八月の硝子の森 (2021/03/21 - 2021/03/27)

SCENARIO INFO

Writer/ハッカあめ(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/雅楽川 マツリ(梟)

INDEX

1日目1日目-21日目-32日目2日目-2アフタープレイ

こもれび園

雅楽川 マツリ(梟)
寝る前に瑠璃ちゃんに話しかけられそうですか?流石に遅いかな…
KP(ミナカミ)
部屋に戻ろうと廊下を歩いていくと、隣の部屋の扉の隙間から明かりが漏れているのを見つけられますよ。
雅楽川 マツリ(梟)
まだ起きてた!手短に済ませよう ついでに昼間かったポストカードも渡そう
雅楽川 マツリ(梟)
自分の部屋寄ってから、瑠璃ちゃんの部屋コンコンします
KP(ミナカミ)
部屋をコンコンして少し待つと、扉がちょっとだけ開きます。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「雅楽川先生。どうしたの」
雅楽川 マツリ(梟)
「遅くにすまない。渡し忘れる前にと思って」
雅楽川 マツリ(梟)
「渡すものが二つある。一つが俺からで、もう一つが芳住さんからの預かりものだ」 とりあえず用件伝えました
天月 瑠璃(ミナカミ)
「雅楽川先生と……芳住先生から?」
雅楽川 マツリ(梟)
一瞬あー…と目を伏せて 「正確には白村さんからだ。渡してくれと言われたらしい」
雅楽川 マツリ(梟)
言いつつ 先に小箱出そうかな スッスッ
天月 瑠璃(ミナカミ)
「白村から? なんで? 先生が?」
雅楽川 マツリ(梟)
「俺が隣の部屋で渡しやすそうだったからだろう」 仲良くしてるからとかそういうのは言わない
天月 瑠璃(ミナカミ)
「雅楽川先生ってどこまでお人好しなの? 面倒な役ばっかり引き受けてるみたい」
雅楽川 マツリ(梟)
また言われた………って眉ちょっと下げた
天月 瑠璃(ミナカミ)
小箱を一瞥して、それから首を横に振った 「悪いけどそんな変な物、受け取りたくないわ。雅楽川先生が持っていてくれない?」
雅楽川 マツリ(梟)
「…俺に贈られたものじゃないからな。そういうわけにも…」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「帰る時、駅のごみ箱に突っ込めばいいのよ」
雅楽川 マツリ(梟)
「……………」 何か言おうとして 目が上下にいったりきたりして
雅楽川 マツリ(梟)
「……それはできない。でも受け取りたくないのなら、一旦持っておく」 
雅楽川 マツリ(梟)
「明日気が変わったら貰ってくれ」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「そう。変わらないと思うけど」
雅楽川 マツリ(梟)
そうだろうな、と思いつつ では箱は引っ込めまして
雅楽川 マツリ(梟)
「…じゃああとは俺からだ。こんなに大層なものじゃないが」 言いつつ海のポストカード出して
雅楽川 マツリ(梟)
「案内のお礼だ。もらっておいてくれないか」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……あの絵の……」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「どうして? 欲しいなんて言ってなかったのに、なんでわかったの」
雅楽川 マツリ(梟)
「その絵は気に入っていたように見えたから。帰る時に見かけて買ったんだ」
雅楽川 マツリ(梟)
「海にはそうそう簡単には行けないかもしれないが。まあコレクションに増やしておいてくれ」
天月 瑠璃(ミナカミ)
少しの間指が空中を彷徨い、それからポストカードを受け取ります。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……先生、探偵もできるんじゃない?」
雅楽川 マツリ(梟)
「そうか?」 受けとってもらったことにはほっとしてる
天月 瑠璃(ミナカミ)
「そうよ。……そろそろ消灯時間だし、他に用事がないなら部屋に戻った方がいいわ」
雅楽川 マツリ(梟)
「……そうだな、そろそろ戻る。遅くにすまなかった」
雅楽川 マツリ(梟)
「おやすみ」 だけ言って戻りましょう
天月 瑠璃(ミナカミ)
「おやすみ、雅楽川せんせ」
KP(ミナカミ)
個室に戻り、出立準備を整え、ベッドに横になる。
KP(ミナカミ)
窓の外には涼やかな葉擦れの音が響く。
KP(ミナカミ)
この森の中ならば熱帯夜の寝苦しさなど知らずに過ごせそうである。
KP(ミナカミ)
〈聞き耳〉どうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=80 聞き耳 (1D100<=80) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 97 > 97 > 失敗
雅楽川 マツリ(梟)
聞く耳をもてェ!
KP(ミナカミ)
ボートを漕いだ疲れが強い。メチャクチャ眠い。
雅楽川 マツリ(梟)
入眠までが過去最速タイムでした。おやすみなさい
KP(ミナカミ)
ではその寝入り際、
KP(ミナカミ)
またあの唸るような音が聞こえてくるのに気がつく。
KP(ミナカミ)
低く長く。何故だろう、誰か遠くの相手を呼ぶ声のようにも聞こえる。
KP(ミナカミ)
【0/1】の正気度ポイントを喪失します。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=77 SANチェック (1D100<=77) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 82 > 82 > 失敗
雅楽川 マツリ(梟)
またやわらかSANになって
system
[ 雅楽川 マツリ(梟) ] 正気度:77 → 76
KP(ミナカミ)
やわらか
雅楽川 マツリ(梟)
じゃあンッ………ってなったけど睡魔に抗えなかったのでそのまま寝落ちました。スヤ
KP(ミナカミ)
異様な音に背筋が寒くなりながらも、睡魔の圧倒的な力には叶わない。速やかに眠りの世界へと落ちてゆくでしょう。
KP(ミナカミ)
★日付が変わるため、不定ラインがリセットされます。正気度の最大値を現在の正気度に変更してください。
雅楽川 マツリ(梟)
修正OKです!
KP(ミナカミ)
ありがとうございます!

3日目早朝

KP(ミナカミ)
3日目。
KP(ミナカミ)
早朝、出し抜けに扉をノックする音で雅楽川さんの眠りは破られます。
KP(ミナカミ)
瞼を上げてみれば、窓の外はまだ明るくなりきってもいないようです。
KP(ミナカミ)
何事かと思考が巡り出すより先に、またノックの音。続けて、抑え気味の声があなたを呼ぶ。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「せんせ、雅楽川せんせ。起きて」
雅楽川 マツリ(梟)
「…………?」 窓の外見て 声に気づいて
雅楽川 マツリ(梟)
「天月か?どうしたこんな時間に…」 言いつつ起き上がってドア開けてみよう
KP(ミナカミ)
ドアを開けると、そこには帽子に鞄を持って、どこか出かけるような格好の瑠璃の姿がありました。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「せんせ、一緒に来てほしいんだけど」
雅楽川 マツリ(梟)
「行くってどこに…」 もう準備出来てるじゃん…
天月 瑠璃(ミナカミ)
「歩きながら話すから。ほら早く着替えて」 ぐいぐいと急かしてくる
雅楽川 マツリ(梟)
ほんなら言われた通りに着替えて、貴重品とかだけ持って行こうかな!準備しました!
KP(ミナカミ)
瑠璃は雅楽川さんを連れ、足早にこもれび園の建物を出ます。
KP(ミナカミ)
早朝の森はまだ薄暗く、やっと鳥たちが囀り始めた頃だ。
KP(ミナカミ)
瑠璃は遊歩道を進んでいき、やがて一度足を止めた。
KP(ミナカミ)
そこは初めに瑠璃と出会った場所の近く、白い花が連なって咲いているあたりだ。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……急に連れ出してごめんなさい」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「どうしても、我慢できないことがあって……せんせにしか、頼れなくて」
雅楽川 マツリ(梟)
「……わけを話す気にはなったか」 尋ねてみます
天月 瑠璃(ミナカミ)
「海を見に行きたいの」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「一緒に来てほしい」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「昨日の夜、芳住先生にも頼んでみた。出かけてもいいかって」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「一人で行くのも、誰かと一緒に行くのも、駄目だって」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「私がきっと誰かに怪我をさせるから、駄目だって」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「それなら私は、どこにも好きに出歩けないってことになっちゃう」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……だから、勝手に出て行ってやろうと思って」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「つまり……これって家出かもしれないわ」
KP(ミナカミ)
瑠璃は首を傾げて苦笑してみせ、再び足を動かし始める。
雅楽川 マツリ(梟)
「……………」
雅楽川 マツリ(梟)
少し黙ったまま、色んなことを考えた 海に行かせてやりたいというのもある 危険だというのもわかる 否定はしたくないが 園に心配をかけるだろうというのもわかる
雅楽川 マツリ(梟)
「…………今行きたいのか、どうしても。」→
雅楽川 マツリ(梟)
「ついていくのは構わない。面倒を見るのも構わない。だがもし、何かあった時に結局一番気に病むのはお前だとも思う。」→
雅楽川 マツリ(梟)
「今日の帰る間際にでも、いつか落ち着いたら海に連れて行ってやると言おうとしていた。…間に合ってないが」
雅楽川 マツリ(梟)
「先のことじゃダメなのか。どうしても、今行くのか」 と尋ねます
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……昨日」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「せんせは言ったわ。海は光の加減や深さで色も変わって、見ていて飽きないって」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「その話を聞いて、あの絵を思い出す度に、ポストカードの絵を見る度に、思うの」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「撮ってみたいって」
天月 瑠璃(ミナカミ)
鞄の中から小ぶりのトイカメラを出した
天月 瑠璃(ミナカミ)
「そういう気持ちを我慢する方が、ずっと心に悪いと思うの」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「先生なら……そうね、目の前に助けられる患者がいるのに、その人は苦しいけど診なくていいって突っぱねられてる感じ……って言った方が伝わるかしら」
雅楽川 マツリ(梟)
「…………普段は突っ張るほうの患者だろうに」 
雅楽川 マツリ(梟)
「………………」 それからまた少し考えた。やがて口を開く
雅楽川 マツリ(梟)
「…………わかった。ならいい。」 ついていく、と答えました
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……ありがと。せんせ」
雅楽川 マツリ(梟)
「…昨日は大丈夫だった。同じく何事もないことを祈ってくれ」
雅楽川 マツリ(梟)
それからフーと息をついて 「流石に怒られる覚悟はしておくか」 とぼやいた
天月 瑠璃(ミナカミ)
「怒られるのは平気だし、その時は私のせいにしていいからね」
雅楽川 マツリ(梟)
「そういうわけにもいかん。これはもう共犯だろう」
雅楽川 マツリ(梟)
怒られるならもう一緒に怒られる。しょうがない、と答えました
KP(ミナカミ)
覚悟を決めた、その時。
KP(ミナカミ)
茂みが揺れ、遊歩道の木板を踏む音が近づいてきた。
雅楽川 マツリ(梟)
気持ち庇うように前に立ちます 誰だ
KP(ミナカミ)
見れば、白村がこちらへやって来るではないか。後ろにはスーツの男二人の姿もある。
KP(ミナカミ)
白村は鷹揚そうな笑みを浮かべ、探索者達に――瑠璃に話しかけた。
白村(ミナカミ)
「待ちなさい。こんな朝早くに何処へ行かれるんでしょう?」
白村(ミナカミ)
「先日もお伝えした通り、瑠璃さんには本来在るべき場所と、大事な御役目があります」
白村(ミナカミ)
「私のところへ来ていただく前に、何かあっては困ります」
白村(ミナカミ)
「こんな時間に出歩いていては、園の先生方もお困りになります。さあ、戻りましょう」
KP(ミナカミ)
そう言うと、白村は瑠璃に手を差し出し、こちらへ歩み寄って来る。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「…………!!」 スス……と雅楽川さんの後ろに隠れた
雅楽川 マツリ(梟)
「………昨日もそうだが、朝からつきまとうなんて怪し過ぎるんじゃないか」
雅楽川 マツリ(梟)
「…園に戻れと言われるのはわからんでもない。だが付きまとわれるのはどうもな」 
あなたの様子を見た白村の目付きから、温厚さが消え失せるのを感じた。
白村が後ろの男達に手で合図を出す。
男達は大股歩きで君たちに詰め寄り、あなたや瑠璃に掴みかかってきた。
白村のボディガードか何かなのだろうか、男達は体も大きいし力が強い。簡単には振りほどけそうにない。

どう対処すべきか――あなたが何か思いつくよりも早く、背後から凄まじい冷気を感じた。
振り返ると、瑠璃が鋭く白村を睨みつけていた。
足元から刺すような冷気が立ち上り、朝露に濡れた草や湿気った夏の空気が、パキパキと音を立てて凍りつき始めた。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「やめて! せんせを放して、近寄らないで!」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「私を特別だって言わないで! 私をそんな目で見ないで!」
KP(ミナカミ)
探索者は【1/1D3】の正気度ポイントを喪失します。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=76 SANチェック (1D100<=76) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 29 > 29 > ハード成功
system
[ 雅楽川 マツリ(梟) ] 正気度:76 → 75
雅楽川 マツリ(梟)
「天月…!」 まずい、と咄嗟に思って呼ぶ けど
KP(ミナカミ)
濃緑の木々が騒めき、瑠璃を中心に吹き始めた風があなたの髪をなぶる。あなたの声は風の音にかき消される。
KP(ミナカミ)
男達の動きは止まったが、彼ら、そして白村の表情は歓喜と畏怖に輝いていた。
KP(ミナカミ)
白村が堪らずというように声を上げた。
白村(ミナカミ)
「おお……落とし子様! その御力はまさしく神の御子である証! 貴女様こそが、風と共に歩む――」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「やめて――!!」
KP(ミナカミ)
瑠璃の拒絶の叫びに、何か別の音が重なった。
低く長く。唸るような吠え声のような音が、地面を震わせて響いている。
どこか遠く、森を抜け、高原を抜けた、山々の影から。

気づけば夏の朝の晴空は陰り、梢の合間からは立ちこめる叢雲が覗いた。
瑠璃を中心とした風はなおも強く渦を巻き始め、身を裂くような寒風へと変わった。
前髪や睫毛が凍りつき始めている。唸るような音が、一際強く響き――、

と、唐突にあなたと瑠璃の体は、宙を舞っていた。

暴力的なまでの風は、白村たちを、森の木々を薙ぎ倒し巨大な竜巻を作った。
硬いものを圧し折る音を幾つも響かせながら、風は君たちを押し上げていく。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「せんせ……!」
瑠璃の焦った声が聞こえる。どうやら瑠璃にとっても想定外の事態らしい。
なんとか目を凝らして姿を探そうとすると、自分達が遥か上空まで浮き上がっていることに気づいた。
眼下にはミニチュアのような森の木々、その中に小さな角砂糖に似たこもれび園の建物、遠くに見える八月駅と街並み。
耳の奥が、痛い。
KP(ミナカミ)
探索者は【1/1D4】の正気度ポイントを喪失します。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=75 SANチェック (1D100<=75) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 29 > 29 > ハード成功
system
[ 雅楽川 マツリ(梟) ] 正気度:75 → 74
雅楽川 マツリ(梟)
瑠璃ちゃんがまだ無事なことは確認しつつどうしたらいい…ってぐるぐるしている
やがて風の威力はなくなっていったが、なおもあなた達は空へと上昇していった。
寒さに肌が強張り、衣服が凍りついていく。

空はごうごうと唸り続ける灰色の雲に覆い尽くされている。
そして、その向こう側から巨大で毛むくじゃらの腕が伸び、あなた達を掬い上げた。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「雅楽川せんせ……! 一体何が……」
雅楽川 マツリ(梟)
「………?!」 なに、って見守るしかできない
KP(ミナカミ)
瑠璃が狼狽えた様子で、あなたの凍った服を掴む。
風が雲を靡かせ、光の斑を描いた。
雲の中に巨大なシルエットが浮かび上がる。
山を一跨ぎにする程に巨大な影。
その頭には、巨大な二本の角が生えていた。
ちょうど、瑠璃の角をそのまま大きくしたような。
KP(ミナカミ)
探索者は【1D10/1D50】の正気度ポイントを喪失します。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=74 SANチェック (1D100<=74) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 98 > 98 > 失敗
雅楽川 マツリ(梟)
1d50 (1D50) > 33
KP(ミナカミ)
OK。では減らす前に
雅楽川 マツリ(梟)
よし形は残った
雅楽川 マツリ(梟)
はい!
KP(ミナカミ)
恐怖というのは、「未知」から来るものです。
KP(ミナカミ)
それはつまり、相手のことを知っていれば、避けられるものである。
KP(ミナカミ)
これまでの探索により得た情報や行動により、心の準備ができていたとして<減少値から軽減>を行います。最小値は-1。
・瑠璃は健康上問題があると診断を出した:2軽減
・風と共に歩む会が宗教めいた活動をしていると調べた:2軽減
・「八月むかしばなし」の「つのにゅうどうの話」「雪かいぶつの話」を両方読んだ:2軽減
・「八月民俗研究」を読んだ:10軽減
・「八月近代美術館」の常設展で「雪怪物」の絵を見た:5軽減
・『天月瑠璃の生活記録』を読んだ:2軽減
・『ギプスの子供の怪我の記録』を読んだ:5軽減
・湖でボートに乗り、瑠璃が力を使うのを見た:2軽減
KP(ミナカミ)
以上が適用されます。
雅楽川 マツリ(梟)
け、けっこう 助けてもらうことになる
雅楽川 マツリ(梟)
30軽減で合ってますか?
KP(ミナカミ)
えーと……合計で30かな
KP(ミナカミ)
ダブルチェックヨシ!
雅楽川 マツリ(梟)
検算OK!よかった!
雅楽川 マツリ(梟)
33だったので -3か ウオオオン
KP(ミナカミ)
軽減を適用して、33-30=3の減少。
system
[ 雅楽川 マツリ(梟) ] 正気度:74 → 71
雅楽川 マツリ(梟)
ありがとう動ける とりあえず服を掴まれたのでそのまま抱き寄せて様子見てよう どうなるかな…
KP(ミナカミ)
では改めて、あなた達は「何か」に掬い上げられ、手のひらの上に居ます。
KP(ミナカミ)
瑠璃は雲の向こう、ぼんやりとしか見えない影をじっと見ている。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……これが、私のお父さんなのかな」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「私はやっぱり人間じゃなかったんだ」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「朝起きて、もう少しだけなら、せんせに迷惑をかけてもいいかなって、思ったんだけど……」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「こんなことになるなんて、思わなかった……ごめんなさい」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「私なんかに関わったから……」
KP(ミナカミ)
掴んでいた服をそっと離した
雅楽川 マツリ(梟)
「………結果的に大丈夫だったんだ。それでいいだろう」
「驚きはしたが、……それで済んでる」
雅楽川 マツリ(梟)
「……これはお前を迎えに来たのか。…お前は」
雅楽川 マツリ(梟)
「お前は帰るのか。」 
KP(ミナカミ)
あなた達の周囲で再び風が渦巻き始め、今度は瑠璃だけを浮き上がらせる。
KP(ミナカミ)
唸りは低く長く、まるで瑠璃を呼んでいるようにも聞こえた。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……私を連れて行きたいの?」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「せんせ」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「私……どうしたら、いいの……?」
雅楽川 マツリ(梟)
「……もし、お前が帰りたいなら」
「そう願うのなら、戻っていい。お前が人の世の中で暮らすのがつらいのなら、俺は引き留めることはできない」→
雅楽川 マツリ(梟)
「だが、」
雅楽川 マツリ(梟)
「お前がまだこっちに未練があって、残ってもいいと、残っていたいと思うなら残れ。」
雅楽川 マツリ(梟)
「…これでお前の事情は知った、他の人間より少しは支えにもなるだろう」
雅楽川 マツリ(梟)
「他の誰かを見つけるまででもいい。それまでは俺が見ててやる。───だから」
雅楽川 マツリ(梟)
「戻りたいと思うなら、子供は子供らしく、わがままを言え」
雅楽川 マツリ(梟)
「その時は俺が連れて帰る」
雅楽川 マツリ(梟)
そこまで言って片手を差し出しました
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……また、せんせを巻き込んじゃうかもしれない」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「せんせじゃなくても、他の子に大変なことをしちゃうかもしれない」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「わがままって言葉じゃ収まらないくらいのことを、やっちゃうかもしれない」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「…………」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「……でも」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「もしも、お父さんが人間じゃなくても」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「選べるなら、選んでいいのなら、怪物じゃなくて……」
天月 瑠璃(ミナカミ)
雅楽川さんが差し出した手に向かって手を伸ばすが、その手を自ら掴もうとはしない。
雅楽川 マツリ(梟)
「……“苦しいけど診なくていい”のつもりか」 言葉を返して
雅楽川 マツリ(梟)
「それでもな、助けられそうならその手を掴んででも引っ張るのが医者だ」
雅楽川 マツリ(梟)
伸ばされた手を、ぐっと掴んで自分のほうへ引く。
雅楽川 マツリ(梟)
「半分はお前も人間だ。なら人間の部分を育てろ。怪物の部分はコントロールしてみせろ」
雅楽川 マツリ(梟)
「厄介事になる前に、お前もそれは頑張れ。出来るか?」
雅楽川 マツリ(梟)
手は掴んだ、連れて行く意思は示した。お前はどうする。
雅楽川 マツリ(梟)
返事を待ちます
天月 瑠璃(ミナカミ)
自分の手を掴む力強い手を見た。
天月 瑠璃(ミナカミ)
続く言葉に、目を見開いた。
天月 瑠璃(ミナカミ)
小さく頷き、頬を涙が伝う。
KP(ミナカミ)
それを合図にしたように、世界が反転した。
霞が消えるようにあの巨大な腕は搔き消え、あなたと瑠璃は風に包まれながら真っ逆様になり、宙に投げ出された。
めまぐるしく雲が視界を遮り、また開けるたびに眼下の景色が変わる。
あなた達は空をどんどんと流されながら、やがて重力のままに高度を下げていった。

病院

KP(ミナカミ)
嗅ぎ慣れた消毒液のにおい。それに混じってどこからか、微かな潮の香りがする。
KP(ミナカミ)
あなたは見覚えのない寝台で目を覚ました。
KP(ミナカミ)
「雅楽川くん、よかった。目を覚ましたね」
KP(ミナカミ)
「わかるかい? 痛むだろうから動かなくていい」
KP(ミナカミ)
傍らであなたを見下ろしていたのは、恩師である小森だ。
KP(ミナカミ)
意識ははっきりしているものの、言われた通り、全身が酷く痛み思うように身体が動かない。
KP(ミナカミ)
どこか折れて、固定されているのかもしれない。
小森(ミナカミ)
「全身打撲と骨折だね。軽い凍傷もあるそうだ。後でカルテを見せてもらうといい。それと――」
KP(ミナカミ)
〈CON〉どうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=65 CON (1D100<=65) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 93 > 93 > 失敗
雅楽川 マツリ(梟)
出目!
KP(ミナカミ)
出目がボドだわ ついでに2d3どうぞ。
雅楽川 マツリ(梟)
2d3 (2D3) > 3[2,1] > 3
雅楽川 マツリ(梟)
なんだ…ダメージか…全治か…?
KP(ミナカミ)
小森の表情が少し陰った。
KP(ミナカミ)
ふと君は違和感を覚えた。病室には空調が効いている筈である。
KP(ミナカミ)
にも関わらず、君はじっとりと汗をかいていた。
KP(ミナカミ)
暑い。ただ横になっているだけで、額に汗が浮かんでくる。
小森(ミナカミ)
「一つ尋ねたいんだが、君の平熱は幾らだい?」
小森(ミナカミ)
「体温が戻らないと、ここの先生が随分心配しているんだ」
KP(ミナカミ)
あなたの体温は【平熱-3℃】よりも上がらないのだという。→
KP(ミナカミ)
低体温症を疑ったが、生命活動には支障がないようで、医者が首を傾げているそうだ。
KP(ミナカミ)
探索者は【0/1D3】の正気度ポイントを喪失します。
雅楽川 マツリ(梟)
CC(0)<=71 SANチェック (1D100<=71) ボーナス・ペナルティダイス[0] > 83 > 83 > 失敗
雅楽川 マツリ(梟)
1d3 (1D3) > 3
雅楽川 マツリ(梟)
もうボドボドですね よく生きてたなお前
KP(ミナカミ)
ゴリッ……
system
[ 雅楽川 マツリ(梟) ] 正気度:71 → 68
雅楽川 マツリ(梟)
じゃあぼんやりしつつ、「いつもは高いほうなんですけど…36℃後半くらいで…」
「体温が上がらない…?」
小森(ミナカミ)
「何回測っても33℃前後なんだよ。体調に問題がないのならひとまずは安心とはいえ……」 ううん、と難しい顔をしている
KP(ミナカミ)
ふと窓の外を見ると、街並みの向こうに水平線が見えた。
KP(ミナカミ)
眩しい夏の陽射しに、海がきらきらときらめいている。
KP(ミナカミ)
あの後どうなったのかうまく思い出すことはできなかったが、小森の話によると、あなたと瑠璃は海の近くで倒れているところを発見されたそうだ。恐らく上空から落ちる際に、風で流されたのだろう。
KP(ミナカミ)
彼女があれほど見たがっていた海をこんな形で目にするとは、奇妙なものだ。
雅楽川 マツリ(梟)
「………数時間かかるって…」 言ってたよな…と思いつつ海眺めてました。体温も言われるまで気づいてなかったし、まあとりあえず生きてる…って思ってる
KP(ミナカミ)
病室はカーテンのついた衝立で仕切られており、隣にもベッドがあるようです。
KP(ミナカミ)
そちらを見ると、ベッドの上に小さな山が出来ているのがぼんやりと見えました。
雅楽川 マツリ(梟)
「…先生」「天月も一緒ですか」って聞いてみます そこに居るのは…そうですか…
KP(ミナカミ)
小森はあなたの言葉を受けて、カーテンを少しだけ捲る。
KP(ミナカミ)
そこには、子供が向こうを向いて、横になっている姿が見えた。角の生えた頭が枕に沈んでいる。眠っているのだろうか。
KP(ミナカミ)
あなたがその姿を確認すると、小森はカーテンを閉じた。
小森(ミナカミ)
「君に比べたら随分軽いようだ。安心していいよ」
雅楽川 マツリ(梟)
「…それはよかった」 ほっとした
小森(ミナカミ)
「さて」
小森(ミナカミ)
「瑠璃ちゃんについて、何か思っただろうか」
小森(ミナカミ)
「君は、どうすべきだと思う?」
雅楽川 マツリ(梟)
「…そうですね、そのことなんですが」
雅楽川 マツリ(梟)
「一旦、どこか別の孤児院へ移したほうがいいと思います。検診の結果ではそう大きな問題はありませんでしたが、成長するにつれ影響があるかもしれないので、できれば継続して通院が出来るところへ」
雅楽川 マツリ(梟)
「その上で、」
雅楽川 マツリ(梟)
「…もしかしたら、知り合いが居たほうが気が休まるかもしれないので…俺が様子を見に行ける範囲に移ってもらえればと思います。芳住さんから病院を探すのも頼まれているので」
雅楽川 マツリ(梟)
「俺が引き取れるわけじゃありませんし、最終的には天月自身の判断になりますが」
「俺はそう考えています」 と答えました
KP(ミナカミ)
小森はあなたの答えを聞いて、静かに、深く頷きます。
小森(ミナカミ)
「そうかい。そうだね、少し特別扱いになるが、それが一番いいだろう」
小森(ミナカミ)
「私もちょくちょく様子を見に行こう」
雅楽川 マツリ(梟)
「ええ、そうしてやってください。しばらく退院はできなそうですが、少しずつでもそのあたりの手続きの準備をしようと思います」
小森(ミナカミ)
「君に全部任せたらまた無理をさせてしまいそうだ。私もいくらか手伝うよ」
KP(ミナカミ)
そう言いつつ、小森はそろそろ帰る時間だからと病室を後にします。
KP(ミナカミ)
不意に、カーテンの向こうから声が聞こえた。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「雅楽川せんせがそう言うなら……それがいいんでしょうね」
KP(ミナカミ)
カーテンに阻まれて瑠璃の表情は見えないが、あなたには彼女が照れるように微笑んでいることがわかった。

海辺

更に数日が経過して。
あなたの怪我の経過は順調で、体温の件を除けば後遺症も残らないとのことだ。
あなたはリハビリを兼ねて、すっかり鈍った足を引きずって海まで散歩に出かけた。

真夏の海岸は噎せ返るような熱と潮の香りを湛え、白から淡い白藍、水色、青から紺碧へ。
時には青色以外の色も生み出しながら、寄せては返し、波の花を咲かせた。
遠くには巨大なソフトクリームのような雲が湧きあがっている。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「雅楽川せんせ! 早く!」
KP(ミナカミ)
随分先まで駆けていった瑠璃が、あなたを急かす。
KP(ミナカミ)
こちらは砂に足を取られて苦心しているというのに、元気なものだ。
雅楽川 マツリ(梟)
「待て待て、俺も病み上がりなんだぞ」 言いながらずりずりとついていった
天月 瑠璃(ミナカミ)
「手がかかるわね」 てててと歩み寄って海岸まで手を引いていく
雅楽川 マツリ(梟)
「すっかり元気だな」 若さか?
雅楽川 マツリ(梟)
「……どうだ、海を見た感想は」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「…………」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「お母さんは、どんな気持ちで海の写真を撮ったんだろう」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「考えることが多すぎて、うまく纏まらない」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「でも、今までで一番いい夏休みだと思う」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「雅楽川せんせに会えてよかった……ありがとう」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「これからも、よろしく」
天月 瑠璃(ミナカミ)
雅楽川さんの方を見て、首をかしげてほほ笑んだ。
雅楽川 マツリ(梟)
「…………」
雅楽川 マツリ(梟)
「ああ、よろしく」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「せんせ、そのまま、そのままね」 鞄からトイカメラを出した
雅楽川 マツリ(梟)
「? ああ」 
KP(ミナカミ)
瑠璃は少しモタモタしながらもシャッターを切る。ぱちりと安っぽい音がした。
天月 瑠璃(ミナカミ)
「せんせも笑うことがあるって証拠が撮れたわ」
雅楽川 マツリ(梟)
「………いつもそんなに笑っていないものか」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「あ、いつものに戻った」
雅楽川 マツリ(梟)
「……そんなに、変えてるつもりもないんだが…」 ンム……ってなる
天月 瑠璃(ミナカミ)
「せんせは私に人間の部分を育てろって言うけど、せんせも表情筋を育てた方が良いわ」
雅楽川 マツリ(梟)
「…俺の表情筋は死んでいるわけではないんだぞ」 言いつつ
雅楽川 マツリ(梟)
「まあ…努力する」
天月 瑠璃(ミナカミ)
「定期的に採点してあげる」
KP(ミナカミ)
フフンと得意げにしつつ、海に向けてシャッターを切る。
KP(ミナカミ)
真夏の穏やかなひと時は、ゆっくりと過ぎてゆく。
涼やかな森の葉擦れの音、眩い海の潮の香り。瞼を閉じると、そのどちらもが胸に満ちる。
こうして、あなたの短かった筈の夏季休暇は幕を閉じた。

休んでいた間の仕事が山積みになっている。更に、自分で増やした仕事も。
あなたは一つ息を吐くと、仕事の準備に取り掛かった。



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            Call of Cthulhu「八月の硝子の森」
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KP(ミナカミ)
これにてCoC「八月の硝子の森」終了となります。お疲れ様でした!
雅楽川 マツリ(梟)
お疲れさまでした!!!!!!!!
KP(ミナカミ)
めちゃくちゃ親身に接してくれてありがとう……
雅楽川 マツリ(梟)
ンワーーーーーーーーーありがとうエンドカードありがとう生還
雅楽川 マツリ(梟)
マツリでよかったな…よかった…ただいま…
KP(ミナカミ)
おかえり……これからもよろしく……
雅楽川 マツリ(梟)
よろしく……(誤差笑顔)
雅楽川 マツリ(梟)
あ~~~~~よかった 瑠璃ちゃん…人の世界にかえってきた…
雅楽川 マツリ(梟)
エンドカードもあとでください……
KP(ミナカミ)
忘れないうちに報酬もやっていきましょか
KP(ミナカミ)
あとでうpるね……
雅楽川 マツリ(梟)
はーい!!
雅楽川 マツリ(梟)
やったぜ…