導入
<テセウスがアテネの若者と共にクレタ島から帰還した船がある。
アテネの人々はこれを後々の時代にも保存していた。
このため、朽ちた木材は徐々に新たな木材に置き換えられていき、やがて元の木材はすっかり無くなってしまった。
テセウスの船は哲学者らにとって恰好の議論の的となった。
すなわち、ある者はその船はもはや同じものとは言えないとし、別の者はまだ同じものだと主張したのである。>
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CoC Scenario 「テセウスの園」
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KP(ミナカミ)
さて、それでは個別に導入をやって行きましょう。最初は誰からいくかダイスで決めます。
KP(ミナカミ)
choice[輝,浩貴,一虎]
Cthulhu : (CHOICE[輝,浩貴,一虎]) → 一虎
樅山 一虎(二十日)
んわーーーい!おねがいします!
KP(ミナカミ)
一虎さんどうぞ!
樅山 一虎(二十日)
導入って街角をぶらついてたら…ってところですっけ。街って特定の場所の方がよかったりしますか?栃木でいいですか?
KP(ミナカミ)
ではでは、時計の時刻は午後三時。多分土曜日か日曜日かな。一虎さんはそれくらいの時間帯、何をしているのでしょうか。
KP(ミナカミ)
栃木でいいですよ!ww
樅山 一虎(二十日)
じゃあ畑仕事が一段落ついて、
樅山 一虎(二十日)
宇都宮に出てきてましたね。美味しいもん食べにそのへんぶらついてるかな。
樅山 一虎(二十日)
「ゆけー ゆけー 日光かめーん♪」てオリジナル鼻歌でも歌いながら
樅山 一虎(二十日)
日光仮面とは!栃木の観光メッカ日光をイメージしたちょっとメタボなおっさんのヒーローである!(解説)
樅山 一虎(二十日)
駅前の餃子祭にでもいくっぺか~って感じですね。駅前のビルの間をてくてく歩いてます。おなかすいた。
KP(ミナカミ)
一虎さんが駅前のビルの間をてくてく歩いていると、犬の着ぐるみが道行く人々に風船を配っていました。
KP(ミナカミ)
ですが、彼(?)の努力もむなしくことごとくスルーされてしまっています。
樅山 一虎(二十日)
あら 「かわいそっだなー」て立ち止まりますよ。
KP(ミナカミ)
がっくりと肩を落としていましたが、一虎さんが立ち止った事に気付くとぱっと顔を上げて一虎さんに風船を差し出します。
樅山 一虎(二十日)
笑顔で風船受け取りますよ「がんばれし!」
樅山 一虎(二十日)
「なんのキャンペーンだっぺ?」風船になにか…チラシとかないのかな?
KP(ミナカミ)
風船には1枚のチラシが括りつけられています……が、
KP(ミナカミ)
一虎さんが着ぐるみの手から風船を受け取った瞬間、辺りの景色が揺らぎ――ふと辺りを見渡してみると、先程の着ぐるみの姿も無く、見慣れない遊園地のただ中に立っているのでした。
KP(ミナカミ)
一虎さんの導入は以上です。
樅山 一虎(二十日)
「んあ?…うえええええぇぇーーっ!?」
樅山 一虎(二十日)
ありがとうございました!わんわんかわいかった!!
KP(ミナカミ)
わんわんはアイドルだよ! ではでは次の方決めましょうー
KP(ミナカミ)
choice[輝,浩貴,麟太郎]
Cthulhu : (CHOICE[輝,浩貴,麟太郎]) → 輝
KP(ミナカミ)
輝さんどうぞどうぞー
星文 輝(夜螺)
よろしくお願いします!
(※唐突に表示される埴輪差分)
星文 輝(夜螺)
まちがえた
KP(ミナカミ)
今一瞬なにかが
星文 輝(夜螺)
きのせいです
樅山 一虎(二十日)
ハニ…ハニ……
星文 輝(夜螺)
はちみつおいしいなあ(すっとぼけ)
KP(ミナカミ)
気を取り直して……。土曜か日曜あたりの午後三時。輝君は何をしていますか?
星文 輝(夜螺)
うーん どこ行こうかなあ 宮崎県にはにわの公園があるらしいってうわさを聞いたことがあるので、そっちに行ってみたい気がします。
KP(ミナカミ)
ほうほう分かりました。と言うかそんな公園あるんですね……。
KP(ミナカミ)
午後の丁度良い時間帯で子供からお年寄りまで思い思いの一時を過ごしているのでしょう。輝君も公園を散歩している感じかな。
星文 輝(夜螺)
めっちゃ広い公園だなー……って思いながらのんびりと園内を散策していることでしょう。
KP(ミナカミ)
公園の中に存在するはにわに目を向けたり散策していると、木に風船が引っかかっているのを見つけました。
KP(ミナカミ)
近くには風船の持ち主と思しき人物もおらず、風船だけがぽつんと佇んでいます。
星文 輝(夜螺)
「……?」風船? と思いながら。手は届きそうですかね。
KP(ミナカミ)
そうですね。わりと低い所に引っかかっているので、ちょっと背伸びしたら取れそうです。
星文 輝(夜螺)
近くには誰もいなさそうな感じですかね。それじゃあぐっと手を伸ばしてとってみたいです!
(※唐突に表示される埴輪差分)
星文 輝(夜螺)
なんで
KP(ミナカミ)
wwwww
KP(ミナカミ)
ではでは、輝君が風船に手を伸ばした瞬間、視界が揺らぎ――先程の木も、埴輪もない、見慣れない遊園地のただ中に立っているのでした。
KP(ミナカミ)
輝君の導入は以上です。
星文 輝(夜螺)
「……???」 りょうかいです!
KP(ミナカミ)
何回埴輪誤爆するのかKP気になってきました。次の方行きましょうー
KP(ミナカミ)
choice[浩貴,麟太郎]
Cthulhu : (CHOICE[浩貴,麟太郎]) → 麟太郎
KP(ミナカミ)
麟太郎さんですね。スタンバイどうぞ!
廻 麟太郎(コトナ)
はい!
KP(ミナカミ)
土曜か日曜あたりの午後三時。漁師である麟太郎さんは何をしていますか?
廻 麟太郎(コトナ)
時は午後三時…その地は京都の北「舞鶴市」。そこで日本海を背に牡蠣小屋で作業をしています。
KP(ミナカミ)
作業と言うとなんかあれ……牡蠣を解体して中身を取り出したりとかそういう……?
廻 麟太郎(コトナ)
「さみー…。」とか言って牡蠣を並べてます。そうです!刃物で牡蠣のからを割り、中身を出して袋詰めしています。旅館に売るのです
KP(ミナカミ)
なるほど。では黙々と作業していると辺りはとても静かなもので、日本海の波の音と、牡蠣の殻を割る音しか存在しません。
廻 麟太郎(コトナ)
職人技でてきぱきさっさと孤独に作業してます。
KP(ミナカミ)
……そのはずが、小屋の外の方から女の子の泣き声が聞こえてきました。この辺りには幼い女の子などいないはずなのに、です。
廻 麟太郎(コトナ)
「…?どこげの孫だ…?」とふと作業の手を止めて立ち上がります。
廻 麟太郎(コトナ)
作業用の青いゴム手袋をしたまま、牡蠣用ナイフ片手に小屋の外にでよう。
KP(ミナカミ)
では、麟太郎さんが扉を開けてみると――その向こう側は、日本海も潮の匂いもない、見慣れない遊園地なのでした。
KP(ミナカミ)
麟太郎さんの導入は以上です。青いゴム手袋と牡蠣ナイフ持ったまま遊園地インするのじわじわくる。
廻 麟太郎(コトナ)
「……あん?」顔も青ざめます。
廻 麟太郎(コトナ)
ひどい恰好だ!ありがとうございました!
KP(ミナカミ)
次の方……というか最後ですね。浩貴君スタンバイどうぞ!
向出 浩貴(さりこ)
わあい!
KP(ミナカミ)
土曜か日曜あたりの午後三時。休日とはいえ、浩貴君は職業柄お仕事でもしているのでしょうか。
向出 浩貴(さりこ)
そうですね、神奈川県の某商業施設にいます。
向出 浩貴(さりこ)
今日は商業施設の屋上で12時からステージがありました。無事にお客さんを楽しませられたよ!
向出 浩貴(さりこ)
これでお仕事は終了です。これからどうしようかな、服でも見ようかなって施設を見て回っています。
KP(ミナカミ)
浩貴君のパフォーマンスに会場も盛り上がったのでしょうね……!
KP(ミナカミ)
ふむ、では施設を見て回っているとふいにアナウンスが鳴り響きます。どうやら迷子のお知らせのようです。
KP(ミナカミ)
……ですが、辺りの人は誰一人アナウンスに反応した様子は見せません。まるでアナウンスなど聞こえていないかのように。
向出 浩貴(さりこ)
「ちっちゃい子達可愛かったなあ!こっちまで元気貰っちゃった・・・・んんー?迷子かあ」きょろきょろしよう。子供が近くにいたりするのかなあ?
KP(ミナカミ)
近くに子供の姿はありません。それどころか浩貴君の視界が揺らぎ――ふと気づけば商業施設の中ではなく、見慣れない遊園地のただ中に立っているのでした。
KP(ミナカミ)
浩貴君の導入は以上です。
向出 浩貴(さりこ)
「・・・あれ?こんな営業先あったっけ?」
KP(ミナカミ)
これにて全員の導入が終了しました。
広場
<探索者達は石畳の広場の中心に立っていた。
パステルカラーに彩られた街灯が等間隔に並び、剪定された植木が街灯と街灯の間を埋める。
見上げると雲一つない青空が広がっており、民家やビルの類は一切見当たらない。
その代わりに視界に入るのは、ゆっくりと回る観覧車。ジェットコースターのコース。
それらは探索者達が「街中ではなく遊園地にいるのだ」と理解するのに十分な説得力を持っていた。>
KP(ミナカミ)
さてさて、皆さんはそれぞれ全く異なる場所からこの遊園地にやって来ました。
KP(ミナカミ)
辺りを見渡すとお互いの姿がすぐに見えるでしょう。初対面反応や自己紹介などどうぞ。
樅山 一虎(二十日)
「ええぇぇぇ~…?俺の餃子ぁ~~」キョロキョロしてると気づくんだね
星文 輝(夜螺)
「……あれ……あれ……公園の別のエリア……?」とかぶつぶつ言いながら公園の地図持ってたかなと思いポケットをあさりますが地図は貰い忘れたのでないです。
星文 輝(夜螺)
「地図もらいわすれた……」
向出 浩貴(さりこ)
「???あれえ・・・・さっきと違う場所」きょろきょろしてます。
樅山 一虎(二十日)
「なんだこりゃ…遊園地?なああんたらここどこだかわかっか?」風船持ったままみなさんに話しかけます
星文 輝(夜螺)
突然話しかけられた気がしてえっ? となる。とりあえずそちらを見るのかな。……というか一虎さんと輝は風船って持ってるのかな?
廻 麟太郎(コトナ)
ゴム手袋をして牡蠣ナイフを持った廻は「そんなんオレが聞きてえわ!」と返答します。一番の不審者です。
向出 浩貴(さりこ)
「えっデパートじゃないんだ・・・?どこだろう、取りあえず神奈川だよね」きょとんとしてます
KP(ミナカミ)
二人とも風船は持っていますね。特に何の変哲もない普通の風船です。
星文 輝(夜螺)
あっもってた……。
星文 輝(夜螺)
「……。僕は宮崎あたりをふらふらしてましたけど」一虎さんも風船持ってるな、と思いながら。
樅山 一虎(二十日)
「うわ磯くさっ!?」
向出 浩貴(さりこ)
「えっと・・・掃除の人とお客さん・・・?」麟太郎さんごめんなさい。
向出 浩貴(さりこ)
ゴム手袋って掃除とかの時に使うから・・・ほら・・・
星文 輝(夜螺)
「(なんかすごそうな恰好してる人いる)」
星文 輝(夜螺)
風船の色って同じなのかな~~~ちがうのかな~~~~
KP(ミナカミ)
choice[おなじ,ちがう]
Cthulhu : (CHOICE[おなじ,ちがう]) → おなじ
KP(ミナカミ)
お揃いですね。
星文 輝(夜螺)
おそろい~~~~~~~~
樅山 一虎(二十日)
いっしょだ~~
樅山 一虎(二十日)
「俺は宇都宮からだっぺよ!栃木ええとこ一度は来るべ~……ってうぇえ宮崎!?」
廻 麟太郎(コトナ)
「うるしゃあ!オレは漁師じゃ!さっきまで牡蠣の仕入れして……って…オレの牡蠣小屋!?」と振り向くけど勿論何もないんだろう。
KP(ミナカミ)
振り向いても牡蠣小屋はないですね!
向出 浩貴(さりこ)
「宮崎?えー、遠いねえ!ええ、宇都宮・・・牡蠣・・・・・?なんで・・・・?」
樅山 一虎(二十日)
「宮崎ってあの宮崎だよな?あの暑くて巨人キャンプとかある…あんたは牡蠣?海!?」
星文 輝(夜螺)
「遠いなあ……」首傾げつつ
向出 浩貴(さりこ)
「・・・・・ま、いっか!仕方ないよね!」よく分からなかったから思考放棄する!
星文 輝(夜螺)
風船何色おそろいかな……赤かな……
KP(ミナカミ)
じゃあ……赤で!
廻 麟太郎(コトナ)
「舞鶴の…牡蠣棚で養殖しとる牡蠣だや。」と廻。「オレは北京都にいた筈だ。ホント、なんだおみゃあら…。」
樅山 一虎(二十日)
「いいのか!?」浩貴くんにツッコミつつ
星文 輝(夜螺)
「(見事にばらばらだな……)」
星文 輝(夜螺)
赤風船~~~~~~~
星文 輝(夜螺)
「……あの、その風船。どこかで拾ったんですか?」と一虎さんに聞いてみよう
樅山 一虎(二十日)
風船いっしょなことに気づこうね。「道端でわんわんの着ぐるみに貰ったんよ。あんたもか?」
樅山 一虎(二十日)
「俺は樅山一虎。栃木で農業やってます」
星文 輝(夜螺)
わん……わん……? と思いながら 「え。僕はその、さっきまでいた公園の木に引っかかってたんで」
向出 浩貴(さりこ)
「だって考えてもわかんないもん・・・(一虎さんに)俺は向出浩貴だよ、いろんなところでジャグリングやってるんだー!」
廻 麟太郎(コトナ)
「なんでこんな場所に全員で飛んだのかも分からんし、そもそも飛んだのは記憶かもしれんが…とにかくオレは牡蠣の作業中だった筈だわ。アレは納品せにゃならんかったんだ。…帰りのバスとかどっかにある筈やろ。オレは帰るで。」とテンション低く言ったあとで「…オレは廻麟太郎。」と一応ついでのように自己紹介しました。
樅山 一虎(二十日)
「じゃぐりんぐ?よくわっかんねっけどオシャンティだべ!」
星文 輝(夜螺)
自己紹介のながれか……と近くにいる三人を見渡しながら。「僕は星文輝です。いろんなところを巡っています」
星文 輝(夜螺)
「……でもさすがにここは知らないなあ……」
向出 浩貴(さりこ)
「俺はちっちゃい子の泣き声が聞こえて、そうしたらここにいたよ。遊園地かあ・・・営業しようかなあ」
廻 麟太郎(コトナ)
「泣き声…それはオレも聞いたわ…」と何気なく返答しつつ。
向出 浩貴(さりこ)
「あのね、ジャグリングっていうのはこういうボールとかで演技するんだよー!楽しいよ!」一虎さんかわいい。ジャグリングをここで振る・・・・?
KP(ミナカミ)
ジャグリングいいですよ!w
樅山 一虎(二十日)
「子供の泣き声?したっけえ…ここがどこだか誰も知らんのけ?危なくね?」麟太郎さん…
向出 浩貴(さりこ)
わあい!振りますー!
向出 浩貴(さりこ)
1D100<=80 芸術(ジャグリング)
Cthulhu : (1D100<=80) → 74 → 成功
樅山 一虎(二十日)
おお生ジャグリング!成功したーーーーー!!
KP(ミナカミ)
見事な生ジャグリングです。一虎さんあたりはもう釘付けになってそうですね。
向出 浩貴(さりこ)
「こうやってね!そーれっ!」5つのボールをぽんぽんします!
星文 輝(夜螺)
「……あー。あるな、そういうの……たまにやってる人見ますね」ジャグリングぼんやりみながら
樅山 一虎(二十日)
「ほああぁ~~~~!めったすげえぇーー!!」
廻 麟太郎(コトナ)
「ほーう、上手いもんだぁ」
向出 浩貴(さりこ)
「ありがとうー!やっぱり喜んでもらえると嬉しいなー!」
KP(ミナカミ)
さて、それではみなさんが浩貴君の見事なジャグリングに見惚れていると。
KP(ミナカミ)
唐突に辺りにアナウンスが鳴り響きます。
樅山 一虎(二十日)
「なんかすごい人な気がする!記念に握手してけ!」とかやってるとおっおっ
KP(ミナカミ)
「お客様にお知らせいたします。ただいま入口の迷子センターで『白樺仁乃(しらかば にの)』ちゃんをお預かりしております。お連れ様は至急入口の迷子センターまでお越しくださいませ。繰り返しお知らせいたします――」
KP(ミナカミ)
幼い少年の声で何度か同じ呼びかけを繰り返して、アナウンスは終わります。
KP(ミナカミ)
浩貴君は、この遊園地に来る前に聞こえたアナウンスと同じだと分かるでしょうね。
廻 麟太郎(コトナ)
「って遊んでねーで!おみゃーら帰るで!」と言いかけたら!「…迷子?」
星文 輝(夜螺)
「……?」
向出 浩貴(さりこ)
「えへへ、まだまだだよ!でも握手ー・・・あれえ、さっきのアナウンスだ」一虎さんと握手したままアナウンスを聞くよ
星文 輝(夜螺)
さっきのアナウンス、と言うのを聞いたので浩貴くんのほうをちら、と見る。
向出 浩貴(さりこ)
(さっき何故か子供の声を聞いたRPしてしまった・・・一体向出は何を聞いていたのだろうか・・・)
KP(ミナカミ)
(施設内で普通に泣いてる子がいて誤解した……?)
樅山 一虎(二十日)
「女の子の泣き声がしたとかも言うとったけ?…なんか関係あんだべか」
星文 輝(夜螺)
「(実質自分たちも迷子なのでは)」
樅山 一虎(二十日)
そういえば、手元に風船についたチラシありますよね?読めますか?
KP(ミナカミ)
チラシありますね。一虎さんがチラシを確認してみると、どうやら遊園地のチラシのようです。今自分達がいる場所の写真も載っています。
KP(ミナカミ)
……ですが、そこに書かれている文字は日本語でも英語でも、何語でもない不可思議な文字の羅列です。到底読み解けそうにありません。
樅山 一虎(二十日)
詳しく見る見る!技能要ります?
樅山 一虎(二十日)
オワア……
KP(ミナカミ)
すまん! こういうことだ!
星文 輝(夜螺)
それは輝くんのほうの風船にもあったりするのだろうか……。
星文 輝(夜螺)
なぞもじだ~~
KP(ミナカミ)
輝君の方もあるかな。同じ内容です。
廻 麟太郎(コトナ)
見渡してもバスらしきものがないなら「うー。」と少し悩んだのち「アナウンスがあるなら人がいるってことだろ。行ってみるか?」と皆を見渡したらチラシを見ている一虎さんが目に入るのだろう。
向出 浩貴(さりこ)
「偶然・・・ってのはできすぎだよねえ?俺もチラシ見たーい」みせてみせて!
廻 麟太郎(コトナ)
一緒に覗いてみよう。
星文 輝(夜螺)
一虎さんが風船からなにかをとってみてたので輝くんも風船からチラシをぴっ!
樅山 一虎(二十日)
「チラシもらっとったべ、よかったーここがどこだかわーーかーーー」
樅山 一虎(二十日)
「らない!!」
向出 浩貴(さりこ)
じゃあ輝くんにそそそっと寄っていこう
廻 麟太郎(コトナ)
「こりは、サウジアラビア語だな…」と廻。
星文 輝(夜螺)
「……なんだこれ」
向出 浩貴(さりこ)
「・・・・あんごうだ・・・・・・」
樅山 一虎(二十日)
「なんねこれ?サウジアラビアの遊園地に来とるん俺ら?」
星文 輝(夜螺)
「外国なんですか…… でもさっきのアナウンスって日本語でしゃべってたと思うんですけど」
樅山 一虎(二十日)
「お前頭いいな!」
向出 浩貴(さりこ)
「えー!?言葉通じないよ!スマホでアプリ取らなきゃ・・・」って携帯を使おうとします。電波あるのかな・・・
KP(ミナカミ)
電波は一応立ってますよ。
星文 輝(夜螺)
「何の解決にもなってませんけど!?」
廻 麟太郎(コトナ)
「記憶を失ったまま海外…?そうか…外国の潜水艦に拉致されたんだな。ジジイ共も気を付けろとあれほど言ってたのにオレは…!」と言いかけて輝君の言葉にはっとしておこう。
向出 浩貴(さりこ)
サウジアラビア語対応のアプリはあるのだろうか・・・
向出 浩貴(さりこ)
検索してみたら・・・・あった・・・・・
星文 輝(夜螺)
「……あとたぶんサウジアラビアって……気候ちがう……」
KP(ミナカミ)
あるのか……
KP(ミナカミ)
アプリを取ってみようと試してみてもいいですよ!
樅山 一虎(二十日)
「日本語でアナウンスしてんならよ、係の人に聞けばここがどこだかもわかるけ!のー!」にこー
向出 浩貴(さりこ)
じゃあ試してみますー!「あ、無料アプリみーっけ」ダウンロードボタンぽちーっ
星文 輝(夜螺)
「あとその迷子センターだっけ? 入口近くにあるらしいから、入口いけばなんかわかるかもしれませんね」
廻 麟太郎(コトナ)
「石油王の遊園地だろうとなんだろうと、オレの仕事の邪魔はさせねぇ。」と例の恰好のまま言いつつ「だで、行こうゆっとっただろ?いくで!」
樅山 一虎(二十日)
「外国……潜水艦……ハッ!? お、俺は重大なことに気づいてしまったかもしれない」
KP(ミナカミ)
浩貴君がアプリをダウンロードしてみると、ダウンロード自体はサクサク進みます。
KP(ミナカミ)
……が、終わってみれば画面に表示されているのは「ローナくんとあそぼう」という謎のアプリでした。起動しようとしてもすぐに落ちてしまう為、どんなものなのかもわかりません。
樅山 一虎(二十日)
なにそれこわい
星文 輝(夜螺)
ろーなくん
KP(ミナカミ)
こわくないよ
廻 麟太郎(コトナ)
「なんやその…農家!なにに気付いたんだ?」と聞きます。
樅山 一虎(二十日)
「遊園地…タダで入っとるけ!遊び放題だべ!!」
星文 輝(夜螺)
「(そこ)」
向出 浩貴(さりこ)
「ん?んんん・・・・?間違っちゃったのかな?」怖い。ダウンロード画面を確認するけど・・・間違ってないんだろうなあ・・・
星文 輝(夜螺)
「ってか何してんですか浩貴さんは」
KP(ミナカミ)
ダウンロードの履歴はサウジアラビア語対応アプリで間違ってないですねえ……。
向出 浩貴(さりこ)
「あのね、サウジアラビア後のアプリ取ろうと思って。でもなんかこんなアプリが出てきてね、しかも開けないんだ・・・」間違ってないよお・・・・
星文 輝(夜螺)
そう言われたのなら覗き込みますよ アイコンもなぞなのかな
KP(ミナカミ)
アイコンはピンク色の犬の着ぐるみです。一虎さんが見たやつと同じやつですね。
星文 輝(夜螺)
「だれだよローナって」
樅山 一虎(二十日)
「おっ、俺に風船くれたわんわんだべ」
星文 輝(夜螺)
「(まさかのわんわん)」
向出 浩貴(さりこ)
「サウジアラビアの人って英語出来るかなあ・・・・」画面見せるよ。ローナ誰だろう
星文 輝(夜螺)
「伝わらなかったらそのとき考えればいい気もする」
星文 輝(夜螺)
「なにも言葉だけじゃないだろ」
樅山 一虎(二十日)
「道端で風船配りしとってのー、だーれも受け取ったらんから落ち込んどったべ。カワイソーだもんで俺が貰ってきたらコレよ」
廻 麟太郎(コトナ)
「そこかい!!ったくおみゃーら農家はええかもしれんけどな、牡蠣は鮮度が命なんだ!生ものを干し大根と一緒にすんじゃねえーで!」と廻。イントネーションは大根(でぇやこん)です。突っ込んだのち一緒にアプリみる。
向出 浩貴(さりこ)
「ローナっていうのがそのわんわんの名前かなあ・・・じゃあ聞いてみないとねえ」
向出 浩貴(さりこ)
「おうち帰りたいわん!って言ったらなんとかなるよねきっと!」
星文 輝(夜螺)
「(わん)」
樅山 一虎(二十日)
「鮮度が命なんは農家も同じだっぺ!おたんこなす!」むっカチーン