???
KP(みちを)
終焉が近い。
KP(みちを)
ザーダ=ホーグラ近辺の樹木は枯れ、あらゆる物体が徐々に神に向かって落下するように吸い上げられていく。
KP(みちを)
地面は不規則に揺れ、島全体が鳴動する。
KP(みちを)
嵐は止んでおり不気味なほどに風はない。雲は島を避けるように周辺海域上で渦巻き、太陽を遮る。
KP(みちを)
その状況下、一縷の望みを賭けて生存者たちは『神鎮めの標』を起動した。
KP(みちを)
舞と游の奏でるその音色を以て。
KP(みちを)
その光が切り開くのは未来か、はたまた──
KP(みちを)
それは江龍の隠し部屋で見たものと似た、何らかのビジョン。
KP(みちを)
病院の個室。
KP(みちを)
ベッドに座る10にも満たない少女と、医師と思しき白衣の男性の会話。
医師(みちを)
「舞ちゃん、あのね。游ちゃんは……」
少女(みちを)
「……違うよ」
少女(みちを)
「どうしてそんなこと言うの……? 游はここにいるでしょ先生」
少女(みちを)
「ね、游。だって、游が助けてくれたんだよね。だから私も生きてるんだから」
少女(みちを)
「そう……先生。言うの忘れてたの。游のぶんのベッドは? どうして1つだけなの? 双子だから?」
少女(みちを)
「家だと二段ベッドだったんだけど、ここにはない……かなぁ。そうだよね、病院だもんね。わかってるよ游」
医師(みちを)
「……舞ちゃん、それは……」
医師(みちを)
「無理もないと言えばそうかな……やれやれ。手強そうだぞ、これは」
KP(みちを)
孤遠島・鉤之里邸の前で。
KP(みちを)
江龍と、先ほどの少女──舞が話す。
鉤之里 江龍(みちを)
「ここが君の新しい家だよ。舞」
少女(みちを)
「すっ……ごい……ですね。おっきい……これが……家……!? こんなの、初めて見た……ねぇ、游?」
鉤之里 江龍(みちを)
「…………ああ、そうだった…………游もね。部屋も用意してある。ベッドは……二段の物を運ばせてあるが。それで良かったかね?」
少女(みちを)
「……! 二段ベッドだって、游! ありがとうございます、鉤之里さ──ええと。江龍、さん……? ちがう、そうじゃなくて……もう! 笑ってないで一緒に言ってよ、游」
少女(みちを)
「ありがとう、お義父……さん」
鉤之里 江龍(みちを)
「…………ああ。お安い御用だよ。困ったことがあったら、なんでも言いなさい」
鉤之里 江龍(みちを)
「…………」
鉤之里 江龍(みちを)
「双子の妹……か……」
KP(みちを)
鉤之里邸・江龍の部屋。
KP(みちを)
背後から殴り倒した江龍(玲二)を見て、舞と誰かが話す。
鉤之里 舞(みちを)
「……!! わ、私……なんて……こと……」
???(みちを)
「──舞」
KP(みちを)
それまでそこに影も形もなかった。
KP(みちを)
その場に突如として形作られ、現れ出でた存在が、舞の肩に手を乗せる。
KP(みちを)
舞に寄せたその顔は、舞と全く同じもの。
鉤之里 游(みちを)
「仕方なかった……お義父さんは……恐ろしいことをしようと……」
鉤之里 舞(みちを)
「で、でも……游……! け、警察に……」
鉤之里 游(みちを)
「信じてもらえないよ……! お義父さんが怪しい儀式をしていたから怖くて殺しましたって……そんなこと、信じてもらえない」
鉤之里 游(みちを)
「こうなったらもう、私たちで……なんとかするしかないよ。舞……」
鉤之里 舞(みちを)
「なんとかするって……」
鉤之里 游(みちを)
「……生贄を先に……その。殺しておけば……到来を遅らせられるって、お義父さんは……」
鉤之里 舞(みちを)
「それって……そんなこと……!」
鉤之里 游(みちを)
「舞……私も一緒だから。ね……ずっと一緒だから。私はどこまでもついていくよ、舞……」
KP(みちを)
それを最後に、水晶のビジョンは終了し、探索者たちの意識は元に戻る。
音楽室
KP(みちを)
気付けば水晶は輝きを失っていき、完全に沈黙していました。
KP(みちを)
その場には一目見て「神を鎮めるもの」と認識できるような存在が招来された様子はなく、元通りの音楽室があるだけですが……
佐直 翠子(ササニシキ)
「…………」 見たビジョンをゆっくり反芻して、しばらく黙ってたかな……
葛西 文人(ミナカミ)
「……何か、変わったか?」 辺りをキョロ……と見た
鉤之里 舞(みちを)
「今の……私……?」 舞は困惑するばかり。
佐直 翠子(ササニシキ)
「パッと見では、特には?」
佐直 翠子(ササニシキ)
外の様子は分かります?
東陽 伊鶴(しこん)
「今のは……」ちなみに游ちゃんどんな様子でしょう
楽部 凛々(蟹)
「これを演出したやつ、相当底意地わっるいわね!」腕組み感想
KP(みちを)
外の様子は変わりありません。島は神によって浸食されようとしている。
KP(みちを)
游は…
鉤之里 游(みちを)
舞と同様の表情を浮かべながらも
鉤之里 游(みちを)
「……思い……出した」
鉤之里 舞(みちを)
「游……?」
鉤之里 游(みちを)
「私……もう、行かないと」
鉤之里 游(みちを)
「……さよなら。ごめんね、舞」
鉤之里 舞(みちを)
「游……?」
鉤之里 舞(みちを)
「游! 待って!」
KP(みちを)
游は部屋を飛び出していきました。
佐直 翠子(ササニシキ)
「……游ちゃん!」
KP(みちを)
舞はその後を追っていきます。
葛西 文人(ミナカミ)
2人の後を追っていけますか?
KP(みちを)
みなさんは2人を追うのか、はたまたこの場に残るのか。
KP(みちを)
はい。この先は、大切な選択になるでしょう。
佐直 翠子(ササニシキ)
翠子は……追いますよ!
楽部 凛々(蟹)
「そういう配役!? アタシを端役になんてさせんじゃないわよ!!」追いかけます
KP(みちを)
悔いが残らないように行動し、選ぶとよいでしょう。
東陽 伊鶴(しこん)
追っていくかな
葛西 文人(ミナカミ)
分かりました。追います。
KP(みちを)
全員で游と舞を追う。
孤遠島
KP(みちを)
既に外では樹木や岩が浮き上がり、その間で神の触手がうねり、天変地異の様相を呈している。
KP(みちを)
浮かび上がった緑は朽ちて瞬く間に灰となっていく。
KP(みちを)
島は徐々に重力を忘れつつあり、地形すらも大きく変わっています。
KP(みちを)
まるでこの場所が根本から作り変えられ、地球ではなくなっていくかのようです。
KP(みちを)
そんな中を、皆さんは走る。
KP(みちを)
舞と游は、島の上空に座する神をのぞめる崖の淵に立っていました。
KP(みちを)
舞が游の腕を掴み、崖に身を乗り出そうとしている游を引き止めているようです。
鉤之里 舞(みちを)
「……! 来ないで!」
鉤之里 游(みちを)
「……! みなさん……!」
葛西 文人(ミナカミ)
「……何をしようとしているんだ?」
楽部 凛々(蟹)
「行かなきゃどうする気よ!!?」
東陽 伊鶴(しこん)
「崖!危ないですよ!」
佐直 翠子(ササニシキ)
「……そのままじゃ、最悪二人とも落ちるよ。一回落ち着いて、一歩引きな」
鉤之里 游(みちを)
「私……思い出してしまったから……自分のこと……しなきゃならないこと……!」
葛西 文人(ミナカミ)
「あれを鎮めるのは自分だ、とでも?」
楽部 凛々(蟹)
「游ちゃんが神を鎮めるっての!?」
鉤之里 游(みちを)
「はじめから……ここに私はいなかった。私は……」
鉤之里 游(みちを)
ザーダ=ホーグラを見上げる。
鉤之里 游(みちを)
「神様は……あの殻からは出たくないんだって。鬱陶しいと唸っていた。だから私は……あの殻を元の場所に戻すためにここに来た」
鉤之里 游(みちを)
「……舞の妹じゃなかった。私」
鉤之里 舞(みちを)
「違う……違う! 游は私の、双子の妹! ずっと前から、ずっと一緒に、この島で……!!」
楽部 凛々(蟹)
「役目はあったからここへ来たね……游ちゃんの姿を選んだのはなんで?」
鉤之里 游(みちを)
「それは……わからない。まだ私は完全に、そうなってない」
鉤之里 游(みちを)
「今の私じゃ、止めることもできない」
佐直 翠子(ササニシキ)
「何がトリガーになってあの時に姿を現したのか、気になるところではあるね」 でも分からないのか~
鉤之里 游(みちを)
「戻らないと。本当の……私に。そのために……人としての私は、ここで終わりにしないと」
鉤之里 游(みちを)
「それでみんな助かる。……舞も。だから」
KP(みちを)
游は自分の使命を思い出している。
KP(みちを)
自分が死ぬことで、自分の中の何かが目覚めることを確信している。
鉤之里 舞(みちを)
「だめぇ!!」
鉤之里 舞(みちを)
「一緒じゃなきゃ、意味なんてないの! 一緒に生きていないと、だめ……! お願い、游……一緒にいて……!」
鉤之里 舞(みちを)
舞は懇願し、游の手を離さない。
KP(みちを)
探索者は、選ぶことになります。
KP(みちを)
ここで游を望む通りにさせるのか。
KP(みちを)
または、舞の望む通りにさせるのか。
KP(みちを)
島は滅びの一途を辿り、それはやがて世界全てに波及していくことでしょう。
KP(みちを)
江龍が招いた救済が始まろうとしている。
KP(みちを)
行動を宣言してもらえれば、それを実行に移す処理を行います。
楽部 凛々(蟹)
「使命だ終わらせるだ、まあご大層なことを言ってるがなあ……游ちゃん(仮)」
楽部 凛々(蟹)
「てっっめえええええ!! 舞ちゃんに散々夢みせといた上でなあに勝手にヒロイックしてやがんだこの性悪のアマがあああ!!」
楽部 凛々(蟹)
思わずポケットの拳銃を地面へ叩きつけました 誰でも使っていいよ()
鉤之里 游(みちを)
「ご、ごめんなさい……」 ヒィ
鉤之里 舞(みちを)
「……!?」 銃……!?って顔した
楽部 凛々(蟹)
「しかもそのポジション選んだ理由なんぞ分からんじゃと!? ん?? 忘れたとかいったか!??」
楽部 凛々(蟹)
「舞ちゃんが何年その喪失抱えながらも懸命に生きとった思っとんのじゃあああ!!!!!!!!!!」
楽部 凛々(蟹)
「それでなんのフォローもなしに世界救うだあ!? いま!! 目の前に!! いる!! 一人の女の子の心も救えねえヤツがぬかすんじゃねえよ外道!!!!!!!!!!!!」
佐直 翠子(ササニシキ)
「言うねぇ……」 横でハハハ……って顔してるオバチャン
鉤之里 游(みちを)
「…………本当に……そうです。私なんか、現れなければ……」 返す言葉もなく、しょぼ……ってなりました。
葛西 文人(ミナカミ)
「もはやアイドルのアの字もない……ヤクザだ……」
東陽 伊鶴(しこん)
「あわわ…」
楽部 凛々(蟹)
「そして舞!!!!!」まだあった
楽部 凛々(蟹)
「そんなド外道がてめえの大事な游ちゃんなのか!?」
鉤之里 舞(みちを)
「游は游です! ここにいてくれる游が……游です!」 舞も負けじと怒ります
楽部 凛々(蟹)
「長年思い続けて失ったものが戻ってきた……すがるのはわかる……正直泣ける でもな……」
楽部 凛々(蟹)
「それ、游を裏切ってるってわかってやってんの?」
鉤之里 舞(みちを)
「放っておいてください! 誰が何と言おうと……私は游を選びます! 誰にも、私の游を奪わせない……!」
楽部 凛々(蟹)
「へえ……つまり舞ちゃんはこう言いたいんだ」
楽部 凛々(蟹)
「『私が死ぬのは游のせいだーって。私は貴方を思い続けて死ぬけど、それは游のためだから死んでも覚えておいてね。』」
楽部 凛々(蟹)
「尽くすだけで隣にいられるとか、ラブなめてんのアンタ?」
鉤之里 舞(みちを)
「……離れない。離さない。絶対に……!」
鉤之里 舞(みちを)
「私と游は、一緒。ずっと一緒。いつまでも、ずっと、ずっと……!」
鉤之里 舞(みちを)
『双子の妹』に対する彼女の妄執は、ある種の狂気となっていました。
佐直 翠子(ササニシキ)
「……………アレは折れる気ないだろうね」 他の3人にだけ聞こえるように
楽部 凛々(蟹)
「そう、わかったわ。アタシの答えも決まった」翠子さんを見て頷きます
楽部 凛々(蟹)
「葛西さんと伊鶴ちゃんは……」意思確認はしときたいですね
葛西 文人(ミナカミ)
「僕は、游さん……と言っていいのか怪しいけど。そっちの使命を叶える方を取るよ」 小声
東陽 伊鶴(しこん)
「………」 「でも、このままだと皆危ない…のですよね」
東陽 伊鶴(しこん)
「でしたら、游ちゃんの使命を果たしてあげたい…です」
楽部 凛々(蟹)
「オッケー 自分の未来、ぶん取ってやろうじゃない」拳銃拾いあげましょうかね
葛西 文人(ミナカミ)
「……仮にもアイドルが、撃つのはまずくないか」
楽部 凛々(蟹)
「……オフレコじゃダメ?」
佐直 翠子(ササニシキ)
「…………まあ、相手は人間じゃないからねえ……犯罪としてはノーカンか……?」
葛西 文人(ミナカミ)
「オフレコにしたところで、こういうのは引きずるだろ。笑顔に影響が出たらどうするつもりだよ」 開けた手を差し出しますね
楽部 凛々(蟹)
「え!? 陰キャが!?」
佐直 翠子(ササニシキ)
「……おや」 その様子を見てちょっと笑います 「お前さん、いい男だねえ」
葛西 文人(ミナカミ)
「なんなんだよその反応……僕だって色々思うところはあるんだ」
楽部 凛々(蟹)
「陰キャのくせにカッコいいとこあるじゃんって?」空いた手に拳銃を渡して、手はのせたまま
楽部 凛々(蟹)
「ま、全部は背負い込ませる気ないから。一蓮托生よ」離し
葛西 文人(ミナカミ)
「全然、カッコよくはないんだけどな……」
楽部 凛々(蟹)
「よろしく葛西先生」離れた手はちょっと震えてた かもしれない
葛西 文人(ミナカミ)
「うん」
葛西 文人(ミナカミ)
銃を手に、游さんの方をまっすぐに見ます。
佐直 翠子(ササニシキ)
「……それじゃあ、お前さんに頼もう。悪いね、汚れ役を任せちまって」
佐直 翠子(ササニシキ)
舞ちゃんを離して押さえておくなどの行動はできますか? >KP
鉤之里 舞(みちを)
「……!」 皆から游を隠すように立つ。
KP(みちを)
はい。可能です。舞は普通の女の子です。大人二人もいれば判定なしで抑えられるものとします。
葛西 文人(ミナカミ)
「……個人のメンタル面については、楽部さんが言ってくれたからいいとして。ていうか僕からそういうことについて言えることはないんだよな。元からそう言うことにあんまり頓着がなくて」
葛西 文人(ミナカミ)
「正直に言うと、僕はあなたがうらやましいよ」
佐直 翠子(ササニシキ)
じゃあ伊鶴ちゃんあたりに目配せして、二人で舞ちゃんを押さえに行きたいです……!
KP(みちを)
わかりました。
東陽 伊鶴(しこん)
おさえたいです…!出来たら視界も防ぎたい…
KP(みちを)
翠子さんと伊鶴ちゃんは、舞を両側から押さえ、游から引き離すことができます。
葛西 文人(ミナカミ)
「あなたには大切な使命があって、それを思い出して、それを実行できる境遇にある」
佐直 翠子(ササニシキ)
「…………酷な事をして、悪いね」
鉤之里 舞(みちを)
「……!! 来ないで、やめて! いやっ! 離してください! いや、游が、游が……!!」
鉤之里 舞(みちを)
舞は懇願しますが、あまり力のある方でもないので。引きはがされるでしょう。
佐直 翠子(ササニシキ)
「……このまま放っておいて『救済』とやらが完遂されてしまったら、海の向こう岸で待ってる私の大事な部下たちも、巻き込まれることになるんだよ、きっとね。ここにいる五人だけの話じゃあないのさ」 六人とは言わない
葛西 文人(ミナカミ)
「それはすごく幸運なことだ。ヒトの大半は、やりたいこととやれることが違っていて、理想と現実の違いに何かしらの折り合いを付けながら生きている」
東陽 伊鶴(しこん)
「……っごめんなさい!」引き離して、ぎゅっと押さえた
鉤之里 游(みちを)
「……どうなんでしょう。私は」 葛西さんの言ったことには 「正直……思い出さずにずっと……舞と一緒に暮らせたらって。今でも思っていますから。私」 力なくほほえんで
葛西 文人(ミナカミ)
「でも、今はそれを捨ててでも成さなければならないことがある、だろう?」
鉤之里 游(みちを)
「苦しいです。とっても」
鉤之里 游(みちを)
游は震えながら、崖の淵に立ち続けている。
鉤之里 游(みちを)
「それから……怖いです」
佐直 翠子(ササニシキ)
「……」 舞ちゃんを押さえながら、游ちゃんと葛西さんのやり取りを聞いてる
鉤之里 游(みちを)
「私は使命に逆らえない。ただ……それだけだから」
KP(みちを)
游は目を閉じて、葛西さんを待つでしょう。
葛西 文人(ミナカミ)
「いろいろなことを考えた中学時代、僕の将来の夢は総理大臣だった。半ば使命感のようなものがあった。残念ながら、諦めたけどね」
葛西 文人(ミナカミ)
「例え逆らえないものでも、苦しいものでも、怖いものでも、成すべきことを成せるのは生物として幸福なことだよ」
鉤之里 游(みちを)
「……ありがとう、葛西さん」
鉤之里 游(みちを)
「私は幸せだった。そう……信じたいです」
葛西 文人(ミナカミ)
「あなたが使命を果たす手伝いを出来るのは喜ばしいけど、同時にうらやましいし妬ましい。みっともない嫉妬がかなり混ざってる」
鉤之里 舞(みちを)
舞は2人のやりとりを見ながら、全力で抜け出そうとしている。(抜け出せない)
葛西 文人(ミナカミ)
「……決して綺麗な気持ちで送り出せるわけじゃないことは悪く思う。けど、これで妥協してくれ」
葛西 文人(ミナカミ)
まっすぐに銃を向けますが、その照準は震えていました。
KP(みちを)
そうでしょう。一般人が持つものではないのですから。
KP(みちを)
しかし、それで問題はありません。
KP(みちを)
引き金を引く意志さえあれば。游に当てるという決意があれば。
楽部 凛々(蟹)
葛西さんの背中叩いときましょう。目は逸らさんよ
KP(みちを)
放たれた弾丸は、それに答えます。
佐直 翠子(ササニシキ)
銃を向けた時から舞ちゃんの抵抗が強くなりそうなので、ちょっと唇を噛みつつ力を強めました
葛西 文人(ミナカミ)
「…………」
鉤之里 舞(みちを)
「まって、やめて、游……! いや、いや……! ひどい、ひどいよ、みんな……!!」 舞は焦りを覚え、懸命に
葛西 文人(ミナカミ)
「……行ってらっしゃい」
葛西 文人(ミナカミ)
精一杯の笑顔を浮かべて、それから、游さんに向かって撃ちます。
KP(みちを)
ダブルアクションでハンマーが落ちる。
東陽 伊鶴(しこん)
舞ちゃんをぎゅうっとしっかり押さえてる 見ないで
KP(みちを)
火薬の炸裂とともに、銃と弾丸に施された魔術が発現する。
佐直 翠子(ササニシキ)
視界を上手いこと塞ごう 銃声は聞こえてしまうが
KP(みちを)
弾丸はそのままなら外れていたはずですが、ぐっと小さく軌道を変え
KP(みちを)
游の心臓を貫きました。
鉤之里 游(みちを)
弾丸の運動に押し出された游の体は、そのまま崖下へと転落していく。
鉤之里 游(みちを)
最期の一瞬、見えたその表情は。
鉤之里 游(みちを)
人としての鉤之里游の、安らかな笑顔でした。
鉤之里 舞(みちを)
「游ーーーーーー!!!」
KP(みちを)
舞の悲鳴が響き渡る。
KP(みちを)
辺り全てが沈黙し、その後
KP(みちを)
異様な空気が満ち始める。
KP(みちを)
その場にいた全員の生存本能が刺激されます。
KP(みちを)
ここにいてはまずい。
KP(みちを)
離れなければ。可能な限り遠くへ……と。
KP(みちを)
というわけで、逃げた方がよいでしょう。
KP(みちを)
ですがその逃げ方は考えた方がいいでしょう。
KP(みちを)
余計なものを見たくないなら、わき目も振らずに逃げること。
KP(みちを)
もしそうではないのなら、何か見るかもしれません。
楽部 凛々(蟹)
「やばい なんか分かんないけどヤバイ気配がめちゃくちゃする」ざわざわ
佐直 翠子(ササニシキ)
「同感だよ」 押さえてた舞ちゃんをそのまま引っ張るようにして逃げたい
葛西 文人(ミナカミ)
「…………」 銃を持った腕を震わせていた(適当に発破かけてくれると助かる)
東陽 伊鶴(しこん)
「…っ急いで離れましょう!」
楽部 凛々(蟹)
「逃げるわよ! ほら葛西君も!!!」いっったいくらい背中叩きました
鉤之里 舞(みちを)
舞は震えて固まってるので、適当に引っ張って行くなりおぶるなりどうぞ
佐直 翠子(ササニシキ)
引っ張ってくから!
葛西 文人(ミナカミ)
「いっっっった!!!!!! ゴリラか!? ゴリラなのか!?!?!???」
佐直 翠子(ササニシキ)
「……生きなくちゃだよ。今の『游ちゃん』だった子のためにも、本当の『游ちゃん』のためにもね」 ぐいぐい
楽部 凛々(蟹)
「てめえええええ!!!誰がゴリラ……ん?確かゴリラって有名ブランドのマスコットにもなって一躍活躍してるわね? ブランドマスコットにもなれる素質があるだなんて葛西君も洒落たこと言うじゃない!!」ポジティブ
楽部 凛々(蟹)
「いいから逃げんのよ!!!」
東陽 伊鶴(しこん)
「そうです、あの游ちゃんは舞ちゃんが生きてくれることを望んでたのですから…ッ」
葛西 文人(ミナカミ)
「……楽部さんが芸能界で生き延びられてる理由がなんとなくわかるよ」 言いつつ逃げていきましょうね
KP(みちを)
では全員、逃げる。後ろを見たい人は?
佐直 翠子(ササニシキ)
前を見てわき目もふらず逃げます!!!!!!!!!!
東陽 伊鶴(しこん)
見ないで逃走します!
楽部 凛々(蟹)
ラブリンは前しか向かねえ!振り向かねえ!!!
葛西 文人(ミナカミ)
葛西的には気になるだろうけどまあそこはPL権限で振り向かず逃げます
KP(みちを)
わかりました。
KP(みちを)
それでは、この後……PC達は目撃しませんでしたが、島では次のようなことが起きたのでした。
崖下に倒れ伏した遺体は瞬く間に黒く染まり、泡立ち、膨れ上がる。粘性を帯びた黒い物体が広がり、徐々にまとまっていく。
漆黒の塊は3本の脚で立ち、鉤爪のある一対の腕、顔のあるべき所には長く伸びた赤い触手。
游の偽りの命は失われ、『月に吠えるもの』が覚醒する。
『月に吠えるもの』は低く啼くような音を発し、それに呼応するように様々な姿の下級の異形の神が数体呼び出される。
連結された黒緑色の四角錐の塊。腐敗した肉が形作る円柱。巨大な、回転する結晶状の像──
それらの存在が神を鎮める音色で歌う。
どこか悲しく、儚く。あのピアノの音色にもどこか似て。
上空の神はその動きを止める。
『月に吠えるもの』は周辺を血濡れにするかのような赤い光を発する。
やがて線状に収束した不浄な破壊の光はザーダ=ホーグラの触手を貫き、爆散させていく。ひとつ、またひとつ、と。
全ての触手は砕け散り、最後に残ったザーダ=ホーグラ本体にも赤い光が浴びせられる。
本体は黒い球体にまで押し返されていき、激しい爆発を伴って破裂し、消滅。
暴力的なまでの光と共に炸裂した最後の爆発は、島の表層全てを吹き飛ばしていく。
森も。岩肌も。建物も。何もかもを。生き残った探索者も破壊の波に巻き込まれる。
体が舞う。瓦礫と共に宙を舞う。
意識が薄れていく。
島の中央に佇む巨大な異形────その姿がほとんど夢のように見えたことは、人間にとっては幸いだった。
+ |
一方雑談窓では |
佐直 翠子(ササニシキ) もうBGMが凄惨の予感
葛西 文人(ミナカミ) アッ……
東陽 伊鶴(しこん) スッ
佐直 翠子(ササニシキ) イラストあーーーーーーーーーーー!!!
葛西 文人(ミナカミ) しこん!!!!!!!!!!!!!!!!
佐直 翠子(ササニシキ) え、すごい
東陽 伊鶴(しこん) ッスゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
楽部 凛々(蟹) わーーーーー背景!!
葛西 文人(ミナカミ) (献花)
楽部 凛々(蟹) しこんさーーーん!!!(おはか
佐直 翠子(ササニシキ) しこんさーーーーーーーーーん!!!!!!!
東陽 伊鶴(しこん) 月に吼えるモノさん!!!!!!!!!!!!!!!!11!!!!!!!!!!!!111111111111111111
葛西 文人(ミナカミ) 背景すごいなーーー
佐直 翠子(ササニシキ) クリーチャーが顕現してるよ……すごい……
楽部 凛々(蟹) やあ~~~これは振り返りたさあったなあ!!
葛西 文人(ミナカミ) ニャが……こちらサイドだと……と二度見してる
東陽 伊鶴(しこん) ニャだからな………
佐直 翠子(ササニシキ) 神話生物博覧会みたいになってる 1d100だ
楽部 凛々(蟹) もう情とかでなくホントに使命としてやってるんだろうなあ
KP(みちを) 【1d20/1d100】です目撃
佐直 翠子(ササニシキ) これ探索者たち無事か?
葛西 文人(ミナカミ) ヒューーーーーー
佐直 翠子(ササニシキ) ヒャーーーーーーーーーーーーーーーーー >減少量
東陽 伊鶴(しこん) んん^~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~❤
楽部 凛々(蟹) それが3回くらいやらせて貰えるのかと思ってたから少し優しかった
葛西 文人(ミナカミ) ccb<=29 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=29) → 18 → 成功
葛西 文人(ミナカミ) 1d20
Cthulhu : (1D20) → 5
葛西 文人(ミナカミ) なぜ?
佐直 翠子(ササニシキ) つよい
東陽 伊鶴(しこん) じわ
東陽 伊鶴(しこん) 覚悟決まってたじゃねぇか
佐直 翠子(ササニシキ) 生き残ってる 29で 直葬を引いて
楽部 凛々(蟹) ccb<=37 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=37) → 44 → 失敗
楽部 凛々(蟹) 1D100 きれいになろう
Cthulhu : (1D100) → 65
楽部 凛々(蟹) きれいになった
佐直 翠子(ササニシキ) ふ、吹き飛ばされてる!!
葛西 文人(ミナカミ) 蟹さん!! おめでとう!!
東陽 伊鶴(しこん) ccb<=27
Cthulhu : (1D100<=27) → 53 → 失敗
東陽 伊鶴(しこん) 1d100
Cthulhu : (1D100) → 30
佐直 翠子(ササニシキ) ccb<=54 SAN
Cthulhu : (1D100<=54) → 8 → スペシャル
佐直 翠子(ササニシキ) 1d20
Cthulhu : (1D20) → 15
佐直 翠子(ササニシキ) 生きてる。
東陽 伊鶴(しこん) SAN-3ですね…
佐直 翠子(ササニシキ) 伊鶴チャーーーーン!!!
楽部 凛々(蟹) -28だぜ やったね
佐直 翠子(ササニシキ) ラブリンちゃんも吹き飛んでんな
葛西 文人(ミナカミ) 伊鶴チャン!!
佐直 翠子(ササニシキ) イヤッ……生き残り2人とかになるじゃん
佐直 翠子(ササニシキ) 一方メインでも我々は吹き飛ばされていた
佐直 翠子(ササニシキ) どうなるの……
楽部 凛々(蟹) でも游ちゃんの件も含めて、振り返るような理由なかったからなラブリン……
葛西 文人(ミナカミ) ここで1d5か?(ない)
佐直 翠子(ササニシキ) イヤッッッッ!!!!
東陽 伊鶴(しこん) らめぇ!!
東陽 伊鶴(しこん) 柳さんの5 ほんとつらい
佐直 翠子(ササニシキ) 柳さん、あそこで5じゃなければ欠損を抱えながらも生還できたのかな……
東陽 伊鶴(しこん) 頭あるからなぁ……
楽部 凛々(蟹) KP的には処理するNPC減って楽にはなるよねあそこの退場
東陽 伊鶴(しこん) ただ足失ってたら逃走フェイズで死にそう
KP(みちを) 柳は5出してなければ生還できる枠だったよ
葛西 文人(ミナカミ) 柳さん!!!!!!!!!!!!!
東陽 伊鶴(しこん) 柳さ
佐直 翠子(ササニシキ) 柳さぁん;;;;;
楽部 凛々(蟹) 1/5引き当てる柳さん持ってるなあ
葛西 文人(ミナカミ) 女神に愛されてますね
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孤遠島
KP(みちを)
みなさんが意識を取り戻した時には、夜が明けて日が昇っていました。
KP(みちを)
空は忌まわしい出来事が嘘のように晴れ渡り、島にはそれと対照的なまでの破壊の爪痕だけが残されていました。
KP(みちを)
船着き場も、道路も、屋敷も。全てがなぎ倒されて、廃墟と化しています。
KP(みちを)
神も、神を鎮めた黒い怪物も、既にその姿はありませんでした。
佐直 翠子(ササニシキ)
「…………いでで」 なんか頭に瓦礫の欠片とかついてそう パラッと落としつつ起き上がりますよ
KP(みちを)
幸いみなさん擦り傷とかの軽傷です。ラッキー。
楽部 凛々(蟹)
「ハッ い、生きてる!? カワイイ? あたしちゃんとカワイイ??」やや混乱が いや素では
葛西 文人(ミナカミ)
「う……うーん……」 軽傷だけど瓦礫のかけらとかそういうのに埋もれてた
東陽 伊鶴(しこん)
「けほっ……皆、いますか…?」
佐直 翠子(ササニシキ)
舞ちゃんは一緒に逃げてたはずなんだ 無事か!?
鉤之里 舞(みちを)
舞もいます。
佐直 翠子(ササニシキ)
良かった;;;;
葛西 文人(ミナカミ)
良かった……
東陽 伊鶴(しこん)
よかった…
佐直 翠子(ササニシキ)
「佐直翠子、無事~」 ひらひらと手を振って伊鶴ちゃんには答えてる
鉤之里 舞(みちを)
何も見ず、誰の声にも答えることもありませんが……ひとまず生きています。
葛西 文人(ミナカミ)
「な、なんとか……無事……」 のそ……と這い出てきた
東陽 伊鶴(しこん)
「よかった…です」
楽部 凛々(蟹)
手鏡……無事か? スマホはどうでしょう?
KP(みちを)
さっきのハチャメチャで流石にぶっ壊れてます。が
鉤之里 玲二(みちを)
「助けは呼んでおいた」
楽部 凛々(蟹)
「NOOOOOOOOOOOOOO」連絡手段ーーー!!
佐直 翠子(ササニシキ)
「舞ちゃん……舞ちゃん……は、これは……」 うん……
鉤之里 玲二(みちを)
全てが砕け散った島に佇むみなさんへ、背後から玲二が声を投げかけました。
楽部 凛々(蟹)
「キェアアアアアアアアアアア!!!? なんで貴様がオルンジャアア!!!?」
鉤之里 玲二(みちを)
衛星電話を片手にね。
佐直 翠子(ササニシキ)
「…………………………お前さんなあ」
葛西 文人(ミナカミ)
「それはどうも。どうせ生きてるだろうとは思ってた」
鉤之里 玲二(みちを)
「言っただろう。儀式を見守っていると。結果的にそれは失敗に終わったようだが。贈り物が役にたったようで何よりだった」
葛西 文人(ミナカミ)
「で、下々の民の悪あがきにご満足いただけましたかね」
佐直 翠子(ササニシキ)
とりあえず舞ちゃんの身体に着いた瓦礫の欠片とかゴミとか払ってあげて 立てるなら立たせてあげて 玲二さんの方見てる
東陽 伊鶴(しこん)
舞ちゃんを支えるようにするね
楽部 凛々(蟹)
「って助けは呼んだ!? つまり助かる!? あと金よこせや玲二この野郎!!!!」
鉤之里 玲二(みちを)
「そうだな、実に興味深かった。人類に江龍の『救い』をもたらすには……いささかもったいない。そんなところか」
鉤之里 玲二(みちを)
「フ。屋敷はこの通りだ。私に自由にできる財産はないよ。助かっただけ幸運だよ、君達は」
佐直 翠子(ササニシキ)
「そうかいそうかい」
KP(みちを)
話しているうち、ヘリコプターの音が近付いてくるでしょう。
葛西 文人(ミナカミ)
「僕たちは帰るとして、あなたはこれからどうするんだ?」
佐直 翠子(ササニシキ)
「……おっと。助けを呼んだって言うのは本当だったみたいだねえ」 上を見る
楽部 凛々(蟹)
「ちきしょう文無しのクセに気取ってんじゃないわよ!!!!」帰ってからの損害計算で涙が出ますね
鉤之里 玲二(みちを)
「ともあれ、江龍への義理も果たした。君達の顛末も見届けた。私はこれで失礼するよ」
鉤之里 玲二(みちを)
と、玲二は一見どこへともなく歩き出します。ヘリコプターに乗る気がないような
楽部 凛々(蟹)
「勝手に帰れバーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!!!」石を投げました
葛西 文人(ミナカミ)
「あなたがこれから人類に害をなさないことを願っているよ」 見送りましょう
佐直 翠子(ササニシキ)
「手品みたいに消えて見せるとでも言うのかい? ……まあ、これから会わないことを祈るよ」 見送る見送る
鉤之里 玲二(みちを)
「とんでもない」 石をキャッチしながら
鉤之里 玲二(みちを)
「人類は興味深い。私はいつでも、人類のことを考えているよ」
楽部 凛々(蟹)
「キャッチしてんじゃないわよ!!!1」
東陽 伊鶴(しこん)
「…一応、あなたも生きててくれてよかったです」とだけ呟いて見送るよ
鉤之里 玲二(みちを)
「迎えに来た私の同胞にも、その考えが浸透することを願っていてくれたまえ」
葛西 文人(ミナカミ)
「それは僕もだ。同じ方向性だと嬉しいけど、多分微妙に違うだろうな」
鉤之里 玲二(みちを)
玲二は、朝もやの中に消えていきました。
佐直 翠子(ササニシキ)
「進んで『良い方面』に手助けしてくれるんだったら文句は無いんだが……」 消えるのを見送りました
楽部 凛々(蟹)
「ゼエゼエ……ふう」煽る相手が消えたので息を整えた
???(みちを)
テケリ・リ!
???(みちを)
テケリ・リ!
KP(みちを)
何か聞こえた気がしますが…気のせいでしょう。
佐直 翠子(ササニシキ)
「っていうか今『迎えに来た同胞』とか言ったね?」 ね?
楽部 凛々(蟹)
「アタシを呼ぶ声が聞こえたわ 待ってくれてるファンのみんなの元にも帰らなくっちゃね!」そう聞こえました、狂気かな?
葛西 文人(ミナカミ)
「はあ……それにしてもヘリ、ヘリかあ……」
佐直 翠子(ササニシキ)
「……まあ、生きてるんだからいいか。細かいことは無し無し」
佐直 翠子(ササニシキ)
更地になった島を見渡して、ハァって溜め息ついて 「……あの子からたまに変な話を聞いてたけど、こういうことだったのかねえ……」と部下に思いを馳せたりした
東陽 伊鶴(しこん)
「多少揺れますが楽しいですよ?」>ヘリ
佐直 翠子(ササニシキ)
「…………もしや怖いのかい?」 >ヘリ
葛西 文人(ミナカミ)
「どこが!? 地獄の乗り物だろ!?」
楽部 凛々(蟹)
「リバースしたら空に放り出すから」
佐直 翠子(ササニシキ)
「地獄って! 大袈裟だねえ」 あっはっは
東陽 伊鶴(しこん)
「そうかな…?」
葛西 文人(ミナカミ)
「出すな出すな! やること出来たんだから帰らせてくれよ!」
佐直 翠子(ササニシキ)
「そいつは良いね。あとで聞きたいから吐かないで頑張って帰りなよ」
葛西 文人(ミナカミ)
うう……ってなりながらヘリから降りてきた梯子を見上げましょう
佐直 翠子(ササニシキ)
笑顔で会話しながら舞ちゃんをね……そっと支えながら運ぶね……
東陽 伊鶴(しこん)
ようやく帽子を見つけて、それを被り直してからヘリに行きましょう!
鉤之里 舞(みちを)
舞は話に参加しませんが……游が願ってくれた命だけは、ただひとつその身に持ち続けている。
生存者は玲二の呼んだヘリによって救助され、危機は去り行く。
事態は観測史上最大の局所的な暴風、あるいは竜巻による未曽有の災害として発表され、処理される。
探索者は、救出やその後の報道には、なんらかの組織が絡んだという噂を小耳に挟むこともあるだろう。
玲二がどこに連絡し、どのように探索者の救助を求めたのか。
真相は定かではない。
過ちに慰めはない。
過去に救いはない。
けれど。
ただ生きている。それだけで
その命を願った誰かの想いは
嘘にならなくて済む。
人類に江龍の切望した救いがもたらされることはなく。
日常が戻ってくる。
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葛西 文人 ミナカミ
佐直 翠子 ササニシキ
楽部 凛々 蟹
東陽 伊鶴 しこん
鉤之里 舞
鉤之里 游
鉤之里 玲二
鉤之里 江龍
安藤 一
大山 志郎
柳 楓
おぐぐん
MUSIC
『Phantom Joke』
UNISON SQUARE GARDEN
『live and die』
XAI
『The Carol of the Old Ones』
『Godzilla: King of the Monsters Original Motion Picture Soundtrack』
『Fate/stay night [Realta Nua] Soundtrack Reproduction』
『Fate/hollow ataraxia Original Soundtrack』
『THE BIG-O ORIGINAL SOUND SCORE for Second Season』
『ウルトラマンネクサス Original Soundtrack~Fight The Future~』
『GODZILLA 星を喰う者 Original Soundtrack』
Special Thanks
ミナカミ(どどんとふ)
尾口町地域振興課
製作・演出総指揮 みちを
原作 『Call of Cthulhu』 H. P. Lovecraft
Chaosium Inc.
KADOKAWA
enterbrain
Produced by Studio Gusokumushi
Thank You For Playing!
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KP(みちを)
というわけで生還です!みなさま、おめでとうございます!お付き合いありがとうございましたーー!!
葛西 文人(ミナカミ)
お疲れ様でしたーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
佐直 翠子(ササニシキ)
おつかれさまでした~~~~~!!!いきてる!!!
東陽 伊鶴(しこん)
お疲れ様でした!!!!
葛西 文人(ミナカミ)
すごい……映画だ……ありがとうKP……生きてる……
楽部 凛々(蟹)
楽しかったーーーーーーーーーーーーーー!!!!おつかれ~~!!
東陽 伊鶴(しこん)
生きてた…………
佐直 翠子(ササニシキ)
んん~~~~~豪華な映画を浴びちゃったな……ありがとう……ありがとう……
KP(みちを)
うおおおやりきってしまった~~~……とりあえず報酬をね!忘れる前に!
楽部 凛々(蟹)
SANが愉快なことになりましたね
葛西 文人(ミナカミ)
ミステリーの雰囲気満点ながらもリアルアイデアなくそれに浸れて楽しかった……
楽部 凛々(蟹)
うっすうっす 不定もありますもんね
葛西 文人(ミナカミ)
オッスオッス
東陽 伊鶴(しこん)
全員不定である
楽部 凛々(蟹)
なんと全員不定だ
楽部 凛々(蟹)
むしさん背景じわる
佐直 翠子(ササニシキ)
ふっふ
東陽 伊鶴(しこん)
グソクムシ背景久し振り
KP(みちを)
プレイリストを共有メモに貼りつつ。
佐直 翠子(ササニシキ)
BGMが画面をブチ抜いて行った