境界を越えて (2021/08/15 - 2021/09/11)

SCENARIO INFO

Writer/ミナカミ(配布元

本作は、「著:北沢慶/グループSNE、KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.5』の二次創作物です。
(C)Group SNE「ソード・ワールド2.5」

PLAYER

GM/ミナカミ
PC1/シン(朱理)
PC2/リュクス(みちを)
PC3/フロース(モノ)
PC4/キルシュ(ユツキ)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-42日目2日目-22日目-3アフタープレイ

研究施設/廊下

リュクス(みちを)
「くだらん石の塊だ」 残骸をザッと蹴った
シン(朱理)
「プラズマスフィアの残骸がない…?」(粉々になった)
フロース(モノ)
「んーーー……この辺の部品とかリサイクルできそー」ごそごそ
キルシュ(ユツキ)
「お前が全力でぶっ飛ばすから…」とか言いつつ獣変貌もときつつ
フロース(モノ)
「見事にまっっぷたつでしたしねえ」
シン(朱理)
「力加減なんてできませんよ」
シン(朱理)
シュルシュルと角が縮んでいって、元に戻った!
リュクス(みちを)
「シンの顔色が元に……」
GM(ミナカミ)
さて、ゴーレムたちを倒して瓦礫を吹き飛ばした先には、さらに通路が続いていますが……
キルシュ(ユツキ)
「俺の獣変貌みたいなもんかぁ…」小さくなった角を見たりしつつ… おや…
GM(ミナカミ)
それはあまり長くなく、突き当りに両開きの扉があるのがここからでも見えるでしょう。
シン(朱理)
「あ、戻った戻った」頭をさわさわ
フロース(モノ)
「思ったより消耗させられたので休憩してから行きたいでしゅね」
リュクス(みちを)
「そうだな。ボロボロの奴もいるしな」
シン(朱理)
「そうですね…回復しつつ…この先もずっと暗いと大変ですし、明かりも…」と、リュクスにお願いしたいね
キルシュ(ユツキ)
「だな、またゴーレムが出てきたら流石に厳しい」
リュクス(みちを)
言いつつ、リロードをもろもろやっておきます。
GM(ミナカミ)
リロードどうぞ。
system
[ リュクス(みちを) ] デリンジャーA:1 → 2
system
[ リュクス(みちを) ] デリンジャーB:1 → 2
system
[ リュクス(みちを) ] デリンジャーE:0 → 1
system
[ リュクス(みちを) ] デリンジャーF:0 → 1
system
[ リュクス(みちを) ] ポーチ(通常弾):20 → 18
system
[ リュクス(みちを) ] ポーチ(衝撃弾):2 → 0
リュクス(みちを)
衝撃弾買い足し忘れてたな。まぁ、そうそう使わないしきっと大丈夫…
リュクス(みちを)
「明かり?」 シンに言われてぽかんとした
リュクス(みちを)
「…………ああ、そうか」
リュクス(みちを)
フラッシュライト、行使したいです。明かりをつける
GM(ミナカミ)
了解しました。魔法行使判定どうぞ。FBしなければ点く。
シン(朱理)
「なんかできませんでした?明かり・・・」リュクス思い出した!
system
[ リュクス(みちを) ] MP:17 → 15
リュクス(みちを)
2d6+7 【フラッシュライト】消費:MP2 対象:術者 射程:術者 時間:6時間 抵抗:任意 (2D6+7) > 7[1,6]+7 > 14
GM(ミナカミ)
よしよし。マギスフィアから放たれる光は問題なく辺りを照らすでしょう。
リュクス(みちを)
「これか」 ぺかーー
キルシュ(ユツキ)
「ほー、貴重な撃つ以外に出来る技」
キルシュ(ユツキ)
明かりを見上げつつ、自分の荷物を漁ってシン君に救命草を渡しました。「ん、うまいの作れよ」
リュクス(みちを)
「すっかり忘れていたな。なぜって、私は暗くても大丈夫だから」 謎のドヤ顔
シン(朱理)
「いいですね、これなら明かりの心配なく作業ができます」
シン(朱理)
「うまいかどうかは、日ごろの行い次第ですね」
キルシュ(ユツキ)
「いやお前の腕次第だろーがよ、なんで運と行いが絡むんだよ」
フロース(モノ)
フローはリュクスちゃんのHP変換後にウィスパーヒール1回行使しますね
リュクス(みちを)
処理簡単なのを先にやらせてもらおう。HP変換を使用してMPを回復します。
GM(ミナカミ)
OK、じゃあHP変換→ウィスパーヒール→救命草 の順で処理していきましょう。
system
[ リュクス(みちを) ] HP:25 → 11
system
[ リュクス(みちを) ] MP:15 → 29
リュクス(みちを)
キュインとMPを補充しました。
GM(ミナカミ)
キュインキュイン! 続いてウィスパーヒールの行使判定どうぞ。
フロース(モノ)
しまーす
フロース(モノ)
1d6+3+(6+4) 【光/ウィスパーヒール】消費:MP4 対象:1エリア(半径3m)/5 射程:2(30m)/起点指定 時間:一瞬 抵抗:必中 (1D6+3+(6+4)) > 2[2]+3+(6+4) > 15
GM(ミナカミ)
成功。全員のHPが魔力点ぶん回復するので、全員10点回復ですね。
system
[ フロース(モノ) ] HP:26 → 33
system
[ キルシュ(ユツキ) ] HP:20 → 30
system
[ シン(朱理) ] HP:30 → 40
system
[ リュクス(みちを) ] HP:11 → 21
system
[ フロース(モノ) ] MP:16 → 12
フロース(モノ)
GM~~ウィスパーヒールもっかいやりたいです
シン(朱理)
MPいっぱい使わせて済まない~~!
シン(朱理)
あとで回復しよう
GM(ミナカミ)
ウィスパーヒール了解しました。判定どうぞ!
フロース(モノ)
1d6+3+(6+4) 【光/ウィスパーヒール】消費:MP4 対象:1エリア(半径3m)/5 射程:2(30m)/起点指定 時間:一瞬 抵抗:必中 (1D6+3+(6+4)) > 2[2]+3+(6+4) > 15
フロース(モノ)
なんか1d6の出目が2ばっかりな気がするな……?
system
[ フロース(モノ) ] MP:12 → 8
GM(ミナカミ)
OK。ではフロースは満タンだから、他の3人が10点回復かな。
system
[ シン(朱理) ] HP:40 → 50
system
[ リュクス(みちを) ] HP:21 → 30
system
[ キルシュ(ユツキ) ] HP:30 → 36
シン(朱理)
かなり回復しましたが、まだちょっと足りないので、そこは救命草で回復します!
キルシュ(ユツキ)
「お、この感じならわざわざシンの不味い薬飲まなくてもよさそうか」全快!
シン(朱理)
「・・・っと、キルシュはもう元気そうですね?」草を突っ返そう
フロース(モノ)
「2回ウィスパーヒールしてもシンさんは全快しませんか~」
GM(ミナカミ)
了解しました。シンの救命草1→0。威力表は薬師道具セットを使うので1d6+4でどうぞ!
リュクス(みちを)
「デカいからな」
シン(朱理)
いきます~!
シン(朱理)
1d6+4 威力 (1D6+4) > 4[4]+4 > 8
キルシュ(ユツキ)
「素寒貧でド貧乏なお前に草貸してやってもいいけど」とか言いつつ受け取ります。フフ
リュクス(みちを)
「それだけ体にこう……いっぱい貯められる」
フロース(モノ)
「冬眠に向いていましゅな」
GM(ミナカミ)
出目8なので4、そこにレンジャー技能と器用度ボーナスを足すので、4+3+3=10点回復かな。
シン(朱理)
あぁ意外と出目が良かった!
system
[ シン(朱理) ] HP:50 → 55
シン(朱理)
最大値まで回復でいいな!
GM(ミナカミ)
おけ!
フロース(モノ)
「あ、わたしのMP回復もお願いしましゅ。とりあえず魔香草2本」ハイッ
シン(朱理)
ゴクゴクゴクゴク
キルシュ(ユツキ)
「今日のお味は?」
シン(朱理)
「ウマイデスヨ」
シン(朱理)
1d6+4 威力 (1D6+4) > 2[2]+4 > 6
GM(ミナカミ)
フロースは魔香草2→0。シンは1d6+4を2回どうぞ~
シン(朱理)
1d6+4 威力 (1D6+4) > 4[4]+4 > 8
キルシュ(ユツキ)
「棒読み…」ただ出目は結構いいぞ!
シン(朱理)
2回目はマシだったか・・・!
GM(ミナカミ)
1回目は1+3+3=7点、2回目は2+3+3=8点のMP回復。
シン(朱理)
クあ~~~これでも15点だけか・・・MPの回復って!
system
[ フロース(モノ) ] MP:8 → 23
フロース(モノ)
ありがた!しかしやはり魔海草もいるか……!
シン(朱理)
海藻も使うか!MP回復も結構数が必要になってくるね
フロース(モノ)
お願いしたく!
GM(ミナカミ)
OK。魔海草1→0で、シンは1d6+4どうぞ。
シン(朱理)
最高の味出してやる
シン(朱理)
1d6+4 おいしい威力 (1D6+4) > 5[5]+4 > 9
シン(朱理)
美味しくなったよ!!!!!
フロース(モノ)
やったー!!!
GM(ミナカミ)
5+3+3=11点の回復。
シン(朱理)
デリシャスほうれん草スープ風です!
system
[ フロース(モノ) ] MP:23 → 34
キルシュ(ユツキ)
「こんだけ草飲みまくってもまだ全快にならねえのか。成長したってコトかねえ」フロースの様子見つつ
リュクス(みちを)
「ルーンフォークじゃない生き物って不便だな……」 フロースヨシヨシ
フロース(モノ)
「……となると……魔香草で4本くらいでしゅかねえ……」うむぅ
キルシュ(ユツキ)
「んー……ならこれやるよ、俺はあんま使う機会なさそうだし」と所持していた魔晶石5点分をフロースに放り投げます。ぽいっ
シン(朱理)
大盤振る舞い!!
フロース(モノ)
「MPの総量が増えたのはもちろん嬉しいけど、やっぱり使い すぎると道中の回復に困っちゃう……おっ?」
GM(ミナカミ)
キルシュの魔晶石(5)をフロースに譲渡了解しました。
フロース(モノ)
「……い、いいんでしゅか? フローも4点と5点分持ってるけど……」あわてて受け取ってぱちくりする
シン(朱理)
「次から、救難草での回復も視野に入れますかね。そろそろあれくらい使ってもいいかも」
キルシュ(ユツキ)
「いーよ、万一ガス切れで回復が追っつかなくなる方がこええからな」
シン(朱理)
「フロースの魔法がないと、さっきもかなり厳しかったですからね」
リュクス(みちを)
「キルシュはそのままでも戦えるわけだしな」
キルシュ(ユツキ)
「ガチで死ぬと1万Gは余裕で吹っ飛ぶからな……」
フロース(モノ)
「! わかりました! しっかりお役に立ちましゅよ!」大事に使わせてもらうのだ
シン(朱理)
「死ぬことだけは避けたいですね」穢れもたまっちゃうし!
キルシュ(ユツキ)
「生死が絡む戦いはしたくねーけど、なんか今回の件はいろいろ巻き込まれそうだしなあ…」と扉の先を見た。サフィーナ先生…
リュクス(みちを)
「死んだらまたリセットされるしな。それは避けたい」
シン(朱理)
薬師セット片付けて。「先に進みますか」
フロース(モノ)
「……リュクスさんがブラロのことも忘れちゃったらやだな……」ちょっと不安を思い出して扉の方を見る
キルシュ(ユツキ)
「…嫌なら忘れさせないようにうまく立ち回るしかねーな」フロースの頭をぽふりつつ 先行くか…
GM(ミナカミ)
OK。では扉の先へ。

研究施設/研究室

GM(ミナカミ)
扉には鍵も罠もなく、ごく普通に開けて入ることができました。
シン(朱理)
ガチャコーン!
GM(ミナカミ)
そこに広がっていたのは、魔法円があった入り口と同じような広さの部屋。
GM(ミナカミ)
机や本棚、大掛かりな錬金術で使用するような器具は現代のものですが、
GM(ミナカミ)
机の上や本棚にある本や紙束、そして錬金術の素材と思しきものはかなり昔のもののように見えました。
シン(朱理)
錬金術…!
キルシュ(ユツキ)
「センセの秘密工房って感じだな」キョロ…
GM(ミナカミ)
部屋の調査は《探索判定(レンジャー技能不可)》または《文献判定》で行うことができます。
リュクス(みちを)
「魔動機文明時代のあれこれか?」 きょろきょろ
フロース(モノ)
ほぉん フローは文献判定ですな
GM(ミナカミ)
今回は全員がどちらかの判定を振って、その結果に応じて情報を出して行きますね。
キルシュ(ユツキ)
文献判定は死んだ!俺はこの探索を選ぶぜ!
シン(朱理)
アルケミスト技能で文献判定できる!
リュクス(みちを)
探索……だ!
シン(朱理)
先生について何かわかりますように!!
GM(ミナカミ)
皆さん判定どうぞ!
キルシュ(ユツキ)
「金目のモンとか探すか」とは言いつつ割と真剣だ。手がかり欲しいね…
フロース(モノ)
1点も惜しいしフェアサポはなしで 振りますぞ
リュクス(みちを)
2d6+1+3 【探索】 (2D6+1+3) > 7[6,1]+1+3 > 11
フロース(モノ)
2d6+4+4 【見識/地図作製/病気知識/文献/文明鑑定/宝物鑑定/魔物知識/薬品学】 (2D6+4+4) > 10[6,4]+4+4 > 18
シン(朱理)
2d6+3+3 【見識/文献/薬品学】 (2D6+3+3) > 6[5,1]+3+3 > 12
キルシュ(ユツキ)
2d6+4+3 【探索】 (2D6+4+3) > 5[1,4]+4+3 > 12
GM(ミナカミ)
なるほど。
GM(ミナカミ)
では、リュクスとシンとキルシュはあちこちを漁って難しそうなことが書かれている紙を見つけます。
GM(ミナカミ)
紙の端に書かれている番号通りに並べると、表紙に「魔剣ブラックロータス」と書かれた紙の束であることが分かるでしょう。
リュクス(みちを)
「ブラックロータスって書いてある」
キルシュ(ユツキ)
「……これ、ひょっとして魔剣の資料か?内容は…なんか難しくてよくわからんが」
GM(ミナカミ)
おっと、あとですね
GM(ミナカミ)
ここの資料は全て魔動機文明語で書かれています。
シン(朱理)
よ、よめる!!!
リュクス(みちを)
我 読める
フロース(モノ)
よめない!
GM(ミナカミ)
なのでシンとリュクスが読めます。
キルシュ(ユツキ)
まったく読めん。なんだこのイミフ言語は。
GM(ミナカミ)
中身を確認すると、最初の数枚に魔剣ブラックロータスの概要が書かれ、その後は研究方法や理論について書かれているようでした。
GM(ミナカミ)
研究方法や理論は非常に難解であり、数枚目を通すだけで冒険者には理解できない内容であると分かるでしょう。
GM(ミナカミ)
そのため、理屈はともかく概要に書かれている内容を把握することだけは出来る……と言った具合ですね。
シン(朱理)
難しいこと書いてる…
シン(朱理)
先生の字ってわかったりする?
リュクス(みちを)
「難しいことがいっぱい書いてあるな……」 ムム……
GM(ミナカミ)
というわけで情報を出して行きます。筆跡はちょっと待ってね
シン(朱理)
はいさ!
【概要】
・古代魔法文明時代に作成された魔剣。おそらく当時の最高品質「アーティファクト」に分類される
・外見は黒い刀身の長剣。材質は不明だが軽量で剣としての取り回しは容易
・蛮族が使用していたものを回収したため、作成された場所や経緯は一切不明
・資料が一切存在しないため、能力の詳細は蛮族が使用していた際の反応、実験の結果、古代魔法文明の技術傾向から推測したものを記載する

【能力】
・直接的な殺傷力は平凡。大きな特徴は「洗脳」の能力を備えていること
・「洗脳」の能力は魔剣を持つ者の意志に応じて発動し、有効範囲内に存在する脊椎動物の思想は発動者と同一のものになる
・発動コストに体力と魔力を消費するが、魔剣の習熟度合いに応じて大幅に軽減されるため、発動者が死に至る危険性は非常に低い
・有効範囲は発動者の知能と魔剣の習熟度合いに比例する。上限は不明
・洗脳の上書きは可能だが、洗脳を解除して生来の思想に戻すことはできない
GM(ミナカミ)
以上です。
+  一方雑談窓では
キルシュ(ユツキ)
最後
キルシュ(ユツキ)
最後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キルシュ(ユツキ)
おしまい
リュクス(みちを)
元には戻せない
フロース(モノ)
元には戻せないのか……
キルシュ(ユツキ)
墓作る覚悟しないとダメですか?
キルシュ(ユツキ)
ミナカミ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キルシュ(ユツキ)
ミ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM(ミナカミ)
(◔3◔)~♪
キルシュ(ユツキ)
コイツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!エーン そんな そんな ウゴァ というか え あの町のみんなももうおしまいってこと!?
フロース(モノ)
うーーーん……でもあくまで筆者の推測であって確定ではないというところに希望を持っていいのか……いや……
フロース(モノ)
おしまいというかずっと平和思想というか
キルシュ(ユツキ)
キルシュ落ち着いてほんとに
キルシュ(ユツキ)
心から従っててもクソ!!! 洗脳されてても地獄!!!!
リュクス(みちを)
どうあがいても絶望!!
シン(朱理)
うむ・・・そうか
キルシュ(ユツキ)
これ口頭で共有されてます?
GM(ミナカミ)
筆跡は……綺麗な字ではありますが、サフィーナの字とは違うような、でも確証は持てない……そんな気がします。
シン(朱理)
するしかないか…共有!
リュクス(みちを)
シンにしてもらった。(説明下手)
シン(朱理)
シンがやった・
キルシュ(ユツキ)
最初は頷いて聞いていたが、最後の下りで凍り付いたようになった。「…………」
フロース(モノ)
「この推測が正しいなら、サフィーナさん自身は無事そうだけど……」そっとキルシュくんを見る
リュクス(みちを)
「するとあの街の連中、もうずっとあのままか」
キルシュ(ユツキ)
「…元に戻せない…そんな事あるかよ」
シン(朱理)
「まだ、読み込めてない部分があるかもしれません。もう少し、文献を探してみよう」とか一応言うけども~~~!
キルシュ(ユツキ)
「街一つ、住民丸ごとみんなおかしくなっちまったし、それが増えてくってか、無作為に、センセの思惑通りに、どんどん……」
GM(ミナカミ)
さて、フロースの方の結果ですが……
フロース(モノ)
「や……でも、まだ部下の人たちが洗脳されたとも限りませんし……」
キルシュ(ユツキ)
「……」くそ、と壁の一部を手で殴りつけた。複雑すぎる。そしてフロースの結果知りたい。私が。
GM(ミナカミ)
3人がブラックロータスについての紙を探している間に、フロースは机の引き出しが二重底になっていることを発見していました。
GM(ミナカミ)
そこにあったのは何枚かの紙束ですが……フロースにその内容を読むことは難しいでしょう。
GM(ミナカミ)
というわけで、その紙束を抱えて先程の共有を受けていたことになります。
シン(朱理)
魔導機文明語か!?
リュクス(みちを)
「フロース、何を持っているんだ」
フロース(モノ)
「あ、そうそう、これあそこの引き出しから見つけたんでしゅけど……二重底の中にあったから重要かもと。読んでください」はいっと渡す
キルシュ(ユツキ)
「……」書面は一応見よう。誰か読めるやつかな?
GM(ミナカミ)
魔動機文明語で書かれています。
シン(朱理)
魔導機文明語なら読むよぉ~~!
リュクス(みちを)
魔導機文明語ではと。フロースから受け取って、シンに渡そう。
リュクス(みちを)
読めるけど任せるスタイル。
シン(朱理)
なんか、自然にわたってきた。読みます。
GM(ミナカミ)
軽く目を通してみると、どうやら日記のようだと察しがつくでしょう。
GM(ミナカミ)
日付は飛び飛びですが、日付や内容の流れを元に時系列順に追うことができます。
シン(朱理)
「日記だ。」ざっと読んでみよう。名前も書いてるかしら…
GM(ミナカミ)
ちょっと長い情報出して行きますね。
【8月14日】
遠距離戦主体の中隊の襲撃。防衛力に秀でており、弓および魔法の効果は薄い。
機動力と近接戦闘力に優れた奇襲部隊を派遣し、全滅まで追い込んだ時点で隊長格含めた全蛮族が撤退。
帰還した奇襲部隊が錯乱し複数名が死亡あるいは重傷を負う。
奇襲部隊の説得に失敗。やむを得ず全員殺害する。

【8月15日】
蘇生後も奇襲部隊は錯乱し続け、魔法や薬による治療を試みるが効果はない。
手痛い損失になるが、死体の状態で保存しておくことに決定。

【10月20日】
度重なる襲撃を受けた結果、隊長格の蛮族が持つ剣に洗脳作用があると判明。
知識や知能はそのままに蛮族側に寝返り、洗脳を受けていない振りをされると見破ることは困難になる。
迅速かつ確実な判別法を見つける必要がある。

【10月23日】
私が考案した判別法が採用される。誰にでも出来て、コストは低く、前線に行く者からも了承を得られた。
戦を終えた英雄を全員殺し、蘇生後に所定の作業を行い、洗脳が判明すればもう一度殺す。
全員の手が血に濡れた。
我々の精神が正常である間に、あの魔剣を無力化しなくてはならない。

【2月7日】
調査隊が持ち帰ったレポートから導き出した手段を具体化する作業に移る。
手段の提唱者は今朝首を吊った。墓の数が増えていく。
(人名と思しき単語が書かれているが水でにじみ読むことができない)

【5月19日】
魔剣の回収に成功。
強力な武器だが、蛮族に奪われた際のリスクを考慮して無力化することに決定。
私を中心とした錬金術師のチームで総力を挙げて魔剣の構成要素を分解し、封印に成功。

【4月2日】
蛮族の攻勢が劇的に弱まる。風の噂では蛮族の王が倒されたらしい。
戦争が終わる。
矢も炎も飛ばず、剣戟の音もなく、友が肉塊にならず、朝まで眠ることができる世界。
戦前から生きている長命のエルフが語った夢物語のような世界が来る。
GM(ミナカミ)
以上です。
シン(朱理)
ここまでかぁ~~
リュクス(みちを)
「……誰の日記なんだ?」
フロース(モノ)
「…………」考え込んでいる
シン(朱理)
名前とか書いてます??一応確認。
キルシュ(ユツキ)
「……年号までは…書いてないか」
GM(ミナカミ)
いえ、名前は書いていません。筆跡も、なんとなく女性っぽい気はしますが断言できるほどの確証は得られません。
シン(朱理)
「名前はないですね」
リュクス(みちを)
「普通に考えたら……ここの持ち主の物か」
シン(朱理)
「でも、先生が出入りしていたと考えるのが自然ですから。」たぶん?おそらく?
フロース(モノ)
「(所定の手段ってなんだろう。洗脳を判別する手段……蘇生後でないとできない手段? それをグランさんたちにやる羽目にならないといいけど……)」
リュクス(みちを)
「それなら、自分で封印した物を自分で回収したってことになるのか。まわりくどいな……というか、いつの話なんだ」 首こてん
キルシュ(ユツキ)
「……ここまで大規模な戦争を蛮族とやったつーのが本当なら大分絞られそうな気はする。なんかあっただろ、昔の戦争」
フロース(モノ)
「(英雄を殺す羽目になったのは蛮族の思想を植え付けられてしまったからであって、サフィーナさんの思想は今のところ人を害するものではなさそうだからこの日記をなぞる必要はないけど。まぁわたしの考えすぎで済めばいい)」
シン(朱理)
「ただ、ちょっと気になる記述もありますね。洗脳に関すること…詳しくは書いていませんが」
リュクス(みちを)
「その頃からいたということかあいつは。エルフってそんなに生きるのか」
シン(朱理)
「500年くらいは確か…」生きるはず
リュクス(みちを)
「ずるい」
キルシュ(ユツキ)
「洗脳の判別方法とか、レポートにある手段っつーのは詳細はなしか」
シン(朱理)
「ずるいって・・・」
シン(朱理)
「そうですね、重要な部分は無いです。ほかに日記や文献が残ってればいいんですが」
GM(ミナカミ)
改めて部屋を探ってみても、目ぼしい資料は見つからず、他の部屋に続く扉や通路も見当たりません。
シン(朱理)
(´・ω・`)
リュクス(みちを)
この場所はここまでか…
シン(朱理)
ほんとぉ?
GM(ミナカミ)
捜索しているうちに、ここが行き止まりだと分かるでしょう。
フロース(モノ)
「うーむむ……それらしいのはなさそう……」
キルシュ(ユツキ)
「……大事な資料はそれこそ先生が持っていっちまったのかもな」
シン(朱理)
「この文献と日記は持ち帰りましょう。少しは役に立つかも」
フロース(モノ)
「ひとまず戻って報告しましゅ?」
リュクス(みちを)
「まぁ、私達がギルドに報告を上げるまでかなり時間はあったろうしな。それだけ余裕があって何もしないバカには見えなかった」
リュクス(みちを)
「戻るか」
キルシュ(ユツキ)
「だな」キルシュは扉から出ていきますよ。
シン(朱理)
「(これらは先生のものなのか…?オレは何も知らないから、先生のことがわからないな)」
シン(朱理)
ちょっとため息つきつつ、戻るか~~~~!
GM(ミナカミ)
扉を出て、廊下を進み、魔法円を踏む。
GM(ミナカミ)
何の障害もなく、冒険者達はサフィーナの家へと戻ることができるでしょう。
GM(ミナカミ)
冒険者達の帰りを待っていた騎士に調査結果を報告し、見つけた書類を渡すと、報酬は後日清算して渡すということになり、騎士は皆さんに礼を言いました。
シン(朱理)
「んん…大変な目にあった割に、先生には会えなかったか」ふーー
GM(ミナカミ)
そのまま丁重に玄関まで送られて、冒険者達は黄金の若草亭に帰り、食事をとり、夜になれば眠る。
GM(ミナカミ)
★HPおよびMPが全快します
シン(朱理)
わ、わぁ~~~!
リュクス(みちを)
全快したーーー!!!!
フロース(モノ)
魔香草魔海草ーーー!
フロース(モノ)
い、いや全快ありがたいけど!
シン(朱理)
エーーーーン!!
キルシュ(ユツキ)
回復温情タイミングがあったー!!(あるある)
GM(ミナカミ)
ホッホッホ(邪悪な笑み)
シン(朱理)
これは温情じゃないよ!罠だよぉ!
キルシュ(ユツキ)
まあその分王国からのGに期待しましょう…
system
[ シン(朱理) ] MP:16 → 19
system
[ キルシュ(ユツキ) ] MP:7 → 13
system
[ フロース(モノ) ] MP:34 → 42

黄金の若草亭

GM(ミナカミ)
翌日。
GM(ミナカミ)
皆さんが朝食を食べ終えた頃を見計らって、カルネリアンがのしのしとやって来ます。
カルネリアン(ミナカミ)
「おはよう諸君。昨日はご苦労だったな」
シン(朱理)
「えぇ、まぁ」モグモグ
リュクス(みちを)
「楽勝だったな」 モクモク
カルネリアン(ミナカミ)
「それでだ、君達に用があってな。食べ終えたら一緒に来て欲しいところがある」
キルシュ(ユツキ)
「……その用っつーのは、例の先生絡みの件か?」
シン(朱理)
「用…?なんですかね」パスタを食べる。昨日食べてたのがおいしそうだったので。
フロース(モノ)
「ごちそうさまでした。どこでしょ……」
カルネリアン(ミナカミ)
「まあそうだな。詳しくは……ひみつ♥」 わざとらしいぶりっ子ポーズをした
シン(朱理)
「・・・」
フロース(モノ)
「びっくりしちゃった……」お水を手に固まる
シン(朱理)
「…おとなしく付いて行きますか」
リュクス(みちを)
「無駄な時間を取らせたら殺す」
キルシュ(ユツキ)
「……」「関連してんなら良い、行く」
GM(ミナカミ)
皆の冷たい態度もなんのその。カルネリアンは皆さんを連れて宿の前に待たせていた馬車に乗り込みます。
シン(朱理)
「馬車!結構遠くですか?」なんだなんだ~
シリダリーク(ミナカミ)
「よっ」 そこにはシリダリークも乗っていましたが、多くは語らず腕を組んで目を閉じています。
カルネリアン(ミナカミ)
「なあに、すぐそこだとも」
リュクス(みちを)
「展開が読めない」 シリダリークさんの姿まで見ると
シン(朱理)
「あ、どうも」ギュウギュウに座る。多分きっと狭い。
フロース(モノ)
「お揃いで……王様のところにでも連行されるんでしゅかね……」なんか仰々しいというか
キルシュ(ユツキ)
「ンだよ、着くまで共有は何もねーのかよ」
GM(ミナカミ)
馬車は動き出し、街路をゆっくりと駆けてハーヴェスを出る。
リュクス(みちを)
フロースをふわふわしたり梟ちゃんをナデナデしたり景色を見たりした
シン(朱理)
道中、カルネリアンさんも異貌ってできるんですか?とか、聞いてたかもな…

ハーヴェス郊外

GM(ミナカミ)
なだらかな丘陵地帯が続き……周りに何もない草原の真ん中で、馬車は止まります。
GM(ミナカミ)
カルネリアンはいの一番に馬車から降り、辺りを見渡して満足げに頷きます。
カルネリアン(ミナカミ)
「うん、ここなら何の邪魔も入らない。丁度いいな!」
リュクス(みちを)
「なんにもない」
リュクス(みちを)
「なんにもないが??」
シン(朱理)
「?? ピクニックでもするんですか??」
キルシュ(ユツキ)
「…いいから本題に入れよ、何させる気だっつーの」イライラしている…。
カルネリアン(ミナカミ)
カルネリアンはぐっとこぶしを握り、軽く構えます。 「さ、やるか!」
シン(朱理)
なにを~~~?!
シン(朱理)
「な、なんです??」
フロース(モノ)
「シャロウアビスでも見つかったとか? ……うん?」
キルシュ(ユツキ)
「……」なんとなく嫌な予感がするような気がする。
シリダリーク(ミナカミ)
「…………」 冒険者達の様子を見て、カルネリアンにつかつかと歩み寄って長い杖でポカンと叩いた。
シリダリーク(ミナカミ)
「まさかとは思ったけど……何も説明してねえな!!」
キルシュ(ユツキ)
「………なーんも聞いてねーけど、なんなんだよ結局……」
シン(朱理)
「あの、何…?え??」
シリダリーク(ミナカミ)
「いや、まあ、サフィーナ関係でいろいろゴタゴタしてるだろ、今」
シリダリーク(ミナカミ)
「今は情報収集の段階だけど、近いうちにサフィーナを捕まえるなり殺すなりする依頼がウチに来る」
リュクス(みちを)
殺すに反応 ピクッ…
フロース(モノ)
「(だろうなぁ……)」
シリダリーク(ミナカミ)
「で、依頼を誰に任せるかは難易度と実力を見て決めていくわけだけど……」
シン(朱理)
「確かにいまゴタゴタしてるし、いつかはそういう依頼もあるでしょうけど…」
キルシュ(ユツキ)
「……つまり、なんつーか…実力テストってやつか?」
カルネリアン(ミナカミ)
「諸々の可能性を考慮したが、君達は任せるか任せられないか非常~~~にきわどいところにいる。まさに境界線の真上だ」
カルネリアン(ミナカミ)
「じゃあもう、実際に実力を見るしかないかな、と」
シン(朱理)
「なるほど…。」一理ある。
リュクス(みちを)
「実際に見る……戦えたのかあんたら」
フロース(モノ)
「ふうむ。ちゃんと理由があるなら」杖を持った
フロース(モノ)
あ、たいまつを装備から外してメイジスタッフを装備し直します
カルネリアン(ミナカミ)
「はっはっは。戦えるも何も、こちらが手加減する側だ。我々が君達を殺すつもりはないが、君達は殺すつもりでかかってくればいい」
キルシュ(ユツキ)
「……俺はあの女の相手は正直別に任しても良いとは思うけどな、ただ……」
シン(朱理)
「たしかにサフィーナ先生は強い…オレは止める気満々でいたけど…」
シリダリーク(ミナカミ)
「ま、そういうこった。命の危険はねえけど、気を抜かず全力でかかったほうがいいぜ」
シン(朱理)
「実力がないと、先生の前に立つこともできないと…!なるほど!!」
キルシュ(ユツキ)
「……。テスト自体は受ける。担当しねーと入ってくる情報もねーだろ」
リュクス(みちを)
「ロートルめ。後悔するなよ」 やる気満々に銃を抜いている
シン(朱理)
「全力でやりましょう!!」な!みんな!先生行のチケットは実力で手に入れるしかないそうだ!!
キルシュ(ユツキ)
オーケー!!!獣変貌します!!!
フロース(モノ)
「んふふ」分かりやすい理由だし敵意のある相手でもないのでフローは嬉しそうだ
GM(ミナカミ)
獣変貌どうぞ。シンも異貌していいよ。
フロース(モノ)
あ、フローもにんじん食べたいです
GM(ミナカミ)
にんじんもどうぞ。
フロース(モノ)
シャクシャクシャク……
system
[ フロース(モノ) ] タビットにんじん:9 → 8
シン(朱理)
がんばりましょう!!っていうと同時に角がニョキっとでかくなる!なんかしらんが異貌だぜ!!
キルシュ(ユツキ)
『本当はこんなのに時間かけたくねえんだけどな!』とは言えやるしかない! ワフワフ…
カルネリアン(ミナカミ)
「よしよし。じゃあやるか!」
GM(ミナカミ)
カルネリアンがそう言うと同時に、辺りの空気がぴりりと張り詰め、重くなる。
シン(朱理)
プレッシャーが!
GM(ミナカミ)
肌が見る間に青白くなり、角はねじれて大きくなる。
キルシュ(ユツキ)
『…!』びり、と伝わる闘気!イボウだ!
シン(朱理)
「あ…!」異貌だ!!
カルネリアン(ミナカミ)
「かかってきたまえ」 手の平を上に向けて、指をちょいちょいと動かした。
リュクス(みちを)
「あれは……!」
シン(朱理)
かっこい~~~~!!
キルシュ(ユツキ)
本気モード差分、世界にありがとう 国宝
シン(朱理)
「カルネリアンさんも異貌を・・・!」すごい!
シリダリーク(ミナカミ)
「ま、それなりに名を挙げてきたんだ。メンバー2人になっても苦戦はプレゼントしてやれるぜ」
フロース(モノ)
「んむぅ……シンさんの気迫もしゅごいけど……」
シリダリーク(ミナカミ)
長い杖をヒュンと振る。黒いオーラが杖から発せられる。
キルシュ(ユツキ)
『は、俺たちだって大分やる様になったんでね。そっちも苦戦させてやるよ』とか勝気な事言いますが…はてさて…
リュクス(みちを)
「遠慮なく殺す!」 クワッ
シン(朱理)
「油断せずに!かなり強敵みたいだ!」
GM(ミナカミ)
平和な草原に似合わない重苦しい空気。鳥の声は聞こえず、木々はざわめいている。
GM(ミナカミ)
場は空気の重さに硬直しているが、やがて戦いの火ぶたが切って落とされる――