夜
KP(からし)
星都市に、夜の帳が下りる。
KP(からし)
あなた達が宿泊する宿の窓からは、商業地区の煌々とした光が見える。
KP(からし)
ひっきりなしにどこか遠くで鳴り響くパトカー、消防車、救急車のサイレン。
KP(からし)
町は闇に包まれ、見えざる悪意に晒され、今夜も市民は怯え眠れずにいる────そんな気がする。
KP(からし)
気を紛らわせようとテレビのスイッチをつけると、臨時ニュースが流れていた。
KP(からし)
建物の外でリポーターが慌てながら原稿を読み上げている。
KP(からし)
「えー、臨時ニュースです。こちら星都市警察署前です。警察署内の留置所にて拘留されていた容疑者4名が、」
KP(からし)
「たった今、30分ほど前、集団で脱獄したとの情報が入りました。」
KP(からし)
「繰り返します。警察署内の留置所にて拘留されていた容疑者4名が30分前に脱獄したとのことです。」
KP(からし)
「詳しい情報はまだわかっておりませんが、警察官が何名か負傷したとの報告を受けております」
KP(からし)
「住民の皆様は決して外を歩かず、戸締りを強化してください」
KP(からし)
「容疑者は町中に潜伏している可能性が非常に高いとのことです。繰り返します、決して外を出歩かず────…」
KP(からし)
ニュースサイトのトップなど見てみるのであれば、最新の情報が載っている。
KP(からし)
星都市で起こっている一連の事件の容疑者たちが、警察署の留置所より脱獄したとのこと。
KP(からし)
何者かがセキュリティを掻い潜って署内の留置所に辿り着き、容疑者たちと接触を行っていたようだ。
KP(からし)
目撃していた警察官の証言によると、容疑者たちの身体の一部に刺青のような文様が浮かび上がり、
KP(からし)
目の前で「異形のもの」に変貌したという。
KP(からし)
その後、鉄製の檻を捻じ曲げて容疑者たちは脱獄したらしい。
KP(からし)
容疑者たちに接触したらしい謎の人物も、騒ぎに乗じてどこかへ消えたそうだ。
KP(からし)
警備をしていた警察官数名は大怪我を負ったが、駆け付けた救急隊の処置により奇跡的に命を取り留めた。
KP(からし)
また警察内部ではこの侵入者こそが一連の事件の首謀者であり、自身の同胞を留置所から解放したのではないか、
KP(からし)
という意見も出ている。
KP(からし)
記事をスクロールしていけば、既に脱獄犯の詳細と写真も公開されていた。
■霧峰 雄二(きりみね ゆうじ/23歳・男性)
・顔の各所に開いたピアスが印象的な金髪の男性。
■薔薇島 慶太(ばらしま けいた/31歳・男性)
・引き締まった体格の黒髪短髪の男性。
■化野 美琴(あだしの みこと/23歳・女性)
・化野姉妹の妹。ポニーテールが特徴的でツリ目。
■化野 神蔵(あだしの かぐら/23歳・女性)
・化野姉妹の姉。黒髪ぱっつんが特徴的でタレ目。
KP(からし)
写真を見たあなた達は、「霧峰雄二」の顔に見覚えがあることに気付く。
KP(からし)
この男は、夕方の引ったくり事件の犯人である。
KP(からし)
もう脱獄したんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
早すぎるやろ!!!!!!!!!!!!
苫堂 八塩(ゆっけ)
けいさつかーーーん!!!!!!
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「(あのひったくりの人だ……これだけ物騒だと興行の入りも悪くなりそうだな……)」 仕事に思いを馳せつつ、おやすみかな
KP(からし)
お酒を飲みたくなっても今日はクソ高い自販機の酒で我慢してください
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「(この顔……!)」 スマホをたぷたぷしながらザワッ……っとした ソワソワするがあまり気が滅入ってはいけない。ご飯食べたりお風呂に入ったりしつつ心頭滅却して寝ます
苫堂 八塩(ゆっけ)
「(何が起きているんだ…?)」むむむ…となりつつお水めっちゃのみつつ資料まとめつつ、寝よう
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
クソ高い自販機め!! 綾鷹ください
KP(からし)
仕事まじめにやったり心頭滅却してえらいな 綾鷹あるよ
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
うれしい
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「(落ち着きたいときはやっぱりお茶よ……)」 美味い。
KP(からし)
では、なんやかんやして、しっかり戸締りをして…あなた達も布団に入ることになる。
KP(からし)
すごい怒涛だった。おやすみなさい。
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
おやすみなさぁい……
苫堂 八塩(ゆっけ)
「(こいつらが捕まって、裁判になれば…出番もあるだろうが…)」今できる事は無いのだ ないのだ スヤスヤ!
苫堂 八塩(ゆっけ)
おやすみなさい!
八重樫 銀牙(ミナカミ)
スヤ……(˘ω˘)
KP(からし)
そして、深い眠りの中で全員、夢を見る。
それは、幼い頃の自分自身の夢。
ヒーローの変身グッズでごっこ遊びをしていたあの頃。
玩具を片手に変身ポーズの真似をしてみたり、変身アイテムを宙にかざして決め台詞を言ってみたり。
その変身アイテムの玩具を買ってくれたのは、どこの誰だっけ。
「────ヒーローになれるかな?」
夢の中の自分は、誰かに向かってそう尋ねている。その相手は、一体誰だっけ。
「────きっと、ヒーローになれるよ」
その人物がはっきり答えてくれたことを、今でも覚えている。
けれどそれを言ってくれたのは誰だったのか、思い出すことができない。
両親だったような、祖父だったような。それとも…、……。
「クク……ハハハハハハ……」
突如。
ぼんやりとした、けれど優しい、そんな夢はぶつりと途切れ、
悪意ある静かな笑い声が脳内に響き渡る。
KP(からし)
思わずベッドから飛び起きると、大量の冷や汗が身体を伝うのを感じた。
KP(からし)
サイドテーブルにある置時計に目を向ければ、深夜2時過ぎを示していた。
KP(からし)
クソみたいな寝ざめですね おはようございます
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「なに……!?」 ほんまやぞ おはようございます!!!
八重樫 銀牙(ミナカミ)
おはようございます 爽やかな深夜ですね
苫堂 八塩(ゆっけ)
もともと悪い寝起きが更に最悪 おはようございます深夜です
KP(からし)
一瞬おいて、
KP(からし)
あなた達の耳に耐えがたい、耳障りな音が響き渡る。
KP(からし)
刹那、あなた達の身体は自分の意志に反して行動を始めた。
KP(からし)
見えない力に操られるようにしてベッドから立ち上がり、
KP(からし)
訳もわからないまま普段着へ着替え、外出する身支度を始めた。
KP(からし)
どんなに抵抗しようと、自分の身体は言うことを聞かない。声が出ない。
KP(からし)
身体を操られるという異常な事態に、SANC【1/1D3】。
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
ccb<=70 SAN
Cthulhu : (1D100<=70) → 31 → 成功
苫堂 八塩(ゆっけ)
CCB<=85 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=85) → 36 → 成功
八重樫 銀牙(ミナカミ)
ccb<=52 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=52) → 1 → 決定的成功/スペシャル
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
70→69
苫堂 八塩(ゆっけ)
苫堂 八塩のSANを1減少 (85 → 84)
八重樫 銀牙(ミナカミ)
お前のその出目何?
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「(や、ちょっと……なに……?!)」
苫堂 八塩(ゆっけ)
ヒューッ!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
やっくんつよい
苫堂 八塩(ゆっけ)
「(……!?)」
KP(からし)
あなた達は曖昧な意識のまま、財布や携帯さえ持たず、深夜の町へ誘われていく。
八重樫 銀牙(ミナカミ)
八重樫銀牙のSANを1減少 (52 → 51)
廃工場
KP(からし)
深夜の星都市。
KP(からし)
巡回している警察官を避けるように町を歩いていき、やがてとある施設に辿り着く。
KP(からし)
そこは郊外にある廃工場のようで、人は見当たらない。
KP(からし)
不自然に開いた扉から、廃工場の中へ導かれていく……。
KP(からし)
月明かりだけが差し込む暗い廃工場の中には、錆びた鉄の廃材が散らばっており、
KP(からし)
大きな鉄製の箱が部屋の中央を囲むように配置されていた。
KP(からし)
まるで────円形の闘技場。
KP(からし)
音とともに背後で自動的に、入口の扉が閉まる。
KP(からし)
それでも自分たちの足は歩くことをやめず、部屋の中央に辿り着いたその時────
KP(からし)
不意に、操られる感覚が消える。
KP(からし)
身体が自由に動く。そのことを確認しているうち、ふと気付く。
KP(からし)
周囲に、覚えのある人物が立っている。
KP(からし)
それは夕方、一緒にあの引ったくり事件を目撃した面々であった。
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「っ!」 がくんと身体が動きました その後周りを見て気付くよねえ!!
苫堂 八塩(ゆっけ)
「 ____……!? 」
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「……あの時の人たち!?」
苫堂 八塩(ゆっけ)
「君達は…。」夕方の…
KP(からし)
驚いていると、
KP(からし)
突然、廃工場内の照明が点く。
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「皆さんどうし、」 演出ぅ!!
苫堂 八塩(ゆっけ)
「っ」顔を顰める
KP(からし)
慌てて辺りを見回せば、先ほど閉まった扉の側に誰かが立っている。
KP(からし)
そこにいたのは、夕方に目撃した引ったくり犯の男────霧峰雄二だった。
KP(からし)
霧峰は驚くあなた達の顔を順番に見やると、下卑た笑みを浮かべる。
霧峰 雄二(からし)
「クク…あんたらも運がなかったなァ。アイツに目をつけられるなんてよ…」
KP(からし)
男はあなた達に対し手の甲を掲げる。そこには爪を象ったような刺青が彫られていた。
霧峰 雄二(からし)
「さァて────初めまして、かなァ?俺の名は霧峰雄二。」
霧峰 雄二(からし)
「奴からはお前らを多少痛めつけても構わないって言われてるが…」
霧峰 雄二(からし)
「────まァ1人くらい死んでも、なんとかなるよなァ?」
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「霧峰……」 知ってるんだよなあ 「アイツとは一体誰なのですか!どうしてこのようなことを……!」
霧峰 雄二(からし)
「今夜こそは誰かを切り裂きたくてたまんねェんだ…、クク…ヒヘハハハハハ……!」
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「!」 顔を引き締めて身構えた
KP(からし)
霧峰は舌なめずりをした後、短く何事かを唱えたようだった。
KP(からし)
次の瞬間、
KP(からし)
男の身体の表面が不自然に蠢いたかと思うと、皮膚が沸騰したかのようにぼこぼこと波打ち、膨れ上がり────
KP(からし)
ぼろぼろと剥がれ落ちた皮膚の下から、異形のものが姿を現した。
それは堅い硬質の鱗で全身を覆った、くすみがかった茶色の、2mはあろう人型の化け物だった。
頭部には粘液がぬらぬらと光る6つの目がぎょろぎょろと動いており、
その周囲では無数の触手が鱗の間から蠢いている。
嗜虐性に満ちた6つの視線は、探索者たちを真っ直ぐに捕らえていた。
両腕の先には上腕と半ば融合したような大きな爪があり、廃工場の照明を不気味に反射している。
あんな爪で身体を引き裂かれたらどうなるか────そんな考えが脳裏を掠める。
KP(からし)
目の前の化け物は圧倒的に、威圧的に、
KP(からし)
探索者たちに対し明確な殺意と死の恐怖を向けていた。SANC【1/1D6】。
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「1人くらい、ですって……!? ちょっと!!」 ちょっ……うわ……
苫堂 八塩(ゆっけ)
「貴様………」言いつつ
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
ccb<=69 SAN
Cthulhu : (1D100<=69) → 9 → スペシャル
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
69→68
苫堂 八塩(ゆっけ)
CCB<=84 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=84) → 63 → 成功
八重樫 銀牙(ミナカミ)
ccb<=51 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=51) → 69 → 失敗
八重樫 銀牙(ミナカミ)
1d6
Cthulhu : (1D6) → 6 → 6
KP(からし)
!?
苫堂 八塩(ゆっけ)
銀牙さーーーーん!!!!
八重樫 銀牙(ミナカミ)
うーんゴリッといく
苫堂 八塩(ゆっけ)
苫堂 八塩のSANを1減少 (84 → 83)
KP(からし)
あいであをどうぞ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
八重樫 銀牙(ミナカミ)
八重樫銀牙のSANを6減少 (51 → 45)
八重樫 銀牙(ミナカミ)
ccb<=(11*5) アイデア
Cthulhu : (1D100<=55) → 14 → 成功
八重樫 銀牙(ミナカミ)
はい。
KP(からし)
IKと 1d10+4をどうぞ…
苫堂 八塩(ゆっけ)
出目がいい…
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
や、やっくん!!!
八重樫 銀牙(ミナカミ)
IK
Cthulhu : 一時的狂気(全技能-10%)(11 → 11) → 【金切声】
八重樫 銀牙(ミナカミ)
1d10+4
Cthulhu : (1D10+4) → 2+4 → 6
KP(からし)
比較的平和!だが6Rッ!
苫堂 八塩(ゆっけ)
精神分析なら…あるぜ!!
八重樫 銀牙(ミナカミ)
キエエエエエエ!! とか言えばいいの? ヒールっぽい金切り声なら任せな
KP(からし)
この行動ができないなどの制限がない代わり、当卓は技能値-10%になっております。
KP(からし)
分析があってえらいな
KP(からし)
ではまず、発狂していないお2人だけ目星をどうぞ。
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
レスラーやってた頃の名残が!!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
めぼ!!
苫堂 八塩(ゆっけ)
「黙って聞いていれば勝手な事を 人の命を何だと思っている」「俺は貴様みたいなやつが一番嫌いなんだ!!」言いつつ
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 94 → 失敗
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
ファンブルじゃないからセーフ
KP(からし)
あわてている!!!!!
苫堂 八塩(ゆっけ)
CCB<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 26 → 成功
八重樫 銀牙(ミナカミ)
冷静!
KP(からし)
苫堂さんえらいぞ!!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
八塩さ~ん!!
KP(からし)
では足元に3本、少し短い鉄パイプが落ちていることに気付く。
苫堂 八塩(ゆっけ)
ピピピピ!
KP(からし)
凌げるかどうかはわからないが、今の対抗手段はこれしかない。
KP(からし)
データを出しますね。
【短い鉄パイプ】
技能:こぶし・杖
ダメージ:1D8+DB
耐久:20
KP(からし)
さて、
KP(からし)
今できる行動としては「鉄パイプで殴る」「閉まっている扉へ向かって逃走する」があります。
KP(からし)
逃走する場合は何もロールは必要ありません。RPでどうぞ。
KP(からし)
では、
KP(からし)
戦闘ラウンドへ移行します。
戦闘/Round1
KP(からし)
霧峰は余裕たっぷりにこちらを窺っている。
KP(からし)
ともえさんから行動です。
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
鉄パイプなのですが!!
KP(からし)
はい!苫堂さんが共有すれば気付いて拾えますよ
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
日本刀技能のマイナスとかで使えませんか……棒状なので……
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
まず八塩さんから共有してもらわなくちゃ
KP(からし)
ふむ うーん!短い、こぶしで扱える程度のものなので
KP(からし)
こぶしか杖ですね…!
苫堂 八塩(ゆっけ)
お!共有は順番関係なくできます!?
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
みじかぁ~い 了解です!!
KP(からし)
リーチがけっこう違うかな 大丈夫です!
苫堂 八塩(ゆっけ)
大丈夫とみた!では共有します!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
お願いします!!!
KP(からし)
では、扉を開けに行くではなくまっすぐ殴る!ですね。
KP(からし)
霧峰は回避しませんので、成功したらそのままダメージロールを振って下さい。
苫堂 八塩(ゆっけ)
では鉄パイプを指差し、「そいつを使って、戦うしか無いな…」「君達……やれるか?!」
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「ええ……!」「他の方々を逃がさなくちゃ……!」 目的としては牽制しておきながら他の人に逃げて頂くノリで行きますよ!!
KP(からし)
えらいですね!了解しました
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
なので他の目撃者モブの皆さんには「出口に向かって走って!!数人で押せば扉も開くかもしれません!!」って言いますよ
KP(からし)
ん あ!ここにいるのはきみたちだけです
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
なんだって?
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「きみのそれは何なんだ! 悪役にしては度が過ぎてる!! ヒールをするならルールに加減を覚えるんだ!!」 なんか微妙に間違ったベクトルですが戦意は持とう
KP(からし)
>>>3人<<<
八重樫 銀牙(ミナカミ)
あ、3人か おけおけ
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
完全に他のモブもいる気分でいました!!笑
KP(からし)
2人に声をかけることはできる
苫堂 八塩(ゆっけ)
また私読み間違えたかと思ったぜ・・・
KP(からし)
準備がよければいざ殴るんじゃ!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
読み間違いは私の砲だったようだな
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
では台詞いくつかナイナイして 殴る!
KP(からし)
キャノンも撃て いまは撃てないな
KP(からし)
どうぞ!
苫堂 八塩(ゆっけ)
フォイア!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
砲気付いてなかった草
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
ccb<=50 鉄パイプ頑張って!!(こぶし
Cthulhu : (1D100<=50) → 12 → 成功
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
せいこうしてら
苫堂 八塩(ゆっけ)
えらい!!!!
KP(からし)
えらい!ダメージもやっちまえ!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
1d8+1d4 ダメージ!!
Cthulhu : (1D8+1D4) → 3+2 → 5
KP(からし)
えらい。
KP(からし)
ともえさんは駆け寄り、手に持った鉄パイプを異形の怪物に向けて振り下ろす。
KP(からし)
大きく振りかぶったそれは、確かにその身体に命中する。
KP(からし)
しかし────
霧峰 雄二(からし)
「なんだァ…?蚊が刺したかと思ったぜ…」
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「ッ!」「硬い……!?」
KP(からし)
手応えはまるでなく、霧峰はその様子を見てケラケラと笑うと、
KP(からし)
呆気なく手から鉄パイプを取り上げ、目の前でばき、と折ってしまった。
霧峰 雄二(からし)
鉄くずを放った
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「冗談でしょ……どんな怪力よ、もう!」
苫堂 八塩(ゆっけ)
「!!…化け物、…か…」そんな言葉が過った
KP(からし)
で苫堂さんだ!どうぞ!
苫堂 八塩(ゆっけ)
はーい!どうしようかな、銀牙さん精神分析しておく?
KP(からし)
うんうん それでも!
苫堂 八塩(ゆっけ)
大丈夫そうなら殴りに行きますけれど!どうでしょ!!>銀牙さん
八重樫 銀牙(ミナカミ)
ショービジネスとして最初に強いアピールをするやつだな……! と謎に納得したりしてるよ 戦意はあるのでお好きにって感じかな……?
苫堂 八塩(ゆっけ)
たしかに!それだとオヤッとはならないかな…!じゃあ殴りに行きますね!
KP(からし)
はいな!どうぞ!
苫堂 八塩(ゆっけ)
CCB<=50 こぶし
Cthulhu : (1D100<=50) → 58 → 失敗
苫堂 八塩(ゆっけ)
あーん!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
おしい~!
KP(からし)
ぐう…!苫堂さんの一撃は触手をわずかに掠めるだけになった。
苫堂 八塩(ゆっけ)
「くっ……」「(長引くのはまずい、早く何とかせねば…!)」焦るばかりだ…
霧峰 雄二(からし)
「無駄無駄ァ!そんなもん効かねえっつうんだよ!」
霧峰 雄二(からし)
SCCB
霧峰 雄二(からし)
1d3
Cthulhu : (1D3) → 3 → 3
KP(からし)
霧峰は口を歪め、大声をあげる八重樫さんを狙う。
KP(からし)
回避をどうぞ。
八重樫 銀牙(ミナカミ)
ccb<=52 回避
Cthulhu : (1D100<=52) → 74 → 失敗
KP(からし)
すう
KP(からし)
異形の怪物はにたりと笑みを浮かべながら八重樫に爪を振るい、いたぶるように攻撃を仕掛けてくる。
八重樫 銀牙(ミナカミ)
グッバイ
KP(からし)
霧峰の巨大な爪が、目前に迫り、
KP(からし)
わかっていても身体が動かない。
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「キエエエエエエエッ!」 普段とはまるで違う声量で甲高い声を上げて避けようとしたけどダメだったね(ようやく回収される発狂金切声)
霧峰 雄二(からし)
1d6
Cthulhu : (1D6) → 1 → 1
KP(からし)
?やさしい
八重樫 銀牙(ミナカミ)
かわいい
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
やさしみに溢れたダメージありがとう
苫堂 八塩(ゆっけ)
お体に触りますね
KP(からし)
気合いが入ってちょっと身体を捩ったかもしれない。
KP(からし)
爪は腕を掠め、シャツの袖を切る。
八重樫 銀牙(ミナカミ)
八重樫銀牙のHPを1減少 (12 → 11)
霧峰 雄二(からし)
「チッ…やかましいな、ギャアギャアと…」
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「ッ、腕が……!」
苫堂 八塩(ゆっけ)
「大丈夫か!」名前をしらないきみ!
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「そのガタイでその程度かァ!? タカが知れるなぁ!!」
霧峰 雄二(からし)
「ウゼエ…ウゼエなァ、お前……」
KP(からし)
霧峰がそう呟くと、腕の先の爪がメキメキと音を立てて変形し、螺旋を描いたドリルのようになっていく。
KP(からし)
さらにそれは次の瞬間、耳障りな甲高い音を立てながら高速で回転を始めた。
霧峰 雄二(からし)
「そろそろ黙らせてやるかァ…!?」
KP(からし)
絶体絶命────
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「やめて……やめなさい!!」
KP(からし)
数秒後にはここにいる誰かの腹部に大穴が空き、無惨に臓物をぶち撒けることは、想像に難くはなかった。
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「ハ! そういうのは黙らせてから言うんだな!」
KP(からし)
その時だ。
KP(からし)
軽い眩暈がしたかと思うと、どこからともなく声がする。
???
KP(からし)
白昼夢のような光景が突然目の前に広がり、
KP(からし)
仄暗い空間に、黒いスーツを着た男の姿が浮かび上がる。
KP(からし)
男は溜め息を吐きながら、探索者たちに手を差し出して、こう言う。
KP(からし)
「────生きるためには、力が必要だ」
KP(からし)
「戦うためには、力が必要だ」
KP(からし)
「正義を実行するためには力が必要だ。力なき者に生きる資格などない。」
KP(からし)
「力なき者には、何も救えはしない。」
KP(からし)
「…さあ、力を手に取るがいい。」
KP(からし)
「これは夢ではない。お前たちは、ヒーローになるのだ」
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「ヒーロー……」 「ヒールじゃなくてヒーローになって、目の前の人を助けられる……?」
KP(からし)
肯定するように笑んだ。
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「……このままじゃなぶり殺されるのは分かってる。もしあなたの言葉が嘘だとしても、今この場をどうにかできるのなら」
八重樫 銀牙(ミナカミ)
伸ばしかけた手がふと止まりますが、 「…………」 それでも改めて手を伸ばし、その手を取ります。
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
男の手を見ながら 「力が無ければ生きる資格がないってのは言い過ぎじゃないの?と思うけどね」
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「……このままじゃ私も、一緒にいた人も危ない。迷ってる暇なんてないんでしょ」
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「私は、生きたい」
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「助けられる人は、出来るなら助けたい」
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「なるわ。なってやる。ヒーローに」 幼い頃に心が震えるほど憧れた、困った人に手を差し伸べるヒーローのように!
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
つかつかと男性に歩み寄って、ぱしっと手を取ります!
苫堂 八塩(ゆっけ)
「…ヒーロー、か」ひとつ呟いてから「その資格が俺にあるのなら …」
苫堂 八塩(ゆっけ)
「分かった」
苫堂 八塩(ゆっけ)
「俺は、戦おう。」
苫堂 八塩(ゆっけ)
迷わず、その手を取ります!
KP(からし)
はい。
KP(からし)
その手を取ろうと、手を伸ばした時────
KP(からし)
不意にその白昼夢に ざ、とノイズが走る。
KP(からし)
男は小さく舌打ちをすると、そのまま暗闇に溶けるようにして消えてしまった。
KP(からし)
はっと我に返ると、探索者たちの眼前には高速回転するドリルが迫り────
霧峰 雄二(からし)
「あばよ、人間」
KP(からし)
瞬間、
KP(からし)
突如建物の外から分厚い扉が蹴破られ、飛ばされた扉が目の前の怪物へと命中する!
KP(からし)
怪物は声を上げる間もなく、遥か後方へと吹き飛ばされた。
KP(からし)
「……。」
KP(からし)
悠然と中に入ってきたのは────目元を仮面で隠した、1人の女性。
KP(からし)
吹き飛んだ怪物の方を見向きもせず、女性は探索者たち全員を軽々と抱え上げる。
謎の女性(からし)
「お前達、しっかり捕まるんだよ」
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「あわわ」 あわわ
薬莱山 巴枝(ササニシキ)
「は、はい……!?」
KP(からし)
そのまま機敏な動きで廃工場の外へと飛び出し、町の闇の中を高く跳躍する。
八重樫 銀牙(ミナカミ)
「え? いやまだ先達ヒールとしての指導が!」 はわわ……
苫堂 八塩(ゆっけ)
「なに…?!」抱えられちゃった
KP(からし)
ふわりと身体が宙に浮き、見ている景色がものすごい勢いで後方へと過ぎ去っていく感覚。全てが、数秒足らずの出来事だった。
KP(からし)
視界いっぱいに広がる星都市の夜景。
KP(からし)
何が起こったのかよく理解できないまま、探索者たちの緊張の糸は切れ────
KP(からし)
…また、眠るように気を失った。
ある日訪れた"星都市"で、突如怪人に襲われた探索者たち。
窮地を救ったのは謎のヒーローであった。
彼女の正体とは!探索者達の運命やいかに!
次回 ”ヒーローアーズ” 第2話『変身!』
To Be Continued…