八月の硝子の森 (2021/03/21 - 2021/03/27)

SCENARIO INFO

Writer/ハッカあめ(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
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PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/雅楽川 マツリ(梟)

INDEX

1日目1日目-21日目-32日目2日目-2アフタープレイ

談話室

KP(ミナカミ)
数人を検診してみたが、こもれび園の子供たちは、どの子も元気で概ね問題はない。
KP(ミナカミ)
このままスムーズに検診は進む……かと思いきや、次にあなたの元にやって来た子供は、そうも言ってられない出で立ちでした。
KP(ミナカミ)
その子は左脚と左腕に重たそうなギプスを嵌め、松葉杖をついていました。慣れない動作であなたの前に腰掛ける。
雅楽川 マツリ(梟)
ちょっとびっくりする。検診も普通にしますが、「その怪我は?」と尋ねてみます
子供(ミナカミ)
「瑠璃が……」
子供(ミナカミ)
アッとなって少し不機嫌そうな顔になる 「2週間前に、ちょっと……」
子供(ミナカミ)
「その……木から落ちて。全治2ヶ月だって」
KP(ミナカミ)
怪我の具合を見るため、〈医学〉どうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=86 医学 (1D100<=86) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 86 > 86 > レギュラー成功
雅楽川 マツリ(梟)
ギッリ
KP(ミナカミ)
セーフ!
雅楽川 マツリ(梟)
「木から?それは痛いな…」木登りでもしたのか、とか訊きつつ診ました
KP(ミナカミ)
では、骨折以外に広範囲に治りかけの打撲痕もありますが、経過に問題もなさそうだと分かるでしょう。
子供(ミナカミ)
「…………」
KP(ミナカミ)
ギプスの子供は押し黙り、他の子供達がなんだなんだと覗きに来ます。
子供(ミナカミ)
「瑠璃がやったんだよ」
子供(ミナカミ)
「この子が余計なこと言ったから」
子供(ミナカミ)
「竜巻に飛ばされたんだ。空飛んだんだよ」
子供(ミナカミ)
「瑠璃を怒らせたから……」
KP(ミナカミ)
子供達はわあわあといろいろなことを言い始めますが、そこに園の職員がやって来ます。
職員(ミナカミ)
「こら、邪魔をしないの」
職員(ミナカミ)
「『夏休みの計画』を書いていない人は、さっさとやってしまいなさい」
KP(ミナカミ)
子供達は職員の言葉にキャアーッと甲高い声を上げて蜘蛛の子を散らすように検診スペースから出ていきます。
雅楽川 マツリ(梟)
いろいろ聞いて驚いてるうちに嵐のように過ぎ去ってしまった
職員(ミナカミ)
「騒がしくってすみません。どうかお気になさらず」 苦笑しながら頭を下げ、子供達を負って出ていきます。
雅楽川 マツリ(梟)
「いえ、…大丈夫です」 元気そうなのでそれはそれで…と見送りました
KP(ミナカミ)
後にはあなたとギプスの子供だけが残されます。リストを見れば、今日の検診はこの子で最後だと分かるでしょう。
雅楽川 マツリ(梟)
オッ最後の子だった じゃあ検診サササと済ませてしまおう
雅楽川 マツリ(梟)
ついでにさっきの飛ばされたとかそういう話を聞いてみたいんですが、時間はありそうですか?
KP(ミナカミ)
ちょっとくらいなら話を聞く時間はあるでしょう。
KP(ミナカミ)
ただ、ギプスの子供はムスッと押し黙っているので、〈説得または魅惑〉が必要になります。
雅楽川 マツリ(梟)
振るだけ振って、通れば訊こう…だめなら診察だけにします
KP(ミナカミ)
このロールはボーナス・ダイスが1つ付きますね。
KP(ミナカミ)
通常の技能ロールはcc(0)で振りますが、ボーナス・ダイスが付いている場合はcc(1)で振ることになります。
雅楽川 マツリ(梟)
了解しました!
雅楽川 マツリ(梟)
CC(1)<=76 説得 (1D100<=76) ボーナス・ペナルティダイス[1] > 67, 67 > 67 > レギュラー成功
KP(ミナカミ)
同じ値フフッ
雅楽川 マツリ(梟)
アレッ同じ?と思ってしまったフフフww
KP(ミナカミ)
では、ギプスの子供は辺りをきょろきょろと見渡してから、雅楽川さんに顔を近づけて声を潜めます。
子供(ミナカミ)
「……先生たちには私が言ったって内緒にしてくれる?」
雅楽川 マツリ(梟)
「わかった。守ろう」頷きました
子供(ミナカミ)
「……瑠璃を怒らせたらいけないんだ」
子供(ミナカミ)
「木から落ちたっていうのは嘘で……瑠璃が怒ると……すごい風が吹いたり、寒くなったりするんだ」
子供(ミナカミ)
「その時はムシャクシャしてて、ちょっと八つ当たりしたら……そうしたらすごい竜巻みたいなのが起きて、吹き飛ばされたんだ」
雅楽川 マツリ(梟)
「……急に冷えたり…」 ちょっと覚えがあった
「それでか。随分吹き飛ばされたな」 怪我の様子を見て
雅楽川 マツリ(梟)
「それは…わりとよくあることなのか」 よく飛ばされたり冷えたりするのかと聞いてみます
子供(ミナカミ)
「んーん。だってあの子、ほとんど園にいないし」
雅楽川 マツリ(梟)
「…ほとんどよそに居るということか。たまたま居た時にそうなったんだな」
雅楽川 マツリ(梟)
「…あまり一緒に居る雰囲気もなかったが。怖がられていたりするのか、」とも訊いてみます
子供(ミナカミ)
「それは……」 「先生はみんな仲良くって言うけど……」 モニョモニョと言葉を濁します。
雅楽川 マツリ(梟)
「………」「ある程度はしょうがない。全員とものすごく仲良くなるというのは、まず難しい」 濁したのを見て
雅楽川 マツリ(梟)
「“仲良く”ではなく、挨拶は普通にしたりだとか。少し気遣えるようになるくらいで十分だ」 とフォローらしいことを言いました
子供(ミナカミ)
雅楽川さんの言葉にぽかんとした 「それくらいなら……まあ……」
KP(ミナカミ)
そうして言葉を交わしている間に、検診は問題なく終わります。
雅楽川 マツリ(梟)
「これも先生には言わないでおいてくれ。多分普通は仲良くしろと言われる」 そっと添えた
雅楽川 マツリ(梟)
無事に終わった。お疲れさまでした
KP(ミナカミ)
ギプスの子供は雅楽川さんにぺこりと頭を下げ、検診スペースを後にする。
雅楽川 マツリ(梟)
お大事に…ノシ
KP(ミナカミ)
思ったよりも時間がかかっていたようで、気づけば、夏の太陽が山の向こうへ沈もうという時刻になっていました。
雅楽川 マツリ(梟)
結構かかってしまった!子供たちお夕飯の時間とかだったりしないかしら そわそわしてしまう
KP(ミナカミ)
そわそわかわいいね あなたが検診道具の後片付けをしていると、温厚そうな声があなたの耳に届きます。
KP(ミナカミ)
「健康診断だそうですね、ご苦労様です」
KP(ミナカミ)
見ると、先程見かけた紳士がにこやかな笑みと共にあなたに会釈をします。
雅楽川 マツリ(梟)
オホホイ声掛けられると思わなんだ
雅楽川 マツリ(梟)
「どうも。」 ぺこ…と会釈返しつつ
「ええ、医者です。代理ですが」
紳士(ミナカミ)
「瑠璃さんの様子はどうですか?」
紳士(ミナカミ)
「体調や体力など、申し分ないでしょうか」
KP(ミナカミ)
検診の残りは明日の午前中に行うことになっており、瑠璃の検診はその時になりますね。
雅楽川 マツリ(梟)
描写なかったから…と思ったらやはり明日!では
雅楽川 マツリ(梟)
「いえ…順番が明日なので。その時に診ます」と答えます
紳士(ミナカミ)
「そうでしたか。どうぞよろしくお願いしますよ」
紳士(ミナカミ)
「悪いところがあってはいけませんから」
雅楽川 マツリ(梟)
ではその話を聞きつつ、「もしかして里親希望の方でしょうか」と尋ねてみます
雅楽川 マツリ(梟)
「明日きちんと診てみますが。何もなければいいですね」
紳士(ミナカミ)
「ええ、我が子となるかもしれない子です。健康な良き子供であることを祈るばかりです」
雅楽川 マツリ(梟)
「…あらかじめ言われますと、なんだか診るのも緊張しますね」 顔ほとんど変わってない
雅楽川 マツリ(梟)
「診断結果については職員の方経由でそのうち知られるでしょう。カルテはまとめておきます」
紳士(ミナカミ)
「すみません、よろしくお願いします」
KP(ミナカミ)
紳士は雅楽川さんにぺこりと会釈をして、こもれび園から去っていきます。
雅楽川 マツリ(梟)
居る間にまた会うことあるだろうか…こちらも会釈返して見送ります。
KP(ミナカミ)
紳士を見送り、検診道具の後片付けが終わるのとほぼ同時に、夕食を知らせるチャイムが控えめに鳴りました。
雅楽川 マツリ(梟)
ご飯の時間だ!道具類片付けたら移動しようかな

食堂

KP(ミナカミ)
食堂ではそれぞれの席にハンバーグやポテトサラダに冷製の野菜スープが並べられており、子供達や職員と共に夕食を囲むことになるでしょう。
雅楽川 マツリ(梟)
美味しそうだ…邪魔にならないように収まっていただきます
KP(ミナカミ)
子供達は今日の出来事や夏休みの計画について和気藹々と話し、たまに職員に態度を注意されたりしながら食事を楽しんでいる様子でした。
KP(ミナカミ)
けれども雅楽川さんにはまだ緊張しているのか、チラチラと横目で見るだけで少しよそよそしい態度。
KP(ミナカミ)
賑やかな会話が交わされる中……ふと見ると、瑠璃は話に混じることなく、端の席で静かに食事を済ませて早々と食堂を後にしていました。
雅楽川 マツリ(梟)
自分はまあそんなもんだろうと思ってたので、夕飯美味しくいただいてました。瑠璃ちゃんもなのか…
KP(ミナカミ)
夕食後、消灯時間まで、雅楽川さんは園内で自由に過ごすことができます。
KP(ミナカミ)
子供たちに話しかけてみてもいいですし、園内を見学してもいい。自室でゆっくり過ごすこともできますね。
雅楽川 マツリ(梟)
了解です!そしたらひとりで出来る見学から行こうかな…何か気になることができたら話しかけるみたいな感じでいこうかと思います
KP(ミナカミ)
ありていに言えば探索タイムです。園内見学の場合は【談話室】【自習室】【職員室】を見ることが出来ます。自室で調べ物をしたり子供に聞き込みをしてみてもOK。
雅楽川 マツリ(梟)
じゃあ見学として、談話室から順に回ってみたいです!
KP(ミナカミ)
はーい。では談話室へ。
雅楽川 マツリ(梟)
ごちそうさまでしたしてお皿下げたらレッツゴー!

談話室

KP(ミナカミ)
談話室は子供たちが自由に集まることのできる、広い空間になっています。
KP(ミナカミ)
壁には大きな掲示板があり、部屋の角にはささやかな図書スペースが設けられているのが見えますね。
雅楽川 マツリ(梟)
では~そうだな 掲示板から見てみたいです
KP(ミナカミ)
掲示板を見てみると、今月のカレンダーと「宿題は早めに済ませましょう」「熱中症に気をつけましょう」などの生活の注意が貼り出されています。
KP(ミナカミ)
〈目星またはINT〉どうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=83 目星 (1D100<=83) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 23 > 23 > ハード成功
雅楽川 マツリ(梟)
よーし!
KP(ミナカミ)
いい出目!
KP(ミナカミ)
数々の生活の注意に目を通してみると、「図書館の本は期限内に返却しましょう」というものがありました。
KP(ミナカミ)
この近くに図書館があるらしい、と察しが付くでしょう。
KP(ミナカミ)
また、カレンダーには子供たちの誕生日が記入されています。
KP(ミナカミ)
明後日(=3日目)のところには、瑠璃の名前が書かれていることが分かります。
KP(ミナカミ)
掲示板の情報は以上。
雅楽川 マツリ(梟)
「(図書館があるのか…それなりに蔵書があったりするんだろうか)」とか「(…夏生まれなんだな…)」とか思って眺めていました。
雅楽川 マツリ(梟)
では続けて図書スペースのほうを見てみたいです
KP(ミナカミ)
はーい。
KP(ミナカミ)
図書スペースを見てみると、それほど大きくはない本棚に、読み物が並んでいました。
KP(ミナカミ)
文庫本や絵本に混じって、「八月むかしばなし」と題された民話集がありました。
KP(ミナカミ)
この地域のいくつかの民話や伝承を扱った本で、児童向けに簡略化された内容のようですね。
雅楽川 マツリ(梟)
ホホン では八月むかしばなし、読めそうなら読んでみたいです
KP(ミナカミ)
〈目星〉〈図書館〉それぞれどうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=83 目星 (1D100<=83) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 73 > 73 > レギュラー成功
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=20 図書館 (1D100<=20) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 6 > 6 > ハード成功
雅楽川 マツリ(梟)
うそ
KP(ミナカミ)
ヒュウ……
雅楽川 マツリ(梟)
やった。嬉しい
KP(ミナカミ)
初期値成功えらい。それぞれ情報出していきますね。
雅楽川 マツリ(梟)
お願いします!
★〈目星〉情報
「つのにゅうどうの話」
「八月地方のある農村に角の生えた男が暮らしていた。
 村民たちはそれを大層気味悪がり、爪弾きにし、やがて村から追い出してしまった。
 角の生えた男は身寄りもなかったので、山の寺へ修行に行き、入道(=僧侶)になったという。
 それからというもの、冬のたびに農村を雪崩が襲うようになった。
 雪崩は決まって角の生えた男が入った山からのものであった。
 困り果てた村人たちは山の寺を訪ねたが、その寺はとうの昔に廃寺になっていた」
★〈図書館〉情報
「雪かいぶつの話」
「八月の山には大男が棲んでいる。
 山を一跨ぎにし、頭を雲に突っ込むほどに巨大だという。その眼はどんな星よりも、燃え輝いて見えるのだった。
 大男は毎年の冬を運んでくるのがお役目で、山風を吹き降ろし、雪や霰をふもとの里へ運んだ。
 里の人々は恐ろしがって、大男を雪かいぶつと呼んだ。大男のもたらす寒波は人々の手にあまり、時には命をも奪ったからだ。
 大男はお役目のない夏には里に降りていきたがったが、里の人々はそれを許さなかった。
 それで夏の夜になると、人が恋しい大男は里まで響く声で泣き続けるようになった。
 しかし、別の話もある。
 ふもとの里にはこっそりと大男の女房と子供がおり、父の声を夜な夜な届けてやっているのだとか」
KP(ミナカミ)
これらの民話に目を通した雅楽川さんは〈INT〉どうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=75 INT (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 28 > 28 > ハード成功
雅楽川 マツリ(梟)
よーし
KP(ミナカミ)
よーしよしよし。
KP(ミナカミ)
では、民話は子供向けに簡単な表現になっており、図書館に行けばもう少し調べられるかもしれない、と思いつくでしょう。
雅楽川 マツリ(梟)
なるほど!明日自由行動タイムがとれるっぽいので そこで行けたら行こうかなと思いました。
KP(ミナカミ)
談話室の情報は以上です。
雅楽川 マツリ(梟)
角とか雪で寒そうとかそういうのから瑠璃ちゃんをちょっと思いつつね…移動しましょう
雅楽川 マツリ(梟)
今度は自習室を覗いてみます!
KP(ミナカミ)
はーい。自習室へGO!

自習室

KP(ミナカミ)
自習室に入ってみると、そこはパーテーションで区切られた幾つかの学習机が並んだ静かな部屋でした。
KP(ミナカミ)
子供達にはそれぞれ自室もありますが、ここは気分転換や共同学習にも良い部屋なのでしょう。
KP(ミナカミ)
現に、何人かの子供が勉強をしていたり、囁きあいながらノートに何かを書いていたりする。
KP(ミナカミ)
壁の本棚には少し古い参考書なども並んでいる他には、部屋の隅にはパソコンが2台置かれており、自由に使うことができるでしょう。
KP(ミナカミ)
ネット検索が出来る部屋で、それ以外に何か気を引くものはありません。検索したいことがあればやってみても良いですし、特にないからまた後ででもオッケー。
雅楽川 マツリ(梟)
はーい、ではまた気になるものが出てきたら調べにきます!勉強の邪魔しないようにソッと入ってソッと出よう
雅楽川 マツリ(梟)
そしたら最後、職員室行けたらと思います
KP(ミナカミ)
はーい。では職員室へ。ウロウロしている間に消灯時間も近づいてきましたね。

職員室

KP(ミナカミ)
学校の職員室をそのまま小さくしたような部屋でした。
KP(ミナカミ)
職員たちの事務机や書類棚が整然と並んでおり、奥には宿直室があるようです。
KP(ミナカミ)
夕食を終えると宿直の職員以外は帰宅するようで、芳住や他の職員たちは帰り支度をしていました。
KP(ミナカミ)
〈聞き耳〉どうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=80 聞き耳 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 48 > 48 > レギュラー成功
雅楽川 マツリ(梟)
よっしゃい
KP(ミナカミ)
よしゃよしゃ
KP(ミナカミ)
では雅楽川さんは、職員達のささやかな会話が耳に入ります。
職員(ミナカミ)
「瑠璃ちゃんよかったですね。うまくいくといいですけど」
職員(ミナカミ)
「まさかあの子を養子になんてねえ。立派な方みたいで……」
KP(ミナカミ)
よかったよかった、と胸を撫で下ろしているのが分かるでしょう。
雅楽川 マツリ(梟)
ギーーーーーーッやっぱり厄介払いしたいんじゃん…
雅楽川 マツリ(梟)
「…………」 特に口は出しませんが、ギュ…みたいな顔はしました。
雅楽川 マツリ(梟)
すぐ戻します。
KP(ミナカミ)
貴重な表情変化ありがとう
KP(ミナカミ)
他には、芳住の机や書類棚を見てみたり、芳住に話を聞いてみたりできますね。
雅楽川 マツリ(梟)
ホホイ!じゃあ芳住さんの机いってみましょう 座ってるかな
KP(ミナカミ)
芳住の机に向かってみると、芳住は手荷物を鞄に詰めて今まさに帰ろうとしているところでした。
芳住(ミナカミ)
「あら、先生。もうすぐ消灯時間ですよ」
KP(ミナカミ)
軽く挨拶をしつつ……〈目星〉どうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=83 目星 (1D100<=83) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 48 > 48 > レギュラー成功
雅楽川 マツリ(梟)
ぺこ…しつつ何を見た…
KP(ミナカミ)
ぺこ……しつつ芳住の机を見ると、一枚の名刺が置かれているのが目に入ります。
KP(ミナカミ)
名刺には「白村」という名前と、「風と共に歩む会 会長」という肩書きが書かれていました。
雅楽川 マツリ(梟)
名刺におや…と思いつつ、そうだな…「天月さんのことなんですが」と振ってみます→
雅楽川 マツリ(梟)
「今日いらしてた…杖をついていた方。その方が話しかけに来てくださいまして。天月さんのことをかなり気にかけておられたようですが」
雅楽川 マツリ(梟)
里親になる感じなんですかね、みたいなのをちょっとたずねてみます
芳住(ミナカミ)
「ああ、白村さんですね。瑠璃ちゃんの里親を希望されてまして、何度か見学に来ていただいているんです」
芳住(ミナカミ)
「『風と共に歩む会』ですっけ、隣の市で環境活動をなさっているそうですよ。ご立派ですよねえ」
雅楽川 マツリ(梟)
「そうなんですね。」
「そうして迎えられるのは、皆嬉しいものなんでしょうか。…あの子も」 
雅楽川 マツリ(梟)
もしかしたら職員の皆さんや子供のほうが嬉しがるのかもしれない、とかちょっと思ってる
芳住(ミナカミ)
「里子になるということは、新しい環境に身を投じることになります」
芳住(ミナカミ)
「それは誰であっても物怖じすることでしょう。私共の仕事は、出来る限りその不安を軽くして、子供達が笑顔で新しい生活に飛び込めるようサポートをすることです」
芳住(ミナカミ)
「事前にすり合わせをして、皆さん里親になるかというと、そうでもないんです。瑠璃ちゃんと白村さんも、うまくいけばいいんですけど」
雅楽川 マツリ(梟)
「ああ、じゃあ…そのあたりは擦り合わせてからなんですね。それはそうだ」
「その…白村さんが…ちゃんとした方のようだとは思うんですが、妙なくらい熱心なように感じて。その熱量が一致しなければ、しんどいんじゃないかと思ったんです」 とは話しておきます
雅楽川 マツリ(梟)
「嫌なら嫌と言いそうなものですから、大丈夫かとは思いますが」 瑠璃ちゃんのほう
芳住(ミナカミ)
「その熱意が瑠璃ちゃんに通じればいいんですけれど……」
芳住(ミナカミ)
「私としては、瑠璃ちゃんは一度ちゃんと診ていただいた方がいいと思うんですよね」
雅楽川 マツリ(梟)
「それは…そうですね。診察だけではわからないこともあるでしょうし」言いつつ
「明日はとりあえず診てみます。その結果もそのうち白村さんの知るところとなるでしょうから、カルテはまとめておきます」 同じこと言った
雅楽川 マツリ(梟)
あとは今訊けそうなの思いつかないのと、消灯時間ぽいのでお見送りしよかなと思います。
芳住(ミナカミ)
「ええ、よろしくお願いしますね」
KP(ミナカミ)
では、芳住は雅楽川さんにぺこりと一礼して園を後にします。
雅楽川 マツリ(梟)
ぺこ…(お見送り)
雅楽川 マツリ(梟)
そしたら部屋戻って今日は就寝にしようかな…寝支度したりなんだりしよう
KP(ミナカミ)
了解しました。
KP(ミナカミ)
長距離の移動に慣れない子供の診察。ボンヤリとした眠気が頭を覆うでしょう。
KP(ミナカミ)
あなたは階段を上がり、充てがわれた自室へ戻ろうとする。
KP(ミナカミ)
と、廊下の奥に人影がある。
KP(ミナカミ)
向こうもあなたに気がつき、ちらりと視線を寄越した。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「…………」
KP(ミナカミ)
瑠璃だ。あなたの部屋の隣が、彼女の部屋らしい。
雅楽川 マツリ(梟)
「……こんばんは。」何言うか3回くらい迷ってそうした
KP(ミナカミ)
瑠璃はあなたを一瞥すると、
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……おやすみなさい」
KP(ミナカミ)
とだけ言って、そのまま部屋に入って行きます。
雅楽川 マツリ(梟)
おや…と思ったので、閉まるドアに向かって「ああ…おやすみ」だけ返しました。
雅楽川 マツリ(梟)
意外だったな…と思いつつ自分も引っ込もう。
夜も更け、こもれび園は消灯時間を迎えた。
子供たちはおやすみの挨拶を交わしながらそれぞれの部屋へ戻っていく。
消灯の規則は厳格なものでもないようで、中高生などにはまだ起きている者もいるようだ。
とはいえ園内は灯りが落とされ、子供たちの生活の賑やかさから一転、静まり返った。
夏の夜だというのにひんやりとした空気を感じるのは、ここが高原だからというだけでもないだろう。

明日も午前中は検診が残っている。それが済んだら午後は観光に出かける計画だ。
あなたはロフトベッドに上がり、今夜は眠ることにした。
中高生用に設えられたベッドは大人用と変わらぬ大きさで、ゆったりと眠ることができそうだ。
寝床で静かに瞼を閉じてみると、窓の外、森の中を風が流れる葉擦れの音や夏の虫の聲が部屋に染み入ってくるように感じられた。

今日の出来事が思い出される。
古びた森の遊歩道の感触、凍った梢のきらめき、角の生えた子供……。
明日は瑠璃の検診の番もある。
芳住からの要請に、どのように対応するべきだろうか。こんな時に、恩師である小森ならばどうするだろうか。

纏まらない思考ごと眠りの中へ落ちようとしたその時、あなたの耳は「それ」を捉えた。
窓の外から、低く長く、唸るような吠え声のような音が響いてくる。
どこか遠くから、しかしはっきりと耳に残る唸り。何か巨大な生き物だろうか、それとも自然現象なのだろうか。
得体の知れない恐怖を感じる。あなたの身体は竦み上がった。
KP(ミナカミ)
探索者は【1/1D3】の正気度ポイントを喪失します。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=82 SANチェック (1D100<=82) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 95 > 95 > 失敗
雅楽川 マツリ(梟)
SANCよわないか?
雅楽川 マツリ(梟)
1d3 (1D3) > 3
KP(ミナカミ)
正気度弱いな……
system
[ 雅楽川 マツリ(梟) ] 正気度:82 → 79
KP(ミナカミ)
唸る音は暫くすると消えてしまいます。
雅楽川 マツリ(梟)
本で見たの思い出してなんだかゾワゾワしてしまった。飛ばされたとかいう話、昼に踏んだ霜柱。妙なところだな…と思いながら今日はもうねんねします
KP(ミナカミ)
ここはあなたの日常生活と比べると、全くの別世界のような心地だ。
KP(ミナカミ)
あなたは冴えてしまった目を再び瞑るだろう。
KP(ミナカミ)
考えるべきことは尽きないが、それでも次第にあなたの意識は眠りの中へと沈んでいった。
KP(ミナカミ)
★日付が変わるため、不定ラインがリセットされます。正気度の最大値を現在の正気度に変更してください。
雅楽川 マツリ(梟)
変更しました!
KP(ミナカミ)
サンキュー!
KP(ミナカミ)
深い眠りを経て、2日目へ――というところで、いったん中断しましょう。お疲れ様でした。

2日目早朝

朝日と鳥の声で、あなたの意識は浮上した。森の中らしい、贅沢な目覚めだ。
時刻はまだ早朝で、朝食などにはまだ随分早い。
もう少し寝ていようかと迷いかけたところで、ふと窓の外に動く物を見つける。

瑠璃だ。こんな朝早くに、森へ入っていく。
初めに出会ったあの場所は、ひょっとすると彼女の秘密の場所なのかもしれない。
細い背中をなんとなく目で追っていると、少し遅れて黒い影が二つ、森へ入っていくのを見つける。
黒いスーツ姿の大人の男たちだ。どうも瑠璃を尾行しているらしい。
KP(ミナカミ)
おはようございます。そんな爽やかな朝の目覚めです。
雅楽川 マツリ(梟)
さわやかだったけどさわやかじゃなくなってきたぞ!
雅楽川 マツリ(梟)
ど、どうしよう ほっとくのもな…?!と思いそうなんですがおっかけて外行けたりはしますか?
KP(ミナカミ)
別に監視されてるわけでもない。追いかけて外に行くこともできますよ。
雅楽川 マツリ(梟)
よしよし じゃあ瑠璃ちゃんのほうに声掛けられたらなと思うので、適当に着替えて靴引っ掛けて外行きたいです!
雅楽川 マツリ(梟)
怪しいのがついてきてるぞって言いに行く怪しい医者
KP(ミナカミ)
大柄の怪しい成人男性が……
雅楽川 マツリ(梟)
下手したらスーツより怪しいんだこの男…
KP(ミナカミ)
靴を引っかけて外に出ると、朝の森の爽やかな香りがあなたを出迎えます。
KP(ミナカミ)
園から続く遊歩道に急ぐと、先ほど見かけた黒スーツ姿の背中をすぐに見つけることができるでしょう。
雅楽川 マツリ(梟)
「…………ちょっと、」 おい、って言わないだけ気を遣ってはいる
雅楽川 マツリ(梟)
「森に何か御用ですか。あまり深く入るとその…危ないですよ」 とりあえず遠回しにぼかして声掛けました
KP(ミナカミ)
黒スーツの男達は、あなたの呼びかけを耳にして振り向きます。
黒服の男(ミナカミ)
「なんだお前は。我々はある方の元に向かっているだけだ」
黒服の男(ミナカミ)
「お前も落とし子様の御力を求めているのか?」
KP(ミナカミ)
諦めろ、近づくな、医者なら医者の仕事だけをしておけ……黒服の男達は口々にあなたを責め立てる。
雅楽川 マツリ(梟)
「黙って聞いていれば……」ちょっとム…として
雅楽川 マツリ(梟)
「天月に用があるなら、そっとしといてやってはくれないか。一人で居たいようだから」 少し声を大きくした
雅楽川 マツリ(梟)
「…わざわざ表へ出て行っているらしいのに、そこまでついていくことはないだろう。」 
黒服の男(ミナカミ)
「長居はしない。我々は落とし子様の御力を一目見たいだけだ。邪魔をするな!」
KP(ミナカミ)
男達はあからさまにムッとなり、片方は乱暴にあなたに掴みかかります。
KP(ミナカミ)
そして固く握られた拳が振るわれる――その寸前。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「何をしてるの!」
KP(ミナカミ)
遊歩道の奥から瑠璃が姿を現し、こちらにツカツカと歩み寄ります。
雅楽川 マツリ(梟)
「……天月」 驚かせたくないので胸倉掴まれたまんまでも顔元に戻した 
KP(ミナカミ)
そして男達を睨み付け、子供とは思えない強い調子で言葉を続けます。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「白村の仲間? 私に近寄るなら警察を呼ぶから」
KP(ミナカミ)
その言葉と同時に、あなたは自分の肌が粟立っていることに気づく。
KP(ミナカミ)
瑠璃が恐ろしいというわけではない。実際に寒いのだ。
雅楽川 マツリ(梟)
「(これが……)」 ちょっと自分の腕とか見ていた
KP(ミナカミ)
男はあなたを放したが、瑠璃の剣幕にたじろいだわけではなく、寧ろその表情は歓喜に満ちていた。
黒服の男(ミナカミ)
「落とし子様、何と素晴らしい……」
黒服の男(ミナカミ)
「貴女様の御力を振るわれるべき場所がございます」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……さっき言ったこと、聞こえなかった?」
黒服の男(ミナカミ)
「これは申し訳ございません。ですが、貴女様にとっても悪い話ではありませんので、是非前向きなご検討を……」
KP(ミナカミ)
男達はそれだけ言うと、瑠璃に対して深く頭を下げ、来た道を戻って行きました。
KP(ミナカミ)
〈目星〉と〈医学〉どうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=83 目星 (1D100<=83) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 96 > 96 > 失敗
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=86 医学 (1D100<=86) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 87 > 87 > 失敗
雅楽川 マツリ(梟)
ガハハ!
KP(ミナカミ)
ボドってますねえ……
雅楽川 マツリ(梟)
失敗は失敗でしょうがねえ!文化だったから振り直しってなかなか踏み切れないな
雅楽川 マツリ(梟)
まあでもいいや!このまま!いきます!
KP(ミナカミ)
はーい。その文化わかるよ
天月 瑠璃(ミナカミ)
「…………」 瑠璃は黒服たちの背中をじっと睨んで、
天月 瑠璃(ミナカミ)
「怒ったら疲れた」 ふう、と深く息を吐きました。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「気持ち悪い奴ら。多分白村って人の仲間」
雅楽川 マツリ(梟)
「…朝からすまなかった。追いかけるの、止めようと思ったんだが」
「俺の口が下手だった。」 すまない ペショ…
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……おはよう、雅楽川先生。もしかして助けに来てくれたの?」
雅楽川 マツリ(梟)
白村の仲間って言葉には頷きつつ、
雅楽川 マツリ(梟)
「…ああ、おはよう。…一応、そうなるな。」
雅楽川 マツリ(梟)
「…結局助けてもらってしまったようなものだが。」 どうもうまくいかない、とぼやいた
天月 瑠璃(ミナカミ)
「そう。朝から暇人ね」
KP(ミナカミ)
瑠璃は素っ気なく呟きますが、その声は心なしか少しだけ弾んでいる……ような気がする。
雅楽川 マツリ(梟)
自分が来たの嫌がっては無さそう…な気がする…と思ってきもち雰囲気がホッ……としました
雅楽川 マツリ(梟)
「そうだな。少し早く起きたものだから」
「…一旦戻らないか。また来られたらちょっと嫌だろう」 とも言ってみます
天月 瑠璃(ミナカミ)
「うん」 頷いて、それからあなたの顔を見上げて首を傾げた 「…………」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「雅楽川先生」 あなたに一歩近づきます。
雅楽川 マツリ(梟)
「? なんだ」 見下ろして目は合わせる
天月 瑠璃(ミナカミ)
「ちょっと相談したいことがあるんだけど、私の部屋に来てもらってもいい?」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「誰かに聞かれたくないの」
雅楽川 マツリ(梟)
「ああ。わかった」「なら、行こう」 頷きました
KP(ミナカミ)
瑠璃はあなたの数歩先を歩き、こもれび園へと戻ります。
雅楽川 マツリ(梟)
じゃあくっつきすぎないようにしつつ、それでもちゃんと後ろついて戻りますね!