新宿
KP(のぎ)
ぜぇと息を切らしながら我武者羅に走りぬく事数分、騒がしさは遠のいていき、追手がいないことに気づく。どうやら逃げ切ったらしい。
片喰 オリザ(コトナ)
「…、…」走って走って、それからやっと一旦立ち止まる。物陰に隠れつつ皆が無事かを確認します。
KP(のぎ)
いつの間にやら家々の屋根を八艘飛びの如く行き交い、貴方達の傍らに敷島が降り立つ。
猪原 牡丹(ミナカミ)
物陰に隠れて息を整えた 「さっきのやつ、コスプレってわけじゃ……のわあっ!!」 降り立ってきた!!
敷島 左甚(のぎ)
「此方だ。着いてこい」
片喰 オリザ(コトナ)
「アァア!? 早い!早すぎるぞ!」両手でガードしてしまった 「こういうのってもっとこう、漫画じゃあとから合流するもんじゃないか、……、」「こっち?」
杙 玉置(語)
「漣、大丈夫?」久々の外なのに走らせてばっかりだから、気にしながら多分最後尾をついていく
猪原 牡丹(ミナカミ)
「……どちらに向かうおつもりで?」 とりあえず素直について行く
霧島 漣(のぎ)
「う、うん…」久しぶりに外に出たらこうなので完全に怯えている
杙 玉置(語)
だよね。よちち
片喰 オリザ(コトナ)
「こっちはさっき死んだばっかりなんだ。色々と説明が欲しいぞ。」そういいつつ言われるならばついていくでしょう
KP(のぎ)
敷島は徐に足元のマンホールの蓋の穴に鞘を差し込み、そこを開く。
敷島 左甚(のぎ)
「ここから先は、私の良く知る安全地帯だ。先へ行け。」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「マンホールの蓋ってかなり重いんじゃ……」 でも敷島さんなら余裕なのだなあ
杙 玉置(語)
「あれはびっくりした…死んだ方のことね」生き返ったことで逆にホッとしちゃったぐらい
片喰 オリザ(コトナ)
たまちーに頷きつつ「うお…なるほどサバイバルだな」マンホールを見た。オリザはこういうの結構慣れてる。進められるなら一番に行こうとするでしょう、…が、その前に
片喰 オリザ(コトナ)
「敷島さん…、だったよな。私たち昔、会ったことあるか?」とだけ聞きました。
杙 玉置(語)
じゃあ漣を行かせて一番最後にいくつもりなので待ってる
猪原 牡丹(ミナカミ)
え!? とオリザちゃんと敷島さんを見た
敷島 左甚(のぎ)
「?さぁな。近くを通り過ぎたことはあるかもしれんが」
杙 玉置(語)
「……そういえばアリスちゃんが撮ってた写真、オリザちゃん知ってるような感じだったね」「……この人だと思ったの?」一応聞いておこう
片喰 オリザ(コトナ)
「うん。…そうかなって思ったんだ。素早くて強そうだったから。」たまちーに返事をして
片喰 オリザ(コトナ)
ちょっと目を伏せて、それから先に進むでしょう。「…あと、さっきはありがとう。助かったよ」と敷島さんに付け加えて言った。何者かはまったく不明だけど…。
東京地下大空洞
KP(のぎ)
それではマンホールを降りていく。
KP(のぎ)
広がっていた空間は鼻を覆いたくなるような下水の汚らしい様相、という訳ではなかった。
KP(のぎ)
資材等が整然と積まれた建設途中である地下鉄の現場のようであった。
先へと長い通路が入り組み、淀んだ空気が気を滅入らせる。
KP(のぎ)
一体ここはどういった事なのだろう?
KP(のぎ)
<オカルト>を所持している方は振ってもいいです
杙 玉置(語)
5%あるね
猪原 牡丹(ミナカミ)
全員初期値なのだなあ
片喰 オリザ(コトナ)
親からもらったオカルト
+ |
一方雑談窓では |
杙 玉置(語) 東京の地下に使われなかった迷宮大本営があるのはオカルトの常識よ…(ゲーム脳)
KP(のぎ) PL知識をPCに反映させたい場合はアイデア振って成功で知っていることにしても大丈夫
|
杙 玉置(語)
じゃあなんか言い得だったらしいので、アイデアいただきます
片喰 オリザ(コトナ)
オリザも振ってみます!
杙 玉置(語)
CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 60 > 成功
片喰 オリザ(コトナ)
ccb<=5 オカルト (1D100<=5) > 47 > 失敗
片喰 オリザ(コトナ)
おしい…
猪原 牡丹(ミナカミ)
ccb<=5 オカルト (1D100<=5) > 84 > 失敗
猪原 牡丹(ミナカミ)
おしいなあ
杙 玉置(語)
おしいなあ
KP(のぎ)
ふふ
片喰 オリザ(コトナ)
80少なければ・・
KP(のぎ)
では杙さんは知っていた
◎東京地下大空洞説
かつて東京大空襲に見舞われて大勢の人々が避難を必要とした際、東京の地下を刳り貫いて充分な収容を可能とした防空壕がいくつも作られたという。
当時のままの空洞が埋め立てられることなく未だ東京の地下には残っており、現在の地下鉄や地下施設などはそれらを再開発して完成されたものであるという都市伝説だ。
もしかすれば、この空間もその一つなのかもしれない。
敷島 左甚(のぎ)
「私は長らくここを拠点として身を隠した。追手は来るまい。」
杙 玉置(語)
では、ハッという顔をして ▽
片喰 オリザ(コトナ)
「すごい穴倉だな。」キョロロ
杙 玉置(語)
「そういえば東京の地下にはこういう大きい防空壕とか、移るはずだった大本営跡とかがあるって聞いたことがある…」 トワイライトシンドロームとか死印で…
猪原 牡丹(ミナカミ)
「へ~~~。流石です、玉置博士」 なるほど~
片喰 オリザ(コトナ)
「ふむふむ、ゲームでありそうな設定だ」博識なたまちに頷いていた
杙 玉置(語)
博識な顔をしているが、その通り、ゲームの話をしているのだった
敷島 左甚(のぎ)
「あぁ、ここもそこの一環だ。」
片喰 オリザ(コトナ)
「この先は安全なんだな」敷島さんをじっとみつつ、まあ助けてもらったので…、付いて行こう。きっと警察もここなら知らないだろう。
杙 玉置(語)
医者的な興味なんですが、オリザちゃんの怪我は見た感じ全完治って感じですかね
KP(のぎ)
そうですね、不思議と傷はふさがっていますが、傷があった付近は白っぽく変色しています
杙 玉置(語)
うわ~~~
猪原 牡丹(ミナカミ)
おっとぉ……
杙 玉置(語)
「…傷跡、白くなってるね」観察している「オリザちゃん、自覚的に何か…こう…大丈夫?」主観的な違和感みたいなのない?
片喰 オリザ(コトナ)
「えぇ!? 自分では見えないんだ。…変か?」ぺたぺた触った。不安
KP(のぎ)
触れてみれは傷は塞がっていることが分かって大丈夫です
猪原 牡丹(ミナカミ)
「マジ?」 言われてオリザちゃんの傷跡のあたりを見た 「マジだぁ……」
猪原 牡丹(ミナカミ)
スマホで写真を撮ってオリザちゃんにも見せよう
杙 玉置(語)
「オリザちゃんが漣と同じ状態だとしたら…金雀枝さんの言うことでは、だんだん人間からどうの、っていうことだったから……あんまりよくない状態なんだよね、やっぱり」うーん。2Pカラーオリザちゃんはロマンだが
片喰 オリザ(コトナ)
「うわあ、ホントだ…コンシーラーで隠せるかな…」いのちゃんのスマホを覗き込んだ。 悲しい顔
片喰 オリザ(コトナ)
「こうなってること、他にもいろいろ、敷島さんは何か知っているのか?」とオリザ。なんだか色々知ってるみたいだけど…
杙 玉置(語)
「そう。……ぶしつけですみません。敷島さんも、漣と同じ状態なんですかね……白色細胞がどうの、とかいう」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「ていうか敷島さんって、漣と似たような状態なのか? 肌とか目とか、似てるけど」
敷島 左甚(のぎ)
「ふむ。ではそれに答える前に貴様らに聞きたい。」
敷島 左甚(のぎ)
「何故、貴様が""人間式回天"を保有している?」片喰さんを見た
敷島 左甚(のぎ)
「その再生能力を得たのはいつからだ?」
敷島 左甚(のぎ)
「ことと次第によっては、斬る」
杙 玉置(語)
「『ら』…。……それって、ボクと牡丹ちゃんも含まれますかね」自分と牡丹を指さす
猪原 牡丹(ミナカミ)
「いやいやいや、いきなりそんな難しい単語出されても分かんねえって!!」
片喰 オリザ(コトナ)
「そうだ!それにいつからって、そんなのわからんよ!死んだことなんてないんだからな」ム 「銃で何回も撃たれたけど、再生なんかしなかったし」
杙 玉置(語)
「情報のすり合わせからお願いしたいんですが、その……人間式回天は『白色細胞』と同義…で、いいのかな」
敷島 左甚(のぎ)
「しかしそこの…(漣を見た)はそうだろう」
敷島 左甚(のぎ)
「…そこまで知識は得ているのだな。心当たりはないのか?」
片喰 オリザ(コトナ)
「私たちが霧くんと同じってことか?」考え込む。「……そういえば、といえば変だが」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「漣がそうなってて、オリザもそうで……うん?」 オリザを見た
片喰 オリザ(コトナ)
「霧くんの日記で、タイムカプセルをオリザたちと一緒に埋めた時に変な事が起きた…、みたいなこと書いてなかったか?」現物が無いので思い出すように腕を組んで唸った。
敷島 左甚(のぎ)
「タイムカプセル…?それは何処にあった」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「…………」 腕を組んでうんうん唸ってましたが、観念したように降参のポーズを取りました 「多分、それじゃねえかな」
杙 玉置(語)
「場所は、戸山公園…」だったよね、と見つつ ▽
杙 玉置(語)
「え、牡丹ちゃん何か知ってる感じ?」ボクはノートのことしか記憶がない
片喰 オリザ(コトナ)
「そういえばいのちゃんだけはびっくりしてた、みたいなことも、書いてあった!」そちらをみて目を丸くする。
猪原 牡丹(ミナカミ)
「タイムカプセルを埋めに行った時かな? 誰かが木の箱を掘り起こしたんだよ」
杙 玉置(語)
「木の箱。……漣、覚えてる?」一応聞いてみる
霧島 漣(のぎ)
「うん…覚えてる。開けたら煙が出てきて…」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「そうそう。オレがそれを開けたら、灰色の煙がブワーッて出てきてさ。わけわかんねえうちに気絶しちまって」
敷島 左甚(のぎ)
深く溜息をついた「…迂闊だった。処分を徹底するべきであった」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「そんで、午後六時の放送で目が覚めて、その箱を埋め直して、帰ったんだよ。マジ覚えてねえの?」 オリザちゃんと玉置君を見た
杙 玉置(語)
「……覚えてない」首を横に振る。「煙……」「……敷島さんに、ご関係のあるものでしたか」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「オレ、あれがすげ~~~怖くてさあ。暫くうなされたんだぜ。ラッキーのおかげで立ち直ったけどよ」
杙 玉置(語)
ドッグセラピーだった
猪原 牡丹(ミナカミ)
「え、あれ敷島さんのだったの?」
片喰 オリザ(コトナ)
「全然覚えてないんだが…」目を細めて腕を組んでいたが… 「処分って…、もしかしてというか。敷島さんが関係していたのか、それこそ、それが”回天”というやつか」
敷島 左甚(のぎ)
「話に筋は通る。不義理を働いたのは此方側であった。」
「散々な厄介をおっ被せただろう。すまない」▽
敷島 左甚(のぎ)
「戸山公園と言ったか。確認しに行く。貴様らも着いてこい」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「いやあ厄介だなんてそんなこと……」 「……ありまくるな……」
杙 玉置(語)
「ちなみに白色細胞とかの話は、漣を探してる関係で淡島病院で資料を見つけたから知ってます…」一応答えておこう ▽
杙 玉置(語)
行く前に他にしとくこととか、聞いておくことない?と二人と見まわしている
敷島 左甚(のぎ)
「…何?」顔色を変えた
敷島 左甚(のぎ)
「…急ぐぞ」
杙 玉置(語)
おや、なんかまずいらしい。きょときょとしたままやっぱり漣を連れて最後尾をついていく
片喰 オリザ(コトナ)
「やっかいもやっかいだな!たまちはそこの病院で研修もしてたんだ…ぞ?」なんだ?と様子が変わったのを見てやや不安になりつつ、一緒に行きます
猪原 牡丹(ミナカミ)
玉置さんには 駄目だコイツ待たねえぞ と敷島さんを影で指差してついて行きますね
KP(のぎ)
それでは公園に行くため、一旦外に出ることになる。
戸山公園
KP(のぎ)
表でのテロを恐れてか、人は殆ど建物内で身を潜めているようで、特に追われることもなく公園にたどり着いた。
KP(のぎ)
秋の紅葉は美しい絨毯として公演に敷かれ、雅な情景を彩っていた。
一歩踏み出せば、さくりと割れる枯れ葉の何とも言えぬ微細な音が心地よく、不思議と懐かしさが去来する。
KP(のぎ)
そう、貴方達は過去、この公園に頻繁に訪れては子供らし遊びに興じたものであるからだ。
苛烈な現状に置かれていなければ、ベンチで一息付きながらこの趣を味わいたいもの、しかしそうはいかない。
KP(のぎ)
貴方達は薄く消えかかっている頼りない記憶を頼りに、調べ物をしなければならない。
KP(のぎ)
おぼろげな記憶を頼りにタイムカプセルを探すことになる。
<アイデア>もしくは<目星>を振る
片喰 オリザ(コトナ)
目星行きます!
杙 玉置(語)
アイデアいきます
猪原 牡丹(ミナカミ)
目星で行きます
KP(のぎ)
どうぞ
猪原 牡丹(ミナカミ)
ccb<=65 目星 (1D100<=65) > 22 > 成功
杙 玉置(語)
CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 70 > 成功
片喰 オリザ(コトナ)
ccb<=75 目星 (1D100<=75) > 30 > 成功
片喰 オリザ(コトナ)
いいぞお
杙 玉置(語)
いえーい
KP(のぎ)
全員成功。
KP(のぎ)
記憶を頼りに進めば、公園の中心部から少し外れ、立入禁止とバリケードが設定されている場所を発見するだろう。
KP(のぎ)
なにかの跡地を表すかのように、そこら一体は剥き出しの土になって雑草が生い茂るばかりだ。
KP(のぎ)
頭の片隅の記憶によれば、そのエリアの何処かに、秘密という子供心に任せてタイムカプセルを埋めた様な気がする。
掘ってみれば出るのだろうか?
猪原 牡丹(ミナカミ)
バリケードは乗り越えられますか?
KP(のぎ)
問題ありません
杙 玉置(語)
「……こんな危なそうなとこだったっけ」でもここな気がすると指さしつつ
霧島 漣(のぎ)
「そう、たしかこのあたりに…」
猪原 牡丹(ミナカミ)
では遠慮なくズカズカと乗り越えていきます 「確かこの辺だったと思うんだよな~」
片喰 オリザ(コトナ)
スコップもあるぞ!手に持ってる。
杙 玉置(語)
「だよね。何か掘るものあるかな……あ、準備万端」掘るか~
KP(のぎ)
貴方達が暫し地面を掘り進めていると、かつん、と何か固い感触を手から伝い感じるだろう。
KP(のぎ)
掘り起こせば、土塊になった正方形の扉を発見する。
明確な場違いを覚え、得も言われぬ好奇心が焚き付けられるかもしれない。
杙 玉置(語)
「………扉???」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「扉なんて埋めたか???」
片喰 オリザ(コトナ)
「なんだ?開けてみるか…?」煙がでるのか…?スコップでつついた
敷島 左甚(のぎ)
「…。」徐に扉を開ける
杙 玉置(語)
敷島さんついてきてるのかな「これ…え、これ、なんです」あ、開けた!
敷島 左甚(のぎ)
「行くぞ。ここは陸軍の軍医学校があった場所だ」
片喰 オリザ(コトナ)
「えぇ…!?」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「行く?????」
杙 玉置(語)
「うわ…」嫌な予感しかしないワード。「い……行こうか。っていうかタイムカプセルはどこだろうね…」
片喰 オリザ(コトナ)
「なあ、ここにあったオリザたちのタイムカプセルは!?」
敷島 左甚(のぎ)
「さぁ、な。もしかしたら誰かに持ち出されているのかもしれん」
片喰 オリザ(コトナ)
「えぇ~」オリザたちの思い出が……。しかも【扉】って…、「こんなものみつけたら覚えてる気がするんだが、本当に記憶ってあいまいなものだな…」言いつつ、時間もないようだ。行くという言葉には頷いた。
猪原 牡丹(ミナカミ)
「……全然よく分かってねえんだけど、その土の中に埋まってる扉をくぐったらどっかに行って、そこに敷島さんがやりたいことがある感じ? なんだよな?」
杙 玉置(語)
「うん、まあ…あんまり外をフラフラしててまた鮫島とかに見つかりたくないし…。敷島さんに覚えがある場所なら、まだ行っても安全かも…ほかの場所にいくよりは」
敷島 左甚(のぎ)
「確かめたいことがある」目線で先に行けと促している
片喰 オリザ(コトナ)
「え!?なんかこう、この白い細胞の秘密が此処にあるのかと思ってるんだが、どうなんだ敷島さん」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「ふーん……ロマンじゃん……」 わくわく
猪原 牡丹(ミナカミ)
扉って ─ こうじゃなくて、 │ こう自立した状態で掘り起こして、扉を開けてその奥に行くぜって認識でいいですか?
KP(のぎ)
マンホールの蓋のようなイメージをもっていただければ!
片喰 オリザ(コトナ)
中を覗く。「(あの細胞、昔、軍で開発されたヤバイものだったりするのかな。解決方法がここにあるのかもしれないぞ。)」敷島さんと扉をみて幼馴染にひそひそしつつ、進む
猪原 牡丹(ミナカミ)
マンホールの蓋了解です! いまいちイメージつかなかったので助かる
杙 玉置(語)
頷きつつ「……行こう、オリザちゃん。敷島さんほんとなら今から77年前の人だよ、融通って知らないと思うよ」軍人だよ。偏見だけど
片喰 オリザ(コトナ)
「…そうだな。おじいちゃんだ……」頷き
KP(のぎ)
地下は薄暗かった。剥き出しになった土塊。薄暗く、息の通らぬ淀んだ空気に追打をする埃っぽさ。
KP(のぎ)
そこは地下をくり抜かれて創られた防空壕になっていた。
KP(のぎ)
長く手入れもされず焦げ色に変色をした木製の扉が3つあるのがわかる。
通路の突き当りにも扉があるようだが、これは薄暗く見通しがきかないだろう。
KP(のぎ)
扉は手前から「作戦室」「研究室」「立入禁止の部屋」
最奥の部屋は薄暗く確認するのも難しい
片喰 オリザ(コトナ)
手前から行きますか!?
猪原 牡丹(ミナカミ)
手前からいこ!
杙 玉置(語)
返事はないかも知れないけどちょっと聞いておこう ▽
敷島 左甚(のぎ)
「私が説明するよりも見てもらったほうが早いだろう。好きに調べるといい」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「これは……危険な香りがプンプンするぜ……」
杙 玉置(語)
「……ここ、敷島さんが根城にしていた場所ではないんですよね。ひょっとして、他に誰か出入りがあったかもしれないことが、気にかかってます?」
敷島 左甚(のぎ)
「その通りだ。私は今からそれを調べようと思っている。」
杙 玉置(語)
なるほど、と頷いている。手前からでOK!
片喰 オリザ(コトナ)
「ここ、酸素とか大丈夫か?」サバイバル心が騒ぐぜ。わいわいいいつつでは手前の部屋に行きます!
KP(のぎ)
では手前から
戸山公園地下/作戦室
KP(のぎ)
◇作戦室
部屋の中央にはレトロな四足の木机があり、太平洋を一覧できる色あせた地図が机をはみ出て揺れていた。
軍艦や兵隊を表す黒い駒が文鎮として機能しているらしい。
その他にも埃を被った幾つかの分厚い資料が置かれっぱなしのようだ。
KP(のぎ)
部屋の壁には幾つも連なった写真が掛けられている。軍服を着て威厳を示す人々のモノクロ写真だ。
写真の配置はピラミッド型になっており、頂点には一人の人物が神妙な面持ちで居る。
KP(のぎ)
探索可能箇所
・机
・壁写真
・分厚い資料
片喰 オリザ(コトナ)
壁の写真をみてみようかな…!
杙 玉置(語)
じゃあ資料から
猪原 牡丹(ミナカミ)
机いきますー
KP(のぎ)
では写真から
KP(のぎ)
・壁写真
軍服を着ている多くの将校たちが写っている。
彼らは恐らく日本が帝国を名乗っていた時代の軍人であり、胸から下げられた勲章からして、陸軍なのではないか。貴方は自衛官なので知っているはずだ。▽
KP(のぎ)
歴史に少しでも造詣が深ければ、祀るに相応しい頂点に飾られているのが天皇陛下であるとすぐさま理
解できる。
…将校一人一人の肖像写真が掛けられているのは可笑しな話ではない。
しかし一つだけ編成された部隊、つまり兵士達の集合写真が存在しているのを貴方は発見した。
KP(のぎ)
集合写真に対して<歴史>をどうぞ
片喰 オリザ(コトナ)
自衛隊の補正はありますか?!
KP(のぎ)
そうですね、では+20どうぞ
片喰 オリザ(コトナ)
やったーー!!ありがとうございます!行きます!
KP(のぎ)
どうぞ
片喰 オリザ(コトナ)
ccb<=20+20 歴史 (1D100<=40) > 54 > 失敗
片喰 オリザ(コトナ)
ん~~おしい!
KP(のぎ)
おしい
猪原 牡丹(ミナカミ)
おしい~
杙 玉置(語)
おしい~
KP(のぎ)
後ほどバトンタッチも可能です。
杙 玉置(語)
しかし歴史は私も20。敷島さんに聞いた方が早きもありおり
片喰 オリザ(コトナ)
はーい!「軍の写真か…、なにかひっかかるんだが…」頭を悩ませつつじっとみていた
KP(のぎ)
では続いて机の情報
KP(のぎ)
・机
随分と古い地図であり、ユーラシア、ヨーロッパ大陸が俯瞰できるものとなっている。
しかし、国名や地方を表す文字はどれも漢字ばかりである。
KP(のぎ)
<ナビゲート>もしくは<目星>をどうぞ。同情報
猪原 牡丹(ミナカミ)
なんとナビゲートがある いきます!
猪原 牡丹(ミナカミ)
ccb<=80 ナビゲート (1D100<=80) > 16 > スペシャル
杙 玉置(語)
スペシャル!
片喰 オリザ(コトナ)
いいぞー!
KP(のぎ)
現在の中国にあたる一帯が、満州国と記されていることから、この地図が第二次世界大戦当時に使用されていたものだと分かる。
特に気になるのは、イギリスにでかでかと赤丸が記されていることに気が付く。
KP(のぎ)
机から得られる情報は以上です。
続いて資料
KP(のぎ)
数ある資料に目を向ける。
<目星>もしくは<図書館>をどうぞ
杙 玉置(語)
目星いきます
KP(のぎ)
はい
杙 玉置(語)
CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 65 > 失敗
杙 玉置(語)
おしい
片喰 オリザ(コトナ)
おしい!
猪原 牡丹(ミナカミ)
おしい~
KP(のぎ)
図書館もいいですよ
杙 玉置(語)
わーい!
杙 玉置(語)
CCB<=48 【図書館】 (1D100<=48) > 90 > 失敗
杙 玉置(語)
おしい
片喰 オリザ(コトナ)
ああ~おしいな
KP(のぎ)
では、なんかいろいろあるなーと眺めて終わる
杙 玉置(語)
でもめぼとしょは幼馴染が強いから大丈夫です
KP(のぎ)
各所バトンタッチ可能です
片喰 オリザ(コトナ)
歴史と交換しましょうか、たまち…
杙 玉置(語)
がんばります20%>写真
猪原 牡丹(ミナカミ)
「なあなあ、これちょっと気になるんだけど……」 バトンタッチフェイズなので地図情報を共有しておきます
片喰 オリザ(コトナ)
「たまち、そっちなにか見つけたか?」しつつ写真の話をしてごそごそ…交代してみたいです…!
片喰 オリザ(コトナ)
いのちゃん!ありがとう、その話をふむふむ聞きつつ
杙 玉置(語)
「うーん……資料がいっぱいある」目移りして定まらない
猪原 牡丹(ミナカミ)
牡丹も20%チャレンジしようかな なあにオリザちゃんなら華麗に成功するでしょう
杙 玉置(語)
「イギリス…なんだろうね。宗教とか魔術とかの関係かな」ゲートオブ天国…
KP(のぎ)
敷島に尋ねるのであれば交渉技能ですね
杙 玉置(語)
じゃあとりあえず自力からがんばろう
片喰 オリザ(コトナ)
やってみますか😉
猪原 牡丹(ミナカミ)
では改めて、写真に歴史チャレンジします
杙 玉置(語)
同じくいきます
KP(のぎ)
チャレンジされる方、どうぞ
杙 玉置(語)
CCB<=20 【歴史】 (1D100<=20) > 7 > 成功
猪原 牡丹(ミナカミ)
ccb<=20 歴史 (1D100<=20) > 82 > 失敗
杙 玉置(語)
ひえ
猪原 牡丹(ミナカミ)
さすたま!
KP(のぎ)
お、成長チェック
杙 玉置(語)
わーい
片喰 オリザ(コトナ)
やったぁ!
KP(のぎ)
では壁写真、それから敷島の話を思い出して点と点を繋げた。
◎731部隊
第二次世界大戦時の、大日本帝国陸軍に存在していた部隊である。
様々な非人道的人体実験を行ったという記録があり、その犠牲者は一般人も含め3000人以上とされ、戦後日本を代表する黒歴史とも称される。
行われた研究は生理学的実験、生体解剖や全採血など聞くに堪えぬ程様々であるが、主要なものとして細菌を用いた生物兵器の実験が有名である。
当時資源に乏しかった日本にとってはコストパフォーマンスに優れた研究であった。
炭疽菌を使用した細菌爆弾や、現在に至るまで明らかにされていない細菌研究も存在すると言われているが、やはり研究には生身の人間が使用されており、その苦しみ語る生存者のエピソードは枚挙に暇がない。
KP(のぎ)
壁写真の中に敷島らしき人物も見つけることができるだろう
杙 玉置(語)
「………」多くは言うまい 「あ、これ敷島さんですね」
敷島 左甚(のぎ)
「…あぁ。そうだ」
猪原 牡丹(ミナカミ)
「お、ほんとだ。男前じゃん」
杙 玉置(語)
まだ髪が黒かったりする頃かな。お若いころですね(?)とか雑談しておこう
霧島 漣(のぎ)
(わくわくしながら部屋のものを見て回っている)
猪原 牡丹(ミナカミ)
やはり漣君も同類……
片喰 オリザ(コトナ)
霧くん!
片喰 オリザ(コトナ)
オリザは資料を見てみたいです!
杙 玉置(語)
楽しそうだ…
KP(のぎ)
では資料に対して<目星>または<図書館>どうぞ
片喰 オリザ(コトナ)
では目星!いきまーす!
片喰 オリザ(コトナ)
ccb<=75 目星 (1D100<=75) > 35 > 成功
片喰 オリザ(コトナ)
よしよし
杙 玉置(語)
さすオリー!
KP(のぎ)
成功。ではこのような資料を発見した。
猪原 牡丹(ミナカミ)
さすオリ!
KP(のぎ)
とても読みづらく、長いですので情報タブに貼ります。頑張って読んでください
片喰 オリザ(コトナ)
フン!色々と見つけてしまったぞ
◎研究報告書:か-十二番
調達担当部隊ガ持チ帰リシ、被検体あ号ノ胎内ヨリ未知ナル生物ノ摘出ヲ成功ス。
対象生物ノ母体ハ潰レタ蜘蛛ノヤウナ姿ヲシ、皮膚組織ハ白濁色、眼球ハ紅色デアルト報告アリ。
対象ハ不明ノ手段ニヨリ人体ニ対スル強制的受胎ヲ可能トス。
コレハ、性別ニ関ワラズデアル。
---(付箋)門ノ創造ト呼バレル呪術ヲ部隊ガ調達。接触ニ利用スルコト ▽
研究報告書:か-十三番
調達担当部隊ニ甚大ナ被害アリ。5 名ガ腹部破裂ニヨリ死亡、10 名ガ消息不明ナリ。
対象ト接触中、選択肢ノ提示トイッタ一連ノ行動ガ、強制受胎ガ為ノ通過事項ト判明スル。
対象ト対話可能ニ十分タル意思能力ガアリト判断ス。
今後ハ英米中ノ捕虜ヲ用イ、継続的ニ接触ヲ試ミルモノナリ。
陸軍参謀部会議ニヨリ、対象生物ノ受胎行為ヲ用イタ兵器利用案ノ審議ガ開始。
対象未知ナル生物ノ母体ヲ”白平蜘蛛”ト命名。以下其ノ様ニ呼称ス。
---(付箋)海軍トシテハ、陸軍ノ提案ニ異議ヲ申シ立テル ▽
研究報告書:す-5 番
“白平蜘蛛”ノ兵器利用案ニ関スル決議ガ、大本営ニテ可決サレタシ。
帝都大研究者ヲ招キ、”子蜘蛛”ノ受胎機能ヲ細胞単位ニテ行ウ研究ヲ開始。
-(付箋)完成ハ、我ガ国形勢逆転ノ狼煙ナリ。コレハ極秘作戦トシテ扱ウモノデアル。
東条英機 ▽
研究報告書:な-7 番
“白平蜘蛛”トノ契約成立ニヨリ、対象ノ契約呪術式ヲ入手ス。
被験体-の号ヨリ摘出セシ”子蜘蛛”ノ微細化、細胞化ニ成功ス。 ▽
契約呪術式ヲ封入シタ子蜘蛛細胞ニ、”魂ノ監禁”ヲ追記。
コレニ由リ試験株ノ開発達成。生体機能ヲ停止シタヒト細胞ヲ”贄”トシテ、自動的ニ子蜘蛛細胞ノ分裂ト増殖ヲ可能トス。
加エテ、細胞ノ全テガ成リ代ワラナイ限リハ、継続的ニ自意識ヲ保ツ事ガ可能デアル。
---(付箋)実験用子蜘蛛ノ死亡ニヨル母体”白平蜘蛛”ノ敵愾的行為ハ、非常ニ甚大ナ被害デアル。
慎重ニ扱ウ事。
研究一班 ▽
研究報告書:へ-14 番
試験株ヲ一本、被験者-ん号ニ使用。
子蜘蛛細胞、ヒト細胞ノ生体機能代替ヲ確認。
重傷後ノ急速ナ増殖ヲ確認。
健全ナ精神活動、生命活動ノ継続ヲ確認。
コレニ由リ幹細胞ノ開発ヲ完了スルモノト報告。
被験者ノ体細胞一個単位ニ”子蜘蛛”ノ受胎…代替幹細胞化ニ成功スルモノデアル。 ▽
研究報告書:最終
“子蜘蛛”ヲ用イタ幹細胞ヲ『人間式回天』ト命名ス。
残存スル子蜘蛛ニテ、第一号株は五本作成ノミ。
陸軍参謀部会議ニ兵器利用ノ開始ヲ通達。
コレ以上ノ開発ハ、資源不足ト母体ヲ諌メル為ノ派遣部隊ノ被害数増大ヲ鑑ミテ困難ヲ極メル。
以降、第一号株被験者カラ採取セシ細胞ヲ利用シ、量産化(第二号)ニ入ル。
---(付箋)大本営ヨリ、兵器利用不許可ノ勅令。海軍ニヨル差シ金カ。 ▽
研究報告書:補足-あ
第二号株ノ細胞ノ代替機能不全ヲ確認。尚且ツ、二号株ハ使用ニヨリ精神的不能ニ陥リヤスクアリ。
第一号株ノミ術式封入アリ、複製サレタ後ノ細胞ニ術式ノ封入ナシヲ確認。←原因デアル可能性。
---(付箋)遺憾ニモ、祖国敗戦ノ兆シアリ。
本研究、”人間式回天”ハ日ノ目ヲ見ルコト能ワズ。
研究主任ニヨッテ破棄スベシ。
片喰 オリザ(コトナ)
「…」ざっと読んだ。仕事で古い書物を読むこともあるのだ。
猪原 牡丹(ミナカミ)
「こっちは若かりし頃の敷島さんの写真があったけど、オリザの方はどう?」
杙 玉置(語)
「(敷島さん、昔陸軍の医療とか薬品の関係の部隊にいたみたい)」とオリザちゃんも写真を気にしていたので小声で共有。「それで、この元軍医学校の跡地のこと知ってるんだね」
KP(のぎ)
それまで閉口していた敷島が口を開く。
敷島 左甚(のぎ)
「私は、我々731 部隊の開発した”人間式回天”の根絶が目的である。」
片喰 オリザ(コトナ)
「この載っている”白い蜘蛛”てので回天が作られたってことみたいだ。」うむうむ、かいつまんで共有。「第一号株は五本作成のみ。第二号株は不全をおこして、それ以上は作られなかった…とあるぞ。」敷島さんをみた。
敷島 左甚(のぎ)
「”人間式回天”。その第一号株が埋め込まれた人間は、死を迎えた瞬間に蘇る。」
「生命活動を停止したヒト細胞が、”人間式回天”に成り代わるのだ。」
敷島 左甚(のぎ)
「傷は急速に癒え、血が巡り、脈動が始まる。
それは帝国軍の窮地に活路を見出す、期待されるべき不死の兵隊の研究だった。」
敷島 左甚(のぎ)
「…それを読んだなら知っただろう。」
敷島 左甚(のぎ)
「被験体ん号。護国の礎の為に実験に志願したのが私だ。」
片喰 オリザ(コトナ)
「その5本っていうのが、もしかして」ここにいる5人を見た。「私たちに使われたのか?」
猪原 牡丹(ミナカミ)
資料も覗いてみて首も体も横に傾いてきて諦めた 「よくこんなもん読めるなあ……」
片喰 オリザ(コトナ)
「オリザは仕事でこういうのも読むからな!」フフンしつつ
杙 玉置(語)
「……。今のところ、こっちの調査の範疇内のお話で、異論はないです」「……死なないものを根絶、というのは…」どうするんだろう
KP(のぎ)
ん号が作成された後に5本作成されているので敷島は含まれません
猪原 牡丹(ミナカミ)
ハッ 「根絶ってことは、漣もオレらも抹殺するとか……!?」
片喰 オリザ(コトナ)
「…いや、そうか。ん号が敷島さんなら、あと一本あるのだな。」「……」「ならばそれは、きっと鮫島が持っているのだろう」そう予想を言った。
敷島 左甚(のぎ)
「いいや、違う。本来ならば作成された5本を処分するのが目的だった」全員を見渡し溜息をつく「…使用される前のな」
敷島 左甚(のぎ)
「全てを捧げるつもりだった。由縁も知らぬ神の子をこの身も窶したとしてもだ。」
杙 玉置(語)
「……。敷島さんはここに誰か来たのかどうか調べたいって言ってたから…本当に持ち出されているかどうか、他の部屋も見て見ようよ」鮫島…なのかい?
敷島 左甚(のぎ)
「__だが、それは間違いだった。魂の監禁という神の子の封術は、完全ではなかったのだ。」
敷島 左甚(のぎ)
「…貴様らも身に宿してしまっているのであれば…聞いていてほしい」▽
敷島 左甚(のぎ)
「もちろんこれから残りの人間式回天を探しに行く。おそらく別室だと思うが」杙さんに
杙 玉置(語)
頷いて、黙って聞いている(相槌)
敷島 左甚(のぎ)
「”人間式回天”の細胞を宿してから、確かに不死身を得た。」
「だが、代償は大きかったのだ。この細胞は”不死身”であって”不死”でない。」▽
敷島 左甚(のぎ)
「一度死を迎える毎に、肉体は悉く変質をしていった。…見ればわかるとおりだ。」
KP(のぎ)
彼は包帯をずり下げ、自身の不気味なまでに白くひび割れた肌を見せつけた。
そして、真赤なルビーの鉱石が解け落ちるように血涙が溢れ出すのであった。
敷島 左甚(のぎ)
「死を重ねるほど、あの得体の知れない不浄の神に何度も干渉をされる機会も増えていった。」▽
敷島 左甚(のぎ)
「___この血を広げよ、と。我が子を振り撒け、と。精神が徐々に蝕まれ、擦り減っていく感覚。」
「この血涙は、侵蝕に抵抗するたびに溢れるものだ。」
敷島 左甚(のぎ)
「おそらく…」漣を見る「貴様もそうなのであろう」▽
敷島 左甚(のぎ)
「私は、やっと己の過ちを理解した。
我々が開発したのは日ノ本を拓く兵器などではない。」▽
敷島 左甚(のぎ)
「暗澹たる惨劇を撒き散らす神の呪いなのだ。」▽
敷島 左甚(のぎ)
「終戦も近かった。私は仲間に後を頼み、自身をかの神の迷宮へと幽閉した。」
「この厄災が世に広まぬようにだ。」▽
敷島 左甚(のぎ)
「…しかし、目覚めさせられてしまった。
愚かな”国家の連中”によって現代にだ。」▽
敷島 左甚(のぎ)
「勿論郎党切り捨ててやったが、私はこの”人間式回天”という禁忌が再び研究されて始めている事を知った。おそらく杙が先程言っていた病院での資料がそれだろう」▽
敷島 左甚(のぎ)
「私は、それを止めるために行動している。
現国家を追跡する過程で、貴様らを知り、その身の内に一物ありと助けに入った。」
「それが今貴様らに同行している理由だ」
杙 玉置(語)
「なるほど…」呟いている。今のところ玉置から疑問はない。他の部屋も見て見ないと分からないことが多いな…と思っている
片喰 オリザ(コトナ)
うんうん……、頷いて、敷島の言葉を聞いていた。「じゃあ、これは個人的な質問なのだが」▽
片喰 オリザ(コトナ)
「敷島さんは、他に仲間はいなかったか?あと2人…、大人で。回天のことを知っているような人物だ。」と尋ねた。
猪原 牡丹(ミナカミ)
ふんふんと話を聞いていた 「なんにせよ、敷島さんが味方ってのは頼もしいよ。オレらだけじゃ包囲された時に詰んでたからな」
敷島 左甚(のぎ)
「いや?私は単独で行動している。」
片喰 オリザ(コトナ)
「そうか……いや、いいのだ。気にしないでくれ」と答えて、次の部屋に行こうと頷いた。
杙 玉置(語)
オリザちゃん何か知ってそうだなぁ、と思っているが黙って背中を見ている
霧島 漣(のぎ)
敷島の話を聞き、自分の身体の罅に指を這わせていた
猪原 牡丹(ミナカミ)
「とりあえず、他の部屋見てみる?」 と言いながら次の部屋に突入していく
KP(のぎ)
「研究室」「立入禁止の部屋」そして最奥の部屋が残っていますね
杙 玉置(語)
「あ、牡丹ちゃんまってまって」と言いながらついていく。研究室っすかね!
猪原 牡丹(ミナカミ)
研究室でいい?
片喰 オリザ(コトナ)
そうしよう!
KP(のぎ)
では研究室