蛮族を駆逐せよ 前編 (2020/01/11 - 2020/01/12)

SCENARIO INFO

Writer/北沢慶/グループSNE(「ソード・ワールド2.5 ルールブックI」収録)

本作は、「著:北沢慶/グループSNE、KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.5』の二次創作物です。
(C)Group SNE「ソード・ワールド2.5」

PLAYER

GM/ミナカミ
PC1/シン(朱理)
PC2/リュクス(みちを)
PC3/フロース(モノ)
PC4/キルシュ(ユツキ)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-42日目2日目-2アフタープレイ

ハーヴェス王国

<3本の剣が作りし世界、ラクシア。
 ここには魔法と神秘が実在し、巨万の富が眠る遺跡があり、数々の脅威や怪物が存在する。
 あなた達は様々な事情から冒険者になり、この神秘と危険に満ちた世界を旅することとなる。

 アルフレイム大陸ブルライト地方。
 南海からの暖かい風を受けて気候は温暖、豊かな四季を持つ大陸だ。
 ブルライト地方の南西に位置する"導きの港"ハーヴェス王国が、あなた達の拠点となる。

 およそ200年の歴史を持つこの国は、3年前に即位したヴァイス・ハーヴェス王によって治められている。
 人口は8万人。うち4割が人間、3割がリカント、残り3割がまばらと均整の取れた種族分布をしており、文化の差異に寛容だ。
 豊かな水源を中心に発展した王国ゆえに農民や商人が多く、そして彼らの用心棒として冒険者が常に求められている。
 駆け出し冒険者のあなた達は、夢を叶えるための第一歩をこの王国から踏み出すことになるだろう。>
GM(ミナカミ)
……さて、それではSW2.5「蛮族を駆逐せよ」初めて行きましょう。
GM(ミナカミ)
最初はフロースが冒険者になるべくハーヴェスを訪ねるシーンからですね。
フロース(モノ)
はーい
GM(ミナカミ)
フロースは良家のお嬢様でしたが、お家騒動で毒を盛られたことがきっかけで自立を志すようになりました。
GM(ミナカミ)
冒険者になるにあたり両親から勧められたのは、「黄金の若草亭(きんのわかくさてい)」と呼ばれるギルド支部。なんでもそこの亭主と仲が良かったとか。
フロース(モノ)
「えっとえっと、あ、あそこで すね! まずはパーティを組みなさいと言っていたけど、誰がパーティになってくれるのでしょう?」とそれじゃわくわく支部にいきます
GM(ミナカミ)
では、橋の下を通る船を眺めたり、人ごみに流されそうになったりしながらも、どうにか支部までたどり着くでしょう。
フロース(モノ)
宝石ケース大事にかかえてよったよったと行きます(低機動
GM(ミナカミ)
黄金の若草亭は3階建ての建物で、1階は酒場、2階と3階は宿屋として活用されているようです。
GM(ミナカミ)
建物自体は古いもののよく手入れがされており、長く続いている支部だと察せられるでしょう。
フロース(モノ)
それならまずはちらっと一階覗いて、「おさけくしゃい!」とぴょんこする
フロース(モノ)
親父さんっぽいのいるならお話聞きに行きます。「冒険者になりたいので すが……」と
GM(ミナカミ)
お、ではフロースが支部の扉を開けようとしたところで。
GM(ミナカミ)
あなたの頭上に大きな影がかかります。
フロース(モノ)
「!」ぱっと上を見る
GM(ミナカミ)
ぱっと上を見ると、長身で体格の良いナイトメアの男が背後からあなたを覗き込んでいました。
GM(ミナカミ)
大きな買い物袋を抱えており、支部の関係者だと察せられるでしょう。
NPC(ミナカミ)
「うちに用かな、お嬢さん」
フロース(モノ)
「! はい! フローは……じゃなくて、わたしは冒険者になりにきました!」
NPC(ミナカミ)
「食事なら歓迎、依頼なら大歓迎、まあ上がりなさい」
NPC(ミナカミ)
「冒険者」 ぱちくりとまばたきをしてフロースを見つめます
フロース(モノ)
ついていきます~~
NPC(ミナカミ)
「冒険者になりたいというのは特別大歓迎だが、少し詳しい話を聞かせてもらうよ」
フロース(モノ)
「冒険者として、自立するので す。はい!」
GM(ミナカミ)
そう言いながらナイトメアの男は支部の扉を開け、フロースをカウンターの席まで案内するでしょう。
GM(ミナカミ)
というところでいったんシーンを切り替えましょう。
フロース(モノ)
はぁい
GM(ミナカミ)
フロースが支部にやって来る少し前。
GM(ミナカミ)
黄金の若草亭の片隅に、三人の冒険者の姿がありました。
GM(ミナカミ)
シン、リュクス、キルシュの3人ですね。
GM(ミナカミ)
あなた達はそれぞれの事情から冒険者となるためにこの支部まで来ましたが、パーティを組む機会に恵まれず簡単な仕事で日銭を稼いで日々を過ごしていました。
シン(朱理)
はーい!なんかポーカーとかしてるよ!
リュクス(みちを)
鮮やかな手前でカードを2人に配っていた。器用度高いので。サササシュッと
GM(ミナカミ)
今日は日雇いの仕事もなく、三人でのんびりとしていましたね。ポーカー了解です。
キルシュ(ユツキ)
「なあリュクス、良いカードを宜しくな? 今日はコイツから巻き上げて良い酒飲みてえしさあ」とかへらへらと笑っています。
シン(朱理)
「よく吠えますね。」と、適度に挑発しときますね!
リュクス(みちを)
「そうさせたいなら、事前に積むものを積んでおくことだよキルシュ」 公平に配ってますよ!たぶんね!
シン(朱理)
「詰む金もないんじゃないですか?」シンも0Gだけどね!!!!!!
キルシュ(ユツキ)
「ははは、徳はバッチリ積んでるからよ。後はこれだよなコレ……っと……」と自分の財布袋をひっくり返します。
キルシュ(ユツキ)
ちゃりんちゃりん。領収書とかそういうどうでも良い紙の中に何枚かの銀貨がある。「積む金ないのはお前の方だろうが田舎者。オレはちゃんとあります~」
リュクス(みちを)
「さぁ、殿方。財布の確認が済んだなら、手札の確認を。カードはどうする? 変えるかな」
シン(朱理)
無いけどあることにしといて><
シン(朱理)
「おっと、では2枚交換で。」とかなんとか。
キルシュ(ユツキ)
手札を見て。スペードが4枚ある。あと1枚でフラッシュだ。「んー……」とシン君の様子をちらりと伺う。
シン(朱理)
「ふぅ・・・そうか」ため息。
リュクス(みちを)
スッスッとカード配ってた。
リュクス(みちを)
「キルシュ。きみはどうする」
キルシュ(ユツキ)
「(……溜め息…。その反応なら、行けるか?)」と思い。「よーしレイズ!で、一枚チェンジだ」と掛け金を積み上げて、カードを一枚捨てます。
リュクス(みちを)
スッと一枚配る。
リュクス(みちを)
「いかにも自信ありげだ。勝負するかな?」
リュクス(みちを)
わかりやすいなコイツとか思いながら
キルシュ(ユツキ)
「シン君はカード変えねえの?」と自分の貰ったカードを見る前に聞く。
シン(朱理)
「変えませんよ。」
キルシュ(ユツキ)
「うっそだろお前!?チェンジしねえってどんな良いカード来たんだよ!何だよさっきの溜め息は!」
シン(朱理)
キルシュの視線を感じてペシっとカードを伏せてみないようにした。
シン(朱理)
「なんでもいいでしょ。勝負するんですか?降りるんですか?」
リュクス(みちを)
「きみ待ちだキルシュ」
キルシュ(ユツキ)
やべー早まったかな~~という顔で居ます。冷や汗が伝う。「ぐっ……ワンチャンある……このカードが良ければ……やるぞオレは!」と言って、貰ったカードをめくる。
キルシュ(ユツキ)
見た。そして突っ伏す。カードをめくるとそれは見事な役無しの豚であった。
リュクス(みちを)
ダメそうな反応を横目に見つつ。「シン、見せて」
シン(朱理)
「はい。」ってじゃあ、フルハウスだったんだろう。
リュクス(みちを)
ふんふんと頷いていた。
キルシュ(ユツキ)
「はぁ~~~」とがっくりと項垂れます。「ちっくしょ……今日の酒を飲む金も無くなった……もう無理」
シン(朱理)
「それでは頂きまーす」ちゃりんちゃりん
GM(ミナカミ)
皆さんが賭け事に興じているテーブルの上に、とんとんとん、と、ハーブがちょこんと乗った水入りのグラスが3つ置かれます。
リュクス(みちを)
「下手くそ」 ストレートシンプル罵倒をキルシュにしつつ。
キルシュ(ユツキ)
「うるせえ暴力女!……って、お」と水が配られた!配った主の方を見よう。
シン(朱理)
「困った顔しておけばノって来るかと思って。」と、コインを数えてた。
NPC(ミナカミ)
グラスを置いたのは身長1.2mほどのコボルド。フリントという名前で、この宿で料理や給仕をしています。
シン(朱理)
かわいい
NPC(ミナカミ)
耳をぺたんと伏せて心配そうにキルシュの様子を伺っていました。
リュクス(みちを)
かわいい。わん。
キルシュ(ユツキ)
「フリント…お前優しいな。…今日の酒、奢ってくれるか?」
フリント(ミナカミ)
静かに首を横に振って、水をそっ……とキルシュの方へ。
リュクス(みちを)
「水が出てくるだけ幸福と思うんだな。ほら、ハーブが入ってる。よかったじゃないかキルシュ」 煽っていくスタイル
シン(朱理)
「まだ客扱いされてるんだからな」ゴクゴク
キルシュ(ユツキ)
「わーハーブだおいしい~~~」ヤケクソで水を煽ります。てめえら好き放題言いやがって!!
フリント(ミナカミ)
元気そうに水をあおったのでぱたぱたと尻尾を振った
シン(朱理)
かわいい
リュクス(みちを)
かわいい
シン(朱理)
「フリントは真面目に働いてるのに…」
シン(朱理)
チラっと横のリカントをみていたり。いなかったり。
リュクス(みちを)
「殺すか。そろそろ」
GM(ミナカミ)
さて、賭けがひと段落着いたところで支部の扉が開かれます。殺すのはステイだ。
キルシュ(ユツキ)
「オレはさも働いてないみたいに言うんじゃねえよ! お前らだって最近そんな依頼受けてねえだろうがよぉ!」と皆の懐事情を指して言う。
リュクス(みちを)
おうステイステイ。何事でしょう。
GM(ミナカミ)
入ってきたのは宿の亭主とタビットの少女。タビットの少女はカウンターに座り、フリントはハーブが入った水を用意しに厨房に戻ります。
GM(ミナカミ)
フロースですね。というわけで合流? となります。
フロース(モノ)
普通に座ったら届かなそうなので靴脱いで椅子に立ってる
NPC(ミナカミ)
「君の名前は?」 とフロースに聞きながら、吹き溜まりの三人に目を向けてちょいちょいと手招きをした
シン(朱理)
かわいい
シン(朱理)
「オレ達、呼ばれてません?」他二人をみる。
リュクス(みちを)
手招きされるまま近くへ行く。
フロース(モノ)
「フロースともうします! お父様とお母様が元冒険者で、こちらの宿を紹介されたんで す」
フロース(モノ)
宿じゃない(カドワ感
キルシュ(ユツキ)
「何か知らんが呼ばれてるな」と立ち上がり向かいます。
シン(朱理)
「ツケの請求じゃないんですか?」キルシュをジトっと・・・・
NPC(ミナカミ)
「フロース……? ああ、手紙で子供が生まれたと聞いたな。5年位前だったから……そうか、たった5年で大きくなるものだな」
シン(朱理)
シンもいくよ!
フロース(モノ)
「タビットで すから!」
キルシュ(ユツキ)
「そ、そんな溜めてねえよ…多分」と念の為過去のツケを指折り数えて確認する。まだ殺されるには至らない。大丈夫のはずだ。
フロース(モノ)
亭主さんが誰かに目を向けているようなのでフロースもそちらを見る
カルネリアン(ミナカミ)
「私はカルネリアン。このギルド支部『黄金の若草亭』の亭主だ。両親が勧めるのなら、必要最低限の鍛錬はしているな?」
リュクス(みちを)
「キルシュの処理は仕事になるかな」 ひとりごと言いつつ
フロース(モノ)
「あっはい! えっと、妖精魔法をたしなんでま す」
カルネリアン(ミナカミ)
「妖精魔法か」 うむうむと頷いた 「ならちょうどいいな」
フロース(モノ)
「ちょうどいい?」 くびかしげ
シン(朱理)
「リュクス、そう簡単に殺しが仕事になることもないですよ。」
シン(朱理)
「キルシュはまだツケ位しかここに迷惑かけてませんし。」
カルネリアン(ミナカミ)
「冒険者は複数人でパーティを組む。それも適当な組み合わせでは早々に全滅してしまうからバランスが肝要だ」
フロース(モノ)
「はい、お父様も言っておりました」うなずく
カルネリアン(ミナカミ)
「そこの三人はなかなかバランスに恵まれなくてね。君が最後の1ピースだ」
キルシュ(ユツキ)
「だろ~? ちゃんと労働もしてるし、金も多少は払ってここの売り上げに貢献もしてますしぃ」とかフロースちゃん達が真面目な話してるのにこの三人こんなクソみたいな話をって
カルネリアン(ミナカミ)
「少しガラは悪いが、なあに悪いやつらじゃないさ」 わははと笑った
フロース(モノ)
「つまり……フローの仲間!」きらきらわくわくした目で三人を見る
リュクス(みちを)
「客意識のある客ほど迷惑な奴はいない」
シン(朱理)
キラキラつぶらな瞳の・・・うさちゃん・・・・
キルシュ(ユツキ)
「……ん? パーティーの話…?」ときょとんとして。「えっ何、このお嬢ちゃんと俺達で組むの?」とフロースちゃんを見つつ。
リュクス(みちを)
誰が見つめられてるのかと思ってキルシュとシンの方を思わず見た。
カルネリアン(ミナカミ)
「ほら、君らもちゃんと挨拶をしなさい。これから一緒に冒険をする仲間だぞ」 そらそらと3人を自己紹介を促します
シン(朱理)
「えっ」だいじょうぶ?とフロースと店主、そして横の二人を3度見くらいする
フロース(モノ)
「そのようで す! ……わたし、フロースともうします! 初めて冒険しま す、よろしくおねがいします」
リュクス(みちを)
「リュクス。ルーンフォーク」
リュクス(みちを)
フロースちゃんを機械的バッチリ目でじっと見ながら、端的に言った。
キルシュ(ユツキ)
「っ何だこの溢れる純真なオーラ、浄化される」とフロースちゃんの笑顔があまりに眩しい。「えー……キルシュ。殴ったり蹴ったり投げるのが得意なリカントだ」
シン(朱理)
「シンです、よろしく。見ての通りナイトメアです。」ちょっと屈んで握手。
シン(朱理)
おててふわふわ・・・・
フロース(モノ)
「ありがとうございま す!」にくきゅうもありますぞ
シン(朱理)
ぷにぃ!!!
カルネリアン(ミナカミ)
「うむうむ。いいパーティになりそうだ」 満足げに頷いた
リュクス(みちを)
「そうだろうか」 素直に疑問を呈しつつ。
キルシュ(ユツキ)
「……え、マジで言ってる? この子、もっとまともな奴と組ませた方が良くねえです?」とカルネリアンさんにこそっと言います
フリント(ミナカミ)
ぱたぱたと尻尾を振りながらフロースの匂いを嗅いだりする
フロース(モノ)
「コボルトも実際に間近で見たのは初めてで す! なでていいですか!」
+  一方雑談窓では
キルシュ(ユツキ)
もっとまともな奴と組ませた方がいいよ!!!!!(チーム吹き溜まり)
シン(朱理)
そうだよ!!!
シン(朱理)
もっとまともな…!
キルシュ(ユツキ)
こんな…こんな善良そうないい子を…!!!!
リュクス(みちを)
見せるしかねぇよ…世界の汚濁ってやつを
キルシュ(ユツキ)
でも逆にクズと触れた方が社会経験にはなるかもしれない…(?)
フロース(モノ)
両親冒険者だから知識としてはありそうな気がする>世界の汚濁
シン(朱理)
世界の汚濁を!?
シン(朱理)
このお嬢様に見せるのかい!?
カルネリアン(ミナカミ)
「冒険者になるからには粗野な輩にも慣れておいた方が良い。君達が適任だと思うがね」 こそっと
カルネリアン(ミナカミ)
「……それに、キルシュもずっと日雇いの仕事をするためにここに来ているわけではないだろう?」
カルネリアン(ミナカミ)
「今なら初心者向けの依頼が都合よくあるのだがねえ……?」 少し悪い顔をした
キルシュ(ユツキ)
「……耳が痛い事言いますねえ。…そこは否定しませんけどぉ……」とか言ってたら「都合のいい依頼? 報酬がガッポリだって!?」
シン(朱理)
「キミは、妖精魔法をつかうのか?」手元の宝石箱をみる。
リュクス(みちを)
「殺すのか」
リュクス(みちを)
「何かを」
フリント(ミナカミ)
ぺたんと耳を伏せて撫でられスペースを確保して、フロースの前でじっとしています
シン(朱理)
シンも触っていい?さわるね???顎したとかさわるね???>フリント
GM(ミナカミ)
さわっていいよ!!
フロース(モノ)
「もふもふ~! あっはい、妖精魔法で す」 フリントくんにもふっとしてから、シンくんに宝石ケースを開けて見せる
キルシュ(ユツキ)
モフモフ…モフモフモフ…
フリント(ミナカミ)
目を細めて撫でられを堪能します
フロース(モノ)
もふもふともふもふでもっふもふ
シン(朱理)
「…高価そうですね…。悪い事は言わないので、出来るだけ人には見せない方がいいですよ。」
カルネリアン(ミナカミ)
「報酬は並、殺すのは蛮族。だがその前に、フロースに少しだけこの支部の説明をしておこう」
シン(朱理)
そっと、宝石箱を閉じさせつつ!話聞こう!
フロース(モノ)
「! たしかに! シンさんありがとうございま す」優しい!
フロース(モノ)
そしてお話ききまーす
キルシュ(ユツキ)
「並かあ…」とは言いつつ。聞く態勢。
カルネリアン(ミナカミ)
「黄金の若草亭は1階を食堂、2階と3階を宿屋とした冒険者ギルド支部だ」
カルネリアン(ミナカミ)
「駆け出しからベテランまであらゆる層の冒険者を擁する、自分で言うのも何だがそれなりに実績のあるギルドと言える」 えへん
カルネリアン(ミナカミ)
「うちに登録した冒険者の宿代や食事代はベテラン冒険者や有志の寄付で賄っているから、依頼の報酬から差し引いたりすることはない」
カルネリアン(ミナカミ)
「……まあ、何日も依頼を受けず食っちゃ寝されると流石に追い出すがな」
リュクス(みちを)
キルシュを見る。
シン(朱理)
キルシュを見てた。
カルネリアン(ミナカミ)
「で、依頼は毎朝カウンター横の掲示板に張り出している。基本は早い者勝ちだが、私が依頼を見繕って勧めることもある」
カルネリアン(ミナカミ)
「最初のうちは自分たちに向いた依頼を見極めることも難しいだろう。一人前になるまで私がある程度見繕うし、気になる依頼があれば持ってくるがいい。君達に任せられそうな依頼かどうか判断しよう」
フロース(モノ)
(そういえばお父様とお母様も寄付してたって言ってました!)
キルシュ(ユツキ)
視線に全く気付かないふりをして、うんうんと頷いています。
GM(ミナカミ)
システム的に言えば、報酬から宿代や食事代が差し引かれることはないから好きに使ってねってことですね。
キルシュ(ユツキ)
優しい世界!!ありがてえ話です。というか二人してこっち見んな。そんなにイケメンの顔が見たいのか?
シン(朱理)
イケメンの顔は毎朝鏡で見てるからな…
カルネリアン(ミナカミ)
「何か気になることはあるかね? 今思いつかないのなら、思いついた時点で私やこいつらに聞くといい」
フロース(モノ)
「はい! えっと、シンさんたちはもともとパーティを組んでいたんで すか?」
フロース(モノ)
「さっきたくさんおしゃべりしていたみたいなので、仲良しさんなんでしょうか」
シン(朱理)
「いや、何となくつるむようになったって感じ…ですかね?元々オレは、他のチームとか転々としてたので。」
リュクス(みちを)
「?」 ?って顔してシンとキルシュを見てた。
キルシュ(ユツキ)
「そんな感じだな。こいつらと仲良しって言われると何か釈然としねえもんがあるけど」
シン(朱理)
「金づるですかね。」
リュクス(みちを)
「暇つぶしかな」
シン(朱理)
クズばっかだーーー!
キルシュ(ユツキ)
「腐れ縁の様な結果の…吹き溜まりだな…」
カルネリアン(ミナカミ)
「まあ、戦術的な意味での相性は悪くないだろう?」
GM(ミナカミ)
と言いながら、一枚の羊皮紙をカウンターの上に置きます。
フロース(モノ)
「ふむふむ。パーティの内訳は友達とは限らない……冒険者稼業はコミュ力が大事ということで すね!」
フロース(モノ)
羊皮紙みるみる
シン(朱理)
「コミュ力と戦闘バランスですかね。まぁ後衛前衛2人ずつですから悪くはないと思いますけど」と、依頼!きた!
カルネリアン(ミナカミ)
「そうそう、コミュ力は強くしておいて損はないぞ。そしてもちろん腕前も大事だから、まずはこれで腕試しだ」
リュクス(みちを)
羊皮紙みるみる!
キルシュ(ユツキ)
「お嬢ちゃんも酒一緒に飲んでコミュ力深めて行こうな~~あ、成人してねえのか?」とか言いつつ依頼の紙をちらり。
GM(ミナカミ)
依頼の紙を眺めて見ると、ざっと以下のような内容が書かれています。
<依頼の内容
 ・ハーヴェスから歩いて半日ほどの距離にある村、デール村からの依頼
 ・依頼人は村長のセネキオ・デール(人間/男/38歳)
 ・報酬は成功報酬として1人500ガメル(失敗時は0)
 ・目的はデール村近隣に存在する蛮族の集落の壊滅。ゴブリンの目撃証言あり
 ・制限日数は現地到着から7日間。過ぎると失敗と見なされる
 ・滞在中の食事と宿はデール村が用意する
 ・前渡し報酬としてPC1人につき〈ヒーリングポーション〉1個と保存食1週間分が支給される
 ・もし、より深刻な状況や想定外の事態が発生し、それを現場の判断で解決することができた場合、追加の報酬が支払われる>
GM(ミナカミ)
以上です。
カルネリアン(ミナカミ)
「悪くない依頼だろう?」
リュクス(みちを)
「乗った。殺す」
リュクス(みちを)
「ゴブリンを」
フロース(モノ)
「あともうちょっとで成人なので す。成人したらフ……わたしもお酒飲んでみたいで す!」と返す
フロース(モノ)
「ゴブリン退治! 冒険者の第一歩で すね」
シン(朱理)
「ポーションはありがたいですね。ちょうど切らしてて…」
キルシュ(ユツキ)
「500Gはまぁちっと少ないけど…ここから半日の距離でゴブリン退治なら悪くないか」
カルネリアン(ミナカミ)
「この依頼が届いたのは昨日。その時点では農作物が荒らされている程度だが、近いうちにそれ以上の被害が出るのは確実だ」
カルネリアン(ミナカミ)
「依頼を受けるなら、今から出発してもらうことになるぞ」 と言いながらヒーリングポーションと保存食を4人にほいほいと渡していきます。
シン(朱理)
「まぁ暇なんで行きますけど」っと、受け取った。
シン(朱理)
分配分配。
キルシュ(ユツキ)
「こういう冒険者っぽい仕事久々だな。腕なまってねえと良いけど」と受け取ります。サンキューな。
リュクス(みちを)
もらいますもらいます
GM(ミナカミ)
(コマ情報にヒーリングポーション追加しました)
シン(朱理)
「ギャンブルの腕はガタガタでしたし、せめてそっちは鈍らせないでくださいよ」キルシュに。
フロース(モノ)
「ありがとうございま す。農作物は大事で す! 頑張って退治しなきゃ」頂いて腰のポッケにつめつめ
キルシュ(ユツキ)
「ギャンブルは運だろーが、運!」
リュクス(みちを)
「よし行こう。殺しに」
GM(ミナカミ)
ではここで、練習がてら行為判定をしてみましょう。
GM(ミナカミ)
依頼の説明の中で出てきた「ゴブリン」に対して《魔物知識判定》を振ることができます。
シン(朱理)
おお!知っているのかい、フロース!ができる。
リュクス(みちを)
まもちき!
GM(ミナカミ)
行為判定の大半は「2D6+適切な技能のレベル+適切な能力値ボーナス」で計算されます。
GM(ミナカミ)
《魔物知識判定》の場合は適切な技能=セージ、適切な能力値=知力になりますね。
GM(ミナカミ)
もし適切な技能を持っていない場合、能力値ボーナスも足すことができず、「2D6」のみでの判定……「平目」となります。
GM(ミナカミ)
ソード・ワールドではFBをしても自動失敗するだけで、それ以上のペナルティに繋がることは基本的にありません。
GM(ミナカミ)
どれだけ補正を積もうともFBを出すと問答無用の失敗になりますが、その代わり50点の経験点を得られます。適切な技能を持っていなくてもどんどん行為判定を振ってみましょう。
GM(ミナカミ)
フロースはセージを持っているので補正込みでの判定、吹き溜まりは平目での判定になりますね。
キルシュ(ユツキ)
吹き溜まり言うなや
シン(朱理)
ふきだまりwww
フロース(モノ)
吹き溜まりでまとめたwwwww
リュクス(みちを)
おうっ平目の吹き溜まり!
フロース(モノ)
じゃあ早速振ってみまする
GM(ミナカミ)
どうぞどうぞ~!
シン(朱理)
魅せてやりますよ。魔物知識って奴を。
フロース(モノ)
2d6+1+3 魔物知識判定
SwordWorld : (2D6+1+3) → 9[6,3]+1+3 → 13
キルシュ(ユツキ)
2d6 魔物知識判定
SwordWorld : (2D6) → 9[6,3] → 9
リュクス(みちを)
2d6 魔物知識判定
SwordWorld : (2D6) → 8[2,6] → 8
シン(朱理)
2d6 魔物知識判定
SwordWorld : (2D6) → 7[6,1] → 7
シン(朱理)
クソァ!
GM(ミナカミ)
いい出目!
フロース(モノ)
吹き溜まり仲良しでは?
GM(ミナカミ)
全員がゴブリンの知名度である5以上の値を出したため、ゴブリンの情報が公開されます。
シン(朱理)
ふ、ふふ!知ってた!
GM(ミナカミ)
また、セージ技能を持つフロースがゴブリンの弱点値である10以上の値を出したため、ゴブリンの情報内にある「弱点」が適用されます。
フロース(モノ)
おお、やった~
GM(ミナカミ)
(ゴブリンの情報を書いたコマを追加しました)
リュクス(みちを)
魔法に弱いのじゃ
シン(朱理)
「ゴブリンなら、まぁ大群に出会わなければ問題ないですね。」
フロース(モノ)
「ゴブリンといえば……有名な蛮族で、魔法に弱い種族で すね!」
GM(ミナカミ)
セージを持ってないPCが弱点値以上を出しても弱点は適用されないので注意してね
カルネリアン(ミナカミ)
「ゴブリンの説明は……しなくても大丈夫だな。よしよし」
シン(朱理)
「10や20が来たら、さすがに手数で負けそうですし。村の畑を荒らす程度なら大丈夫だと思いますが。」
キルシュ(ユツキ)
「まあ冒険者の基本っしょ、ゴブリンぐらいは」とかカルネリアンさんには笑って答えます。
GM(ミナカミ)
さて、脅威についてもある程度の知識を得ることができました。
GM(ミナカミ)
そろそろ出発しますか?
シン(朱理)
出発!
リュクス(みちを)
出発ー!GOGO!!
フロース(モノ)
「魔法に弱くて、攻撃は武器だけだから……今日の妖精は光、火、土は必須で すね」
GM(ミナカミ)
アッそういえば妖精魔法は選ばないとでしたね……昼休憩から開けた時に改めて聞きますね
フロース(モノ)
水・風で迷っているので考えてきます!
リュクス(みちを)
「なんにせよ撃ち殺す」 よいせとトラドールしょって行くのだ
キルシュ(ユツキ)
「あー、妖精魔法ってそういう風に選べるんだっけか。チョイスはお嬢ちゃんの好みに任せるさ。こっちはあんま詳しくねえしな」
シン(朱理)
「…回復系の魔法ってあります?」と、フロースにききつつ!
カルネリアン(ミナカミ)
「これは新人全員に言っていることだがね」 支部の前まで見送りに行く
カルネリアン(ミナカミ)
「冒険者は自由な存在だ。己を鍛え強大な蛮族を倒すことも、遺跡から巨万の富を見つけ出すこともある。しかしその栄光は、無数の挫折と死の上に在るものだ」
カルネリアン(ミナカミ)
「全ては自己責任。千の喜びがあれば千の悲しみがある」
カルネリアン(ミナカミ)
「それでも私は、君達が冒険者として一歩を踏み出そうとしていることを喜ばしく思う。私はいつまでたっても冒険者というものが大好きだからな」
カルネリアン(ミナカミ)
「さあ行ってこい。土産話を期待しているぞ!」
フリント(ミナカミ)
カルネリアンの隣でひらひらとハンカチを振って見送ります
フロース(モノ)
「光属性で回復できま すよ! でも、プリーストさんにはかなわないので注意してください」とシンさんに返してからの
フロース(モノ)
「ありがとうございま す、ちゃんとみなさんで戻ってきます!」
キルシュ(ユツキ)
(……これ、言われて送り出される連中は結構見て来たけど、自分が言われると……こう、上がるっつーか、なんつーか…)
GM(ミナカミ)
こうして、皆さんは冒険者としての第一歩を踏み出すこととなりました。

デール村への道中

GM(ミナカミ)
一行はハーヴェスを出発してデール村へと向かいますが……その前に、フロースの妖精魔法について確認ですね。
フロース(モノ)
本日の妖精魔法の属性は 光・炎・土・水 でお願いしまーす
GM(ミナカミ)
妖精魔法は毎朝6時に6つの属性から4つ選びます。おっ光・炎・土・水ですね。了解しました。
GM(ミナカミ)
毎朝6時となると依頼を受ける前でしょうし、今後はセッション開始時に妖精魔法の属性を聞く形で進めていきますね。
フロース(モノ)
はぁい
GM(ミナカミ)
また、セッション中に1日が経過した場合、PLから宣言のない限りは同じ属性を選択したとして進めていきますのでご了承ください。
フロース(モノ)
おお、了解です
GM(ミナカミ)
改めまして。ハーヴェスを出てすぐは整備された街道が続き、馬車や冒険者達ともよくすれ違います。
GM(ミナカミ)
しかし進むにつれて道は石畳から土を固めただけの簡単なものになり、建物の数は減り木々や草原が広がってゆきます。
GM(ミナカミ)
青々とした作物がどこまでも広がる田園風景。蛮族の脅威などまるで感じない、平和な光景そのものでした。
フロース(モノ)
「のどかで すね~」ぽってぽって
シン(朱理)
素敵な田舎だ…
キルシュ(ユツキ)
「ん~…クソクソ平和だな……」暇だ。伸びをしながら歩く。
リュクス(みちを)
もくもくと歩いております。
GM(ミナカミ)
しかし、太陽が傾き始め、ようやく目的地であるデール村が丘の向こうに見えてきた時……あなた達は異変に気付きます。
GM(ミナカミ)
デール村から、細く黒い煙が立ち上っていました。
シン(朱理)
「ん…?煙…?」
フロース(モノ)
「?? なんか……変じゃないで すか?」たれ耳が前にぴっ
キルシュ(ユツキ)
「……豪勢なキャンプファイアーって訳じゃあなさそうだな」急いだほうがいいのでは?
シン(朱理)
「いい雰囲気じゃなさそうですね、急ぎましょう」
フロース(モノ)
「ゴブリンだったら大変!」じゃあ走ろう走ろう……でいいのかな?
シン(朱理)
ガッションガッション、鎧とか斧が擦れて鳴りつつ!
GM(ミナカミ)
イイヨッ
リュクス(みちを)
「そうしよう」 走ろ!
キルシュ(ユツキ)
「お嬢ちゃん走るの得意?」フロースちゃんに。持ち上げて走ってあげようか?笑(敏捷Bns3感)
フロース(モノ)
「タビットの中ではそれなりで すがリカントさんには追いつけないでしゅ!」どってどって
フロース(モノ)
持ち上げられるなら持ち上げられます!
キルシュ(ユツキ)
可愛い ひょい、と掴んでじゃあ走って行きましょ! 「ほい。お代は返ったらエール一杯でよろしく~」とか言いつつね…フフ
フロース(モノ)
「ほあー!」お手数おかけしまーす
GM(ミナカミ)
かわいい
シン(朱理)
俊敏度高くないから、たぶん後ろの方を走る…金属鎧だし!
GM(ミナカミ)
それでは、一行はペースを上げてデール村に到着します。
キルシュ(ユツキ)
「野郎は死ぬ気で走れよ」とケケケ、笑いながら走ります。シン君は頑張ってね♥
リュクス(みちを)
敏捷度高め!軽快に走ってます!

デール村

GM(ミナカミ)
黒い煙が上がっていたのはどうやら村の外れにある家畜小屋と納屋のようで、それらの回りに村人と思しき人々が集まっていました。
シン(朱理)
「鎧でここまで走れるんだからましな方でしょうが!」イラつきながら!はしる!
リュクス(みちを)
「ゴブリンは」 いない……!
キルシュ(ユツキ)
「ありゃりゃ。手酷くやられちまってるなあ」と近くまで来たらフロースちゃんをおろしーのしつつ。ゴブリンの姿はなさそうですねえ
フロース(モノ)
「襲われちゃった後……で す?」きょろきょろ
NPC(ミナカミ)
「うん? 見ない顔だけど、あんたらは?」 村人の一人が皆さんに気付いて声をかけてきます。
リュクス(みちを)
「殺しに来た」
フロース(モノ)
「冒険者です! こちらの依頼を受けてやってきました!」
NPC(ミナカミ)
「こ、殺し……!?」
リュクス(みちを)
「ゴブリンを」
シン(朱理)
「依頼を受けた…冒険者です」
シン(朱理)
「リュクス・・・・」
キルシュ(ユツキ)
「言葉足りねえにも程があるだろ」とか突っ込みつつ。「黄金の若草亭に依頼だしただろ?それそれ」
NPC(ミナカミ)
「あ、ああゴブリンか……。村長が頼んでた冒険者だな。来てくれて助かるよ」
フロース(モノ)
「はいっ! さっそくお話を……あっ、わたしフロースと申します!」はいっ
リュクス(みちを)
「でも合ってる。殺しの依頼だから」
NPC(ミナカミ)
「被害状況は見ての通りだけど、詳しい話は村長から聞いた方が良いな。村長の家はこっちだ」
フロース(モノ)
ついていきまーす
リュクス(みちを)
「今はいないのか……」 よし村長ハウスにいきましょう
NPC(ミナカミ)
「フロースさん。よろしく」 村人はフロースに笑いかけて、それから村長の家まで案内します。
キルシュ(ユツキ)
「そんなだからお前牢に入れられちまうんだよ…」とか言いつつ、キルシュもついていきます。
シン(朱理)
「リュクスは後で会話の勉強しような。さすがに言い方がおおざっぱすぎます。」
フロース(モノ)
「初めての依頼……依頼のお話……!」ひとりでどきどきしている
シン(朱理)
ついてこー!
GM(ミナカミ)
村長の家はデール村の中でも一番大きなものでした。とはいえハーヴェスにある建物と比べると素朴な木造のもので、村人達が質素な生活を送っていることは想像に難くないでしょう。
リュクス(みちを)
「やだ。金をくれるならやってもいい」 言いつつ。おっきな家が!
村長(ミナカミ)
「ようこそ来てくださいました。ハーヴェスからわざわざありがとうございます」
GM(ミナカミ)
村長は玄関先で皆さんを迎え、それから居間に案内します。
フロース(モノ)
「おじゃましま す」おじゃましまーす
村長(ミナカミ)
「村長のセネキオ・デールです。こんなことなら、もっと早く依頼を出すべきでしたよ」
シン(朱理)
「ゴブリンに困ってるんですよね。あれもゴブリンの仕業ですか?」
シン(朱理)
と、納屋の事を言いつつ。
村長(ミナカミ)
「そうですね。あれらは昨夜……明け方近くに襲ってきました。それから1日がかりで鎮火して、ようやく落ち着いたところです」
村長(ミナカミ)
「今回は様子見だったのか、直接的な人的被害は出ませんでしたが……次襲われれば、そうはいかないでしょう」
キルシュ(ユツキ)
「放火までしていったのか…確かに怪我人が出なかったのは不幸中の幸いだ」と頷いて。「依頼は蛮族の集落の壊滅だったよな。集落の場所は検討がついてんです?」
GM(ミナカミ)
会話の合間にお茶とクッキーが出されます。甘さ控えめのシンプルなものですね。
リュクス(みちを)
クッキー食べます。サクサクサクサクサク
キルシュ(ユツキ)
ただで貰えるもんは何でも食う。聞きながらモリモリ食うしモリモリ飲む。
GM(ミナカミ)
遠慮がねえ……
村長(ミナカミ)
「集落の場所は……そうですね、森の中の城跡にあったと、村の少年が」
フロース(モノ)
「!??」びっくりしつつお話聞いてる
フロース(モノ)
(だ、出されたものをいきなり食べるのは危ないってお父様が……っ!?)
村長(ミナカミ)
「森の中にある廃墟の近くで、蛮族がうろついているのは狩人も確認しています。近くまでの案内は彼にしてもらうことになるかと」
フロース(モノ)
「な、なるほど、それはありがたいで すね!」
シン(朱理)
「場所はわかってるんですね。それなら話が早くてたすかります。」むしゃ
リュクス(みちを)
「そこに乗り込んで……」 サクサク 「ゴブリン等を殺す」 サクサクサク
フロース(モノ)
「(あわわ)」
キルシュ(ユツキ)
「なるほど」とまたクッキーを掴む。「えー…今の段階で何体ぐらいはいる、とか数の情報はあります?」
村長(ミナカミ)
「明け方近くに襲ってきたのは、ゴブリンを中心とした5~6体の蛮族でした。ゴブリンだけではなく、確か……フッド、もいたかと」
キルシュ(ユツキ)
「お嬢ちゃん、タダで食えんのにクッキー食べないのか? 食わねえと無くなんぞ」とか小声で小突きつつね笑
フロース(モノ)
「フッド?」
フロース(モノ)
「で、でもちゃんとお話聞かないと……(毒……は大丈夫だと思いますけど……)」とかぽしょぽしょしつつの
村長(ミナカミ)
「フードをかぶった小型の妖魔ですね。率先して小屋を燃やし、大切な牛や鶏を……」 言葉を詰まらせた
リュクス(みちを)
「殺した」
シン(朱理)
「酷い話ですね。こういうところだと、家畜は財産だというのに」
リュクス(みちを)
「先頭を切ったのなら、そいつは隊長格かもしれない」 サクサク
フロース(モノ)
「悪い蛮族で すね! そのフッドというのは、一体だけで すか?」
シン(朱理)
「毎日卵や牛乳を出す上に肉も食べれてるのに…」かなしい
村長(ミナカミ)
「なにぶん日が昇る前の出来事でしたから、詳しい数までは……」 すみません、と頭を下げます
フロース(モノ)
「隊長格かもしれないのが複数いるかもしれない、気を付けないとで すね」
シン(朱理)
「あんまりのんびりしてると、村が襲われるかもしれませんね。できれば早く処理した方がいいでしょう…」
キルシュ(ユツキ)
「人的被害が出る前にさっさと動いた方が良さそうだな。純粋に自分達の食糧の為に家畜を襲ったつーなら家燃やさなくていい訳だし、暴れ回るのに味を占めてそうだ」
村長(ミナカミ)
「…………」 少し視線をウロウロさせる
シン(朱理)
「…どうか、しました?」
リュクス(みちを)
「何か?」 じっ
村長(ミナカミ)
「……村の少年が、蛮族の拠点を見つけたと言ったでしょう」
キルシュ(ユツキ)
「言ったな。中々怖い物知らずだなとは思っていたけどよ」
フロース(モノ)
「夜に襲ってくるなら夜の方が動きやすいのかも。できるだけ日中に倒しに行くのがいいのかもで す」 ふんす、としたところでみんなが村長を注視していたのでくびかしげ
村長(ミナカミ)
「彼は以前から蛮族を見たと言っていましてね」
村長(ミナカミ)
「その度に村の狩人が調べに行ったり、冒険者を雇って調査してもらいましたが、ことごとく空振りでした」
村長(ミナカミ)
「今回の蛮族を巣を見つけたというのも、1週間ほど前の話です」
シン(朱理)
「…その少年に、詳しく話を聞いたりは…?」
村長(ミナカミ)
「冒険者を雇うように言ってきましたが、今回もまた何かの見間違いだろうと放置していたら……彼は『一人でも蛮族と戦う』と言って、3日前に飛び出していきました」
キルシュ(ユツキ)
「……その後、彼は?」
村長(ミナカミ)
「……それ以来、行方知れずです」
フロース(モノ)
狩人が蛮族を見たのは廃墟の近く、少年は森の中の城跡にあると言う この廃墟と城跡はノットイコールであっていますか?
シン(朱理)
「実際にゴブリンが来ているわけですし、すごくわかりづらい場所に巣があるのかも?」
GM(ミナカミ)
おっとすみません、表記ブレなのでイコールで大丈夫です
フロース(モノ)
おお、了解ですー
リュクス(みちを)
「殺されたか、もしくは捕まったか、どこかに隠れて動かないか。あるいは殺されたか……」
キルシュ(ユツキ)
「殺された重複してんぞ」
シン(朱理)
「少年一人で、もし本当に巣があるのだとしたら、厳しいでしょうね」
村長(ミナカミ)
「蛮族を退治して村の安全を確保してほしい。これが依頼ですが……もし、どこかで彼を見つけることが出来たら、連れて帰ってきてくれませんか」
リュクス(みちを)
「生きていれば救い、死んでいれば何か持ち帰る。どちらにしても蛮族は殺す。で、いいか」
フロース(モノ)
「もちろん! 3日だと無事であっても衰弱しているかも」
村長(ミナカミ)
「それで大丈夫です」 リュクスの言葉に頷きます
キルシュ(ユツキ)
「さて、そういう話なら早めに調査に出るべきなんだろうけどよ……」今って何時ぐらいです?すぐ出れるものか…
村長(ミナカミ)
「少年の名前はルピナス。年齢は11歳で、金髪に黒い瞳が特徴です」
村長(ミナカミ)
「もう日が暮れます。早く解決しようとしてくださるのはありがたいですが、どうぞ今日はうちに泊まってください」
フロース(モノ)
「夜の森で戦うのも危ないで すもんね……」
リュクス(みちを)
「こちらが殺されかねない。わたしやキルシュは夜目が効くとはいえ」
シン(朱理)
「では、休ませてもらいましょう。」
キルシュ(ユツキ)
「だなあ。ま、今日は襲撃が来ないよう注意しとくとして、明日から本気出すって事で」
シン(朱理)
少年生きてるといいな・・・・・・
フロース(モノ)
「来て早々で すが、お世話になりま す」村長にぺこり
村長(ミナカミ)
「田舎村なので大したもてなしはできませんが、ゆっくりしていってください」
フロース(モノ)
まあ夜にまた襲撃が来たらなにかわかることも……あるかもしれない
リュクス(みちを)
「よろしく頼む。ちなみにわたしはリュクス。ルーンフォーク」 めちゃくちゃ今更なことを言いつつ
GM(ミナカミ)
依頼の話をしているうちに日も暮れてくるでしょう。