コトノハ (2015/07/29 - 2015/08/04)

SCENARIO INFO

Writer/陸亜(シナリオ非公開)

本作は、「河嶋陶一朗/冒険企画局」が権利を有する『魔道書大戦RPG マギカロギア』の二次創作物です。
(C)河嶋陶一朗/冒険企画局「魔道書大戦RPG マギカロギア」

PLAYER

GM/陸亜
PC1/柏葉 ルカ(朱理)
PC2/ヴァレリー・サングイス(ユツキ)
PC3/楊 小梅(ミナカミ)
PC4/蝶子・K・ドレッドノート・山田(紅茶うさぎ)

INDEX

1日目2日目2日目-22日目-32日目-42日目-52日目-6エピローグ・報酬

導入

******************************

 相手の口から突然、思いもよらぬ言葉が繰り出される。
 本人の意図を無視して吐き出されるその現象は、
 平和な街を未曾有の混乱に陥れようとしていた。
 〈禁書〉による不届きな事件に、立ち向かえるのは君たち魔法使いだけだ。
 飛び交う無数の「コトノハ」に込められた、その真意とは。


       魔道書大戦RPG マギカロギア
           「コトノハ」


 常に自分の中に答えを求めなさい。
 周りの人や、周りの意見や、周りの言葉にまどわされていはいけません。
                       ――アイリーン・キャディ

******************************

導入/PC1:柏葉 ルカ――「スレイプニル」

GM(陸亜)
柏葉 ルカ。
〈訪問者〉としてある日突然魔法の力に目覚めた貴方は、時に〈禁書〉を巡る事件に巻き込まれたりしながらも、それなり平穏なキャンパスライフを楽しんでいます。
柏葉 ルカ(朱理)
はい!適度な多さの友人に囲まれリア充してるタイプの人間です!
GM(陸亜)
そんな貴方は今、今回のシナリオアンカーとなる「青空 奏」という青年と会話をしているところです。
どんな感じかな。ちなみに他に人が居てもいいから、前回アンカーの祐美とか他のサークル面子が混じっててもいいよ。
GM(陸亜)
ちなみに奏はこんな子です。普通に明るく普通にバカなどこにでもいるタイプの男子です。
柏葉 ルカ(朱理)
えっと、リア充的に、みんなで遊びに行く話とかしてるのかな?
柏葉 ルカ(朱理)
大学生の夏休みは長いし遊べるといううわさを聞いております。
GM(陸亜)
ああうんリア充だ。じゃあきっと世間は夏休みですし、海か山かの話で盛り上がっているんですね。
青空 奏(陸亜)
「俺は海がいいなー、いっそ思いっきり焼けばいいじゃん」 とか奏は焼けたくない女子たちに言ったりしてるのかな。
柏葉 ルカ(朱理)
「山でキャンプにしようよ、BBQやったり花火やったり!川で泳ぐこともできるかな?」って、じゃあ、山派発言を…
高原 祐美(陸亜)
「私も山がいいな、川がある所なら水遊びもできるし」 とかじゃあ祐美も山派で。
高原 祐美(陸亜)
どうせ祐美はちょっともじもじチラチラとルカ君の方でも見てます。
柏葉 ルカ(朱理)
「あ、裕美気が合うね!山涼しいしいいよね!」とか、はい、裕美ちゃんかわいい
GM(陸亜)
2d6 出た数が山派:
MagicaLogia : (2D6) → 6[1,5] → 6
GM(陸亜)
わあ。じゃあ完全に意見はまっぷたつですね。
柏葉 ルカ(朱理)
「ん~~・・・意見真っ二つ・・・」
GM(陸亜)
一同の賑やかさは更に増していき…これはあれかな。山派の祐美と海派の奏がぶつかったかな。
柏葉 ルカ(朱理)
山がいい!海がいい!って言い合ってるの!?かわいい!
青空 奏(陸亜)
「海の方がいいって! 夏なんだから海水浴に決まってるだろ!」
高原 祐美(陸亜)
「山だっていいと思う。木漏れ日とかの下なら涼しいだろうし」
GM(陸亜)
とまあこう、喧々囂々。というのはいささか言い過ぎかもしれませんが、周囲もちょっと面白がって囃し立ててる感じですかね。平和だ。
GM(陸亜)
平和だったんですが。
柏葉 ルカ(朱理)
「まぁまぁー、どっちも楽しそうだよね?いっそ両方行く?夏休み前半後半とかで」へいわ
柏葉 ルカ(朱理)
平和だった
青空 奏(陸亜)
「――ッ、うるせえよ!」 と、突然大きな音を立てて立ち上がった奏が、振り絞ったような声で叫びます。
柏葉 ルカ(朱理)
「わ・・・!どうしたの奏?そんなに海が好きだった・・・?」
青空 奏(陸亜)
「どうせ別に、海でも山でもどっちでもいいんだろうが!」 奏の怒声は祐美へと向かっています。
GM(陸亜)
祐美はぽかんとしており、周囲もしんと静まり返っています。
少なくともルカや皆が知る限り、奏はこんな風に声を荒げるような人物ではありません。
柏葉 ルカ(朱理)
奏どうしたんだろう・・・?って不審がっておきます!
青空 奏(陸亜)
「どうせ――どうせお前は、こいつが言った所に行きたいんだろ!」 という感じでルカ君を指さす訳ですよ。
青空 奏(陸亜)
そこまで言い放つと、奏はぜいぜいと荒い呼吸だけを繰り返します。
柏葉 ルカ(朱理)
「おれぇ!?」
高原 祐美(陸亜)
「る、ルカ君?」 祐美もきょとんとしていますね。周囲もまた同様です。
柏葉 ルカ(朱理)
「奏、落ち着いて、ね?両方いこ?」
GM(陸亜)
何とも言えない奇妙な、それでいてどこか不審なその沈黙を、破ったのは奏の声でした。
青空 奏(陸亜)
「…え? ……俺、今、なんて」
青空 奏(陸亜)
奏は自分が言い放ったことに気付いてか、どんどんその貌を蒼くしていき――
青空 奏(陸亜)
「な、何でこんな、…――ッ!!」 降り積もった不穏さと恐怖があふれ出したように、その場から立ち去ってしまいます。
柏葉 ルカ(朱理)
「あ、奏ー・・・・」呼び止めようと思ったけ立ち去っちゃったね
GM(陸亜)
そうですね。奏が立ち去ったその後には、なんともいえない沈黙が再び落ちてしまいます。 
柏葉 ルカ(朱理)
「あー・・・きっと最近いやにジメジメして暑かったから、イライラがたまってたのかな?」
高原 祐美(陸亜)
「…わ、私…そんなつもりじゃ…」 祐美はルカ君どうこうというより、奏を怒らせるつもりが無かったというニュアンスで不安そうに俯きます。
柏葉 ルカ(朱理)
「ダイジョーブ、ダイジョーブ、多数決で割れたの偶然だし」
高原 祐美(陸亜)
「うん…」 祐美は頷くも、 「後で、謝っておきたいな…」 と呟いてますね。
GM(陸亜)
他の仲間たちも、祐美やルカは悪くない、奏の様子がちょっとおかしい、とそれぞれ口々に話し合っています。
柏葉 ルカ(朱理)
「あとで、奏に聞いておくよ、ね?なんかほかに悩んでるのかもしれないし。」
GM(陸亜)
「そういえば…」 と、ルカ君の言葉を聞いて仲間の一人が口にします。
「奏の奴、今朝から何か調子悪そうだったよ」 と。
柏葉 ルカ(朱理)
「あ、そうなんだ?やっぱなにかあるのかな・・・?」
柏葉 ルカ(朱理)
「急に怒鳴ったのは奏がよくないと思うけど、何かあるのかもしれないしね、ちょっと様子見てこようかな」
柏葉 ルカ(朱理)
ってことで、こう、あとでルカが奏の様子見てくるよーってかんじで!はい!
高原 祐美(陸亜)
「…ルカ君、お願いしてもいい?」 祐美は心配そうに尋ねますね。
柏葉 ルカ(朱理)
「まかせてまかせて!」笑顔で答えます!
柏葉 ルカ(朱理)
「皆で旅行いこうね!」っと、安心させるように言いたいっすね!
GM(陸亜)
それを聞いて、祐美や他の仲間たちはちょっとほっとしたような顔をしますね。
そんな訳でルカ君には奏の異変を調べてもらいましょう。ガンバレ!
柏葉 ルカ(朱理)
ガンバル!
GM(陸亜)
では、奏のハンドアウトを提示します。シナリオアンカーとなりますので、【運命】を1点獲得してください。属性は「興味」で。
柏葉 ルカ(朱理)
はい!
●青空 奏
【人物】PC1の知人。ついうっかり口を滑らせてしまい大変なことに。
GM(陸亜)
最後に、ルカ君の【魔力】上限値を決定しましょう。 「1d6+4 魔力決定:」 どうぞ。
柏葉 ルカ(朱理)
1d6+4 魔力決定:
MagicaLogia : (1D6+4) → 6[6]+4 → 10
柏葉 ルカ(朱理)
よssy!
GM(陸亜)
よしよし。では【魔力】上限10で。イニシアティブ表への反映をお願いします。
柏葉 ルカ(朱理)
はい!ありがとうございます!やったー!魔力いっぱいだ!
GM(陸亜)
ではルカ君の導入はここまでとしましょう。お疲れ様でした!
柏葉 ルカ(朱理)
ありがとうございました!

導入/PC2:ヴァレリー・サングイス――「屍肉狂い」

GM(陸亜)
ヴァレリー・サングイス。
葬儀屋として社会のちょっと裏側を生きている貴方は、魔法の研究をしつつ人肉に思いを馳せる食屍鬼でもあります。
ヴァレリー(ユツキ)
そうですねえ。食屍鬼なもので。最近は人類化学の発達で気楽に死体を貪れない事を残念がりつつも日々気ままにくらしております。
GM(陸亜)
はい。今日も今日とて気ままに暮らす貴方は、街中で噂話を耳にしますが…これいっそ病院でもいいかな。
ヴァレリー(ユツキ)
病院でいいよ。食欲を抑えるために現代的な投薬治療とかもしてたりするんでしょう。「今日も空腹ですねえ…」とお腹をさすりつつ、病院で何か聞こえてくる感じですかね。
GM(陸亜)
じゃああれかな。見慣れた看護師さんが、患者さんとお喋りでもしているんでしょう。昼下がりの病院、患者の波も落ち着いてきたかな。
坂本 愛子(陸亜)
「あ、ヴァリー君じゃない。今日も顔色悪いわねえ」 とかなんとか話しかけてきますよ。
ヴァレリー(ユツキ)
「おや、愛子さん。あなたは今日も健やかに美味しそうで何よりです」美味しそうは褒めてる。
坂本 愛子(陸亜)
「またまたー! こちとら夜勤続きでクマ出来ちゃってるのよー。四條センセよりはマシだけど」 ※吸血鬼化しました。
ヴァレリー(ユツキ)
「勤労に励む愛子さんはとても偉いですねえ。病院の方々は常に激務のようで…いつも御苦労様です」と微笑みつつ。
坂本 愛子(陸亜)
「商売繁盛しちゃってやあねえ。病院なんて経営破綻して潰れるのが一番イイのに」 なんて言ってはあらいけないと口を押えます。
ヴァレリー(ユツキ)
「個人的には僕の家業が儲かってくれても嬉しいんですが…まあ、健やかなのは良い事です」
坂本 愛子(陸亜)
「お互い業が深い仕事してるわよねえ、ホント。まあ、あんまりこういうことは口走っちゃあダメか。院長に聞かれたら大目玉だしね」
坂本 愛子(陸亜)
「口走るって言えば、そうそう。今も話してた所だケド、なんだか面白い噂があるみたいねえ」
ヴァレリー(ユツキ)
「愛子さんが怒られるのは本意ではありませんので口を噤むとしましょう」と指を口元にあてつつ。「ほう」と噂を聞こう。
坂本 愛子(陸亜)
「何でも、そういう「つい本音をぽろっとしちゃう」ことが巷で増えてるんだとか。流行りの食べ物に自白剤でも入っているんじゃ?なんて根も葉もない話も出てるみたいでね」
坂本 愛子(陸亜)
「まあ、本音を漏らしたからって悪いことばっかりでもなく、これが意外と上手い方向に転ぶ、なんて話もあったりで、結局噂の行き着くところも良く分かってないみたいだケド」
ヴァレリー(ユツキ)
「はあ。口が軽くなる病ですか。確かに恋愛だの、そういった物はたまには正直になる方が上手くいくこともありそうですしねえ」
ヴァレリー(ユツキ)
「愛子さんの先ほどの言葉もその噂でしょうか」と笑いつつ。経営破綻のやつね。
坂本 愛子(陸亜)
「あーそうなの実は…ってイヤイヤ違うから! 今のは本音とかそういうのじゃないから! 商売繁盛商売繁盛…」 と焦ったように笑ってますね。
坂本 愛子(陸亜)
「ま、こんな商売してたら尚のコト、情報漏洩には気を付けなくちゃねえ。たまにお喋りな患者さんがいると、つい話しこんじゃってダメだわー」
ヴァレリー(ユツキ)
「おや、お仕事の邪魔をしてしまいましたね。ふふ、今日も頑張って下さい」と送り出そうか笑 今回のアンカーまだ出てないよ!笑
ヴァレリー(ユツキ)
毎度の如く頑張る愛子さんにチョコレートでもあげよう。賄賂ではない。
坂本 愛子(陸亜)
「わ、いつもありがとねー! それじゃ、ヴァリー君のお仕事を増やさないように頑張るとしましょ!」 とチョコレート嬉しそうに貰いつつホクホク駆けていきますよ。
GM(陸亜)
というわけで、病院の待合室に残されたヴァレリー君ですが。愛子さんの話を聞いているうち、とある知人を思い出すんですね。
ヴァレリー(ユツキ)
「つい、本音を漏らしてしまう、ですか…」と回想しつつ。どんな人かな。
GM(陸亜)
「お喋り娘(chit-chat)」 という名の魔法使いです。〈大法典〉に所属しており、もしかすると同じ任務に携わったこともあるかもしれません。
が、今はとんと連絡が取れなくなっています。どこをふらふらしているのやら。
GM(陸亜)
名前の通りお喋りが、というより噂好きでいかにもなかしましい女性です。
GM(陸亜)
つい本音を漏らしちゃうだの、根も葉もない噂だの、そんな話はいかにも彼女が好きそうでしたね。
ヴァレリー(ユツキ)
(彼女も歯に衣着せない方でしたが…最近彼女を見ていないですねえ…。こんな噂、彼女なら喜んで首を突っ込んでいきそうなものですが)
ヴァレリー(ユツキ)
(美味しそうな裸体をどうどうと晒す稀有な人なのに)とか思いつつ。
GM(陸亜)
本音大爆発させた方が人生何かと上手くいくし!面白いし!みたいなそういうスタイルの人でした。
ので、もしかするとこの噂の出所や真相次第では、彼女に出遭うこともあるかもしれません。
ヴァレリー(ユツキ)
「…今回の件は彼女が絡んでいたり…まさかね」と言いつつ。
GM(陸亜)
言いつつ。そういうフラグ建築は大歓迎ですよGM。
そんな風にしているヴァレリー君の元に、〈大法典〉から連絡が入る…というそんな具合です。
ヴァレリー(ユツキ)
(それにしても、噂は少し気になりますねえ。また魔法災厄で無ければ良いのですが)と気にしてようと思ったら連絡が来た。やっぱりですよねえ。
GM(陸亜)
「お喋り娘」のハンドアウトはありません。【運命】だけ1点獲得してください。属性は任意です(好きな関係性を推奨するため)
ヴァレリー(ユツキ)
任意か…任意か…尊敬か興味かなぁ。ううむ。尊敬辺りにしとこう。
GM(陸亜)
尊敬か。まあ生命力に溢れてるから?笑 うんいいですよ。
ヴァレリー(ユツキ)
詳細な関係は…ちょっと考えさせといて下さい!こんなセクシーお姉さんとの関係すぐには決められないよ!笑
GM(陸亜)
はいよ笑 何だったら本編当日までに相談してくれてもいいのよ。
GM(陸亜)
では最後に【魔力】の最大値を決めましょう。 「1d6+3 魔力決定:」 どうぞ。
ヴァレリー(ユツキ)
1d6+3 魔力決定:
MagicaLogia : (1D6+3) → 2[2]+3 → 5
ヴァレリー(ユツキ)
うん…。まあ1じゃないだけマシ。
GM(陸亜)
せやな。イニシアティブ表への反映お願いします。
GM(陸亜)
ではヴァレリー君の導入はここまでにしましょう、お疲れ様でした!
ヴァレリー(ユツキ)
ありがとうございましたー!6…来てほしかったよ…!

導入/PC3:楊 小梅――「四千年の嘘」

GM(陸亜)
楊 小梅。
世界をまたにかけて漢方薬とふしぎなおくすりを売っている貴方は今、この黒能見市の住宅街をふらふらしています。路地でなんか売っててもいいよ。
楊 小梅(ミナカミ)
うーん、薬箱を背負いつつ住宅街を練り歩いて、井戸端会議の奥様方にセールストークしたりぶらついてる感じですかね。
楊 小梅(ミナカミ)
「你好! 奥様、いい薬アルヨーどんなお悩みも一発解消ダヨー」 とか軽い営業トークをしながらぶらぶらと。
GM(陸亜)
すごいいい具合に怪しいですね。ではそんな小梅を見て…
GM(陸亜)
2d6 どれくらいの人が避けていったか:
MagicaLogia : (2D6) → 8[2,6] → 8
楊 小梅(ミナカミ)
けっこう避けられてる……><
GM(陸亜)
8人くらい通りすがりに「ママーあの人何してるのかなー」「シッ見ちゃいけません!」とかそういうやりとりしてました。
楊 小梅(ミナカミ)
子供には笑顔で手を振ってあげよう。めげない。
GM(陸亜)
めげるな。そしてそんな小梅さんの所に、一人だけ興味しんしんといった顔で近づいてくる女の子がいます。
GM(陸亜)
女の子は 「お姉さん、何売ってるの? どんな悩みでもって、本当?」 と話しかけてきますね。
楊 小梅(ミナカミ)
「んー? ワタシ売ってるのお薬だけど、カワイコチャンは何か悩みあるか?」 しゃがんで目線の高さを合わせよう。
白井 由美(陸亜)
「お薬かあ…」 とちょっと渋そうな顔しちゃいますね。お子様は薬があんまり好きでない。
白井 由美(陸亜)
「悩み? うーんでも、それはわたしじゃなくて…」 とかもごもご言ってます。
楊 小梅(ミナカミ)
「苦くない甘いのもバッチリヨー」 と薬箱から取り出しかけますが、もごもごしてる様子に手を止めました。 「オトモダチ? それともおとさん? おかさん?」
白井 由美(陸亜)
「え、えっと」 ダイレクトアタックな聞き方されてびくーんとしますね。分かりやすいことに「オトモダチ」で反応しました。
楊 小梅(ミナカミ)
「お薬でココロの問題もカラダの問題もだいたい解決。できないことは、あんまりないアルヨ!」 と自分の胸をポンとたたきます。 「だからオネーサンに話してみるよろし。初めてのお客様なら安くするヨ」
白井 由美(陸亜)
「う…」 お姉さんどう見ても怪しいんですが、女の子は割と信用しそうでチラチラしてます。 「で、でもね…」
白井 由美(陸亜)
「あのね。わたし、お友達を今度、ケーキ屋さんに連れて行ってあげたいの。そうしたら、その子の悩みも解決するはず、だから」
楊 小梅(ミナカミ)
「ケーキ!」 ぴゅう、と口笛を吹きます。 「甘いのはシアワセの塊。とてもいい考え思うヨ! ワタシ、アナタその子ケーキ屋連れて行く? それともワタシ、アナタのおとさんおかさんにオネガイ?」
白井 由美(陸亜)
「う、うん! わたしもその子も、甘いもの大好きだし…それにね」 ここで女の子はちょっと声を潜めると、 「そのケーキ、「いわくつき」なんだって!」 とひそひそ話になってないひそひそ話をします。
楊 小梅(ミナカミ)
「ホホウ」 いわくつきとは興味深い。
白井 由美(陸亜)
「だから、その子に食べさせてあげたいの。…誘ったらたぶん来てくれると思う、けど…もしだめだったら、お姉さんに相談してもいい?」
楊 小梅(ミナカミ)
そして幼女のお願いには快く頷きます。 「ハイ! ワタシしばらくこの辺りブラブラなので、いつでも相談するよろし!」
白井 由美(陸亜)
「ありがとう! あ、わたしは由美って言うの。お姉さんは?」 そういえば名前すら聞いていなかった。
楊 小梅(ミナカミ)
「楊 小梅(ヤン シャオメイ)ヨ! 由美ちゃんネ、覚えたヨー!」 ほんとだ名乗ってなかった。
白井 由美(陸亜)
「し、小梅…お姉さん! わたしも覚えたよ、それじゃあまたねー!」 と言って女の子もとい由美は駆けていくのでした。
GM(陸亜)
というわけで、由美のハンドアウトを提示します。シナリオアンカーなので、【運命】を1点獲得してください。属性は「興味」推奨ですね。
●白井 由美
【人物】小学生の少女。積極的で、ケーキと内緒話が好き。
楊 小梅(ミナカミ)
うん、属性は興味でお願いします!
GM(陸亜)
はいな。そして最後に【魔力】の最大値を決定しましょう。 「1d6+4 魔力決定:」 どうぞ!
楊 小梅(ミナカミ)
1d6+4 魔力決定:
MagicaLogia : (1D6+4) → 2[2]+4 → 6
楊 小梅(ミナカミ)
ヴァレリー君より魔力あるから。
GM(陸亜)
うん。頑張れ。というわけで最大値6で、イニシアティブ表に反映してください。
「魔力のリセット」をしない限りは最大値が6ですので、回復等行っても7以上にはなりません。ご注意をば。
GM(陸亜)
では小梅さんの導入はここまでにしましょう、お疲れ様でした!

導入/PC4:蝶子・K・ドレッドノート・山田――「胡蝶の謎(ライツ・ド・バトルシップ)」

GM(陸亜)
蝶子・K・ドレッドノート・山田。
世界をまたにかける――こちらは探偵さんでしたね。貴方は、同時に〈大法典〉に所属する魔法使いでもあります。
というわけで、今日はそんな〈大法典〉の、黒能見支部にお呼び出しがかかりました。
蝶子(紅茶うさぎ)
こん、こん、こんとノックをしてお部屋に入ります。「Hi!」
GM(陸亜)
元気いっぱいだ! 「はい、どうぞ」 と落ち着いた若い女性の声に迎えられ、蝶子さんは部屋へと入るでしょう。
GM(陸亜)
中はそこそこの大きさの会議室みたいな部屋になっていて、机に向かう椅子に座っていた女性が立ち上がります。
GM(陸亜)
今回の依頼人、つまり蝶子さんを呼んだ「夜神 芭月(やがみ はづき)」という〈円卓〉所属で第3階梯の〈司書〉です。
〈円卓〉繋がりでお声をかけた感じかな。既知設定については任意です。
蝶子(紅茶うさぎ)
「お待たせしまシタ、Msヤガミ」と、にっこり微笑みます。
夜神 芭月(陸亜)
「御足労いただきすみません、ありがとうございます。ええと…」 苗字長い?から何て呼べばいいのかなってなってる(
蝶子(紅茶うさぎ)
「Ah,蝶子でOkayヨ」フルで呼ぶと蝶子・ケイティ・シャーロット・コンゴウ・ドレッドノート・山田っていうくっそ長いことになるので。
GM(陸亜)
それは長い。呼び方を言って貰えると芭月はほっとしたように頷きますね。
夜神 芭月(陸亜)
「では、蝶子さんと。…先日のご活躍をお聞きして、今回お声をかけさせていただきました。よろしくお願いします」 と深々頭を下げますね。
蝶子(紅茶うさぎ)
「Year,任せてくだサーイ!」と元気よくお返事しまして、「……Leading Cirlceのミンナは、これからカシラ?Anyway,話を聴くワ」
夜神 芭月(陸亜)
「あ、はい。お声はかけてありますから、そろそろかなとは思うんですが…」 と言って扉を方を見ていた芭月ですが、不意にその口を噤みます。
夜神 芭月(陸亜)
「……、」
夜神 芭月(陸亜)
「……。ケーキ、食べたいなあ」
GM(陸亜)
ぽつん、と。何の前触れもなく落とされたその呟きは、静まり返った部屋の中で、蝶子さんの耳にだけ届きます。
蝶子(紅茶うさぎ)
「Cake?……にすればよかったカシラ」手土産にクッキー持ってきてたりする。
夜神 芭月(陸亜)
「え…、あ――え? あれ?」 蝶子さんの言葉で、今自分が何を言ったか気付いたかのように、芭月は目を瞬かせます。
夜神 芭月(陸亜)
「えっ、ち、ちが…いえそのちがくないんですけど、あの、その、す、すみません…」 みるみる内に顔を赤くしていくと、あわあわと頭を抱えて小さくなってます。
蝶子(紅茶うさぎ)
「What's?」キョトンとする。クッキーは差し出す。「今度来る時はCakeにするワネ」と、気にする様子も無く。
夜神 芭月(陸亜)
「え、あ、あのそのすみませんそういうつもりじゃなくてあのその…あ、す、すみません…ありがとうございます…」 断る流れにもできずNoと言えない日本人は素直に受け取ります。
夜神 芭月(陸亜)
「あ、の。その。こ、こういう「症状」が、今回の「災厄」みたい…なんです」 と、まあ赤い顔でまごまご言っているうちに、他の三人も来るのでしょう。
蝶子(紅茶うさぎ)
「こういう……症状?」くびこてん。誰かがノックでもしたら扉を開けるよ。
GM(陸亜)
という訳で、PC1~3のお三方もお部屋に入ってきていいですよ。芭月の挙動不審さにはほどほどに目をつむってやってください。
楊 小梅(ミナカミ)
ノックはしますが、反応を見ずにノータイムで扉を開けます。 「呼ばれて飛び出て驚き桃の木山椒の木ー!」
蝶子(紅茶うさぎ)
「Oh」ぱちくりするう。
ヴァレリー(ユツキ)
一応ノックをして入ろうか。「失礼します」と周囲の面々を見て「…おや、女性が多い分科会ですねえ」 と感想。美味しそうとかは思ってないですし。
柏葉 ルカ(朱理)
「あ、ここ?ここかな・・?!?」ヴァレリー君に続いてはいろう!
夜神 芭月(陸亜)
「あ、ど、どうも。皆さんお疲れ様です…」 まだちょっと赤い顔をぱたぱたさせつつ、皆さんをとりあえず椅子に勧めますね。
蝶子(紅茶うさぎ)
勧められれば席に着きます。
楊 小梅(ミナカミ)
席について煙管をぷかぷかさせます。
柏葉 ルカ(朱理)
「ココ広いし、道が未だに覚えられなくて…っ」まだ経験浅いのであわてつつ、椅子に座るよ!
ヴァレリー(ユツキ)
にこにこ席に着いてます。「迷いやすいですからねえ。慣れるまでは」とか言いつつ。
夜神 芭月(陸亜)
ルカ君の様子でちょっと安心したようにくすっとしますね。 「御集りいただき、ありがとうございます。「永久の下限」、夜神 芭月と申します」
夜神 芭月(陸亜)
「皆さんには、今この街――黒能見市に発生していると思われる、〈禁書〉の回収をお願いします」
ヴァレリー(ユツキ)
「発生していると『思われる』…とはふわっとした感じですねえ」
柏葉 ルカ(朱理)
「またなんか起きてるのかぁ…」
蝶子(紅茶うさぎ)
「Hi,Me&Ms.……Msヤガミ、〈bane〉について判ってるコトは?」
楊 小梅(ミナカミ)
「悪さドーン! キャー! 禁書アルヨー! ……みたいなのじゃないと」
夜神 芭月(陸亜)
「…そうなんです。その、いわゆる「災厄」があまり表立っていなくて、それで…ただ、〈禁書〉の正体には概ね推測がついています」 小梅さんのコメントに頷いて、続けますね。
夜神 芭月(陸亜)
「魔法災厄を起こしているのは、禁書〈感染する星々の言葉〉…人々の口を、真実や虚像で突くことにより、混乱を招くと言われている〈禁書〉です」
ヴァレリー(ユツキ)
「僕もアンカーから聞きましたよ。人間の間でも正直になる、とか本音を言ってしまうとか…そんな噂になっているみたいですねえ」
蝶子(紅茶うさぎ)
「〈感染する星々の言葉〉……」さらさらと手帳に何かを書いているようですが、文字は見えない。
夜神 芭月(陸亜)
「魔法災厄であるかの判断に時間がかかってしまったのも、そのためです。…噂が広がっているだけ、災厄が広がっている可能性も否めません」
柏葉 ルカ(朱理)
「正直になる…本音を言ってしまう…急に大声で怒鳴ったり、そういうのもあるのかな・・・?」
蝶子(紅茶うさぎ)
ルカさんの言葉に顔を上げる。
夜神 芭月(陸亜)
「怒鳴るというのも、その一つかもしれません。…当初はいわゆる「本音」「本心」といったものだけが暴かれるものかと思われていたのですが…どうやら、それに限らない可能性もあるようです。例えば、無理に誇張してしまったり…」
楊 小梅(ミナカミ)
「誇張……このお薬ちょといいかも、がこのお薬すごく欲しいいますぐ欲しい! になる?」
夜神 芭月(陸亜)
「はい、そういう感じかと…より広がってしまえば、街の混乱は相当なものになるでしょう」
蝶子(紅茶うさぎ)
「Hm,……」ペンを頬にてん、てん、とあてて思案顔。
柏葉 ルカ(朱理)
「あ、えっと、俺の友達が…夏休みどこ行くかで話してたら急に大声で叫んだりして・・・かとおもったら、急にどっかいっちゃったり…いつもと雰囲気違ったんですよね」
ヴァレリー(ユツキ)
「…君のお友達もその影響を受けている可能性が高そうですねえ。よっぽど行きたい所があったのかもしれませんけど」
夜神 芭月(陸亜)
「…タイミングがタイミング、ですしね。調べてみる価値はあるかもしれません。〈禁書〉のせいとは限りませんが…」
柏葉 ルカ(朱理)
「ただの海好きなだけならいいけど…ちょっと心配だな」
夜神 芭月(陸亜)
「…表立って目に見えるものではないため、調査も難しいかもしれません。私も、出来る限りのサポートはさせていただきますね」
楊 小梅(ミナカミ)
「正直な気持ちを聞いて巧妙に購買意欲を煽って誇張……」 思考が脇道に逸れかけましたが、すぐに元に戻します。 「イヤイヤやぱりウソかホントかの駆け引きが醍醐味ネ。〈禁書〉回収頑張るヨー」
ヴァレリー(ユツキ)
「本意でない事を言うのも勿論ですが、本音や本心が筒抜けになってしまうのは参ってしまいますねえ。僕はよく分かりますが…隠しておきたい秘密や気持ちは誰にでもあるものでしょう」
夜神 芭月(陸亜)
ヴァレリー君の言葉には無言で頷いて同意します(
蝶子(紅茶うさぎ)
「No ploblem♪」にこっと屈託なく笑みを浮かべて。「その〈bain〉を回収すればイイのネ?任せて頂戴」
ヴァレリー(ユツキ)
「おや、頼もしい」と快活な笑みを浮かべた蝶子さんに。「僕も自分の住処が騒がしいのは嫌ですし尽力しましょう」
柏葉 ルカ(朱理)
「町が混乱するまえに、早く集めないと…がんばります!」
夜神 芭月(陸亜)
皆さんの言葉を聞いて、芭月は柔らかく笑います。 「はい、頼りにしていますね。〈編纂〉は三日後の夕方を目安に準備を進めておきます。それまでに、〈断章〉の回収をお願いします」
★「1サイクル=1日」認識でどうぞ。リミット3サイクル、クライマックスは3日目の夕方となります。
ヴァレリー(ユツキ)
「――それでは分科会の皆さん、宜しくお願いします。僕は《屍肉狂い》のヴァレリー・サングイス。しがない食屍鬼です」とにっこりと微笑みつつ。
蝶子(紅茶うさぎ)
「『胡蝶の謎(Lights D Battleship)』――蝶子デス。宜しくお願いしマース!」にぱーっと笑う。
柏葉 ルカ(朱理)
「あ、オレは≪スレイプニル≫の柏葉ルカです。まだまだ慣れてないんだけど…よろしくお願いします!」新人らしく挨拶!
楊 小梅(ミナカミ)
「《四千年の嘘》の楊 小梅。お薬いぱい売てるから、ココロやカラダの調子悪いなて時はどうぞ! おおむねなおる!」 にこっと笑って薬箱をチラッと見せます。
GM(陸亜)
自己紹介をし合う皆さんをニコニコ眺めている芭月のハンドアウトを提示しますね。
蝶子さんはシナリオアンカーなので【運命】を1点獲得してください。属性は「尊敬」とか取り難さすごいから「興味」とかでいいよ(
●夜神 芭月
【人物】〈大法典〉黒能見支部に所属する〈司書〉。魔法名は「永久の下限」。
    魔法災厄に対し魔法使いに〈分科会〉を組ませ、その解決に当たらせる。
    魔法災厄の影響を本人もちょっぴり受けている模様。
蝶子(紅茶うさぎ)
じゃあ興味で。今度はけーくもっていくよ!
GM(陸亜)
わーい!( そして最後に蝶子さんの【魔力】の最大値を決定しますね。「1d6+4 魔力決定:」 どうぞ!
蝶子(紅茶うさぎ)
1d6+4 魔力決定
MagicaLogia : (1D6+4) → 2[2]+4 → 6
蝶子(紅茶うさぎ)
ろくてーん
GM(陸亜)
ろくてーん。イニシアティブ表への反映ありがとうございます。
GM(陸亜)
では蝶子さんの導入はここまでとしましょう。お疲れ様でした。