空気男奇譚 (2022/06/16 - 2022/10/16)

SCENARIO INFO

Writer/くぜ(配布元 ※有料配布)

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/語
PC1/古里 文太郎(蟹)
PC2/因幡 栄(ミナカミ)
PC3/水黒 住吉(璃瓔)

INDEX

1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目8日目9日目9日目-2アフタープレイ



総合病院

KP(語)
では、時刻は夜。総合病院で芦田医師から話を聞きましたね。廃病院が追加されました。 ▽
KP(語)
医師に聞くことが以上でしたら総合病院から出て移動しても構いません。
古里 文太郎(蟹)
水黒さんが医師に聞き込みしている間、待合室とかで教団跡地でみつけた冊子を読むことは可能ですか?
KP(語)
可能です。読むのは古里だけでよろしいですか?
古里 文太郎(蟹)
因幡さんはどうだろう?
因幡 栄(ミナカミ)
ほぼ水黒さんが話してくださってたし読んでても大丈夫そうかな 読みます!
古里 文太郎(蟹)
二人でお願いします!
KP(語)
なるほど。では二人で額をくっつけあって冊子を読んでいます。 ▽
KP(語)
初めのページから『天地始記  上巻  著 天招院行斎』と書かれている教祖直筆である。出版社に勤める二人は、自著・自作本だ…!と思うだろう ▽
KP(語)
▼天地始記 上巻  著 天招院行斎
『古に天地未だ分かれざり時、冒涜の言辞を吐きちらして沸きかえる、混沌とした原初の塊、即ち天之御中主神が時空を超越した想像もおよばぬ無明の房室で、狂い踊り続けるばかりでありました。……』
という文章から始まり、以降、神話の時代における天地の始まりから様々な出来事が記載されている。 ▽
KP(語)
古事記や日本書紀に出て来るような神の名前や単語が散見されるが、常識的に考えればこれは明らかに偽書(製作者や製作時期などの由来が偽られている書物)である。
本来の神々の系譜とは異なる神話体系を取っており、記述が進むごとに古事記や日本書紀とは似ても似つかない、おぞましいものになっていく。 ▽
KP(語)
そして読み進めると、ついに、思兼教が崇拝していたと思われる神について書かれている。 ▽
【八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)】
果てのない存在であり、それは<一にして全>、<全にして一>の状態にほかならない。
時空間の底の底、混沌の只中で永遠に泡立ち続けており、その姿は無定形で、一つ一つが太陽のように強烈な光を放つ玉虫色の球体の集積物である。
「窮極の門」を超えた場所に座し、かの神に拝する事で、人間は神の座に到達できるのである。八意思兼神の力を借りれば、空間と次元をねじ曲げる「門」を創造し、冒涜的な神々ですら時空の彼方へ追いやる事が出来るであろう。

――この神のまたの名を、『ヨグ=ソトース』という。
KP(語)
古里と因幡は、ただちにクトゥルフ神話技能+3% ▽
KP(語)
加えてSANチェック(1/1d3)
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=46 正気度 (1D100<=46) > 97 > 致命的失敗
古里 文太郎(蟹)
ccb<=58 SANチェック (1D100<=58) > 70 > 失敗
因幡 栄(ミナカミ)
はい
KP(語)
お導きが
古里 文太郎(蟹)
イエイ
KP(語)
因幡-3
古里 文太郎(蟹)
1D3 減少!減少! (1D3) > 1
system
[ 因幡 栄 ] SAN:46 → 43
KP(語)
古里1d3
古里 文太郎(蟹)
うん
KP(語)
はい
system
[ 古里 文太郎 ] SAN:58 → 57
KP(語)
では ▽
KP(語)
神話技能を+3獲得しましたので、正気度の最大値が96%に減りますが画面上のステータスには表示していないのでこちらは大丈夫です。 ▽
KP(語)
そして貴方たちは教団の床に描かれていた文様が、八意思兼神を表す印であることを知りました。それらは貴方の脳に対しては非常識な知識であり、また、おぞましいが、しかし何か真理の一端であることに気付いてしまうでしょう。
因幡 栄(ミナカミ)
「……よぐそとおす……」 古里さんからぐいぐいと本を奪う勢いで読み込む。懐にしまっておいた像の重みを感じる。
古里 文太郎(蟹)
「この国どころか、この世にあっちゃいけない、ような……ヒエ」にわかに信じがたいのに、あり得てしまう気がして、因幡先生の様子に真冬に冷や汗が滴る
水黒 住吉(璃瓔)
「色々お話ありがとうございました」お医者様からお話聞き終えて振り返ったら額寄せあって読んでらしたのかな「よぐそとおす・・・?」ナニソレ
古里 文太郎(蟹)
「水黒すぁ~ん……!」情けない声で振り向いた。こうし君みたいな声になる
因幡 栄(ミナカミ)
殿方との距離が近いのに全く照れずに本を読みこんでいる……これはおかしい……
水黒 住吉(璃瓔)
「古里さん・・・どうしたんです」因幡さんの勢いもおかしいぞ・・・
古里 文太郎(蟹)
「ここじゃなんだから、ひとまず人の聞かれないとこへ……」キョロキョロ周囲見て、内容が宗教的にもヤバイので患者とかが居ないとこで話そう。因幡さんつれてかな
KP(語)
表面上、常識面で分かったことは、これが思兼教団のいわゆる聖書のようなものであろう、ということですね。
水黒 住吉(璃瓔)
「ええ、分かりました」改めてお医者様にはお礼をお伝えして一旦お部屋を出ます。そこでこちらも尾月さんの件と気賀精神病院の件を共有します

路上

KP(語)
はい。ではひとまず病院を出て、暗い道の中ガス灯の下あたりでボソボソと共有しております。
古里 文太郎(蟹)
とりま他人に聞かれ無さそうなとこで共有しましょう。思兼教の神はやばいってぼやかしつつ、因幡さんの食いつきを暗に示しつつ……
古里 文太郎(蟹)
聖書であることや、とんでもない厄神さんだろうが、どっかへ追っ払えるのかもと。やるとしたら危険すぎるだろうけど
因幡 栄(ミナカミ)
共有する頃には落ち着いているでしょうし、古里さんの共有に適度に補足を付け足したりしてます。水黒さんの話も素直に聞いた
古里 文太郎(蟹)
その間も大事に御神体抱えてそうでそわる。素直に心配
KP(語)
水黒は口頭でだいぶ気を使って共有されたので、なるほど、とは思うが神話知識に触れるほどの衝撃はありませんでした。諸々免除です。
水黒 住吉(璃瓔)
「そんなことが書いてあったんですね。なるほど・・・因幡さんの様子にも納得がいった気がします」ご神体抱えてるもんな・・・と言う顔。共有と免除ありがとうございます!
因幡 栄(ミナカミ)
「それで……これからどういたしましょう。件の廃病院へ?」
古里 文太郎(蟹)
「妙な腫れ物については廃病院いかなきゃなのか……」今は何時頃なんでしょう
KP(語)
19時ぐらいではありますが、12月なので真っ暗ですね。廃病院へ行くなら持続して使える明かりが欲しいところです。 ▽
KP(語)
全員、幸運と聞き耳をどうぞ
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=70 幸運 (1D100<=70) > 29 > 成功
古里 文太郎(蟹)
ccb<=70 幸運 (1D100<=70) > 2 > 決定的成功/スペシャル
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=(12*5) 幸運 (1D100<=60) > 25 > 成功
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=80 聞き耳 (1D100<=80) > 23 > 成功
古里 文太郎(蟹)
ccb<=70 聞き耳 (1D100<=70) > 2 > 決定的成功/スペシャル
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=25 聞き耳 (1D100<=25) > 19 > 成功
古里 文太郎(蟹)
なに?
KP(語)
どうした?
因幡 栄(ミナカミ)
古里さんつよ
KP(語)
CTチェック
古里 文太郎(蟹)
怖すぎて警戒心が?
KP(語)
聴覚と勘が野生並に…?
因幡 栄(ミナカミ)
あとどさくさに紛れて聞き耳初期値成功です
水黒 住吉(璃瓔)
すごい研ぎ澄まされてる
KP(語)
初期値成功もチェックどうぞ~
因幡 栄(ミナカミ)
はーい
古里 文太郎(蟹)
突然の野生に目覚めた古里もチェックしておきます なんでだ
KP(語)
じゃあですね、ここは仮名区の中でも大通りといえる一本まっすぐな道なんですが ▽
KP(語)
今日は冬の19時過ぎにしてはいやに人通りが多いことに気付きます。聞き耳に成功している貴方たちは、どうも歩いている彼らが口々に見世物小屋の話をしていることが分かりますね。 ▽
KP(語)
CTの古里は彼らの多くが「見世物小屋にいつもの浮浪者が来たと思ったら、座長がそいつをテントに引きずり込んだまま出てこなくなった」「テントは静かで誰も出てこなくなった」「今日は見世物はやらないのか」などと話していることが分かりました。 ▽
KP(語)
さらに幸運CTの古里は、あ、これは見世物小屋に実際行ってみないとまずい事態だな、という予感を覚えます。
因幡 栄(ミナカミ)
「…………? 今日はどうも賑やかですね。見世物小屋……?」
水黒 住吉(璃瓔)
「なにかあったんですかねぇ」
古里 文太郎(蟹)
コテリン「俺の文屋の勘が、見世物小屋に一大事が起きたことを示している……! 行こう!」善は急げ~
因幡 栄(ミナカミ)
「あら」 「慎重な古里様にしては珍しい」 古里さんについて行きます
水黒 住吉(璃瓔)
「えっそうなんですか・・・!?」よく分からないけど行こう!ついて行きます!
古里 文太郎(蟹)
廃病院がこわいわけじゃないんだからね!!(ちょっとあった)
KP(語)
全員でアイデアどうぞ
古里 文太郎(蟹)
ccb<=70 アイデア (1D100<=70) > 91 > 失敗
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=80 アイデア (1D100<=80) > 49 > 成功
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=(15*5) アイデア (1D100<=75) > 80 > 失敗
KP(語)
じゃあ水黒が慎重ですね。廃病院に行こうか、と言っていたのもあって、この時間ですし、まず光源を用意したいな…と思います。現実的なのはランタンのようなものですかね ▽
KP(語)
この時代、懐中電灯に類するものはあったようですが、軍備品でありどうも燃費は悪かったようです。
水黒 住吉(璃瓔)
「もうすっかり暗いですしどこかでランタンを手に入れていきたいですね。一大事が起きたというなら灯も落とされているかもしれません」どこか借りられそうな場所など近くにありますか?
古里 文太郎(蟹)
「ハッ それもそうだ……!」一緒に探しましょう
因幡 栄(ミナカミ)
ハッ…… 「なるほど、確かに。流石水黒様です」
KP(語)
時間なので誰もいないかもしれませんが入れるのは探訪社。顔見知りなので交番のアテもありますね。
水黒 住吉(璃瓔)
「此処からだと・・・探訪社に戻るのが手っ取り早いでしょうか?」
古里 文太郎(蟹)
それぞれ分担して探しに言ってみるのは有りですか? 一箇所に何個もはないかもなので
因幡 栄(ミナカミ)
「あるいは交番で借りるという手もありますが……」 探訪社が一番手っ取り早いかな?
古里 文太郎(蟹)
探訪社に水黒さんと因幡さん、交番に古里になるかな? 効率悪ければ探訪社のみで大丈夫です
KP(語)
構いません。お察しの通り一か所に1つありますが、この先探索の手分けが逆に危険なので一応お伝えしておきますね。
古里 文太郎(蟹)
ヒエ
因幡 栄(ミナカミ)
何かに遭遇する可能性もある……か……
水黒 住吉(璃瓔)
「・・・もう夜ですしあまり単独行動も得策ではないかもしれませんね・・・探訪社に寄って、足りなかったら交番で借りるのはどうでしょう?」
古里 文太郎(蟹)
アア……昨晩も襲われたもんな。無くなったらまた探そう。水黒さんに同意します
KP(語)
では探訪社→交番、でよろしいですか?
水黒 住吉(璃瓔)
大丈夫です!
古里 文太郎(蟹)
それでお願いします!
因幡 栄(ミナカミ)
お願いします!
KP(語)
では探訪社、交番と寄って前方照射型のランタンが1つずつ(計二個)手に入りました。 ▽
KP(語)
なんか昔の駅員さんが持ってそうなランプみたいなイメージです。 ▽
KP(語)
因幡は薙刀、水黒は日本刀の持ち歩きを可とします。
因幡 栄(ミナカミ)
こわい ありがとうございます 持ち歩きます
水黒 住吉(璃瓔)
技能振り忘れてるけど何かに使える時もあるかもしれないので持って行きます・・・お守り・・・
古里 文太郎(蟹)
雑誌と脂肪でガードしとこ……ラーメン火傷を治療し忘れたな……
KP(語)
では見世物小屋に向かいますか?
古里 文太郎(蟹)
ハイ
因幡 栄(ミナカミ)
向かいます
水黒 住吉(璃瓔)
行く前に応急手当チャレンジします・・・?
古里 文太郎(蟹)
して良いのなら……探索者のHP1は大きい……
KP(語)
いいですよ、古里ですね
水黒 住吉(璃瓔)
ですね古里さんに!いうて初期値なんですが・・・!
因幡 栄(ミナカミ)
因幡は手当あるので、初期値失敗したらやりましょか
KP(語)
どうぞ
水黒 住吉(璃瓔)
ありがとうございます!
古里 文太郎(蟹)
ハイ!お願いします
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=30 応急手当 (1D100<=30) > 43 > 失敗
KP(語)
おしい
古里 文太郎(蟹)
オシイ
因幡 栄(ミナカミ)
おしい
KP(語)
因幡どうぞ
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=75 応急手当 (1D100<=75) > 61 > 成功
KP(語)
成功。古里+1
因幡 栄(ミナカミ)
ヨシ!
古里 文太郎(蟹)
ラーメン好きのイナバさんありがとう!!
水黒 住吉(璃瓔)
「何かあるかもしれないなら万全にしておき・・・ウウンむずかしいですねぇ・・・」因幡さんありがとうございます!
system
[ 古里 文太郎 ] HP:16 → 17
古里 文太郎(蟹)
「ずっとヒリヒリしてたの気になったんで助かる~ありがとう!」
因幡 栄(ミナカミ)
「いえいえ、お役に立てて幸いです」 古里様……なんてもちもちとした素敵な触り心地……
水黒 住吉(璃瓔)
「ありがとうございます。これで一安心ですね!」無事治ったので見世物小屋向かいます!
KP(語)
では見世物小屋行きでよろしいでしょうか。準備が足らないと思う場合は思いつく行動をとっても構いません。 ▽
KP(語)
尚、救急キットに類するものに関しては、この時代、この時刻すぐに手に入らないので今持ち物にある人だけの所持になります。
水黒 住吉(璃瓔)
お・・・了解しました!
古里 文太郎(蟹)
武器持ち対策に丁度良さそうな棒などあれば持っていきたいです。
KP(語)
どの技能で振る予定の物ですか?
因幡 栄(ミナカミ)
装甲になるような装備も手に入らないでしょうか?
古里 文太郎(蟹)
杖ですね。初期値ですが、無いよりいいかなぐらいです
KP(語)
では、誰の忘れ物かいい感じの杖があります。耐久値などは戦闘があればお知らせします。 ▽
KP(語)
防御系の装備に関しては、残念ですが手に入りません。
古里 文太郎(蟹)
ありがとうございます! 持ち物に書いておきます
因幡 栄(ミナカミ)
了解しました。頼んだぞ……HPという名の装甲
KP(語)
では、移動しますね
水黒 住吉(璃瓔)
はーい!お願いします!どきどき・・・

見世物小屋

KP(語)
探訪社、交番、傷の手当、持ち物の確認などしていたらすっかり時刻が回ってしまった。見世物小屋の近辺に人影は少ない。 ▽
KP(語)
テント前に残っていた数人も、貴方たちと入れ替わりに「どうせただで貰った入場券だしなあ」とあっさり諦めて去っていくだろう。広場は無人になった。 ▽
KP(語)
そこにはただ静かに立っている天蓋があるだけだ。人の気配はせず、恐らく明かりもついていないようだ。
水黒 住吉(璃瓔)
入る前にテントの周囲をざっと確認したいです。なにか気付くことはありそうでしょうか?
KP(語)
特にありません。テントの裏側にはいつもなら出演者である怪物人間たちが控えているのでしょうが、いまは椅子にしていたような空き箱だとか、そうしたものが打ち捨てられるようにおかれているだけです。
水黒 住吉(璃瓔)
「・・・全部中にいるのか、それとも・・・」周囲の様子をお伝えして、警戒しつつテントに入ることをおふたりに提案したいです
古里 文太郎(蟹)
聞き耳たててみたいです
KP(語)
どうぞ
古里 文太郎(蟹)
ccb<=70 聞き耳 (1D100<=70) > 52 > 成功
KP(語)
成功。ではテントの内部から物音はありません
古里 文太郎(蟹)
「中から物音もしないな……水黒君の言う通り入るしかなさそうだ」声を潜ませて
因幡 栄(ミナカミ)
「気を付けてまいりましょうか……」 像に軽く触れて懐に戻した 行きますか……
水黒 住吉(璃瓔)
頷いてテント入ります・・・!
古里 文太郎(蟹)
勇気を出して先陣にて入りましょうぞ
KP(語)
では、テントを覗いてみてもガランとしていて誰もいる様子はない。やはりテントの中は明かりがついていないようで真っ暗だ。 ▽
KP(語)
貴方たちはランプを用意しているので、そのまま目星が振れる。
古里 文太郎(蟹)
ccb<=70 目星 (1D100<=70) > 71 > 失敗
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=80 目星 (1D100<=80) > 17 > 成功
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=70 目星 (1D100<=70) > 21 > 成功
KP(語)
では2人成功なので ▽
KP(語)
貴方たちがテント内部をくまなく見ていると(古里は何かに気を取られているが)、何かの拍子に吹っ飛んで挟まってしまったのか、テントの端と地面の間になにか冊子のようなものが滑り込んでいるのを見つけた。 ▽
KP(語)
冊子は別々の場所で、合わせて二冊あった。 ▽
KP(語)
片方は「天地始記録 下巻」と書かれている。 もう一冊は表に「気賀精神病院」とだけ書かれている冊子だ
水黒 住吉(璃瓔)
「あれ、これさっき聞いた病院の名前が書いてありますね」拾いました
因幡 栄(ミナカミ)
「あら。これは……!!!!!」 天地始記録をススッと手に取った
KP(語)
水黒は ▽
KP(語)
天地始記録に近い様子の冊子を、空気男と呼ばれた浮浪者が所持していたことに気付いていたので、これは彼の落とし物だと分かる。 ▽
KP(語)
なんらかの理由で彼はここにこれを落としていった。そして本人はいない。
因幡 栄(ミナカミ)
「水黒様、古里様。先程の本の下巻がこちらに……」 とりあえず2人にも見せましょう
水黒 住吉(璃瓔)
「おや、それ、”空気男”の持ち物ですね。・・・多分これも。持ち主はどこに行ってしまったんですかね」
KP(語)
そして病院の名前のある冊子には、見覚えのある胸部写真が挟まれている。間違いなくこれらは彼の持ち物だ。
古里 文太郎(蟹)
「それが落とし物なら本人はどこに……」
因幡 栄(ミナカミ)
「怪物の胃の中……でなければいいのですけれど」
水黒 住吉(璃瓔)
「やっぱりそうだ、この写真あの時見た・・・」冊子を読むことはできますか?
KP(語)
今ここで読みますか?
水黒 住吉(璃瓔)
すみません後にします・・・ひとまず回収のみで!
KP(語)
ではそそくさとそれらを抱えてテントを出た。外にはやはり人影もない。 ▽
KP(語)
街灯の下で読むことに専念してもいいし、かくれてランタンで照らしながら読んでも、移動しても構わない。
古里 文太郎(蟹)
「肝心の騒ぎの原因はなかったけれど、収穫はあったといえるかな……?」
古里 文太郎(蟹)
今は何時ころでしょう?
水黒 住吉(璃瓔)
「これの内容次第といったところでしょうが・・・」どこで確認しようね
KP(語)
20時過ぎですね
因幡 栄(ミナカミ)
「こちらの御本……これから夜も更けてまいりますし、私としては事務所など屋内で読みたいのですが、どうしましょうか」
古里 文太郎(蟹)
うーん ちょっと相談していいですか?
KP(語)
どうぞ
古里 文太郎(蟹)
ありがとうございます!
水黒 住吉(璃瓔)
「そうですね、また昨夜のようなことがあっても嫌ですし・・・一度戻ってゆっくり読むのはどうでしょうか?」探訪社に戻って拾ったもの読むことを提案します
古里 文太郎(蟹)
「こんな時間になっちゃったもんな……明日仕切りなおすか~!」賛成しますね
因幡 栄(ミナカミ)
2人に対して頷いた 探訪社に戻ります~
KP(語)
では、貴方たちは一路探訪社に。 ▽

探訪社

KP(語)
社員たちもすっかり前に帰ってしまい、貴方たちが勝手に上がり込んで一室の明かりをつけることになる。慣れた休憩室にいるだろう。本を読みますか?
水黒 住吉(璃瓔)
しっかり戸締りはしつつ、読みたいです!
KP(語)
ではどちらの本から
古里 文太郎(蟹)
二人にあたたか~いお茶でもいれよう。いつも淹れてもらってるし
水黒 住吉(璃瓔)
さきほど病気のお話と病院のお話し聞いたのでその流れで「気賀精神病院」の方まず読みたいです
水黒 住吉(璃瓔)
あったかいお茶ありがとう・・・!同じ茶葉のはずがいつもより甘くておいしい
KP(語)
全員で読みますか?避けたい人がいたら先に申請してください
因幡 栄(ミナカミ)
まあ古里様にそんな……と一瞬謙遜するけど貰えるものは貰おう おいしい
因幡 栄(ミナカミ)
読みます!
水黒 住吉(璃瓔)
住吉は順にどちらも読んでおきたいです!
古里 文太郎(蟹)
念のため警戒しておいて、後で共有してただこうかと。
KP(語)
では因幡と水黒がそれを読む。 ▽
KP(語)
では表紙をめくる。めくるとまず現れるのは男性の胸部の写真だった。何度見ても気持ちのいいものではない。 ▽
KP(語)
貴方たちは読み進める。大半が読めもしない外国の文字が、更に独特な癖字でうねっているだけで、貴方たちには理解はできないだろう。どうやらカルテのようだということは分かる。この時代なので、ドイツ語だろうか。 ▽
KP(語)
だが何日かおきに医師の日誌のような書き付けが見られる。せめてそれだけでもと読んでいくだろう。後程まとめて画像で出します。 ▽
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・八月七日
総合病院から尾月健蔵(おづきけんぞう)氏の転院手続きを済ませた。
担当医によれば、尾月氏は胸の腫瘍のため総合病院に入院していたが、治療は難航し、尾月氏の精神が病んでしまったために、当院に転院させるとのこと。
尾月氏は当院では患者番号第二十三号とする。

・八月八日
第二十三号が当院に来た。
確かに胸に奇妙な腫瘍があるが、他の患者と大して差はない。
神がどうとか、よぐそとすがなんとか、ブツブツつぶやくばかりだ。おびえた様子ではあるがおとなしく、反抗的な態度も取ることもない。

・八月九日
第二十三号がしゃべっている話の内容について書き留めておく。単なる彼の妄想かも知れないが、治療に役立つ可能性もあるだろう。

彼はある宗教団体の一員だったそうだ。教祖の教えでは、八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)、その本来の名前はヨグ=ソトースと呼ばれる存在こそが全知全能の神であり、ヨグ=ソトースに到達する事が即ち悟りであり、全人類の救済に繋がるとのことであった。教団はヨグ=ソトースを信仰し、名状しがたく冒涜的な儀式の数々を日常的に行っていたという。

・八月十日
ある日、教祖はヨグ=ソトースを現世へ顕現させる儀式を行う事にした。神を世界に降ろすことで、人々を肉体の束縛から解き放つ事が目的であった。儀式の生け贄として全ての信者が短剣で自らの胸を突き刺し、心の臓を抉った。異界の門が開かれ、儀式は成功したかに思われた。しかし現れたのは彼らが信仰する神ではなかった。それは人間のこぶし程の大きさをした不快な芋虫のようで、胸の悪くなるような腐敗した肉のような悪臭をまき散らしていた。

儀式の失敗に絶望しながら、信者達は息絶えていった。第二十三号は薄れ行く意識の中、呼び出された不定形の怪物が自分に近づいて来るのを見た。

ここまで聞くと、第二十三号に緊張病性興奮の症状があらわれ、話が聞ける状態ではなくなってしまった。続きは後日聞く事にする。

・八月十五日
第二十三号の容態が安定したため、話の続きを聞く事が出来た。

第二十三号が目を覚ますと、不定形の怪物の姿はどこにもなく、肉の腐敗臭に混ざって、信者達の流した血の匂いが漂っていた。
怖くなった第二十三号はその場から逃げ出し、自宅へと走った。
その途中、自分で短剣を突き刺した胸の部分に痛みを感じないことに気づいた。
着物を脱いで自分の胸を見ると、そこにはあの不快な芋虫が取り憑いていたのだった。まるで心臓の代わりを果たすように、その異様な塊は自分の胸で脈打っていた。
第二十三号はこの芋虫めいた腫瘍を除去してもらうために総合病院に入院する事になる。

確かに、第二十三号の胸にある腫瘍はまるで芋虫のように形状で、それ自身が生きているかのように脈打っている…。
彼はおびえている。毎晩、胸の芋虫に体を乗っ取られる夢を見ているそうだ。

・八月十七日
情緒不安定であった第二十三号の精神が落ち着きを見始めている。だが話す内容は以前にも増して意味不明なものとなっている。
彼の体が臭い。まるで腐敗した肉のような匂いだ。

・八月十九日
宇宙の成り立ちとは盲目白痴の魔王という窮極の虚空の暗澹たる螺旋状の渦動から、闇と霧と混沌が生まれたことからはじまる。霧は窮極の門を生み、窮極の門は名状しがたいものと、海に眠りし龍を生んだ。闇は暗黒の星雲にて黒き豊穣の女神の生み、女神は窮極の門と共に恐ろしき双子を生んだ。原初こそ盲目白痴よりであったが、窮極の門、ひいてはその母体となる霧こそが万物創世の神である。

無名の霧こそが宇宙の創世したのだ私は第二十三号ととも彼の霧を崇拝しなければならない途方もなくすばらしいこれまでに例がないほどの光栄が深き霧にある以上私は霧と一つになるべきなのだ

ラ・マグヌム・インノミナンドゥム・

フタグン! ラ! ラ!

第二十三号の力を以てして私の体は異界の門となりこの身を深遠なる霧に捧げるのだじっとうずくまっている暗黒の霧を目指して深遠なる魔神の巣窟の中で脅威と光栄とに包まれたまま、永遠にそこを棲家とするつもりだ

・九月一日
私は霧になった
空気のように、霧に溶けた
思い出せない
霧が怖い

・九月×日
霧が 人の心を吸って 大きくなる夢

帝都を 覆う夢を 見た

霧に 近づいては いけない
KP(語)
貴方たちは医師という立場にあるであろう人間が徐々に狂っていく過程をその文字に見た。背筋がどうにも寒い。SAN-1
system
[ 水黒 住吉 ] SAN:56 → 55
system
[ 因幡 栄 ] SAN:43 → 42
system
[ 古里 文太郎 ] SAN:57 → 56
水黒 住吉(璃瓔)
「これ・・・・・・・」廃病院になったのも納得だな・・・と言う顔
KP(語)
あ、古里は読んでいないので
古里 文太郎(蟹)
あ、すいません 良すぎてつい
system
[ 古里 文太郎 ] SAN:56 → 57
因幡 栄(ミナカミ)
「……やはり、本物は違いますね……」 参考になるな……
水黒 住吉(璃瓔)
「あの腫瘍の写真は儀式失敗で呼び出されたものがくっついたものみたいです。・・・で、それは尾月さんを多分乗っ取って行ったのかな・・・精神病院の院長先生はどうもそれにだいぶ影響されてしまったみたいです。最終的には”霧に近づいてはいけない”って書いてますけど・・・」ふんわりざっくり内容を古里さんにも共有しますね
KP(語)
ではふんわりざっくり共有されました。
古里 文太郎(蟹)
「霧が街を覆うだけで? いやでも……」思い当たることがあるのにSANは削れない!!!!!
KP(語)
では、カルテを読んでいた水黒と因幡は、二十三という数字に覚えがあることに気付くだろう。二十三(ふたとみ)と名乗る男がいたはずだ。
因幡 栄(ミナカミ)
「二十三……そういえば、あの見世物小屋の座長さんのお名前も……」
水黒 住吉(璃瓔)
「・・・!そうでしたね!・・・とすると、座長がこの尾月もとい二十三号、”空気男”が院長ってことでしょうか・・・?」
因幡 栄(ミナカミ)
「おそらくは……」
古里 文太郎(蟹)
「治療するはずが病に飲み込まれちまったのか……」
古里 文太郎(蟹)
「じゃあ見世物小屋をやめろって叫んでた奴は一体……」阻止を望むものがいる?
水黒 住吉(璃瓔)
「・・・色々と繋がってきたようなこないような・・・」むむむ・・・「・・・そういえばこの、”まぐぬむ いんのみなんどぅむ”・・・この文言確か座長も言ってたな・・・前後は違いましたけど・・・」ついでにテントでのこと共有しておきます
KP(語)
貴方たちは聡明なので、空気男が気賀院長なのであるならば、この日誌に書かれているように、あの浮浪者が「霧が怖い」「霧に近づいてはいけない」と言い続けていたことと合致するだろう。 ▽
KP(語)
見世物小屋をやめろと叫んでいたのは、霧が怖いからだ。貴方たちは見世物小屋での体験を思い出す。 ▽
KP(語)
男が一人消え去る出し物、『空気男』。貴方たちを包んだ、暗く寒い霧…そこにいた化け物たち。 ▽
KP(語)
間違いなく、尾月は…二十三号は、集まった客たちの魔力を集めて、<人間から霧を生み出していた>
水黒 住吉(璃瓔)
「・・・あの見世物小屋、放っておいたらとんでもないことになりそうですね。警察が彼らに協力するような素振りすらしているのは気になりますが・・・」続けて下巻も読んでみたいです
因幡 栄(ミナカミ)
下巻も読みます
古里 文太郎(蟹)
「確かに警察が摘発しない謎はひっかかる」いや怖いよこれ
KP(語)
全員読みますか?
因幡 栄(ミナカミ)
「このような荒唐無稽な話、警察の方に信じてもらうにはもう少し証拠を集めないといけませんね」
因幡 栄(ミナカミ)
こわい 因幡は上巻を熱心に読んじゃったので下巻も読みます
水黒 住吉(璃瓔)
折角なので住吉も読みます!
古里 文太郎(蟹)
読みます!!
KP(語)
はい
KP(語)
▼天地始記 下巻  著 天招院行斎▽
KP(語)
読んでいる全員が、今自分が正気ならば、これが本当に教義と呼べるものなのかと疑いを抱くだろう。
何しろ、書かれている内容ときたら神史からはかなり外れ、冒涜的な神々や、忌まわしい秘術について記されているが、ほとんどが一般人なら気にもとめない、世迷いごとと思えるものばかりだからだ。 ▽
KP(語)
だが、今までの全ての資料について見聞きしてきた貴方たちは以下の記述で目を留める。 ▽
KP(語)
それはこう書かれている。
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
八意思兼神の父にして母。宇宙を構成する界の隙間を満たす無名の霧。
この神のまたの名を、『マグヌム・インノミナンドゥム』という。

かの神を招来せしめるには、人間の体を『門』とし、その体そのものを依り代(よりしろ)としなければならない。
依り代となる者の肉体は無名の霧そのもとなるが、時間をおいてまた元の肉体へと戻る。
この際に『霧が四散していた場合、肉体もまた離れてしまう』ことに注意せよ。

(貴方たちは捻じれた粘土のようにバラバラになった人間の死体を思い出すかもしれない)

通常、かの神の招来は不完全な物であり、その霧は一部分しか現世に顕現(けんげん)しない。
完全に招来せしめるには、数度に分けて霧の一部分を現世に呼び、
その都度、この神に三十人の人間の精神を捧げる儀式を行わなければならない。
十度を超える儀式、数百人分の精神を捧げる事で、この無名の霧は完全な姿でこの世に顕現するだろう。
KP(語)
貴方たちはこの記述に、たびたびに人を集めて行われる見世物小屋の存在を思うだろう。……そして、数百という数字に至ったチケットの番号。 ▽
KP(語)
そして突然誰もいなくなったテント。 ▽
KP(語)
貴方たちはこの頁に 『高御産巣日神の印』 と書かれた印が描かれている事に気付く。 儀式の際に印の上に供物を…… という文章が書かれているが、その印は見覚えのある物だ。 ▽
KP(語)
貴方たちはこの夜明けを迎えられるのかどうか、という不安を抱くだろう。書物は続きますが、いったん切ります。
因幡 栄(ミナカミ)
「……供物、なりましたね。私達も」
水黒 住吉(璃瓔)
「・・・見覚えのあるものがたくさん出てきますね・・・すごく色々繋がってきた気がします」ほんの僅か震えた声で唾を呑み込みました
古里 文太郎(蟹)
「こんなの……どう話せば……」助けなんて到底求められないような
KP(語)
では、貴方たちは手掛かりを求めて、まだ書物を捲るだろう。続きはいよいよもって理解が難しくなってくる。読み続ける人は INT*3 を振る
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=16*3 INT*3 (1D100<=48) > 99 > 致命的失敗
水黒 住吉(璃瓔)
えっ
水黒 住吉(璃瓔)
頭から煙が・・・・・・
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=(15*3) (1D100<=45) > 32 > 成功
古里 文太郎(蟹)
ccb<=42 INT×3 (1D100<=42) > 51 > 失敗
水黒 住吉(璃瓔)
さす因幡さん・・・!
因幡 栄(ミナカミ)
フ……選ばれし読者になっちまったな……
古里 文太郎(蟹)
因幡さん成功なの解釈一致すぎて逆にこわい
KP(語)
では古里は理解を拒んでいる。 ▽
KP(語)
水黒はSAN-1とともに軽微のパニックに陥っている。のちほど精神分析か心理学で解消する。 ▽
KP(語)
因幡だけ読み進めますね。
system
[ 水黒 住吉 ] SAN:55 → 54
水黒 住吉(璃瓔)
「…いやもうこれ意味わからないし、そんな事あってはいけないというか、どうしたらいいんですかこれ、もうワケわからないですよ」ワーッしてます
KP(語)
では因幡。貴方は、下巻のその続きが不思議と頭に入ってくるような気がする。他ごとが目に入らないような熱心さで文字を追っていた。 ▽
因幡 栄(ミナカミ)
それはもう隣でパニックになってる水黒さんなんか気づかない勢いでね
KP(語)
文字を追っているつもりである。しかし傍からみてその光景は、因幡が瞳孔の開ききった目で宙を仰ぎ見ながら譫言を言っている姿である。神よ、神よ、神が見える。そう繰り返している。
貴方の脳内には書物の続きに書かれている 『あらゆる存在を退散せしめる「門」の創造』 について が勝手に記録され始めているのだ。 ▽
KP(語)
それは恐らく、この世に顕現せんとしている邪悪の片鱗を退けるかもしれない呪文に違いない。 ▽
――それを使うべき時、神の像は玉虫色に輝くだろう。
八意思兼神を象った像を掲げた者は、以下の文言を3度唱える。

ざなとるう うあぐるが ぐるがるむふ たぐるんふ
ぐてぶぐ よぐ・そとおす ぶるぐと ぐるむふ
うがふるなぐん よぐ・そとおす…

この呪文を唱える度に、詠唱者は4のマジックポイントを消費し、1d3正気度ポイント喪失する。他者からのMPの譲渡は可能であるが、制限はあるだろう。
1回唱える度に60%で判定する。合計3回成功後、次のラウンド頭で呪文は完成する。

ひとたび唱え始めれば、呪文を途中でやめることはできない。
また、呪文の完成、あるいは完全な失敗(呪文の放棄、術者の死亡、MPの枯渇、SAN値の枯渇など)に際して、像は失われる。
KP(語)
これらについては、また詳しく説明いたします。 ▽
KP(語)
これらの知識が頭に直接刷り込まれる奇妙な感覚に貴方の正気はすり減るだろう。因幡はSANチェック(1/1d3)
因幡 栄(ミナカミ)
ccb<=42 正気度 (1D100<=42) > 52 > 失敗
因幡 栄(ミナカミ)
1d3 (1D3) > 3
KP(語)
-3
因幡 栄(ミナカミ)
だと思いました
system
[ 因幡 栄 ] SAN:42 → 39
KP(語)
続いて神話技能+3%
因幡 栄(ミナカミ)
神話技能3→6
KP(語)
読み終えた時、貴方は一瞬宇宙の片鱗を垣間見た。おお、大いなる玉虫色の、げに神々しき門にして鍵…… ▽
KP(語)
そうして、ふと現実に戻ると、おののいて貴方を見ている古里と、パニックになっている水黒がいるだろう。これらの内容を口頭で人に伝えることはできない。
因幡 栄(ミナカミ)
「…………」 視線を上げた。古里さんと水黒さんと視線が合う。
古里 文太郎(蟹)
椅子の影から体はみ出してるけど「い、因幡センセイ……?」
水黒 住吉(璃瓔)
「いやだってこれ警察は使えないし、こんなん相手にどうしたら良いか分からないしそもそも何書いてあるかわけわからないし」パニクってしゃべり続けてましたが目が合った「因幡さん・・・?」
因幡 栄(ミナカミ)
「? 本を読んでいただけなんですけれど……何か、おかしかったですか?」
古里 文太郎(蟹)
こくりと頷いて「空の向こうにとんでもない運命の相手見つけたみたいな顔して独り言ずっと言ってた……よ……」
水黒 住吉(璃瓔)
「ええ、ええ、因幡さんもわけわからないこと言い始めるしいったい帝都はどうなっちゃってるんですかね」
KP(語)
水黒を落ち着かせたい人は精神分析か心理学をどうぞ
因幡 栄(ミナカミ)
「まあ、古里様。とんでもない運命の相手だなんてそんな……」
古里 文太郎(蟹)
心理学してみますね……
KP(語)
はい
古里 文太郎(蟹)
ccb<=75 心理学 (1D100<=75) > 54 > 成功
KP(語)
成功。回復も入れておきましょう、古里は1d3どうぞ
古里 文太郎(蟹)
1D3 (1D3) > 2
水黒 住吉(璃瓔)
嬉し・・・!ありがとうございます!!
KP(語)
では水黒SAN+2 逆にスッ…と落ち着いてきた
古里 文太郎(蟹)
「水黒君、ほら、きっとお腹すきすぎて不安になったんだ……菓子でも食べて……」
system
[ 水黒 住吉 ] SAN:54 → 56
水黒 住吉(璃瓔)
「こんな時に菓子なんか・・・・・・いや、そうですね。腹ごしらえしないと動くに動けない、世の真理でした」スン
古里 文太郎(蟹)
「(因幡さんは否定してえ……!)」冗談の表現だったんだよお!
KP(語)
では、因幡の感覚としては、大いなる神の導きに則れば来るべき闇をどうにかできるかもしれない手段が、本の続きには書いてあった。といったところだ。
因幡 栄(ミナカミ)
その辺りの感覚や、像を掲げて呪文を唱えたら悪い奴を追い出せそうってくらいのざっくりとした共有はOKということですか?
KP(語)
そうですね。呪文は共有できませんので、他の人も習得したければINTチャレンジするしかないなっていう感じです。
因幡 栄(ミナカミ)
「この本の続きですけれど……書かれている内容の通りにすれば帝都に忍び寄るものをどうにかできるかもしれません」 像をごく自然に撫でながら共有できる範囲で共有しましょう
古里 文太郎(蟹)
「書かれている内容っていうと……まさか見世物小屋で体験したようなことを……?」
水黒 住吉(璃瓔)
「おお、そんな方法が・・・!いったいどうされたのかと心配になりましたがこんな難しい本を読み解けるなんてさすが因幡さんですね」像撫でてる・・・まるで我が子のような扱い・・・みたいに思いながら眺めてます
KP(語)
では、因幡の話を聞いてやっぱり自分もそれを知りたいですとか、PL目線で呪文の習得が因幡一人は不安、とかがあればもう1回だけチャレンジできます。
因幡 栄(ミナカミ)
「こう……像を掲げて頭に浮かんだ言葉を……」 本人も感覚理解なのでふわふわしている
古里 文太郎(蟹)
「因幡さんだけにしか分からないってのは、負担かけ過ぎだよ。俺、もう一回読んでみる」SANを減らしたいので読ませてください!!!!
KP(語)
水黒はどうしますか?
水黒 住吉(璃瓔)
「なるほど・・・」ふわふわイメージした。念のためチャレンジしておきたいです・・・!
KP(語)
では、お二人は再びINT*3 どうぞ
古里 文太郎(蟹)
ccb<=42 INT×3うおおおSAN (1D100<=42) > 62 > 失敗
古里 文太郎(蟹)
ぐわあああああ
水黒 住吉(璃瓔)
CCB<=16*3 INT*3 (1D100<=48) > 95 > 失敗
水黒 住吉(璃瓔)
あっぶな
KP(語)
あー、神様に拒まれている
因幡 栄(ミナカミ)
2人ともー!!
古里 文太郎(蟹)
FBじゃなくてえらい!!
水黒 住吉(璃瓔)
神様はやはり因幡さんがお好み・・・
KP(語)
では残念ですが呪文の習得は因幡のみ、という状態で進みます。
古里 文太郎(蟹)
「因幡さんなんでこれ理解できたんだ!?」目がぐるぐるするする
水黒 住吉(璃瓔)
「ほんとですよ。お話聞いてざっくり概要分かった気がしたのに何も分からない」
因幡 栄(ミナカミ)
「あら……普段からこういう話ばかり書いてるからでしょうか……」 次回作に異種族恋愛を入れようとしている女だ、面構えが違う
KP(語)
その神様本当に人間の女性との間に子供作るので困ったものです。では、 ▽
KP(語)
貴方たちがそうこう話していると、誰やら探訪社の建物の入り口前で戸を叩いて騒いでいる者があるようです。 ▽
KP(語)
恐る恐る窓から下を覗くと、ビルの入り口には学生帽を被った若い男子がいるようですが、友善青年ではないようでした。「探訪社の方!おられますか!夜分申し訳ない!探訪社の方!!」と切羽詰まった声を上げている ▽
KP(語)
といったところでお時間丁度いいの本日はここまで。一旦お疲れさまでした。