アルデバラン　地球沖65光年SOS！ (2014/05/24 - 2014/05/25)　※クトゥルフ・ホラーショウ

【とある人物の報告書】

『極秘任務イエローコード途中経過報告書
アルデバランワープ実験、ビヤーキーの捕獲作戦ですが、失敗した事を報告します。
マザーにプログラムされたイエローコードに異常はなく、
速やかに遂行されましたが、船員たちの妨害があったための失敗です。

現在は、船内に唯一いるビヤーキーの駆除を遂行中、おそらく何名かの犠牲は出るでしょうが、駆除できてしまうでしょう。
次回のビヤーキー捕獲作戦については、もう少し愚かな船員たちを抜擢する事を推奨します。

現在の生存者について

ランドルフ・サード・リーガン
今回の作戦で、ハルバード号の船長でした。彼は地球への帰還後、この件を報告するでしょう。
しかし、所詮はクローン、だれも信用しないでしょうが、念のため、異動させておくべきでしょう、
こちらでもできるだけ証拠を消しておきます。

エルバート・ジョーンズ
彼は船医でした。彼は頭のキレる人間ですが、生に対する執着も人一倍あります。少し圧力をかければ問題ないでしょう。

ハンス・ナカムラ
メカニックです。彼の地位では、そもそもこの件を上に報告することすら難しいでしょう。
所詮はタダのメカニックです。放っておいて問題はないでしょう。

アーガス・ザ・アンドロイド
マザーに次いで重要な証拠となるイエローコードプログラムを保持していましたが船員たちに素性が露呈、怒りに触れたため、
バラバラに破壊された後船外へと投げ出されました。回収は不可能です。

以上で報告を終わります

国際連合宇宙局　イエローコード計画監察官
ジュリアス・オルミ

追伸：だましやがって　クソくらえだ　政府の豚ども』


帰還後、アーガスは政府に回収されることはありませんでした。
生存者は全員で4名。船長、船医、メカニック、船外活動士、以上の4名でした。
アーガスは帰還後、アンドロイドらしい部分をすべて整形手術でかくし、髪色もかえて機械工として人生を歩んでいる。

Happy End「全員の生存」

仲の良かった乗組員を自ら破壊したことによりSAN<1/1d6>減少。彼は二度と君たちの仲間になることはない。
＜説得＞→SANが残った場合：彼は発狂したままとなり、二度とまともな行動がとれなくなる。

修理できなかった、アーガスに説得に失敗した場合：
絶望する探索者たちは、なぜか勝手にワープしようとするハルバード号に気づく。
船体に取り付いた大量のビヤーキーたちが協力して宇宙船ごと移動しようとしているのだ。
彼らの目的地はどこなのか、地球か、はたまたハリ湖に鎮座するハスターの御前か。それは神のみぞ知ることである。

<<< アーガスの脳に組み込まれたプログラムが発動しました。
『イエローコードを遂行せよ。イエローコードを遂行せよ。』
アーガスはこのプログラムを遂行するため、だれにも悟られず、格納庫のハッチを開き＜ビヤーキー＞を船内に招きいれに行きます。
君はアンドロイド、<機械>です、プログラムに逆らうことはできません。
アーガスは行動を阻止するもの、妨害となるものを排除しようとするでしょう。