救い招きと別れの唄 (2020/03/08 - 2020/03/16)

SCENARIO INFO

Writer/みちを(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/みちを
PC1/楽部 凛々(蟹)
PC2/佐直 翠子(ササニシキ)
PC3/東陽 伊鶴(しこん)
PC4/葛西 文人(ミナカミ)

INDEX

1日目1日目-21日目-32日目2日目-22日目-32日目-43日目アフタープレイ

孤遠島

KP(みちを)
ザーダ=ホーグラは孤遠島上空にとどまり、島に向かって小さな細い触手を無数に伸ばしています。
KP(みちを)
みなさんに向かって基本直接攻撃はしてこないようですが、なんか精神的なぶれなどには反応するのでしょうかね。下手をするの柳のようなことになるのかも……しれない。
東陽 伊鶴(しこん)
ヒィン…
佐直 翠子(ササニシキ)
ピィ……
KP(みちを)
まぁ、今は大丈夫です。
KP(みちを)
屋敷から港までの道中は風雨によって一部土砂崩れが発生していました。
KP(みちを)
それによって樹木や土砂が散乱し、アスファルトの道路はかなり歩きにくくなっています。安藤が消えたので車が出せなかったのですが、どのみちこの状況では通れなかったでしょう。徒歩がいちばん。
KP(みちを)
乗り越えていくと、初日に見た裂け目が広がり、人が中に入れる程度の入口になっているのを発見できます。
鉤之里 舞(みちを)
舞と游はふたりで手を取り合い、助け合いながら不安定な道を歩いていきます。
鉤之里 舞(みちを)
「気を付けて、游」
鉤之里 游(みちを)
「うん。ありがと舞」
KP(みちを)
裂け目の先が玲二の言う遺跡っぽいです。入りますか?
佐直 翠子(ササニシキ)
「あれが『遺跡』ってことかね」 聞き耳とかで一応……中の様子を……
KP(みちを)
するまでもなく、危険はなさそうですのでごあんしん。
佐直 翠子(ササニシキ)
やったぜ。
葛西 文人(ミナカミ)
「二人とも仲いいんだな。顔も仕草も似てるし、双子だとしても珍しいレベルだ」
葛西 文人(ミナカミ)
言いつつ遺跡入ろうか……。
楽部 凛々(蟹)
「仲いいわ~」そうそうと……動揺しなさそうなのは葛西君と伊鶴ちゃんかな
楽部 凛々(蟹)
「胡散臭いあんちくしょうからこれ貰ったの」と拳銃見せときます。
東陽 伊鶴(しこん)
「はわ」いや驚くでしょ
葛西 文人(ミナカミ)
「うわっ」 ビビった
楽部 凛々(蟹)
「游ちゃんは初めて見たんですって、あの胡散臭いが人の形したやつ」すっと隠す
楽部 凛々(蟹)
「あとで翠子さんにも言うつもりだけど、だーいぶ仲良くなっちゃってるのよね~ まあ考えは委ねるとしますか」
葛西 文人(ミナカミ)
「……うん? 玲二さんが游さんを見たのはあの時が初めてってことか?」
東陽 伊鶴(しこん)
「それは…何かおかしいですね。どちらかが嘘吐いてるのでしょうか」
楽部 凛々(蟹)
「胡散臭マンの話が本当ならね。このカワイさの欠片もない贈り物も絶対当たる細工してあるとか……なーんか踊らされてるみたいで使いたくないんだけど」
楽部 凛々(蟹)
「選択肢は選択肢よ、頭に入れといて。」
葛西 文人(ミナカミ)
「玲二さんは外見を自在に変えられる、游さんは双子にしては似すぎている……似たような生物の可能性もあるな」
佐直 翠子(ササニシキ)
「あんまり高くないが、ヒールがある靴で来るようなところじゃないね」 一方聞こえていないオバチャン
東陽 伊鶴(しこん)
「……はい」
葛西 文人(ミナカミ)
「一般人が抱える選択肢じゃないだろこれ……お金に目がくらんで誘いに乗ったらこれとかあんまりだ」
楽部 凛々(蟹)
「それは全力で同意するわ……」プリーズマネー……
鉤之里 舞(みちを)
「う、運動靴で来ればよかった~」 聞こえてない姉
鉤之里 游(みちを)
「がんばろっ。もう少し! 翠子さんも!」
鉤之里 游(みちを)
聞こえてない妹
佐直 翠子(ササニシキ)
「游ちゃん元気だねぇ……」 ひーひー!
KP(みちを)
では遺跡に?
楽部 凛々(蟹)
「うっし 切り替えて手がかり探すわよ野郎ども!!」腕まくり
葛西 文人(ミナカミ)
「……もしそうなった時、楽部さんが引き金を引くのはあんまりよくないよな。仮にもアイドルだし……」 うーんと悩みつつ遺跡GOしましょか
佐直 翠子(ササニシキ)
遺跡GO!
東陽 伊鶴(しこん)
遺跡いきましょうか
楽部 凛々(蟹)
「使う気なんてサラサラないわよ。でも知らないままよりいいでしょ?」
東陽 伊鶴(しこん)
「使う機会がないことを願います~・・・」
KP(みちを)
それでは……

遺跡

KP(みちを)
裂け目の内部は、時間の経過によって薄汚れてはいるものの、白い壁と床に覆われた無機質な部屋になっています。
KP(みちを)
部屋は人間が入れる程度の広さはありますが、テーブルや収納棚と思しき金属製の調度品は子供の玩具程度の大きさしかなく、やけに小さい。
KP(みちを)
これを作ったものたちは、ずいぶんと小さな体をしていたようだとわかります。
佐直 翠子(ササニシキ)
「てっきり洞窟みたいなイメージだったんだが……」 近代的ィ……
KP(みちを)
部屋は奥にも続いていそうですが、完全に崩れ落ちていて限られた区画しか調べることはできません。
KP(みちを)
探せる範囲には、謎めいた『水晶のような物体』と、『タブレット型の装置』『写真のようなもの』があります。
葛西 文人(ミナカミ)
「遺跡って言っていいのかこれ」
鉤之里 舞(みちを)
「なんか……未来っぽいですね……」
鉤之里 游(みちを)
「病院みたい……」
東陽 伊鶴(しこん)
「かなり近代的に見えますね…」
佐直 翠子(ササニシキ)
「それに、家具は随分と小さい。元々島に住んでいた方々ってのは、身体が小さかったのかね」
鉤之里 游(みちを)
「小人ですか……?」
楽部 凛々(蟹)
「なんにせよ、探しやすいのはラッキーよ!」
葛西 文人(ミナカミ)
「小人みたいな可愛らしいのだったらいいけど……」
葛西 文人(ミナカミ)
タブレット型の装置調べたいかなあ
楽部 凛々(蟹)
うーん専門職っぽいのじゃないのがいいな 写真 調べます。
佐直 翠子(ササニシキ)
言いつつ提示されてるところを調べたさ~ 水晶っぽいの見たい!
東陽 伊鶴(しこん)
あまり…!
KP(みちを)
3つだから…!
楽部 凛々(蟹)
誰か失敗するかもだから!
佐直 翠子(ササニシキ)
フォロー待ちを頼みます…!
東陽 伊鶴(しこん)
誰か失敗したらフォローとかでもいけますか?
KP(みちを)
よいでしょう。ここちょっと特殊ですが……
KP(みちを)
では先に葛西さんから。
葛西 文人(ミナカミ)
オッ(身構え)
KP(みちを)
▼タブレット型の装置
KP(みちを)
携帯電話程度の大きさの端末。透き通っている。画面に触れると、起動させることができる。というもの。
KP(みちを)
ここに住んでいたものにとっては、タブレットくらいのサイズがあったようです。
KP(みちを)
起動させたなら、透き通った画面の先に見える物の名称や概要を独自の文字で表示します。なんらかの解析ツールであるようだ、とわかる。
KP(みちを)
この文字は江龍の隠し部屋で資料に《考古学》成功していれば読めるものです。
KP(みちを)
または、この場で《考古学》に成功することでも解読できます。
KP(みちを)
試すゥ?
葛西 文人(ミナカミ)
く……資料を読んでたってことで再チャレンジ と思ったらチャレンジできた やります!
葛西 文人(ミナカミ)
ccb<=60 考古学
Cthulhu : (1D100<=60) → 43 → 成功
KP(みちを)
成功!やったね!
葛西 文人(ミナカミ)
よしよし……
KP(みちを)
では葛西さんはこの解析装置によっていろいろわかるようになります。これがこの後役に立つというワケ
葛西 文人(ミナカミ)
やったぜ。特に意味もなくその辺のものを映しておお……としていた
KP(みちを)
ラブリンに向けると、『地球人類の近代文化における偶像崇拝カテゴリー「アイドル」とされるもの』とかなんとか
葛西 文人(ミナカミ)
おお……ちゃんとアイドルと認識されている……
KP(みちを)
さて、楽しく使う前に先に水晶のほうを概要出します。
佐直 翠子(ササニシキ)
はーい!(スタッ
KP(みちを)
翠子さんは水晶的なものに惹かれるのだろうか。ともあれ
KP(みちを)
▼水晶状の物体
KP(みちを)
水晶のような物体。丸い本体に昆虫のような足のついた奇妙な造形。
KP(みちを)
スイッチ等はまるでなく、何の文字も刻まれておらず、調べても何のためのものか全くわからない。
KP(みちを)
です。
佐直 翠子(ササニシキ)
「造形が独特なこと以外は、特に何も無し、か……?」 ふむ……手袋ハンドで持ち上げたりしてた
KP(みちを)
そしてラブリンが見ている方は……
KP(みちを)
▼写真のようなもの
KP(みちを)
プレート状の物体の表面に、画像が印刷されたような物体。紙でもなく、金属でもなく、プラスチックでもない。まったく未知の材質でできている。
KP(みちを)
表面には、褐色の肌の人間が写っている。冠を戴くきらびやかな風貌の男性。若々しく、その容姿は思わず見惚れてしまうほどに整っている。
KP(みちを)
画像の背景を見るに、撮影されたのは砂漠のような乾燥した地域のもののようです。
楽部 凛々(蟹)
「ジャンル違いだからオッケー」謎の頷き
KP(みちを)
目で見てわかるのはそれだけ。
KP(みちを)
その先は葛西さんが装置を向けつつ、皆に共有をしていくと良い感じでしょう。たよりみを感じます。
楽部 凛々(蟹)
「ここの住人のブロマイド写真? 小人ってイケメン好きなの?」
葛西 文人(ミナカミ)
グソクムシなのに金色の羊の気配を感じますね。テリブル。テリブル。
佐直 翠子(ササニシキ)
フォーガットン。
葛西 文人(ミナカミ)
「これ、解析装置……かな。佐直さんも読めると思う」 とりあえず皆に見せていこう
佐直 翠子(ササニシキ)
「私も……となると、あの部屋にあった古代文字がベースかい」
葛西 文人(ミナカミ)
ほらこれ、ととりあえずラブリンちゃんを映すなどした
東陽 伊鶴(しこん)
「よく解りましたね」わぁ
佐直 翠子(ササニシキ)
「地球人類の近代文化における偶像崇拝カテゴリー『アイドル』とされるもの……へえ……面白いじゃないか」
タブレット型の装置(みちを)
『地球人類の近代文化における偶像崇拝カテゴリー「アイドル」とされるもの』
佐直 翠子(ササニシキ)
装置さん!
東陽 伊鶴(しこん)
大事な事なので
葛西 文人(ミナカミ)
装置さんのログインだ!
葛西 文人(ミナカミ)
「遺跡にあるものも、これを使ったらある程度分かるんじゃないかな」
KP(みちを)
というわけで、向けた物体に対して装置パイセンが情報くれるらしいんでシクヨロ
東陽 伊鶴(しこん)
「人間を対象にしても説明出てくるんですね‥」ほむほむ
佐直 翠子(ササニシキ)
「解析装置なら、あの水晶も何か分かるかもしれないね? ちょっと奇妙な形をしていること以外はまるで分らなくてね」 と水晶のような物体を指します
鉤之里 舞(みちを)
「便利ですね……」 ほぁ~
楽部 凛々(蟹)
「ここの住人のイチオシっぽいブロマイド写真があったわ」例えが変だけど例の板です
鉤之里 游(みちを)
「問題集を写したら答えが出るかな……」 ほぁ~
葛西 文人(ミナカミ)
まず水晶に装置向けてみるかな
KP(みちを)
はい水晶に向けると……
東陽 伊鶴(しこん)
「勉強はまず自力で解かないと身につかないですよ」とEDU12が言う
鉤之里 游(みちを)
「はぁい……ごもっともです……」
鉤之里 舞(みちを)
「一緒にやれば大丈夫だから」 ぽんぽん
『神鎮めの標』
・我々教団は永遠不滅の真理を探究することを目的としていた。
・かの神への崇拝はその一環でもあり、我々の種族柄のものでもある。
・永遠を体現するかの神について研究し、接触し、理解を深めることで、滅びゆく肉体を持つ我らが永劫の繁栄を得るための術を学ぶのである。
・しかしながら今、教団内においても過激な一派が力を持ち、もはや闘争は避けられそうにない。我々は遠からず、何かしらの形で自滅するだろう。
・この装置は、彼らの取りうる最悪の事態を回避するためのものである。
・最悪の事態とはすなわち、この場を神の座する次元と接続し、神そのものを召喚する行いである。
・そうなった場合、神の怒りを買うことになろう。星は破壊され、我々の種族全体が神とその遣いによって疎まれることになる可能性も否定できない。
・神の招来が成った時、傍で神を鎮める音色を奏でることでこの装置は起動する。この音色を媒介に、装置は神を鎮める神の遣いを呼び招く。
・あくまで非常手段であるため、この招来は一回限りである。
・また、神の遣いによって神を鎮めるにあたっては、招来からごく初期の段階に限る。
・神が怒りをあらわにし、爆発的に巨大に猛り狂うのならば、こんな装置は役に立つものではない。
KP(みちを)
などと出ました。どうやら、かつてここにいたものが、後々これを確認する者に宛てたメッセージのようなものですね。
葛西 文人(ミナカミ)
「神鎮めの標」 ではそれを読み上げて共有しましょう
佐直 翠子(ササニシキ)
「……招来からごく初期の段階っていうのは、今のことだね?」
葛西 文人(ミナカミ)
「多分そうだ。これを上手く使うことができれば、おそらくは」
東陽 伊鶴(しこん)
「今の内にその音色を奏でないといけない…ということですか?」
KP(みちを)
よろしければ《アイデア》も今の情報に対して振れますが……まぁ、察しはついていますよね? 神を鎮める音色のことですが。
佐直 翠子(ササニシキ)
あの楽譜か?
KP(みちを)
はい。そのようです。
佐直 翠子(ササニシキ)
「神を鎮める音色ってのは……隠し部屋にあった、アレだろうかね。ほらあの……『神の遣いの唄』とか書いてあった……」
楽部 凛々(蟹)
それなら覚えたぞバリバリー「あのトンチキな曲のやつね」
葛西 文人(ミナカミ)
「あの曲をこの装置の傍で演奏すれば、起動するってことか」
鉤之里 舞(みちを)
「楽譜があるなら、ピアノで演奏しますよ」
楽部 凛々(蟹)
「舞ちゃんの腕なら問題なしだわ! てことはそれ持って音楽室へ戻ればいいの?」
葛西 文人(ミナカミ)
写真ようなものにも装置を向けてみていいですか?
KP(みちを)
水晶は軽率に持っていけるサイズなので、持ち出すのは問題ありません。
KP(みちを)
わかりました。写真のようなもののほうは…
『無限の姿を持つ神の遣い』
・かの神の遣いである彼は、古来よりしばしばこの惑星上にも姿を見せているようだ。
・彼は神の心であり、魂である。知性を持つ混沌である。神の持たないものを持つ、偉大にして恐るべき存在である。
・その姿や人格は無限に存在し、研究を重ねてきた我々をもってしても、把握できているのはそのうちのほんの一部である。
・自在に姿を変え、全く別の何者かになりかわり、欺き、狂気を振りまく。
・時には何らかの意図を持って、自らの意志や記憶をも封じてしまうことすらあるようであった。
KP(みちを)
とのことです。
葛西 文人(ミナカミ)
「無限の姿を持つ神の遣い……」 こっちも読み上げた
佐直 翠子(ササニシキ)
「とんでもない話ばっかりだこと」 今さらである
鉤之里 舞(みちを)
「この人がそうなんですか……?」  「すごく……かっこいい人ですけど……エジプトの人……?」
葛西 文人(ミナカミ)
「…………」 それから少し考えて、スッと舞ちゃんと游ちゃんの方に装置を向けてみます。
鉤之里 游(みちを)
「っぽい……?」
KP(みちを)
はい。舞と游に向けると
楽部 凛々(蟹)
「見た目だけならカッコイイのよね~」舞ちゃんに同意しながら
東陽 伊鶴(しこん)
「確かに…」>かっこいい
楽部 凛々(蟹)
「玲二のヤツもアレじゃなかったらカッコイイから勿体ないんだけどね~」ついでに意識をこっちへ向けさせる感じに
舞→一般的な人類の雌。精神的な障害が見られる。
游→解析不可
KP(みちを)
です。
葛西 文人(ミナカミ)
「…………」
鉤之里 游(みちを)
「けどなんか、もっとこう……優しそうな人がいいかな、私は」
楽部 凛々(蟹)
「ほほう? 安藤さんとか~?」
鉤之里 舞(みちを)
「そうだね~。こう……別に、王様じゃなくていいんだよね、要するに」
佐直 翠子(ササニシキ)
「?」 葛西さんが押し黙ったのを見て装置を覗き込んじゃうな 読めるんだよな翠子は
葛西 文人(ミナカミ)
「あ」 とっさに隠そうとしたけど……読めちゃうんですよね……
鉤之里 舞(みちを)
「安藤さんは確かに、とっても優しかったです。あの人も私にとっては……家族、みたいな存在でしたから」
佐直 翠子(ササニシキ)
「………………」 これは黙るね……
楽部 凛々(蟹)
「……ごめん(うっかり口すべったわ)」もういない、いないんだ
鉤之里 游(みちを)
「…………」 シュン……って2人でなった
佐直 翠子(ササニシキ)
「(………これ、本当にあの二人に向けた結果か?)」 小声で葛西さんに
鉤之里 游(みちを)
「いいえ。これは……楽部さんが悪いんじゃないですし……」
東陽 伊鶴(しこん)
舞ちゃんと游ちゃんによすよすする…
鉤之里 舞(みちを)
よすよすされる……
楽部 凛々(蟹)
「あたしも流石にちょっと頭パンクしてきたみたい……冷やしてくるわ」翠子さんと葛西君の方へ行きつつ
葛西 文人(ミナカミ)
(本当だよ。楽部さんが別口から二人に関する話を聞いてるから、楽部さんにその話も聞いてみて)
佐直 翠子(ササニシキ)
なるほどわかった、と小さく頷こう……ラブリンちゃん後で捕まえて情報ください(正直)
楽部 凛々(蟹)
「まいったわあ、普通に良い子なのよね。翠子さんもそう思うでしょ」解析はもう済んだのかなって顔
鉤之里 舞(みちを)
ラブリンが行ったなら、舞と游は2人で寄り添って、励まし合っているようでした。
楽部 凛々(蟹)
「たぶん葛西君に話した通り……になったのかな、その様子だと。」
佐直 翠子(ササニシキ)
「……ん、」 ここでラブリンちゃんが! 「ああ、いい子だね、あの子たちは」 でもね……
葛西 文人(ミナカミ)
じゃあその間に伊鶴ちゃんの方に行って解析結果共有しとくかな……
楽部 凛々(蟹)
「玲二が游をみたのは、さっきが初めてらしいわよ。胡散臭いやつの胡散臭い話しだけど、あの様子だと嘘を吐く理由もない。」
東陽 伊鶴(しこん)
舞ちゃん達からちょいと離れて内容共有されよう
佐直 翠子(ササニシキ)
ではこちらからラブリンちゃんに、舞ちゃん游ちゃんの解析結果を伝えようね あとお話も聞く
楽部 凛々(蟹)
「あああ~~~胡散臭マンの掌の上みたいでムカつく~~~」共有ありがとう
楽部 凛々(蟹)
「あとこれね、かっわいくない贈り物されたわ。」贈り物を少しみせる
佐直 翠子(ササニシキ)
「初めて……つまり一緒に生活していたわけではなかった……そりゃ写真が片方しか写っていないわけ……だ」 わお(贈り物を見る)
佐直 翠子(ササニシキ)
「……詳しい型は判断しかねるが、回転式拳銃かい」 アンティークに銃とかありそうだから分かりそう(偏見)
楽部 凛々(蟹)
「百発百中のおまじないつきらしいわよ、まあ使う気はないけど選択肢ってやつ。」
KP(みちを)
アンティークになるほど古いモデルではないかな笑
楽部 凛々(蟹)
「今はアタシが持っとくけど、重すぎるのよまったく、アタシのカワイイで相殺しきれないっつーの」腰に手を当て
佐直 翠子(ササニシキ)
ふふ!笑(了解です!)
佐直 翠子(ササニシキ)
「なるほど、確かにね。こりゃ重い……あの男もとんでもないものを渡してくれたもんだ」
東陽 伊鶴(しこん)
「游ちゃんはその道具でも判断できないのですか…」
楽部 凛々(蟹)
「か弱くカワイイ乙女のあたしを選ぶとかまじ見る目ないわ!」
葛西 文人(ミナカミ)
「游さんの結果は勿論だけど、僕としては舞さんの精神障害も気になる」
東陽 伊鶴(しこん)
「そうですね…。今まで会話している限り、障害があるように私には見えてませんでしたが…」>精神障害
佐直 翠子(ササニシキ)
「……芯がぶっとい子を選んだってなら、あの男は結構いい線いってるだろうね」 ふふふ
葛西 文人(ミナカミ)
「手段がはっきりした今、事件の解決に直接影響があるってわけじゃなさそうだけど……話したら分かったりするのかな」 舞ちゃんの方をチラと見た
楽部 凛々(蟹)
「え~ 翠子さんまでそんなこと言う~! まあ図太くなきゃやってられないけどお」
佐直 翠子(ササニシキ)
「褒めてるんだよ」 ふふ
佐直 翠子(ササニシキ)
なんやかんやで水晶のような物体を持つ人を決めてなかった気がすることに気付いた 翠子が持ってていいかな?
東陽 伊鶴(しこん)
「舞ちゃん、結構自分の中に抱えていくタイプみたいですし…話すなら押しをちょっと強くですね」
葛西 文人(ミナカミ)
「押しを強く……」 「一番苦手な概念じゃないか……」
楽部 凛々(蟹)
翠子さんどぞやで>装置
佐直 翠子(ササニシキ)
はいよ!
佐直 翠子(ササニシキ)
では水晶というか装置は翠子が持っておきます!
KP(みちを)
了解です。
楽部 凛々(蟹)
「楽譜も戻って回収ね~ 待ってなさいブラックボールゴッド! 年貢の納め時よ!」
東陽 伊鶴(しこん)
「葛西さんなら先程みたいに真摯な態度を見せれば大丈夫ですよ!」
東陽 伊鶴(しこん)
(こう言ってるけど精神分析案件なら伊鶴もやるので!
葛西 文人(ミナカミ)
「真摯」 宇宙猫差分があったらその差分を出してた
楽部 凛々(蟹)
「自分の信じる理論ってやつをぶつけりゃいいのよ」
佐直 翠子(ササニシキ)
「ふふ、そうさねえ」
KP(みちを)
何か舞に話すのかな?
葛西 文人(ミナカミ)
屋敷に戻る道中で良いかな……と思ったけど今話していいならなんか話そか
KP(みちを)
今でもいいし、まぁタイミングはいつでも。任意です。
葛西 文人(ミナカミ)
じゃあ話しとこう 「あー……ええと、舞さん」
鉤之里 舞(みちを)
「……あ、ごめんなさい。長いこと……」 葛西さんに声をかけられて、振り返りました。
葛西 文人(ミナカミ)
「こっちこそいろいろ話し込んでてごめん。……えっと、舞さんは事件が起こる前から、いろいろなことを知ってて、罪を犯すっていう大きな決断も下してきたと思う」
葛西 文人(ミナカミ)
「今まで話してくれたことは、嘘のない正直な内容だと信じてる」
葛西 文人(ミナカミ)
「その上で、他に何か気になるとことか、舞さん自身のこと、家族のこと、屋敷のこと……抱えているものはないかな」
鉤之里 舞(みちを)
「抱えて、いるもの……?」
葛西 文人(ミナカミ)
「あの装置は1回きりしか使えない。リスクは可能な限り減らしたい。何かあるなら出してみてほしい」
鉤之里 舞(みちを)
「……? ……いいえ。今回のこと以外には、なんにも……」
鉤之里 舞(みちを)
「私たちは、ずっと一緒にここにいて……お義父さんに引き取られて、玲二さんや安藤さんと暮らして……ただ、それだけで幸せで……ほかにはなにも」
葛西 文人(ミナカミ)
「……江龍さん、玲二さん、安藤さん、舞さん、游さん。この五人で一緒に暮らして、食卓を囲んだりした?」
鉤之里 舞(みちを)
「いました! 游も、一緒です。ずっと」
鉤之里 舞(みちを)
「どうしてそんなこと……」
葛西 文人(ミナカミ)
「じゃあ、なんで安藤さんは舞さんだけを心配していたんだ? 事件が起きている間も、游さんのことは一度も口にしなかった」
鉤之里 舞(みちを)
「それは……だって。安藤さんは、游のことを見て、くれ、なくて…………ううっ……」
鉤之里 舞(みちを)
舞は頭を抱えて、その場にへたりこみます。
鉤之里 游(みちを)
「舞!」 支えに行く
葛西 文人(ミナカミ)
「……ごめん。酷なことを聞いたかもしれない」
葛西 文人(ミナカミ)
「でも、明らかにしておきたいことなんだ」
葛西 文人(ミナカミ)
精神分析……できます……?
KP(みちを)
してもいいですが、はっきり言いましょう。
KP(みちを)
舞には、それは無意味です。
葛西 文人(ミナカミ)
はわわ
東陽 伊鶴(しこん)
つまり游ちゃんに…?(沼
KP(みちを)
游にも無意味です。
葛西 文人(ミナカミ)
じゃあなんか……フレーバー程度に精神分析めいたヨシヨシをしよう……
佐直 翠子(ササニシキ)
「……どういうことなんだろうね?」 このただならぬ様子……(そっと支えに行きつつ
楽部 凛々(蟹)
思い込んでるなら心理学してもあんまり意味ないかねえ
葛西 文人(ミナカミ)
(……だめか。まあ、解決が必須の事項ではないし、これ以上突っ込むのはやめておこう……)
KP(みちを)
そうですね。舞と游には、精神的な処方は不可能だと感じてもらえれば。
楽部 凛々(蟹)
了解でっす!処理ありがとう!
葛西 文人(ミナカミ)
サンキューKP! 時間とらせてすまない!
KP(みちを)
いえいえ!疑問が晴れたのなら幸いです。
楽部 凛々(蟹)
「楽譜とったどー!」きっとなんやかんやしてる間に回収したんだ 行こうぜ音楽室
KP(みちを)
楽譜OK。きっともろもろは道中だったのでしょうね。
佐直 翠子(ササニシキ)
「ほいほい。装置はこちらに」 バッチリ持っております
鉤之里 游(みちを)
游は舞を支えながら歩いたでしょう。心配そうに。手を繋いで引いたり、時折ぎゅっとしてた。
佐直 翠子(ササニシキ)
そんな二人を気にかけたりもしていた…
東陽 伊鶴(しこん)
「…葛西さんに話すの任せちゃってすみません」舞ちゃんと游ちゃんの様子見つつ小声で言った 話すのこっちも勧めてたので…
葛西 文人(ミナカミ)
「……こっちもごめん。もう少し話し方を考えたらあんなに傷つけなくて済んだのに」
鉤之里 舞(みちを)
「…………游は、私と、ずっと……」 支えられながら歩いていたよ。

音楽室

楽部 凛々(蟹)
「演奏は舞ちゃんに任せた方が安心よね。自慢の腕前はもう知ってるもの。」
楽部 凛々(蟹)
「そ、そういえば游ちゃんは演奏できるの?? まさか双子そろって高スペック??」
鉤之里 游(みちを)
「ええ、できますよ。舞と一緒に習いましたから」
楽部 凛々(蟹)
「くう!! 安定のカワイイスペックの高さ!!! ダブル演奏で世界デビューでもするわけ!? 応援したくなっちゃうじゃない!!」
楽部 凛々(蟹)
「カワイイ事実は置いといて」
葛西 文人(ミナカミ)
「出てる、中身出てる出てる」
楽部 凛々(蟹)
「元からカワイイ中身がどうかした?」
佐直 翠子(ササニシキ)
「もう私らには隠さんでいいんじゃないかね」 ははは
鉤之里 游(みちを)
「ありがとうございます。……そうですね、もし一緒に生き残れて……今の生活は、こんなことになってしまったけれど……この先もきちんと生きていけるなら」
鉤之里 游(みちを)
「舞と一緒に、ピアノが弾けたらいい」
東陽 伊鶴(しこん)
「ラブリンちゃんにはそういう一面があるって私達知っちゃいましたしね」はは
楽部 凛々(蟹)
「ふふん! あの腕前ならあとは自分でチャンスを掴み取るっきゃないわよ!」
鉤之里 舞(みちを)
「……游……」 きゅっ……っとちいさく、それでいて嬉しそうに微笑みながら、妹の手を握った
佐直 翠子(ササニシキ)
微笑ましく見守りつつ「……さて、と。急ぎだからね。ぼちぼち演奏をお願いしようか」
楽部 凛々(蟹)
「そのためにもこのスカポンタンな楽譜の演奏をしてもらうってわけなんだけど……うーん、どっちかに弾いてもらったほうがいいのかしら?」
楽部 凛々(蟹)
「改めてみてもマジ理解できないわー……ええ、これ考えたやつ美的センス大丈夫なの?」
葛西 文人(ミナカミ)
「連弾は出来ないのか?」
鉤之里 舞(みちを)
「あの……それなら、一緒に弾きます。一応、連弾もできると思うんです、これ……」
鉤之里 游(みちを)
「うん、そうだね。できそう。できる」 楽譜を見ながら 「変わってるから、ちょっと難しいかもしれないけど。いけます」
楽部 凛々(蟹)
「まももな楽譜じゃないから……できるの? それなら一緒にお願いしていい? 」
鉤之里 游(みちを)
「はい。わかりました」
佐直 翠子(ササニシキ)
「連弾か……いいね。それじゃあ頼むよ」
東陽 伊鶴(しこん)
「連弾でも出来そうなんですね!」素直にすごいなぁとなる
楽部 凛々(蟹)
楽譜を二人に渡しましょうかね
KP(みちを)
舞と游は音楽室のグランドピアノに座り、楽譜を所定の位置へ備え。
楽部 凛々(蟹)
「装置とやらはどのあたり置けばいいのかしら?」と皆には相談したり 準備したり
佐直 翠子(ササニシキ)
「この辺かね」 雑
KP(みちを)
そんなんでいいです(雑)
東陽 伊鶴(しこん)
ふふっ
佐直 翠子(ササニシキ)
では良い感じの位置に置きました(コトッ
KP(みちを)
設営完了ですね。
鉤之里 舞(みちを)
双子らしく息の合ったタイミングで、舞と游は音色を奏で始めます。
鉤之里 游(みちを)
もし楽譜を素直に演奏しただけなら、それは極めて不愉快で、それでいて背筋に悪寒が走るような不気味な旋律となるはずのものですが
鉤之里 舞(みちを)
舞と游はそれでいてなお。その謎めいた戦慄をどこか美しく、儚げに。
鉤之里 游(みちを)
音を繋ぎ、紡ぎ、投げ合い、寄り添わせて。悲しげな響きの中に、確かな音楽を創り出していく。
鉤之里 舞(みちを)
2人は時折視線を交わしながら
鉤之里 游(みちを)
絆を確かめ合いながら、互いを意識しながら。
鉤之里 舞(みちを)
それは幸福に────演奏をしていました。
音楽の中、水晶の装置は光り輝いて起動する。
すべてが光に包まれ、全員の視界が白く染まる。

何かが見える。何かが聞こえる。次第にはっきりと。そう、あれは────



                to be continued…