百度目の蝶 (2016/07/30 - 2016/08/07)

SCENARIO INFO

Writer/ミナカミ(配布元

本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.
Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc.
PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

PLAYER

KP/ミナカミ
PC1/小鹿原 匠(コトナ)
PC2/灰塚 卯吉(大樹)
PC3/冴生 鷹之助(二十日)

INDEX

1日目2日目2日目-22日目-32日目-42日目-53日目4日目4日目-2アフタープレイ

3日目/街中

KP(ミナカミ)
ではでは再開して。
KP(ミナカミ)
前回は空き家を調べて、それから山に行ったものの山ではミゴちゃんに塩対応されてしまいました。
小鹿原 匠(コトナ)
かなしい。
冴生 鷹之助(二十日)
ミゴちゃん…
灰塚 卯吉(大樹)
ミゴちゃん…
冴生 鷹之助(二十日)
汗を浮かべながら葛藤し、数秒は永遠に引き伸ばされ、ナイフを持つ手は震えました。
冴生 鷹之助(二十日)
その末に鷹之助はナイフを下ろしました。矢部さんを殺す可能性が大きくなってしまうと分かっていても、全員を命の危機にさらすことはできなかったのです(ナレーション)
KP(ミナカミ)
山を降りる頃には既に深夜に近くなっており、もうすぐ日付が変わろうかというところです。
矢部 総一郎(ミナカミ)
「空き家にはいろいろありましたけど、結局あの空をどうしたらいいのか分からんままでしたね」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「また明日、がんばりましょか。それじゃ」
KP(ミナカミ)
矢部はそう言ってみなさんと別れて自宅に帰っていきます。
冴生 鷹之助(二十日)
「センセェ…」名残惜しいながらも強く引き止められません。
小鹿原 匠(コトナ)
「…オレが、もっと…」 がんばれたら、と、泣きそうです。
灰塚 卯吉(大樹)
「……おう……」と、引き止めることも出来ないまま見送るしか出来なかった…。明日はこないんじゃ…。「………しかし、今日。矢部はんのところにあいつが来るんじゃあないんか?そういうてなかったか…?」このまま見送るだけでいいのか訝しげ
KP(ミナカミ)
そうですね。矢部の元に化身は姿を現します。
KP(ミナカミ)
そして皆さんは、かつて紫苑と出会ってからの交流等から、矢部の自宅がどこにあるかを知っています。
冴生 鷹之助(二十日)
自宅は引越しとかしてなかったんね。了解です。
冴生 鷹之助(二十日)
「呪文はもう期待できねェ…」欠けた器具を見ます。「矢部さんッ…殺すしかなくなっちまう!どうすりゃいい!?他に手段はネェのかよ!?」
小鹿原 匠(コトナ)
「…そんで時間はもうない。」
灰塚 卯吉(大樹)
「呪文は夜中っちゅうふうに描いてあったけえ、駄目元で唱えてみるんもありなのかもわからん。…失敗したら何も起こらない、とかなら試してみるのもええかもしれんが…。一先ず、矢部はんの家まで行ってみんか?」事件がどうなってんのかも気になる…
冴生 鷹之助(二十日)
KP、そもそも器具が欠けた状態で呪文は唱えられるの?
KP(ミナカミ)
一応唱えることはできます。その辺りの条件を含めて改めて書き出しましょうか。
冴生 鷹之助(二十日)
お願いします!
小鹿原 匠(コトナ)
おねがい!します!
灰塚 卯吉(大樹)
お願いします!
★呪文の概要
・詠唱者および詠唱者と接触している者を「その人物が最も長い時を過ごした世界」に移送する
・呪文の発動は所定の器具を用いて儀式を行う必要があり、それとは別に移送コストが発生する
・移送コストは【1d10】のマジック・ポイントおよび【1d3】の正気度ポイント
・「移送される者全員」が、各自でこれらのコストを消費する

★諸々の要素
・「時間」「魔力を効率よく変換する器具」「発動のキーとなる呪文」の三要素が必要
・発動のキーとなる呪文は【スクロール】を読み上げるだけで条件を満たす
・器具は現在製作中。スクロールを読み上げ、これに触れるだけで条件を満たす仕様を想定している
・時間は夜中、月が正中する頃合いが望ましい。正中時刻以外で呪文を発動する場合、【10ポイント】のマジック・ポイントで補填する
・いずれかの要素が欠けた状態で呪文を発動した場合、呪文の成功率は著しく低下する

★器具が壊れていた場合
・【壊れた六分儀】のまま等、何らかの条件が不十分な場合、探索者全員が《幸運/2》をロールし、半数以上が成功した場合は呪文が発動し、失敗した場合はMPだけ消費して何も起こらない
KP(ミナカミ)
以上です。
KP(ミナカミ)
「発動のキーとなる呪文」は呪文発見時に取得しているため問題ありません。
KP(ミナカミ)
「時間」は探索者達は月が正中する頃合いを正確に把握することができないため、【10ポイント】のMP追加消費は発生するとお考えください。
KP(ミナカミ)
「魔力を効率よく変換する器具」は壊れているため、《幸運/2》ロールが発生します。
冴生 鷹之助(二十日)
お!MP消費だけで失敗リスクはないんだな!成功率はめっちゃ低いが!
小鹿原 匠(コトナ)
もしかしたら…希望が…ピョンキチは高いぞ
灰塚 卯吉(大樹)
10ポイントのMP消費と幸運ロールか……。ワンチャン試してみたい数値。
冴生 鷹之助(二十日)
月の正中の時間とかスマッホで調べれば出てきたりしない?それともこれミゴちゃん情報だったのかな
KP(ミナカミ)
ぶっちゃけ《天文学》かなと。 >月の正中時間
冴生 鷹之助(二十日)
オオーウ無理ぃ…
小鹿原 匠(コトナ)
天文学><
KP(ミナカミ)
どうするかちょっと相談しますか?
冴生 鷹之助(二十日)
ホアイ!
+  一方雑談窓では
灰塚 卯吉(大樹)
事件がおこってるのかどうかも気になるし、家までステルスしたいよね…。
冴生 鷹之助(二十日)
家には当然行くつもりだよ!
灰塚 卯吉(大樹)
ヨグ様の前で「時間だ、答えを聞こうか」ってして、バルスよろしくこれが答えじゃ!って魔法唱えて帰れたら最高に格好いいと思わないか #尚失敗したら
冴生 鷹之助(二十日)
ぴょん吉MP16、匠くんMP12、鷹ちゃんMP10、矢部さんMP8だから
冴生 鷹之助(二十日)
ぴょん吉-6、匠くん-2、鷹ちゃん-2くらいが妥当かな?
冴生 鷹之助(二十日)
(正中なし効果でMP10消費するとしたら)
小鹿原 匠(コトナ)
うーむピョンキチは多いからそうだね…!
灰塚 卯吉(大樹)
多めに渡すよ!
小鹿原 匠(コトナ)
あとその帰還は最高にカッコイイなw
冴生 鷹之助(二十日)
どのみち鷹ちゃんと矢部さんは残MP8になるから 消費MP1d10で9以上出たら術不発動になるかもしれんけど
KP(ミナカミ)
まあその辺は1d10してからどう割り振るか決めてもいいですよ(ゆるい)
灰塚 卯吉(大樹)
KPありがとう!!
冴生 鷹之助(二十日)
アッミナカミKPやさしい
灰塚 卯吉(大樹)
ミゴさんに喧嘩売るよりはまだ…ってカンジがせんでもない。
冴生 鷹之助(二十日)
じゃあ運良くMP残ったヒトらでどうにかするとして、一旦やってみっか!
小鹿原 匠(コトナ)
OKOK
冴生 鷹之助(二十日)
「…だな、モノは試しじゃネェの。試してみる価値はある…!」ということで呪文を試す方向で。
冴生 鷹之助(二十日)
「当然矢部さんも連れて、だ」ということで鷹之助は家路に着いた矢部さんを追いますね。
灰塚 卯吉(大樹)
「どうなるかはわからんが、できる限りの事はしよう。…最後の最後まで、足掻こう。……最悪の展開は、それから、考えよう。」
小鹿原 匠(コトナ)
「…だよな、そうだよな!」
冴生 鷹之助(二十日)
矢部さんは既に矢部ハウスに着いてるかな?
KP(ミナカミ)
そうですね、皆さんが記憶を頼りに矢部ハウスについた頃には、矢部はもうとっくに家の中に入っています。
KP(ミナカミ)
……ですが、不思議なことに窓からは明かりが漏れていません。真っ暗です。
冴生 鷹之助(二十日)
マンション前にソッと集まることになりますね…不審…おや? 「暗ぇ…?」
冴生 鷹之助(二十日)
中に聞き耳いいすか!
KP(ミナカミ)
いいすよ!
冴生 鷹之助(二十日)
ccb<=25 聞き耳(25)
Cthulhu : (1D100<=25) → 78 → 失敗
冴生 鷹之助(二十日)
うむ!
灰塚 卯吉(大樹)
「……変じゃな。家族がおるなら、家に灯りくらいついててもええじゃろうに…」
灰塚 卯吉(大樹)
KP、ぴょん吉も中の様子を伺いたいです。聞き耳いいですか。
KP(ミナカミ)
聞き耳ドゾドゾー
灰塚 卯吉(大樹)
ccb<=46 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=46) → 12 → 成功
KP(ミナカミ)
では中の様子を伺ってみた灰塚さんは、物音はしないものの中に誰かがいることは察せられます。
KP(ミナカミ)
また、ドアノブに触れてみると鍵がかかっていないことも分かりますね。
灰塚 卯吉(大樹)
「…誰か居るみたいじゃな。…んん?…鍵もあいちょらへん……?」
冴生 鷹之助(二十日)
「何が起こってンだ?坂浦の連中が?ウソだろォ…!?」
小鹿原 匠(コトナ)
「そんな…!だって、そんなこと…」匠も怯えつつ
冴生 鷹之助(二十日)
「ぴょん吉、ナカ見るしかねェ」
灰塚 卯吉(大樹)
「…そうじゃな。…行こう」 ドアを静かにあけて、中に入ります。
小鹿原 匠(コトナ)
付いて行こう
冴生 鷹之助(二十日)
おなじく
KP(ミナカミ)
分かりました。

3日目/矢部家

KP(ミナカミ)
灰塚さんがドアを静かに開け、中に入ってみると。
KP(ミナカミ)
そこは、何度か訪ねたことのある矢部の家そのものでした。
KP(ミナカミ)
照明は消されており、居間には人影が2つ。
KP(ミナカミ)
1つは皆さんが先程まで一緒に行動していた矢部のものです……が、その雰囲気は、先程とは少し違い、どちらかと言えば皆さんが慣れ親しんだものに近く感じられます。
KP(ミナカミ)
そしてもう1つの人影は
NPC(ミナカミ)
「来たね」
KP(ミナカミ)
ローブを纏った男が、そこに佇んでいました。
矢部 総一郎(ミナカミ)
「…………」
冴生 鷹之助(二十日)
時計確認します。今何時ですか?
KP(ミナカミ)
11時55分です。
NPC(ミナカミ)
「総一郎を殺す手段は見つかったかな?」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「……灰塚さん、鷹君、匠君……」
冴生 鷹之助(二十日)
「矢部さんッ…!!」会いたかったアアァーーーー♥
冴生 鷹之助(二十日)
そして時計を一瞥し舌打ちします。「時間がねェ…!」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「主より聞きました。君達がこの世界を壊して、俺を殺して帰るつもりやと」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「俺は、俺を殺そうとする人らにのうのうとついて行ってたんやな」
灰塚 卯吉(大樹)
「……矢部…はん……!?……それに、ヤーは…テレビの向こうで喋っちょった……主……!?」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「嫁と息子は元気や。寝室で寝てる。……たぶん、君らが動いたから死なんかった」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「憐みのつもりか?」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「殺すから、最後に良い夢見させたろうってか?」
小鹿原 匠(コトナ)
「違…、それは コイツが…!」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「殺人鬼の同情なんかいらん」
冴生 鷹之助(二十日)
「なァーに主とか夢とか言ってンだよ!バーッカ!俺らはアンタを生かして夢から引っ張り出す方法を探してたンだ!」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「俺はただ、ここでずっと嫁と息子と、暮らしたかった……!」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「誰が引っ張り出してくれって頼んだ」 鷹ちゃんに明らかに敵意ある眼差しを向けます。
小鹿原 匠(コトナ)
「紫苑は…紫苑はどうするつもりだったんだよ…」
冴生 鷹之助(二十日)
堰を切ったように言い返します。「ずっと探してた。ずっとアンタを信じて探してたんだ。アンタが紫苑を捨てるようなヤツじゃないって」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「……紫苑、紫苑か」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「おったなあ、そんな子も」
小鹿原 匠(コトナ)
「……矢部さん…!」
灰塚 卯吉(大樹)
「生きちょるのか…」娘さん奥さんが無事と聞いてほっとした。「……静かに暮らさせてやれるもんなら暮らさせてやりたかった。じゃが、この世界はどうせもう壊れてしまうんじゃ。」
灰塚 卯吉(大樹)
「…覚えちょるんか」
NPC(ミナカミ)
「総一郎はその子より家族を取った。それだけの単純な理屈だよ」 ローブの男はくつくつと笑います。
冴生 鷹之助(二十日)
「おったなあじゃネェだろ!!」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「紫苑は俺の家族の代わりにならん。俺を家族と引き合わせてくれたのは、俺を幸せにしてくれたのは、紫苑やなくて、主や」
冴生 鷹之助(二十日)
「紫苑がどんだけ寂しがってたと思う。アイツの傍にいるより、死んだ家族の夢を見るほうが大事だってのか!テメェは!」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「大事や」
+  一方雑談窓では
冴生 鷹之助(二十日)
この状態で矢部さんに呪文使わせるの難しそうだなあ…(バトウしながら
KP(ミナカミ)
呪文については「詠唱者および詠唱者と接触している者を「その人物が最も長い時を過ごした世界」に移送する」なので
KP(ミナカミ)
接触している者に同意が必要かというとそうでもないですよ
灰塚 卯吉(大樹)
無理矢理連れ帰るのも出来るってことなんだなあ。
小鹿原 匠(コトナ)
かわいそう!><
冴生 鷹之助(二十日)
取り押さえて強制送還しようぜ!!
灰塚 卯吉(大樹)
よし、やろうぜ!
灰塚 卯吉(大樹)
「…匠、鷹助!………ええじゃろうが、紫苑の事は!……矢部はんにとって、紫苑よりも実の家族が大切だった。それになんの非がある?それを責められるとしたら、それは、……紫苑だけじゃろう。ワシ等が口煩うして、…言う事じゃない」
冴生 鷹之助(二十日)
「なに……他人事みてェに言ってンの?ぴょん吉まで」引きつったような笑いを浮かべます。
冴生 鷹之助(二十日)
「死人のために今ある家族を捨てるヤツに正義があるとでも言うのかよォ!!」
小鹿原 匠(コトナ)
「……」言葉を失ってショックを受けてました。「…なんで、家族に残される気持ちがわかんねぇんだよ。なんで、同じことするんだよ…!」ピョンキチの言っていることはわかる。でも言わずにはいられなかったのだ。
矢部 総一郎(ミナカミ)
「あぁ?」 匠君の言葉に眉間にしわを寄せます。
矢部 総一郎(ミナカミ)
「俺が、家族に残される気持ちが分からんと思ってんのか?」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「残されたないから俺はここにおるんや!」
灰塚 卯吉(大樹)
「死んだからちゅうて、死んでしもうた。それではいお終いに、出来んかったんじゃろ。……紫苑が生きてるんも、ワシ等があの子が死んじょる事を受け入れられんかったからじゃ。言えた口じゃない。」
灰塚 卯吉(大樹)
「…正義ちゅうんは、正しい事を貫こうとする意思じゃ。ワシにとってはそりゃ、…紫苑の元に返って欲しい言う気持ちはあった。じゃが、矢部はんの言葉聞いて、それでも帰れなんちゅうのは言えん。矢部はんにとっては、これが間違いなく正義なんじゃろ。ワシらとは違う、別の正義じゃ。」
冴生 鷹之助(二十日)
「綺麗事だロォが…!納得いかねェ、オレは、オレは」ギギギ
矢部 総一郎(ミナカミ)
「灰塚さんは相変わらず綺麗事ばっか言いよる。結局は俺を殺そうとする殺人鬼のくせに」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「正義を騙る悪党ほどタチ悪いもんはないわ」
冴生 鷹之助(二十日)
「矢部さん、アンタは子を捨てた挙句、何度もこの世界で女と子供を殺してンだ」
冴生 鷹之助(二十日)
「それは許しちゃいけねェだろ…!」
冴生 鷹之助(二十日)
ひきつり笑いが深くなっていきます。引き笑いの声が交じるよ。だいぶまともじゃないです。
灰塚 卯吉(大樹)
「綺麗事言うて、何が悪い。こっちかて、出来るもんなら殺したくなんぞないわい。じゃけえ、許せとか、仕方ないだとか言うつもりは毛頭ないが。」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「綺麗事言うといて結局殺す、そういう言ってることとやってることが合ってへんのが胸糞悪い」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「俺は俺のこと正義やと思っとらん。嫁と子供が何回も死ぬことを知ってて、その上で主に頼んだ」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「許されるもんちゃう。そんなもん分かってる。でも俺は」
冴生 鷹之助(二十日)
ぁひゃハハハハハ 「殺人鬼がさァオレらを殺人鬼って罵ってンだ!笑えるよネ!」
灰塚 卯吉(大樹)
「何とでも言えや、考え方の違いじゃ。そんでアンタの気がちぃとでも晴れるとも思えんけどな。言うだけ無駄なんと違うんかのう。」
小鹿原 匠(コトナ)
「死人に会いたいと願うなんて間違ってんだよ。この世界で何度も何度も悲しい目にあってきた人たちがいるんだ。それは間違いなく…アンタのせいだろ…!」悔しくて悲しくて泣けてきた。泣きながら言う。
矢部 総一郎(ミナカミ)
「事実を言うてるだけやけど? 俺が黒なら、あんたらも黒や」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「匠君は幸せ者やな。『死人に会いたいと願うなんて間違ってる』とかスラスラ言える」
灰塚 卯吉(大樹)
「そりゃ、黒いところしか見ちょらんからじゃろうが。全部みりゃ、人間殆ど灰色じゃ。真っ白真っ黒の人間なんておるもんかい。ワシは、正義を騙っちょるつもりはない。ただ、正義が「善いもの」であるとは限らん。自分が黒い事なんて言われんでも承知の上じゃ。」
冴生 鷹之助(二十日)
「紫苑を捨てて、女もガキも犠牲にしといて、結局はジブンの事だけ考えてンだ、そんでいけしゃあしゃあとオレらに文句言うんだからさァ」
冴生 鷹之助(二十日)
「アンタ最悪だ  タマンネェ」にまぁ
矢部 総一郎(ミナカミ)
「最悪で結構」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「俺は元々こういう奴や。幻滅したんなら、俺は何が起きても紫苑を大事にするって思いこんだあんたらがアホやっただけや」
冴生 鷹之助(二十日)
くっくっく「そんな最悪のクソ野郎、愛してんのはオレだけだ」「……あとたぶん、紫苑も」はい。惚れ直しました。
KP(ミナカミ)
うわあ
矢部 総一郎(ミナカミ)
「……はぁ?」
小鹿原 匠(コトナ)
匠も信じられない顔を鷹ちゃんに向けました
灰塚 卯吉(大樹)
「まあ、何が何でもちゅうことはないじゃろうが、天秤に家族乗っけん限りはそうそう動かんとは思うちょったかな。」でも家族だから仕方がないね!
矢部 総一郎(ミナカミ)
「……俺はこの、2011年の、嫁と息子が生きていた時間が一番大事で。それと比べたらあんたらも、紫苑も、どうでもええ」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「どうでもええ中で、紫苑が少しだけ上の立場におった。あんたらと初めて会ったあの時から、それは変わらんかった」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「主のおかげで俺は一番大事な時間を取り戻すことができた。……それやのに、あんたらが、あんたらがそれを……!」
灰塚 卯吉(大樹)
「好き好んで邪魔しに来た訳やない。ちゅうて…探しちょったんは事実じゃがな…。じゃが、何が起きた所でこの世界はもう、滅びるんじゃろ?…それはどがあいた所で、変わらんのじゃろうが。ほんならその上で、…矢部はん、アンタはどうしたいんじゃ。」
冴生 鷹之助(二十日)
「あァ、そういやオレらが紛れ込んだせいでセカイがヤバイんだっけ。結果オーライだな」
冴生 鷹之助(二十日)
「矢部さん殺さずに済むのがイチバン良かったんだケド」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「どうしたいか? ……どうせ死ぬんやったら、ここで全部終わるんやったら」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「あんたら全員ブチ殺したい」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「……それくらい、俺は、あんたらが憎い。俺の全部を奪って、のうのうと帰ろうとするあんたらが憎い」
NPC(ミナカミ)
「それで? 君達はどうしたいの? 総一郎を殺さないのかい?」
小鹿原 匠(コトナ)
「…矢部さん」殺意や恐怖を上回る悲しさ。
冴生 鷹之助(二十日)
「イイね。どうでもいいより、憎まれる方がズーっといい」
冴生 鷹之助(二十日)
「ぴょん吉、匠。オレはこのヒト連れて帰りたい」
灰塚 卯吉(大樹)
「…ワシは反対じゃな。行きたくもなかろう人を無理に連れてくんは……」
小鹿原 匠(コトナ)
「なあ、鷹之助は矢部さんを連れて帰ってどうする気だよ」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「……連れて帰る? 今更、嫁も息子もおらんクソみたいな世界にか?」
冴生 鷹之助(二十日)
「そもそもワケワカンネェ力を借りて死人に縋ろうってのが間違いだろ。生きて一人の苦しみを死ぬまで味わやァいい。そんで立ち直れんならぴょん吉も喜ぶだろーし、オレらを殺そうってンならそれもいいや」
冴生 鷹之助(二十日)
「……コイツは家族を捨てたんだ。生きて罪を償うのも、当然だよな?」
冴生 鷹之助(二十日)
最後は目が据わってます。
NPC(ミナカミ)
「わけがわからないとは失礼だなあ。君達が理解できていないだけじゃないか」 くすくす
NPC(ミナカミ)
「それに、ぼくは総一郎を殺すのなら君達を元の世界に帰すと言った。連れて帰ってくれと頼んだ覚えはないよ」
冴生 鷹之助(二十日)
「そーそー」フードの方を睨み指さします。「そもそもコイツが矢部さんそそのかしたから話がおかしくなったンだろォ?」
NPC(ミナカミ)
「そそのかしてはいないさ。偶然出会って、総一郎がぼくにこの世界を願った。ぼくからは何も持ち掛けちゃいない」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「……そうや。俺が主に願った。主に無理を言って作ってもらった。このお方は何も悪くない」
灰塚 卯吉(大樹)
「ちゅうか、矢部はんを殺せちゅうんは、今聞いた通り、主とやらが言い出した事じゃろうが、殺人鬼てワシ等を責めるよかまずそっちを問いただすほうが先なんと違うんか?」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「あんたらが来ぃひんかったら主がそういうことを言い出すこともあらへんかった。あんたらが来たから、主はそうせなあかんかっただけで、主は悪ない」
灰塚 卯吉(大樹)
「…そうかい」そういう理屈じゃしかいないな…!
冴生 鷹之助(二十日)
「幸せな時間だなんだ言いながら女とガキを99回も見殺しにしてる、矢部さんもセカイも狂ってる」
冴生 鷹之助(二十日)
「それを正すのも当然だろ」
小鹿原 匠(コトナ)
「…違うよ鷹之助。」「俺だって矢部さんが生きてんなら連れて帰ってあげたかった。」
小鹿原 匠(コトナ)
「けど違う。もう矢部さんはこの世界を選んだ時点で優しい自殺を選んだんだ。新しい家族だった紫苑を捨てて、前を向いて生きていくのをやめたんだ。」
小鹿原 匠(コトナ)
「お前まで、お前の人生までひっぱられることねぇんだよ…!」
小鹿原 匠(コトナ)
だから、匠は置いていきます。
冴生 鷹之助(二十日)
「自殺を止めないのは『優しさ』か?お前、怪我した犬猫にもよく言ってるだろ。『生きてりゃいいことある』って」匠くんを見ます。
冴生 鷹之助(二十日)
「諦めるのか?」
冴生 鷹之助(二十日)
ちなKP、脱出の呪文を試してから矢部殺する時間はありますか?
KP(ミナカミ)
そうだなあ……ちょっと待ってね。
KP(ミナカミ)
《幸運/2》ロールで2人以上FBしなければ、たとえ呪文を失敗してもすぐに刺せば間に合うくらいの猶予はあることにしましょうか。
灰塚 卯吉(大樹)
ありがとうございます!!
冴生 鷹之助(二十日)
FBなんてそうそう出ないから大丈夫だな!(フラグ)
KP(ミナカミ)
1人にするか2人にするかめっちゃ悩んだ。
灰塚 卯吉(大樹)
「幸せになれんのは、幸せになろうと思える人だけじゃ。矢部はんは、もう家族意外と幸せんなる事を放棄しちょる。…幸せにできるもんならしてやりたい。その為に何か手助けが出来るんじゃったら、ワシは命をかける事以外、出来るだけの事はしたい。じゃが、ワシ等にできる事は、…もうなんもない。」
小鹿原 匠(コトナ)
「…とめるもなにもない。この世界が矢部さんの世界なんだ。…俺たちの世界の矢部さんは、もう死んだ。」匠は言います。
冴生 鷹之助(二十日)
「……ッ諦めのイイこったなァ…!!」二人の言葉にすこし涙を浮かべます。
小鹿原 匠(コトナ)
「それに罪を償うってんならさ、…もう十分だろ。……忘れてるだけで、矢部さんはこの世界でずっとずっと苦しんだんだ。今も……もう憎しみしか見えてねえよ。」
冴生 鷹之助(二十日)
「……少しでも繋がっていたかった。憎まれたって、殺されたっていい……最悪なアンタに二度と会えないなんて、オレ…!」
冴生 鷹之助(二十日)
寂しいよ  と呟いて鷹之助は引きます。置いてく派多数につき致し方なし。
KP(ミナカミ)
詠唱中に矢部の腕を引っ掴んでもいいのよ?
灰塚 卯吉(大樹)
「償って欲しいちゅう、鷹助の気持ちもわかる。じゃが、間違いは自分で気付いて正すもんじゃ。誰かがが無理に正すもんじゃない。…それに匠の言う通り、……もう、十分じゃろ。」
矢部 総一郎(ミナカミ)
「…………」 矢部はただ黙って皆さんの言葉を聞いています。
冴生 鷹之助(二十日)
ワアイいいの。やりたさはある。でも…迷うな!
小鹿原 匠(コトナ)
匠が止めます!よろしくな!
灰塚 卯吉(大樹)
寂しい……鷹ちゃんにかけてあげる言葉が見付からない。せめて頭をぽんぽんしよう。
冴生 鷹之助(二十日)
やった!止めてくれるんだ!じゃあやろう!
小鹿原 匠(コトナ)
キャッキャ
NPC(ミナカミ)
「お涙頂戴のお遊戯会はもういいかな?」
冴生 鷹之助(二十日)
ぴょん吉の手をゆるく払い除けます。おもむろに各種器具を取り出して手をつなぎ、呪文の準備をしましょう!
冴生 鷹之助(二十日)
「あァ、もうイイよ」
灰塚 卯吉(大樹)
「……おう。」腹ァ括ろう。
KP(ミナカミ)
分かりました。
KP(ミナカミ)
誰が【スクロール】を読んで詠唱しますか?
冴生 鷹之助(二十日)
誰が【スクロール】持ってたっけ?匠くん?
灰塚 卯吉(大樹)
匠君かな?
KP(ミナカミ)
見つけたときのままなら匠君ですが、時間経ってるし他の人に渡してました~ってことにしてもいいよ。
冴生 鷹之助(二十日)
鷹之助はこう…やることあるので…(矢部さんチラッ)他の方に詠唱お願いしたいな!
小鹿原 匠(コトナ)
じゃあやっぱピョンキチ…?
灰塚 卯吉(大樹)
じゃあ、やりましょう!
灰塚 卯吉(大樹)
不思議の国思い出すなあ…
冴生 鷹之助(二十日)
ぴょん吉は呪文担当
KP(ミナカミ)
分かりました。では詠唱は灰塚さん。
灰塚 卯吉(大樹)
はい。
KP(ミナカミ)
鷹ちゃんと匠君は、今のところ他に何もしないってことでいいかな?
冴生 鷹之助(二十日)
詠唱中に矢部さんの方に手を伸ばしその手をつかみます。
小鹿原 匠(コトナ)
では。
小鹿原 匠(コトナ)
匠はそれを見ると目を大きく見開きすかさずなぎ払いました。
小鹿原 匠(コトナ)
「やめろ、鷹之助!
冴生 鷹之助(二十日)
DEX対抗?とか?必要ないならそのまま…
KP(ミナカミ)
え……DEX対抗やっていいならやりますよ。
小鹿原 匠(コトナ)
まさかそんな
冴生 鷹之助(二十日)
わあいいいの。
冴生 鷹之助(二十日)
鷹之助DEX9と匠くんDEX13だから鷹ちゃん能動で振ると成功率30%ですね!
KP(ミナカミ)
開いた手でなぎ払おうとする手をガードするって感じかな……。鷹ちゃんが振るならresb(9-13)です。
冴生 鷹之助(二十日)
resb(9-13)
Cthulhu : (1d100<=30) → 26 → 成功
KP(ミナカミ)
わあ。
小鹿原 匠(コトナ)
おい!
小鹿原 匠(コトナ)
じゃあ説得!
冴生 鷹之助(二十日)
執念を感じる。
灰塚 卯吉(大樹)
鷹ちゃんのヤンホモパワーやばくない
小鹿原 匠(コトナ)
説得させてくれ!
冴生 鷹之助(二十日)
その時間あるんですか?
小鹿原 匠(コトナ)
もうロール打ってるから
KP(ミナカミ)
二十日がKPのセリフ言う~~~
KP(ミナカミ)
説得は時間かかるしな……《言いくるめ》なら。
小鹿原 匠(コトナ)
ロール補正でない?
KP(ミナカミ)
ほんと時間がない状況だからな……申し訳ないですが無補正で。
小鹿原 匠(コトナ)
はい。でもロール折角うったし投げても良い?
KP(ミナカミ)
投げるのは良いよ良いよ! むしろ投げてください。
小鹿原 匠(コトナ)
では。
小鹿原 匠(コトナ)
そこまで庇おうとする様子を見て、狼狽しながらも、思わず叫びます。
小鹿原 匠(コトナ)
「オレは!!…、全部お前の為だよ!連れて帰ったところでお前は、絶対引きずられんだろ!そんで、お前まで捕えられた狭い世界で帰れなくなっちまうんだろうが!」
小鹿原 匠(コトナ)
「もうやめろよ…」
小鹿原 匠(コトナ)
「明日も大学行こうぜ…鷹之助…頼むよ…。」
小鹿原 匠(コトナ)
では言い包め振ろうかな!
KP(ミナカミ)
どうぞ!
小鹿原 匠(コトナ)
1d100<=5 言い包め
Cthulhu : (1D100<=5) → 9 → 失敗
小鹿原 匠(コトナ)
なああああああああああああ!!!
KP(ミナカミ)
惜しい……!!
冴生 鷹之助(二十日)
スゲエいい数字だけに…くっ…!!
灰塚 卯吉(大樹)
惜しい…!!
冴生 鷹之助(二十日)
「匠…」嬉しげに歪に笑います。 「アリガト」
冴生 鷹之助(二十日)
でも矢部さんの手はシッカリ握って離さないっていう
KP(ミナカミ)
……では、鷹ちゃんが矢部の手を握った状態で、灰塚さんの呪文の詠唱は終わります。
灰塚 卯吉(大樹)
途中で詠唱を止めたりしたらそれこそ失敗におわりかねない。全てを見ていたけれど、何も出来なかった。ただ呪文を唱えるのがここでの自分の責任だと思いました。