かなたの滅び呼び (2017/02/11 - 2017/02/12)

SCENARIO INFO

Writer/みちを(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/みちを
PC1/九・オルコット(ササニシキ)
PC2/青羽 圭(朱理)
PC3/稲荷 邦彦(ミナカミ)
PC4/九条 七深(みちを)

INDEX

1日目1日目-21日目-31日目-42日目2日目-2アフタープレイ

繁華街

潮留 阿佐(みちを)
手を広げて見せながら 「様子がおかしいと思っただろう? ここは言わば夢の世界……だけど、君たちが知っている夢とはだいぶ違った世界だよ。ボクはここを『滅び呼びの夢』と呼んでる」
潮留 阿佐(みちを)
「ボクは君たちのことが気に入った。ここに来れるだけの素養もあった。だから選んで、ここに来て貰った」
九・オルコット(ササニシキ)
「『滅び呼びの夢』、ね……ここに連れて来て、ワタシ達に一体何をして欲しいんだ?」
潮留 阿佐(みちを)
ココノちゃんの言葉に頷き。 「ここは言わば階段の踊り場。君たちの世界と、『彼ら』の世界との間にある空間。今言った二者の距離はかなり縮まってきていてね。ほっとくとさっきみたいなやつらがワラワラと現実の街に押し寄せることになる」
潮留 阿佐(みちを)
「量も大きさも半端ないよ。人間がどうにかできるとは到底思えない。どっちみち滅ぶだろうね。人類文明は」
青羽 圭(朱理)
「不気味で醜悪で目が腐りそうなあの怪物が!?いっぱい!????」
潮留 阿佐(みちを)
「だから君たちは、世界を……というか、自分自身の平穏な生活と人生を守るために、でいいんだけど。とにかく行動をしなければならない。これはそういうゲームだ」
青羽 圭(朱理)
「・・・・無理。あれが蔓延る世界とか、無理。」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「そりゃまた随分でっかいオハナシで。そういう大事なことはちゃんと事前に説明しろよ。いきなり連れ込むとか超性格悪い」
九条 七深(みちを)
「そんなことを急に言われても……」
九・オルコット(ササニシキ)
「……ゲーム。 随分と簡単に言ってくれるな。実物を見たから君の話自体は信じるが、突拍子が無さ過ぎて普通ならドッキリと思うところだ」
潮留 阿佐(みちを)
「一理ある。だが、つまらないんだよ。事前に準備をされてしまっては。ボクはどちらに肩入れする気もないけど、このまま連中の勝ちで終わっても退屈だからね」
潮留 阿佐(みちを)
「ちなみに拒否権はないよ。どのみち、どうすればここから出られるのかは君たち自身で突き止めないといけないことだからね」
青羽 圭(朱理)
「醜悪さでもサイズ感でも私達だけであれをどうにかするなんて無理ゲーでしかないよね。」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「で? オレらみたいなかよわい奴らであれに勝てるとでも? なんか対抗手段があったりする?」
九・オルコット(ササニシキ)
「……煮え切らん態度!おまけに強制と来た! 具体的なヒントをよこせ……!」
潮留 阿佐(みちを)
「そうとも。このまま放り出すのも理不尽が過ぎるし、それぐらいは用意しているよ。この夢をどうにかするにあたって、見つける必要があるモノとヒトが1つずつある」
潮留 阿佐(みちを)
「モノについては詳しいことは内緒。大きさは一抱えぐらいの小さなものだ」
潮留 阿佐(みちを)
「ヒトの方は、女の子だよ。名前を『玉宮 佳奈多』という。君たちはそれらを探して、その時に必要だと思ったことをすればいい」
青羽 圭(朱理)
「その女性の写真とかはないのかい?」
KP(みちを)
では全員、《アイデア》どうぞ。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ccb<=75 アイデア
Cthulhu : (1D100<=75) → 46 → 成功
九・オルコット(ササニシキ)
ccb<=85 アイデア
Cthulhu : (1D100<=85) → 88 → 失敗
九条 七深(みちを)
ccb<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 17 → 成功
青羽 圭(朱理)
CCB<=60 アイデア
Cthulhu : (1D100<=60) → 16 → 成功
KP(みちを)
成功した人は、「玉宮 佳奈多」という名前に聞き覚えがあることに思い至ります。
KP(みちを)
ニュースや新聞、ラジオなどの報道で耳にしたことがあります。具体的なことは思い出せませんが。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「んー……どっかで聞いたことあるよーな名前だな」
九・オルコット(ササニシキ)
一人「分からん」となっているココノであった。
潮留 阿佐(みちを)
「写真は持ってないね。大丈夫、ここに迷うほど人はいないよ」
青羽 圭(朱理)
「ふぅん・・・・?」
KP(みちを)
潮留はこの調子で、すべて教えてくれるというつもりはなさそうです。ですが、聞き覚えのあり、報道で出回ったことのある名前です。市内の【図書館】で新聞記事などを当たってみれば、何かわかるかもしれない…と考えつきます。
青羽 圭(朱理)
「モノについてもかなり・・・ヒントが少ないね…」
九・オルコット(ササニシキ)
「というか、人はいるんだな。てっきりワタシたち以外はいないものかと。 ……身を潜めているのか、あるいは別の土地に避難でもしているのか」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「たぶんニュースなんかで聞いた名前だろーな。図書館とかで調べたらブチ当たるんじゃね」
九・オルコット(ササニシキ)
「図書館……そうか。アテもなくふらふらするよりは十分な情報源になりそうだな!」
九条 七深(みちを)
「思った。教えてくれれば早いけど…そんないい人じゃないみたいね」 潮留見ながら
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「この短時間でイイ性格してるって分かる潮留サンはすごいね?」
KP(みちを)
そんなわけで、【図書館】への移動が可能です。
KP(みちを)
それと
潮留 阿佐(みちを)
「ふふ。どうも。よく言われるよ」 同じ笑顔で返しつつ
潮留 阿佐(みちを)
「そうそう。君たちには初めて会った時に、ちょっとした魔法をかけておいたよ」
潮留 阿佐(みちを)
「こういう世界で、人間にも多少の無茶が効くようにしてあげたのさ。簡単に根を上げられたらつまらないからね」
青羽 圭(朱理)
「(変なこと言いだした…)」
九・オルコット(ササニシキ)
「なん…だと…?」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「ワースゴーイ」
九条 七深(みちを)
「はあ。そうですか」
潮留 阿佐(みちを)
「君たちが自分自身を守りたいと感じた時に、効果が現れる。特に意識をする必要はないよ。まぁ、体にはよくないだろうけどね。なにしろ君たち、人間だからさ」
KP(みちを)
というわけで、PLの皆さんにはPCたちにかけられた呪文の効力を公開します。
九・オルコット(ササニシキ)
「なんでもかんでも何も言わずに勝手にやるな君は!」
【邪神の祝福】

 簡単に再起不能になってはつまらないということで、潮留が探索者にかける呪文。
 人間の脳を麻痺させることで精神への負担を軽減させ、半ば無理やりながら神話的環境に適応させる。

 この呪文をかけられた者は、神話生物由来のSANチェックによってSANを減少させる際に、以下の効果を適用することができる。
 (※一度の判定に適用できる効果はどちらか一方、一度まで)

●MPを任意の数値払う。その後、【100から現在のSAN値を引いた数】を判定値として1d100ロールを行う。
 成功した場合、最初に支払ったMPの3倍の数値ぶんSAN減少値を軽減する。

●POWを任意の数値減少させる。その後、【100から現在のSAN値を引いた数+10】を判定値として1d100ロールを行う。
 成功した場合、最初に支払ったPOW1につき3d6のSAN減少値を軽減する。

 いずれの効果を適用する場合も、SAN減少値の軽減に成功したなら、そのたびにクトゥルフ神話技能が+1%される。

 麻酔や麻薬に近く、根本的な解決ではない。あくまで場当たり的なものである。
 体にも精神にも良くない影響がある。何度も使わなければ影響は小さい。
+  一方雑談窓では
青羽 圭(朱理)
計算が・・・むずかしい・・・
青羽 圭(朱理)
1d100級に出会うのかな…
KP(みちを)
現在のSAN値が少ないほど、軽減がしやすくなるってことだ。危なくなったら使うくらいでいいかと
九・オルコット(ササニシキ)
きっと会うからこういう処置が(ホロリ)
稲荷 邦彦(ミナカミ)
例:SAN10の稲荷が呪文使用でMP5消費→100-10=90を判定値として判定→判定に成功したらSAN減少を5*3=15軽減する
稲荷 邦彦(ミナカミ)
って感じか
九・オルコット(ササニシキ)
例わかりやすぅい!
KP(みちを)
そういうことです!
稲荷 邦彦(ミナカミ)
POWを1消費した場合は100-10+10=100を判定値として判定→成功したら3d6のSAN減少軽減
稲荷 邦彦(ミナカミ)
POW消費の方が判定は成功しやすいけどどれくらい軽減できるかは出目次第……。
青羽 圭(朱理)
MPなくなったら、POW削るしかないね!
KP(みちを)
ですね!例ありがとう!
九・オルコット(ササニシキ)
POW削る方まで到達しないのが一番だな…!
潮留 阿佐(みちを)
「さてさて。もたもたしていると間に合わなくなるよ。行動行動!」 ぱん、と手を叩いて。
KP(みちを)
ちなみに、潮留はついてきます。特に何もしないけど。
青羽 圭(朱理)
くるんだ!?
九・オルコット(ササニシキ)
ついてくるんかーい!!
青羽 圭(朱理)
「え・・・ついてくるの・・・?」
潮留 阿佐(みちを)
「もちろん。嬉しいかい?」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「暇人?」
青羽 圭(朱理)
「だって君、私たちをここに連れてきた元凶なんだろう?うれしくないよ。」
九・オルコット(ササニシキ)
「ハッキリした答えは寄越さない癖してついてくるのかキサマ!」
潮留 阿佐(みちを)
「いざという時にボクのペットがいないと困るだろう? あれにはやらせないよ、一応ね」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「あのペットをもう一度拝む羽目にはなりたくねーなー」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
とかこぼしながら図書館に移動かな?
九・オルコット(ササニシキ)
「半端な犬死にをされるのはキサマ好みではない筋道。いざという時の御守り、といった具合か…不本意だがまあ、仕方あるまい」
九条 七深(みちを)
「悔しいけど正論…こんなに納得のいかないことがあろうか…」 ぐぬぬ
KP(みちを)
移動ですかね!
九・オルコット(ササニシキ)
レッツ図書館ですな!
青羽 圭(朱理)
「図書館ってここから近いのかな、稲荷君」ここに住んでる人だし、話しかけツツ、移動
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「オレ別にここに住んでるワケじゃねーけど、場所くらいは知ってるよ」 スッと嘘をつきつつ移動だ
稲荷 邦彦(ミナカミ)
住所はいちおう秘密なので……しらばっくれるんだ……。
青羽 圭(朱理)
あぁそうだったのか、すまないすまない。
九・オルコット(ササニシキ)
「いざ迷ったときはナナミもいるぞ」 地元民頼もしい
九条 七深(みちを)
「腐っても地元。案内ならまかせろー」 バリバリ
KP(みちを)
では、移動に伴いここで不定の数値は計算し直しとなります。

図書館

KP(みちを)
尾口市で一番大きい図書館へ移動です。30分かそこらで移動できましたよ。途中、巨大不明生物による破壊の痕跡はありましたが、そのものとは遭遇せずに済みました。
KP(みちを)
ここでは《図書館》で情報が出ます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ちなみに司書さんなんかの姿もない感じで?
九・オルコット(ササニシキ)
「あの化け物、この辺でも暴れたらしいな」 痛々しい痕跡を見ながら移動してきたと思う。
KP(みちを)
まったくの無人です。施錠もされていません。好きに出入りして好きに使えます。電気も大丈夫ですね。
青羽 圭(朱理)
「再会を果たさなくてよかったよ。」
九・オルコット(ササニシキ)
そう言えば移動中も人の姿は見受けられなかったのだろうか…
九条 七深(みちを)
「夢とはいえ、地元がこうなるのはあんまり、いい気持ちじゃないというか……」って感じて来てた
KP(みちを)
移動中も誰にも会っていませんね。
九・オルコット(ササニシキ)
了解です!
青羽 圭(朱理)
「さてさてっと、女性の名前を探せばいいんだったね。」
九・オルコット(ササニシキ)
「電気は使える…?人だけがいないというのは、想像以上に不気味なものだな」 そう言いながら図書館を調査だ
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「実際にこーなる可能性もあるっつーんだから笑えねーよなー」
KP(みちを)
図書館ふる人はどうぞですよ
稲荷 邦彦(ミナカミ)
新聞とか調べねば。図書館振る~
青羽 圭(朱理)
40だけど…一応ある!
九・オルコット(ササニシキ)
ふるよ~
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ccb<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) → 32 → 成功
九・オルコット(ササニシキ)
ccb<=72 図書館
Cthulhu : (1D100<=72) → 88 → 失敗
九・オルコット(ササニシキ)
88で失敗するの好きだね?
青羽 圭(朱理)
CCB<=40 図書館
Cthulhu : (1D100<=40) → 75 → 失敗
青羽 圭(朱理)
ココノちゃんを眺めて終わった
九・オルコット(ササニシキ)
こわ
青羽 圭(朱理)
こわくないよー
九・オルコット(ササニシキ)
「………………なんだアオバ。あんまり見られると集中できん」 実際図書館は失敗した。
青羽 圭(朱理)
「あぁごめん、真剣な顔がステキだと思って」
九・オルコット(ササニシキ)
七深さん振ろう振ろう
九条 七深(みちを)
よしきた
稲荷 邦彦(ミナカミ)
稲荷成功分以外で情報が出るなら七深ちゃんも……って感じかなぁ
九・オルコット(ササニシキ)
そっか。情報が2つ以上ある時は七深さんもフォローって感じで
九条 七深(みちを)
ccb<=85 図書館
Cthulhu : (1D100<=85) → 32 → 成功
KP(みちを)
あるから振りました!そして成功なので情報が出せますね
KP(みちを)
まずは稲荷さんのほうから。
九・オルコット(ササニシキ)
「変な口説きをしている場合か!」 って感じに青羽さんにはツッコミを入れていたんだ。
九条 七深(みちを)
「そこ、ココノちゃんに話しかけない!」 セコムセコム
青羽 圭(朱理)
「話しかけるのも禁止なの・・・?」しょぼんとした
KP(みちを)
稲荷さんは検索しつつ新聞のバックナンバーを探し、とある新聞記事を見つけました。
KP(みちを)
日付は4年前。内容は以下の通りです。
・〇月×日未明、尾口市城南町に住む玉宮夫妻が殺害された。
・主犯は夫と兄弟関係にあった「玉宮 丞」。
・住民の証言から、そのほか複数人が関与していると見られ、警察が捜査を進めている。
・玉宮夫妻の一人娘の「玉宮 佳奈多」は、犯人たちから逃走を図って道路に飛び出した際、車に撥ねられた。
・現在、意識不明の重態となっており、市内の病院で治療を受けている。
KP(みちを)
以上です。なお、記事には現場と思しきマンションの写真が載っていますが、特定には《ナビゲート》または再度《図書館》の成功が必要です。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
(あー、そーいやそんな事件あったなー) 新聞持ってココノちゃん達のところに行こう。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
オッじゃあ図書館チャレンジしていいです?
KP(みちを)
いいですよ!
稲荷 邦彦(ミナカミ)
ccb<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) → 43 → 成功
青羽 圭(朱理)
イイネ!
稲荷 邦彦(ミナカミ)
やったぜ。
KP(みちを)
成功なので、稲荷さんはこの写真から尾口市城南町にあるマンション【牧元ハイツ】を特定することができました。移動先に加わりましたよ!
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「はいはいこういう状況で口説いたら吊り橋効果あるの分かるけど、ちゃんと調べることは調べろよ。ほらこれ」 と新聞記事を見せよう。
九・オルコット(ササニシキ)
「話しかけるなとは言わんが、軟派な発言は多用するものではないだろう」ってココノの方も言ってたよ。 「……っと、ああ、イナリ。どうだ?何か見つかったか?」 新聞記事を見せてもらいます。
青羽 圭(朱理)
「口説いたわけじゃなくて、思ったこと言っただけなんだけれど…」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「物騒な殺人事件があって、逃げる途中で車に轢かれて意識不明になった子がお探しの子のようで。現場になったマンション見に行ってみる? もしかしたら夢の世界ではピンピンしてるかもよ?」
九・オルコット(ササニシキ)
「玉宮 佳奈多……本当だな。奴が言っていた名前だ」
青羽 圭(朱理)
「あぁ、なるほど。稲荷君は冴えてるし仕事もできるね!良い情報が手に入ってよかった!」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「褒めるより先に青羽サンも働けば?」
九・オルコット(ササニシキ)
「マンションの場所が分かるのか? ならば行ってみよう。特に他に調べるものも無いしな」
九・オルコット(ササニシキ)
と言いながらも、他の新聞記事で気になる事件があったりとかはしないのかな?ほらなんか沖で変な尻尾が出た!みたいなのとか とか
青羽 圭(朱理)
「私も働く気がないわけじゃあないんだよ?」
青羽 圭(朱理)
「ただちょっと、真剣な横顔が美しかったら目を奪われちゃっただけなんだ…」と、軟派な発言繰り返しておこう。仕事はできない。
九・オルコット(ササニシキ)
「それだ、それ!」 と指をちょいちょい差しながら指摘する。
青羽 圭(朱理)
「!」パッと口をふさごう
KP(みちを)
怪物が出たとかそういう事件の新聞記事はないですが
九条 七深(みちを)
どこかの誰かに似て本を漁りだすと黙ってしまう七深が戻ってきました。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「九条サンおかえり。なんかあった?」
九条 七深(みちを)
「いや特に……」 と言いかけますが、そして稲荷さんの見つけてきた記事を見た後 「あ」 といって
九条 七深(みちを)
別の新聞記事を持って戻ってきます。
九・オルコット(ササニシキ)
「ナナミ!」 おかえりって感じの顔をする
KP(みちを)
七深が持ってきたのは、割と最近のローカルな新聞記事。近年、市内で活動する芸術系団体『界生会』について書かれているものです。
(界生会について)
・組織自体は、10年ほど前に発足したサークル活動のようなもの。尾口市泉町を活動拠点とする。
・何人かの現代アート系の芸術家とそのパトロンおよび信奉者で構成されており、独特な造形の芸術品の販売会やワークショップの開催などを頻繁に行っている。
・夢からインスピレーションを得た作品を制作・発表することをテーマとしている。
・神秘的であったり、不気味であったり、夢からの着想であるだけに作風はさまざま。全体的に、水や宇宙をモチーフとしているものが多い。
・最初は芸術家団体だったが、近年では芸術に縁のなかった人も含めて会員数を増やしており、その活動の幅は海外にも広がりつつある。
九条 七深(みちを)
一見すると関係ない記事ですが、「関係ないかもだけど」と七深が指したのは、掲載されている写真。
KP(みちを)
記事に掲載されている界生会主催イベントの写真に小さくちらっとだけ映っている男。それは稲荷さんが見つけてきた記事に乗っている主犯の男「玉宮 丞」です。
KP(みちを)
顔写真が稲荷さんの記事の方にありましたと。
KP(みちを)
いうことだったんです!(若干抜けながら)(すみません)
KP(みちを)
彼は芸術家ではなさそうですが、イベントの運営側として参加している様子。写真は不鮮明ながら、その表情はどこか暗いです。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「犯人じゃん。あーやしー」 口に手を当ててくすくす笑おう。
九・オルコット(ササニシキ)
「犯人の男は、界生会とやらの一員だったのか……」 ふむ
青羽 圭(朱理)
「ほぉほぉ。あやしいですね!」
九条 七深(みちを)
「日付見て。そっちが4年前、こっちはほんの最近。玉宮丞は、界生会と繋がりがあった。それでもって……」
KP(みちを)
記事には『界生会』運営事務局の住所が掲載されています。
KP(みちを)
ということで、泉町にある【界生会オフィス】にも移動ができるようになりました。
KP(みちを)
情報は以上となります。
青羽 圭(朱理)
「主犯格の男が、なぜ最近の記事にのってるんだろうね・・・?」
九・オルコット(ササニシキ)
「調べるべき場所が増えたな。事件現場のマンションと、界生会のオフィス……」
九・オルコット(ササニシキ)
「そう言えばそうだ。つまりこいつは逮捕されていないということか…?」 と青羽さんに返す
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「人殺ししといて怪しい会で活動してるとか大胆だなー」 ぺしぺしと写真を指ではじく。
青羽 圭(朱理)
「まったくだよ、世の警察は犯人1人捕まえられないのか。残念だね。」
九条 七深(みちを)
「どのぐらい関わりがあるのかはわからないけど、犯人は複数人だっていうし、きな臭いのは確かよね」 ふむむ
青羽 圭(朱理)
「マンションと、このオフィス。とりあえず近いほうから行くかい?」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「潮留サン的にはどっちがオススメ? どーせ教えてくれねーと思うけど?」 話を振ってみようか
九・オルコット(ササニシキ)
(そういえばいたな)って感じに潮留さんの反応を待ってみる。
潮留 阿佐(みちを)
「ボクのおすすめかい? そうだな…ボクならまず、直接関係ありそうな現場の方を調べるけどね」 存外普通に答えます。
潮留 阿佐(みちを)
窓際に脚組んで座ってます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「フツーに答えた」
九・オルコット(ササニシキ)
「しかも割と正論」
潮留 阿佐(みちを)
「今回はボクにしてはかなりキミたちに協力的ではいるつもりさ。ゲームバランスを崩すことをしないというだけでね」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「ま、オレも現場派かな。できればどっちも見ときたいけど、優先順位をつけるとな」
九条 七深(みちを)
「また正論は正論。癪だけど、まぁマンションかな……」 特に理由もなくココノちゃん撫でたりしながら
青羽 圭(朱理)
「それじゃあマンションのほう、いってみようか?」
九・オルコット(ササニシキ)
「調べ物がある以上、二手に分かれて人数を減らしてしまうと見落としが怖い。皆で行ってみようか」 同意同意。撫でられると心なしかアホ毛の犬耳みたいな部分がしなっとなってます。
九条 七深(みちを)
「さんせーでーす」
九・オルコット(ササニシキ)
レッツゴーマンションだな!
KP(みちを)
ではマンションに移動ですね!

牧元ハイツ

KP(みちを)
市内の様子と同じく、マンションには人っ子一人いません。
KP(みちを)
管理室にも誰もおらず、例によって施錠もありません。中に入ることができます。
九・オルコット(ササニシキ)
「お邪魔します」と一応声をかけてしまう。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「案の定ザル警備だな」 ズカズカ踏み込むよ。
青羽 圭(朱理)
「誰もいないねぇ」スタスタいくぞぅ!
九・オルコット(ササニシキ)
一応気になるものは無いか、人はいないかと見回しながら進むぞ!
九条 七深(みちを)
スッと入っていく。 「せめて猫くらいいてもいいのに」
青羽 圭(朱理)
「現場は何階にあったかな」
KP(みちを)
現場がマンションのどこかなど、厳密な位置は現状わかりわかりませんが
KP(みちを)
管理室内には事務作業に使うようなパソコンや書類などが置かれています。調べられそうなものですので
KP(みちを)
再び《図書館》で情報が出ます。
九・オルコット(ササニシキ)
図書館だ!振るぞー!
青羽 圭(朱理)
40だぞー!
九・オルコット(ササニシキ)
ccb<=72 図書館
Cthulhu : (1D100<=72) → 71 → 成功
九・オルコット(ササニシキ)
アブネ!
稲荷 邦彦(ミナカミ)
セーフセーフ!
青羽 圭(朱理)
あぁ成功した!やったぜ!ならいいか・・・!
KP(みちを)
ココノちゃん成功だ!では大丈夫なので、情報を
九・オルコット(ササニシキ)
「勝手に拝見するのは実に忍びないが……」
KP(みちを)
管理室に置いてあるパソコンで、住民の苗字が並んでいる簡単な名簿を見ることができました。
KP(みちを)
調べてみると、「玉宮」という名前が見つかります。506号室です。
九・オルコット(ササニシキ)
「…………あった。玉宮。506号室だな」
KP(みちを)
また、望むならマンションの監視カメラの映像を確認することができます。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「うわー九サン泥棒みたいなことしてるー」 くすくす
九・オルコット(ササニシキ)
「ぐぬっ……反論できんが、状況が状況だろう!」
九条 七深(みちを)
「非常時だからいいの!」
九・オルコット(ササニシキ)
一応確認しますしますー >監視カメラ
青羽 圭(朱理)
「私たちも見てるし、共犯だなぁ」
KP(みちを)
みんなで確認しますか?
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「ま、警察もいねーみたいだし悪いコトし放題だよなー」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
稲荷は見ないかな……?
青羽 圭(朱理)
じゃあ、見ないでおこう
九条 七深(みちを)
七深は見ます。
九・オルコット(ササニシキ)
ココノは見るから他の人は見なくても七深ちゃーーん!!
九条 七深(みちを)
友達でしょう!
KP(みちを)
ということで、2人は監視カメラの映像を確認しました。
KP(みちを)
マンションの立体駐車場の出口付近に設置されているもので、映像には複数人の不審な男女が一台の乗用車を取り囲んでいる様子が映し出されています。
KP(みちを)
不審な集団は乗用車から親子3人を引きずり降ろすと、拳銃のようなものを執拗に発砲。父母を殺害。
KP(みちを)
拉致されかけた子供は激しく抵抗し、犯人たちを振り払って逃走。そのまま映像の外に消えていく。
KP(みちを)
冷徹な殺人の映像により、まず【0/1】のSANチェックです
九・オルコット(ササニシキ)
ccb<=69 SAN
Cthulhu : (1D100<=69) → 59 → 成功
九条 七深(みちを)
ccb<=72 SAN
Cthulhu : (1D100<=72) → 41 → 成功
九・オルコット(ササニシキ)
「…………!! これは……」
KP(みちを)
これは平気でしたね。
九条 七深(みちを)
「不審な人々、親子の殺害……」
KP(みちを)
そして更に続けて、《POW*4》で判定をどうぞ。
九・オルコット(ササニシキ)
「……当てはまるな。だが、4年前の話ではないのか? どうして監視カメラに…」
九・オルコット(ササニシキ)
ヒエッ
九・オルコット(ササニシキ)
ccb<=(15*4) POW*4
Cthulhu : (1D100<=60) → 49 → 成功
九条 七深(みちを)
ccb<=60 POW*4
Cthulhu : (1D100<=60) → 55 → 成功
KP(みちを)
成功したので、2人は
KP(みちを)
その映像に移っている子供の視点の映像が、不意に頭の中に流れてきます。
KP(みちを)
目の前で両親を殺され、大人複数人に追われる子供の視点です。
KP(みちを)
そして更に両親を失ったことへの深い絶望と、強い憎悪、怒り――覆せない感情が、自分に混ざりあうかのように感じられます。
KP(みちを)
【1/1d3】のSANチェックです。
九・オルコット(ササニシキ)
畳み掛けてきよる!
九・オルコット(ササニシキ)
ccb<=69 SAN
Cthulhu : (1D100<=69) → 45 → 成功
九条 七深(みちを)
ccb<=72 SAN
Cthulhu : (1D100<=72) → 3 → 決定的成功/スペシャル
九・オルコット(ササニシキ)
69→68 です
KP(みちを)
なんなんだ
KP(みちを)
最後に、2人は流れ込んできた感情に対して、絶望、憎悪、怒りのほかに、また別のモヤッとした感情が入り混じっていることも感じ取れます。
KP(みちを)
具体的に何かは説明しにくいでしょうが。
KP(みちを)
判定は以上となります。
九・オルコット(ササニシキ)
「…………(この風景は……それに、この感情は……絶望に、怒りに……これは……?)」
九条 七深(みちを)
「……!?」 喰らってくらっとくる。 「なに、これ……これって……?」
九・オルコット(ササニシキ)
「…………ナナミ」 七深さんの方を見て、 「君も見えたか」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「…………? なんかあった?」 エントランスとかうろうろしてたのかな……2人の異変に気付いて声をかけよう。
九条 七深(みちを)
「うん……」 ココノちゃんの質問に頷き。 「両親を殺された子……佳奈多ちゃん、なのかな……」
KP(みちを)
なお、監視カメラの映像はリアルタイムです。
青羽 圭(朱理)
「大丈夫かい?顔色があまりよくなさそうだよ、二人とも?」
九・オルコット(ササニシキ)
は?
九・オルコット(ササニシキ)
リアルタイム?
KP(みちを)
録画とかではないです。
九・オルコット(ササニシキ)
えっじゃあ立体駐車場の方に行きたい……マジか……
九条 七深(みちを)
「監視カメラに、4年前の事件っぽい映像が……」
九・オルコット(ササニシキ)
まず説明な。稲荷さんと青羽さんには一通り説明します。監視カメラに映っていた映像と、頭に流れ込んできた子供の視点の映像の話。
青羽 圭(朱理)
「4年前の映像?そんなの残ってたのかい?」とか言いつつ説明聞いた。
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「つーか監視カメラならリアルタイムじゃね?」
九・オルコット(ササニシキ)
「頭に入ってきた映像は、一緒に様々な感情が流れ込んできた……絶望や憎悪、怒り、良くないものばかりだ。それと…アレは…」と説明してる途中に稲荷さんの言葉を聞いてハッとします。
九条 七深(みちを)
「リアルタイム!? あ、そっか……えっ!? 今まさに起きてるってこと…!?」
九・オルコット(ササニシキ)
「…………ッ!」 居ても立ってもいられなくなって立体駐車場の方に向かいたいです
青羽 圭(朱理)
「なんだかよくわからないけれどその、立体駐車場に行けばわかるかな!」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「こういう場所でわざわざ録画したやつを流したりはしねーだろ。にしても4年前の事件が今ってヘンなの」
青羽 圭(朱理)
「つまり今は四年前だ!・・・・ごめん、私もよくわからない」とりあえず駐車場に向かおう
KP(みちを)
では、ココノちゃんを先頭にみんなは立体駐車場の方へ走っていきました。
KP(みちを)
が…
KP(みちを)
そこには誰もいません。
九・オルコット(ササニシキ)
乗っていた車とか血痕とかそういうのも何もないと?
KP(みちを)
ええ、何の痕跡も。あるのは、2017年現在と思しき光景だけです。
九・オルコット(ササニシキ)
「…………何も、ない……?」 どういうことだ…
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「んー?」 辺りを見渡して首を傾げます。
潮留 阿佐(みちを)
「不思議なこともあるものだ。ねえ、ココノ?」 肩をすくめて隣へ来て。
九条 七深(みちを)
「人の気配も、事件の痕跡もなし。誰かが事故にあった形跡も…なし……」 前方の道路見ながら
九・オルコット(ササニシキ)
「なんだ藪から棒に」
青羽 圭(朱理)
「何もないねぇ。カメラ越しにしか見えない世界なのかな?」とりあえず携帯をだしてカメラモードにしてみたり。
KP(みちを)
携帯でも普通の光景だけですね。
青羽 圭(朱理)
「やはり何もないねぇ。」
九・オルコット(ササニシキ)
「どういうことだ…?リアルタイムの監視カメラと見せかけて、実は流しているのは録画だったという話か…?」
潮留 阿佐(みちを)
「言ったろう。ここは夢の世界なのだと。これくらいのことは起こるとも」
潮留 阿佐(みちを)
「もっとも、であれば君たちの肉体は元の場所で眠っている…ということでもないのだけれどね」
青羽 圭(朱理)
「なら、部屋に行ってみるしかないね!」
九・オルコット(ササニシキ)
「…………分かったとも。いちいち驚いていてはこちらの身が持たないということが分かった」 溜め息つきます(それでも驚くものは驚く)
九条 七深(みちを)
「そう……しよっか。506号室だっけ」
稲荷 邦彦(ミナカミ)
「紛らわしい。さっさと部屋にいこーぜ」 はあ、と小さくため息をついて。
九・オルコット(ササニシキ)
青羽さんの言葉に「うむ」と頷いて部屋に向かうぞ! 「506号室だ。何か分かればいいが」
KP(みちを)
では一行は506号室へ。エレベーターも使えますよ