最古の犬神の祠
✿前回のあらすじ✿
貴方達は祈祷師であるという「鳥野耕太」のもとへと向かう
犬神を祓う方法は"なくはない"
その言葉の意味を知った貴方達は手掛かりを求め彼に教わった『犬神の祠』へと向かう。
貴方達はそこで巫女服姿の女性狐子琴子と出会い、『最古の犬神の祠』の場所を突き止める。
貴方達はそこへと歩みを進めるのだった。
KP(とたるん)
狐子に教えてもらった場所に訪れてみればコンクリート製の建物が見える。
KP(とたるん)
入口には町の名前に続いて『保健所』と書かれている。
巻 慎之介(ミナカミ)
「えらく近代的な最古の祠ですね」 保健所をジト目で見上げました
大間 綱吉(モニカ)
「およ?」「……およ~~~?」
大間 綱吉(モニカ)
「間違えたかにゃ」 間違えてないですか
茅場 湊太(しこん)
「土地開発とかそんな世知辛い何かを感じる…」
大間 綱吉(モニカ)
教えてもらった住所と現在地を照らし合わせて
KP(とたるん)
間違えてないですね 狐子から教えてもらった地図と今の地図と照らし合わせてみてもこの辺りを指してることが分かるでしょう
大間 綱吉(モニカ)
保健所の文字を見て ……
巻 慎之介(ミナカミ)
「私が先導してないので間違えてはない……はず……」
大間 綱吉(モニカ)
「ひあ・・・」
大間 綱吉(モニカ)
「そだね…巻チャンが先導しててくれたらワンチャンて思ったけど…」
KP(とたるん)
どうやらワンチャンではなさそうだ…
大間 綱吉(モニカ)
周辺をぐるっと見てみますが 祠らしきものや跡地的なものはありますかね
茅場 湊太(しこん)
「まぁとりあえず……祠の形跡ないかみてみよっか…」
大間 綱吉(モニカ)
建物の敷地あたりを ぐるり
KP(とたるん)
なるほどなるほど
大間 綱吉(モニカ)
「はう~」「そうしよ」
巻 慎之介(ミナカミ)
「保健所の人に話を聞いてもいいかもしれませんね」
KP(とたるん)
そうですね、では建物の裏に回ったところでチラリ、と岩のようなものがあるのが見えるでしょう
大間 綱吉(モニカ)
岩がある 近寄ってみます
KP(とたるん)
それ以外に遺跡らしいものや形跡はなさそうです
KP(とたるん)
はい、では近寄ってみる
茅場 湊太(しこん)
岩の方行こう行こう
巻 慎之介(ミナカミ)
ついていこういこう
KP(とたるん)
保健所の裏に回ればそこには巨大な岩が佇んでいた。
KP(とたるん)
忘れ去られたように苔むしたその岩に対し、貴方達は何か異様なものを感じる事であろう。
KP(とたるん)
そして大間さんは突然奇妙な感覚が襲う。
KP(とたるん)
空間が歪んで全身の血が抜けるような、そんなひどい目眩。
KP(とたるん)
思わずふらついてしまうかもしれない。
KP(とたるん)
・・・
KP(とたるん)
そんな眩暈は少しすれば楽になる。
KP(とたるん)
しかし、ここにあるただならぬ感覚に嫌な予感がする事だろう。
大間 綱吉(モニカ)
「ォ?」 ふらついて 耐えかねて 眩暈が収まるまでその場にしゃがみこんだ
巻 慎之介(ミナカミ)
「どないした?」
大間 綱吉(モニカ)
「………」「巻チャぁぁぁン」ヴェーーー
茅場 湊太(しこん)
「…大丈夫?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「ひっつくな!!」 泣きついてくるのをべりべりとはがした
大間 綱吉(モニカ)
「わかんないけどなんか…なんかぐにゃぐにゃして…」「ぐえ」 ひきはがされる
KP(とたるん)
べりベり・・大間さんははがされた
大間 綱吉(モニカ)
「なんかやだよぅ、嫌な感じがするぅ」
巻 慎之介(ミナカミ)
「マジモンか……」
大間 綱吉(モニカ)
「眩暈すごいし…今はマシだけど…」
巻 慎之介(ミナカミ)
石碑には何か書いてありますか?
KP(とたるん)
はい、では石碑を確認する
そこにはただ一言
『狗岩』
と刻まれていた。
その文字を認識した瞬間
ぴしりぴしり
音を立てて石碑に亀裂が入っていく。
その亀裂は何かを象るかのようにどんどん広がっていき、
地面にバラバラと岩の破片が散らばった。
そこに現れたのは大きく裂けた口に鋭い牙が並んだ犬のような生き物の石像だった。
そしてその姿を見て貴方達はこれが犬神を象っているものだと気が付く。
太い脚を地にしっかりと着け、貴方達の前に堂々と立ちはだかる巨大な怨念の塊だ。
…しかしそれはただの石像で動く事はない。
しかし、こうして形として現れた事に貴方達は何か嫌な胸騒ぎを感じる事だろう。
KP(とたるん)
この異様な現象を目の当たりにした貴方達はSAN値チェックです
KP(とたるん)
<1/1d3>でどうぞ。
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=72 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=72) → 72 → 成功
大間 綱吉(モニカ)
CCB<=39 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=39) → 11 → 成功
茅場 湊太(しこん)
ccb<=64 SAN
Cthulhu : (1D100<=64) → 77 → 失敗
茅場 湊太(しこん)
?
大間 綱吉(モニカ)
…???
KP(とたるん)
えらいっ!
巻 慎之介(ミナカミ)
72→71
茅場 湊太(しこん)
1d3
Cthulhu : (1D3) → 1
茅場 湊太(しこん)
元気やん
KP(とたるん)
えらいえらい!
KP(とたるん)
では、急な変化に少しビビりました
巻 慎之介(ミナカミ)
「……ハァ!?」 見てたらいきなり割れるもんね そりゃビビるね
大間 綱吉(モニカ)
「ひーーーーーっっっ!!!」 巻チャンの背中にしがみついた
KP(とたるん)
びびるびびる
茅場 湊太(しこん)
「えっなに封印してた何かを呼び覚ましたとかそういう感じの…!?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「お前そういうとこがモテへんのやぞ」 べりべり
大間 綱吉(モニカ)
「いやーーーーーッッッ(裏声)!」
大間 綱吉(モニカ)
「アッあっ だってだって」
KP(とたるん)
しがみつく大間さんは再びはがされていく…
巻 慎之介(ミナカミ)
「そっちはそっちで何でテンション上がってるん」 分からねえ……という顔
茅場 湊太(しこん)
「えぇっだってワクワクしてこない?ただの石碑が割れて中から犬だよ????」
大間 綱吉(モニカ)
「しないィぃィぃィ」
巻 慎之介(ミナカミ)
「意味不明な現象には興奮しないタチなので」
KP(とたるん)
大間さんも巻さんもわくわくはしてこなかった…
茅場 湊太(しこん)
「しかもこんな…呪いや恨みで凝り固まったような雰囲気のやつとか…!」
茅場 湊太(しこん)
「ちぇー……」
KP(とたるん)
茅場さんは残念だった…
巻 慎之介(ミナカミ)
(好きな人は好きなんやろなあ……) そういうのが好きな人に心当たりがありすぎる
KP(とたるん)
巻さんの脳裏に何人かの顔がちらついたかもしれない…
茅場 湊太(しこん)
「僕の好奇心はさておいて、このタイミングで石碑が変化するって悪い感じだね」
大間 綱吉(モニカ)
「ぅぇぇぇぇぇ」「なんで?ナンデ?俺がきたから………?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「動きだしたりしないでしょうねこの像」 とりあえず像をよく観察してみたいです
茅場 湊太(しこん)
石碑は犬神型の石像に変わった以外、何か変化とかあります?
大間 綱吉(モニカ)
ずっと巻さんの背後に隠れてた
KP(とたるん)
そうですね~~像は形が変わった以外の変化はないでしょう
KP(とたるん)
像を観察…しても特に気づくことはないですね いぬっぽい何かをかたどった像であることが分かる
茅場 湊太(しこん)
んん……あとは質問なんですが、神社にあった石碑が嵌めれそうな場所あります?
KP(とたるん)
リアルで迫力がある像ですね ちなみに元がかなり大きかったのでかなり大きな像です
KP(とたるん)
ふむふむ
KP(とたるん)
そうですね、嵌めれる、といった感じの場所はなかったでしょうが元の石碑の形状を見るにどこかかけててもおかしくないかな、とは思うかもしれません
巻 慎之介(ミナカミ)
像に軽く触れてみても変化はありませんか?
KP(とたるん)
像に触れてみる。 特に変化はありません
大間 綱吉(モニカ)
像に触れてみるとなんとですね 背後のツナが悲鳴を上げます
KP(とたるん)
では、なんとですね巻さんの後ろから友人の悲鳴が上がりますね
巻 慎之介(ミナカミ)
「うっさい!!」
大間 綱吉(モニカ)
「あああァァァだって巻チャンが不用心なんだもん!!!」
大間 綱吉(モニカ)
「なんか変な感じだよぉ、もう行こうよぉ、あんまりここにいたくない……!」
巻 慎之介(ミナカミ)
「試してみな分かるもんも分からんやろ」
茅場 湊太(しこん)
とりあえず写真一枚とっておくか…?
KP(とたるん)
なるほど?写真を撮ることができるでしょう 記念に《写真術》も振れる
茅場 湊太(しこん)
なんと写真術初期値です
茅場 湊太(しこん)
ccb<=10 写真術
Cthulhu : (1D100<=10) → 40 → 失敗
KP(とたるん)
なんと
巻 慎之介(ミナカミ)
おしい!
KP(とたるん)
おしい
KP(とたるん)
では、しっかりと記録用の写真を撮ることができる
茅場 湊太(しこん)
デジカメだから自動でピント合う!便利! ということで写真に収めました。
KP(とたるん)
ベンリ!デジカメすごい!
巻 慎之介(ミナカミ)
「ここにいたないとして、じゃあ次はどこに行くんや?」
KP(とたるん)
ではでは、そんな風に石碑を調べているとですね
KP(とたるん)
ふと、石碑の下に蕾をつけた花が咲いている事に気が付くでしょう
茅場 湊太(しこん)
これで神社の宮司サンや鳥野サンとかにも見せながら状況説明出来ますね……ってオア
巻 慎之介(ミナカミ)
お花チャン!
大間 綱吉(モニカ)
おやあ
KP(とたるん)
ふふ そう言った説明は茅場さんの写真でばっちりでしょう
巻 慎之介(ミナカミ)
「……花……」
茅場 湊太(しこん)
まさか…赤い花……?
KP(とたるん)
これには《博物学/生物学》で分かることがありますね 同じ情報です
大間 綱吉(モニカ)
「次…えと…神社とか…」 めそめそ話してたら お花!!!
大間 綱吉(モニカ)
我々には初期値がある
巻 慎之介(ミナカミ)
なんとどちらも初期値 博物学振ります
KP(とたるん)
また見てみるのなら花の花弁は赤であることもわかるでしょう
茅場 湊太(しこん)
おう博物学初期値10
KP(とたるん)
初期値頑張れ!両方挑戦もできる
KP(とたるん)
どうぞ!
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=10 博物学
Cthulhu : (1D100<=10) → 76 → 失敗
大間 綱吉(モニカ)
CCB<=1 【生物学初期値】
Cthulhu : (1D100<=1) → 22 → 失敗
茅場 湊太(しこん)
ccb<=10 博物学
Cthulhu : (1D100<=10) → 67 → 失敗
大間 綱吉(モニカ)
CCB<=10 【博物学初期値】
Cthulhu : (1D100<=10) → 38 → 失敗
茅場 湊太(しこん)
ハァハァ………
KP(とたるん)
ぐう・・・ぐう・・・
巻 慎之介(ミナカミ)
みんなおしい
KP(とたるん)
では、花だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って感じですかね…
茅場 湊太(しこん)
ccb<=1 生物学やれば出来るきっと出来る!
Cthulhu : (1D100<=1) → 9 → 失敗
KP(とたるん)
アア~~~~!
茅場 湊太(しこん)
さっきだして
大間 綱吉(モニカ)
ガチで惜しくて
巻 慎之介(ミナカミ)
ccb<=1 生物学
Cthulhu : (1D100<=1) → 25 → 失敗
KP(とたるん)
みいいい・・・・
大間 綱吉(モニカ)
みんな出目がいい!!!!!
巻 慎之介(ミナカミ)
茅場君おしい……
大間 綱吉(モニカ)
「は、花だ… 赤い花………」
KP(とたるん)
では、貴方たちはこれは花であることが分かります! そうですね、でも多少珍しい花かな?とは思ったかもしれません
茅場 湊太(しこん)
今度から全部気合(!)いれてふります
KP(とたるん)
気合!だいじ!
巻 慎之介(ミナカミ)
「赤い花……狗花、ですかね」
茅場 湊太(しこん)
「こんな位置に咲いてる赤い花だとそんな気がしちゃうね」とりあえず蕾のお花もデジカメで撮るよ
大間 綱吉(モニカ)
「これが狗花なら、鳥野さんに言えば、なんとかしてもらえるかな…???」
KP(とたるん)
蕾のお花もデジカメで撮れる 記念に《写真術》も振れる
茅場 湊太(しこん)
ccb<=10 写真術の時間!
Cthulhu : (1D100<=10) → 47 → 失敗
茅場 湊太(しこん)
はい!
KP(とたるん)
では、しっかりと資料用にぱしゃり!
KP(とたるん)
ちょっと岩の破片が邪魔だが花の様子が分かる写真となっただろう
巻 慎之介(ミナカミ)
KP、この場で鳥野さんと連絡を取りたいんですが、鳥野さんと会った時に連絡先を聞いていたことにするとか、猫塚先生に電話して鳥野さんの連絡先を聞くことってできますか?
KP(とたるん)
なるほどなるほど そうですね 猫塚に言えば教えてもらうことができるでしょう
KP(とたるん)
なんにせよこの場から連絡を取ることができそうです
巻 慎之介(ミナカミ)
ありがとうKP! 猫塚先生もありがとう!
巻 慎之介(ミナカミ)
では早速鳥野さんに電話かけましょう
KP(とたるん)
はい、電話をかけることができる
KP(とたるん)
ほどなくして、彼に繋がることだろう ついでにBGMも変えておきますね
鳥野 耕太(とたるん)
『…もしもし。鳥野です』
巻 慎之介(ミナカミ)
「……鳥野さんですか? 先ほどお伺いした巻です」
鳥野 耕太(とたるん)
『巻………、あぁ』ふむ
茅場 湊太(しこん)
鳥野さんとの話が聞こえるように巻サンの方へ寄っておく
巻 慎之介(ミナカミ)
「あの後教えていただいた犬神の祠の他に、最古の犬神の祠にも行ってみたんです」
大間 綱吉(モニカ)
すでに密着レベルで距離が近いツナ
鳥野 耕太(とたるん)
『ふうん?』ふむふむ
KP(とたるん)
では、3人ぴったりくっついて会話を共有出来そうだ
巻 慎之介(ミナカミ)
石碑を見つけたこと、石碑には狗岩と書かれていたが石碑は割れて中から犬神と思しき像が出てきたこと、石碑を見てからツナ君の調子が悪いこと、赤い花があったことなど、起きたことを一通り鳥野さんに報告します。
KP(とたるん)
なるほど!報告することができる
鳥野 耕太(とたるん)
『…なるほどねぇ』ふむふむと聞いていた
巻 慎之介(ミナカミ)
「……で、この赤い花をどう取り扱えばよいものかと。犬神を祓いたい場合、花を持ち帰って鳥野さんに頼めば良いでしょうか」
鳥野 耕太(とたるん)
『祓いたい…っていうなら、そうだな……、』
鳥野 耕太(とたるん)
『まず、狗花は咲かないと意味がない』
巻 慎之介(ミナカミ)
「ああ……まだ蕾ですね……」
鳥野 耕太(とたるん)
『でも、まあ…そういえば今宵は満月だ。…狗花が花を咲かせるなら、きっと今夜だね』
鳥野 耕太(とたるん)
『しかし、犬神の石像ねえ…… 摘みに行くなら何があるか分かんないよ』
巻 慎之介(ミナカミ)
「狗花が咲くのは今夜」 2人に目配せした
鳥野 耕太(とたるん)
『ただの岩が犬神の形になったということは、その神がいつでも姿を持てると言うことだからね』
大間 綱吉(モニカ)
ぼろぼろぼろぼろ
茅場 湊太(しこん)
Oh...
KP(とたるん)
目くばせができる 狗花が咲くのは今夜だ
巻 慎之介(ミナカミ)
「何があるか分からないから覚悟されたし」
大間 綱吉(モニカ)
どヴぁっっっっっ
巻 慎之介(ミナカミ)
「……花を摘んだら、鳥居さんの元にお伺いすれば?」
KP(とたるん)
ドヴァッ
茅場 湊太(しこん)
「オォウ……」
鳥野 耕太(とたるん)
『いや、もし仮に祓うっていうなら本人に祓ってもらう形になると思う』
巻 慎之介(ミナカミ)
「祓うなら本人が祓う、ですか」 めちゃくちゃ心配そうにツナ君を見た
鳥野 耕太(とたるん)
『ぼくが教えられるのはその方法…って感じになるかな』
大間 綱吉(モニカ)
ゑ? みたいな面した
巻 慎之介(ミナカミ)
「方法を教えていただけるだけでもありがたいです。私ではなく大間が聞いた方が良いですね」
巻 慎之介(ミナカミ)
通話状態のスマホをツナ君に手渡そう がんばれ
鳥野 耕太(とたるん)
『…ところが、そう簡単な話でもないんだよね』
KP(とたるん)
スマホは巻さんから大間さんに手渡される
大間 綱吉(モニカ)
ひたすら ゑ??? みたいな面してた
鳥野 耕太(とたるん)
『…ええと、もしもし?』
大間 綱吉(モニカ)
「えと…?もしもし…?たすけて鳥野サン………」
鳥野 耕太(とたるん)
『…う、うん……』
鳥野 耕太(とたるん)
『ええと、もう一回いうけど…祓うっていうなら本人が祓うことになる』
鳥野 耕太(とたるん)
『そして…もし犬神を祓おうっていうなら一人じゃ駄目』
鳥野 耕太(とたるん)
『最低でも数人の協力が必要になる』
鳥野 耕太(とたるん)
『…だから、』
鳥野 耕太(とたるん)
『きみの他に、きみと一緒に危険に飛び込んでくれる人…もっと言えば命を懸けてくれる人が必要だ』
大間 綱吉(モニカ)
「……へ……」
鳥野 耕太(とたるん)
『…もろもろの覚悟ができたのなら、もう一度うちにおいで』
鳥野 耕太(とたるん)
『きみと、きみの仲間にその術を教えるから』
大間 綱吉(モニカ)
「…ォァ…」
大間 綱吉(モニカ)
「ワカリマシタ・・・」
鳥野 耕太(とたるん)
『うん』
大間 綱吉(モニカ)
「…」 ぉぁ 「…ありがとうございます、鳥野さん」
鳥野 耕太(とたるん)
『うん。 …まぁ、なんだ。後悔のないように』
大間 綱吉(モニカ)
「……はい……」 ぉぁ
鳥野 耕太(とたるん)
『……じゃあね、』と、いって鳥野は電話を切りますね
大間 綱吉(モニカ)
ひたすらォァつきながら電話を切り 切られました ォァ
KP(とたるん)
ォァ!電話が切れる
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 ォァついてる様子を見てた
茅場 湊太(しこん)
「………大丈夫?」
大間 綱吉(モニカ)
「・・・・・」 だヴぁっっっっっ
巻 慎之介(ミナカミ)
「……あのまま俺が聞いとった方が良かったか?」
大間 綱吉(モニカ)
「と゛う゛し゛よ゛う゛」
大間 綱吉(モニカ)
「巻チャンが聞いてても俺こうなってたと思うん」ヴェー
茅場 湊太(しこん)
「どうしようって言っても、デッドオアアライブの二択ダケでしょ」
大間 綱吉(モニカ)
スマホを返して 猫背で 両手をお腹の前でもちょもちょする
KP(とたるん)
大間さんはスマホを巻さんに返す そして丸くなりつつもちょもちょする
巻 慎之介(ミナカミ)
「このまま神社で鎮めてもらうか、リスク承知で祓うかやな」
大間 綱吉(モニカ)
「う~」「う~~~…」
茅場 湊太(しこん)
「ただ神社の場合は鎮めただけだから、今後もずっと犬神とのお付き合いは続くね」
大間 綱吉(モニカ)
「…ぅ…」
茅場 湊太(しこん)
「…まあほら、僕は最後まで付き合うからさ?やれるダケやってみない?」ツナ君の顔を覗くようにしつつ。
大間 綱吉(モニカ)
「…」 もちょ…
巻 慎之介(ミナカミ)
「俺もまあ、ここまできて途中で帰るようなマネはせんし」
大間 綱吉(モニカ)
「…」 ふぇ…
大間 綱吉(モニカ)
「………ぅぅぅ」「当事者の俺より二人のほうがよっぽどしっかりしてる………」 今更の気付き
KP(とたるん)
なにかに気づいてしまった…
巻 慎之介(ミナカミ)
「ツナよりしっかりしてへんやつを探す方が難しいわ」
茅場 湊太(しこん)
「か、辛口」
茅場 湊太(しこん)
でもフォローできない…
大間 綱吉(モニカ)
「巻チャンが冷たい…」「でも優しい…」
大間 綱吉(モニカ)
フォローのしようも…
大間 綱吉(モニカ)
「…えと…」 もちょ 「あのね」
茅場 湊太(しこん)
「うん」
巻 慎之介(ミナカミ)
黙って続きを待ちます
大間 綱吉(モニカ)
「俺チャン一人じゃ、本当なんもできんの、実感してるよ」
大間 綱吉(モニカ)
「今に限った話じゃなくて、ずっと誰かに守られたり、頼ったり、甘えたり、そんなんばっかだったん」
大間 綱吉(モニカ)
「俺一人で全部って思ったって、そんなん無理だって、ちゃんとわかってるん」
大間 綱吉(モニカ)
「………ぅ~」「でもね…」「だからね」
大間 綱吉(モニカ)
「………ちゃんと、お願いはしなきゃ、駄目だと思うんだぁ…」
大間 綱吉(モニカ)
もちょもちょしてたのを 少し背中を伸ばして顔をあげて 二人にぺっこりと頭を下げた
大間 綱吉(モニカ)
「俺は狗神様を祓いたい」
大間 綱吉(モニカ)
「どうか一緒に、そのお手伝いをしてください」
巻 慎之介(ミナカミ)
「……なんやかんやでツナとは長いけど」
巻 慎之介(ミナカミ)
「後ろでヘタれたりメソメソしたり甘えてるだけの奴やったらとっくの昔に縁切ってたわ」
巻 慎之介(ミナカミ)
「こういう時にちゃんと頼むことができる、そういう奴やから俺はツナと友達続けてるし、普通に手伝う気持ちになれる」
巻 慎之介(ミナカミ)
「……まあ、せやから今回もな」 最後の方は少しもしょもしょした
茅場 湊太(しこん)
「いいんだよ、甘えたって頼ったって。それでも大間サンにはこうして付き合ってくれる友達がいるし、大事にしてくれるご家族がいるんだからさ」
茅場 湊太(しこん)
「うん、僕は勿論手伝うよ」ツナ君の肩をぽすぽすした
大間 綱吉(モニカ)
「…、…」
大間 綱吉(モニカ)
ビョッッッ と頭を上げたら そのまま二人をまるごとがばちょした ぎゅ!!!
大間 綱吉(モニカ)
「ン巻゛チ゛ャ゛ァァァァァン゛」「茅゛場゛サ゛アアアアアン゛」 耳元五億デシベル
KP(とたるん)
ぎゅ!! 大間さんの声が響く!
巻 慎之介(ミナカミ)
「うっせえ!!!!!!!」 べりべり
茅場 湊太(しこん)
「ンビィッ」ほんきでびびった
KP(とたるん)
そして速攻ではがされそうになる
大間 綱吉(モニカ)
「ぶえぇぇぇぇ」 顔を押しのけられてそう ぎゅっぎゅした
大間 綱吉(モニカ)
「ありがとぉ~~~…」
巻 慎之介(ミナカミ)
「ほらほら鳥野さんとこ行って話聞くで」 と歩き出します 逆方向に
KP(とたるん)
巻さんは歩き出す そちらにあるのは……山だ
茅場 湊太(しこん)
「鳥野サンの家は山の方になかった筈だよ…?」
大間 綱吉(モニカ)
「巻チャン・・・そちらは山・・・」
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 そっと踵を返して何事もなかったように再度歩きます
KP(とたるん)
巻さんは踵を返し歩き出す
大間 綱吉(モニカ)
「山・・・・・」 ☞ 「キレのあるターン、さすがです」 きっと駅の改札とかでもよく見るやつ
KP(とたるん)
貴方も見慣れたキレのあるターンだったかもしれない…
大間 綱吉(モニカ)
ちょっとだけ ふふっとしてから 巻さんをすったか追いかけて 鳥野さんちへ向かおう
茅場 湊太(しこん)
二人の後ろをとことこついていきますね
KP(とたるん)
大間さんは巻さんをすったか追いかけていく 鳥野の家へ向けて歩き出すことができる
KP(とたるん)
茅場さんもそれに続く! 3人は鳥野の家へと向かう タ、タクシーで大丈夫ですか…?
巻 慎之介(ミナカミ)
タクシーでだいじょぶです٩('ω')و
大間 綱吉(モニカ)
はい!大丈夫です!
茅場 湊太(しこん)
タクシーOKです!
KP(とたるん)
はぁい! では貴方達は途中でタクシーを呼び鳥野の家へ
祈祷師の家
KP(とたるん)
日が傾き、怪しげな雰囲気が3割り増しになっている鳥野の家だ 変化は特にない
茅場 湊太(しこん)
「暗くなってきたから雰囲気が増してきたね」
巻 慎之介(ミナカミ)
「さっさと話聞いてまうか」
大間 綱吉(モニカ)
「怪しげ~」「うん…」
茅場 湊太(しこん)
「そうだね、この後にまたさっきの所に戻らないといけないし」
茅場 湊太(しこん)
ピンポンか扉叩いた
KP(とたるん)
ぴんぽーんすると少しして鳥野がでてくる
鳥野 耕太(とたるん)
「…ん、」貴方たちを見て「…いらっしゃい」
巻 慎之介(ミナカミ)
「お邪魔します」
大間 綱吉(モニカ)
「いらっしゃいました」
茅場 湊太(しこん)
「またお邪魔します」
鳥野 耕太(とたるん)
「改めてもう一回聞くけど…、覚悟はできてるね?」
巻 慎之介(ミナカミ)
「はい」 短く返します
茅場 湊太(しこん)
「はい!」
大間 綱吉(モニカ)
「……ふぁい……」 ぶわわ
鳥野 耕太(とたるん)
貴方たちの返事にうん、と頷いて…大間さんには苦笑いを浮かべた
大間 綱吉(モニカ)
自分のほっぺを両手でぺちぺちした
茅場 湊太(しこん)
「しっかり」ぺし
大間 綱吉(モニカ)
「ひぃん」
大間 綱吉(モニカ)
「…できてます!」
鳥野 耕太(とたるん)
「…うん」 再度大間さんの方を見て頷いた
鳥野 耕太(とたるん)
「それじゃ、まぁ 入ってよ」
巻 慎之介(ミナカミ)
「…………」 若干疑いのまなざしをしてるけど特に何も言わない
KP(とたるん)
鳥野はそう言って貴方達を家の中へと招き入れる。
KP(とたるん)
貴方たちは再びあの応接室に通される
KP(とたるん)
そこには二枚の巻物が広げてあった
鳥野 耕太(とたるん)
「君たちに必要なのは犬神に対抗する術だ」
鳥野 耕太(とたるん)
「と、いうわけで」広げてある巻物を指した
茅場 湊太(しこん)
指した巻物の方に目を向ける
KP(とたるん)
では、巻物に目を向ける
KP(とたるん)
その巻物には《犬神の呪い》と《災いを祓う》と言う呪文について詳しく書かれてた。
KP(とたるん)
ちょっと長くなりますが、貼っていきますね
◆HO1への呪文
<犬神の呪い>
コスト:POW20とSAN値-1d6を使用し3Rの詠唱を必要とする。
効果:膨大な精神力を消耗させ、非常に強力な怨念のエネルギーを操る事が出来る。
例えばその呪いを一つの家系にかけるならば子々孫々まで祟られる事だろう。そして呪いを打ち負かす事も可能であろう。
◆HO2・3への呪文
<災いを祓う>
コスト:任意のMPを使用する。
効果:かけられる災いを祓う事が出来る。祓うには相手の使用MPとこちらの使用MPを対抗させ打ち勝たなければならない。
MPは複数人で出し合うことが出来る。
そしてこの呪文を応用して障壁を作る事も可能である。
結界のようなもので自分たちの正面に現れ災いに込められた力(MP)を少しばかり打ち消す事が出来る。
MPを4消費し、短い詠唱で2ポイントの障壁を作る事が出来る。※この呪文は重複する事ができない。
KP(とたるん)
共有メモにも貼りました また、読むだけで覚えることが可能です
大間 綱吉(モニカ)
「……」
KP(とたるん)
うちゅうが・・・
巻 慎之介(ミナカミ)
(予想はしてたけどやっぱわけわからんオカルト沙汰かい!!!!!!)
KP(とたるん)
巻さんは心の中でつっこんだ めっちゃオカルトだった
茅場 湊太(しこん)
はわ…「なんか…すごい…」語彙を失ったオタクみたいな事になってる
KP(とたるん)
三者三様、それぞれ呪文に対して感じるものは違っただろう……
鳥野 耕太(とたるん)
「……あと、」
鳥野 耕太(とたるん)
「・・・手を出して」茅場さんに
茅場 湊太(しこん)
「?」 手を出した
KP(とたるん)
鳥野は身につけていた模様の刻まれた赤い腕輪を外し、茅場さんの手に乗せる
茅場 湊太(しこん)
ほあっ
鳥野 耕太(とたるん)
「…まぁ、ほんとはそっちでうわの空してる子に渡したい気もするけど」と、大間さんをみながら
鳥野 耕太(とたるん)
「…まぁ、役に立つと思うよ」腕輪の方を指して
巻 慎之介(ミナカミ)
「頼りにならなくてすみません」
大間 綱吉(モニカ)
「せいしんりょく is 何・・・?」
茅場 湊太(しこん)
「あぁー……」宇宙になってるツナ君を見た
茅場 湊太(しこん)
「ぇっと、わかり、ました」役に立つと言われたし、落とさないように腕に着けておこう
鳥野 耕太(とたるん)
「…うん…まぁ、うん…」
KP(とたるん)
はい、では腕に付けることができる
○アイテムデータ
祈祷師の腕輪【AF】
赤地に黒い模様の刻まれた腕輪、MPが10ポイント込められている。
KP(とたるん)
とりあえず茅場さんが渡されましたが譲渡も可能でしょう
大間 綱吉(モニカ)
「・・・・・」「…俺に出来るの?ほんとにこれ…」 よよよy
茅場 湊太(しこん)
了解です、あとでツナ君に渡すかもしれない(POWやMPを見る)
巻 慎之介(ミナカミ)
「じゃあ今から神社行くか?」
大間 綱吉(モニカ)
「ピィ やるやる!やります!やるもん…」 ピィ
巻 慎之介(ミナカミ)
「……何から何まで、ありがとうございます。謝礼については、全て終わってから改めて」 とりあえず鳥野さんに頭下げときます
鳥野 耕太(とたるん)
「ん。......ああ、そうだ。」「ぼくにお礼はいいからさ」
鳥野 耕太(とたるん)
「もしうまくいったら、猫塚先生に教えてあげてよ」
大間 綱吉(モニカ)
「ほあ~」
茅場 湊太(しこん)
「ああ…猫塚先生が最初に考えていた結末は可能だったと、ですね」
鳥野 耕太(とたるん)
「そうそう」
巻 慎之介(ミナカミ)
「分かりました。祓うに至った詳しい経緯はたぶん茅場さんがまとめてると思うので大丈夫です」
大間 綱吉(モニカ)
「うんうん~」 ☞
鳥野 耕太(とたるん)
「うん。じゃあ、まあ。そんな感じで」
茅場 湊太(しこん)
「あぁ、うん…仕事でもあるから纏めてるケド」趣味とかも兼ねてるけど…
大間 綱吉(モニカ)
「鳥野さん、ありがとうございます」
鳥野 耕太(とたるん)
「うん」
巻 慎之介(ミナカミ)
「では、行ってきます」
茅場 湊太(しこん)
「色々ありがとうございました」
鳥野 耕太(とたるん)
「…いってらっしゃい」
KP(とたるん)
貴方たちは犬神に対抗する術を得、狗花を摘みに出かけていくのだった