帰路
KP(語)
12月18日土曜日、夜21時頃だ。街灯のない道は漆黒の闇であり、街灯があったとしても薄暗い。 ▽
KP(語)
あなたたちは見世物小屋を出て帰路を急いでいた。…道中、人気のない細い道で因幡が人にぶつかられた。テント前で叫んでいた浮浪者の男だった。 ▽
KP(語)
男は貴方に謝罪するでもなくブツブツと独り言を言いながら足早に通り過ぎようとする。
水黒 住吉(璃瓔)
「ちょっと君、人にぶつかっておいて素通りは失礼じゃないかい?」とひとまずは引き留めたいです
因幡 栄(ミナカミ)
「あら」 「古里様、水黒様、あの方……お話を聞いた方がよろしいでしょうか」 提案してたら行動が早いぜ(ありがとう)
KP(語)
では水黒が腕を掴んだりなどするのなら特に抵抗もないが返事もない。 ▽
KP(語)
うすぐらいガス灯に照らされている男の顔は、まともな目付きではなかった。非常に虚ろだ。男はそのままブツブツと同じような言葉を繰り返している。
「霧になっちゃいけない…霧はあぶない…霧は怖い…霧になっちゃいけない…」
そんな言葉が繰り返されている。
古里 文太郎(蟹)
「そんなぼうっとしてちゃ『鬼』に襲われちまうぞ」などと声をかけてみましょうか。帝都怪人の噂
因幡 栄(ミナカミ)
「あら……大丈夫ですか、わたくしの顔が見えますか」 男の顔を覗き込んで様子を見てます
水黒 住吉(璃瓔)
「霧・・・?」先ほどの見世物小屋のを思い出したりしつつ・・・精神分析は試みられますか?
古里 文太郎(蟹)
「ちょいと様子がおかしくないか?」みんなで気にしましょうか
KP(語)
では、古里の声に特に反応はない。男はブツブツと似たような言葉を繰り返しているだけだ。 ▽
KP(語)
因幡が顔を覗き込んでも男と視線が合わない。目がうつろで、どこを見ているのか分からないのだ。水黒、精神分析。どうぞ
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=71 精神分析 (1D100<=71) > 91 > 失敗
因幡 栄(ミナカミ)
おしい
水黒 住吉(璃瓔)
ごめんよ・・・
KP(語)
失敗。分析、あるいは心理学を振ってみたい方はありますか
因幡 栄(ミナカミ)
心理学はある! 振りたいです
水黒 住吉(璃瓔)
別途心理学は可能でしょうか・・・
古里 文太郎(蟹)
心理学(75)です。お願いします
KP(語)
いいですよ、では自振りでどうぞ。
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=80 心理学 (1D100<=80) > 41 > 成功
古里 文太郎(蟹)
ccb<=75 心理学 (1D100<=75) > 45 > 成功
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=70 心理学 ありがとうございます! (1D100<=70) > 16 > 成功
KP(語)
では3人がかりだ。 ▽
KP(語)
貴方たちは息の合ったコンビネーションで巧みに男の言葉を誘導していく。明らかに正気を失した様子の男は、それなりに、反復するだけだった言葉に変化を見せるだろう。 ▽
KP(語)
「霧は危ない……霧になっちゃいけない……霧の中には怪物、ああ…怪物が、そう…うようよといる……うようよ、うようよと…」 ▽
KP(語)
そうして根気強く繰り返される話に相槌など打っていると、ある瞬間にピタリと歯車でもあったかのように男の目の焦点が一瞬結ばれ、しかしそれはすぐにカッ!と見開かれ、男は力強く水黒の両肩を掴んだ。 ▽
KP(語)
「霧は神だ!」 男は大声で唾を飛ばして叫ぶ。 ▽
KP(語)
「霧は神だ!人の身体を借りている!人の身体は門である!ヨリシロである!神がこの世に現れる為の!!私も一度は霧になった!!暗い!暗い!真っ暗だ!!怪物達がそこら中にいる…ああ…!!
あの霧はこの世にあってはならない!見世物小屋をやめろ!!見世物小屋をとめろ!!!とめろ!!とめろォ!!!!!」 ▽
KP(語)
「見世物小屋をぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!ぎゃああああああああああ!!!!!!!!!」
虚ろな目を見開いて一頻り叫んだ男の声は、同じような声量の叫び声を持って止んだ。かと思えば即座に叫び、<貴方たちの後ろを指さすと>、スッ転び、起き上がり、またすっころび、とテンヤワンヤになりながら、とてつもない勢いで逃げていってしまった。
水黒 住吉(璃瓔)
「えっ!?は、はぁ・・・」飛んで来る唾に思わず渋い顔をしましたが話の展開に戸惑ってました
古里 文太郎(蟹)
ビックウ!となりながら、油が切れたブリキロボットよろしくぎこちなく振り返ってみていいですか
水黒 住吉(璃瓔)
「神が人に降りるというのは伝承として確かに無い話ではないですけど・・・、・・・・・・・・・。」こちらもぎぎぎ・・・と後ろを振り返ります・・・
因幡 栄(ミナカミ)
「見世物小屋を止めろ……?」 勢いに圧倒されてた 指差されたし同じく振り返ってみるかな
KP(語)
では、後ろ。夜の闇の中、貴方たちから10㍍は離れているであろう場所。
そこには闇よりも暗い、モヤがあった。霧と言うべきかもしれない。 ▽
KP(語)
大人の男性をすっぽりと包んで余る大きさの霧は、地面から1メートルほど浮いた辺りをフワフワと漂っている。
貴方たちがそれを見ていると、霧は綿菓子を千切るように音もなく別れて、四方へ飛んでいってしまった。その内の一つは、あろうことか、貴方たちの方へ飛んでくる。 ▽
KP(語)
一抱えほどになった霧は、偶然の風に吹かれて、また綿菓子のように二つに割れると、数秒も経たずにその両方の中から這い出るように二体の奇妙な化け物が姿を現す。
3人とも、これに見覚えがある。巨大な腕、そしてかぎ爪、窪んだ目。 ▽
KP(語)
これに遭遇した貴方たちはSANチェック(1d6/1d10) 慣れがありますので、最大減少値は因幡が7 水黒と古里が3
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=60 SANチェック (1D100<=60) > 99 > 致命的失敗
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=55 正気度 (1D100<=55) > 82 > 失敗
古里 文太郎(蟹)
ccb<=62 SANチェック (1D100<=62) > 24 > 成功
水黒 住吉(璃瓔)
え?
古里 文太郎(蟹)
わあ
KP(語)
因幡1d7 古里1d3
KP(語)
水黒最大値の3
因幡 栄(ミナカミ)
1d7 (1D7) > 1
古里 文太郎(蟹)
1D3 減少値 (1D3) > 3
system
[ 水黒 住吉 ] SAN:60 → 57
system
[ 因幡 栄 ] SAN:55 → 54
system
[ 古里 文太郎 ] SAN:62 → 59
KP(語)
ではリアクションだけどうぞ
水黒 住吉(璃瓔)
「って・・・待て待て待て、あれ、噂の霧だし、例のやつじゃ・・・・・・・・」思わず蒼い顔で2,3歩下がります
古里 文太郎(蟹)
「アイヤアアアアア!?」口を手を突っ込んでガタガタしながら逃げ道を求めてキョロキョロと四方八方を向きます。逃げれますか?
因幡 栄(ミナカミ)
「…………」 「見世物小屋に管理責任を問うべきでしょうか」 2体の化け物を見て小さく首を傾げています なんでこんな冷静なんだ?
KP(語)
では以降DEX順に行動します。 ▽
KP(語)
因幡>古里>水黒>怪物A>怪物B ▽
KP(語)
幸いに発狂者なし。全員万全に動けます。場面から逃走する場合は化け物とのDEX対抗。 ▽
KP(語)
各自成功で逃走できますが、3人の中で一番遅い水黒が成功している場合、残りの2人は失敗していても逃走可能です。戦闘行為などでターンを消費している人は逃走に加われません。 ▽
KP(語)
ひとまずよろしいでしょうか?
古里 文太郎(蟹)
大丈夫です
水黒 住吉(璃瓔)
ひとまず大丈夫です!
因幡 栄(ミナカミ)
大丈夫です
戦闘/Round1
KP(語)
では因幡のターン。行動をどうぞ
因幡 栄(ミナカミ)
逃走チャレンジします!
KP(語)
ではDEX対抗。1d100のみ振る、どうぞ
因幡 栄(ミナカミ)
1d100 (1D100) > 34
KP(語)
成功。因幡、逃走可能状態です。 ▽
KP(語)
古里のターン。行動をどうぞ
古里 文太郎(蟹)
逃走します
KP(語)
では1d100を振る、どうぞ
古里 文太郎(蟹)
1D100 (1D100) > 13
古里 文太郎(蟹)
何が何でも逃げたがっている
KP(語)
成功。水黒のターン、行動をどうぞ
水黒 住吉(璃瓔)
逃走チャレンジします!
KP(語)
では1d100、どうぞ
水黒 住吉(璃瓔)
1d100 (1D100) > 85
KP(語)
失敗。 ▽
KP(語)
では水黒だけ化け物の包囲網を抜けられない。他の2人、逃走可能ですがどうしますか。
水黒 住吉(璃瓔)
「ちょ・・・霧の癖に早いな・・・!」もた・・・・・・
因幡 栄(ミナカミ)
うーん 水黒さん集中砲火は怖いので残ろうかな……
古里 文太郎(蟹)
この後の状況によると思うんですが、逃走後に合流しにいくことは可能ですか?現段階で判断できかねるならばいいです。
KP(語)
全員逃走出来たら合流できますし、水黒のみ戦闘中の場合に戻ってきても構いません
古里 文太郎(蟹)
わかりました。古里はこのまま逃走します
KP(語)
では古里が離脱(ザッザッザ…(SE
因幡 栄(ミナカミ)
因幡は残るので、水黒さんと因幡を場に残して探索者のターンエンドですかね
KP(語)
はい。では敵のターゲットは2人に分散します ▽
KP(語)
化け物Aから
KP(語)
choice 水黒 因幡 (choice 水黒 因幡) > 水黒
KP(語)
水黒を狙います。かぎ爪
KP(語)
CCB<=30 (1D100<=30) > 7 > 成功
KP(語)
成功。幸い近接なので受け流しが振れます、時代が時代なので日本刀は持ち歩いている。振りますか?
水黒 住吉(璃瓔)
あ!持ち物から消してなかったですが技能が無いですね・・・!
KP(語)
あ、そうか。武道が振れますね
水黒 住吉(璃瓔)
ありがとうございます!受け流し試みます
KP(語)
どうぞ
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=70 受け流し 武道(空手) (1D100<=70) > 78 > 失敗
水黒 住吉(璃瓔)
わ~~~~~~
KP(語)
わー
KP(語)
ダメージ
KP(語)
1d8+1d6 (1D8+1D6) > 7[7]+4[4] > 11
KP(語)
11ダメージ
system
[ 水黒 住吉 ] HP:14 → 3
KP(語)
ギリギリ耐えるかもしれない。CON*5 どうぞ
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=15*5 CON*5 (1D100<=75) > 73 > 成功
KP(語)
成功。意識あり
水黒 住吉(璃瓔)
「ぐっ、・・・・・・!」どうにか意識を繋ぎ留めました・・・・・・・・・・・・
因幡 栄(ミナカミ)
「水黒様!!」 やべえよ……
KP(語)
では化け物B、分担とばかりに因幡を狙います。
KP(語)
CCB<=30 かぎ爪 (1D100<=30) > 8 > 成功
KP(語)
成功。薙刀所持でかまいません、受け流しできます
因幡 栄(ミナカミ)
やさしい。薙刀で受け流しします
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=70 薙刀 (1D100<=70) > 73 > 失敗
KP(語)
失敗。ではダメージ
KP(語)
1d8+1d6 (1D8+1D6) > 8[8]+3[3] > 11
KP(語)
キッチリ
因幡 栄(ミナカミ)
オホホ
KP(語)
では因幡が気絶しました
因幡 栄(ミナカミ)
水黒さんを助け起こそうとした隙を狙われたのか、急所に一撃を食らう。 「あ」 何か言葉を残す暇もなく、その場に昏倒するでしょう
水黒 住吉(璃瓔)
「っ因幡さん!!!」ざっと血の気が引く
system
[ 因幡 栄 ] HP:11 → 0
KP(語)
では ▽
KP(語)
残された水黒は死を覚悟したかもしれないが、ふと、連中は気がそがれたように明後日の方向を各々向いているようだ。 ▽
KP(語)
目が悪いのか耳が悪いのか、頭が悪いのか…それとも誰かが操っているのか、それらはその場でチカチカと消えたり現れたりの明滅を繰り返したあと ▽
KP(語)
どうやら完全にいなくなったようだった。戦闘終了、いったんお疲れさまでした。
因幡 栄(ミナカミ)
お疲れ様でした(死屍累々)
帰路
古里 文太郎(蟹)
一度逃走したけれども二人が居ないことに気づいて急ぎ戻り合流させてください
水黒 住吉(璃瓔)
「いなく・・・?・・・っ古里さん、因幡さんをすぐ病院に!手伝ってください!!」と声かけます お疲れ様でした・・・・・・・
古里 文太郎(蟹)
「どういうことだよ どういうことだよ!?」顔真っ青で大怪我の因幡さんおぶるよっていうか水黒さんも大怪我だよこれもうなにーーー!?
KP(語)
では古里がそそくさと戻ってくる。古里と水黒は目星
古里 文太郎(蟹)
ccb<=70 目星 (1D100<=70) > 18 > 成功
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=80 目星 (1D100<=80) > 49 > 成功
KP(語)
では貴方たちが助けを求めたかったり状況を把握したかったり、敵がまだいないか確認したかったり、各々の想いで周囲を見渡すと、ふと視線を感じる。 ▽
KP(語)
そちらを見ると、路地の角から誰かが貴方たちを見ていた。そして、貴方たちと視線があうとそれは貴方たちの足元に何かを転がした後、踵を返して南の方に逃げてしまった。 ▽
KP(語)
見世物小屋で見たことのあるぼろきれを被った人物だった。
水黒 住吉(璃瓔)
「あいつ、見世物小屋の・・・」怪我がすごい痛いけどそんなこと言ってる場合ではない 転がってきたものを拾い上げてみたいです なんだろう・・・
古里 文太郎(蟹)
お前もうそれどころじゃないんだよ!!!何転がしたの!?手のひらの上ってか!?
KP(語)
では水黒が拾い上げたものは、どうやら分厚く丸い貝殻を削ったような容れ物だった。中には軟膏が入っているようすがある。傷薬、という単語がすぐに浮かぶだろうか、怪しまずに使うかどうかは自由だ。
水黒 住吉(璃瓔)
「軟膏・・・・・・?」一瞬迷って瀕死の因幡さんと入れ物見比べます
古里 文太郎(蟹)
「そ、それは!?」わらにも貝殻にも縋りたいけど薬でなんとかなるものなんだろうか
水黒 住吉(璃瓔)
「・・・・・・・・・病院に連れて行くまで持つか分からんな」えいやで因幡さんへ使用したいです
KP(語)
では怪しげな薬であるようだが、 ▽
KP(語)
怪しげなだけあり怪しげな効果を発揮した。ザックリとかぎ爪でHP11もえぐられた因幡のひどい傷…即死しないだけマシといわんばかりの傷が、みるみる肉が盛り上がり浅くなったのだ。出血も止まったが、傷は傷として残ってしまっているようだ。 ▽
KP(語)
因幡HP4にしてください。意識が戻ります
因幡 栄(ミナカミ)
怪しすぎるけどやったあ
system
[ 因幡 栄 ] HP:0 → 4
因幡 栄(ミナカミ)
「…………」 ムム……と眉間にしわが寄って、それからゆっくりと目を開けます 「……ここは……」
水黒 住吉(璃瓔)
「傷・・・なおっ・・・え・・・?」効果が早すぎて戸惑いが隠せない
古里 文太郎(蟹)
「ああーー意識! い゛き゛て゛る゛……!!」泣きそう
KP(語)
貝殻の表面にうっすら盛られていた程度の軟膏は、因幡の傷に満遍なく広げるともうなくなってしまう。怪しい軟膏はなくなりました。 ▽
KP(語)
ではちょっと地図を更新します。 ▽
KP(語)
傷、を第一にする場合は総合病院に駆け込めます。6固定の回復が見込めますが、そのまま朝になります。 ▽
KP(語)
化け物を見た、遭遇した、ことを理由に武力がある場所に駆け込む場合は交番。 ▽
KP(語)
警察本署はここにあるよ、というか、ここで人が襲われているのに何もリアクションがないという理由で場所が表示されました。
KP(語)
交番と警察本署の違いを言うなら、交番の警官は下っ端なので情報漏洩の可能性がある、という点ですね
因幡 栄(ミナカミ)
「奪衣婆との手に汗握る激闘でしたが、お二人のおかげで勝てたようです。すごい薬ですね」
水黒 住吉(璃瓔)
「いや、なんでかあいつら消えちゃったんですよ。おかげで助かりましたけど・・・・・・にしてもこれだけ騒いでたのに誰も出てこないというのも・・・」ちら、と警察本署の方見つつ
古里 文太郎(蟹)
なんで誰も来てくれないんだ!と思いつつ「病院! 二人はまずは病院……! 俺は念のため警察行ってくるから!」様子だけ見に行っておくよ
水黒 住吉(璃瓔)
「そう、ですね。傷はふさがったとはいえ因幡さんを診てもらわないと・・・。古里さんおひとりで大丈夫ですか?」残った傷を申し訳なさそうに見て目を逸らしてます
古里 文太郎(蟹)
「俺のことより自分の心配しやがれもう~~!!」大丈夫ですよ
因幡 栄(ミナカミ)
「水黒様もひどい怪我ですよ。古里様もこう言っておられますし、一緒に病院にへ参りましょう」
水黒 住吉(璃瓔)
「いや、僕はまだ・・・っあッだめやっぱ痛・・・・・・」アドレナリンだばだばしてたけど意識したらめっちゃ痛い 不甲斐ない・・・という顔しつつ因幡さんと一緒に病院行きます!
因幡 栄(ミナカミ)
「それと、傷跡があっても生きてさえいれば何とかなりますよ。お気になさらず」 水黒さん引っ張って病院行きますね
KP(語)
では、二人は病院へ。幸い、時間外労働とかあんまり関係なく人がいるので、お金さえあれば治療してもらえる。ただ現代のように痛み止めなどが便利に使えるわけではないので、朝までご入院だ。 ▽
KP(語)
古里はさらに移動したければ他の場所へ寄っても構わない
古里 文太郎(蟹)
警察本署までの道中に交番とかありませんかね。とりあえず人のいるとこ駆け込みたい体で
交番
KP(語)
では交番へ ▽
KP(語)
古里が交番に駆け込んできたので、警帽を被った男性が、驚いた様子で顔をのぞかせます。「もし、…大丈夫ですか、何事でしょう」 ▽
KP(語)
「随分慌てておられる様子、暴漢でも現れましたか」と聞かれる
古里 文太郎(蟹)
「お巡りさん! た、大変で……! しかし何から話したらいいものか」さっきの後なので顔真っ青なままで脂汗ダラダラでしょう
KP(語)
では貴方の慌てた様子に、警官はひとまず貴方を交番内に匿ってくれる。 ▽
古里 文太郎(蟹)
事実で信じてもらえそうなところから行こうか。見世物小屋の帰りに、連れの二人が何かに襲われて大怪我をした、と話しましょう。病院には預けてきたが、まだ何かが徘徊してるかもしれないと
KP(語)
話をしながら中に入ると、交番の中は、机と椅子の置かれた地べたのような空間の奥に、畳敷きの、警官達が仮眠をとるような場所がある。
警官は貴方をそこに入れると、少し休んでいくように言う。 ▽
KP(語)
貴方を休ませながら警官が表を一通り確認して戻ってくる。「やァ…それはひどい目に合われたようですな。とんだ暴漢も居たもので。表は変わりないようであります、不審な者はおりません」 ▽
KP(語)
「今は茶ぐらいしか出せませんが、まァ落ち着かれるまでご一腹ください」と警官は笑いつつ、「自分は、桂馬と言います。この交番に詰める、警官であります」とひとまず名乗りますね。で、取り合えずお茶が出てくる。 ▽
KP(語)
「まァ最近……残念ながらそういう輩が多いようで、いやはや。ご無事でなによりです」
古里 文太郎(蟹)
「それなら良いんですが……なにせアレを暴漢と行って良いのか……しかも複数いたもんで、不甲斐ないことに俺は逃げるしかできず……」ありがたいとお茶を頂きます
古里 文太郎(蟹)
「多いっていうと、他にも被害が? 実はアレに遭遇する前に、ルンペンらしき男がそのことを叫んでいまして……」
KP(語)
「複数ですか……それは困りましたな。昨今、何やら襲われた市民が匿って欲しいと駆け込むことは度々ありますが……。…。……。…まァ、おおかた、皆、あなた方のように暴漢に襲われたのでしょう。いや、ルンペンの話は特に耳に入っておりませんな」あからさまに時々しどろもどろだ。
古里 文太郎(蟹)
うーん、警官に何か伏せたいことがあるのだろうか。心理学などは可能でしょうか?
KP(語)
心理学、自振りでどうぞ
古里 文太郎(蟹)
ccb<=75 心理学 (1D100<=75) > 13 > スペシャル
KP(語)
成功。では明らかに何か隠している… ▽
KP(語)
いや、隠しているというか彼も何か不審に思っていることがあるようだが、警官ゆえ無暗に口に出せないことがあるような様子だ。記者として信用のとりどころかもしれない。
KP(語)
交渉技能で押してもいい
古里 文太郎(蟹)
「何度もとなると、市民に警告のおふれは出さないんで? 俺らも知っていれば、少しは対処できたかもしれないし、連れも大怪我しないですんだんじゃ……警察はこの件に何か動いてくれそうですか?」
古里 文太郎(蟹)
技能で押すなら 言い包め ですかね?
KP(語)
桂馬は言われたことにグヌ…という悔し気な顔をしているが反論はないようだ。言いくるめどうぞ
古里 文太郎(蟹)
ccb<=80 言い包め (1D100<=80) > 27 > 成功
古里 文太郎(蟹)
ヨッシャア
KP(語)
では桂馬警官は貴方に詳らかに事を話せないことや、警官としてその通りに出来ないことを非常に悔しそうにしていたが、ふと、貴方を再び見ると細い目をスワッと開いた。 ▽
KP(語)
「あ…貴方もしや……。…探訪社の記者の方では…!」桂馬警官の制服の胸元からはおもむろに雑誌探訪が取り出された
古里 文太郎(蟹)
なん……だと……!?
古里 文太郎(蟹)
「なんと、ご存知で?」さも驚いたように
KP(語)
「は、はい…!ほ…本官…フアンであります。あの…雑誌探訪での因幡先生の新連載、とても楽しみにしており…あの雑誌が季刊であることがまこと残念であるほど発行を楽しみにしておりまして…!」早口だ ▽
KP(語)
「もしや…もしや、怪我をなされたお連れの方とは……」まさか、と口をわななかせている。
古里 文太郎(蟹)
「ああなんてことだ! 実は怪我をした連れというのが、そう……因幡先生なのです……」鎮痛な面持ち
KP(語)
「――!…なんと……」沈痛な面持ちだ。彼の表情に嘘はない。 ▽
KP(語)
「探訪社の雑誌探訪といえば、帝都の摩訶不可思議を暴く正義の雑誌…!…因幡先生の連載以外も、本官愛読しております!」と敬礼される。そして ▽
古里 文太郎(蟹)
「大切な読者の期待に答えられないとなれば、彼女もさぞ心を痛めることでしょう……」すごい、ガチ勢だ
KP(語)
「帝都の市民を守るべき立場にある本官が……こんなことになり、先生を守れぬこと大変口惜しく……その上にこんなことを言うのも恥知らずではあるのですが……どうか、ひとつ、頼みを聞いてはくださいませんか…!
本官は悔しい限りですが……本署には逆らえず…ッ!」 ▽
KP(語)
血を吐かんばかりの勢いで桂馬は歯噛みしている。承れば何でも話してくれそうだ
古里 文太郎(蟹)
「表沙汰にされぬ悪を詳らかにしてこそ正義の書と言えましょう。貴方の熱い正義の想い、是非! 俺がペンによって振るわせてください!」握手を求める
KP(語)
「――!……記者殿…ッ!!」ガッシと熱い握手が交わされた。沈む夕日が幻視できそうだ。 ▽
KP(語)
では次回、桂馬警官が色々喋ります。一旦お疲れさまでした。