託されるもの (2021/12/05 - 2021/12/12)

SCENARIO INFO

Writer/ミナカミ(配布元

本作は、「著:北沢慶/グループSNE、KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.5』の二次創作物です。
(C)Group SNE「ソード・ワールド2.5」

PLAYER

GM/ミナカミ
PC1/シン(朱理)
PC2/リュクス(みちを)
PC3/フロース(モノ)
PC4/キルシュ(ユツキ)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-42日目2日目-2アフタープレイ

戦闘/Round6

GM(ミナカミ)
6ラウンド目。
GM(ミナカミ)
まずはマルチアクションを宣言。その上で魔法行使でフォースを使用します。
GM(ミナカミ)
対象はキルシュ!
キルシュ(ユツキ)
回復する気ねえコイツ!!!
GM(ミナカミ)
2d6+10 【フォース】消費:MP4 対象:1体 射程:1(10m)/射撃 時間:一瞬 抵抗:半減 属性:衝撃 (2D6+10) > 7[5,2]+10 > 17
system
[ グラン ] MP:8 → 4
キルシュ(ユツキ)
2d6+6+2 【精神抵抗】 (2D6+6+2) > 8[4,4]+6+2 > 16
キルシュ(ユツキ)
くっ…
GM(ミナカミ)
抵抗失敗。ダメージ出します。
GM(ミナカミ)
k10@10+10 魔法ダメージ量:【フォース】 KeyNo.10c[10]+10 > 2D:[6,1]=7 > 3+10 > 13
GM(ミナカミ)
13-マント4=9点のダメージ。
system
[ キルシュ(ユツキ) ] HP:49 → 40
GM(ミナカミ)
続いて近接攻撃。魔力撃を宣言した上でキルシュに攻撃します。
GM(ミナカミ)
2d6+10+1-2 命中:グラン ※ブレス、転倒 (2D6+10+1-2) > 6[3,3]+10+1-2 > 15
キルシュ(ユツキ)
2d6+(6+3+1)+1 回避※ガゼルフット込 (2D6+(6+3+1)+1) > 3[1,2]+(6+3+1)+1 > 14
シン(朱理)
あ・・・!
GM(ミナカミ)
やった!!
キルシュ(ユツキ)
こいつ!!!!ここにきて!!!!!
リュクス(みちを)
あ…!!
シン(朱理)
キルシュ~~~~!!!
シン(朱理)
死ぬなよお前!!!
GM(ミナカミ)
2d6+8+2+1+10 打撃点:グラン ※獣変貌/ブレス/魔力撃 (2D6+8+2+1+10) > 10[6,4]+8+2+1+10 > 31
シン(朱理)
キルシュ(ユツキ)
ひひひひwwwwww
フロース(モノ)
うわ
シン(朱理)
わ~~~~!!
リュクス(みちを)
31!?
GM(ミナカミ)
31-1-2=28点のダメージ。
system
[ キルシュ(ユツキ) ] HP:40 → 12
キルシュ(ユツキ)
精彩を欠いたキルシュにグランの一撃が刺さる!
GM(ミナカミ)
白銀の刃がキルシュの身体を深く裂く。グランは肩で息をしながら、剣を構え直す。
GM(ミナカミ)
敵陣営の行動終了。
GM(ミナカミ)
続いて味方陣営の手番。誰から行きますか?
キルシュ(ユツキ)
ふらつきながら、口からあふれる血を手の裏で拭った。『……いっそ引いてくれ、って思ってたけど、そんな気持ちで戦えるお前じゃなかったな』
キルシュ(ユツキ)
『……ぶん殴って、止めてやるよ!』という訳でキルシュが頑張ります。えーと…
キルシュ(ユツキ)
魔力撃は回避は下がらないか。じゃあいつもの投げキックで。
キルシュ(ユツキ)
2d6+(6+3+1)+1 命中:イージーグリップ(2H)※キャッツアイ込 (2D6+(6+3+1)+1) > 4[1,3]+(6+3+1)+1 > 15
GM(ミナカミ)
2d6+8 回避:グラン (2D6+8) > 6[5,1]+8 > 14
GM(ミナカミ)
命中。ダメージどうぞ。
キルシュ(ユツキ)
k20@12+(6+3+2+1+1) 物理ダメージ量:投げ(イージーグリップ) ※獣変貌Vウェ込 効果:転倒 KeyNo.20c[12]+13 > 2D:[5,5]=10 > 8+13 > 21
シン(朱理)
いった!!
GM(ミナカミ)
21-6-2=13点のダメージ。
リュクス(みちを)
これは……!!
フロース(モノ)
いった!!!
シン(朱理)
良い!!いいダメージだ!!
system
[ グラン ] HP:10 → -3
キルシュ(ユツキ)
やった……ああ……
GM(ミナカミ)
キルシュに投げられ、グランの身体は地面に叩きつけられる。鈍い音があたりに響き、辺りにじわじわと血が広がるだろう。
GM(ミナカミ)
グランに生死判定が発生する。
キルシュ(ユツキ)
『……ッグラン…!』せ、生死判定
シン(朱理)
生死判定!!!
フロース(モノ)
気つけ薬って使える?
シン(朱理)
つかえますぅ~~~?????
GM(ミナカミ)
気付け薬は応急手当判定に使うものなので、この判定には適用不可です。
シン(朱理)
ですよね・・・生死判定頑張れよ!!ぐらん!
フロース(モノ)
適用外だった!がんばれ!
リュクス(みちを)
がんばれ…グラン!
GM(ミナカミ)
HP-3なので目標値3。
GM(ミナカミ)
2d6+10 生死判定:グラン (2D6+10) > 6[4,2]+10 > 16
GM(ミナカミ)
成功。かろうじて息はある。
シン(朱理)
生きた
フロース(モノ)
ほっ
GM(ミナカミ)
というわけで、ひとまずは戦闘終了。お疲れ様でした。
シン(朱理)
ありがとうでした~~!よかった!!いい出目バトルだった
キルシュ(ユツキ)
バカ野郎本当に 「……っこのバカ…本当に死ぬまでやりやがって…!」と彼の息がある事を確認し安堵の溜息を洩らしました。
フロース(モノ)
お疲れさまでした 出目が演出がかっていた
リュクス(みちを)
「済んだか。……なんだ、生きてるのか」 ふいー
シン(朱理)
「息はあるみたいですね」

尖塔/広間

GM(ミナカミ)
戦利品判定からやっていきましょう。グランの分は、はぎ取ったというよりかは戦いのさなかに落としたものを拾う感じになります。
シン(朱理)
戦利品判定やっていいのか…!
キルシュ(ユツキ)
遺品回収にならなくて良かった
フロース(モノ)
グランくんはキルシュくんでいいと思うのだけど
GM(ミナカミ)
今回のエネミーはグラン*1、マギレプリカ(グリズリー)*1、マギレプリカ(タイガー)*2。
リュクス(みちを)
では……TIGERをやりましょう
キルシュ(ユツキ)
じゃあお言葉に甘えてグランで…へへ
リュクス(みちを)
グランの落とし物拾ってあげて(懐に入れるが)
キルシュ(ユツキ)
あと獣変貌もといとこ わんわん
シン(朱理)
気絶状態で10分経過したら再び生死判定ってあるんですが…
シン(朱理)
だ、大丈夫ですよね…?
GM(ミナカミ)
あー、確かに
フロース(モノ)
戦利品って何分だ……
シン(朱理)
もしあ戦利品10分なので・・・
シン(朱理)
たしか・・・
キルシュ(ユツキ)
いいよ!!!俺が近寄るついでにアウェイクPでも飲ませるので!!!
GM(ミナカミ)
戦利品を諦めて応急手当判定を行うなどすれば、その判定は回避できますね。
シン(朱理)
-3だから大丈夫とは思うけどさ!!
シン(朱理)
応急手当てするなら、シンが戦利品やめてかいふくさせようか?って思って
キルシュ(ユツキ)
ちなみに自分の手持ちのアウェイクP消費して戦利品判定やりつつ~ってのはダメですか? 駄目そうならシン君お願いしたいかも…!
GM(ミナカミ)
それはダメですね。いかなるRPをしても、戦利品判定をやった時点で10分経過したとみなすので。
フロース(モノ)
あるいはグランくんは別の誰かが戦利品して、キルシュくんがアウェイクP使う?
シン(朱理)
ではシンは応急手当てに入るので、残り3人は戦利品してくれても!
リュクス(みちを)
シンが回復した方が効率いいよね?
キルシュ(ユツキ)
オッケーです! であれば多分グランが一番いいもんもってるから(多分)シン任せていいか?
シン(朱理)
okok
リュクス(みちを)
んじゃそういう感じで……フロースはくまさんをやってもらえますか
キルシュ(ユツキ)
実質100Gかかっちゃうしね 実費で出すつもりではあったけどじゃあそんな感じで
フロース(モノ)
結局はシンくんが一番良い感じか そしたらフローは熊ちゃんですね
GM(ミナカミ)
では、それぞれ何をするか改めて宣言してください。
キルシュ(ユツキ)
グランの落とし物拾いますウッス
シン(朱理)
応急手当でグランをたすけてあげます。
リュクス(みちを)
タイガーをやります。
フロース(モノ)
マギレプリカくまの戦利品判定します
GM(ミナカミ)
了解しました。戦利品判定→応急手当判定の順に処理をやっていきます。
GM(ミナカミ)
3人は2d6どうぞ。
リュクス(みちを)
2d6 戦利品判定タイガー (2D6) > 4[2,2] > 4
キルシュ(ユツキ)
2d6+1 戦利品判定 (2D6+1) > 11[5,6]+1 > 12
フロース(モノ)
2d6+1 戦利品>くま (2D6+1) > 6[2,4]+1 > 7
キルシュ(ユツキ)
おいおい
リュクス(みちを)
キルシュ!?
シン(朱理)
キルシュヤバ
キルシュ(ユツキ)
お前のすべてをもらってしまったかもしれん
GM(ミナカミ)
感情が重い
フロース(モノ)
それ懐に入れていいのか
リュクス(みちを)
これは1つ分抜けた穴を補って余りあるのでは
シン(朱理)
キルシュなりの・・・!穴の埋め方!?出目がいいなぁ!!
キルシュ:ロケットペンダント(10G/黒白B)、磨かれた聖印(300G/白A)、剣のかけら*11
フロース:魔動部品(300G/黒白A)
リュクス:粗悪な魔動部品(100G/黒白A)
GM(ミナカミ)
査定結果は以上です。
フロース(モノ)
ペンダントの中身は……
GM(ミナカミ)
ペンダントの中を見ると、見知らぬリカントの男女の姿がある。キルシュが見れば、それはグランの両親だと分かるだろう。
GM(ミナカミ)
続いて応急手当判定。
シン(朱理)
へい!
キルシュ(ユツキ)
「……グランの親父さんとおばさん、か…」とロケットや聖印を広い、シンの傍で治療を見守った。
GM(ミナカミ)
手当対象のキャラクターのHP分だけペナルティ修正が入ります。
シン(朱理)
はーい!-3でやるよう
GM(ミナカミ)
なので-3修正で判定して、0以下またはFBをしなければ成功になります。
シン(朱理)
2d6+3+3-3 【隠蔽/応急手当/解除/罠設置】 (2D6+3+3-3) > 7[4,3]+3+3-3 > 10
フロース(モノ)
よしよし
シン(朱理)
てきぱきと鎧を脱がせて、止血などを施しました!
リュクス(みちを)
さすがシン
GM(ミナカミ)
成功。では、グランのHPは1として扱う。
シン(朱理)
「傷は深いが…致命傷は避けてますね。」
リュクス(みちを)
「本当か。惜しかったな……」
フロース(モノ)
「とどめがキルシュさんで投げメインなのが良かったかも。シンさんだったらどうなっていたか……」
キルシュ(ユツキ)
死ななかった事にほっと肩をなでおろしました。「気が気じゃなかった…はあ」
シン(朱理)
「オレだって手加減はするつもりでしたよ…」汗をぬぐう。
GM(ミナカミ)
シンの手当てを受けて、グランはゆっくりと目を開ける。
グラン(ミナカミ)
「…………」
シン(朱理)
武器はちょっと離しておこうね
シン(朱理)
流血差分!!!!
リュクス(みちを)
銃口は向けておきます。
グラン(ミナカミ)
「……止めてくれたのか。世話を、かけたな」
キルシュ(ユツキ)
「止めて、くれたって。お前……」
シン(朱理)
「もう、戦う気はないですか?」様子うかがう。
グラン(ミナカミ)
「あまり時間がない。聞いてくれ」 げほ、と咳き込む。口元に血が流れる。
キルシュ(ユツキ)
「……さっきまでのは洗脳されてたって事なのか」と呟きつつ「おい…!無理するなバカ!」動揺しつつ、グランの話を聞く姿勢にはなります。
グラン(ミナカミ)
「……この先、扉を抜けた奥にサフィーナ様がいる。彼女を、止めてくれ」
シン(朱理)
「…!」名前を聞いて目を見開きます。
グラン(ミナカミ)
「例え争いのない世の中を築くためでも……このやり方は、違う……」
リュクス(みちを)
「従わされていたということか」 銃口を下ろした。
キルシュ(ユツキ)
「……そうか。お前の口からそれが聞けて良かったよ」
リュクス(みちを)
「グランは叩きのめして正気に戻ったようだが、サフィーナは自発的にやってるハズだ。次はこうはいかないぞシン」 確認するように
グラン(ミナカミ)
「……それと、もう一つ、頼みがある」
フロース(モノ)
「……生死をさまよわないと洗脳が解けないってことでしゅか……」
キルシュ(ユツキ)
「もともとあの先生は止めるつもりだったんだ。頼みにもならねえよ」もう一つは?と聞きます。
GM(ミナカミ)
グランは、焦点の合わない目でキルシュの声がした方を向く。
グラン(ミナカミ)
「……俺が俺でいられる間に、俺を殺せ」
グラン(ミナカミ)
「……意識の隅で、耐えていた。今は、荒療治のおかげか収まっているが……すぐに『戻って』くる……」
キルシュ(ユツキ)
「……そうか、」「ずっと、お前を殺さなきゃいけないのかもしれないって洗脳の話を聞いた時から、思ってた」
キルシュ(ユツキ)
「お前と戦う直前だって、洗脳されてなかったら良いって、ずっと良い方に考えようと、逃げようとして…俺は……」
リュクス(みちを)
「どいてろ、キルシュ」 とか銃を構えたりしますが…
シン(朱理)
「…洗脳を解く方法は…?無いんですか…?」無いんだろうな…
フロース(モノ)
「ちょちょちょっとまってください、死ぬ以外にも気絶とか深い睡眠とか、なにか……なにか」荷物をごそごそ
キルシュ(ユツキ)
「……良い……大丈夫だ」とリュクスの銃口を上に上げさせて、前に一歩出ました。
リュクス(みちを)
「……」素直に引き下がる
グラン(ミナカミ)
「……洗脳を解く方法……」 少し考えて、ふふと小さく笑う。
グラン(ミナカミ)
「……そんなもの、人知を超えた神の奇跡を探し当てるくらいしかないだろう。不可能だ」
シン(朱理)
人知を超えた神の奇跡!!信じちゃダメなんですかあああ!!
フロース(モノ)
「いやあるいは『戻ってくる』というならなにかそれを阻害する方法を……うぐぅぅ」
シン(朱理)
「先生が使ってる力も人知を超えてるじゃないですか…」
リュクス(みちを)
「私も、同じ立場なら同じようにしてくれと頼む。自分が自分じゃないまま、望まないことのために動かされるなんて。そんなことは絶対に嫌だ」
キルシュ(ユツキ)
「……。その奇跡が見つかるまで、グランをずっと拘束しておくのか。下手すると、永遠にそのままだ」
グラン(ミナカミ)
「……分かってくれて、嬉しいよ」 リュクスの言葉に微笑もうとするが、痛みでそれもままならない。
キルシュ(ユツキ)
「……いつも逃げてばっかでもどうにかなってたのに、今回ばかりだけは逃げられねえ、か…」自嘲するように笑いました。
リュクス(みちを)
「……できるならそれは、信頼できる相手に頼む。そういうことだ。難しくない。後回しにすると、後悔するぞ。勘だが」
グラン(ミナカミ)
「……俺は敗者だ。この頼みも、絶対じゃない。拘束するなら、それはそれで、好きにすると良い」
フロース(モノ)
「神の奇跡かぁ……タビットの苦手分野でしゅ。つまり一時しのぎも無意味ということでしゅか……」座り込んだ
リュクス(みちを)
とんがり帽子をずらしてフロースを撫でた。
シン(朱理)
「…」何も言わずに、ただ悔しそうな顔をする。
キルシュ(ユツキ)
「お前は…本当に腹立つぐらい格好良くて、強くて、まっすぐな奴だった」
キルシュ(ユツキ)
「それが変にゆがめられてるのは、俺だって……嫌、だ」俯いた後、グランの顔を見ました。ぼろぼろになって、視線は朦朧としてうつろだろうけども、今までよく見たまっすぐな瞳だ。
グラン(ミナカミ)
「……キルシュが騎士団を抜けた時は、寂しかった。でも、理由は察しがついていた」
グラン(ミナカミ)
「お前が諦めたなら、俺はその分まで理想を体現しようと思っていた」
グラン(ミナカミ)
「……でも、結局はこうだ。格好がつかないな」
キルシュ(ユツキ)
ぴく、とキルシュは体を強張らせた。「……格好悪いことあるかよ。お前はずっと…格好良かった」「俺が諦めた夢の体現だった」
キルシュ(ユツキ)
「今だって、それは変わってねえよ」
グラン(ミナカミ)
「そうか」 長い溜息をついて、ゆっくりと瞬きをした。
グラン(ミナカミ)
「……死にたくはない。けど、この気持ちが俺のものなのか、魔剣の影響によるものなのか、俺には分からない」
グラン(ミナカミ)
「だから……俺の感情じゃなくて、騎士としてやるべきことに、準じたい」
キルシュ(ユツキ)
「……そうか。そうだな。国の、人の為に自分の命を賭ける。それが騎士ってもんだもんな」はは、と思わず笑った声がうわずった。
キルシュ(ユツキ)
「……お前のその意思は、無駄にはさせねえよ」と近くに転がっていただろうグランの剣を拾い上げました。
キルシュ(ユツキ)
騎士剣。かつてはグランと共に、よく剣だこが握るまで振るっていた長さのそれに、なつかしさがある。
キルシュ(ユツキ)
「……これも返すぞ。ちゃんと持っていけ。……大事なもんだろ」とグランにロケットを握らせました。
グラン(ミナカミ)
「…………」 静かにロケットを握りしめた。誰に充てるわけでもない、誰かに聞かせるわけでもない、小さな小さな謝罪の言葉が漏れた。
キルシュ(ユツキ)
「グラン、俺……」「あの時、一緒に頑張れなくてごめん」
キルシュ(ユツキ)
「今、お前を殺すことしか出来なくて、ごめん」
グラン(ミナカミ)
「騎士団でやっていた時より、スワロー鉄道の依頼で会えた時の方が、楽しそうに見えた」
グラン(ミナカミ)
「謝らなくていい。キルシュの道はそっちだ。そのまま、自分の思うように生きてくれ」
キルシュ(ユツキ)
「……はは。ろくでなし集団と一緒にいる方が、確かに肌にあってるかもしれねえ」剣の切っ先をグランの心臓の上にあてがった。視界は歪んでいて使い物にならなかった。
キルシュ(ユツキ)
「冒険者も、きっと長生き出来ねえからさ。俺が死んだ時はあの世で…一杯飲もうぜ」
キルシュ(ユツキ)
そうして、すべてを飲み込むように、一呼吸だけついた。
グラン(ミナカミ)
「……ああ。お前が長く活躍して稼いだ金で、いい酒を飲もう」
キルシュ(ユツキ)
「俺に貯蓄しろってかあ?無理言うぜ」と笑った。「いい酒奢れるように、精進するわ」うまく笑えたかと分からない。
キルシュ(ユツキ)
「……」剣をもう一度だけ握り直した。「じゃあな、グラン」
グラン(ミナカミ)
「じゃあな。……後は、任せた」
キルシュ(ユツキ)
そのまま、彼の心臓に剣を下ろしました。頬に涙が伝うと同時に、その場に膝をつきました。
キルシュ(ユツキ)
「っくそ……クソ!!畜生……!!」と床を搔く。どうにもならなかった。
GM(ミナカミ)
剣を振り下ろす。その時見えた親友の表情は、かつてキルシュが共に騎士を目指して歩んでいた頃と同じものだった。
GM(ミナカミ)
その瞼はゆっくりと閉じられ……そして、グランは覚めない眠りに落ちるだろう。
GM(ミナカミ)
辺りにはあなた達以外に生命の気配はない。ただ、上へ続く螺旋階段があるのみだ。
リュクス(みちを)
「……知っている人物だと、この件では2人目になるな。最初はギルコとして」
シン(朱理)
二人のことを少し下がってみてました。何もできなかったことが悔しい、そういう気持ち。
リュクス(みちを)
「私達は生きてるし、イライとセット―も死ななかったな。………………最低限で済んでる方じゃないか? 面白くないことにな」
フロース(モノ)
「……神なんてクソ喰らえでしゅ。知識が届かない存在なんて嫌っ」
帽子を被り直して立ち上がり、後ろ足でダンッと床を蹴った
キルシュ(ユツキ)
「……冒険者の方が肌に合ってるのは事実だけどさ」「お前と一緒の訓練時代だって、楽しくねえことばっかじゃなかったからな、グラン」とどこか穏やかに笑っているグランを見て、ぽつりと言いました。
シン(朱理)
「キルシュ、立てますか」静かに、声をかける。
キルシュ(ユツキ)
そのままがしがしと顔面を擦って、キルシュは立ちました。「……ああ、大丈夫だ」
キルシュ(ユツキ)
「……任せられちまったしな。あんまのんびりしちまうと怒られる」
シン(朱理)
「時間がないと彼も言っていた…弔うのは少し待ってもらいましょう…。」
シン(朱理)
こぶしをぐっと握る。「サフィーナを止めよう」
シン(朱理)
皆に言う感じです!
リュクス(みちを)
「こういうのはグランだけのことじゃないしな」
フロース(モノ)
「そうでしゅね……これ以上増えるのは避けなければ」
キルシュ(ユツキ)
「だな。最低限の犠牲で済ませるためにもな」とシンに頷きました。呼び方が…先生じゃない…
リュクス(みちを)
「とはいっても、どこかで落ち着かないとな」
シン(朱理)
螺旋階段に向かって歩き出そう!サフィーナを止めなければ…!
リュクス(みちを)
進みましょう!
GM(ミナカミ)
冒険者達は立ち上がり、螺旋階段を上る。

尖塔/休憩室

GM(ミナカミ)
そこには、数日分の食料や生活用品が置かれた部屋が広がっていた。
GM(ミナカミ)
冒険者達が入ってきた場所の反対側には未知の材質で出来た扉がある。あれが、グランの言っていた扉だろう。
GM(ミナカミ)
グランとの戦いで消耗した状態でこの先に進むことは賢明ではない。
GM(ミナカミ)
はやる気持ちがあるとしても、冒険者達が今まで積んできた経験は、先に進む前に休息を取るべきだと警鐘を鳴らしている。
シン(朱理)
GMありがたい…休憩しましょう
リュクス(みちを)
セーブポイントで休憩だ
フロース(モノ)
「やるべきことをやれるようにまずは休みましょ」
シン(朱理)
「あの扉の先に…。少し、体勢を整えましょう」私は無傷ではあるが。
リュクス(みちを)
「フロースのMPと、私のMPと、犬コロの体力だな主に」
シン(朱理)
この休息ってどれくらいになりますか?1日って感じですかね>GM
シン(朱理)
それとも数時間くらいかな…
GM(ミナカミ)
6時間睡眠(1日分の休息)としましょう。
キルシュ(ユツキ)
「誰が犬コロだよ、こんぐらい…」といつもの調子で言いつつ、顔を顰めた。傷は結構深い。
リュクス(みちを)
「…………」むー、と面白くなさそうな顔になりつつ。
フロース(モノ)
「あの魔力撃、ものすごいダメージでしたもんねぇ。以前のキルシュさんなら一発で飛んでいたかも」
シン(朱理)
おお!了解です!
GM(ミナカミ)
処理がややこしくなりますし、HPMPは全快でいいです。
リュクス(みちを)
ありがたい!
シン(朱理)
ありがとうございます!
フロース(モノ)
やったー
キルシュ(ユツキ)
「んだよその不細工な顔は」 全回復助かる!
リュクス(みちを)
「お前がただのバカじゃないと調子が狂うんだ。しみったれたバカだといよいよ救えないぞ」
リュクス(みちを)
リロードしときましょ。次回のカウントをきちんと合わせるために…
リュクス(みちを)
まぁ補給ないからずれることはないのか
GM(ミナカミ)
はい。リロードどうぞ。
system
[ リュクス(みちを) ] 鞄(通常弾):10 → 4
system
[ リュクス(みちを) ] デリンジャーB:1 → 2
system
[ リュクス(みちを) ] デリンジャーA:0 → 2
system
[ リュクス(みちを) ] テンペスト:3 → 6
リュクス(みちを)
カチャンとね。
キルシュ(ユツキ)
「……。お前、ひょっとして励まそうとしてんのかそれ?」
シン(朱理)
シンもなんか…斧の手入れしたり、演出的に薬草汁をつくったりしただろうな・・・
リュクス(みちを)
「励ます……?」
リュクス(みちを)
「いや……違うだろう、これは…………なんでそれで励まされるんだ違う」
リュクス(みちを)
なんか女みたいな顔になった(女)
キルシュ(ユツキ)
「ぶは」と何か照れてるリュクスを見て笑った。「ガラじゃねえことすんなよな」
キルシュ(ユツキ)
ただちょっと考えた後、感謝するように頭をぽふぽふした。優しいじゃん…。
リュクス(みちを)
「なんで笑った!? やる気なら望み通り早死にさせてやっても…… あ゛ーッ!!」 ぽふられた!! ふりほどいた!!
リュクス(みちを)
「やめろ!!!」
シン(朱理)
「元気ですね、あの二人」
フロース(モノ)
「まぁ彼らなりの休憩というかメンタルリセットでしゅね」
言い争いをBGMに香箱座りで本を読んだり時々お母様の手紙を取り出して読み直したりしていた
キルシュ(ユツキ)
「お?俺に弾当てられんのか~?」とか煽ったりはしますが、気遣いには感謝してるのかいつもよりは引きが速い。
キルシュ(ユツキ)
そんなこんなでわいわいしつつ、時たま来た道の方をじっと見てたりしました。
シン(朱理)
シンはサフィーナ先生に対する気持ちとかを整理してました。かつてみた憧れの姿が脳裏にチラついたりね。
シン(朱理)
それでもグランとキルシュのやり取りとか見たので、悲しいやら許せないやらってきもちと、例え命に代えてでも先生を止めようと決意を新たにしてました!なんか斧とか磨きながらね!
リュクス(みちを)
プンスコプンスコしてた
GM(ミナカミ)
冒険者達は他愛もない言葉を交わしながら食事を取り、毛布にくるまり、しばしの休息を取る。
GM(ミナカミ)
休息で体力気力を取り戻したら……後は、決戦を迎えるのみだ。冒険者達はそれぞれの思いを胸に、いずれ覚める眠りに就くだろう。
◆───────────────────────────────────────────────────────◆
                  Sword World 2.5 #11.「託されるもの」
◆───────────────────────────────────────────────────────◆




【次回予告】
グランの願いを胸に、奈落の魔域最深部に踏み込む冒険者達。
たまたま、その日その場所に冒険者の宿の扉を叩いた。
たまたま、その日その場所に暇を持て余してたむろしていた。
必然ではなく偶然で集まった冒険者達が紡いだ縁の物語。
この冒険の果てに、彼らが得るものとは――

Sword World 2.5 #12.「ブラックロータス」
GM(ミナカミ)
……というわけで、SW2.5「託されるもの」終了となります。お疲れ様でした!
シン(朱理)
えう~~~!!!おつかれさまですぅうう!
フロース(モノ)
お疲れさまでした~~~~
リュクス(みちを)
お疲れ様でしたああ!!!
キルシュ(ユツキ)
おつか・・・・・・・・・・・・・・・・・グラン?(おはか)
リュクス(みちを)
ユ大丈夫か?
キルシュ(ユツキ)
大丈夫だと思いますか?
フロース(モノ)
後で掘り返さなきゃ
リュクス(みちを)
いえ…
GM(ミナカミ)
いいえ
シン(朱理)
ユは連日情緒滅茶苦茶になってる
フロース(モノ)
だめそうですね
キルシュ(ユツキ)
お前!!!!!!!!!!‽前お前お前お前!!!!!!!!!!!!!!
フロース(モノ)
!と?までバグってる
シン(朱理)
ほんとだぁ
キルシュ(ユツキ)
なんかもう文字もバグッてる いや 最高の楽しさをありがとうございました・・・えーんグラン 最後まで格好良かったです
シン(朱理)
合体してるじゃん
GM(ミナカミ)
最期まで格好よくあれたのはキルシュのおかげよ
シン(朱理)
グラン・・・悲しい…先生、なんてことを…
リュクス(みちを)
腹心かと思われたグランも結局洗脳されてたからやっぱ容赦ねぇよ先生
フロース(モノ)
それなーーー
キルシュ(ユツキ)
先生…なんてこった
リュクス(みちを)
いい具合にHP調整して最後に話をできたのはよかったね……
シン(朱理)
やはり先生とはもう…分かり合えない…
リュクス(みちを)
お話できなかったらキルシュの心に穴だけ残ってるとこだった
シン(朱理)
墓に花を添えてでしか先生に会えない…
キルシュ(ユツキ)
即死してたら即死だったんだな…と思うと本当に良かった
フロース(モノ)
即死だったら洗脳だったかどうかすらわかりませんでしたしね
キルシュ(ユツキ)
蹴り入れてたら殺してたかもしれんので投げダメージが出てよかった
シン(朱理)
最後に話せただけよかったのかな
GM(ミナカミ)
いい具合にHP調整してもらえましたね よかよか
キルシュ(ユツキ)
よくねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(情緒不安定オタク)
フロース(モノ)
-10レベルのオバキルも多々あるもんね……
リュクス(みちを)
ウワッ 暴れ出した
シン(朱理)
こわいよぉ
フロース(モノ)
ほらここに入って落ち着くのよ っおはか
シン(朱理)
でもさ…キルシュめちゃ主人公でよかったよ
キルシュ(ユツキ)
土…ひんやりしててきもちいい
リュクス(みちを)
うん、素敵だったキルシュ……
GM(ミナカミ)
時間も時間ですし報酬処理もやってきましょうかね ほらこのお墓でゆっくりお眠り
リュクス(みちを)
好きなタイプの主人公よ
リュクス(みちを)
はぁい!
シン(朱理)
ね~!
シン(朱理)
報酬報酬!
フロース(モノ)
FBの出るところも出るべくして出た感じでしたし
キルシュ(ユツキ)
へへ…ありがとう…!!逃げ癖のある男が逃げられず行くしかなくなったの、良かった グラン…ありがとう
リュクス(みちを)
出目含めた演出がここまで完璧なのは素晴らしかった…