナカミ)
「時間? 晩御飯はまだこれからだからもうちょっと待ってほしいな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…」「いや …"こいつ"がまた、動き始める気のようです」自分の頭をトンとついて
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………!」 ご飯の準備をする手を止めて、空護さんの元まで近づきます。
竜胆 空護(ゆっけ)
「…食材を見ても、なんの感慨もわかないんです 折角あなたが料理を作ってくれているというのに」「嬉しいと思わない」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ノラさんもあの通りだ」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……あの時も、ほとんど食べてくれなかった……」
KP(ミナカミ)
空護さんが白猫に目をやると、シャッと鋭い威嚇の声を上げます。
竜胆 空護(ゆっけ)
「…。猶予はないようです」
竜胆 空護(ゆっけ)
「今、すぐに…こいつを対処せねば。」「…手伝って、もらえますか。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……うん。分かった。何をしたらいいかな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「まずは…庭に出ましょう。ここだとやりにくい」「それから俺に、こいつの光を浴びせてください。」懐中電灯渡して
竜胆 空護(ゆっけ)
「遠慮はいらない。顔面目掛けて思いっきりお願いします」
乙部 リネ(ミナカミ)
懐中電灯を受け取って、頷きます。
乙部 リネ(ミナカミ)
「すっごく眩しいから、気を付けてね」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ええ 気をつけます」昼間の様子思い出しながら
竜胆 空護(ゆっけ)
「あとは…そうだな 乙部さんにも身を護るための何か…」きょろきょろ 
乙部 リネ(ミナカミ)
「庭にシャベルとかあるから、それでどうかな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「成程。それはいいアイディアです。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「あの時に使ったのもそれだし……」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ああ、そうだったんですか…」
竜胆 空護(ゆっけ)
「なら問題はなさそうだ」「(…が、よく生きていたな…我ながら)」
KP(ミナカミ)
では……庭に出ますか?
竜胆 空護(ゆっけ)
庭に…出ます…!!
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
庭は、あなたが昨日調べた時と何も変わっていません。
KP(ミナカミ)
太陽は徐々に沈み、空の端がじわじわと黒く染まっています。
乙部 リネ(ミナカミ)
リネは物入れの中からシャベルを引っ張り出し、空いた手で懐中電灯のスイッチを確かめるように触ります。
竜胆 空護(ゆっけ)
「(随分長い時間を過ごしたように思う…だが)」
竜胆 空護(ゆっけ)
「(これで終わらせる)」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……大丈夫?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…正直、少し恐ろしく思います」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ですが、やらなくてはね。貴方と約束しましたから」
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………」 無言で頷いた
乙部 リネ(ミナカミ)
懐中電灯をあなたに向け、少し震える指先でスイッチに触れ、
竜胆 空護(ゆっけ)
「……」さあ来い…!
乙部 リネ(ミナカミ)
それを押した。
KP(ミナカミ)
その瞬間。あなたの視界は真っ白に染まる。
光に目がくらむ。
瞬間、あなたは強い違和感を感じた。
ばらばらに散っていた記憶の破片が、磁石を当てられた砂鉄のように、一斉に整列を始める。
その強烈な混乱に、強い目眩を覚える。

ぶん、ぶん……。
どこかで響いていた、あの音は今や明確にあなたの耳と耳の間で、すなわち頭の中で激しく鳴り響く。
そしてその音はあなたの額を通り抜け、外へと飛び出した。

あなたは反動でどさ、と尻餅をついた。
目の前にはあの鳩ほどの大きな虫が浮遊している。
ぶん、ぶん、という羽音は、苛立っているようにも聞こえた。
KP(ミナカミ)
これが、自分の頭の中に居た……理屈では説明できない冒涜的な状況に【0/1D3】のSANチェックが入ります。
竜胆 空護(ゆっけ)
「_____」言葉を失い、見上げていた…。いくぞ
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=74  SANチェック Cthulhu:(1D100<=74) > 41 > 成功
KP(ミナカミ)
オリハルコン。
竜胆 空護(ゆっけ)
よしっ!!!
KP(ミナカミ)
さて……あなたの記憶は混乱をきたし、それが整頓されるまでには、今暫くかかりそうです。
KP(ミナカミ)
自分は何をするべきだったのか?
KP(ミナカミ)
それすら曖昧になりかけた頭に、リネの声が響く。
乙部 リネ(ミナカミ)
「――"空護さん"!」
竜胆 空護(ゆっけ)
「!!」
KP(ミナカミ)
聞き覚えのある声が、あなたの名を叫んだ。
KP(ミナカミ)
竜胆空護。
KP(ミナカミ)
それは、あなたの記憶にある通りの、生まれて間も無くからの、正しいあなたの名前だ。
KP(ミナカミ)
虫が狙いを定めたというように、そのまぶたのない目をあなたへ向けた。
KP(ミナカミ)
戦闘処理に移ります。

戦闘/Round1

KP(ミナカミ)
行動順は 異形の虫>リネ>空護さん になります。
KP(ミナカミ)
また、描写では尻餅をついていましたが、戦闘開始前に立ち上がってOKです。
竜胆 空護(ゆっけ)
分かりました!では立ち上がります!立ち上がって…
竜胆 空護(ゆっけ)
「……貴様(きさん)、ようやってくれたの」
竜胆 空護(ゆっけ)
「 …叩き斬っちゃる!! 」
KP(ミナカミ)
では、異形の虫の手番。
KP(ミナカミ)
シークレットダイス
KP(ミナカミ)
1d100<=50 神経ムチ Cthulhu:(1D100<=50) > 84 > 失敗
KP(ミナカミ)
失敗。
竜胆 空護(ゆっけ)
なにその技!?
KP(ミナカミ)
では、異形の虫は"何か"をリネに向けて放ちますが……それはリネの足元をわずかに抉るだけに終わります。
KP(ミナカミ)
続いてリネの手番。
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………ッ!!」 自分に向かってきた攻撃を目の当たりにして、びくっと数歩後ずさりをします。
乙部 リネ(ミナカミ)
ひとまずは待機で。
竜胆 空護(ゆっけ)
バケモンの相手は任せて!!
KP(ミナカミ)
続いて空護さん、どうぞ。
竜胆 空護(ゆっけ)
はい!では異形の虫に大型レンチで攻撃します!
KP(ミナカミ)
判定どうぞ!
竜胆 空護(ゆっけ)
CCB<=75 杖 Cthulhu:(1D100<=75) > 36 > 成功
竜胆 空護(ゆっけ)
まずは満足、回避どうだ…!?
KP(ミナカミ)
虫の回避を振りますね。
竜胆 空護(ゆっけ)
高そう…( ´◔‿ゝ◔`)
KP(ミナカミ)
1d100 Cthulhu:(1D100) > 38
竜胆 空護(ゆっけ)
いい出目…( ´◔‿ゝ◔`)
KP(ミナカミ)
回避失敗。
KP(ミナカミ)
ダメージどうぞ。
竜胆 空護(ゆっけ)
お!
竜胆 空護(ゆっけ)
1d6+1d4 Cthulhu:(1D6+1D4) > 3[3]+1[1] > 4
竜胆 空護(ゆっけ)
寝起き!
KP(ミナカミ)
異形の虫は、ぶんぶんと飛び回る。しかしその速度はガレージで出会った虫よりも遅い。
KP(ミナカミ)
その理由はあなたには分からないだろう。しかし、攻撃が当てやすいということだけが分かれば十分だった。
竜胆 空護(ゆっけ)
一歩踏み込んで、下から振りぬくように叩き上げる!
KP(ミナカミ)
振りぬくように叩き上げられたレンチは、異形の虫の腹を的確に捉える。
KP(ミナカミ)
ミシッ、と薄い甲殻が音を立てて呆気なく破れる。
竜胆 空護(ゆっけ)
装甲ない!押し切れるか…!?
KP(ミナカミ)
半身を失った異形の虫は、"何か"をでたらめに振り回すが、そのどれもがむなしく宙を切り、
KP(ミナカミ)
……そして、地面にどしゃりと崩れ落ちる。
竜胆 空護(ゆっけ)
ん…!?
KP(ミナカミ)
異形の虫を形作っていた肉はみるみるうちに溶け、消え失せた。
KP(ミナカミ)
戦闘終了です。お疲れ様でした。
竜胆 空護(ゆっけ)
おおおお!!やった!!お疲れ様でした!!!

別荘

KP(ミナカミ)
羽音が消え、辺りはしんと静まり、波の音だけが響きます。
乙部 リネ(ミナカミ)
「……空護さん」
乙部 リネ(ミナカミ)
リネはあなたの元に駆けよります。
乙部 リネ(ミナカミ)
「大丈夫? 怪我は……?」
竜胆 空護(ゆっけ)
では完全に虫が消えうせるのを、じ…と確認してからふ、と息をつく
竜胆 空護(ゆっけ)
「……」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ああ、大事無い。心配をかけたな…"リネくん"。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「…………!」
KP(ミナカミ)
彼女はじっとあなたの瞳を覗き込み、頬に触れた。ゆっくりと体温が伝わる。
KP(ミナカミ)
今までずっと共に行動していたのに、不思議と、ようやく触れた、そう思えた。安堵が胸を満たす。
あなたは急速に思い出す。理解する。
あなたが彼女を傷つける筈はない。目の前の相手はあなたの大切な友人だ。
あなたは彼女に、いつも通りこの友人に会いに来て……
……そして、立ち寄った街であの虫に遭遇してしまった。

あの羽音に操られるように、根拠のない殺意を植えつけられ、
あの晩、この友人を手にかけようとしたのだ。
彼女はそれに抗った。あなたは昏倒して……そして、記憶を失った。

家に寝かせておいたのに。眠れずに夜を明かしてから様子を見に行けばあなたはおらず。
慌てて追いかければ、あなたは彼女のことを知らないと言う。
それでも彼女はあなたを匿うことに決めた。
私を知らなくてもいい、この傷が癒えるまで……いつものあなたに戻るまで。

あなたのこれまでの記憶。さらに記憶を失ってからのこと。すべてが鮮明にあなたのものになる。

あの耳障りな羽音はもう、聞こえない。
乙部 リネ(ミナカミ)
「……また、そう呼んでもらえるの、嬉しいな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…全てを思い出してから、と約束した」
竜胆 空護(ゆっけ)
「果たせて、良かった。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……空護さん……」
乙部 リネ(ミナカミ)
あなたの顔をじっと見上げて、その目から涙が一筋零れ落ちる。
乙部 リネ(ミナカミ)
「……ごめんなさい」
竜胆 空護(ゆっけ)
「それは此方の台詞だ。…君には、辛い思いをさせてしまった」
乙部 リネ(ミナカミ)
「初めからやり直せたら、なんて思っちゃったから……引っ掻き回してしまって……」
乙部 リネ(ミナカミ)
「たくさん嘘をついてきたし、これからも嘘をついてしまうし……名前だって、乙部リネは芸名で、本当の名前は言えないし……」
竜胆 空護(ゆっけ)
黙って聞いている
乙部 リネ(ミナカミ)
「……でも、空護さんとご飯を食べたり色々な場所に遊びに行くのはやめられないし……わがままだよね」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…ふむ」「君はやはり、存外真面目なようだ。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「いいではないか わがままで。"そうしたい"と思ったのだろう?なら、その気持ちにまで嘘をつく必要はない」
乙部 リネ(ミナカミ)
「でも……空護さんみたいなすごい人と一緒にいるなら、私も逃げてばっかりじゃなくて頑張らないといけないし……」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…」ため息を軽く一つ
竜胆 空護(ゆっけ)
「言ったではないか。完璧な人間など、いないと。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「人間には、できる事とできない事がある。何度も言うが…逃げたっていいんだ。」「それは、間違ってなんかないのだから」
竜胆 空護(ゆっけ)
「だが、…そうだな」「君がそうして葛藤してくれた、その気持ちそのものは」「……嬉しく、思う。」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……どうして」
乙部 リネ(ミナカミ)
「どうして、空護さんは、そんなに優しくしてくれるの」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…」「俺が優しいわけではないさ。…そう感じる、君の心が優しいのではないかね?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「俺は誰かを喜ばせたり、笑顔にすることは苦手だしな」肩を竦める
乙部 リネ(ミナカミ)
「ちゃんと話をしてくれて、自分がやりたいことを押し付けることもなくて、私の気持ちをちゃんと確認してくれて」
乙部 リネ(ミナカミ)
「仕事の仲間とかそんな関係もなくて初めて会った時からずっとそうで、私に対してそんな風にしてくれる人……」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……優しいよ。すごく。私なんかより、ずっと」
竜胆 空護(ゆっけ)
「………そうか」
竜胆 空護(ゆっけ)
「したいと思った事をやる主義なのでな 改めて言われると、そうか…変な気分だが」
竜胆 空護(ゆっけ)
「私の当たり前、には…"君を気に掛けること"も含まれているのかもしれんな」
竜胆 空護(ゆっけ)
「好きなものの話をお構いなしにする。やりたいことに一直線で、誰かを振り回すことにも遠慮がない」
竜胆 空護(ゆっけ)
「そういう君だから、いつしか目が離せない と感じるようになった…のだろうか。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…すまん 自分の事になると正直よく分からん。他人の事はある程度分かるのだが」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……その節はご迷惑をおかけしております……」
竜胆 空護(ゆっけ)
「はは 本当にな」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……本当はこんなので、幻滅した?」
竜胆 空護(ゆっけ)
「いいや?むしろ、得心がいった。」
竜胆 空護(ゆっけ)
「あの海岸の夢を見た日以来、薄々感じていたこと…それがはっきりした。俺にとってはそれだけだ」
乙部 リネ(ミナカミ)
「気づいてたの? 誰にも言われたことないのに……」
竜胆 空護(ゆっけ)
「私の職業がなにかご存じか?これでも、優秀な検察官でね」
乙部 リネ(ミナカミ)
「……まいったな。ほんと、叶わないや」
乙部 リネ(ミナカミ)
小さく微笑をこぼして、あなたの胸元に控えめにもたれかけて額をつけます。
乙部 リネ(ミナカミ)
「……見事な立証でした、検察官殿」
竜胆 空護(ゆっけ)
「恐れ入る。」小さく笑って、軽く頭を下げるポーズをとります。
乙部 リネ(ミナカミ)
「たったの2日だったけど……これ、言わなきゃね」
乙部 リネ(ミナカミ)
「おかえりなさい、空護さん」
竜胆 空護(ゆっけ)
「…」「ああ」
竜胆 空護(ゆっけ)
「ただいま、リネくん。」
あの虫達が何であったのか、わからない。
しかしあなた達は、あなた達の理解を超える存在に、できうる限りの抵抗を示して見せたのだ。
街でももう二度と、あの事件が起こることはなかった。

あなたの目の前には今、一人の大切な友人がいる。
その瞳は潤み、そこにはあなたの知るあなた、竜胆空護自身の姿が映っている。

:∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
              Call of Cthulhu ぎこちない同居
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
KP(ミナカミ)
……これにて、CoC「ぎこちない同居」終了となります。お疲れ様でした!
竜胆 空護(ゆっけ)
お疲れ様でしたーーー!
竜胆 空護(ゆっけ)
素晴らしいシナリオ…素晴らしいキャラクター…素晴らしい音楽…素晴らしいハッピーエンド…ありがとうございました…。
竜胆 空護(ゆっけ)
え?
KP(ミナカミ)
ニコッ
竜胆 空護(ゆっけ)
ア、アイネクライネ……
KP(ミナカミ)
ドンピシャだったからつい……
竜胆 空護(ゆっけ)
死んでしまったな…………………
竜胆 空護(ゆっけ)
貝持ってるしさ………………………………
竜胆 空護(ゆっけ)
ヴォ…名前を呼んでくれた…
KP(ミナカミ)
52ヘルツでノリで持たせたのを活かせてHAPPY……
竜胆 空護(ゆっけ)
おそらきれい
KP(ミナカミ)
これからはよそ行きキャラの時も空護さんって呼ぶね
竜胆 空護(ゆっけ)
うそ!?!?!?!!!?!?!?
竜胆 空護(ゆっけ)
や、やっ………うれしい…
KP(ミナカミ)
あそこまで優しくされたらそりゃよ……こうなりますって……
竜胆 空護(ゆっけ)
いいよ~~~~~~~呼んで~~~~~~(応援上映)
竜胆 空護(ゆっけ)
え…すごいドンピシャ……
竜胆 空護(ゆっけ)
そうか…………………
KP(ミナカミ)
準備しながらヘビロテして何度も死にましたよええ……
竜胆 空護(ゆっけ)
そうか………
KP(ミナカミ)
あなたの名前を呼ぶよ……………………
竜胆 空護(ゆっけ)
スゥー(座に還る音)
KP(ミナカミ)
PU召喚がはじまってしまう
竜胆 空護(ゆっけ)
8888888888888888
KP(ミナカミ)
ヒィーッ終わった……忘れないうちに報酬やっていきましょうか……
竜胆 空護(ゆっけ)
ああしまわれた……あとでデータください……
竜胆 空護(ゆっけ)
報酬!はーい!
KP(ミナカミ)
ツイッターに上げるね
竜胆 空護(ゆっけ)
ハイ……
竜胆 空護(ゆっけ)
こんな…綺麗なのに薄ら寂しくて透明でがらんどうなガラスのような入室BGMからのアイネクライネはあかん 
竜胆 空護(ゆっけ)
わしにはまぶしすぎる…しまってくれんか…(ポムじい)(しまわれたよ)
KP(ミナカミ)
うまく輝けてよかった……よかった……